冴えカノ♭第0話~第11話(最終話)の感想 「倫也を巡る正妻戦争は終わらない?」

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冴えカノ♭第0話から第11話(最終話)の感想記事です。

 

個人的にラブコメの中で一番好きな作品ですね。

ストーリーと声優さんの演技は他の追随を許さないかと。

 

また本作はヒロインたちが本当に魅力的。

ここまで魅力的なヒロインを作り上げた原作の丸戸史明先生とキャラ原案の深崎暮人先生には大感謝です。

 

冴えカノ♭の話数別の見どころやポイントを集めた記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

【勝手に厳選】冴えカノ♭ 見どころやポイントを振り返る

 

 

 

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  1. 冴えカノ♭第0話「恋と純情のサービス回」の感想 「水着とイチャイチャとゲーム作りと」
    1. 第1期の第0話の温泉回を彷彿とさせる作り
    2. やっぱり詩羽先輩は特別?
    3. しっかりとゲーム作りをしてますよ
    4. 冴えカノ♭第0話のまとめ三行
  2. 冴えカノ♭第1話「冴えない竜虎の相見えかた」の感想 「詩羽先輩とえりりの出会い!倫也さえいなければ…」
    1. 詩羽先輩とえりりの仲が悪い理由がわからない難聴最低鈍感主人公
    2. きっかけはやっぱり倫也だった
    3. 詩羽先輩もえりりも相手の実力を評価しているのに
    4. 倫也がいるから素直になれない
    5. 再び現在の時間軸に
    6. 冴えカノ♭第1話のまとめ三行
  3. 冴えカノ♭第2話「本気で本当な分岐点」の感想 「詩羽先輩のプレゼントでサークル混乱?」
    1. 詩羽先輩とのデートとその追跡者たち
    2. 詩羽先輩のプレゼントがサークルに波乱を起こす
    3. なぜ出てきた出海ちゃん(とその兄貴)?
    4. 冴えカノ♭第2話のまとめ三行
  4. 冴えカノ♭第3話『初稿と二稿と大長考』の感想 「ゲームにしないと見えないこともある」
    1. 宿命の対決「えりりVS出海ちゃん」
    2. 詩羽先輩にもまだ勝機あり?
    3. 文章でわからないならゲームにしちゃえばいい
    4. 詩羽先輩のシナリオをゲームにしたらクソゲーだった件
    5. 冴えカノ♭第3話のまとめ三行
  5. 冴えカノ♭第4話『二泊三日の新ルート』の感想 「詩羽先輩と倫也が二人きりで作業!そして過ちは起こらず」
    1. 加藤が瑠璃ルートの意図に気付く
    2. 売れっ子ラノベ作家さまにダメ出し
    3. 倫也と詩羽先輩の2人きりでリテイクそして新シナリオ
    4. 加藤が全部美味しいところをもっていきやがった
    5. 冴えカノ♭第4話のまとめ三行
  6. 冴えカノ♭第5話「締め切りが先か、覚醒が先か」の感想 「えりり回始まったけどいろいろ不穏な空気が」
    1. 今の加藤は「男よりも仕事」
    2. えりりの逃避行
    3. えりり倒れる!この事態に倫也はどうする?
    4. 冴えカノ♭第5話のまとめ三行
  7. 冴えカノ♭第6話「雪に埋もれたマスターアップ」の感想 「加藤とえりりの影でラスボスが動き出す」
    1. 倫也が頼ったのは加藤ではなく…伊織だった
    2. 倫也はえりりを独占したいだけ?
    3. 倫也とえりりがイチャイチャ
    4. 加藤さんは激おこだった
    5. 冴えカノ♭第6話のまとめ三行
  8. 冴えカノb 7話「リベンジまみれの新企画」の感想 「えりりとイチャイチャする一方加藤とは冷戦が続く」
    1. 倫也達のゲームが大ヒット
    2. 倫理君とイチャイチャできるのは残りわずか
    3. 倫也にバレンタインチョコをくれたのは?
    4. 加藤の貢献を今更ながら気付く
    5. 冴えカノ♭第7話のまとめ三行
  9. 冴えカノ♭ 第8話「フラグを折らなかった彼女」の感想 「感情を表に出した加藤には誰も敵わない」
    1. 視聴覚室内の放送室に倫也と加藤が二人っきり
    2. なぜえりりの名前だけを出したのか?
    3. ようやく加藤に倫也が謝罪できた
    4. 倫也と加藤はカップルどころか夫婦じゃん
    5. 冴えカノ♭第8話のまとめ三行
  10. 冴えカノ♭第9話「卒業式と超展開」の感想 「加藤との和解に時間を浪費したのが仇となった?サークル崩壊待ったなし」
    1. 詩羽先輩に参加要請したけれど拒絶されちゃった
    2. 怪物「紅坂朱音」との出会い!詩羽先輩もえりりも圧倒される
    3. 冴えカノ♭第9話のまとめ三行
  11. 冴えカノ♭第10話「そして竜虎は神に挑まん」の感想 「また加藤が最後の美味しいところを持って行く」
    1. えりりの揺れ動く心
    2. 紅坂朱音の元を去る者も
    3. 詩羽先輩が覚悟を決める
    4. えりりがスランプ克服…しかしそれはいばらの道を進むと決めたから
    5. そしてまたあの場面が再現される
    6. 冴えカノ♭第10話のまとめ三行
  12. 冴えカノ♭第11話(最終話)「再起と新規のゲームスタート」の感想 「まだまだ倫也を巡る争いは終わらない?」
    1. デートで加藤と一緒に六天場モールへ
    2. 倫也の初めての相手は詩羽先輩
    3. ヒロインたちの倫也争奪戦は終わらない
    4. 冴えカノ♭第11話を視聴し終わって
    5. 冴えカノ♭第11話のまとめ三行

冴えカノ♭第0話「恋と純情のサービス回」の感想 「水着とイチャイチャとゲーム作りと」

YouTube アニプレックスチャンネルより引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』第1弾CM | 4月13日より放送開始

 

 

感想(ネタバレ少な目)

 

とうとう始まりました冴えカノ♭。

ただし第0話はAmazonプライムビデオの独占放送となっており(放送開始当時)、Amazonのプライム会員のみ視聴できます。

 

そのため、プライム会員じゃない方は指をくわえて来週の第1話の放映まで待ってなければいけません。

 

第0話は冴えカノ♭BD第1巻に収録されますので、Amazonプライム会員になりたくない方はそっちを購入するようにしましょう(現在はDアニメストアなど有料配信サイトで視聴できます)。

 

地上波などで放送されるものだったらネタバレ全開で感想書けますが、さすがにある意味有料放送なのでネタバレは少なめに書いていきます。

ご了承ください。

 

BD収録のコメンタリーの感想記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。

「冴えカノ♭BD第1巻~第6巻」特典小説とコメンタリーの簡単な感想 「特典小説もコメンタリーも豪華」

 

 

第1期の第0話の温泉回を彷彿とさせる作り

 

第1期の時も作られた第0話。

第1期の0話ではゲームのルートが1つ完成したお祝に温泉に行ったのでしたっけ。

 

それに対して第2期の0話は水着回。

 

えりりが「ゲームのメインヒロインめぐり」の水着姿を描きたいけど、加藤が倫也の部屋で水着になるのを拒否。

 

だったらみんなでホテルのプールに行こうとなって、その様子が描かれたのが今回の0話となります。

 

はい、温泉ではないので危ないシーンは基本ありませんが、これでもかというくらいに水着シーンがいっぱい。

 

十分ファンなら堪能できるでしょう。

 

x.com

 

このツイッター画像、スッポンポンにも見えますがしっかり水着来てますから。

 

そしてヒロイン別に1対1で倫也と良いムードになるシーンも用意されており、ここら辺は第1期0話と被りますわ。

 

 

もちろん良いところで邪魔が入るのもそのまま同じ。

あと詩羽先輩が抜け掛けするところも(以下略)。

 

 

そういえばサークル活動の一環でプールに来たのに、なぜか現時点でサークルとは関係ない出海ちゃんもしっかりやってきてそれどころかEDが出海ちゃんのキャラソンって。

 

一応今回は出海ちゃんが「えりりに宣戦布告返し」をしたような感じですので、出海ちゃんをちょっとだけ優遇したのでしょうね。

それかこれ以降出海ちゃんを優遇する回がないので可哀想だから今回優遇したとか。

 

原作通りだと第2期は出海ちゃんは結構な重要キャラですので。

その兄貴(伊織)と共に。

だから出海ちゃんファンは再登場まで待ちましょう(第2話最後でいきなり登場したけど)。

 

 

 

やっぱり詩羽先輩は特別?

 

さきほどヒロインたちの個別ルートがあると書きました。

しかし個別ルートの濃淡は結構な差があり、他のヒロインと比べて詩羽先輩だけ優遇された感じがしますね。

 

今回のホテルでのお泊りをうまく利用して倫也を自分のものにしようとしたのは、詩羽先輩らしくて良かったです。

 

もちろん邪魔が入らなくて倫也がその気になった途端、今度は詩羽先輩がパニくるのが目に浮かびます。

見た目と違って色恋沙汰になるとヘタレですからねえ、詩羽先輩って。

 

 

しっかりとゲーム作りをしてますよ

 

何か遊びメインのような感じもしてましたが、えりりも詩羽先輩もそして美智留も自分の仕事はしっかりとやっています。

 

最後の最後でクリエーターらしいシーンがあったのは良かったと思いますね。

 

ただのハーレムアニメだったら、ヒロインたちとイチャイチャしてそれで終わるでしょうけど、冴えカノは真面目(たぶん)にゲーム作っています。

 

まあ、ヒロイン3人が一生懸命やっている間、主人公(倫也)とゲームのメインヒロイン(加藤)は外でイチャイチャしてましたが。

 

x.com

 

今回はここで終了。

ストーリーに関係あるようなシーンを入れつつ、それでいて、この0話を見てなくても第1話を視聴するには問題ないような作りはさすが丸戸先生だと思いました。

 

第1期から視聴しているので贔屓目が入っていますが、この0話は十分に楽しめる内容だったと思います。

 

現在はBD&DVDを購入するか、Dアニメストアなどの有料配信サイトでしか視聴できませんが、配信サイトは冴えカノ以外にも入会すれば視聴できる作品がたくさんあるので入会しても損はしないと思いますよ(宣伝)。

 

 

冴えカノ♭第0話のまとめ三行

  • ヒロインたちの水着回
  • ヒロインたちと倫也の個別シーンあり
  • しっかりとゲーム作りもやってます

 

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冴えカノ♭第1話「冴えない竜虎の相見えかた」の感想 「詩羽先輩とえりりの出会い!倫也さえいなければ…」

感想(ネタバレあり)

 

地上波でもようやく放送が始まった冴えカノ第2期。

 

でもAmazonでは地上波より先に配信されております。

てっきり0話だけ先行配信だと思っていたのに(アニメ版のサイトで確認したら2話以降はフジテレビの放送後に配信するみたいです)。

 

さてこの第1話のメインは詩羽先輩とえりりの出会いの話

 

アニメ第1期の時点で既に知り合いだったこの二人。

今回のお話はどうやって二人が知り合い、どうして仲が悪いのか?という所にフォーカスしたもの。

 

原作でいうとGirlsSide第1巻前半のお話となります。

原作と微妙に変わっているところがあるので、まだGirlsSide読んだことない方は今から読んで比べてみるのもいいかもしれませんね。

 

ああ、GirlsSide1巻の後半は読まない方がいいですよ。

たぶんアニメ第2期のクライマックスのネタバレになってしまうので。

 

 

詩羽先輩とえりりの仲が悪い理由がわからない難聴最低鈍感主人公

 

霞ヶ丘詩羽、そして沢村スペンサー英梨々。

 

今日も二人で仲良く喧嘩中。

相手をえぐる様な言動に余念がありません。

 

そんな二人を遠巻きに眺めている倫也と加藤。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#1「冴えない竜虎の相見えかた」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#1「冴えない竜虎の相見えかた」予告映像
「冴えない竜虎の相見えかた」Twitter:@saenai_heroine(

