【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第13話~第24話(最終話)の感想

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ソーマ達とセントラルの戦いを描いたソーマ第3期後半クールの感想記事です。

ほぼ原作通りの展開ですが、原作のおかしな点や流れの悪い点を改良し、スッキリと見やすくなってます。

 

毎クール思いますが、ソーマはアニメ制作スタッフに恵まれましたね。

そうでなければ3期まで続きませんから(最終的には5期まで続きますけど)。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(3期)前半クールの感想記事はこちらから。

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(第3期)第1話~第12話の感想

 

 

 

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  1. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第13話の感想 「自由な皿を守るためにえりな様が立ちあがる」
    1. 進級試験前にお通夜状態
    2. 鶏卵の天ぷら丼でえりなにリベンジ
    3. 自由な皿を守るためにえりなが決起す
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第13話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第13話のまとめ三行
  2. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話「遠月列車は行く」の感想 「えりなのスパルタ講義が創真たちを救う?」
    1. 知識を得るために反逆者たちはえりなのスパルタ講義を受講する
    2. 進級試験は茶番?本音は反逆者たちの掃討のようです
    3. 列車篇という名前の由来
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第14話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第14話のまとめ三行
  3. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話「立ち上がる女騎士(ジャンヌダルク)」の感想 「えりなさまの特訓のおかげで2次試験突破!そして第3次試験は?」
    1. 反逆者たちに材料を与えない作戦
    2. 反逆者たちが札幌の街を満喫
    3. 第3次試験で創真の前に立ちはだかるのは?
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第15話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第15話のまとめ三行
  4. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第16話「リベンジ・マッチ」の感想 「熊肉勝負でまた不利な戦いを強いられる?」
    1. 創真と葉山の煽り合戦
    2. 創真に手を貸す久我先輩の思惑
    3. やはりスパイスは葉山の独壇場?
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第16話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第16話のまとめ三行
  5. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第17話「旨味の綱渡り」の感想 「葉山がえりなパパに屈した理由」
    1. 葉山がセントラルに降った理由
    2. 審査員大丈夫?
    3. 先行は負けフラグじゃね?
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第17話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第17話のまとめ三行
  6. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話の感想 「創真と葉山の熊肉勝負が決着!そして秘書子たちはどうなった?」
    1. 葉山の料理の方が上
    2. 実質的な先攻後攻が入れ替わった
    3. 皿への執念と誰のために作るのか?という気持ち
    4. 創真以外退学決定?
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第18話を視聴し終わって
    6. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第18話のまとめ三行
  7. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話「宣戦布告」の感想 「連隊食戟で権力奪取」
    1. 田所とタクミの結果は?
    2. 遠月の権力奪取して退学を消し去ればいい
    3. 城一郎そのものを掛けの対象に
    4. 喋る野禁止の模擬戦は大変
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第19話を視聴し終わって
    6. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第19話のまとめ三行
  8. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話「えりなの研鑽」の感想 「えりなの反逆でパパは内心焦ってるかも?」
    1. Aパート:模擬戦で試行錯誤
      1. 叡山先輩は弄られ役
      2. リーダーの意図を察した後は自分なりのアドリブを入れる
    2. Bパート:えりな反逆からのリーダー就任
      1. 模擬戦の目的達成
      2. えりなが反逆し、えりなパパは内心焦る?
    3. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第20話を視聴し終わって
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第20話のまとめ三行
  9. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話「荒野を拓す者」の感想 「過度の期待とプレッシャーが過去の城一郎を潰した?」
    1. Aパート:城一郎無双の影で
      1. 修羅の誕生
    2. Bパート:期待とプレッシャーが城一郎を追いやる
    3. Cパート:えりなパパが料理界を変えたい理由は本当に城一郎のためだった
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第21話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第21話のまとめ三行
  10. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第22話「決戦の地へ」の感想 「連隊食戟が始まり、創真は寧々パイセンを動揺させる」
    1. 決戦の地礼文島に到着!!そして退学者の処遇は?
      1. 学園のアイドル麗ちゃんが再登場(洗脳済み)
    2. 創真の相手は寧々先輩に決まり、次はテーマだが…
      1. 創真のクジ運が寧々先輩を辱める
      2. 創真が作るのはカップ焼きそば?
    3. 一色先輩が本気だす
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第22話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第22話のまとめ三行
  11. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話「極星寮を背負って」の感想 「極星寮産の食材を使って一色先輩がその実力を見せつける!!」
    1. 一色先輩と寧々先輩は幼馴染
    2. 今回の審査員は星を付ける人達
    3. 極星寮産の食材で一色先輩が格の違いを見せつける
    4. 一色先輩の予言に寧々先輩大ショック?
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第23話を視聴し終わって
    6. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第23話のまとめ三行
  12. 【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話(最終話)「強者の由縁」の感想 「臨機応変の対応ができた者が勝者に」
    1. 寧々先輩のそばは食べたことさえ記憶に残さないくらいの美味しさ
    2. 会場の気温まで考えて臨機応変に料理を考えた創真
    3. えりなさまがデレたけど肝心の創真がいない
    4. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第24話を視聴し終わって
    5. 食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第24話のまとめ三行

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第13話の感想 「自由な皿を守るためにえりな様が立ちあがる」

感想(ネタバレあり)

 

3か月ぶりにソーマが再開です。

 

第12話では創真と城一郎の関係をえりなが知ったところで終わりましたね。

 

一番敬愛する人の息子が一番嫌っている相手だったなんて、えりなでなくても大混乱になりますよ。

 

でもこれでえりなはさらに創真を意識するようになるでしょう。

 

二人の仲がどう進展するか興味がありますが、その前に創真たち極星寮の寮生たちには大きな壁が立ちはだかることになります。

 

 

 

進級試験前にお通夜状態

学内放送を通じて進級試験実施の連絡を行う司先輩。

第1席だからこんなこともしなければいけないのでしょうね。

意外と雑務で大事な時間を取られそうな感じですわ。

 

さてその進級試験の話を聞いて一気にお通夜状態となる創真を除く極星寮の面々。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第13話より引用

 

そりゃあそうです。

去年までの進級試験と違い、今年の試験はセントラルが取りしきるため、大量留年即退学という事態はほぼないでしょう。

 

司先輩も学んだことを実践すれば大丈夫と言ってましたし。

 

でもそれはセントラルに反逆する極星寮の面々には当てはまりません。

 

自分達のやりかたにケチつけるような奴らを塩を送るようなことする訳ありませんから。

 

今更ながらセントラルに逆らったことの恐ろしさを身に染みる面々。

田所なんかは退学になることを覚悟し手紙書き始めたし。

 

何か不都合が起きるとするに意気消沈するところが極星寮(創真と一色を除く)の悪いところです。

 

鶏卵の天ぷら丼でえりなにリベンジ

創真の部屋に1人でやってくるえりな。

 

創真と城一郎が親子であったことを知り、創真にいろいろと話すことがあるようです。

 

でも誤魔化すために司先輩との食戟でえりなが創真に票を入れなかったことの弁明(?)を始めるなんて素直ではありませんねえ。

 

そしてようやく本題へ。

「城一郎の料理に感動したこと、えりなパパの理念を全面的に否定できないこと、自分にとって料理とは何だったのかわからなくなった」と。

 

えりながそんな苦悩を創真の前で吐露するなんて少し前ならば考えられませんでしたね。

 

いろいろなことがあって素直にならなくてはいけないとえりな自身自覚したのでしょうか。

 

そしてこんなことを吐露できるくらい創真を信用するようになったのでしょうね。

 

 

えりなの話を聞き終わると創真は料理を作り始めます。

 

もう1回幸平の料理(城一郎から叩き込まれた技術で作る料理)をえりなに食べさせるために。

 

アドバイスするより料理を食べて悟ることもある。

そんなところなんでしょう。

 

創真はえりなに入学式の時のリベンジする絶好の機会だと思ってそうだけど。

 

創真が作ったのは鶏卵の天ぷら丼。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第13話より引用

 

それを食べるえりな。

素直になったえりなは当然味にも正直になってます。

 

そして…。

 

特大のお肌けキタ――(゚∀゚)――!!

 

お肌けの部分は是非アニメを視聴してご確認ください。

 

 

正解1つしか知らない奴はもっと凄いものにたどり着けない気がする。

 

そんな風にえりなへ話す創真。

 

そして

「行きつく先が決まっていたら楽しくない」

とも。

 

同じことを城一郎も言っていた。

それを思い出したえりなは天ぷら丼を平らげてしまいます。

 

自分が目指す道も思い出したえりな。

もう迷いはないようです。

 

一方創真はえりなに料理の感想を求めます。

 

だってこれは大事なリベンジの機会。

えりなの口から「美味しかった」の言葉を貰わなければリベンジ成功になりませんから。

 

でもそんな創真の気持ちを察しないえりなはいろいろと創真に指図を始めます。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第13話より引用

 

うん、こうなると思ったわ。

 

 

 

自由な皿を守るためにえりなが決起す

翌朝、全員が極星寮の前に集められます。

そして寮生の前で演説を始めるえりな。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第13話より引用

 

もう少し前のショボくれたえりなではありません。

メモを持ちながら喋ってますが、自分で喋ることを書き出したのでしょうね。

案外こういうところはしっかりしてますわ。

 

 

えりなは演説で極星寮の面々を弄ります。

極星寮で寮生たちの料理を食べていくら叱ったかはわからないと。

 

でも寮生たちの皿は自由だった

 

しかし諦めの境地に入った現状では力を発揮するまでもなく進級できないと。

 

もしまだ進級したいという気持ちがあるなら神の舌にかけて全力でサポートすると

 

