感想(ネタバレあり)
第8話の内容をまとめると以下のようになります。
- フータローが偽五月の正体を暴くのことに本腰を入れる
- 5つ子が全員五月の格好
- 愛の暴走機関車二乃は止まらない
- 一花が二乃に依頼された見張りを放棄
- 四葉が一花を解き放つ
- 偽五月の正体は三玖
- フータローが三玖を言い当てる
- 鐘の前で何かが起こった
今回のストーリーを素直に見れば「三玖大勝利」。
それ以外の結論しか出てこないと思いますわ(最後のシーンは除く)。
5つ子を見分けることができないフータローが三玖を言い当てたのです。
これは5つ子の祖父が言ってた通り「愛があるから」。
ただ懸念事項もあります。
- 暴走機関車二乃が止まりそうにないこと。
- 四葉の言葉で自制(?)してた一花の心が解き放たれたこと。
- 鐘の前でのハプニング。
原作では鐘の前で何が起こったのか推測できるような描き方でしたが、アニメ版では何が起こったのかわからない描き方でした。
まあ、原作のネタバレになるのですが、あそこで五つ子の誰かとフータローが「キ〇」してしまったのです。
アニメで「〇ス」したのがわからないようにしたのは、後々別のシーンで描くつもりなんでしょうかねえ。
あと四葉と一花の会話のシーン。
あそこで重大な伏線がありましたね。
そりゃあ一花が悪いですわ。
第7話の感想記事を読みたい方は下のリンクをご利用ください。
第7話のメインは二乃だったと思います。
フータローに告白し、さらに告白が聞こえてないことを知ると再告白。
ツンデレ少女が一回デレるとその破壊力は凄まじいものがありますわ。
他の姉妹は早く手を打たないとマズいかも。
フータローと五月が混浴?
偽五月を探すことを決めるフータロー。
そのフータローの決断を喜んだ五月はフータローのいる混浴風呂に入ってきてしまう。
五等分の花嫁∬第8話より引用
五月も大胆ですねえ。
フータローに感謝を伝えるためとはいえ、ズカズカ混浴風呂へ入ってくるなんて。
これで五月もフータローに見られちゃったことになります。
すでに一花、二乃、三玖がフータローに見られちゃってましたが、それに今回の件で五月も仲間入り。
残りは四葉のみ。
原作通りだと修学旅行中に四葉も仲間入りすることになります。
原作通りに進めばの話ですが。
4人の五月と五つ子ゲーム再び
義父と会話して時間稼ぎをする五月。
その間に偽五月を見つけるため、残り4人がいる部屋にフータローが侵入するが、そこでフータローが見たのは五月の格好をした4人だった。
そしてフータローは五つ子ゲームをすることに。
五等分の花嫁∬第8話より引用
OPに出てくる5人の五月。
五等分の花嫁∬第7話より引用
五月優遇とも言われたこのOP。
真実は「五月以外の4人も五月の格好をするということ」の暗示だったのです。
そして五月の格好をするのは、「5人が違う格好をすると姉妹仲が悪くなったと心配する祖父を安心させるため」。
言い方からすれば別に五月じゃなくても誰でも良かったような感じです。
4人の五月を目撃したフータロー、頭ぐちゃぐちゃだったかもしれませんね。
フータロー派普段でも五つ子の見分けがつかないのに、格好まで全部一緒になったら更にわかる訳ありませんから。
その一方、いきなり現れた五つ子の祖父から隠れるためにこたつの中に潜りこんだフータロー。
まだこれは隠れる必要性があったのでまだ許容できます。
でも偽五月を見つけるためとは言え、4人の足を触りまくったのはあかん。
完全なセクハラじゃね~か(フータローは家庭教師だからパワハラにも該当する可能性も)。
たぶん告白前の二乃だったら絶対にもっとデカいリアクションしたでしょうね。
例えばこたつの中からフータローを引っ張りだしてビンタするとか。
恋って人を変えてしまうんですねえ。
愛の暴走機関車二乃は止まらない
二乃から恋愛相談をされる一花。
それとなく二乃の恋愛に釘を刺そうとした一花でしたが、暴走機関車と化した二乃を止めることに失敗します。
五等分の花嫁∬第8話より引用
あれほどフータローを嫌っていたのに、それはフータローのポジションのせいだったと言い放つ二乃。
大嫌いだったということがフータローへの恋を燃え上がらせているのでしょう。
さすがにこのままだとフータローを取られかねないと思った一花が歯止めをかけようとしますが失敗。
それどころかさらに恋を強くする結果に。
しかしまあ、二乃って本当自分の気持ちに素直ですねえ。
他の姉妹もこれぐらい素直だったらよかったのに。
まあ、他の姉妹が恋のライバルになっても暴走機関車二乃は止まらないでしょうけどね。
偽五月の正体は三玖だった
一緒に温泉に入る五月と三玖。
そこで五月は三玖が偽五月であることに気付く。
五等分の花嫁∬第8話より引用
