ダンまち4 第11話の感想「ベル君と仲間たちの絶望は続く」

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感想記事という性質上ネタバレを含みます。読まれる際はその点にご注意ください。

 

 

今期最終話となっている11話を視聴しました。

作画のクオリティは4期1話や2話に匹敵するほど良かったです。

 

マリィの献身で復活したベル君がジャガーノートに攻撃を仕掛けるシーン。

「作画解放」という言葉がぴったりなくらい、迫力のある作画だったかと。

 

しかしストーリー的については不満が残りました。

「そこで終わるの?」と言う風な感じでしたからね。

 

ラムトンの飲み込まれて気付けば深層。

37階層「ホワイトパレス」と分かった時のベル君の絶望。

「さあ、この後どうなる?」というところで終了でしたから。

 

そして続きの発表がありました。

 

 

 

続きである「深章 厄災編」は来年の1月から。

原作では絶望しかないところであり、リューさんの過去も一部明らかになります。

 

PV見るとリューさんがかつて所属してた「アストレア・ファミリア」のことも描かれるようです。

 

 

放送が待ち遠しいですわ。

 

 

10話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

ダンまち4 第10話の感想「厄災復活」

 

 

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ジャガーノートの攻撃でベル君死亡?

ダンまち4第10話より引用

 

ジャガーノートの攻撃で右腕を失い、首に攻撃を受けたベル君。

ジャガーノートの打撃は冒険者の肉体をぐちゃぐちゃにするくらい強力です。

 

いくらベル君でも助からんやろ?

と思ったら、ヴェルフが作ってくれたマフラーのおかげで命だけは助かった模様です。

 

これまで武器として使ったりしてその頑丈さを示してきたマフラー。

わざわざ頑丈さを示してきたのは、ジャガーノートの攻撃にも負けないというイメージを視聴者に植え付けるためだったんでしょうね。

 

ただベル君は瀕死の状態でリューさんの治癒魔法だけではどうしよもない状態。

絶体絶命には変わりがないようです。

 

 

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ボールズたちの攻撃とマリィの献身がベル君を救う

ダンまち4第11話WEB予告より引用

 

ベル君とジャガーノートの戦いを見守るだけだったボールズたち。

レベル4のベル君でも苦戦する相手。

ベル君より弱いボールズたちが加勢してもベル君の邪魔になるだけですからね。

ボールズたちの判断は正しいと思います。

 

しかし肝心のベル君がジャガーノートの攻撃で戦闘不能状態に陥り、ボールズたちが自分たちが何とかしようとします。

 

でも「魔法攻撃はね~よ」。

ベル君がファイヤボルト撃って跳ね返ってきたの見てなかったのかよ。

 

多くの視聴者がそう思ったようですが、ボールズたちの魔法攻撃が結果的にベル君を救いました。

 

ジャガーノートに反射された魔法攻撃の爆風でベル君が水の中に落ちたのです。

 

そして水の中でベル君に近づいてきたのがマリィ。

 

当然マリィはベル君を助けようと奮闘。

自分の体を傷つけることで血を出して、それをベル君の体にまとわりつける。

 

ここまでの献身をしたヒロインはダンまちでは初めてかもしれません。

 

 

マリィの献身で助かったベル君とマリィが抱き合った状態(ダンまち4第11話)

ダンまち4第11話より引用

 

 

流石にご都合主義と思う人もいるでしょうけど、今後の絶望を考えればこれぐらいのご都合主義は目をつぶらなければいけないかと。

 

 

リューさんのピンチを救ったのは当然ベル君

ダンまち4第11話WEB予告より引用

 

ボールズをジャガーノートの攻撃から救ったリューさん。

そこまでボールズのおっさん助けんでもいいだろと思わなくもありませんが、ジャガーノートの犠牲者を1人でも減らしたいというリューさんの想いの現れかと。

 

ジャガーノートには過去自分の大事な人たち(アストレア・ファミリアのメンバー)を殺されていますからね。

だからこそ、これ以上ジャガーノートが原因の犠牲者を増やさないために頑張ったのかと。

 

しかしその代償にリューさんはジャガーノートの攻撃を受けて戦闘不能に。

仲間たちの顔が走馬灯のように頭に浮かぶリューさん。

 