昔のえりなだったら絶対に言わない言葉。

極星寮での生活とソーマのおかげでちょっとだけえりなも変わったようです。

 

こんなことを言われたら当然寮生たちもやる気回復。

 

本来ならば創真がやりそうなことをえりなが全部持っていた感じもしますが、結果オーライですね。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第13話を視聴し終わって

今回はここで終了です。

今回のエピソードはショボくれていたえりなが復活する大事なエピソード。

 

どれくらいしっかりと作られるか心配だったのですけど、そこは安心のソーマ制作陣。

 

十分過ぎるクオリティで仕上げてきましたね。

これだけのもん作られたら3か月のお預けなんて気になりませんわ。

 

次回から進級試験が始まります。

 

そこでなぜこの3期後半クールが遠月列車篇と名付けられたのか明らかになるかも。

 

次回も楽しみです。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第13話のまとめ三行

  • 反逆者の進級は絶望的
  • 鶏卵の天ぷら丼でえりなにリベンジ成功
  • えりながスパルタ先生に

 

 

 

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【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話「遠月列車は行く」の感想 「えりなのスパルタ講義が創真たちを救う?」

感想(ネタバレあり)

 

自由の皿を守るため、極星寮の寮生たちを奮い立たせる演説を行ったえりな。

 

強いえりな様がようやく復活ですね。

 

か弱そうなえりなも悪くありませんが、えりなはやっぱり気高く凛々しい姿が一番だと思います。

 

今回はその凛々しいえりなを見ることができて幸せでしたわ。

 

 

 

知識を得るために反逆者たちはえりなのスパルタ講義を受講する

 

やる気満々のえりなさま。

 

早速極星寮の面々のために試験対策講座を開講します。

 

そしてえりなさまはこの格好に。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話より引用

 

えりなの中では「教える=女教師」というイメージが確立しているのでしょうね。

 

この女教師バージョンのえりなって物凄く人気あるのですよ。

これをフィギュア化したら結構売れるかも。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話より引用

 

 

秘書子を助手にして試験地である北海道の知識を教えるえりな。

 

極星寮に偶々やってきたニクミやアルディーニ兄弟も強制的に参加させてどんどん知識を習得させていきます。

 

ニクミは元々えりなの手下だった人間。

第1期で創真に食戟で破れ、えりなが見放したのですが、そのニクミに対しても講義を受けるように言うなんて。

本当にえりなって変わりましたね。

 

 

強制的に講義を受ける面々。

でも知識を吸収して試験に役立つのでしょうかねえ。

 

試験が筆記試験だったら意味あると思うけど、遠月学園は料理学校だから試験は実地試験なんですよねえ。

 

たぶん極星寮の面々もそう思っているはず。

 

でもこの時に得た知識が進級試験の1次で早くも役立つのですよ。

 

まさに知識は身を助けるですわ。

 

進級試験は茶番?本音は反逆者たちの掃討のようです

北海道に到着した遠月の1年たち。

早速ホテルで進級試験の1次を受けることに。

 

進級試験の1次はグループに分かれて調理をするようです。

 

でもここで早くも胸糞な展開に。

 

試験のテーマは鮭料理。

まあこれはいいのですけど、問題はその先。

 

セントラルに尻尾を振る生徒はえりなパパが教えた料理を再現できれば合格させると試験官の婆さんが言い放ったのです。

 

さらに料理に使う鮭に関して、創真たちだけ品質が悪いものを割り当てるという徹底ぶり。

 

ソーマたち反セントラルの生徒を落としたいのミエミエ。

 

実際問題、こんな露骨なことをしたら、すぐにSNSに書き込まれて大炎上不可避ですけどね。

 

 

さあ、絶体絶命。

どうする創真?

と言いたいところですがこれぐらいでへこたれる創真たちではありません。

 

創真たちは持っている知識を総動員して材料として「トキシラズ」を調達。

 

スパルタ講義で得た知識もこんなに早く役立つなんて。

えりなさまさまですわ。

 

そしてわずかな時間で調理。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話より引用

 

 

ソーマたちのグループは創真、田所、吉野、アリス、黒木場というメンバー。

吉野以外秋の選抜本戦に残った精鋭ばかり。

それなりの材料を調達できたら料理の味なんて言う必要ありません。

 

料理の美味しさに試験官の婆さんも抗うことができず、創真たちは無事1次試験突破となります。

 

試験官の婆さん、下手に小細工せず、料理を食べた時に美味しくないと言って不合格にすればいいのにと思わずにはいられません。

 

この世界の料理人って美味しいものを食べたらそれに抗うことができないのでしょうかねえ。

 

ああ、第1期の2話でえりなだけは抗って創真の料理を美味しくないって言ってましたわ。

 

 

列車篇という名前の由来

ソーマの第3期後半が列車篇と名付けられた理由。

それはこの進級試験の間、列車で移動するからです。

 

そしてこれが遠月学園が誇る寝台列車月影。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話より引用

 

 

観光列車系以外の寝台列車がどんどん廃止される中、学園でこれだけの列車を維持するなんて。

ホントこの学園の財力は狂ってますわ。

 

反セントラル側には優雅な列車の旅を楽しむ余裕はありません。

補修講義が行われるようで秘書子は教える気満々です。

 

列車が次の目的に向かう中、自室でくつろぐえりなの元に、イサミ、涼子、そして田所が訪問。

えりなを気遣っているのがバレバレ。

 

そして最後にやってくるソーマ。

ソーマは「みんな感謝しているのでえりなに気遣っている」と伝えます。

 

つまりソーマもえりなに感謝しているからえりなの元を訪れたのですね。

 

ソーマも素直ではありませんねえ。

 

二人で過ごす時間。

どう見ても主人公とメインヒロインの構図。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第14話より引用

 

第3期後半になってようやく、本来あるべき本作の姿になった気がします。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第14話を視聴し終わって

今回はここで終了。

 

原作でも屈指の名場面である女教師のえりな様を見れてホント幸せですわ。

 

その一方原作屈指の胸糞場面である進級試験の1次。

 

原作読むといつも嫌な気分になるところですが、テンポよく描くことで原作よりも胸糞感が減り、良かったです。

 

是非胸糞その2である進級試験の2次もテンポよく流して欲しいですわ。

 

次回のタイトルは「立ち上がる女騎士(ジャンヌダルク)」。

次回も楽しみです。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第14話のまとめ三行

  • えりな様の地獄の特訓
  • 茶番な進級試験
  • 列車で次の試験会場へ

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話「立ち上がる女騎士(ジャンヌダルク)」の感想 「えりなさまの特訓のおかげで2次試験突破!そして第3次試験は?」

感想(ネタバレあり)

 

進級試験の第1次を見事合格した創真をはじめとする反セントラルの生徒たち。

 

しかしセントラルの妨害はまだまだ続きます。

 

創真たちは今回、どんな嫌がらせを受け、どうやってそれを跳ねのけるのでしょうか?

この手の展開は早く終わって欲しいですがまだしばらく続きます。

 

 

 

 

反逆者たちに材料を与えない作戦

他の生徒より劣る食材で料理を作らせようとした第1次試験。

 

それが失敗したので第2次試験では「食材自体を与えない作戦」で反セントラルの生徒を落とそうと画策します。

 

ホントに遠月の講師ってセコイですねえ。

つ~か、味なんて主観なんだから美味しくてもまずいと自分の舌を偽り、不合格にすればすべて収まるのに。

 

料理人として自分の舌には嘘をつきたくないのでしょう。

 

さて食材(麺)がなく、料理が作ることができない創真たち。

 

外は大吹雪で買い出しも無理。

今度こそ万事休すかと思ったら、ここで役立つえりなさまの特別講座で得た知識。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話より引用

 

 

 

その知識を使って作ったのがこちら。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話より引用

 

 

豪雪うどん。

もう見た目から旨そう。

 

一口食べた試験官の講師はお肌け状態。

 

 

見事に創真たちは2次試験突破です。

 

 

反セントラルの生徒たちはえりなさまに足を向けて眠れませんね。

 

最終的には自分達の腕で試験を突破したのですけど、えりなの特別講座を受講しなければジャガイモを麺に加工するというアイデアは浮かばなかったでしょうから。

 

そういう点からもえりなをジャンヌダルクと例えた今回のタイトルはよく考えられていますわ。

 

 

反逆者たちが札幌の街を満喫

全員で2次試験を突破した反セントラルの生徒たち。

 

時間があるということでみんなで札幌の街を散策することに。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話より引用

 

好きなところに行くためいくつかのグループに分かれることになり、えりな、田所、イサミ、ニクミが一緒のグループになります。

 

そこでえりなはニクミから自分に対する想いを聴くことに。

 

 

第1期で創真との食戟に負けたニクミを切り捨てたえりな。

 

それなのにニクミはまだえりなことをこんなに想っていたとは。

 

ニクミ良い子ですねえ。

もう創真もニクミを選べよと言いたくなりますが、たぶんニクミルートはないでしょうねえ。

 

ソーマも冴えカノみたいに外伝で本編とは別ヒロインがメインとなる話作ってくれたらいいのに。

 

 

第3次試験で創真の前に立ちはだかるのは?

札幌の街を満喫した創真たち。

でもなぜか創真、タクミ、えりな、田所の4人以外誰もいない。

 

実はここでルートが分岐したのです。

列車の中でそれを創真たちに伝える竜胆先輩。

 

反セントラルの生徒たちの3次試験、それは十傑とのガチ勝負になったみたいです。

 

ということは創真たちの相手はここにいる竜胆先輩ってこと?さすがに十傑第二席の竜胆先輩相手だとヤバいんじゃね?

 

と思ったらどうやら別の相手らしいです。

 

 

試験会場に着いた創真たちの前に出てきたのはこの男。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第15話より引用

 

誰?

