ジョン・スミスの正体がわかってからのアルファの悲しみと絶望が見てて辛かったですが、戦闘自体は見ごたえありました。
ここぞという時に手を抜かない本作のアニメスタッフさんたちの姿勢はありがたいです。
アルファも想像だにしないでしょうね。
「偽札作って大儲けしようと思って」「暗躍して自分の中二心を満足させたい」そんな気持ちでジョン・スミスを名乗り、暗躍しているとは。
でもそれが結果オーライになるのが本作。
偽札編のラストも期待大ですわ。
第5話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
陰の実力者になりたくて!2期 5話の感想「ガンマは強いけどポンコツ」
デルタはジョン・スミスの正体を看破する
陰の実力者になりたくて!2第6話より引用
デルタって本当に見てて飽きませんね。
戦闘狂の一面とシャドウに甘えるペット感。
この落差もデルタの魅力かと。
そしてバカなのは今回も健在。
まあ、程度の差はあるけど七陰はシャドウの前ではみんなバカになりますからね(シャドウへの崇拝が七陰の目を狂わしてる)。
その馬鹿さを利用したシャドウは上手いですけど、デルタが戻ってこないのは想定外だったかもしれませんね。
そのためにアルファたちは「デルタはジョン・スミスに消された」と勝手に判断しちゃって、あとでシャドウは冷や汗かくことになるのですから。
アルファの怒り、そしてシャドウの焦りと暗号
「デルタ還らず」。
みんなショックだったでしょうね。
最終目的がディアボロス教団を潰すことである以上、ある程度の損害は覚悟してたでしょうけど、まさか得体のしれない相手(ジョン・スミス)にデルタが負けるなんて考えてなかったのでしょう。
アルファの怒りは当然ジョン・スミスへ。
怒りを前面に出さず内面に押しとどめながらも怒りの兆候が見える演出良かったです。アルファらしくて。
普段怒らない人ほど怒らせたら怖いという感じが良く出てましたわ。
あとベータの報告から冷や汗タラタラのシャドウ。
シャドウ=ジョン・スミスだと知ってしまったデルタに命令を出して、しばらく帰ってこないようにしたのにそれが裏目に出たのですから。
さすがのシャドウも「デルタ還らず」で七陰のメンバーが怒りと悲しみに暮れていることぐらいわかるでしょうから。
そういれば5つの言語(かな、カタカナ、漢字、ローマ字、アラビア数字)を駆使した暗号をベータに渡してましたね。
あれのおかげで盛大なオチが付くので忘れないようにしましょう。
目標とそのルートを見つけた妹、そして見つからずさまよう姉
陰の実力者になりたくて!2第6話WEB予告より引用
目的とそのルートがハッキリしてるアレクシア王女、暗中模索中というか、完全に袋小路に迷い込んでるアイリス王女。
引用した画像のシーンはそれがよく対比されてました。
どちらも道に迷ったのは同じなのに、どうして姉妹で差が付いてしまったのか。
まあ、アレクシア王女の方はローズパイセンを救いたいという正の気持ちが強かったですからね。
だからまだ良かったのかと。
一方のアイリス王女の方は、シャドウへの恨みという負の気持ちが強いので、全うな方に行けなかったのかも。
姉の方は「暗黒面落ち待ったなし」な感じがして怖いです。
シャドウに対する憎しみのあまり教団と通じないか見てておっかないですわ。
絶望のアルファはジョン・スミスに敗北する
陰の実力者になりたくて!2第6話WEB予告より引用
今回の最大の見どころ「ジョン・スミスVSアルファ」。
戦闘シーンは演出も作画も力入ってたし、見ごたえ十分でしたわ。
そして悲痛なアルファ見ててだいぶん感情移入しましたわ。
「シャドウの力になりたい」「シャドウの近くにいたい」。
それだけなのに。
まあ、悲しみが深ければ深いだけ、それが好転すると喜びも安心感も倍増するもの。
今回の偽札編の最後、アルファの悲しみが喜びとなるのか見逃せませんわ。
ユキメと月旦の因縁判明
陰の実力者になりたくて!2第6話WEB予告より引用
金より復讐。
ユキメの目的がよりハッキリすると共に、月旦との過去も明らかになりました。
ユキメと月旦は元婚約者。
何も無ければ幸せに暮らせたかもしれないのに、他部族間の抗争の巻き添え、そして月旦がディアボロス教団の薬を飲んだことで将来も変わることに。
そして底辺から成り上がって今の権力を手に入れたユキメ。
月旦への復讐がその糧になったんでしょうねえ。
シャドウに関わるキャラって一部を除いてホント不幸を体験してますね。
「それに比べてシャドウは」と思わずにはいられませんわ。
陰の実力者になりたくて!2第6話を視聴し終わって
今回アルファはジョン・スミスの正体を知って絶望の淵に追いやられ、そしてデルタは行方不明(無法都市に行ってるだけ)。
そしてユキメは月旦との因縁をジョン・スミスに伝えたところで終わりました。
偽札編も佳境を迎えた感じですね。
次回あたりで偽札編終わるかも。
経済戦争の行方は?ユキメは復讐を果たせるのか?
次回も楽しみです。
第7話の感想記事はこちらからどうぞ。