第20話の内容を大雑把にまとめると以下のようになります。
- OP無しでリューさんの回想始まる
- ジャガーノート降臨
- リューさんだけでも救うためアリーゼ、輝夜、ライラが命を散らす
- リューさんを除きアストレア・ファミリア全滅
- リューさんが正義を捨てイヴィルス殲滅
- 現実に戻りリューさんがベル君を責める
- 生き残りのバーバリアンの攻撃にベル君危機一髪
- 「クラネルさん」呼びから「ベル」呼びへ
- 特殊EDでリューさん顔真っ赤
今回のタイトルは散華と書いて「アストレア・ファミリア」。
とうとう来てしまいましたね。
リューさんの回想で度々出てきたアストレア・ファミリア。
彼女たちが一体どうなったのか?
それがようやく語られました。
そしてなぜリューさんだけが生き残れた理由かも。
リューさんは仲間たちの犠牲で生き残れました。
大事な仲間を一度に失ったのです。
惨劇の原因作った(ジャガーノートが降臨する理由を作ったジュラたち許せませんよ。
原作読んでここら辺のストーリーはわかってましたけど、どんな風に映像化するか興味ありました。
グロさが目立ってたけど、それが無いと悲惨さが伝わってきませんですからね。
アリーゼ達のおかげとはいえ、よくリューさん生き残れましたわ。
前半は凄惨なシーンの連続で心が痛くなりましたが、後半はベル君の言葉とリューさんの可愛さで癒されました。
ベル君本当に天然のジゴロですわ。
ヘスティアやリリがいつも危機感持つの改めてわかりました。
野放しにしれてばどんどん勘違いする女性キャラ増えますからね。
この20話。
作画のクオリティも4期で最高峰。
ここに資金やマンパワー集中させたのでしょう。
その決断、間違ってなかったと思います。
アストレア・ファミリアの全滅とリューさんが生き残れた理由
ダンまち4第20話WEB予告より引用
リューさんが所属してた「アストレア・ファミリア」。
何回も彼女たちの墓のシーンが描かれているため、彼女たちが既に死んでいるのはアニメ組の方でも理解しているはず。
でもどうしてアストレア・ファミリアのメンバーはリューさんを除いて全滅したのか?
それがこの20話で描かれました。
全滅した理由はジュラのせい。
もう少し詳しく書けば、ジュラがアストレア・ファミリアを潰すために火炎石使ってダンジョンを壊し過ぎた結果、ジャガーノートが出現したのが原因です。
ジャガーノートと戦ったことがあるので、リューさんはその怖さを知ってたという訳みたいです。
ではジャガーノートに攻撃されアストレア・ファミリアはほぼ全滅したのに、リューさんだけがどうして生き残れたのか?
それはアストレア・ファミリアの主要メンバーであるアリーゼ、輝夜、ライラの三人が命を散らしてジャガーノートを逃亡させたからです。
アストレア・ファミリアのメンバーが次々に死んでいくシーン。
最初こそグロさ抑え目でした。
しかし加速度的にグロさが増していき、大人でも目を背けたくなるような感じへ。
ダンまち4第20話より引用
体をバラバラにされる者、爪で突き刺される者、食われる者、魔法を反射され体が燃やされる者。
見てて辛いです。
回想やEDに出てきたアストレア・ファミリアの女性冒険者たちが悲鳴や叫び声をあげなら絶命していくのですから。
原作読んでこの流れ自体は知ってましたけど、映像化されると凄惨さがダイレクトに伝わり、心が痛くなります。
ちなみに主要メンバー以外の団員の最期を原作から抜粋するとこんな感じ。
- ノイン:体を寸断されて死亡
- ネーゼ:破爪で上半身が弾けて死亡
- アスタ:盾ごとひっしゃげて圧死
- リャーナ:魔法反射で体が炎上して死亡
- セルティ:魔法反射で体が炎上して死亡
- イスカ:八つ裂きにされて死亡