と言いたくなるくらい雰囲気が変わった葉山。

まさか葉山が第3次試験の相手?

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第15話を視聴し終わって

今回はここで終了。

第3次試験の相手がまさか葉山になるとは。

 

学園祭編にはしっかり出ていた葉山。

セントラル編に入ったら全く登場しなくなってましたからね。

 

その辺からこのシナリオを予想した人は結構多かったことでしょう。

 

相手が葉山とわかった創真は一体どういう態度で葉山に接するのでしょうか?

 

次回のタイトルは「リベンジ・マッチ」。

 

秋の選抜決勝(アニメ第2期)で葉山に負けた創真がその雪辱を晴らそうと頑張ることになりそうですね。

次回も楽しみです。

 

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第15話のまとめ三行

  • えりなの特訓のおかげで2次試験突破
  • 札幌の街でニクミの想いを知るえりな
  • 3次試験の相手は新十傑のあの男

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第16話「リベンジ・マッチ」の感想 「熊肉勝負でまた不利な戦いを強いられる?」

感想(ネタバレあり)

 

進級試験の3次試験は遠月十傑とのガチ勝負。

ただし反セントラルの生徒限定ですけど。

 

そして創真の相手になるのは十傑の1人になった葉山。

 

どうして葉山が十傑となって創真の前に立ちはだかることになったのでしょうか?

 

 

創真と葉山の煽り合戦

創真たちの前に現れた葉山。

創真は聞きたいことでいっぱいです。

 

どうしてセントラルの軍門に下ったのか?

汐見ゼミはどうなったのか?

など。

 

葉山も一応答えてくれましたが何か隠している様子。

 

あれだけ汐見ゼミに拘っていたのですから何かあったのは確実でしょう。

 

一方葉山は創真が極星寮を守るために頑張っていることを非難します。

 

随分志が低くなったな」と。

 

でもこれって裏を返せば極星寮を守っている創真に対するヤッカミに聞こえてきます。

何か理由があるにしろ、葉山は汐見ゼミ守れなかったのですから。

 

話してもこれでは無駄な感じがしてきました。

 

そんな時、二人の前に堂島シェフが現れます。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第16話より引用

 

この堂島シェフが今回の進級試験の見届け人のようです。

 

そして堂島シェフから進級試験に使う食材が発表されます。

 

 

今回の食材は「熊肉」。

北海道らしいチョイスですが、下処理、つまり臭み消しに苦労しそうな食材ですね。

 

 

創真に手を貸す久我先輩の思惑

早速熊肉を使って試作を始める創真。

しかし開始早々壁にぶつかってしまいます。

 

それは臭み。

熊肉には獣独特の臭みがあり、それを処理しないことには料理云々ではないのです。

 

創真はここで気付きます。

臭み消しはスパイスが大事。

スパイスは葉山の独壇場。

あ、これかなり不利じゃね?と。

 

頭を抱える創真。

そこに予想外の人物が現れます。

現れたのは久我先輩と中華研の部員たち。

 

何と久我先輩一党は創真に助力することを申し出ます。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第16話より引用

 

 

もちろんタダではありません。

久我先輩の条件は創真が葉山に食戟を挑むこと。

 

久我先輩は十傑復帰を狙っているらしく、現十傑の九席である葉山を創真に駆逐させ、その上で創真を潰して自分が十傑に返り咲くつもりのようです。

 

え?

結局創真を踏み台にするつもりじゃん。

 

でも今はそんなことを言っている場合ではありません。

 

久我先輩の申し出を受諾する創真。

協力を得ながら試作再開です。

 

久我先輩が協力してくれるおかげで味見をやってもらえるし、久我先輩の人脈を生かして山で熊の生態を観察して臭み消しのアイデアが生まれたりして創真にはプラスばかり。

 

これでいい勝負ができそう。

そう一瞬思いましたが。

 

 

やはりスパイスは葉山の独壇場?

 

セントラルが用意した最新機器と人員を使わず、自分でスパイスの調合を終えた葉山。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第16話より引用

 

創真の手について微かな香りで創真が五味子であることを瞬時に言い当てます。

 

やはりスパイス分野では創真の一歩も二歩も前を進んでいますね。

 

光明が見えたと思ったら奈落の底に落とされる。

 

王道な展開ですが見ていたストレスが溜まりますわ。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第16話を視聴し終わって

今回はここで終了。

 

モヤモヤが溜まってイマイチ楽しめなかったです。

 

創真が葉山を倒し、この鬱憤を晴らして欲しいですわ。

 

 

 

あとタクミと田所は竜胆先輩と進級試験で対決することになります。

 

タクミと田所がどうなるかも原作未読組の方は気になっているでしょうけど、こっちはあんまり心配する必要はないとだけ書いておきます。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第16話のまとめ三行

  • 熊肉勝負で圧倒的に不利
  • 久我先輩が助っ人にやってきた
  • スパイスでは葉山に敵わない?

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第17話「旨味の綱渡り」の感想 「葉山がえりなパパに屈した理由」

感想(ネタバレあり)

 

五味子を使うことで熊肉攻略の突破口を見つけた創真。

さあ反撃開始…と思ったら、スパイスに関しては葉山に一日の長があるようです。

 

今回はいよいよ本番。

創真は葉山に勝つことができるのでしょうか?

 

葉山がセントラルに降った理由

久我先輩と風呂にやってきた創真。

しかしそこには先客が。

 

先に風呂に入っていたのは堂島シェフ。

相変わらず凄い体ですわ。

 

どうやったらあんなデューク・東郷みたいな体になるのでしょうか?

つ~か、シェフにそこまで筋肉いらないだろ。

 

創真は堂島シェフに葉山がセントラルの軍門に降った理由を聞いてみます。

 

堂島シェフは中立の人間。

葉山の事情なんて知る訳ないだろと思ったら知ってるのかよ。

さすが漫画原作の作品。

ご都合主義は朝飯前ですわ。

 

堂島シェフ曰く、葉山も最初はセントラルに反抗的だったそう。

 

しかしえりなパパが汐見ゼミの提携先に圧力を掛けまくって、汐見ゼミの収入源を断ってしまったのです。

 

 

極星寮と違い汐見ゼミは研究が第一。

研究にはお金が掛かります。

 

そのお金の供給源を絶たれたら研究の続行ができません。

 

えりなパパの軍門に降ったら、汐見ゼミは解体するけど、潮見教授と一緒に研究は続けさせてやる。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第17話より引用

 

えりなパパの飴と鞭に見事に篭絡されてしまった葉山。

まあ、飴と鞭とわかっていても葉山にはその飴にすがるしか方法がありませんでしたからね。

 

だからこそ葉山は、呑気に反セントラルを貫く創真に嫉妬のようなもんを感じてるのかもしれません。

 

堂島シェフから話を聞くと創真は体をよく拭かないまま、葉山を探します。

「そんなことすれば風邪引くぞ」と思わずにはいられませんが、創真は葉山に話す必要があるみたいです。

 

建物の屋上で葉山を見つける創真。

 

創真は葉山に怒ります。

 

せっかく純粋に秋の選抜のリベンジマッチができると思っていたのに。

皿以外のことによそ見するなと。

 

さらに「自分の居場所を守る戦いすらできなかったヘタレに負ける訳ない」とも。

 

いやいや、流石にそれは言いすぎやろ。

極星寮と汐見ゼミでは立場や必要な資金が全然違うのだからそれを同格に見るのはあかん。

 

 

まあ、煽って相手に全力を出させるのが創真のいつもの手です。

 

変にいろいろ背負ってる葉山に全力を出させるためにあえて煽った様な感じも…。

創真がそこまで考える訳ないか。

 

 

 

審査員大丈夫?

 

とうとう3次試験当日。

創真以外の反セントラルの生徒も十傑と戦うようです。

 

原作ではほぼ1コマで片づけられた他の生徒たちの戦い。

アニメではもう少し描かれるのでしょうか?

 

創真以外の生徒たちがどういう結果になったかはOP見ればわかるようになっているのですけどね(ネタバレ)。

 

 

ここに来たら他の生徒の武運を祈るしかできません。

創真自身も葉山を倒すために会場へ向かいます。

 

 

会場に着いた創真。

そこに創真と葉山を値踏みする二人のロリっ子が。

 

この二人が今回の審査員のようです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第17話より引用

 

 

何でもアリスママに見出された人材だとか。

アニメ的にはどう見てもお肌け要員ですけど。

 

そしてこの二人に加えて審査をするのが、アリスパパです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第17話より引用

 

 

見た目は実直で公正な人物に見えますが、嫁さんと娘に檄アマなようです。

まさに創真が言った通りの親バカ&妻バカ。

 

大丈夫か薙切家?

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第17話より引用

 

調理を開始する二人。

葉山も創真も揚げ物にするみたいです。

 

揚げ物は素材の風味を閉じ込める料理であり、熊の風味を最大限生かすにはグッドなチョイスと言えます。

 

しかし熊の臭みを完全に消さないと、逆に臭みを閉じ込めることなり、自爆する恐れもあるのです。

 

葉山にしろ創真にしろ、危険を顧みずチャレンジしないと相手に勝てないと考えたのでしょうね。

 

ただ揚げ物と言っても葉山が作るのはフライドチキンならぬ「フライドクマ」。

創真が作るのが「メンチカツ」。

 

創真の方は前回かなりフラグを立てており、それをすべて回収して作り上げたという感じです。

 

 

先行は負けフラグじゃね?