 

 

仲裁してもロクなことにならないことをよく知っている倫也と加藤。当然介入しようとしません。

 

まあ仲裁したら今度は不倶戴天の敵同士が手を組んで、仲裁してきた人物をメッタメタに攻撃してくるの確実でしょうから。

 

二人の喧嘩を見ながら、二人はどうして仲が悪いのだろう?二人はどうして知り合ったのだろう?そんなことを考えだす倫也。

 

このセリフにさすがの加藤も飽きれてラノベの一節を倫也に読ませます。

 

「え?何だって?よく聞こえなかったのだけど」。

 

さらに追い打ちとして倫也のことを「難聴最低鈍感主人公」と呼ぶ加藤。

 

サラッとしているので流してしまいそうになりますが、凄い毒舌です。

あのフラットだった加藤がどんどん黒くなっていく…。

 

 

きっかけはやっぱり倫也だった

 

1年前、図書館で自分の書いた小説『恋するメトロノーム』を見つけて苦笑する詩羽先輩。

 

苦笑したのはこれを図書館に入れるように頑張った「ある下級生」のことを知っているからです。

 

下級生の名前は安芸倫也

霞ヶ丘詩羽ことラノベ作家霞詩子の熱狂的なファンにして詩羽先輩の想い人。

 

今までどんな人間が借りたのか確かめるために「恋するメトロノーム」を手に取って、図書カードを見てみる詩羽先輩。

 

一番最初に借りていたのは案の定、倫也。

でも次に借りたのは…。

 

放課後、金髪ツインテールの下級生、沢村スペンサー英梨々に呼び止められた詩羽先輩。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#1「冴えない竜虎の相見えかた」予告映像より引用

 

詩羽先輩はえりりのことを知っているようです。

なぜならえりりの姿をみてすぐに名前を言ったので。

 

二人とも豊ヶ崎2大美女と呼ばれる人間ですので、名前ぐらい知っていたのでしょうね。

 

しかしえりりは詩羽先輩に喧嘩腰。

 

そして詩羽先輩に冴えないオタクと親しくしているのはマズいのでは?

また「オタクと付き合うとしても倫也だけは止めておいた方がよい」とありがたい忠告をしてあげます。

 

初対面の相手なのにここまで言うなんて。

 

この時えりりは漠然と「倫也を詩羽先輩に持っていかれる」という危機感があったのでしょうね。

 

だからヘタレの癖に勇気を振り絞ってこんなことを言ったのでしょう。

 

勇気を振り絞るのだったらさっさと倫也と仲直りすればいいのに。

 

 

ただ相手が悪かった。

えりりがちょっと忠告したくらいで引っ込む相手ではありませんので。

 

自分に対する悪態はどうでもいいけど、倫也に対する悪口は許さない。

 

さらに悪態をつくえりりに向かって壁ドンならぬ窓ドンをする詩羽先輩

 

何も知らないえりりに詩羽先輩は教えてあげます。

 

自分のペンネームが霞詩子。

恋するメトロノームの作者であることを。

 

 

 

詩羽先輩もえりりも相手の実力を評価しているのに

 

小学校の時喧嘩別れした倫也とえりり。

でも高校に入学して以降は少しだけ雪解けして倫也がえりりのために「お勧めの作品」を教える仲になってました。

 

そして倫也が推薦した作品が「恋するメトロノーム」。

半信半疑で読み始めたえりりでしたが、すぐに泣くくらいハマってしまいます。

 

それから恋するメトロノームのことをネットで検索することに。

 

当然恋するメトロノームならまずは熱狂的なファンのサイト「TAKIのHP」は外せません。

 

まあすでに検索結果のTAKIのHPの色が青色から紫色に変わっていたので恋するメトロノームを知る以前にえりりも何度か訪問していたのがわかります。

えりりもTAKI=倫也と知っていたのかも。

 

恋するメトロノームにハマりにハマりまくったえりり。

 

居ても立ってもいられず、自分が読んだ感想を伝えるために倫也がいるであろう校舎の屋上へ。

 

でもそこで倫也の隣にいたのは霞ヶ丘詩羽。

 

こういうことがあったので、えりりは初対面で詩羽先輩に喧嘩腰だったのです。

 

 

さて、一方の詩羽先輩。

えりりがなぜ自分に喧嘩を売ってきたのか確かめるために倫也をファミレスに呼び出します。

 

最初えりりのことを知らないと言っていた倫也ですが「詩羽先輩の単純な誘導」に引っかかり、えりりとの仲をすべてバラしてしまいます。

 

当然やきもち焼きの詩羽先輩は暗黒面を前面に出して貧乏ゆすり開始。

 

この後倫也は…。

絶対大変な目にあったことでしょうね。

具体的な映像がなくても想像できますわ。

 

 

別の日、詩羽先輩はえりりがアトリエ代わりに独占している美術準備室へ。

えりりの同級生を止めるのを無視して中に入ります。

そこで詩羽先輩が見たのは可愛い萌え絵の数々。

それに目を奪われた詩羽先輩は…。

 

アニメ版ではカットされましたが、この後えりりの絵が気に入った詩羽先輩がネットで公開してあるえりりの絵を残さず閲覧して、さらにえりりが絵がいたあれに手を出すシーンがあります。

具体的に何に手を出したか知りたい方は是非GirlsSide1巻の前半を読みましょう。

 

 

倫也がいるから素直になれない

 

えりりを屋上の呼び出す詩羽先輩。

 

詩羽先輩としてはたぶん昨日見たえりりの絵の感想を話すつもりだったのでしょう。

あれだけドハマリしたのですから素直にその気持ちを伝えるつもりだったのかと。

 

しかし呼び出しの理由を自分への脅迫と考えたえりりは一人妄想を語りだします。

 

その言動はこのすばのダグネスを彷彿とさせる内容。

それをえりりに言わせるところにいろいろ思うところがありますわ。

 

えりりの妄想を浮け流し、えりりと会話する詩羽先輩。

 

脱線しかかったのですけど良い雰囲気になってます。

このまま進めば…と思った矢先、えりりが倫也の話をした瞬間、良い雰囲気が吹っ飛び、悪態をつく最悪の状態へ。

 

二人の真ん中に位置する倫也。

この倫也の存在が鬼門過ぎますわ。

倫也さえいなければたぶん二人とも仲良くなれるのに。

 

 

 

再び現在の時間軸に

 

場面は現在の時間軸に。

喧嘩してクタクタになる詩羽先輩とえりり。

 

それを見計らったかのように寄せ書きを書いてくれるように詩羽先輩とえりりに頼む倫也。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#1「冴えない竜虎の相見えかた」予告映像より引用

 

詩羽先輩とえいりが仲悪くなった元凶は倫也なのに。

でも加藤がさらにお願いしたことでちょっとだけ雪解けした感じに。

 

 

今回はここで終了です。

詩羽先輩とえりりが知り合った訳、そして仲が悪い理由がよくわかる話でしたね。

テンポもよくアッという間に時間が過ぎた感じです。

 

そういえばOPの絵が第0話と入れ替わってました。

 

歌とマッチングしているOPだと思いますが、OPのキャラデザは本編のものと微妙に違っており、かなり評価が分かれると思います。

そこは力入れなくてもいいのに。

 

あとEDですが今回は第0話の振り返りのようになっており、思った以上に良い出来だったと思います。

EDの歌も合ってましたし。

 

今回は外伝の話を持ってきましたが、次回は原作本編第5巻の話になるのでしょうか。

次回も楽しみです。

 

 

冴えカノ♭第1話のまとめ三行

  • やっぱり仲が悪い詩羽先輩とえりり
  • 詩羽先輩とえりりが仲悪い理由
  • 相手の実力評価しているのに

 

 

冴えカノ♭第2話「本気で本当な分岐点」の感想 「詩羽先輩のプレゼントでサークル混乱?」

感想(ネタバレあり)

 

今回は詩羽先輩とのデートがメインと思っていたのに、その詩羽先輩のせいでサークルが混乱することになっちゃいます。

詩羽先輩って本当に魔性の女だわ(ちょっと違う)。

 

あと最後の最後で出海ちゃん(とその兄貴)が出てきましたが、あの人たち何やっているの?

 

なお今回のお話は原作5巻1~2章となります。

 

 

詩羽先輩とのデートとその追跡者たち

 

ようやく詩羽先輩に依頼していたシナリオが完成。

そのお祝い代わりにデートに連れだされる倫也。

 

でも先輩は食欲や性欲より知識欲を満たしたいらしく、某大型書店に居座って「座り読み」に明け暮れます。

 

これだったら詩羽先輩一人で来ればよかったんじゃね?

と思いますけど、どうやら倫也は荷物持ち担当のようです。

 

 

そんなデート中?の詩羽先輩と倫也をを尾行する者が。

もちろんえりりと加藤です。

 

どうやら加藤はえりりから呼び出されて嫌々付いてきた模様。

 

しかし加藤が言うように、どうやって二人がデートするという情報をえりりは入手したのでしょうか?

 

倫也の家に盗聴器を付けていたという可能性も高いですけど、それだったら30分前と言わず、もっと前から加藤と計画練るでしょうし。

 

う~ん、自宅から倫也の家を監視していて倫也が外出したから後を付けたのかしら?

 

 

昼食を取った後、倫也と詩羽先輩は映画館へ。

ようやくデートらしくなってきました。

 

そして映画を見た後は喫茶店に。

詩羽先輩は映画にご不満な様子で倫也への当たりも強くなっています。

 

ちなみに二人が見た映画は「あの雪のプリズム」。

 

倫也絶賛でえりりが夏コミに出した18禁の薄い本の元ネタのアニメです。

この劇場版、どうやらテレビ版の後のお話だったらしく、「主人公が本命ヒロインがくっつかなかった」みたい。

 

当然尾行していたえりりと加藤もあの雪のプリズムの映画を見たようで、えりりはその結末に涙を流して喜んでいます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#2「本気で本当な分岐点」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#2「本気で本当な分岐点」予告映像

 

 

 

 

別に主人公と本命がくっつかなかっただけなのに。

本命とくっつかなかったのだから、主人公は幼馴染とくっついたはずと独自解釈して喜ぶえりり。

うん、オタクがよくやるやつだわ。

 

そしてその話を延々と加藤にしたため、倫也や詩羽先輩を見失うことに。

 

仕方が無いのでショップで自分に合う服を加藤に選んでもらうえりり。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#2「本気で本当な分岐点」予告映像より引用

 

心なしかいつもよりノリノリの加藤。

この辺は加藤も普通のJKにように見えますわ。

 

それにしても加藤は倫也と詩羽先輩のことが気にならないのでしょうか?