まあ、アニメで走馬灯が浮かぶ時って、だいたい死にませんからね。

そして今回のリューさんも死にませんでした。

 

ヒロインのピンチに駆け付ける英雄がいたので。

 

ここからのベル君カッコいいです。

作画も解放されて迫力ある戦闘シーンの始まり。

資金とマンパワーをここに集中させたのが容易に想像できるくらい凄いです。

 

ただベル君の魔法攻撃からの一連の流れはアニメだとわかりにくかったかと。

 

 

原作の記述を簡潔にすると以下のような感じ。

 

ファイヤボルトを連射してそれをジャガーノートが反射。

反射された火炎が隠れ蓑になってベル君はジャガーノートに近接する。

 

反射されたファイヤボルトのうちの1発をヘスティアナイフに集束させてジャガーノートへ。

 

魔法反射した後、ジャガーノートはちょっとだけ硬直状態になり、ジャガーノートが防御方法を巡り迷走。

そこにベル君がアルゴウェスタを打ち込んだ。

 

 

原作ではジャガーノートの心情や解説が書いてあるのでわかるのですが、これをアニメの絵だけで説明するのはさすがに無理。

 

ベル君の心の声とかで説明すべきだったのかもしれませんが、それやると演出的にくどくなりますからね。

ここは良いシーンだけどアニメにするには難しかったところかと。

 

 

ベル君からすればジャガーノートはのけ反った時点でアイズやアステリオスより下。

でも倒せませんでした。

チャージ不足だったようです。

 

これは万事休すか。

 

 

派閥連合の悪夢が始まる

ダンまち4第11話WEB予告より引用

 

ベル君を助けるために27階層に向かいたいリリたち。

しかし予知夢の現実化を止めたいカサンドラはリリたちを27階層に行かせないようにしますが、無駄なことでした。

 

ダンジョンの異常事態にダンジョンは階層主の出現間隔をリセットしたのです。

 

その結果、リリ達派閥連合の前に27階層の階層主「アンフェス・バエナ」が出現。

 

アンフェス・バエナ爆誕(ダンまち4第11話)

ダンまち4第11話より引用

 

ラムトンとの戦いが終わったばかりなのに。

 

カサンドラの予知夢が現実になりそうで怖い。

こっちでも絶望しかありませんわ。

 

 

 

ベル君とリューさんの絶望は終わらない

ジュラがジャガーノートのテイムに失敗して死亡。

しかしジュラのテイムの作用がまだ死んでなかったラムトンを覚醒させて、ラムトンに飲み込まれたベル君とリューさんは下の階層に連れていかれてしまいます。

 

 

ラムトンの腹を突き破り脱出したベル君とリューさん。

「ここはどこ?」状態のベル君は気付きます。

 

以前エイナさんから教わった階層の情報。

周りの地形と色。

以上のことから導き出された結論。

 

現在地が37階層だとわかり絶望するベル(ダンまち4第12話)

ダンまち4第11話より引用

 

 

ここは深層の37階層。

 

27階層でも苦戦したのにいきなり10層も下の階層に落ちるなんて。

瀕死の状態の上に装備もほとんど失ったのに。

 

 

ジャガーノート戦も絶望でしたが、それ以上の絶望。

それにジャガーノート自体、まだ倒してませんからね。

 

ベル君とリューさんの絶望は終わりません。

 

 

 

ダンまち4第11話を視聴し終わって

 

ベル君の絶望で終わった今回。

続きは3か月後の来年1月。

 

37階層に落ちたベル君とリューさん。

27階層で階層主「アンフェス・バエナ」と対峙することになった派閥連合。

 

どっちも絶望的な状況ですが、ここからどうやって死中に活を求めるのか?

 

ダンまち屈指のエピソードと言っても過言ではない原作14巻の内容がどのように描かれるのか?

今から楽しみです。

 

ちなみに来年1月放送予定の12話のタイトルはこちら。

 

ダンまち4第12話の次回予告クレジット

ダンまち4第11話より引用

 

まずはリリ達の絶望が先に描かれるようです。

 

 

第12話の感想記事はこちら。

ダンまち4 第12話の感想「ベル君がいなくても」