先に料理を完成させたのは創真。

見た目は十分に美味しそうです。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿第17話より引用

 

でも大事なのは熊の臭みと味。

味が良くても熊の臭みが消えていなければすべて台無し。

 

まずはアリスパパがソースをつけず手づかみで一口。

 

そしてロリっ子たちも。

 

3人とも見事にお肌け。

 

あえて臭みの強い骨に近いところに肉を使い、他の部位と合わせることで熊の風味を最大限に生かし、五味子で臭みのコントロールに成功したようです。

 

今回のタイトル通り、「旨味の綱渡り」をやったのですね。

 

 

ところでこの実食の場面。

ロリっ子に一人に「脳が震える」と言わせてましたがやっぱりペテ公を意識したのでしょうか?

ペテ公の人がいますからねえ。

 

リゼロを知っている視聴者はあの部分で盛り上がったと思います。

 

 

 

さあ、次は葉山の番。

フライドクマの味はいかに?

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第17話を視聴し終わって

今回はここで終了。

創真の作ったメンチカツの評価は上々。

お肌けもありましたし「これは勝ったんじゃね?」と思いたいところですが、本作の場合、先行は負けるというジンクスがありますからね。

 

熊肉の場合、その風味を生かしさらに美味しくするにはスパイスの使い方が重要。

 

そしてスパイスに関しては葉山の方が創真より優れてますからねぇ。

 

でもそれは創真もわかっていること。

実は審査員が創真が作ったメンチカツを食べる時にあるヒントがあったのですけどね。

 

これは原作読んでいる人だけニヤリとするところ。

原作未読組はどんなどんでん返しがあるか次回を楽しみにしてください。

 

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第17話のまとめ三行

  • 潤を守るためセントラルへ降る
  • 審査員が個性的過ぎる
  • 先行は創真のメンチカツ

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話の感想 「創真と葉山の熊肉勝負が決着!そして秘書子たちはどうなった?」

感想(ネタバレあり)

 

熊肉を食材とする進級試験の第3次。

 

先に料理を完成させた創真は熊肉のメンチカツで3人の審査員を魅了し、お肌けさせるのに成功します。

 

しかし本作の場合、「先行は負けるというジンクス」があるのでお肌けさせたくらいでは安心できません。

 

葉山が作ったフライドベアに創真は勝てるのでしょうか?

 

 

葉山の料理の方が上

葉山のフライドベアを食べる審査員の3人。

 

はい、やっぱりお肌け来ました。

それだけでなく、アリスパパはハッキリと葉山のフライドベアの方が上と言い切ります。

 

ですよねえ。

この作品、後攻の方が勝率高いですから。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

 

 

いくら創真に主人公補正があっても簡単にひっくり返すことはできません。

 

 

実質的な先攻後攻が入れ替わった

創真、リベンジならず。

さらに退学決定。

 

あ~あ、これで番組終了かと思ったら、アリスパパがさっき葉山の料理の方が上と言ったのは揚げ物単体としての評価だったみたい。

 

今回の勝負は熊肉料理であり、揚げ物勝負ではありません。

 

そして熊肉料理の優劣を決めるためにはソースをつけた完成形で食べなければいけないのです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

 

丁度フライドベアを食べているので、まずはフライドベアに葉山の作ったソースをつけて食べる3人。

 

当然フライドベア単体を食べた時より美味しさが増します。

 

その結果、お肌けの亜種である「おはじけ」状態になる3人。

 

お肌けにも種類があるのかよ。

 

次は創真の作ったメンチカツの方。

 

お肌けの亜種である「おはじけ」まで出てしまったのです。

創真に勝ち目はない…と思う人はたぶん少ないでしょう。

 

だって実質的に先攻と後攻が入れ替わっているから。

 

これ以上の勝敗を分けるものはありません。

 

メンチカツにソースをつけて食べる3人。

そして…。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

 

「おはじけ」の上位互換である「おさずけ」キタ――(゚∀゚)――!!

もう何でもありやな。

 

皿への執念と誰のために作るのか?という気持ち

葉山からすれば信じられない状況でしょう。

 

でも仕方ありません。

前述したように実質的に先攻後攻が入れ替わった時点で勝敗が決したのです。

 

という冗談はともかく、結果を分けたのは皿への執念と誰のために料理を作ったのかということ。

 

創真はいつものように食べる人に喜んでもらうためどうすれば美味しくなるかを追求し、自分が納得するまで試行錯誤を繰り返しました。

 

それにつき合わされた中華研の人達はご愁傷さまでしたが。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

 

その結果、キハダハチミツにたどり着き、おさずけに繋がったです。

 

一方の葉山の頭にあったのは創真に勝つことだけ。

 

それが自分のため、汐見教授のためと信じ込んでいましたが独善的になっていたのですね。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

気付くのが遅すぎでしたが、これで葉山は正気に戻ったようです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第18話より引用

 

 

審査の結果は2対1。

 

創真がようやくリベンジ達成です。

 

創真以外退学決定?

Cパート。

創真の控室。

えりなパパの命令である創真を負かして退学させることに失敗した葉山。

セントラルに葉山の居場所はありません。

 

そこで創真は葉山と汐見教授を極星寮に誘います。

 

部屋はたくさん余っているし、汐見教授は極星寮のOGで勝手知ったる何とやらですからね。

 

そういう話をしている時に3次試験を終えたえりなが飛びこんできます。

 

それだけ創真の結果が気になっていたでしょう。

ヒロインはこうでなくては。

 

えりなの後に今度はえりなパパの側近がやってきます。

 

目的は2つ。

 

1つ目は創真に破れた葉山に退学を通告すること。

 

2つ目は他の会場の結果の報告です。

 

まあ、他の会場の結果は聞くまでもないでしょう。

 

言っちゃ悪いですが、葉山はたぶん現十傑の中では最弱の部類。

そんな葉山に対して創真でも苦戦したのです。

 

当然秘書子やアリスをはじめとする他の会場のメンバーが勝てる可能性は皆無。

 

予想通り、田所とタクミ以外は敗北、退学が決定してしまいました。

 

これで田所とタクミが竜胆先輩に勝てなければ創真は孤立無援?

 

さあ、田所とタクミの結果は?

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第18話を視聴し終わって

 

今回はここで終了。

わかっていたとはいえ、現実は厳しいですね。

 

次回のタイトルは「宣戦布告」。

この窮地を挽回する起死回生の策を創真が考え出します。

 

次回も楽しみですわ。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第18話のまとめ三行

  • 先攻後攻が入れ替わった
  • 皿への執念と誰のために作るかということが結果を分けた
  • 創真以外全滅状態?

 

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話「宣戦布告」の感想 「連隊食戟で権力奪取」

感想(ネタバレあり)

 

熊肉勝負で見事葉山を倒した創真。

 

しかし現実は厳しい。

秘書子やニクミなど他の会場で十傑と戦った反セントラル陣営は全敗し退学が決定してしまいます。

 

また竜胆先輩と戦ったはずの田所とタクミがどうなったか現状わかっていません。

田所とタクミは竜胆先輩に勝つことができたのでしょうか?

 

 

田所とタクミの結果は?

田所とタクミが心配で二人がいる控室に入るえりな。

 

そこでえりなが見たのは呆けている二人の姿。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

負けて呆然自失というよりは起こったことがイマイチわかっていない呆け方です。

 

実は竜胆先輩、ガチの料理勝負でなく「自分を唸らせる料理を二人が作れば合格させる」というルールにしたようです。

 

そして二人が竜胆先輩を唸らせる料理を作ることができたので合格したと。

 

創真や他の会場の反セントラルの生徒たちが死闘を演じていたのに、拍子抜けするようなこのゆる~い勝負。

 

そりゃあ合格という実感が沸かず呆けるのもわかりますわ。

 

でも創真と合わせて3人が3次試験合格。

 

下手すれば全滅の可能性だってあったのだからまだマシな結果となったと考えるべきでしょうね。

 

遠月の権力奪取して退学を消し去ればいい

3人が生き残っただけでもマシでしょうけど、えりなは大ショックだったようです。

 

自分が持てる知識を伝授したいわば自分の生徒がほぼ全滅状態なんですから教えてえりなも悔しさと共に申し訳なさでいっぱいなんでしょう。

 

 

その一方余裕というか他の仲間たちの敗北に全く動じない創真。

 

冷たいというか空気読めないというか。

 

でも実は創真は創真でしっかりと今後のことを考えていて、それが実現すれば万事OKなのでヘラヘラしていたのです。

 

創真の計画、それは「遠月の権力握って退学処分を撤回すること」。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

遠月の決定機関は十傑です。

だからその十傑の過半数を取れば、創真たちが遠月学園を運営権を握ったようなもの。

 

そこで十傑の決定として3次試験で敗北した反セントラル側の生徒の退学処分を撤回すればいい。

 

確かに言われてみれば、えりなパパがクーデター起こせたのも十傑の過半数以上の同意があったから。

 

だからえりなパパの意向に関係なく、十傑になれれば創真たちの思い通りにいくのです。

 

しかしこの計画にも問題点が二つあります。

 

一つ目は創真たちが十傑になるには現十傑を倒す必要があること。

 

そして二つ目は現十傑が地位を掛けた食戟に応じてくれるかわからないということ。

 

特に二つ目は厳しいんじゃね?