まあ、倫也自体に興味が無いのかも。

 

と思ったら、詩羽先輩から加藤にメールが来ていたらしく「今回は何もしない」そうです。

 

尾行がバレていたことも問題ですが、加藤と先輩ってメールのやり取りするのですね。

そっちの方がびっくりです。

 

 

さて尾行を巻いた二人。

高層ビルのレストランでディナーを楽しんでいます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#2「本気で本当な分岐点」予告映像より引用

 

 

たぶん詩羽先輩がお金出しているのでしょうね。

まさに印税万歳です。

 

そこで思わせぶりに進路の話をする詩羽先輩。

 

「しっかり引きとめないと関西の大学に行っちゃうよ」と言外に匂わす詩羽先輩って本当に策士ですね。

 

倫也の性格を知った上でこんな話するんですもん。

 

 

慰労と言う名のデートが終わり、帰宅するため駅に来たところで倫也からそれなりの言葉をもらい、結構嬉しそうな詩羽先輩。

 

そして別れ際、詩羽先輩は倫也にあるデータを渡します。

 

それはゲームシナリオの第2稿

 

そう初稿を脱稿した後、詩羽先輩はもう一つシナリオを作っていたのです。

倫也に頼まれてもいないのに。

 

 

そしてこのシナリオの存在がサークルを混乱させることになります。

 

 

詩羽先輩のプレゼントがサークルに波乱を起こす

 

翌日、倫也の家を訪問するえりりと詩羽。

 

えりり、いつものジャージと違ってまともな服来てますわ。

 

つ~か、今までジャージで倫也の家まで来ているのが異常でしたけどね。

えりりって外では可憐なお嬢さまキャラという仮面を付けており、ジャージで外歩いているの倫也や加藤以外の同級生に見つかったらそれでキャラが崩壊待ったなしですから。

 

それはそうとインターホン鳴らしても出てこない倫也。

 

ハッ、もしかして見失った後、倫也と詩羽先輩はそのままホテルの部屋に消えていき…なんて妄想するえりり。

 

わざわざ詩羽先輩が「今回は何もしない」とメールで明言したのにまったく信用してません。

それぐらいは信用してやれよと言いたいですわ。

 

倫也がいるかどうか確かめるため、家の鍵が隠されていないか必死に探すえりり。

どう見ても不審者です。

昨日のストーカー行為といい、倫也のことになったらえりりも歯止めが効きません。

 

そんなえりりの横で合いカギ使って倫也の家に入ろうとする加藤

いつの間にそんなもんを。

 

これがメインヒロインの力の信用力と言う奴か。

たぶん倫也に信用されているのでしょうね、少なくともえりりよりは。

負け犬ツインテールとの差があり過ぎ。

 

さて倫也の部屋にいくと泣きながらパソコン画面を見ている倫也が。

 

どうやら詩羽先輩からもらった新シナリオを読んでいたようです。

 

ただこの新シナリオがかなりヤバい。

 

だって今まで考えていたゲームの内容が全く異なるものになってしまうものだったのですから。

 

当然そうなると絵にも影響が出てくるので…。

 

えりりも真面目モードで倫也と意見をかわします。

 

そして新シナリオをゲームに組みこむかどうかの決断は「プロデューサーとディレクター」がするべきだと。

 

プロデューサーもディレクターもこのサークルの場合、両方倫也が兼任。

結局倫也が決めろと言っているのと同じ何ですけどね。

 

でもこれは責任回避の丸投げではないと思います。

新シナリオを組みこんだ結果、一番大変になるのはえりりでしょうから。

 

倫也が決断するならそれに自分も従う」。どんなに作業が増えても。

 

倫也への強い信頼があるからこそ言える言葉なんでしょう。

 

そこまでえりりに思われているなんて、倫也は果報者過ぎます(仲直りしてないけど)。

 

 

なぜ出てきた出海ちゃん(とその兄貴)?

 

倫也とえりりが詩羽先輩の作ったシナリオで話し合っている最中、ステルス機能全開でそれに加わらない加藤。

 

そんな加藤は珍しく同人ゲームに夢中。

そしてその同人ゲーム(体験版)を作ったのは…。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#2「本気で本当な分岐点」予告映像より引用

 

 

夕暮れのあの坂、ゴスロリ服でたたずむ一人の女子(とその兄貴)。

もしかしてあのゲームを作ったのは…。

 

今回はここで終了です。

良い引きで終わりましたね。

 

次回は、最後の最後で出てきた出海ちゃんとその兄貴が倫也たちと絡むことになりそうです。

 

 

しかしまあ詩羽先輩も人が悪いですねぇ。

新シナリオを投入したらサークル内が混乱するって分かっているのに。

さらに自分の将来さえも倫也に委ねるって一体何を考えているのでしょうか?

 

もしかしてわざと混乱起こして倫也の力量を試そうとしているのでしょうか?それとも倫也が混乱を収拾できず詩羽先輩を頼ってきたところで貸しを作る気なのか?

 

まあね、詩羽先輩の真意はもうちょっとしたらわかるかもしれませんよ。

 

それまで待てないなら原作5巻を読んでみましょう。

 

 

冴えカノ♭第2話のまとめ三行

  • 詩羽先輩とのデート
  • 詩羽先輩の新シナリオで決断を迫られる
  • 出海ちゃんなんで出て来たの?

 

 

 

冴えカノ♭第3話『初稿と二稿と大長考』の感想 「ゲームにしないと見えないこともある」

感想(ネタバレあり)

 

前回詩羽先輩からシナリオの第2稿をプレゼントされた倫也。

でもその第2稿は初稿と全く異なるストーリーのため、第2稿を採用したら様々な問題が生じることになります。

プロデューサーとして、そしてディレクターとして1人でどうするか決めなければいない倫也。

 

さらに出海ちゃんが大手壁サークルの絵師に就任したことが明らかになります。

問題山積の倫也ですが今週はどうなるのでしょうか?

 

 

宿命の対決「えりりVS出海ちゃん」

 

いつもの坂で対峙する倫也と伊織。

まさに「ライバル同士の対決」というオタク心をくすぐる場面なのに、それに水を刺す我らがメインヒロインさま(加藤)。

 

たぶん倫也も伊織の何やかんやいってこの雰囲気を楽しもうとしていたのでしょうに。

これだから非オタ(加藤)は…。

 

 

場所を公園に移して改めて対峙する倫也と伊織。

まず倫也は伊織に対して抗議します。

「ゲームの内容を似せてきたこと」、そして「出海ちゃんをゲームの絵師に起用したこと」を。

 

しかし出海ちゃんからするとゲームの絵師に就任したのは自分の意思。

出海ちゃんはえりりこと柏木エリと戦いたいだけなのです。

 

まあね、夏コミの後あんな挑発的な色紙貰ったのだから、出海ちゃんに少しでも自尊心あるなら反発して対抗したくなりますよ。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像
「初稿と二稿と大長考」Twitter:@saenai_heroine(

 

 

第0話の最後でも明らかにえりりに敵対心出していたし。

 

そしてとうとう殴り合いを始めるえりりと出海ちゃん。

キャットファイトのようなものではなく、ポンコツ同士がポコポコ殴り合う感じの緩いバトルシーン。

 

でもあれで絆創膏使うくらいに怪我するなんて。

爪のひっかき合いにでもなったのかしら。

 

 

興が削がれて対立する気力がなくなった倫也と伊織。

しかし最後に伊織は意味深な言葉を残します。

 

 

「逆に僕はシナリオだけは負ける気しないんだよな」。

ゲームってのは総合芸術なんだよ」。

 

 

倫也たちのゲームのシナリオ書いているのは人気ラノベ作家霞詩子(詩羽先輩)です。

それなのになぜ伊織はこんな言葉を残したのでしょうか?

 

 

詩羽先輩にもまだ勝機あり?

 

 

倫也たちが通う豊ヶ崎学園は学園祭目前。

 

学校内ではリア充どもがくっつきまくっております。

く~羨ましい。

 

そんな中、非リア充のはずの倫也を甲斐甲斐しく世話してあげる加藤さん。

倫也の親友の喜彦から見れば、倫也もリア充のように見えても仕方ありませんよ。

 

たぶん倫也と加藤って対外的にはカップル認定されているでしょうね。

 

 

まあ、それは置いておくとして詩羽先輩が作った2つのシナリオ。

どっちを採用するかで倫也はまだ迷っています。

 

どうやらこの前の「伊織の最後のセリフ」が気になっているようです。

 

倫也自身、伊織を同人ゴロとして軽蔑していますが、売ることに関しては一目置いているのでしょう。

倫也のセリフからはそれが読み取れます。

でもそんなこと正妻の前で言ったらいかんでしょ。

 

 

倫也が悩む原因の一端を作った元凶(詩羽先輩)は倫也がどちらを選ぶか気になる様子。

初稿と第2稿、どちらを選ぶかで自分の運命も決まるかのように。

まあそういう意味をあのシナリオに含めているのですけどね。

 

それを具体化したセリフが、

 

「まだ望みがある」

 

ということになります。

 

加藤にその意味を言ってしまったら何の意味もなくなる…。

 

いろいろと考えさせられますね。

こういう心情を吐露するようなセリフこそ、この作品の醍醐味だと思います。

 

 

文章でわからないならゲームにしちゃえばいい

 

帰りの電車の中。

シナリオを熟読する加藤。

加藤は詩羽先輩がシナリオに込めた意味を必死に考えているようです。

 

そんな時飛び出した倫也の言葉。

 

「プレーしてみないとわからないのかもなぁ」

 

 

この言葉に加藤は飛びつきます。

文字でダメならゲームにしちゃえ。

そんな感覚なんでしょう。

 

加藤は第2稿のシナリオをゲームに入れることを即決します。

 

ちなみに倫也は了承も何もしてません。

この時の加藤って、詩羽先輩の真意を読み取ることだけに興味があるような感じがしますけどどうなんでしょうね?

 

 

それから加藤と倫也は不眠不休。

安芸家で黙々と作業をしますがさすがに限界が来たようで仮眠を取る加藤。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用

 

 

 

男子高校生の部屋でそんなことすれば…と思いますが、安心安全の安芸家だから大丈夫なのです。

 

いつの間にか倫也までうたた寝してますけど、そこに現れたのは0話以来の登場、第4のヒロインの美智留さん。

 

相変わらずスキンシップ多めで倫也に迫っております。

 

それはそうと美智留の出現に不適な笑いをこぼす倫也。

 

そう、この時の美智留は倫也たちに取っての勝利の女神のような存在なのです。

 

まあ、正確に言うと、「勝利の女神たちを招集する手段としての存在」として美智留を女神と思っただけなんですけどね。

 

美智留がやったこと。

それは美智留がボーカルと務める『icy tail』のメンバーを招集することでした。

 

『icy tail』のメンバーはオタクばかり。

そしてオタクはパソコンを自由自在に操れる。

だから彼女たちにシナリオ実装を手伝ってもらう。

そういう算段なのです。

 

難色を示す『icy tail』メンバー。

特にエチカは翌日彼氏とデートだから最後まで抵抗します。

でも倫也の脅し(『icy tail』のマネージャーを降りる)に屈し、全員倫也の協力することに。

 

ホント『icy tail』役に立ちますわ。

ギターをのほほんと弾いている美智留以外は。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#3「初稿と二稿と大長考」予告映像より引用

 

 

死屍累々の倫也の部屋。

多数の犠牲を出しましたが何とかシナリオの実装が終わったようです。

 

早速プレーする倫也。

そして倫也は伊織の言葉の意味を理解できました。

 

 

詩羽先輩のシナリオをゲームにしたらクソゲーだった件

 

学園祭当日、詩羽先輩を呼び出す倫也。

倫也が出した結論は、

 

「どっちも選べない、リテイクだ」。

「クソゲーだよ、これ」。

 

 

今回はここで終了。

 

どうして売れっ子ラノベ作家が書いたシナリオがクソゲーなのか?

その理由については次回に持ち越しに。

 

まあ今回の話の中にヒントはありましたけどね。

 

原作通りだと次回は倫也と詩羽先輩の共同作業をすることになります。

次回も楽しみですわ。

 

 

冴えカノ♭第3話のまとめ三行

 

  • えりりVS出海ちゃん
  • 『icy tail』のメンバー可哀想
  • ゲームにしたらクソゲーだった

 

 

 

冴えカノ♭第4話『二泊三日の新ルート』の感想 「詩羽先輩と倫也が二人きりで作業!そして過ちは起こらず」

感想(ネタバレあり)

 

前回、詩羽先輩が作った2つのシナリオをゲームの中に入れ込んだ倫也。

神ゲーになるかと思っていたら、完成したのはクソゲーだったのです。

 

その事実を詩羽先輩に教えてリテイクを迫る倫也。

 

今回はこの続きからです。

 

原作でいえば第5巻の5章と6章に当たる部分。

おそらくアニメ2期の詩羽先輩メインのクライマックスにあたるところになります。

 

それもあって公式予告で「アニメ1期6話以来の神回」と煽っていましたね。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#4「二泊三日の新ルート」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#4「二泊三日の新ルート」予告映像
「二泊三日の新ルート」Twitter:@saenai_heroine(

 

果たして本当にアニメ1期第6話に並ぶ神回となるのでしょうか?

