感想(ネタバレあり)
今回は林間学校の序章。
いろいろと伏線張られていますね。
いくつか挙げてみるとこんな感じ。
- 一花とフータローがキャンプファイヤーでペアに
- 三玖が好きな人に告白=「独り占めしたい」ということだと知る
- フータローがハイテンション
- 三玖は一花を信頼
- 三玖は平等に拘る
- 五月が一花がフータローにちょっかいだしていると誤解(五月は一花だと気付いてない)
- 五月はこの林間学校でフータローが家庭教師としてふさわしいか見極める
- 二乃はフータローの写真の子(小さいころのフータロー)に会いたいと思ってる
この伏線のほとんどをあと数回の林間学校編で回収するのですから、ある意味凄いですわ(さすが回収できないものもあるけど)。
あと今回も簡単な人物相関図を作ったので、ストーリーの理解にご活用ください。
前回第8話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。
五等分の花嫁第8話「始まりの写真」の感想 「四葉の告白は嘘?」
前回は四葉がフータローへ告白(嘘)。またフータローと二乃がそれぞれ持っていた写真で、小さい頃にフータローと五つ子のうちの誰かが出会っていたことが判明しました。
一花に化けた三玖がフータローとイチャイチャ
五つ子のうち、フータローへの好意に正直な三玖。
一花に変装した三玖が咄嗟の事とはいえ、一花とフータローがキャンプファイヤーで踊ることを約束するなんて。
まあ普通のキャンプファイヤーならいいのですけど、フータローたちの学校のキャンプファイヤーで最後に手を握っていたカップルが結ばれるという伝説があるのですよね。
前回四葉がその話をしてまともに取りあわなかった三玖ですが、さすがにフータローと一花が一緒に踊ることになるとやっぱり気になるようです。
まあ現状一花は三玖を応援するスタンス。泊まりこみ勉強合宿の際も、三玖のためにフータローにいろいろさせようとしてましたからね。
しかしそれでも三玖は今回の一件が気になるようです。口では一花を信頼していると言ってますけど。
まあ、前田から「好きな人に告白するのは相手を独占したいから」ということ聞き、みんな平等という原則論に囚われている三玖の気持ちにも少しづつ変化が起こっています。
だからこそ、一花とフータローがペアになるというところに少し引っかかるのでしょうね。
一花を信頼しながらもちょっと気に掛かる三玖さん。でも一花に化けたのを良いことにやりたい放題やってくれましたね。
前田の疑いの目から逸らすためとは言え、フータローとイチャイチャを演じ、腕を組んだり手を握ったりするなんて職権乱用以外の何ものでもありませんわ。
らいはの急病でバスに乗り遅れたフータローの元にやってきたのは?
シスコンの気があるフータロー。そんなフータローが病気のらいはを置いて林間学校に行ける訳ありません。
言葉とは裏腹に結構林間学校を楽しみにしていた感じのフータローがちょっと可哀想に思えてきました。
ずっとがり勉で他人に興味がなさそうなフータローですが、実際は寂しがりななのかもしれませんね。
まあ、原作でフータローがこんな性格になった一旦について描かれている箇所があるのですけど、それは丁度林間学校の後のストーリーなんですよね。
だからたぶんアニメでは描かれないのが濃厚だと思います。
気になる方は原作コミックス第5巻を読みましょう。
さてらいはの看病をしてバスに乗り遅れたフータローですが、当然主人公が林間学校に参加しないことにはストーリーが進みませんからね。
こういう時は金持ち設定が役立ちます。フータローが五つ子の家庭教師やってて良かったですわ。
でもわざわざ全員で来なくても。フータローの家の場所を知っている五月だけ来れば良かったのに。
まあ、フータローにゾッコンな三玖は仕方ありませんが、どうして二乃まで。
二乃がやってきたのは、何をやるにも5人揃ってということの実践なのかもしれません。
林間学校に行くつもりが立ち往生で一緒の部屋に泊まることに
林間学校って夏にするイメージがあったのですけど、地域によって違うのでしょうか?まさか大雪に遭遇して立ち往生するなんて予想外過ぎます。
でもそのおかげで五つ子の温泉入浴シーンがあったのですから、雪には感謝しなければいけませんわ。
四葉や五月のお色気シーンは初めてかもしれませんね。
さて、バスに追い付き合流できなかったのは残念ですが、目前の問題をどうするか五つ子は苦悩します。
だって部屋が空いてなくて、フータローと五つ子はいっしょの部屋に泊まるのですからね。
まあ、泊まりこみ勉強の時、フータローと一緒にリビングで寝ていた癖に今更こんなことで苦悩するのはどうなんだ?という気持ちはありますが、あの時と違って泊まる部屋が狭いですから。
空いてないから4人部屋を6人で使うのはキツイです。
そして何よりフータローはいつもよりテンション高め。
だからこそあの四葉でさえ警戒しているのです。四葉って奔放そうな性格に見えて身持ちが固そうですね。あと二乃も。
特に二乃はあからさまにフータローを危険視してます。
まあ3話で事故とは言えフータローに押し倒されていますからね。さらに二乃が言ったように男はある意味野獣ですから。
大小の差はあるにしろ変にフータローを安全牌扱いしないのも正しい認識だと思います。
でもあと数か月もすれば、警戒なんかせず、お願いだからフータローこっちに来てと言い出しそうなことになるのですけどね、あの子とあの子以外の3人は。
さて一緒の部屋で過ごす五つ子+フータローですが、一花がフータローの寝顔を見つめているところを五月が目撃。
真面目一辺倒の五月からすれば、自分以外の四人の中にフータローにチョッカイ出している子がいるという事実に驚愕したのでしょう。
しかしJKだったら普通に同い年の男の子に興味持ってもおかしくないと思いますけどね。ちと五月は考え方が古いというか固いですわ。
終わりに
今回はここで終了。
前述したように今回はいわば林間学校の序章のようなものです。この林間学校編では5人すべてにエピソードが用意されており、5つ子それぞれのファンも楽しめると思います。
ただ一花が比較的優遇されているような気がしますね。まあこの林間学校でいろいろあったために一花の気持ちもどんどんフータローへ傾いていくのですけど。
さあ次回は肝試し。次回も楽しみです。
次回第10話の感想記事はこちらからどうぞ。
五等分の花嫁第10話「結びの伝説2日目」の感想 「フータローの誤魔化しが面倒な事態を引き起こす」
第10話は二乃メイン回+一花のメインの話の導入が描かれていました。ツンデレ二乃のデレた破壊力はすさまじいですわ。