誰だって自分の権力を失うような戦いはしたくないので。

 

 

城一郎そのものを掛けの対象に

 

問題点だらけの創真の計画。

上手くいけばいいけど、その保証がない。

 

そして手をこまねいていれば秘書子たちがいなくなってしまう。

 

そう考えたえりなは丁度この会場に来ていたえりなパパと直談判することにします。

 

えりなパパに秘書子たちに寛大な処置を、要するに退学を再考して欲しいと頼むえりな。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

 

私が頼めばまだ芽があるかもしれない。

えりなはそんな風に考えたのかもしれません。

 

しかしえりなパパはえりなの頼みを完全無視。

まあそうなりますよね。

 

そしてここで出てくる本作の主人公。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

この場面、創真カッコいいです。

さすが主人公ってところでしょうか。

 

創真はさっきえりなたちに披露した自分の計画を実行に移すために、えりなパパに対して十傑の席を掛けた全面対決を提案します。

 

少し煽ればえりなパパは乗ってくる。

そう考えたのかもしれませんが、えりなパパは冷静でした。

 

十傑のイスと創真の退学では釣り合いが取れない。

それを理由にして創真の申し出を蹴るえりなパパ。

 

はい、これで創真の計画も水の泡…と思ったら、ある人物の登場で事態は急変します。

 

ある人物の正体は創真の父、城一郎。

 

えりなパパが執着する才波先輩その人です。

 

城一郎はえりなパパに連隊食戟を提案します。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

この提案だけなら創真が言ったこととほぼ一緒。

 

さすがにこの提案を蹴ろうとするえりなパパですが、城一郎のその後の言葉に考え方を変えます。

 

城一郎は連隊食戟で創真たちが負けたら自分がえりなパパの兵隊、つまりえりなパパの言うことを全部聞くと言ってきたのです。

 

えりなパパに取って大好きな才波先輩を思い通りにする絶好のチャンス。

 

えりなパパもこの提案を蹴ることはできません。

 

連隊食戟の提案を受け入れるえりなパパ。

 

何やかんやで創真の計画が実現する形に。

 

城一郎のアシストのおかげなので、創真は内心苦虫を噛み潰しているかもしれませんがね。

 

ただえりなパパ、勝手にこんなこと決めていいのですかね。

 

えりなパパの権力の源泉って前述した通り、十傑の過半数がえりなパパを支持しているから。

 

でも十傑の席を掛けた連隊食戟の申し出を勝手に受ければ十傑が反発して、下手をすればえりなパパを引きずり下ろす可能性だったあるかもしれないのに。

 

ストーリーがそんな風になったらもっと盛り上がったかもしれませんわ。

 

喋る野禁止の模擬戦は大変

連隊食戟をえりなパパに承知させることに成功しましたが、連隊食戟に勝てなければ意味がありません。

 

しかし現状、十傑に勝つのは至難の業です。

そこで城一郎は堂島シェフと共に創真たちを特訓を施すことにします。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第19話より引用

 

連隊食戟は基本1対1なんですが、他の仲間がサポートすることができる仕様、そのため個々の料理の腕と共にチームワークも大事になってくるのです。

 

そこでみんなで3対3の模擬戦をすることに。

 

城一郎と堂島シェフがリーダーとなって、TEAM堂島に田所とタクミ、TEAM才波に創真とえりなという編成。

 

えりなはまだえりなパパに逆らうことに恐怖感を持っているようですが、そんなことを言っている暇はありません。

秘書子たちを救うためには自分が連隊食戟で勝つしかないのですから。

 

 

模擬戦のルールは一切喋らないこと。

それじゃ意思伝達ができず、チームワークなんて生まれないんじゃ?と思ってました。

 

しかしTEAM堂島の方は堂島シェフの意図を組んで田所もタクミも喋らずサポートをしていくのに成功します。

 

一方のTEAM才波。

創真と城一郎は勝手に喋るわ、創真とえりなは筆談するわでルール無視を平気でやらかします。

 

そんな中、えりなは城一郎と堂島シェフが自分達を試しているのでは?ということの気付きますが。

 

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第19話を視聴し終わって

今回はここで終了。

最終決戦に向けた準備に入ってきました。

ただここから連隊食戟始まるまでが結構長いのですよね。

 

ストーリーを掘り下げていくのでどっぷり楽しみたい方には嬉しいでしょうけど、ストーリーのスピード重視の方はさっさと連隊食戟始めろよと思うかもしれません。

 

次回のタイトルは「えりなの研鑽」。

 

タイトルからするとえりなのメイン回になるのでしょうか?

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第19話のまとめ三行

  • 田所とタクミは勝利
  • 連隊食戟をえりなパパが受け入れる
  • 喋らない模擬戦開始

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話「えりなの研鑽」の感想 「えりなの反逆でパパは内心焦ってるかも?」

連隊食戟に備え特訓することになった創真たち。

 

TEAM堂島とTEAM才波に分かれて模擬試合をすることになったのは良いのですけど、喋ること禁止というルールのために四苦八苦。

 

この模擬試合で創真たちは得るものがあるのでしょうか?

 

Aパート:模擬戦で試行錯誤

創真たちが模擬戦をやっている頃、創真たちの相手となる十傑のメンバーに連隊食戟の話が伝えられています。

 

叡山先輩は弄られ役

電話を通して司先輩から創真たち反セントラルの生徒と連隊食戟することを伝えられた十傑の面々。

 

以前創真に敗北した叡山先輩はリベンジのチャンス。

やる気がマックス状態です。

 

そんな叡山を心配する司先輩。

叡山先輩は審査員を買収していたのにも関わらず負けましたからねえ。

 

司先輩でなくてもホントに大丈夫か心配になりますよ。

 

その後、竜胆先輩がさらに叡山先輩の心をえぐるようなことを言って叡山先輩は怒りマックス状態に。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

そして叡山先輩はスマホに八つ当たりしてエンド。

 

これが創真たちならば弄って奮起させているように見えるのでしょうけど、十傑の場合は、奮起させようと見せかけて実は無様な負け方をした叡山をいたぶっているようにしか見えませんわ。

 

叡山先輩の場合は日ごろの行いが悪いので自業自得と言えなくはありませんけどね。

 

リーダーの意図を察した後は自分なりのアドリブを入れる

 

堂島シェフの意図が見えないタクミは秋の選抜で敗北したこと、そしてスタジエールで研鑽を積んだことを思い出します。

 

秋の選抜では美作に敗北し愛用のメッザルーナを奪われたタクミ。

事もあろうにそれをライバルと思っていた創真に取り返してもらいます。

 

プライドが高かったタクミにはこれ以上の屈辱はありません。

 

そこでスタジエールでは自分の中の料理を一度ゼロにするつもりで努力したのです。

 

そのことを思い出したタクミは、堂島シェフの意図を察してそれの上をいくアドリブをかましてサポートします。

 

これに創真とえりなが触発されることに。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

まずは創真。

何とちりめんじゃこを使うことを思いつき、それを炒め始めます。

 

いっぽうえりなは極星寮で学んだ極端な発想のぶつかり合いで思いもしなかった物が生まれることを思い出し、行動に移ります。

 

その答えがステーキ肉。

 

普通この料理にはひき肉を使うのにステーキ肉って…。

 

えりなの意図を察した創真と城一郎はニヤリ。

 

この時の創真と城一郎の「やりながったなえりな」と言っているような顔がホントいいですわ。

 

 

Bパート:えりな反逆からのリーダー就任

 

両チームの調理が終わり、料理が完成します。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

両チームの料理とも、御題であるアッシェ・パルマンティエと見た目が違い過ぎるものに。

 

さすがにここまでアレンジされるとアッシェ・パルマンティエの定義は何?と言いたくなりますわ。

 

 

模擬戦の目的達成

 

料理が完成したので後は勝負の白黒を付けるのみ。

 

仙左衛門が試食するかと思ったら、仙左衛門は創真たち4人に料理を食べてどちらが優れているか判断するように伝えます。

 

田所以外プライドの塊のような奴らですから、きっと自分たちが作ったものの方が美味いと判断するだろうと思ってましたが、創真を含め4人とも全員お肌け。

 

全員相手チームの料理の方が美味いという結論を出します。

 

それからは相手方の料理を褒め合う展開へ。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

 

連隊食戟で必要なものは仲間の力量を認識すること。

仲間の力がわからないとチームワークが生まれませんしサポートもできません。

 

仙左衛門はこの模擬戦でそれを創真たちに感じ取って貰いたかったのです。

 

どうやら目的は達せられたようですね。

 

 

えりなが反逆し、えりなパパは内心焦る?

 

礼文島に向かう途中で両陣営が一堂に会してルール確認が行われます。

 

列車移動していたはずのえりなパパはどうしてスキーで会合場所の駅にやってきたのでしょう。

列車で来れば楽なのに。

 

両陣営のメンバーが揃ったところで連隊食戟のルールなどを確認します。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

 

創真たちが勝てば十傑の席を奪取して退学者の退学取り消し。

えりなパパたちが勝てば創真たちは退学し、城一郎はえりなパパの下僕になる。

 

ここまでは予定通りですがその後えりなパパは、えりなに自分の元へ帰ってくる様に伝えます。

 

えりなは未だに十傑の一人。

セントラルの一員として戦うのが義務であると。

 

え?