 

 

加藤が瑠璃ルートの意図に気付く

 

初稿があるのにわざわざ第2稿を作った詩羽先輩。

 

そのことが引っかかっていた加藤は、何度もシナリオを確認。

さらに詩羽先輩のデビュー作「恋するメトロノーム」を読み返します。

 

そしてようやく、加藤は「瑠璃ルートの意味」に気付いたのです。

 

もし瑠璃ルートの第2稿ではなく、巡璃ルートの初稿を倫也が選べば…。

 

危険を察知した加藤は倫也と詩羽先輩を探して学校の屋上へ。

 

そこで加藤が見たものは、痴話喧嘩中の倫也と詩羽先輩でした。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#4「二泊三日の新ルート」予告映像より引用

 

それを見た加藤さん、たぶん大丈夫だと思ったのでしょう。

声をかけず立ち去ります。

 

この空気をしっかりと読む力、倫也も身に付けて欲しいものです。

 

 

売れっ子ラノベ作家さまにダメ出し

 

場所を学祭のメイド喫茶に移して具体的に詩羽先輩のシナリオへダメ出ししていく倫也。

 

あの~、二人の仲は秘密だったんじゃ?

まあディレクターとしての使命に燃える倫也からするとそんなもんどうでもいいと考えていそうですけど。

 

一方の詩羽先輩も卒業が近いし(来年の3月)、自分たちの関係がバレてもいいかと思っているのかもしれません。

 

 

詩羽先輩のシナリオの悪い点。

それは「描写が細かすぎてゲームとの相性が悪いということ」。

 

どんな些細な描写もすべて文字起こししているため、ゲームをプレーする楽しさを殺してしまっているのです。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#4「二泊三日の新ルート」予告映像より引用

 

それを指摘する倫也。

倫也にラノベ作家としての矜持が傷つけられた詩羽先輩は納得しません。

 

と思ったら詩羽先輩、恋するメトロノームの原稿を倫也に見せようとしたあの日のことを思い出してしまい、詩羽先輩は泣き出してしまいます。

 

選択するところまで行かず否定された。

そう思ったのかもしれません。

 

さすがにこれには倫也も驚き、即座にフォローを始めますが…。

 

 

倫也と詩羽先輩の2人きりでリテイクそして新シナリオ

 

学校から倫也の家へ向かう詩羽先輩。

詩羽先輩は一言もしゃべりません。

 

そんな詩羽先輩に答えを求めず一人で喋る倫也。

さすがに倫也も詩羽先輩の心情を思って返答を求めないのでしょうね。

 

さて、倫也の家に着くと詩羽先輩はベッドに潜りこんでふて寝。

一方倫也はシナリオのリテイクを始めます。

 

でも疲れが溜まっているのか夢の世界へ。

 

ベッドから起きる詩羽先輩。

 

とうとう肉食獣(詩羽先輩)が草食獣(倫也)に食べちゃうか…と思ったら。

さすがにそれはやらないか。

詩羽先輩も意外とチキンなので。

 

 

翌朝、倫也が目覚めると詩羽先輩はシナリオ修正作業を進めていました。

 

詩羽先輩が恋するメトロノームを書いた当時、担当編集の町田さんから何度も駄目だしされたことを思い出していた詩羽先輩。

 

冷静に考えたらゲームシナリオも今回初めて書いたのです。

リテイクもなくすんなり終わる訳がない。

詩羽先輩はそう考え直したようですね。

 

それを倫也に伝えた時の詩羽先輩の顔、憂いが消えたような良い顔になっています。

 

ヤンデレモードの詩羽先輩も魅力的と言えば魅力的ですが、この笑顔も捨てがたいですわ。

 

 

倫也の方針、それは2つのシナリオをリテイクしたうえで両方とも採用すること。

さらに巡璃も瑠璃も両方ハッピーエンドになる第3のシナリオを作る。

 

はい無茶です。

1つのシナリオをリテイクしてゲームにするのだけでも大変なのに第3のシナリオってムリゲーすぎる。

 

倫也ってクオリティを重視するあまりそれ以外のところへの視点がなさすぎですわ。

 

だいたい新シナリオなんて入れたらえりりの負担が増えちゃうでしょ。

ただでさえ、えりりはスランプ気味なのに。

 

詩羽先輩も当然反対するかと思ったら条件付でこの倫也の構想を受け入れます。

新シナリオは倫也が執筆するという条件で。

 

ここからは先輩作家(詩羽先輩)が新人(倫也)にダメ出しするモードへ。

 

今までのうっ憤をすべて返す勢いで倫也が書いた新シナリオのテキストにどんどんダメだしする詩羽先輩。

倫也のHPを削っていきます。

 

も、もちろん、シナリオを良くするためにやっているのですよね?

 

シナリオ製作に集中する倫也。

だからお風呂に入ってかなり際どい恰好している詩羽先輩に気付きもしません。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#4「二泊三日の新ルート」予告映像より引用

 

 

ベッドに寝た詩羽先輩に毛布を掛けてあげる倫也ですがここのシーン、絶対見えてますよね。

 

倫也羨まし過ぎる。

 

 

翌日、巡璃と瑠璃どっちが好きか倫也に聞いてみる詩羽先輩。

 

その答えを聞いた詩羽先輩は苦笑します。

 

自分(詩羽先輩)の思うものとは違うけどこれもいいか。

そんな気持ちがあの苦笑に含まれているように思えます。

 

そして新シナリオ完成。

 

早速シナリオをえりりに送りますが、えりりはシナリオ作者の名前を見てイラッとします。

作者名はT-AKIUTAKO。

TAKIはネットで使っている倫也の名前。

UTAKOは霞詩子の意味。

 

つまりこのシナリオは二人で作ったと暗にアピールしているのです。

 

おそらく詩羽先輩はその事実をえりりと加藤に見せつけるためにこの名前を付けたのでしょうね。

 

 

 

加藤が全部美味しいところをもっていきやがった

 

豊ヶ崎学園の学園祭もフィナーレのダンスタイム。

詩羽先輩と倫也にとっては久しぶりの学校となります。

 

加藤は詩羽先輩に自分が気付いたことが正しいかどうか聞いてみます。

 

瑠璃は「恋するメトロノームの沙由佳」であり、そしてある人物の化身。

瑠璃と沙由佳、両方とも身近な人間をモデルにしたと詩羽先輩は話します。

 

経験不足で人付き合いが苦手な作家がモデルにしたのは自分。

だから今度こそはと思っていたのに。

 

詩羽先輩は加藤に一つ御願いをします。

 

 

周りがリア充だらけなことに気付いてアウェー感を感じている倫也。

そんな倫也にダンスをしようと言ってきたのは加藤…ではなく瑠璃?

 

火の粉が飛んでいる幻想的な風景。

そんな風景に溶け込んだ瑠璃に息を呑む倫也。

 

もちろん中身は加藤ですけど、全然雰囲気が違います。

 

詩羽先輩が加藤に頼んだこと。

それは自分の分身である瑠璃をハッピーエンドにする

少なくともこの瞬間だけでも。

 

倫也と瑠璃が踊っている姿を見つめている詩羽先輩とえりり。

 

詩羽先輩に頼まれたとは言え、これって美味しいところ全部加藤が持っていった形になってしまいましたね。

 

原作だとこの後オチがあり、詩羽先輩はまだ諦めていないというアピールになるのですけど、今回の演出だと詩羽先輩は。

 

詩羽先輩派の私としてはちょっと残念な演出ですがまだ大丈夫。

詩羽先輩派には一発逆転の原作7巻のあのシーンがあるから。

11話でそのシーンがしっかり描かれます。

 

 

今回で詩羽先輩のメイン回は終わり。

次はえりりメイン回になりますけど、原作からの改変はあるのでしょうか?

次回も楽しみです。

 

 

冴えカノ♭第4話のまとめ三行

 

  • 詩羽先輩のシナリオにダメ出し
  • 新シナリオの執筆するのは倫也
  • メインヒロインはやっぱり加藤?

 

 

 

 

冴えカノ♭第5話「締め切りが先か、覚醒が先か」の感想 「えりり回始まったけどいろいろ不穏な空気が」

感想(ネタバレあり)

 

詩羽先輩メイン回が終わり、今回からはえりりメイン回となります。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像
「締め切りが先か、覚醒が先か」Twitter:@saenai_heroine(

 

前回、前々回では作画作業が上手く行っていないような描写がありましたが、果たしてえりりは作業を終えることができるのでしょうか?

たぶん一波乱あるでしょうけど。

 

そういえば今回のOP、加藤の髪型がポニーテールから黒髪ロングに変わっています。

ポニーテールも良かったですが黒髪ロングだとさらに魅力増しますね。

 

 

今の加藤は「男よりも仕事」

 

 

冒頭から衝撃的なシーン。

あの加藤が男子生徒から告白されているだと。

 

黒髪ロングにしたことでいっきにヒロイン力が上がり、今まで加藤の魅力に気付かなかった周りの人間もようやく加藤の良さが伝わったのでしょうね。

 

まあ顔やスタイルだけで靡く輩にはロクなのいませんけどね。

しかしよく加藤が告白されるシーンを倫也たちは目撃できましたねえ。

 

原作では詩羽先輩だけが告白されるのを見て、そのことを倫也たちに暴露するような構成だったのに。

 

それはともかくこれまで加藤の素っ気ない態度を取っていた倫也も少しは焼きもちやくかも?と思ったら、焼きもち焼く前に詩羽先輩のグリグリ攻撃が倫也にヒット。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像より引用

 

前回詩羽先輩脱落したような感じだったの。こうやって倫也をいたぶっているということはまだまだ諦めていないのでしょうか?

 

 

それはともかく、加藤は男子生徒からの告白を断ったようです。

 

その理由は時間がなくなるから

今の加藤にはゲーム製作しか見えてません。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像より引用

 

 

最初それほど熱中しているようなそぶり見せなかったのに。

下手すると倫也よりも今は熱中しているのかも。

 

外から見てもわかりませんけどね。

 

ちなみにえりりもこの場面にいたのですが倫也と詩羽先輩の痴話喧嘩に介入せず、加藤の方に視線を集中しています。

絵師の顔で。

 

告白を断った加藤の表情に絵師としてビビっとくるものがあったのかもしれませんね。

えりりは根っからのクリエーターですわ。

 

 

えりりの逃避行

 

 

詩羽先輩(+倫也)によるシナリオ作成が終わり、残りは絵のみ。

 

ということでゲームの完成はえりり待ちとなりますがそのえりり、このままだと締め切りに間に合わないということで那須高原の別荘に引きこもって絵を描くことを決めます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像より引用

 

 

えりりは良い顔していますが内心では結構焦っているのかも。

 

その一方いつもの視聴覚室で倫也に言われた一言、「(えりりは)ちゃんと予想通りのものを仕上げてくれる」という言葉に反発している可能性もありますが。

 

 

えりりの別荘籠りの話を聞いて倫也をいたぶる詩羽先輩。

いつも以上にドSぶりを前面に出していますねぇ。

 

しかし詩羽先輩が言ってることもわかります。

 

そして詩羽先輩がとある編集者(町田さん)から聞いたという逃げるクリエーターの話、

 

レベル1:何となく言葉遣いが荒くなる

レベル2:今度は自分を攻め出す

レベル3:だんだん返事が遅くなる

レベル4:周囲を省みない自己憐憫を並び立てる

レベル5:連絡が取れなくなる

レベル6:ペンネームと男を変えて別の仕事してる

 

冴えカノ♭第5話より引用

 

どれもリアルでありそう。

でも詩羽先輩話を絶対盛っているでしょうね。

自分の経験を踏まえて。

 

それにしても詩羽先輩優しいですねぇ。

余計なことを言わなければえりりの異変に倫也が気付かず、えりりが消えてライバルが減ったかもしれないのに。

 

詩羽先輩にとってえりりは「恋のライバルだけど同時に大好きな絵師であること」がこの部分からわかりますわ。

 

一方の加藤、こっちもやっぱりえりりが心配なようで、倫也にえりりのところに行こうと提案してきます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#5「締め切りが先か、覚醒が先か」予告映像より引用

 

 

この時、加藤の提案を採用していれば次回以降の展開がだいぶん変わっていたのですけどね(意味深)。

 

 

えりり倒れる!この事態に倫也はどうする?