- マリュー:頭から捕食されて死亡
そんな中、アストレア・ファミリアの主要メンバーであるアリーゼ、輝夜、ライラの三人も重傷を負ってしまい、彼女たちは決断します。
リューさんを助けること。
そしてそのためにジャガーノートを倒すことを。
彼女たちの命を散らして。
大事な仲間たちが死んでいくを見守るしかないリューさん。
よく心が壊れなかったですわ。
前述した通り、作画のクオリティも最高なので逆に凄惨さが際立ったのかも。
良かったような悪かったような。
視聴しているこっちは複雑な気分になりましたわ。
遺体無きお墓を18階層に作ってリューさんは修羅と化す
帰還し傷が癒えてからダンジョンに戻ったリューさん。
しかしそこにあったのは仲間たちの武器だけ。
仲間たちの亡骸はすべてモンスターに食べられてしまったのです。
リューさんはショックだったでしょう。
でも惨たらしい遺体を再度見るよりはマシだったのではないでしょうかねえ。
そして仇であるジャガーノート。
リューさんは結局大量の灰以外見つけることができませんでした。
イレギュラーな存在であるジャガーノート。
イレギュラーだからこそ異物を処理した後は速やかに消滅するんでしょうねえ。
リューさんは仲間たちの武器を集めて18階層に墓を作ることに。
1期にも登場したこのお墓が作られた理由が4期でようやく明らかになりました。
仲間を失ったリューさん。
いま彼女を突き動かすのは憎しみ。
仲間たちが命を散らす原因を作ったイヴィルス絶対殺すウーマン爆誕です。
正義を捨てたリューさんはイヴィルス殲滅のために手段を選ばず
ダンまち4第20話WEB予告より引用
仲間を失ったという現実。
そしてその原因を作ったジュラたちイヴィルスへの怒り。
それらがリューさんを変えました。
イヴィルス殲滅のために手段を選ばずジュラの仲間たちを始末して行ったリューさん。
イヴィルス殲滅という目的があったのでリューさんは精神壊れなかったのかもしれませんね。
イヴィルスをあらかた殲滅した後にシルと出会ったのもタイミング良かったです。
豊饒の女主人で働き始め、新しい仲間たちとの日々。
そしてベル君の出会い。
自分だけ幸せになっていいのだろうか?
リューさんはそんな風に考えていたのかも。
だからこそ今度はベル君のために自分の命を捨てようと考えた。
それが第19話のベル君だけと逃亡させようとしたことに繋がるかもしれませんね。
あとルドラ・ファミリアの主神であるルドラがちょっとだけ出てきてリューさんに皮肉言ってましたけど、ルドラ顔良すぎ。
あんなハンサムなのにどうして女性冒険者集まらなかったのか不思議です。
クラネルさん呼びからベル君呼びへ!
ダンまち4第20話WEB予告より引用
20話の前半と後半。
温度差あり過ぎて心が付いていけませんわ。
何だよこの顔真っ赤にして照れる可愛いリューさんは。
前半の仇討ちのために怖い顔したリューさんと同じ人には見えません。
そして咄嗟にクラネルさん呼びからベル君呼びに変わりますが、その後も呼び方戻さないのはリューさんの中でベル君への想いがはっきりしてきた証拠なのかも。
まあね、自分のために戻ってきて窮地を救って貰ったり、救われるような言葉を掛けて貰ったのです。
いくらシルの想い人でも心が動きますよ。
最後の37階層には無いと思われてた水源を見つけて今回は終了です。
ダンまち4第20話を視聴し終わって
4期2クール目の山場の一つを超えました。
でもすぐに次の山場が来ます。
ベル君、リューさん、そして水源。
原作読んでる人ならわかるでしょう。
あのシーンです。
お願い、21話も作画のクオリティ維持してくれ。
そう思わずにはいられないシーンです。
次回本当に楽しみですわ。
第21話の感想記事はこちら。