ダンまち2 第4話の感想 「勝敗の鍵を握ったのはシルがくれた首飾り(ペンダント)だった?」

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ダンまち2タイトル画面

ダンまち2のOPより引用

 

感想(ネタバレあり)

 

さあ戦争遊戯本番です。

第3話まで溜まりに溜まったヘイトの解消の時…と思ったのですが、案外あっさり終わっちゃいました。

う~ん、駆け足過ぎる。

この後にエピソード(たぶん春姫のやつ)に時間を割かなければいけないので、こんな風になったのでしょうけどちと残念でした。

 

特にヒュアキントスとベル君のバトル。

ベル君がアイズやティオナとの特訓でどれぐらいパワーアップしたのかわかりづらかったです。

一応ヒュアキントスがベル君が強くなったことを印象づけるようなセリフを吐いてましたけど、あれだけでは。

 

これまでアポロン・ファミリアへのヘイトが溜まっていた分、もっとスカッとしたかったのですけど。

 

今回の勝敗を決めたのはシルの首飾り(ペンダント)と言っても過言ではないでしょう。

仮にあの首飾りがなければベル君は敗北し、ヘスティア・ファミリアは解散になってたと思います。

 

 

 

第3話の感想記事はこちらからどうぞ。

ダンまち2 第3話の感想 「リリの決意と願いがソーマを動かす」

 

前回はソーマ・ファミリアに捕らわれたリリをヘスティアたちが救出する話がメイン。

またリリに続き、ヴェルフと命がヘスティア・ファミリアへ改宗、さらにリューさんが助っ人参戦決定したところで終わりました。

 

 

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ヘスティア・ファミリアの戦略とアポロン・ファミリアの戦略

今回の戦争遊戯。

形式は攻城戦で行われ、勝敗はそれぞれの大将が倒されるか、またはアポロン・ファミリアが3日間大将を守り切れたら終了となります。

 

アポロン・ファミリアとしてはヘスティア・ファミリアの大将を倒そうとせず、3日間過ぎるのを待てばいいのですから、無理に戦闘をする必要はありません。

 

一方のヘスティア・ファミリアは敵の大将を倒さなければならず、そのためにはまず城へ入る必要があります。

しかしまともに正面から入ろうとしても入れないのは確実。

そこでヘスティア・ファミリアは大胆な役割分担をすることになります。

一体誰がこの戦略を考えたのでしょうかねぇ。

 

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ヘスティア・ファミリアの団員たちの役割分担

ではヘスティア・ファミリアの団員たちがどんな役割を演じたのか一人づつ見ていきましょう。

 

リリの役割「内部潜入してかく乱&招き入れる」

リリの強みは変身魔法。

その変身を使ってアポロン・ファミリアを大いにかく乱します

 

誰も生意気チビのルアンにリリが化けているなんて思いもしなかったことでしょう。

 

と思ったら、カサンドラがはっきり「トロイが潜入した」と言ってましたね。

カサンドラの話にダフネが信じたら違った展開となったかもしれません。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

アポロン・ファミリアは大人数だという驕りもあったのでしょうけど、もうちょっと耳を傾けるべきでしたね。

 

 

かく乱に成功した後はベル君とヴェルフを城に中に招き入れることにも成功。

たぶん今回一番活躍したのリリだと思いますわ。

 

ちなみにリリがルアンを誘拐し入れ替わった時のお話はダンまちのソーシャルゲーム「ダンメモ」の中で描かれております。

 

ダンメモより引用

 

興味がある方はダンメモをプレーしましょう。

初めてプレーされる方でも簡単にこのリリがルアンを誘拐するお話を見ることができます。

 

 

リューさんの役割「大規模陽動でアポロン・ファミリアの半分を引き受ける」

 

100人以上の団員数を誇るアポロン・ファミリア。

さすがにこれだけの人数を相手にしていると3日間なんてすぐに過ぎてしまいます。

そこでリューさんがあえて目立つような行動を取り、リリのかく乱でアポロン・ファミリアの約半分、50人の冒険者を引きつけることに成功します。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

冒険者としてのリューさんはアポロン・ファミリアの団員たちより強いですけど、一度に50人も相手にするのですから生半可な覚悟ではできません。

 

それだけベル君を助けたいという気持ちが…と言いたいところですが、シルに頼まれたので頑張ったというのがリューさんの本心だと思います。

現時点ではリューさんにとってベル君はシルが惚れている相手ぐらいの認識なので。

あくまで現時点では。

 