 

最初こそ順調に連絡を寄こしていたえりりですが、詩羽先輩の話に呼応するかのように言葉遣いが荒くなり、自分を攻め出し、返事が遅くなる。

 

えりりがどんどんおかしい方向へ向かっています。

 

しかしそれでも倫也は「えりりなら今まで通りの作風でしっかり仕上げてくる」と。

 

 

これを聞いた詩羽先輩大激怒。

でも倫也はなぜ詩羽先輩が怒るかわかっていません。

 

倫也って恋愛だけでなくこういうところまで鈍感だったとは。

ここだけでも視聴者の倫也に対する好感度駄々下がりですわ。

 

 

EDが終わってCパート。

新しい方法を採用して絵を仕上げたえりりでしたが無理が祟ったのか、倫也との電話の最中意識が朦朧として倒れてしまいます。

 

確か別荘にはえりりしかいないんじゃ?

 

えりり大ピンチ。

さあ倫也はどうする?

 

いいところですけど今回はここで終了です。

 

原作通り進めば次回はとうとうあの人が登場します。

また倫也が採用した選択肢が加藤との関係にも影響を与えることに。

いろいろ見どころ満載の次回、今から期待大です。

 

 

 

冴えカノ♭第5話のまとめ三行

  • 加藤が告白されるけど断る
  • えりりが別荘に籠って仕事に集中
  • えりりが倒れる

 

 

冴えカノ♭第6話「雪に埋もれたマスターアップ」の感想 「加藤とえりりの影でラスボスが動き出す」

感想(ネタバレあり)

 

ゲームのイラストを完成させるために那須高原の別荘に引きこもるえりり。

 

そのえりりからイラストが完成したという電話をもらった倫也ですが、その電話でえりりが倒れたことを知ります。

 

倫也はえりりのピンチにどういう行動をとるのでしょうか?

またゲームは冬コミに間に合うのでしょうか?

 

 

 

一応書いておきますけど、えりり死にませんからね。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#6「雪に埋もれたマスターアップ」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#6「雪に埋もれたマスターアップ」予告映像
「雪に埋もれたマスターアップ」Twitter:@saenai_heroine(

 

WEB予告のこの場面見て「えりり死んじゃうの?」と思った人いるかもしれませんけど(そんな奴いる訳ない)。

 

 

 

倫也が頼ったのは加藤ではなく…伊織だった

 

えりりが意思気を取り戻した時、なぜかベッドの中。

そしてえりりは時計を見て絶句します。

 

月曜日。

イラスト提出の締め切りを過ぎてしまっていたのです。

まだイラストのデータを倫也に送ってないのに。

 

自分が眠ってしまったせいでこの半年間の努力が、倫也たちの努力が無駄になってしまう。

焦ったえりりはベッドを出ようとしますが足元に何が柔らかいものが。

 

えりりが踏んだのは倫也の顔。

 

倫也ってホント踏まれるの好きですねぇ。

詩羽先輩だけでなくえりりからも踏まれるとは。

ネットで「倫也=ドM説」が流れるの必至だわ。

 

でもどうして倫也が那須高原に?

 

 

遡ること1日前。

えりりが倒れたことを察した倫也は那須高原に向かう決断をします。

 

当然加藤に連絡して二人で…と思ったら倫也が連絡したのが天敵の伊織( ゚Д゚)。

どうやら伊織にお金を借りて那須高原に向かうつもりのようです。

 

まあお金のことを考えたら加藤より伊織の方が持ってそうですけどね。

でもここで加藤に連絡しなかったことが命取りになるとは

 

 

伊織にお金を借りるだけのつもりだった倫也でしたが、用意周到な伊織は何と車を出してくれるみたいです。

 

ちなみに運転手は伊織のサークルの税務関係の相談に乗ってもらっている江中さん(偽名)。

 

伊織って倫也と対立しているはずなのにホント優しいですねぇ。

まあ倫也が一方的に伊織を嫌っているだけなんですけどね。

 

 

倫也はえりりを独占したいだけ?

 

 

那須高原に向かう車中で伊織は倫也をなじります。

 

なぜ倫也自身が那須高原に向かうのだと。

倫也はゲームサークルのリーダーであり、ゲームのことを第一に考えなければならない。

ホントはゲームのマスターアップさせるために家で作業するべきなのに。

 

伊織らしい辛辣な言葉です。

でもそれは倫也に対する期待の裏返しでもあります。

 

霞詩子と柏木エリという今売り出し中のラノベ作家と絵師を使った大ボリュームのゲームを製作している倫也。

普通にやっていたらすぐに破たんするはずなのに、破たんさせず完成一歩前までこぎ着けたその手腕。

 

伊織では倫也を十分に評価しています。

だからこそ今回の決断に納得できないのでしょう。

 

そして伊織は倫也がえりりに執着して今回のような行動に出たと考えているようです。

おそらくそれは当たっているのでしょうね。

 

ゲームより幼馴染を取った。

 

この決断は正しかったと思います。

しかし手段を間違ったとしかいえません。

もしこの時、加藤からの電話を取っていればこの第6話の結末も違ったものになっていたでしょう。

 

 

倫也とえりりがイチャイチャ

 

那須高原の別荘に到着する倫也たち。

なぜか持っていた別荘の鍵で中に入り、床に倒れているえりりを発見します。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#6「雪に埋もれたマスターアップ」予告映像より引用

 

 

倫也は伊織の助けを借りてえりりをベッドに運びますが、一緒にいた江中さん(偽名)は床に散乱するイラストを見てなぜかにやけます。

 

それは良い獲物を見つけた猛獣のように(意味深)

 

 

そして時間軸が冒頭のシーンへ。

目覚めたえりりは倫也からゲームが完成していないことを聞き出し、倫也に食って掛かります。

 

自分のピンチに駆けつけた倫也になんてことするんだと思わずにはいられませんが、えりりの気持ちもわかりますわ。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#6「雪に埋もれたマスターアップ」予告映像より引用

 

 

出海ちゃんとの勝負はともかく、詩羽先輩や加藤や美智留に迷惑をかけてしまいますからね。

それにこれでは倫也の1番になれない…。

 

でも十分えりりは倫也の1番です。

だってこんな誰が見てもゾクゾクするような絵を完成させたのですから。

 

倫也のセリフに大喜びのえりり。

 

さあ、えりり派の諸君、ここからは倫也とえりりのイチャイチャモード開始だよ。

 

二人寄りそってゲームやってアニメ鑑賞。

もうラブラブのカップルです。

 

しかしこれで男女の関係にならない倫也たちって…。

やっぱり倫也はあっち系(ウホッ)なんじゃね?

加藤じゃなく伊織を頼ったことを考えると(そんな訳ない)。

 

 

加藤さんは激おこだった

 

 

時間が飛んで冬コミ3日目。

とうとう決戦の時です。

 

壁に配置されたことからもどれだけ倫也たちのサークルが注目されているかよくわかります。

でも肝心のゲームが。

 

結局プレスが間に合わず、手作業で焼いたゲームたったの100枚。

 

現実でこんなことになればSNSで炎上確実ですわ。

 

黙々と作業を続ける加藤。

あれ以降何度も倫也が謝罪したようで加藤もわだかまりがないようにも見えます。

表面上は。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#6「雪に埋もれたマスターアップ」予告映像より引用

 

倫也が伊織のサークルのブースから帰ってくるとそこには大行列が。

まあ100枚しかありませんからね。

すぐに情報がネットに拡散されてみんな確保するために並んだのでしょう。

 

もし予定通りプレスできていれば…。

そう思わずにはいられません。

 

一方伊織のブース。

倫也が置いていったゲームを一人の女性が勝手に持っていきます。

彼女の名前は紅坂朱音

 

伊織のサークル『rouge en rouge』の実質的なボス。

那須高原に倫也を送っていった時は江中さん(偽名)と名乗ってましたが…。

 

この紅坂朱音、トンデモナイことをやってくれます。

えりりと詩羽先輩の運命を変えてしまうくらいの。

 

先が気になる方は原作7巻とGirlsSide第1巻の後半の話を読みましょうね。

 

 

大盛況の中終了した冬コミ。

倫也は加藤たちと打ち上げをするつもりですが加藤は出席を辞退します。

 

加藤さんやっぱり激おこでした。

果たして倫也は加藤と仲直りできるのでしょうか?

まあそんなことやっている暇がないような事態が起こるのですけどね。

原作通りだと。

 

 

冴えカノ♭第6話のまとめ三行

  • えりりのピンチに駆けつける倫也
  • ラスボスがえりりの才能を知ってしまう
  • 加藤激おこ

 

 

 

 

冴えカノb 7話「リベンジまみれの新企画」の感想 「えりりとイチャイチャする一方加藤とは冷戦が続く」

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像
「リベンジまみれの新企画」Twitter:@saenai_heroine(

 

 

感想(ネタバレあり)

 

那須高原の別荘で倒れたえりりの元に駆けつけた倫也。

その結果、加藤がブチギレて、加藤は冬コミの打ち上げに出席せず。

 

倫也は加藤の機嫌を直すことができるのでしょうか?

 

また番組タイトルをb(ブラック)から♭(フラット)に戻すことだできるのでしょうか?

 

冴えカノbって何?

という方は第7話のWEB予告を見てみましょう。

 

 

倫也達のゲームが大ヒット

 

冬コミで100本しか用意できなったゲーム。

しかしその後ショップに委託した1000本が瞬く間に売れ切れてしまい、追加発注がなんと5000本。

 

同人ゲームではかなりの大ヒットとなります。

 

まあ、シナリオ:霞詩子、原画:柏木エリ、というネームバリューに魅かれた購入者も多いでしょうけど。

 

やっぱりネームバリューは大事ですからねえ。

最近でも長編アニメを引退したはずのアニメ界の大御所が辞めるの止めたと言って長編アニメ作り始めたらしいですけど、どんな作品であれ、その名前である程度ヒットするはず。

 

ただこの2人を同じ作品で起用したという倫也の功績も大きいです。

 

倫也がプロデュースしないとこの2人が同じ作品に参加することはなかったでしょうから。

 

そしてそのことが後々仇になってしまうのですけどね。

 

ゲームが大ヒットしている話をえりりと電話でする倫也。

 

倫也としてはえりりに絵を追加発注したいところですけど。

それができない倫也。

倫也はようやく好転したえりりとの関係を壊したくないのかも。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像より引用

 

倫也と仲直りして精神的には絶好調のはずなのに満足いく絵が描けないえりり。

まだ何か問題があるのでしょうかねえ。

 

 

倫理君とイチャイチャできるのは残りわずか

 

 

登校途中の倫也を待っている詩羽先輩。

そして二人で登校しますけど、詩羽先輩、学校では孤高を貫いたはずじゃ?

 

もう卒業するから今更どう思われても構わないと思っているのか、えりりと倫也の仲が改善していることに焦りを覚えているのかはわかりません。

でも詩羽先輩にしてはかなり頑張っています。

 

しかしこういうことをしていると、メインヒロインになったと錯覚しているあの人が当然出てくる訳で。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像より引用

 

 

多くの生徒の前で言い争いを始める詩羽先輩とえりり。

 

豊ヶ崎2大美女が男を巡って口論

当然学校で噂にならない訳ありませんね。

噂を聞いて倫也に絡んでくる倫也の親友の嘉彦。

 

ホントにハーレムものの親友キャラって本当にウザいです。

 

すべてが順調に進んでいるように見える倫也ですが加藤との仲だけは改善していません。

冬コミ以来、倫也と加藤はずっと冷戦中なのです。

 

加藤が無視をしている訳ではありません。

ただ倫也に塩対応しているだけです。

 

もともと反応が薄いフラットな性格だったのでそれほど違いはないんじゃね?と思っていましたけど、もともと反応薄い人がさらに塩対応するようになると…。

 

 

倫也にバレンタインチョコをくれたのは?