えりなが今だに十傑なのはえりなパパが解任しなかったからでしょ。

 

一色先輩たちは解任したのに。

 

えりなの意思無視して帰参しろとはよく言うわ。

 

それにえりなは極星寮の面々と交流すること、さらに創真親子と交流することで以前のえりなとは違うのです。

 

ただやっぱり心の準備が必要なのか深呼吸を繰り返すえりな。

 

落ち着いたえりなは十傑を返上し、えりなパパの帰参命令を拒否すると言い放ちます。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

えりな様かっこええ。

 

この事態に冷静な態度のえりなパパ。

でもその後連隊食戟の勝利条件にえりなのことを加えるあたり、このえりなの反逆は想定外だったと言っているようなものです。

 

親離れしたのですから親だったら喜ぶべきでしょうけど、それができないえりなパパは子離れできていないのかも。

 

 

えりなの毅然とした態度を見た創真たちはえりなに生徒手帳を預けます。

 

えりなを反逆者側のリーダーと認めたのです。

 

まあ、創真がリーダーになるより絶対に良いですよね。

 

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第20話を視聴し終わって

今回はここで終了。

決戦前のボルテージを上げる位置付けの話でしたね。

 

先頭に立ちみんなを引っ張るえりな様は美しいです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第20話より引用

 

創真を含め自分達の生徒手帳を預けたことで、反セントラル側のリーダーはえりなに決定。

 

さあ、盛り上がってきましたわ。

 

次回のタイトルは「荒野を拓く者」。

 

タイトルだけではどんな内容かわかりませんが次回も楽しみです。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第20話のまとめ三行

  • 模擬戦の目的達成
  • えりな反逆
  • えりなが反セントラルのリーダーへ

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話「荒野を拓す者」の感想 「過度の期待とプレッシャーが過去の城一郎を潰した?」

感想(ネタバレあり)

 

今回のメインは城一郎の過去です。

 

創真の父である城一郎は飄々として掴みどころにない人物。

 

でも彼が遠月の生徒だった時、一度挫折していたのです。

 

荒野に道を作り、料理界を背負って立つかもしれなかった城一郎の身に何があったのでしょうか?

 

 

 

Aパート:城一郎無双の影で

竜胆先輩を除く十傑の面々が連隊食戟に向けて準備をしている頃。

創真たちはえりなパパがどうしてああなったか知るために城一郎の過去について聞くことなります。

 

タクミと田所は堂島シェフから、創真は城一郎自身から城一郎の過去の話を聞くことに。

話し手が違うので話の内容に齟齬が出て、後でタクミたちと創真がその齟齬で苦労するパターンにしても面白かったのですけどね。

 

 

修羅の誕生

 

秋の選抜で結果を残した城一郎と堂島シェフ。

 

1年生にして十傑メンバーに選ばれ、ここから極星寮の黄金時代が始まります。

 

十傑の仕事を堂島シェフに押しつけ、研鑽を積む城一郎。

 

この頃は料理を考え作るのが楽しかったのでしょうねえ。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話より引用

 

自分が進んだ後に道ができ、それを料理人たちが追いかけてくる。

料理人としてこれほど誇らしいことはありません。

 

でも先頭を進みがゆえに次々に新しいものを求められる。

 

そのことが少しづつ城一郎を蝕んでいきます。

 

でもまだこの時はマシでした。

ゲテモノ料理という息抜きを見つけ、それを後輩である汐見教授に食べさせることによってストレスを解消していましたから。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話より引用

 

 

努力を続ける城一郎。

とうとう若手料理人の頂点を決めるBLUEへの出場権を得ることになります。

 

しかしこれに納得いかない者も。

 

言いがかりをつけられた城一郎は相手に連隊食戟を申し込み、1対50という史上類をみない無茶な連隊食戟が始まります。

 

いくらなんでも無茶ですけど、その無茶な勝負に1人で挑み、相手を完膚なきまでに叩きのめした城一郎。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話より引用

 

こういうことをやればそりゃあ「修羅」というあだ名がつけられますよ。

 

堂島シェフが言うようにこの頃すでにおかしくなり始めてたのでしょうねえ。

 

 

Bパート:期待とプレッシャーが城一郎を追いやる

 

BLUEのためにさらに研鑽を重ねる城一郎。

 

しかし頑張れば頑張るほど期待とプレッシャーが高まっていきます。

 

そしてBLUE当日。

 

城一郎は料理道具や料理服を置いていなくなります。

 

堂島シェフを始め極星寮も面々は四方八方探し回りますが見つかりません。

 

まだ逃げ出しただけならいいですけど、プレッシャーに耐えられなくなって…。

 

堂島シェフたちは最悪の事態も思い浮かべたことでしょうね。

 

堂島シェフは最後に講堂に向かいます。

そしてそこにいました。

 

講堂の真ん中に座る城一郎の横に行く堂島シェフ。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話より引用

 

ここで叱るのではなく優しく接するのは、堂島シェフも城一郎の気持ちがわかっているからでしょう。

普通の高校生ならこの場面は「迷惑を掛けやがって」と怒るでしょうから。

 

城一郎の状態に涙する堂島シェフ。

 

本当に堂島シェフはいい奴ですわ。

見た目と違って。

 

そこにいきなり姿を現す仙座衛門。

 

嵐に飲まれたか

 

と宣います。

おいおい、気付いていたのなら早く手を打っておけよと言いたいですわ。

 

仙座衛門はBLUEをすっぽかしたことを非難せず、城一郎に外国に行くことを勧めます。

 

日本国内にいたらBLUEをすっぽかしたことで袋叩きでしょうし、才能をさらに示したとしてもまた過度の期待とプレッシャーに晒されるだけですので。

 

仙座衛門は彼なりに城一郎のことを思って外国に行くように勧めたのでしょうね。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第21話より引用

 

 

こういう過去があるから城一郎も創真を遠月に入れて欲しいという仙座衛門の願いを断ることができなかったのでしょうねえ。

 

過去の回想はここで終了。

堂島シェフからしっかりと聞いたタクミと田所。

城一郎から半分寝ながら聞いた創真。

この対比が面白いです。

 

このままだと創真も城一郎と同じような道を進みそうな感じもしますけど、創真は城一郎より精神的にタフですからね。

 

それを視聴者に知らせるために最後に料理勝負をして490敗しても創真は諦めないというシーンを入れたのでしょう。

 

 

Cパート:えりなパパが料理界を変えたい理由は本当に城一郎のためだった

 

城一郎が期待とプレッシャーに潰されるさまを間近で見ていたえりなパパ。

 

城一郎のような才能を持った人間が潰されるような料理界は間違っている。

そんな料理界を潰して料理人が挫折することがないユートピアを作る。

 

えりなパパが料理界を変えたいというのは、ある意味「城一郎の仇」を取るためだったのです。

 

3期12話で創真が城一郎の息子だと知って、創真に自分が行動する理由を大雑把に話していましたが、ようやくその細部がわかったという感じですね。

 

ただ同じようなことは料理界以外でもゴロゴロしてますから、どうせなら世の中すべてを変えようとすればよかったのに。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第21話を視聴し終わって

今回はここで終了。

今回はほぼ城一郎の過去編でしたね。

 

いつも飄々としている城一郎でも過度の期待とプレッシャーの前に一度はつぶれたけど、遠月を離れることで復活できたということなんですね。

 

数話前に城一郎が創真を遠月に入れるつもりはなかったと仙座衛門に言うシーンがありましたけど、もしかして自分と同じになることを危惧したのでしょうか?

 

詳しく見れば伏線やフラグがたくさんある回だったかもしれませんね。

 

あと城一郎と堂島シェフはまだ良かったですけど、えりなパパに高校生の声は辛かったですわ。

 

えりなパパのCVの速水さん、美声であるは確かですが、高校生役は無理があるかも。

 

さて次回のタイトルは「決戦の地へ」。

 

いよいよ闇落ちした麗ちゃんが見れますねぇ。

 

次回も楽しみです。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第21話のまとめ三行

  • 城一郎の過去の話
  • だんだん変わっていく城一郎
  • 挫折から復活しまた料理を作る

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第22話「決戦の地へ」の感想 「連隊食戟が始まり、創真は寧々パイセンを動揺させる」

感想(ネタバレあり)

 

今回から連隊食戟が始まります。

十傑相手に創真たちはどのように立ち向かっていくのでしょうか?

 

また闇落ちした麗ちゃん、どれくらい狂っているのでしょうか?

 

 

決戦の地礼文島に到着!!そして退学者の処遇は?

連隊食戟が開催される礼文島。

創真たち反セントラル側を応援するため、十傑に敗北して退学が決まっている面々も礼文島に降り立ちます。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

でもご覧の通り、アリス以外は暗い表情。

 

そりゃあそうです。

これまで遠月学園で研鑽を積み、将来はエリート料理人として夢見ていたのに、その結末が退学なのですから。

 

 

さらに秘書子の場合はえりなの側近を自任していたのに敗北してしまいえりなに合わせる顔がない。

病んだような顔をしているのも仕方ありませんわ。

 

 

学園のアイドル麗ちゃんが再登場(洗脳済み)

 

病んでいるといえば、久しぶりに登場した遠月学園のアイドル麗ちゃん。

 

セントラルを応援する麗ちゃん

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

空気を読んでセントラル側にべったり。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

というか、完全に目が行っちゃってますね。

原作では「洗脳済み」という但し書きがありましたが、洗脳されたというより強い方に味方しただけのような気も。

 

 

そんな麗ちゃん、アリスを始めとする退学者たちを特別観覧席に案内してあげます。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

麗ちゃん、ここ観覧席ちゃう、監獄や。

 

OPでアリスたちが監獄の中に入っているシーンがありますが、ここを暗示させていたのですね。

 

この監獄、麗ちゃん自身が用意した訳ではないでしょうけど、アリスたちの恨みは確実に麗ちゃんの方に向きそう。

 

万が一創真たちが勝ったら、麗ちゃん大ピンチになるかも。

 

創真の相手は寧々先輩に決まり、次はテーマだが…

 

セントラル側の十傑に続き、会場に入場するえりな率いる反セントラル側。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

えりな、創真、田所、タクミの4人に加えて、一色先輩、久我先輩、美作、そして誰?

 

最後の1人は一色先輩や久我先輩と共に十傑の席を追われた元三席の女木島先輩。

 

どういう事情でこっちに付いかはそのうち説明があるでしょう(たぶん)。

 

これで人数では8対8のイーブンに持ち込めました。

 

さあ、連隊食戟の始まりです。

 

まずはリーダーであるえりなとえりなパパが話し合いで、1stバウトに出場する人数を決めます。

 

えりなは3人を要望し、えりなパパも受けいれたので1stバウトは3対3に決定。

 

次は出場者の発表。

セントラル側は新十傑2人と寧々先輩。

まずは反セントラルの出方を見るという感じでしょうか?