原作では浴衣がはだけて太もものアザが見える一枚絵だった三玖。
最初その絵を見た時、息のを飲むくらいセクシーに感じました。
ただアニメ版ではセクシーさがちょっと後退してたのが残念。
2期のキャラデザが可愛い寄りなので仕方がなかったのかもしれませんね。
それに一応地上波で流すので自重したのかもしれません。
さて三玖が偽五月を演じてパートナー解消を言い出した理由。
それは今の立場を変えたいからということでした。
今のままだとフータローと自分達は家庭教師と生徒の範疇から1ミリも出ないで終わってしまう。
フータローが好きな三玖は現在の関係性をリセットして、新たな関係性を構築して自分を選んでもらおうとした訳です。
三玖は今の関係性のままだと自分が告白しても失敗すると考えたのかもしれませんね。
フータローって変なところで意固地なので。
四葉の言葉が一花を解き放つ
元気がない一花。
それを見かねた四葉は一花をある場所に連れ出す。
そこで四葉は小さい頃のことを一花に話し、一花の抑制された心を解き放とうとするのだが。
五等分の花嫁∬第8話より引用
四葉は落ち込む一花を元気づけようという意図だったのでしょう。
しかし結果的に一花が闇落ちルートを進む手助けをしたことになります。
これまでフータローへ素直に愛情を伝えることができなかったのは妹たちを守る長女であるという縛り。
でも今回の四葉の言葉で一花は自分の気持ちに素直になることに。
仮に四葉が一花の心を解き放つようなことを言わなければ、一花は悶々とした気持ちを抱いたままで終わったかもしれませんね。
ただそうなると悶々とした気持ちがいつ爆発してもおかしくないので、そっちの方が酷いありさまになってたかも。
あとこのシーン。
四葉が小さい頃の一花がやった酷いことを列挙してましたが、その中に伏線というかフラグがあったの気付きましたか?
五等分の花嫁∬第8話より引用
四葉が仲良くなった子とすぐに仲良くなった一花。
原作を初めて読んだ時点では何にも思いませんでしたが、後々凄いフラグだと気付くことに。
本作って伏線やフラグの立て方がホントに上手いです。
フータローが三玖を言い当てて三玖の大勝利確定?
フータローは目の前にいる五つ子の誰かを言い当てようとする。
消去法で残りは一花か三玖。
フータローを呼び方で一花であると考えるが。
五等分の花嫁∬第8話より引用
最初一花だと断定したフータロー。
しかしその直後何となく三玖だと気付いて正解へ。
最初に三玖だと正解しても三玖はここまで大喜びしなかったことでしょう。
やっぱり落差というかマイナスからプラスになると喜びも大きくなりますからね。
そりゃあ、フータローに抱き付き笑顔になりますよ。
五等分の花嫁∬第8話より引用
アニメ組の視聴者さんたちもこれで「三玖に決まったな」と思ったはず。
それくらい今回の大勝利は大きいです。
だって五つ子の祖父が見分けるコツは愛だと断言してましたからね。
1話でも描かれたように普段の姿でも五つ子を見分けることができないフータロー。
それが今回全員五月の格好をしているのに、後ろ姿でピンポイントで「三玖だ」と言い当てましたからね。
まさにこれこそ愛。
フータローは三玖に対する愛があるからこそ言い当てたはず。
そう思うも仕方ないですわ。
フータローの場合は普通の愛情ではなく、生徒を見守る愛だったのかもしれないですが。
あと三玖は絶好のチャンスだったのだから、フータローへ告白すればよかったのに。
告白せず、今まで通りの家庭教師と生徒の関係もそのまま。
まあ、涙目で抱き付いた時点でフータローの方がいろいろ察すべきだと思いますけどね。
鐘のシーンで何が起こった?
旅行も終わり鐘の前に立つフータロー。
そのフータローの身に何かが起こった。
五等分の花嫁∬第8話より引用
原作では何が起こったのかわかるような描き方をされてたこのシーン。
ただ前述したようにアニメ版では鐘のアップのシーンが映っただけ。
そして音を聞けばフータローがタックルされたと誤解する人多いと思いますわ。
たぶん次回以降に回想でここで何が起こったのかアニメでも描かれると思いますが、できれば何が起こったのかこの回で分かるようにして欲しかったですねえ。
まあ、それを入れちゃうと三玖大勝利の余韻が無くなってしまうので、入れないという決断をしたのかもしれませんが。
五等分の花嫁∬第8話を視聴し終わって
これでスクランブルエッグ編と言われる家族旅行の話は終了。
次回からフータローと五つ子が高校三年に進級した後の話になります。
そしてここでフータローのライバルが登場することに。
OPにも登場する新キャラの武田。
CVは誰が担当しているのでしょうか?
また一花の闇落ちというか暗躍の兆しがより出てくるのが進級した後。
次回はいろいろ楽しみですわ。
第9話の感想記事はこちらから。