 

伊織とコーヒーショップで会う倫也。

そして伊織は倫也にチョコを渡します。

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

とうとう腐女子のファンを引きつけるために禁断のBLルート突入と思ったら、出海ちゃんの代わりにチョコ渡しただけでした。

 

でも色男の伊織がチョコ渡すのを見たらコーヒーショップの店員でなくても目が点になって、それ以降ずっと凝視しても不思議ではありせんわ。

 

チョコを渡した後、伊織と会話する倫也ですが、伊織が結構重要なことを言ってましたね。

 

このままだと霞歌子と柏木エリがいなくなるような。

 

あれだけ倫也にゾッコンの2人がいなくなる訳ないだろうに。

伊織何とち狂ったこと言ってるの?とこの時は思ってました。

 

 

翌日、倫也が家を出るとそこにはえりりの姿が。

 

9年ぶりに倫也にチョコを渡すえりり。

そして一緒に登校。

もうホントラブラブです。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像より引用

 

 

「リア充爆発しやがれ」と言いたくなりますわ。

 

 

放課後、いつもの視聴覚室で詩羽先輩と話をする倫也。

 

内容は霞詩子(詩羽先輩)の新作「純情ヘクトパスカル」の感想について。

 

霞歌子の大ファンである倫也がウザく、そして暑苦しく感想を述べる姿は滑稽ですが、作家としてはこれほど嬉しいことはないでしょう。

 

そして倫也にチョコを渡す詩羽先輩。

 

この日以降、もう卒業式まで登校することはありません。

 

ここで詩羽先輩がもう一歩踏み出せば面白いのですけど。

 

一方倫也は新作を作ることを詩羽先輩に話し、参加して欲しいと懇願します。

 

それに対して原画を誰に任せるか聞いてくる詩羽先輩。

 

当然倫也はえりりを考えていますが、そのえりりが今年になって1枚も絵を完成させていないことを詩羽先輩に指摘されます。

 

この時、詩羽先輩はなぜえりりが描けなくなったのかその大まかな理由を理解していたのでしょうね。

詩羽先輩は柏木エリの大ファンなので、倫也が気付いていないことに気付いていたのでしょう。

 

 

二人の会話を盗み聞きしているえりり。

この時えりりは何か思うところがあったのかもしれません。

いつものえりりなら絶対に乱入しているはずですから。

 

 

加藤の貢献を今更ながら気付く

 

新作のプロットを書くために前作をプレーする倫也。

そこで演出などいろいろな部分で加藤の貢献の大きさを今更ながら気付きます。

 

ゲームは確かにシナリオや絵が大事です。

でもシナリオと絵を生かし盛り上げる演出が駄目だったら全部壊してしまいますもんね。

倫也だけなら主観入りまくりで自分が楽しめるものしかできなかったかもしれません。

 

でも倫也主観入りまくりのゲームでは売れなかったでしょう。

倫也主観のゲームを加藤がオタクに染まっていないそのフラットな目で微調整したことによって、ファンに支持されるゲームになったのです。

 

 

そして倫也はゲームのプロットを仕上げます。

タイトルは「冴えない彼女の育てかた」

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#7「リベンジまみれの新企画」予告映像より引用

 

 

果たして倫也は加藤と仲直りできるのか?

また新作に詩羽先輩とえりりが参加するのか?

 

次回も楽しみです。

 

 

冴えカノ♭第7話のまとめ三行

  • えりりとイチャイチャ、加藤と冷戦
  • 伊織の意味深な発言
  • 新作のタイトルは「冴えない彼女の育てかた」

 

 

 

冴えカノ♭ 第8話「フラグを折らなかった彼女」の感想 「感情を表に出した加藤には誰も敵わない」

感想(ネタバレあり)

 

毎週月曜日に冴えカノ♭のWEB予告が公開されるのですが、今回の予告に関しては情報が少なすぎて予告のていをなしていません。

だって画像はずっと視聴覚室の札を映したものだけ。

 

 

 

さらに予告の音声は、倫也役の松岡さんと加藤役の安野さんがキャラを離れた普段のトーンでしゃべって内容の話がほとんどないときたもんだ。

 

その話からわかったのはこれだけ。

  • 収録が5時間15分かかったこと
  • アフレコに参加したのは松岡さんと安野さんだけ
  • ブラックサンダーが差し入れ
  • 泣きあり笑いあり

 

 

これじゃ何も言ってないのと同じですわ。

 

もちろん冴えカノ♭の予告は毎度内容がわかりにくいですが今回よりはマシ。

つ~か、こんな形の予告って過去にやったの銀魂ぐらいしか知りませんわ。

 

しかし注目を集めたのは確かです。

 

果たしてどんなストーリーになるのでしょうか?

 

 

 

 

視聴覚室内の放送室に倫也と加藤が二人っきり

 

前回メールで新作のプロットを加藤に送った倫也。

放課後足早に帰ろうとする加藤を通せんぼして無理やり視聴覚室、さらにその中にある放送室に連れ込みます。

 

密室に倫也と加藤の二人だけ。

さすがに加藤もちょっと身の危険を感じているようですが…。

 

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

 

当然何かある訳もなく。

この辺はいい加減倫也のことを理解しろよと加藤にはいいたいですね。

ほぼ1年近く倫也と一緒にゲーム作っていたのですから。

 

まあ倫也の方も加藤のこと全然理解してませんでしたけどね。

 

 

さて、新作のプレゼンを始める倫也。

倫也はその中で自分の気持ちを吐露します。

 

前作のゲームでは加藤をあの場所に連れていけなかった。

全力で頑張った者たちだけがたどり着けるところのさらに先にある心の底から嬉しくて楽しくて、そして少しだけ寂しさを感じるあの場所、祭りの後に。

 

倫也が走るのを止めてしまったばっかりに。

 

今度こそ加藤を夢から覚めさせない、お祭り気分で走り続けさせるオタクであることを止めさせらなくしてやる。

 

メインヒロインなんてただの方便、加藤と一緒に楽しい打ち上げをやりたいだけ。

 

こいつ、恥ずかしげもなく本音いいやがった。

 

普通のヒロインなら感情を揺さぶれるかもしれない言葉。

でも加藤はそこら辺のヒロインとは違います。

 

倫也の熱い想いを聞いても加藤はイマイチ反応が薄く、あまりやりたいようには感じられません。

 

と言いたいところですが、プロットの細かいところにいつものフラットな状態でイチャもんつける加藤。

 

倫也の妄想全開のプロットとか文句言っているくせにしっかりと内部を検討しております。

 

少しだけ興味がでたのかしら。

 

なぜえりりの名前だけを出したのか?

 

加藤は倫也に1つ質問をします。

新作のメインヒロインを加藤にするってえりりに相談したかどうかを?

 

普通ならえりりと詩羽先輩と二人の名前を挙げるはずなのになぜえりりの名前だけ出したのか?

 

この後の仲間ということを強調するシーンでは、えりりだけでなく詩羽先輩や美智留の名前を出していたのに。

 

ここら辺は2つほど推論を立てることができると思います。

 

まず1つ目は、えりりと倫也の今の関係性を加藤がよく理解しており、加藤をメインヒロインにすることでえりりが気分を害するのではないかという懸念から一応確認してみたというもの。

 

えりりは「倫也を自分のものにした」と考えていますから、新作で加藤をメインヒロインにしたら当然面白くないでしょう。

 

また加藤としてもえりりは友人であり、その友人を差し置いて自分がメインヒロインになっていいのか戸惑いがあるのかもしれません。

 

2つ目は、スランプ状態のえりりに新作を原画を頼むとさらにえりりにプレッシャーが掛かってしまうという懸念。

 

確かに今年になってえりりは1枚も絵を描けてません。

そんな状態でえりりでなく加藤がメインヒロインになってしまっては、前回よりさらに良い絵を仕上げなくてはいけないと考えてしまう恐れがあります。

 

まあどっちにしても加藤がえりりにいろいろ気を使っていることになりますね。

 

あと1つ、加藤が倫也のことを好きで、自分がメインヒロインになることでえりりとの仲が壊れてしまうのではないかという考え方もありますが、加藤自身、倫也がそれに類することを言ったとき、こういう顔しましたからねえ。

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

 

現状そういう気持ちはゼロなんだと思います。

現状は(意味深)。

 

 

ようやく加藤に倫也が謝罪できた

 

 

話の流れでようやく倫也は加藤に謝罪をします。

そして感謝の言葉も。

 

「加藤、俺よりも

blessing softwareのことを好きじゃん。

冬コミ諦めた俺を許せなくなるくらい。

好きでいてくれたじゃん。

それがもう嬉しくて(×3)

だからこそ申し訳なくて。

 

ありがとう。加藤。

それからやっぱごめん(×5)」

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

ここで加藤の涙腺が決壊。

フラットな加藤が感情を爆発させます。

 

ようやく自分の気持ちを倫也がわかってくれた。

そしてそれに謝ってくれた。

 

私がサークルに一生懸命だったことに、私に相談してくれなかったことに。

 

ここからはずっと加藤のターン。

自分が思っていたことを倫也にぶつける加藤。

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

 

もうここ可愛すぎます。

 

いつもフラットで感情を表に出さない分、それを表に出した時の破壊力は他のヒロインの比ではありません。

 

たぶん詩羽先輩派の方もえりり派の方も同じ気持ちなんではないでしょうか?

 

倫也と加藤はカップルどころか夫婦じゃん

 

今日はとことん話をするつもりなのか、加藤は倫也と共にスーパーに立ち寄り、夕食の材料を買ったり、下着を買ったりして準備万端。

 

いつものように倫也の両親がいないのでカレーを倫也と一緒に作って実食です。

 

テーブルを挟んで会話を続ける倫也と加藤。

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

その距離感そして空気感は相手のことを理解している熟年夫婦のよう。

高校生が出すような感じではありません。

 

今日の加藤は感情をドンドン出していき、ちょっとしたことでも爆発する不安定状態。

倫也が少しで空気読めないことを言ったら正座させてお説教。

 

加藤さん、確かあなた倫也には恋愛感情ないような発言をさっきしてましたよね。

でもこの態度、どう見ても恋人以上にしか見えないのですけど。

 

少し落ち着かせるために倫也は加藤をお風呂に入るように勧めますが、風呂に入っている間も倫也に不満をぶちまけます。

わざわざスマホで。

 

そしてそれは就寝後も続きます。

ホント今日の加藤は変です。

 

感情剥きだしのフラットではない加藤。

意外とこれが

本当の加藤なのかもしれません。

 

でもこれが本当の加藤だとすると

それを倫也に見せたということは…。

 

放送室では倫也に関する恋愛感情を否定してましたがこの段階ではどうなんでしょうか?