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命の役割「重力魔法で足止め」

リューさんの陽動で城の中のアポロン・ファミリアの団員の数は半減しました。

しかしそれでも50人以上はいるはず。

そこで命は自分の重力魔法を使い、アポロン・ファミリアの多くの団員たちを足止めします。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

城に潜入するところからずっと魔法の詠唱を続ける命。

魔法ってこれだけ長い詠唱をしなければ普通は発動しません。

無詠唱で放つことができるベル君のファイアボルトがどれだけチート技かよくわかりますわ。

 

重力魔法の発動に成功し、足止めに成功する命。

ただし自分も動けなくなることに。

 

ヴェルフの役割「魔法を使える冒険者の掃討とダフネの足止め」

アポロン・ファミリアで警戒すべきは団長のヒュアキントス、そしてダフネとカサンドラぐらい。

そこでダフネを足止めをヴェルフが担当することになります。

 

 

また同時に魔法を使う冒険者の一掃もヴェルフが担うことに。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

ヴェルフの魔法は発動すると敵が放とうとする魔法を逆流させることができ、それを有効活用してアポロン・ファミリアの魔法が使える冒険者の一掃に成功します。

 

そういえばこの魔法、アニメ1期の時にバスパレードされた後、狼のモンスター相手にヴェルフが使ってましたね。

 

これで残りはダフネのみ。

同じレベル2同士、決着はつかなかったみたいですがヴェルフは十分役割を演じきりました。

 

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ベル君の役割「ヒュアキントスを倒す」

最後はベル君です。

ベル君の役割は当然ヒュアキントスを倒すこと。

戦争遊戯に勝つため、そしてこれまで溜まった視聴者の鬱憤を晴らすことが期待される大きな役割です。

そしてベル君はその役割をしっかりと演じきりました。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

ただし普通ならばベル君は敗北していましたね。

ベル君が勝てたのは戦争遊戯の前にシルから貰ったグリーンの首飾り(ペンダント)のおかげ。

あの首飾りが身代わりとなってヒュアキントスの攻撃からベル君を守り、その結果ベル君の逆襲が成功したのですから。

 

もちろんアイズからの助言「トドメを刺す時に隙ができる」も役に立ったと思います。

しかしアイズの助言も、あの首飾りでベル君が助けられた故に意味を成したのですから、やっぱり貢献度は首飾りが上だと思います。

 

あと元を辿ればあの首飾り、フレイヤの物だったような描写が

 

アイズたちとの特訓で確かに強くはなったけど、最後の最後で勝敗を分けたのはハーレム要員からのプレゼントだったとは。

まあプレゼント貰うのもベル君の人となりのおかげですから、すべてベル君の実力と言えなくもありませんが、何だかなぁと思ってしまいますわ。

 

アポロン・ファミリアの財産没収で大金持ちに

ヒュアキントスがベル君に破れ、戦争遊戯は終了。

ヘスティア・ファミリアの勝利です。

 

さあ、ヘスティアの逆襲の始まりですよ。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

ベル君を奪われそうになったり、ホームを破壊されたり、アポロン・ファミリアの団員に追い掛け回されたり…。

溜まりに溜まったヘスティアの鬱憤がすべてアポロンへ向けて爆発します。

 

ヘスティアはアポロン・ファミリアの全財産没収とファミリアの解散、そしてアポロンのオラリオ追放を要求します。

 

第3話でヘスティア・ファミリアが勝てば何でも言うことを聞くと言った手前、アポロンは従わざるを得ません。

 

まあ驕れる者は久からずですわ。

 

 

旧アポロン・ファミリアのホームを接収したヘスティアたち。

 

ダンまち2 第4話より引用

 

ヘスティアはこの機にファミリアのエンブレムを作ります。

でもヘスティアとベル君だけを示すようなエンブレムにするのはどうかと。

既に他の団員もいるのに。

 

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ダンまち2第4話を視聴し終わって

 

今回はここで終了。

戦争遊戯が終わり次回からは新章が始まります。

ただ次回のタイトルを見るとすぐに春姫の話に入るかどうか微妙ですね。

原作8巻のショートストーリーや原作6巻までのエピソードでアニメでまだ描かれていないところを入れてくるかもしれません。

 

次回も楽しみです。

 

第5話の感想記事はこちらからどうぞ。

ダンまち2 第5話の感想 「レベルアップと団員募集と借金と新キャラと」