 

一方の反セントラル側は一色先輩、女木島先輩、創真。

最初から主力を投入です。

こちらは1stバウトから勝ちにいってますわ。

 

そして創真の相手は寧々先輩に決定です。

 

創真のクジ運が寧々先輩を辱める

 

寧々先輩は老舗ソバ屋の娘で和食全般を得意としてます。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

さらに遠月十傑の1人として研鑽を積み、和食以外でも十分な腕を持つように。

 

その自信の現れでしょうか?

創真にテーマ食材を選ぶくじを引く機会を譲り、どんな食材でも創真には絶対に負けないと言い放ちます。

 

くじを引く創真。

引いたクジの中身は…。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

ええっと。

これ仕組まれていませんよね。

 

つ~か、自信満々でカッコいいこと言った寧々パイセンの立場が。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

どんな食材でも勝つ」と言って、まさかの寧々パイセンが一番得意なそば。

言葉にしにくいですが、こんなに恥ずかしいこともありません。

 

これも創真の心理戦の一貫なんでしょうか?(そんな訳ない)。

 

創真が作るのはカップ焼きそば?

 

王道の手打ちそばをちゃくちゃくと仕上げていく寧々先輩。

 

そんな寧々先輩に対して創真が作ろうとするのがカップ焼きそば。

 

もうこのパターン何回目だよ。

極星寮の面々もいい加減慣れろよ。

創真って本当に庶民の味が大好きですよね。

 

これが創真の持ち味であり強みでもあります。

 

正面からぶつかっても十傑には敵わない。

だから自分アイデンティティである定食屋で出していた料理からアイデアを引き出す。

 

カップ焼きそばは、さすがに定食屋でも出しませんが。

 

そして料理の完成度を上げるためならどんなもんでも使います。

 

手打ちをする寧々先輩に対して創真は製麺機でそばを製造。

 

「手打ち=美味い」という訳ではありませんからね。

 

 

一色先輩が本気だす

創真がそばを作るところをじっくり見ている一色先輩。

こんなことしているなんて余裕ですね。

 

でもこういうことをすれば対戦相手が煽られていると感じても仕方ありません。

 

一色先輩の対戦相手は新十傑第十席になったゴツいイタリア野郎。

 

一色先輩の同級生で一色先輩の実力を認めているようです。

 

だからこそ、真面目に料理しない一色先輩の行為にイライラを募らせ、極星寮に拘り十傑を追われた一色先輩の現状を苦々しく思っているようです。

 

しかし極星寮のことを悪く言うのはいけません。

 

誰よりも極星寮を愛しているのは一色先輩。

一色先輩のことを思って言ったとしても当然…。

 

餐ノ皿 一色先輩激おこ

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車篇)第22話より引用

 

あ~あ、一色先輩怒らせちゃったよ。

 

でもこれで一色先輩の本気が見れます。

 

結果的に煽りが創真たちのプラスになったのかも。

 

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第22話を視聴し終わって

今回はここで終了。

連隊食戟が始まりましたが、早速創真がやっちまいましたねえ。

 

対戦相手の寧々先輩が一番得意とするそばをチョイスするなんて。

 

寧々先輩を恥ずかしい状態にすることに成功しましたから、結果オーライということでしょう(そんな訳ない)。

 

創真VS寧々先輩の方も気になりますが、ゴツいイタリア野郎の煽りとも激励ともどっちにも取れるような言葉で激おこ状態となった一色先輩も方も気になりますね。

 

原作では一色先輩と寧々先輩の過去の話があるのですけど、アニメではやるのでしょうか?

 

一色先輩のキャラを掘り下げるためにやって欲しいですけど、今期はあと2話しかありませんからねえ。

 

ワクワクドキドキで次回を待つことにします。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第22話のまとめ三行

  • 連隊食戟が始まる
  • 創真の相手は寧々先輩
  • 一色先輩激おこで本気を出す?

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話「極星寮を背負って」の感想 「極星寮産の食材を使って一色先輩がその実力を見せつける!!」

感想(ネタバレあり)

 

前回から始まった連隊食戟。

 

今回は創真と寧々先輩のそば勝負の勝敗がわかると思ったら、この二人の戦いはお預け。

 

まずは一色先輩VSケツアゴの樹利夫先輩の戦いの決着がつくことになります。

 

まさかここで原作の順番を入れ替えてくるとは思いませんでした。

 

 

前回極星寮のことを馬鹿にされて本気モードのスイッチが入った一色先輩。

 

今回のその過去の一部とその料理の腕の凄さが明らかになります。

 

 

 

一色先輩と寧々先輩は幼馴染

みんなが一色先輩の包丁さばきに見とれる状態に。

 

うなぎを腹から捌くのは難しいらしく、それをするだけで包丁の技術が優れていることがわかるようです。

 

いつもは極星寮で裸エプロンなのに。

そのギャップについていけない秘書子とニクミ。

 

まあ秘書子とニクミだけではなく、多くの視聴者も唖然としていることでしょう。

 

一色先輩がまともに料理するのって第1期で創真と深夜料理勝負して以来だと思うので。

そういえば前回の22話でそのシーンが回想の形で流れていましたね。

気になる方は是非BD&DVDを購入するか有料配信サイトをご利用ください。

 

さて一色先輩が優れている理由。

その一つは一色家が和食の名門ということに由来します。

 

和食に二大名門、西の一色家と東の紀ノ国家。

 

その一色家の伝統に基づき、わずか4歳で紀ノ国家に修行に出された一色先輩。

 

そしてそこで出会ったのが紀ノ国家のご令嬢だった寧々先輩だったのです。

 

つまり一色先輩と寧々先輩は幼馴染だったということ。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話より引用

 

まあ、寧々先輩は何か嫌な思い出があるのか馴染んでなかったので幼馴染ではないと言い張りますが。

 

 

今回の審査員は星を付ける人達

一色先輩と樹利夫先輩が調理をしている最中、ようやく審査員の3人がやってきます。

 

その審査員の1人アンが持っている本を見た丸井は腰を抜かすことに。

 

彼らはWGO、ワールドグルメオーガニゼーションのエージェント。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話より引用

 

現実世界のミシュランみたいに料理店を星で格付けする人達だったのです。

 

よくも日本の料理学校の進級試験の審査員なんて引き受けましたねえ。

これもえりなパパの人脈ってことなんでしょう。

 

アンは創真のシャツに書かれた食事処ゆきひらという文字に反応し、すぐにブックで食事処ゆきひらの情報を探し始めますが、街の定食屋であるゆきひらに星が付いている訳ありません。

 

それを認識したアンはなぜか上から目線で創真を慰めます。

 

さすがに星のある無しで審査に影響を与えることはないでしょうけど、やっぱり普通の人なら不安になるでしょうねえ。

 

創真はまったく不安に思ったりしないでしょうけど。

 

 

極星寮産の食材で一色先輩が格の違いを見せつける

まずは樹利夫先輩が料理を完成させます。

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話より引用

 

 

うなぎをぶつ切りした絵がらは日本人的な美的センスだとイマイチな感じもしますが、イタリアではこれが普通なんでしょうね。

 

料理の味も上々なようで審査員の3人も満足のようです。

さすが新十傑になるだけのことはあります。

 

樹利夫先輩に遅れて一色先輩の料理も完成します。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話より引用

 

日本人にお馴染のうなぎのかば焼きが乗ったリゾット。

 

何か迫力がない。

 

うなぎのぶつ切りだけどまだ料理のオーラを感じることができた樹利夫先輩の方が上かも。

 

でもこの料理には一色先輩の技術と極星寮への想いがいっぱい詰まっていたのです。

 

この料理の材料には極星寮の寮生たちが作った食材が使われており、いわば極星寮のすべてが一色先輩を後押ししているような物。

 

材料は作った本人たちにはナイショで持ちだしたものであり、吉野や榊たちは猛反発してましたけどね。

 

私はてっきり、樹利夫先輩に極星寮が馬鹿にされたので意趣返しのつもりで極星寮で生産された材料を使ったと思ってました。

 

ただ前回の22話で麗ちゃんが「持ち込み食材も可」と言った時、一色先輩がちょっと反応を示していたので樹利夫先輩に言葉に関係なくこれらの食材を使うつもりだったのでしょう。

 

吉野とニクミが作ったチーズ、伊武﨑(+青木と佐藤)が作ったニンニクチップ、榊と丸井が作ったお米のジュース。

これらを食材として使った一色先輩の料理、美味しくない訳ありません。

 

見事に審査員はお肌け。

そして味見した樹利夫先輩もノックアウト。

 

勝敗は誰の目に明らか。

3対0で一色先輩の勝利です。

 

 

一色先輩の予言に寧々先輩大ショック?

 

一色先輩の勝利に寧々先輩は全く驚きません。

小さい頃から一色先輩を知っている寧々先輩からすれば想定とおりだったのかも。

 

以前の十傑の席次では一色先輩より上だった寧々先輩。

でもそれは一色先輩が本気を出してなかったから。

 

本気を出したら一色先輩の方が寧々先輩の方が上だったはず。

 

それが現遠月2年生の共通認識だったようです。

でもいまは違う。

そう言わんばかりの寧々先輩。

 

一色先輩が紀ノ国家に来てから、自分が苦労してものを簡単にマスターしていく一色先輩を見て、幼少の寧々先輩は一色先輩にコンプレックスを感じていたようです。

 

その反動もあって前述した馴染んでなかったという言葉になるのでしょう。

 

この連隊食戟は良い機会。

次の2ndバウトにも出てくるよう一色先輩に言う寧々先輩。

 

寧々先輩はすでに創真のことは眼中になく、あくまで一色先輩との戦いに目を向けているようです。

 

それに対して一色先輩は寧々先輩に言い放ちます。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第23話より引用

 

 

「君はその前に幸平創真という料理人に負けるから」

 

 

 

一色先輩の予言とも思える言葉にショックを受ける寧々先輩。

 

私が負ける?