 

まだそんなもんなくて仲間という気持ちの方が強いのかなぁ。

 

 

冴えカノ♭第8話より引用

 

最後に渡せなかったバレンタインデーのチョコ(ブロックサンダー)を倫也に渡して今回は終了です。

 

うん、加藤が可愛すぎる。

感情を出した加藤がこんなに可愛いなんて反則過ぎる。

 

あと倫也の方も何やかんやで加藤が大事であるということを言っているようなものですし、ほぼルートが固定されたと言っても間違いないと思います。

現在恋愛感情がないとしても。

 

詩羽先輩派の私としてはホント残念ですが、今回の加藤の可愛さは反則ですよ。

そこら辺のヒロインじゃ太刀打ちできません。

 

このまま順風満帆でいきそうな感じですけど、そう上手くは行けません。

 

倫也(+加藤)は地獄を見ることになります。

次回以降も目が離せませんわ。

 

 

冴えカノ♭第8話のまとめ三行

  • 謝罪と感謝の言葉
  • 感情剥きだしの加藤
  • 普通に倫也リア充じゃん

 

 

 

 

冴えカノ♭第9話「卒業式と超展開」の感想 「加藤との和解に時間を浪費したのが仇となった?サークル崩壊待ったなし」

感想(ネタバレあり)

 

必至の謝罪と感謝の言葉で加藤との冷戦を終結させ、その上加藤とイチャイチャしやがった倫也。

 

これでようやく新作の製作に取りかかれる…と思ったら、そうは問屋が卸しません。

 

 

原作7巻を読んだことある方ならわかると思いますけど、倫也が本当の地獄に落ちるのはここから。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#9「卒業式と超展開」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#9「卒業式と超展開」予告映像
「卒業式と超展開」Twitter:@saenai_heroine(

 

 

 

しばらくはきつい展開が続きますがしっかりと見てください。

 

 

地獄の先には天国?が待ってますので(詩羽先輩派的には)。

 

詩羽先輩に参加要請したけれど拒絶されちゃった

 

豊ヶ崎学園の卒業式。

同級生に全く興味がない詩羽先輩は足早に学校を出ようとします。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#9「卒業式と超展開」予告映像より引用

 

 

 

その詩羽先輩の目に入ってきたのは詩羽先輩の想い人の姿。

桜舞う卒業式に愛する人。

 

妄想癖のある人物が暴走しない訳ありません。

かなり危ないセリフを倫也にぶつける詩羽先輩。

この人ブレませんねえ。

 

もう1年以上のつき合いのある倫也は詩羽先輩の誘惑?と流しつつ、詩羽先輩に会いに来た理由を伝えます。

 

会いにきた理由はもちろん新作ゲーム製作への参加要請。

 

本当に自分が作りたかったゲームのプロットを詩羽先輩に提示して、詩羽先輩の答えを待ちます。

 

オタクの妄想を詰め込んだ倫也の本気。

 

おちゃらけることなくそのプロットに目を通す詩羽先輩。

その目は真剣そのもの。

赤ペンをもってプロットをチェックする姿はまさにプロ作家という感じです。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#9「卒業式と超展開」予告映像より引用

 

 

そんな詩羽先輩が付けた点数は75点。

かなり良い点数です。

 

それだけ倫也の本気がプロットから伝わったのでしょう。

1期1話で最初に作ったプロットをゴミと言い放った詩羽先輩が倫也のプロットに合格点を付けることになるなんて、視聴者としても感無量です。

 

そして改めて参加要請をする倫也。

 

75点という高得点をつけた以上、絶対に詩羽先輩も参加してくれるはず。

たぶん倫也はそう思っていたことでしょう。

 

そんな倫也の期待を他所に詩羽先輩はえりりにはもう話したの?と倫也に聞いてきます。

 

えりりにはまだ打診していないという倫也の答えを聞くと、詩羽先輩は目を瞑り決心を付けようとします。

 

そして意を決した詩羽先輩の口から出た言葉は、

 

「もう私はあなたと一緒に行けない」。

 

まさかの要請拒否。

 

倫也とすれば予想外の返答だったのでしょう。

倫也は必死に食い下がりますが詩羽先輩の答えは変わりません。

 

詩羽先輩は倫也に参加できない理由を話します。

 

それは倫也が「先輩やえりりに無理を強いることができなかったから」。

 

そしてもう一つ、先輩はある大きな仕事を引き受けたからです。

その仕事とは、大手ゲーム会社が販売するフィールズクロニクルの新作のメインライター。

 

そしてこのフェールズクロニクルのプロデュースするのが同人界を牛耳る紅坂朱音です。

そりゃあ誰だってどっちを優先するかわかりきっています。

というか、倫也が加藤との和解を模索している間に話が進んでいたのだから、詩羽先輩の仲に胡坐をかいていた倫也が悪い訳で。

 

それでも倫也に謝る詩羽先輩。

 

でも謝っている理由は自分が倫也の新作に参加できないことではありません。

その理由は…。

 

フィールズクロニクルの企画書のキャラデザ担当に目を向ける倫也。

そこに書かれていた名前は柏木エリ。

 

そう、シナリオ担当だけでなく原画担当まで倫也は失ったのです。

 

でもなぜえりりがフィールズクロニクルに参加することを詩羽先輩が謝ったのでしょうか。

 

まあ、その理由は第10話で明らかになります。

 

さらにもっと細かい描写を確認したい方は原作GirlsSide第1巻を読みましょう。

 

 

怪物「紅坂朱音」との出会い!詩羽先輩もえりりも圧倒される

 

卒業式の1か月前。

倫也とラブラブ状態のえりりですが肝心の絵の方が絶不調。

 

えりり自身、何で絶不調か薄々感じているようで、詩羽先輩もある程度原因がわかっているようなそぶりです。

 

 

担当編集の町田さんに呼び出された詩羽先輩。

 

実は詩羽先輩に不死川書店経由で仕事の依頼が来たのです。

それがフィールズクロニクルにメインライター。

 

町田さん自身はこの話を断りたいようですけど、不死川書店上層部はフィールズクロニクル関連書籍の版権をゲットするためにもこの話を詩羽先輩に受けたもらうつもりのようです。

 

つまりこの時点で詩羽先輩は外堀を埋められた状態。

 

詩羽先輩としては辛いですよね。

 

それにこのフィールズクロニクルに参加要請されたのは詩羽先輩だけではなかったのです。

とある場所に向かう詩羽先輩とえりり。

 

そのとある場所とはホテル内にある高級料亭。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#9「卒業式と超展開」予告映像より引用

 

二人はフィールズクロニクルを手がけるある人物を会うことになっていたのです。

その人物が紅坂朱音。

 

会って早々彼女は詩羽先輩とえりりにフィールズクロニクルの企画書を提示しこう言い放ちます。

 

「死ね」

 

この作品のために。

もちろん比喩でしょうがこんな風に言うプロデューサーって。

 

当然えりりは反発しますが紅坂朱音の言葉に飲みこまれてしまいます。

 

そして詩羽先輩は自分がなぜこの企画に参加要請されたかを知ってしまうことに。

最後にあるものをえりりに見せてえりりが驚愕したところで終了です。

 

 

え?

ここで切るの?

この後の詩羽先輩とえりりの決意のところがこの章のクライマックスなのに。

 

まあともかく、今回わかったのは倫也は両腕を失ったも同然ということ。

これはほぼサークル崩壊と言っても過言では無いでしょう。

 

いくら倫也と加藤がやる気でもシナリオと原画やる人間がいないと。

 

まあシナリオは倫也でなんとかできますが原画は代わりがいません。

きついNTRルートに入って気が滅入りますがもうちょっと我慢しましょう。

 

きっとそのうち光明が見えてくると思うので。

 

このままどん底で第2期終わったら、それはそれで伝説となりそうですけどね。

 

冴えカノ♭第9話のまとめ三行

  • 卒業式当日に参加を打診
  • シナリオと原画担当を失う
  • プロデューサーとしての格が違う

 

 

 

冴えカノ♭第10話「そして竜虎は神に挑まん」の感想 「また加藤が最後の美味しいところを持って行く」

感想(ネタバレあり)

 

前回倫也と袂を分かった詩羽先輩とえりり。

あれだけ好き好き光線出していた二人がなぜ倫也の元を離れたのでしょうか?

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#10「そして竜虎は神に挑まん」予告映像より引用

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#10「そして竜虎は神に挑まん」予告映像
「そして竜虎は神に挑まん」Twitter:@saenai_heroine(

 

 

今回はその理由があきらかになります。

 

原作ではGirlsSide第1巻の後半部分に該当するので興味を持たれた方は是非読んでみてください。

 

 

えりりの揺れ動く心

 

紅坂朱音との会談が終わり、二人川岸でどうするか話し合います。

 

えりりは紅坂朱音の話に乗るのに否定的。

4月から高三だし、来年卒業だし、そして何よりスランプだし。

 

そんなえりりに詩羽先輩は冷静に質問します。

 

この先どうなりたいのか?と。

 

そう問われて、本音を言うえりり。

 

これだけの大きい話です。

イラストレーター柏木エリとしてワクワクしない訳ありません。

だからどうするのか悩んでいるのです。

 

えりりはまだ自分で決めることができる一方、選択肢がない詩羽先輩。

 

えりりが今回を受けなければえりりの添え物である自分は用済み、一方えりりが受けた場合は不死川書店の意向で受けなければならない。

 

結局自分ではどうすることもできないのです。

 

自分はプロなのに。

どうしてアマチュアである柏木エリの意向に振り回されなければならないのか。

 

でもその一方こうも思っているのです。

「また柏木エリと仕事ができる」と。

 

恋のライバルであるえりりは大嫌いだが絵師柏木エリは大好き。

そんな心情が垣間見れます。

 

 

紅坂朱音の元を去る者も

詩羽先輩とえりりが帰った後、一人飲んで眠っていた紅坂朱音の元にやってきた伊織。

 

伊織は二人の引き抜きについて一言倫也へ断りを入れなかった紅坂朱音を非難します。

 

力関係で言えば主従に近いのにこうやって苦言を言えるのは、紅坂朱音に何でも言えるくらい伊織が信頼を勝ち得ているからでしょうか?

 

伊織の口ぶりから、伊織がルージャンル―ジュを辞めることに気付く紅坂朱音。

 

 

紅坂朱音は伊織に皮肉めいたことを言いますが、これはこれで業界で生き残るためのアドバイスなんでしょう。

 

でも伊織は紅坂朱音が歩んできた道と違う楽な道を選ぶようですが。

 

 

詩羽先輩が覚悟を決める

 

今回の話を担当編集の町田さんに報告にいく詩羽先輩。

 

町田さんもこういうことになるのをある程度予測していたのでしょうか?

町田さんは倫也のサークルのことはどうするのか聞いてきます。

 

フィールズクロニクルのシナリオと自身のラノベ執筆の両立だって大変なのですから到底倫也のサークル活動に参加することはできない。

 

だから。

 

詩羽先輩の心情がわかる町田さんはわざと茶化します。

 

でも実際、倫也が泣いて引き留めたら詩羽先輩どうするつもりなんでしょうねえ。

 

まあそんなことにはならないだろうと詩羽先輩は考えていそうですが。

 

詩羽先輩は覚悟を決めているようです。

かなりきつく困難な道ですが。

 

町田さんが言うように相当な実力か、相当なメンタルか、その両方がないと。

 

私だけなら何ともなる。

 

この言葉の意味は果たして?

 

 

えりりがスランプ克服…しかしそれはいばらの道を進むと決めたから

 

電話で呼び出され学校に行く詩羽先輩。

 

何とえりりがスランプを脱出したのです。

その証拠とばかりに詩羽先輩の目の前で絵を描き始めるえりり。

そして色まで塗って完成させた絵は。

 

ようやくえりりは気付きました。

自分は倫也の元にいてはイラストレーターとして成長できない。

倫也が求める凄いイラストレーターになれないと。

 

詩羽先輩の前なのに大泣きしてしまうえりり。

そんなえりりを詩羽先輩は抱きしめます。

 

絵師として成長するため倫也の元を去ることを決めるえりり。

 

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#10「そして竜虎は神に挑まん」予告映像より引用

 

倫也のことを裏切るのは2回目。

さすがにもう倫也は許してくれないかも。

 

ちょっと気弱になるえりりを励ます詩羽先輩。

 

そしてえりりも詩羽先輩に活を入れます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#10「そして竜虎は神に挑まん」予告映像より引用

 

 

えりりも霞詩子の実力を買っているので、これは当然の流れですね。

 

もう倫也を巡る恋のライバルとしてよりも強敵に一緒に挑む仲間って感じです。

 

だから今回のタイトルが「そして竜虎は神に挑まん」なんでしょうね。

 

結局男のために男を捨てて仕事を選ぶ。

えりりも覚悟を決めました。

 

そしてまたあの場面が再現される

 

あのコーヒーショップで伊織と会う倫也。

 

倫也はまだ引きずっているようですね。

そんな倫也に伊織は自分と出海ちゃんがルージャンル―ジュを辞めたことを伝えます。

 

そして倫也にゲーム作りを止めるな。

と言う伊織。

 

ホント良い奴ですわ伊織。

でも伊織はこの後どうするつもりなんでしょうか?

