【Fate/Apocrypha】赤のバーサーカーこと『スパルタクス』は史実ではどんな人物だったのか?

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TVアニメ「Fate/Apocrypha」第4話の次回予告より引用

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現在(2017年8月4日)放映中のFate/Apocrypha。

 

感想記事は書いてませんが、毎週かかさず見てFateにも興味がわいてきました。

 

グラブルとダンメモやっているのでFGOまで手を伸ばすことはできませんが。

 

今回から「Fate/Apocryphaに出てくる英霊たちが史実ではどんな人物であったか?」を書いていくことにします。

 

1回目は赤のバーサーカーであるスパルタクスから。

 

Fate/Apocryphaの中で異彩を放っているスパルタクス。

史実ではどんな人物だったのでしょうか?

 

他英霊たちの記事はこちらから。

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剣士奴隷として興行に回る日々

 

出自に関してはいろいろな説がありますが、どの説でもローマとの戦いに敗れて奴隷階級に落とされたというのは共通しています。

 

そしてその後、奴隷となったスパルタクスは興行主に買われて剣闘士になります

剣闘士とは見世物として戦いをする職業であり、当然負ければ死が待っている過酷なものです。

 

当時のローマでは市民でないものは人間とみなされていなかったようなので、仕方がないと言えば仕方がありませんが、当然剣闘士たちには不満が溜まっていきます。

 

そしてその不満が抑えられなくなった時、興行主に対する反乱が起こることになるのです。

 

反乱軍はスパルタクスを指導者に選出するとスパルタクスに指揮の下、ローマから派遣される正規軍を何度も撃破します。

 

スパルタクス率いる奴隷たちの成功は長続きせず

 

ローマに勝てば当然ローマに反感を持つ人々が集まってくることになり、最盛期には、反乱軍の数は数万人に到達。

南イタリアの都市を丸ごと占領できるくらいの規模まで膨れ上がります。

 

だた数が多くなれば意見の相違も出てくることになり、意見が異なる人々はスパルタクスの下を離れて独自行動を取るようになります。

 

これはローマ軍に各個撃破の機会を与えることになり、反乱軍はだんだん数を失っていくことに。

 

追い詰められたスパルタクスはシチリア島に渡ることを計画しますが、付近の海賊の裏切りにあい、計画はとん挫。

 

その間にもローマ軍は反乱軍を包囲し、兵糧戦に持ち込んで反乱軍の弱体化を狙います。

 

このままではじり貧。

迷ったスパルタクスはローマの増援が来る前に包囲網の突破を狙い、残った戦力を糾合して包囲網を食い破ろうとして失敗します。

 

しかしこの時、ローマ軍に少なくない損害を与えたことからスパルタクスは配下からの突き上げを受けてローマ軍に再び戦いを挑むことになります。

 

中途半端に勝ったことで士気が上がってしまい、スパルタクスもどうしよもなくなってしまったのです。

 

現在の戦力差では最終的な勝利なんて無理。

それがわかっているスパルタクスですがここに至っては仕方ありません。

負ける覚悟でローマ軍に戦いを挑みます。

 

剣闘士としてならしたスパルタクスはローマ軍の総大将たるクラッススめがけて突撃しますが、ローマ軍の防御陣を阻まれ、どんどん傷を受けていきます。

 

これってさながら4話の冒頭のシーンを彷彿とさせますわ。

 

そしてスパルタクスは絶命。

ここにスパルタクスの乱と呼ばれる奴隷たちの反乱は終わりました。

 

生き残った者はことごとく処刑されてローマでは2度と奴隷による反乱は起こりませんでした。

 

 

ちなみにスパルタクスを打ち破ったクラッスス。

高校で世界史ならった人なら知ってると思いますが、この人はカエサルやポンペイウスと共に第1回三頭政治をやって人です。

他の2人に比べると影が薄いですが。

 

スパルタクスの史実を学んで

 

史実のスパルタクスは視野が広く物事をしっかりと考える人物だったようで、Fate/Apocryphaのスパルタクスとはエライ違いですわ。

 

創作だからいいのでしょうけど、史実のスパルタクスは全然違うタイプの人物だったと覚えておいてください。