もう出番がないと思ってたヒョロ。
あの使われ方するのは予想外でした(褒め言葉)。
ジミナ・セーネンとアンネローゼの戦い後の良いシーンだったのに。
まあ、本作はギャグアニメ。
良いシーンをそのまま流したらシリアスな作品と思われちゃいますからね。
あと個人的にはベアトリスとシドの何気ない会話のシーンが良かったです。
なんか実力者同士の会話で裏で思惑があるような無いような感じが出てて。
シドの方は何も思ってないでしょうけど。
意味のないところでの緊張感。
本作はどんなシーンでも良く作り込まれてますわ。
第17話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
ヤンデレお姉ちゃんに始まり、そして終わった印象
厳密に言うと今回の最後のシーンはローズ先輩だったんですけど、今回はそれよりもシドのお姉ちゃんの印象が強かったです。
まさにお姉ちゃんに始まりお姉ちゃんで終わった感じ。
ブラコンということはわかってましたけど、拗らせ過ぎだろと言いたいです。
到底姉弟のスキンシップには見えない。
でもシドも悪いのですよね。
お姉ちゃんへ興味無さすぎで。
せめてブシン祭に代理出場していることぐらい知っとけよ。
そして最後のシーン。
冒頭にお姉ちゃんのシドに対する折檻シーンあったので、お姉ちゃんの笑顔が怖く感じます。
シドさん、再び折檻受けるんでしょうねえ(自業自得)。
ベータは旅立ち、アレクシア王女は情報を手にする
性格悪いアレクシア王女とベータの会話楽しかったのですが、どうやら終わりのようです。
事務所を引き払ったベータはアレクシア王女に土産を残していました。
大事な情報を貰ったのに憎まれ口たたくアレクシア王女は本当に良い性格してますわ。
あんな風に言うなら情報の入った大型封筒を剣で粉々にすれば良いのに。
まあ情報は情報。
たぶんアレクシア王女は有効活用したと思いますわ。
シドとアレクシア王女の関係をアイリス王女は知らない
陰の実力者になりたくて!第18話より引用
お姉ちゃんから貰ったチケット使ってブシン祭見ようと思ったら、VIP席。
そして隣の席はアイリス王女だった。
普通のモブキャラならばここで委縮して小さくなるところですが、シドは違いました。
嫌々な感じでしたけど全く委縮しません。
それどころか上級たちの会話に割って入ってますし。
モブを演じたいシドですが、モブとしてはまだまだ修行が足りませんわ。
あとアイリス王女。
妹であるアレクシア王女とシドの関係についてあんまり知らないようですね。
シドが言ってた通り、シドはアレクシア王女が投げた金貨を取ってくるだけの関係なのに。
たぶんアイリス王女は自分の妹がとんでもなく性格が悪いと知らないのでしょうね。
でも知らないのは幸運かも。
いろいろ忙しいのに妹の性格が悪いと知ったら心配する種が増えることになるので。
シドとベアトリクスの妙な緊張感のある会話
陰の実力者になりたくて!第18話WEB予告より引用
シドとベアトリスの会話シーン。
何気ないシーンですけど、変な緊張感が伝わってくるのですよね。
シドを実力者だと睨んでいるベアトリスの微妙な会話が緊張感を高めているような。
そしてそれをわかってあえてモブを演じようとしているシドも策士ですねえ。
まあ、シドの方はアルファ絡みでベアトリスと関わるとロクなことにならないと感じているのでしょう。
この先このシーンがどんな意味を成すか楽しみです。
アイリス王女とドエム・ケツハットの実力者同士の会話も良い
陰の実力者になりたくて!第18話WEB予告より引用
アイリス王女とドエム・ケツハット。
実力者同士の腹を探るような会話シーン良いですね。
会話しているけど相手のこと嫌ってそうな雰囲気がプンプンしてきます。
国のVIP同士、上っ面の会話に終始しても良いのにブシン祭という剣技の戦いを鑑賞しているので、そっちの本質的な話をするところがさらに良いです。
たぶんドエム・ケツハットの方が一枚も二枚も上手でしょうね。
ジミナ・セーネンの名前を聞いたことない=裏の人物だとすぐに目星をつけて調べさせるところは流石です。
ただ調べても既に死んでいるジミナのオリジナルのこと以外何もわからないでしょうけどね。
だってジミナ・セーネンはシドが自分の欲求を満たすだけのためにガワだけ借りて作ったキャラなので。
ジミナ・セーネンとアンネローゼの戦いの決着が付く!そして戦い終わった後の会話は?
陰の実力者になりたくて!第18話WEB予告より引用
今回のメインとも言うべきジミナ・セーネンとアンネローゼの戦い。
予想以上に迫力ありました。
速さでダメならカウンター狙いに切り替えるアンネローゼのセンスが光りますが、それ以上にジミナが強かった。
戦いはジミナの勝利。
さらに戦い後はこの手の話の王道展開へ。
相手の健闘を称え称賛する流れはシドが一番期待した展開だったと思います。
それを体験できてシドは至福の時だったと。
ただし視聴者はその体験がイマイチできなかったかも。
原因はヒョロ。
まさか連行されるヒョロの断末魔にジミナ・セーネンとアンネローゼの良いシーンが邪魔されるとは。
これぞギャグアニメ。
普通に「良いシーンは見せないよ」という製作スタッフの心意気が伝わってきます。
アンネローゼのセリフ聞くためにこのシーン数度見る羽目になりそう。
でも個人的にはこの演出嫌いではないです。
普通に健闘をたたえ合うようなシーンって、見てるこっちがこっぱずかしくなるので。
この章の主役であるローズ先輩のシーンは最後の最後に
シャドウのおかげで悪魔憑きを克服したローズ先輩。
シャドウの言葉で自分が何をすべきか覚悟を決めた様子。
その一方シドがから貰ったマグロナルドの包み紙を大事にしているところが健気です。
本作って暴力に訴えたり威圧したりする女性キャラが多いですからねえ。
そんな中で一途なローズ先輩の人気が爆上がりしてそうな感じがします。
陰の実力者になりたくて!第18話を視聴し終わって
残りは2話。
ローズ先輩の話とジミナVSアイリス王女の話で終わりそうですね。
どんどん面白くなっている本作。
次回も楽しみです。
第19話の感想記事はこちらから。