得意料理のそばで。

ハッタリかますことと奇抜なアイデアで勝ってきた一年坊主に。

 

「創真なんぞ、勝って当たり前と思っていたのに」、自分の最大のライバルである一色先輩からこんな風に言われたらショックを受けて当然ですわ。

 

 

ただ現状どう見ても創真が勝てるようにおもえないのですけどねえ。

 

機械で製麺するのはまだしも最後にはそばを中華鍋で焼きはじめたし。

 

焼いたらそばの風味がなくなるんじゃね?

まあカップ焼きそばというコンセプトで料理を作っているので、焼くのは最初から決めていたのかもしれませんが。

 

一色先輩の予言のような言葉、そばを焼くという奇想天外な調理をする創真。

これらに驚愕させられた寧々先輩は焦りが消えません。

 

流れ的に寧々先輩ヤバいんじゃね?

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第23話を視聴し終わって

今回はここで終了。

今回の一色先輩。

そのセリフ一つ一つが痺れますねぇ。

 

穏やかな口調でも圧倒的な強者のオーラのようなものが伝わってきます。

実力に裏付けされた余裕がなせる技なのかもしれません。

 

普通に一色先輩を演じる櫻井孝宏さんの力も大きいですけどね。

 

 

さて次回はいよいよ最終回。

タイトルは「強者の由縁」。

 

次回こそ創真VS寧々先輩の決着がつきます。

 

寧々先輩の得意料理にカップ焼きそばというコンセプトで挑む創真。

 

一色先輩に続き、反セントラル側に勝利を持ってこれるでしょうか?

 

次回も楽しみです。

 

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第23話のまとめ三行

  • 一色先輩と寧々先輩は幼馴染
  • 一色先輩はオール極星寮の料理で勝負
  • 一色先輩が予言をする

 

 

【アニメ】食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話(最終話)「強者の由縁」の感想 「臨機応変の対応ができた者が勝者に」

 

感想(ネタバレあり)

 

今回が餐ノ皿(遠月列車篇)の最終回となります。

 

そして前々回から続いていた連隊食戟1stバウトも今回で決着。

 

寧々先輩VS創真、果たして勝利するのはどっち?

 

 

寧々先輩のそばは食べたことさえ記憶に残さないくらいの美味しさ

 

先に料理を完成させた寧々先輩から審査開始です。

 

寧々先輩が作ったのは王道とも言うべきざるそば。

 

桜エビのかき揚げも付属し、これこそ伝統に裏打ちされた一級品という感じです。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話より引用

 

早速食べ始める審査員の3人。

そしたら何ということでしょう。

いつの間にかそばが消えているではありませんか。

 

仕方がないので、もう1杯頼む3人。

そしたらまた消えてる。

 

そうです。

実は3人とも無意識のうちに全部食べていたのです。

記憶に残らない程美味しいということなんでしょうね。

 

そばと桜エビ。

この両者の相乗効果で味が引き出されていたようです。

 

エビといえば車エビなど大きいエビの天ぷらもいいですけど、桜エビの方が食感がよくエビの甘さを堪能できるのでしょうねえ。

 

あまりの美味しさに審査員の3人は当然お肌けし、さらになぜか某映画のタイトルのようなことを口ずさんでしまう始末。

 

審査員の様子を見て寧々先輩は勝利を確信です。

 

前回、寧々が創真に負けると断言した一色先輩はその言葉を撤回しようとしません。

 

そして次は創真の料理の実食です。

 

 

会場の気温まで考えて臨機応変に料理を考えた創真

 

王道とも言うべきそばを作り上げた寧々先輩に対し、創真のそばのコンセプトはカップ焼きそば。

 

ま、まあ、インスタント麺も日本の王道といえば王道ですから。

 

でもどうしてもB級というイメージが付きまとい、伝統の日本料理より格が落ちるような気もするのですけどね。

 

 

そして創真が作ったそばがこちら。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話より引用

 

 

うん、普通に美味そう。

 

ただそばの持つ風味が焼いたことによりどれだけ残っているか…。

と思ったら、創真はそばに3番粉を使ったため、焼いてもそば本来の風味がしっかりと残っていたのです。

 

そば粉は1番粉、2番粉、そして3番粉があり、3番粉は食感は他の2つに劣ります。

しかし3番粉はそばの風味が一番強く、焼いたぐらいでは全く風味が消えなかったのです。

 

それに焼けば食感もほとんど考える必要はありませんからね。

ツルツルとした食感が残る訳ないので。

 

 

二人の料理を審査員が食べ終わり、審査結果の発表です。

 

でもその前に審査員の1人であるアンさん、寧々先輩に自分の作ったそばを食べるように促します。

 

どうしてそんなことを言うのか?

訳がわからないという顔をしていた寧々先輩ですが、促されるまま自分の作ったそばを食べて気付いてしまいます。

 

そば本来の風味が薄くなっている。

 

実は外は急激に天候が悪くなり、吹雪の状態。

当然会場内の気温も下がってきています。

 

寧々先輩のそばは「普通の気温の中で食べるからこそ」そのそばの風味を一番楽しめるように作ってあります。

 

こんなに寒い状態になるのは想定外だったのです。

 

 

一方の創真の作ったそば。

創真はそば粉をチョイスする際、そばの匂いが薄くなっていることに気付き、そばの風味が強い3番粉を選び、さらにそばを焼くことを思いついたのです。

 

料理の完成度を考えた寧々先輩、料理を食べる客のために臨機応変に調理方法や材料を変えた創真。

 

どちらが勝ちかは明らかです。

 

審査員の満場一致で創真の勝利。

 

まさに今回のタイトル「強者の由縁」を創真が見せつけた戦い。

 

伝統に盲目にならず、臨機応変に対応することこそ強者ということなんでしょう。

 

これで1stバウトは反逆者側の2勝となりました。

 

 

えりなさまがデレたけど肝心の創真がいない

 

完全劣勢のセントラル側。

しかしセントラルにべったりの麗ちゃんはまだ強気な言葉を吐きますが、

 

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話より引用

 

残った1戦、知らないうちに終わってました。

 

これこそ即落ちってやつですね。

 

アニメ版しか見てない人はカットされたと思うかもしれませんが、原作ではここはこんな感じでしたので。

 

1stバウトは反逆者側の圧勝。

まさか十傑相手にこういう結果になるなんて。

 

創真以外は元十傑だった人たちなので、勝って当たり前というところもあります。

だからこうなることはえりなパパの想定内だったかも。

 

創真の勝利を称える反逆者たち。

創真にみんなハイタッチしますが、恥ずかしがって一人だけハイタッチをしないえりなさま。

 

それを茶化され、仕方がない風を装って創真に話し掛けるえりなさまでしたが…。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話より引用

 

 

残念、創真はトイレに行っちゃいました。

 

そしてこんな顔になるえりなさま。

 

食戟のソーマ 餐ノ皿(遠月列車篇)第24話より引用

 

 

えりなさま可愛い。

 

一方トイレに行った創真は司先輩と出くわし言葉を交わします。

 

1stバウトは反逆者が勝ちましたけど、セントラル側にはまだこの人がいますからねえ。

 

餐ノ皿(無印)で創真が手も足も出なかった十傑第一席司瑛士。

 

声も相まってラスボス感の塊のような存在。

否が応でも必ず戦うであろう相手。

 

二人がどんな食劇をするか考えるだけでワクワクしますわ。

 

今回はここで終了です。

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第24話を視聴し終わって

前述したように今回で餐ノ皿(遠月列車篇)は終了。

お疲れさまでした。

 

連隊食戟の1stバウトの終了と共に終わりですね。

 

ソーマは期を経るごとにどんどん面白くなっているような気がします。

この餐ノ皿は実質分割2クールでしたがメインはやっぱりえりなさま。

 

父との再会からの葛藤を経て復活し父に反逆するまでが丁寧に描かれ、これまでの強気一辺倒だったえりなさまのいろいろな魅力が垣間見えたと思います。

 

実際弐ノ皿までは田所など他のヒロインたちの方が魅力的でしたからね。

 

ようやくメインヒロインがその地位に相応しい姿になったと言ったところでしょうか?

 

さて連隊食戟はこの後も続きます。

たぶん多くの視聴者は続きが見たいと思っていることでしょう。

 

メインヒロインのえりなさまがまだ食戟やってないのですから。

 

原作ではえりなさまが登場するのは4thバウトからなので、もうちょっと出てくるまで時間掛かりますけど。

 

2015年から2016年、2017年と毎年新作が放映されてきた本作。

2019年にも新しいテレビシリーズが楽しめることを期待しております。

 

そして第4期「神ノ皿」の放送決定が発表されました。

 

【祝】食戟のソーマ「神ノ皿」の放送が決定!!第4期はどこまでアニメ化されるのか予想してみた

 

 

第4期第1話の感想記事はこちらからどうぞ。

食戟のソーマ 神ノ皿 1話の感想 「創真と女木島先輩の守りたいものは一緒」

 

食戟のソーマ餐ノ皿(遠月列車編)第24話のまとめ三行

  • 伝統ある王道なそばを完成させた寧々先輩
  • 臨機応変に温度を考え調理した創真
  • 1stバウトは反逆者側が圧勝