感想(ネタバレあり)
初対面時からフータローに融和的だった四葉。ようやくその四葉のメイン回です(ただBパートで写真のエピソードやったので、四葉メイン回の印象が薄くなってしまった感じですが)。
今回の話で四葉のことが結構わかりましたが、衝撃的だったフータローへの告白。あれは本当に嘘だったのでしょうか?
だって四葉って嘘つくのが下手なんでしょ。それなのにフータローが嘘だと気付かなかったなんてありえるのでしょうか?
ということはつまり…。
第6話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。
五等分の花嫁 7話の感想 「あの子がフータローのピンチを救った理由は何?」
フータローを敵対視していた二乃がフータローを救うなんて予想外でしたね。これまでの積み重ねが二乃の気持ちを変えていったということなんでしょう。
あと個人的に推している一花の記事を別に作っているので、興味がある方はこちらのリンクをご利用ください。
【五等分の花嫁】一花の活躍や功績や情報を各話毎にまとめてみた
やっぱりちょっと大人びたお姉さんタイプいいですわ。
四葉の良い人イメージはラブコメでは負けフラグ?
三玖の料理を食べてお腹を壊したフータロー。でも今回の場合は料理の質云々ではなく、三玖の料理を食べ過ぎたのが原因です。
まあ、フータローも四葉が食べるのに付き合ってあげる必要はなかったのですけどね。既にフータローは美玖のコロッケを美味しいと言ってたのですから。
そのため三玖の主目標は四葉。四葉が一言「美味しい」と嘘を言えばすべて丸く収まったのですが。
ただ嘘が四葉の良いところでもあり、欠点でもあります。
その辺の話がAパートのメインの話。たぶんこのエピソードでさらに四葉のイメージが向上したと思いますわ。
しかし良い人イメージって、ラブコメでは負けフラグでもあるのですよねえ。だって良い人すぎると他のライバルと争うことになったら、自分が負ければいいと考えてしまうので。
ガツガツした四葉はあんまり見たくありませんが、でも簡単に他の姉妹に負けちゃう四葉もあんまりみたくありませんねえ。
そうは言っても個人的には四葉がフータローの花嫁候補の本命だとまだ思ってますが。
写真のエピソードが四葉メイン回の印象を薄くしてしまったかも
原作の順番的には一花メイン回の前に来るはずだったアドレスと写真の話。四葉の良い人イメージを強めるためにこの8話に入れ込んだのでしょうか?
ただそのために、キャンプファイヤーの件で、一花に変装した三玖があれを言っちゃう話がなくなってしまいましたけど。
まあ次回辺りに入れ込んでくるかもしれませんね。あのエピソードが無いと三玖が悩むエピソードが全カットになってしまうので。
しかしラブコメの定番である「実は小さい頃に会っていた」という話を上手くストーリーに入れましたよね。
「ラブひな」などで使い古された手法ですけど、全く気になりませんでした。
ただ四葉メイン回に入れ込んでしまったために、前述したように四葉の活躍がぼやけてしまった感じもします。
だって嘘とは言え、五つ子の中で一番最初にフータローに告白したことのですからねえ。できればこのインパクトを強くするために、告白のシーンはCパートとかに入れ込んで欲しかったのですけど。
Aパートだと、Bパートのエピソード次第でインパクトがなくなってしまうので。
今回はBパートの写真の印象が強すぎて、ホント告白の印象が薄くなったと思います。
まあでも写真のエピソードも重要なことは重要です。
だってアバンのシーンからフータローが今のようなガリベンになったのは、この写真の女の子が影響を与えたのは確実ですからね。
そしてその子がおそらく五つ子の中の一人なんですから。
四葉の告白は嘘なのか?本当なのか?
フータローの写真のことも気になりますが、個人的には四葉のフータローへの告白の方が気になります。四葉自身、膝枕しながら告白したことを「嘘」と断言してますが、本当に嘘だと言えるのでしょうか?
まず四葉って五つ子の中では数少ない最初からフータローに敵対心を持ってない子でした。
第1話では初対面なはずのフータローにお礼を言ってもらうまで付きまとい、さらに自宅では唯一フータローの家庭教師を受けるつもりでしたし。
また第4話ではフータローの妹であるらいはを気に入り、冗談とはいえ、らいはを義理の妹にするためにフータローと結婚するとまで言ってましたからね。
そして今回の告白。直前に「四葉が嘘が下手」だとフータローも認識したはずなのに、そのフータローでさえ、あの四葉の告白を嘘と見抜けなかったのですからねえ。
もちろんフータローにだけ嘘をつけるという設定の可能性もありますが、だったらどうしてフータローに対してだけ上手に嘘が付けるのか?ということなり、やっぱりフータローは特別視されているということにもなりそうですから。
さらに言うと、四葉の「嘘」のセリフ、明らかに棒読みちっくな感じが出てましたね。
嘘が下手な四葉が下手な発音で「嘘」と言った。つまり「嘘」と言ったのは嘘?
まあ、原作読んでいる私の個人的な意見は、四葉とフータローって一番くっつきそうなんですよね。
フータローに好意的だけど一歩踏み込んだ描写がほぼない四葉。それでいて思わせぶりなセリフを吐くし。
わざと一線を引いているようにしか思えないのですよ。そしてそうやって我慢して我慢して最後に爆発しそうな気がします。
まあ、まだハーレムエンドになるという可能性もありますけどね。
終わりに
今回は四葉メイン回でしたけど、写真の話を入れたり、林間学校の前振りを入れたり、四葉のインパクトがちょっと弱くなってしまった気がします。
次回からは林間学校編に突入。次回予告にもありましたが、五つ子の温泉シーンありまっせ。
次回も楽しみです。
次回第9話の感想記事はこちらからどうぞ。
五等分の花嫁第9話「結びの伝説1日目」の感想 「一花に変装した三玖がフータローとラブラブを演じちゃった」
第9話は林間学校編の序章としてフラグが乱立します。
また一花に化けた三玖はフータローと思いっきりラブラブを演じることになりますが、これってある意味職権濫用じゃね?