感想(ネタバレあり)
始まりました食戟のソーマの第5期豪ノ皿。
第1話のストーリーをまとめると以下のようになります。
- 1学期期末試験の課題は海の家で300万稼ぐこと
- 新キャラ「鈴木先生(仮名)」登場
- 創真達遠月十傑メンバー6人が同じチーム
- 海の家がオンボロで修理が必要
- えりなと創真が良い感じに
- 鈴木は創真を見下す?
- 3日目に創真たちは300万円の売り上げをクリア
- 堂島シェフをBLUEの開催を創真たちに伝える
原作組はわかると思いますが、原作からかなり改変してありました。
原作では創真と鈴木先生(鈴木朝陽)との出会いは遠月学園内でしたし、創真は一度朝陽に勝負を挑んであっさり負けてましたので(この記事では鈴木先生のことを朝陽という呼び方で統一します)。
ここまで大きく改変したということは、最後までアニメで描き切るという意味なんでしょうねえ。
『食戟のソーマ 豪ノ皿』いよいよ本日24:30~TOKYO MX、BS11、AbemaTVにて放送開始‼️
第1話『学期末試験』の名前通り、2年生に進級した創真たちに早速学期末試験が訪れます👍初回から水着回です🌴
※昨日のツイートで1話のサブタイトルを誤っておりました。大変失礼しました。#shokugeki_anime pic.twitter.com/Lb2PdRRTeG— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) April 10, 2020
1話からサービスシーン満載でしたが、視聴の心をがっちり掴むのも考慮しているのかも。
学期末試験の内容が描かれている原作32巻の感想記事はこちらから。
4期神ノ皿第12話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
食戟のソーマ神ノ皿 12話(最終話)の感想 「創真とえりなを中心とする遠月の新体制発足」
神ノ皿第12話では連帯食戟が終わり、遠月の新体制が始まったところで終了しました。
えりなが学園総帥、創真が遠月十席の第一席です。
OPを見るとソーマの歴史を感じる
今回のOP。
現十傑+総帥が調理具を楽器に見立て演奏を始めたと思ったらすぐにタイトルがドーン。
ただしいきなり「豪ノ皿」という文字を出すのではなく、これまでのサブタイトルを順番に出して最後が豪ノ皿。
このタイトルの順番見るとソーマの歴史を感じますねぇ。
無印、弐ノ皿、餐ノ皿、そして神ノ皿。
第1期(無印)が始まったのが2015年。
それから毎年1シリーズづつ放送されて今回の豪ノ皿で5シリーズ目(餐ノ皿は前半と後半に分かれて放送)。
本当ここまで長く続いた作品って珍しいです。
ただその一方、この豪ノ皿でたぶん完結ですからねえ。
寂しさを感じますわ。
そういえばOPの最後の方。
創真とえりなの二人のシーンがありますが、画面上部は二人とも制服。
そして画面下部はタキシードとウェディングドレス。
これは創真とえりなの未来を暗示しているのでしょうか?
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
原作では二人が結婚したシーンとかはありませんでしたからねえ。
ただこのシーンのタキシードを着た男。
創真っぽくないような気もします。
えりなの結婚相手が創真じゃない可能性ある?
画面下部の男の髪の毛の色がわかれば判別できるのに。
※追記(4月13日)
OPのタキシードを着た人物について、ソーマの米たに監督がツイッターで言及されております。
水面に映っているのは創真ではなく…今後の展開で描かれるのでお待ちを。#shokugeki_anime pic.twitter.com/mepQ2vJLUX
— 米たにヨシトモ (@yonetanikantoku) April 12, 2020
タキシードの人物は創真じゃない。
だったら誰なの?