 

紅坂朱音との会話から考えても同人業界の生きていくつもりのようですし。

伊織を受け入れてくれるサークルなんてあるのですかねえ(棒読み)。

 

 

伊織と別れ、帰宅のためにあの坂を上り始める倫也。

今までの記憶が倫也の中で再生されます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#10「そして竜虎は神に挑まん」予告映像より引用

 

 

そしてそんな倫也の前に現れたのは。

 

あの時と同じ恰好の加藤。ずっと伸ばしていた髪を切り、またショートボブに。

 

加藤は倫也の前に来ると倫也をデートに誘います。

 

加藤、攻めますねぇ。

傷心の倫也を一気に攻略する気でしょうか?

 

今回はここで終了。

最後の最後でやっぱりメインヒロインさんが美味しいところもっていきました。

このパターン何回目だよ。

 

次回は最終回。

倫也のサークルはどうなるのか?

そして倫也はこのまま詩羽先輩とえりりとお別れするのでしょうか?

次回絶対に見逃せませんね。

 

 

冴えカノ♭第10話のまとめ三行

  • 揺れ動くえりりの心
  • えりりがスランプ脱出
  • そして加藤だけが残った

 

 

 

冴えカノ♭第11話(最終話)「再起と新規のゲームスタート」の感想 「まだまだ倫也を巡る争いは終わらない?」

 

 

感想(ネタバレあり)

 

第10話の最後、詩羽先輩とえりりを失い意気消沈している倫也の前に現れた加藤。

ショットボブに髪型を変えた加藤は倫也をデートに誘います。

今回はこの続きから。

 

原作通り進めば今回詩羽先輩派大歓喜のあのシーンがあるはずですが、果たしてカットにならずアニメ化されるのでしょうか?

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#11「再起と新規のゲームスタート」予告映像より引用

 

 

詩羽先輩派の私は倫也と加藤のデートより、そっちの方が気になります。

 

 

あといつも作っている見どころやポイントを振り返る記事は今回作成しません。

見どころやポイントについては随時この記事に追記していくことにしますのでご了承ください。

 

 

デートで加藤と一緒に六天場モールへ

 

前回加藤からデートの誘いを受けた倫也はその誘いを受けることに。

目的地に向かう途中、えりりをあんまり攻めるなと加藤に言う倫也。

 

しかし時すでに遅し。

えりりの家を訪れた加藤はえりりと一戦交えた後だったのです。

 

アニメ版では音声なしのシーンで加藤が涙するだけでしたが、原作7巻やGirlsSide1巻ではちゃんとセリフが載っているので気になる方はそちらをご覧ください。

 

さて加藤がデートする場所に選んだのは六天場モール。

 

そう、オープンしたての時に倫也と一緒に訪れた場所です。

 

あの時倫也はコミケでの経験を生かして上手く加藤を導いてくれたのでしたっけ。

 

でも何で加藤はこの場所を?

と思ったら加藤は自分でその理由を明らかにします。

 

何でも以前このモールに来た時、倫也が他のところに行ってしまったため、二人で帰るという体験ができなかったからだとか。

 

アニメ1期5話、二人でこのモール来た時、買い物終わったら、倫也は先輩を追いかけて和合市にいっちゃったのですよね。

加藤を置いてぼりにして。

 

そして倫也自身は詩羽先輩とホテルで1夜を共にしたのです(やましい事はなかったけど)。

 

・・・

女性って怖いですね。

加藤はまだあの時のこと、根に持っていたのですから。

 

もしかしてデートと言うのはあくまで名目。

他の女に目を向けないように倫也を調教しているんじゃ?とも思ってしまいますわ。

 

だって加藤さん、服選びを手伝わさせたり、手を握らさせたり、あざとい手を使いまくりですしw

 

 

もちろん今回のデートの目的は別のものですよ。

 

今回のデートの本当の目的。

それは倫也にやる気を出して貰うため

 

そして倫也が自分で作った新作のプロットに沿ってデートする感じを実体験してイメージを具体化して貰うため。

 

ホント良い嫁です。他のヒロイン二人が倫也から離れている間に地固めしているとも取れますけどねw

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#11「再起と新規のゲームスタート」予告映像より引用

 

 

デートのお礼として倫也は加藤に帽子をプレゼントします。

それは倫也が見取れたあのシーンで加藤がかぶっていたものと同じ色と形のもの。

 

でも色形が同じでも今回は倫也からのプレゼントですので、加藤が言う通り同じではありません。

 

再び最初の坂に戻ってきた二人。

ここで倫也は加藤にメインヒロインになって欲しいと改めて頼みます。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#11「再起と新規のゲームスタート」予告映像より引用

 

桜が舞い散る中、加藤もそれを受け入れ・・・。

 

加藤のキャラソンがかかりもうこれでもかというくらい盛り上がります。

 

泣きじゃくる倫也に手を差し出そうとしてそれを止める加藤。

 

ここで手を出せばもうヒロイン戦争終わりそうだったに。

 

まだその時ではないと思ったのでしょうか?

 

 

倫也の初めての相手は詩羽先輩

 

東京駅。

詩羽先輩とえりりは大阪に向かうため新幹線を待っています。

 

大阪にはフィールズクロニクルを発売する大手ゲーム会社マルズの本社があり、そこで打ち合わせをするためです。

 

二人ともやる気満々。

 

そりゃあそうです。

えりりが言った通り、捨てたものが大きいですからね。

 

詩羽先輩は倫也の元を離れただけ。

それにまだ初犯です。

 

一方えりりは、倫也を裏切るのは今回で2回目。

下手すると倫也ともう永遠に仲直りできない可能性だってあるですから。

 

さらに親友と呼べるまでになった加藤とも絶交することになってしまい、えりりは愛する人と親友を一度に失ったのです。

 

すべては自分が絵師として成長するためですけど・・・。

 

そんな中、詩羽先輩とえりりは思いがけない人物と再会します。

 

なんと倫也が二人の見送りにやってきたのです。

 

この事態に詩羽先輩もえりりもびっくり。

 

アニプレックスチャンネル TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』#11「再起と新規のゲームスタート」予告映像より引用

 

 

というか、えりりは驚きすぎてまともに会話ができませんw

 

詩羽先輩の背後に隠れるえりり。

あれほど普段はいがみ合っているのでにいざとなれば詩羽先輩を頼るのですね。

 

えりりが詩羽先輩をどれだけ頼りにしているかわかるシーンですわ。

 

倫也は詩羽先輩とえりりを激励します。

 

おいおい、二人とも倫也を裏切ったのに。

どんだけお人好しなんだよ。

シナリオ書く人と絵師が一気に抜けてサークル崩壊危機なのに。

 

まあ倫也の元にはまだ加藤という精神的な支柱がいるので、サークルは大丈夫だと倫也自身思っているのかもしれませんが。

 

そういえば加藤、電話を通してえりりを激励してました。

 

これで仲直りとなるのでしょうか?それとも表面上仲直りしたように

見せかけて冷戦に入るのか?

この2人の関係にも今後注意しなければいけませんね。

もちろん続きがあればの話ですけど。

 

※どうやらここで本当に仲直りしたようです。劇場版はそれを前提にストーリーが進んだので。

 

 

倫也と加藤の激励を受けて感極まった感じのえりり。

 

倫也の顔から眼鏡を外してこれ頂戴と倫也におねだりします。

そして乙女の顔になったと思ったら・・・。

 

冴えカノ♭第11話より引用

 

 

気付いた時、えりりが見たもの。

 

 

冴えカノ♭第11話より引用

 

 

それは倫也にキスする詩羽先輩w

キタ――(゚∀゚)――!!

 

これです。

これが見たかったのです。

原作7巻の一番の盛り上がりシーン。

 

一般の人なら7巻で一番盛り上がるのは倫也と加藤が仲直りするシーンだと思うことでしょう。

 

しかし私のような詩羽先輩派はさにあらず。

7巻の一番盛り上がるシーンと思っているのは、このえりりを出し抜き倫也の唇を奪うシーンなのです。

 

まだ加藤もしてないキス。

これによって詩羽先輩は倫也の初めて人となったのです。

 

そして倫也を不倫理くんと呼び、諦めるの諦めた宣言を行います。

 

つ~か、ホントに1度は諦めるつもりだったのですね。

 

 

ヒロインたちの倫也争奪戦は終わらない

 

 

特殊EDを挟んでCパート。

 

豊ヶ崎学園も新学期。

倫也は加藤と一緒に登校しますが加藤は笑うのを堪えています。

 

東京駅でえりりに眼鏡をあげてしまった倫也。

仕方がないので六天場モールで加藤からプレゼントされた赤いフレームの眼鏡を倫也は掛けているのですがこれが微妙に似合わないw

 

この眼鏡、倫也が言った通り加藤がセレクトしたものなのに。

それを笑うなんて加藤は人悪すぎw

 

でもこんなこと言えるくらい二人の仲は修復されたのですね。

 

いや、一度冷戦に突入したおかげでもっと仲が良くなったかも。

 

だってあのデートの最後の瞬間、安芸くん呼びがいつの間にか倫也くん呼びになってたし。

 

名前呼びはそれだけ近しい存在であるということの証ですからね。

 

フラットな加藤も倫也は近しい存在だと認めたのでしょうか?

 

まあまた安芸くん呼びにもどってしまいましたがw

 

二人の仲は順調ですがサークルには問題山積です。

シナリオはともかく、絵師を何とかしないとゲーム作りができませんから。

 

どこかに優秀な絵師いませんかねえ。

と思っていたら倫也と加藤は校門前で思いがけない人物と再会します。

それが出海ちゃん。

 

冴えカノ♭第11話より引用

 

何と出海ちゃんは豊ヶ崎学園に入学することになったのです。

 

兄貴と一緒に前のサークルを辞めた出海ちゃんは現在フリー。

倫也が自分のサークルに入れても何ら問題ありません。

 

えりりが脅威と感じるくらいの逸材が加入してくれたら戦力大増強ですわ。

 

最後の最後で良い方向に転がり始めましたね。

 

倫也と加藤が出海ちゃんと話している姿を物陰に隠れて見ている詩羽先輩とえりり。

 

冴えカノ♭第11話より引用

 

えりりはともかく、詩羽先輩何やってるの?

あなたもう豊ヶ崎の生徒じゃないでしょw

 

と思ったらなぜか他校に通っている美智留までやってきて。

 

冴えカノ♭第11話より引用

 

倫也と加藤がかなり親密になりルート固定しつつありますが、他のヒロインたちはまだ倫也を諦めるつもりはないようです。

 

ここで加藤に本決まりすればこの後劇場版作る必要なかったのに。

 

冴えカノ♭第11話を視聴し終わって

冴えカノ♭もこれで終了。

1期と異なり2期はシリアスな話ばっかりだったので、面食らった視聴者多かったかもしれませんが、これくらいのスパイスが効かせないと飽きがすぐ来ますからね。

 

今回の11話。

原作7巻とGirlsSide1巻の話がベースですが、かなり改変されていました。

 

大事な部分はそのままにその大事なシーンを補強するような改変だったと思います。

加藤とデートするシーンが加わったことで加藤と倫也がお互いに想う気持ちがさらに強まったのではないでしょうか?

 

番組内では3期決定等の告知ありませんでしたがやっぱりBDやグッズの売り上げ次第なんでしょうかねえ。

 

でも見たいですねえ3期。私もお布施して微力を尽くすことにしますわ。

 

詩羽先輩派の私としては外伝の「恋するメトロノーム」のアニメ化でもいいけどw

 

※結局その後3期ではなく劇場版が作られることになり、冴えカノは見事完結しました。

 

 

劇場版冴えカノの感想記事はこちらのリンクからどうぞ。

劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」の感想 「普通のヒロインが特別なヒロインたちに勝利するお話」

 

冴えカノ♭第11話のまとめ三行

  • 加藤とデート
  • 詩羽先輩が倫也は初キスげっと
  • ヒロインたちの倫也争奪戦は終わらない