第3話に引き続き杏夏メイン回です。
今回も良かったですね。
特に杏夏がセンターを立派に務めるまでの過程が丁寧に描かれており、いろんな人のおかげで杏夏がプレッシャーに打ち勝ったところがよくわかりました。
マネージャー、雪音、そしてトッカさん。
特にトッカさんが一生懸命応援する姿を見て杏夏が笑顔になるところ良かったですわ。
プレッシャーを杏夏に与える原因だと思ってトッカさん。
でも実際は杏夏が大好きだからこそ苦言も言うしいっぱい応援もする。
それを理解した杏夏がプレッシャーを跳ねのけてセンターという大役を演じ切る。
ここら辺の構成綺麗ですよね。
シャインポスト第4話より引用
絵もきれいだし、ストーリー構成も言うことなし。
まあ、杏夏の回想が長すぎる気もしなくはありませんが。
配信サイト等を契約している方は是非第3話と第4話は通しで見て欲しいですわ。
第3話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
シャインポスト第3話の感想「ファンの期待がプレッシャーとなる悪循環」
杏夏のもとにやってきた「特別な存在になるチャンス」
MCを務めたりしてTiNgSを支える杏夏。
TiNgSのために自分の役割をしっかり演じているのですけど、それは彼女が望んだことではありませんでした。
杏夏の望み、それは「特別な存在になること」。
初めてアイドルのライブを見てからずっと杏夏が思ってたことですが、初センター時の失敗で意気消沈。
それがトラウマになって現在の立ち位置に。
杏夏本人的にも現状を抜け出したいと思ってたようですができない。
歯がゆいですが気持ちわかります。
2度と失敗したくないから安全な道に固執するってことは現実でもありますので。
それに春というセンター適正が高い仲間が近くにいるのです。
余計自分の気持ちを封印しようという気持ちになってもおかしくはありません。
マネージャーの言葉が無ければ、この先も杏夏は失敗しない安全な道を進んでずっと気持ちが晴れない状態が続いたことでしょう。
それはそれでTiNgSにとっては良かったような気もしますが、マネージャーの言葉と命令で変わりました。
強制的にですが「特別な存在になれるチャンス」がやってきたのです。
杏夏的には余計なお世話という気持ちと怖いという気持ち、そして嬉しいという気持ちがごっちゃになってたかと。
シャインポスト第4話より引用
杏夏復活
期待と不安。
杏夏だけでなくみんな思ってたことでしょう。
しかし杏夏はやり遂げました。
シャインポスト第4話より引用
もちろん杏夏だけの力ではありません。
「アイドルはやりたいことをやる」
という言葉を伝えて杏夏のやる気を出させたマネージャー。
「15歳は育ちざかりだぞ」
と言ってライブ前の杏夏の緊張をほぐそうとした雪音。
そしてセンターを務める杏夏を全身全霊を込めて応援するトッカさん。
三人がそれぞれの方法で杏夏に力を与えたのです。
王道的ですが、いろんな人のおかげで復活するというストーリー良いですわ。
シャインポスト第4話を視聴し終わって
最後は応援のし過ぎと嬉しさでトッカさんが倒れるオチまでついて、今回は終了。
杏夏に関してはもう問題はないでしょう。
絵もストーリーも安心して視聴できる作品って良いですね。
どっちかだけ優れている作品は結構ありますが、二つとも良い作品って意外と少ないので。
順番的には次は理王メインですかね?
それとも新メンバー。
どうなるかわかりませんが次回も楽しみです。
第5話の感想記事はこちら。