まあ、あとは1人しかいませんけどね。
遠月学園2年生1学期の期末試験は「海の家の経営」
遠月学園2年生1学期の期末試験、それは海の家の経営です。
2年生10人一組で海の家を経営し、3日間で300万円売り上げなければいけません。
ホントにこの学校の試験って変わってますね。
1年生の時は宿泊研修、スタジエール、そして進級試験。
試験内容も大変ですが、経費もかなり掛かってそうか気がします。
進級試験って全部北海道でやりましたし、さらに列車をチャーターしたりもしてましたから。
まあ、それだけ試験にお金を掛けても十分元を取っているのでしょうね。
遠月学園っていろんなところから寄付金貰えるイメージあるし。
臨海学校で期末試験。
海の家で出す食べ物で300万円って課題も結構キツイと思いますが、そこは遠月学園の生徒たち。
果敢に課題に挑みます。
新キャラ「鈴木朝陽」が登場!ただ何か胡散臭い
学期末試験は海だけでなく、川や山でも行われます。
学園総帥であるえりなは川や山の様子も確認しなければなりません。
えりなが海を離れている間、海で期末試験を受ける生徒たちを統括する人間としてえりなは講師である鈴木朝陽を指名します。
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
出てきましたね、鈴木朝陽。
神ノ皿第12話のエピローグでちょっとだけ出てた新キャラ。
コイツの正体はいずれわかりますが、今回の豪ノ皿の中ボスって感じになります。
「朝陽がラスボス」と考える人もいるでしょうけど、原作だと創真のラスボスは別にいるので。
まあ、この1話の時点で原作を大きく改変しているから、原作通りになるかわかりませんけどね。
原作漫画は白黒なのでわかりませんでしたけど、朝陽って肌の色が極端に白いですねえ。
そういえばセントラル云々を作った人も結構色白だった気が。
さてこの鈴木朝陽。
見た目は爽やかで話しやすい感じがしますが、何か創真にだけ当たりが強い感じ?
最初から敵認定なんでしょうか?
遠月十傑たちだけハードルが高く設定される
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
2年生である以上、創真たちも期末試験を受けることなります。
ただし他の生徒と比べるとハードルは高く設定してあるのはお約束。
まず他の生徒たちが10人一組なのに創真たち十傑メンバーは6人で一組。
さらに使用する海の家がオンボロ。
他の生徒たちはすぐに営業できる状態なのに、創真たちの海の家は最初に修理する必要があるのです。
ただ十傑メンバーが過酷な条件を付けられるのは毎年のことのようで、これはある意味通過儀礼のようなもの。
一色先輩達だってクリアしたのですから、創真達が失敗する訳にはいきません。
まあ、当然6人のチームワークは壊滅的。
右往左往する田所、意見がぶつかるタクミと黒木場。何にもしないアリス。
こんな状態で300万円稼ぐことができるの?
創真とえりなが談笑する日が来るなんて
出会いが最悪だったため、長く険悪だった創真とえりな。
しかしえりなパパが登場して以降、その関係は大きく改善し、今では創真がえりなに話掛けてもえりなが一方的に怒るようなことはなくなりました。
今回バルコニーで一人たたずむえりなを見て話掛ける創真。
えりなも大きく変わりましたが、創真の方も変わりましたね。
今回創真がえりなに話掛けたのはえりなの美しさに魅かれて話掛けたようにも見えましたし。
第2期まではメインヒロインは田所ってイメージが強かったですが、3期以降はメインヒロインをえりなが奪回したような感じがします。
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
原作では創真とえりながどうなったのかイマイチわかりずらい描かれ方をしましたが、アニメ版ではその辺をきっちり描くのでしょうか?
あとこのシーンでは創真が自分の母親の話をする一方、えりなは自分の母親との間に何かあるような言い方をしてました。
原作ではえりなの母親は結構重要な存在となっているので、ある意味ここはフラグと言えるかもしれません。
ちなみに原作だとこの後えりなが朝陽の仲間に拉致されて、朝陽の正体を知るというシーンがあるのですが、アニメ版では改変されたようです。
えりなが朝陽の正体を知るのは先になりそうですね。
期末試験でなぜかイキる小者が登場して盛り上げる
遠月学園では敵無しの十傑メンバー。
ただしその十傑メンバーを追い落とし、自分が十傑メンバー入りをもくろむ生徒も当然存在します。
その一人が今回登場した岳樺拳。
ありすが言ってたように創真に食戟挑んで負けまくっている奴ですが野望だけは大きいようで、今回の学期末試験で十傑メンバーの落第を待ち望んでいるようです。
もちろん現在の十傑メンバーが落第しても、次の十傑メンバーに選ばれるのは極星寮勢(伊武﨑や丸井など)が大半で、岳樺なんてまず無理でしょうけど。
しかしこの岳樺、いちいち癪に障るようなこと言いますね。
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
本編とは関係ないですけど、引用した画像に出ている4人。
この4人のCVは全員落第騎士の英雄譚の出演者でしたわ。
最後の最後で遠月十傑の底力を見せつける
最終日の3日目。
海の家の修繕を終えて、十傑達がようやく店をオープンさせます。
残り1日で300万円の売り上げは無理そうな感じがしますが、十傑の名は伊達ではありません。
葉山が司令塔、創真、黒木場、タクミが調理担当、田所が接客、そしてアリスが宣伝と役割分担。
そして焼きそば一品だけで300万円の売り上げを達成してしまいました。
海の家って料理よりも飲料で稼ぐイメージがあるのですが、焼きそば一品だけで300万売り上げるなんて狂っているとしか思えません。
またあれだけたくさんの客を1人で接客する田所。
確実に学祭の時より接客のスキルが上がってますわ。
堂島シェフがBLUE開催を知らせにくる
世界最高級の大会「BLUE」。
その開催決定の知らせを堂島シェフが創真達に伝えます。
食戟のソーマ豪ノ皿 1話「学期末試験」より引用
創真も十傑第1席。
そりゃあBLUE開催の一報ぐらいは知らせないといけまえんからねえ。
BLUEは創真の親父である城一郎が周りのプレーシャーに負けて出場を辞退した大会。
創真としては当然出場したいところでしょう。
そして「これからは世界中のシェフと食戟することになる!」と言いたいところですが、このBLUEで創真が戦うのは…。
EDは朝陽の生い立ち?
今回のED。
何気に朝陽の生い立ちが描かれています。
結構ネタバレな感じがしますが、もしかして朝陽の生い立ちを本編で描く余裕がないのでしょうかねえ。
まあ、ED見ると朝陽と城一郎が何か関係あることがわかると思います。
城一郎が朝陽に〇〇〇シーンは本編でも描いて欲しいですけどねぇ。
朝陽の実力がわかるので。
豪ノ皿第1話と原作32巻と違う点は?
最後に豪ノ皿第1話と原作32巻で異なっている点を列挙します。
以下は豪ノ皿1話で改変された箇所です。
- 創真と朝陽の初対面が学期末試験
- 朝陽が海コースの引率の責任者になる
- 海コースに参加してないサブキャラ(美作、川島麗、青木、佐藤など)がどこのコースに行ったか明らかになった
- えりなが真夜中の料理人たちに拉致されない
- えりなが朝陽の正体を知る機会がなくなった
- 朝陽からえりなへの〇〇もない
- 創真たちの売り上げ(原作では653万2700円だった)
- BLUE開催の知らせを持ってきたのが堂島シェフ(原作では城一郎)
大まかなところだけでもこれだけあります。
「神ノ皿(4期)までのストーリーでこれだけ改変されたことなかったかも?」というくらい改変のオンパレードですわ。
食戟のソーマ豪ノ皿 1話を視聴し終わって
今回はここで終了。
1話から原作改変してて、原作読んでる私も十分過ぎるほど楽しめました。
創真と朝陽の戦い、創真とえりなの仲、そしてBLUE。
気になることがいっぱい。
次はどんな展開を迎えるか?
次回も楽しみです。
次回第2話の感想記事はこちらからどうぞ。