銀河英雄伝説【旧OVA版】第33話「要塞対要塞」の感想 「主砲の打ち合いから、白兵戦、ドッグファイト、そして艦隊戦まで見どころしかない回です」

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あらすじ&感想(ネタバレあり)

 

とうとう来ました。

イゼルローン要塞VSガイエスブルク要塞。

第2期前半の山場です。

 

第32話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第32話「武器なき戦い」の感想 「ヤン無双よりホワンルイの名言に注目すべき」

 

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ヤンがいないことを悟られないために

 

イゼルローン要塞正面に到着したガイエスブルク要塞。

引っ越し祝い代わりに主砲ガイエスハーケンをイゼルローン要塞にぶち込みます。

 

さすがは要塞主砲。

一発でイゼルローンの流体金属層をぶち破り、4000人の兵士を消失させました。

 

呆然自失の同盟軍。

いくら優秀でもこれではいけません。

そんな中唯一まともだったシェーンコップの進言を受け、キャゼルヌはガイエスブルク要塞にこちらも要塞主砲トールハンマーをぶち込みます。

 

主砲を撃ちあえばこちらもやられる。

そういう恐怖を与えるためには躊躇してはいけませんから。

 

そこで一時の小康状態。

ヤンが帰ってくるまでの3週間。

何としてでも要塞を死守しなければいけません。

でもヤンがいないためどうしても受け身になってしまい、今度は帝国軍の工兵がイゼルローン要塞表面に取り付くのを許してしまいます。

 

すぐに迎撃のために出撃するローゼンリッター。

こういう仕事は連隊長のリンツさんのお仕事ですけど、未だに連隊長気分のシェーンコップは自ら指揮します。

某映画のエピソード6に出てくる乗りものに似たやつに乗って白兵戦をする帝国軍とローゼンリッター。

 

温度が極端に低い世界ですので、切られて血が吹きだしても一瞬で固まってしまいます。

リアルな感じがします。

ホントにリアルかどうかは知りませんけど。

 

まあ、結果は当然ローゼンリッターの快勝。

つ~か、ローゼンリッター強すぎです。

 

 

満ち潮で同盟軍最大のピンチに

 

さてまたここで小康状態。

同盟軍側も何か仕掛ければいいのですけど、そんな策を思いつく人極端にいませんからねえ。

シェーンコップも白兵戦関係ではいろいろ思いつくみたいですけど、門外漢の艦隊戦は…。

 

でもこの小康状態のうちに準備を整えた帝国軍。

艦隊を出撃させた後、ガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞に接近させながらガイエスハーケンをぶち込み始めます。

当然イゼルローンもトールハンマーをぶち込みますけど、第2射以降それほどダメージを与えられないばかりか、肝心のトールハンマーが流体金属層の海に水没。

 

そう、帝国軍はガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞に近づけることによって、引力による満ち潮を人工的に作りだしたのです。

 

これは原作にはないアニメオリジナル。

流体金属に覆われているという設定を上手く活用しております。

個人的にここまで設定を上手く使ったアニメって記憶にありませんわ。

 

 

引力に導かれた流体金属がどこから来ているかというとガイエスブルクに面していないイゼルローンの背面部から。

 

その背面部に攻撃を始めるさっき出撃していた帝国艦隊。

流体金属層がなくなったイゼルローン要塞にレーザー水爆ミサイルで穴をあけることに成功。

そして制宙圏を確保するためワルキューレが出撃です。

 

ここら辺の同盟軍の危機感はハンパありません。

 

同盟軍も空戦隊を出撃させて迎撃させますけど、同盟軍絶体絶命の状態に変化なし。

 

ここでようやくあの御人が動きます。

そう客員提督のメルカッツさん。

 

メルカッツはキャゼルヌに艦隊の指揮権を預かりたいと具申します。

 

メルカッツはもともと帝国の軍人。

そのメルカッツに艦隊の指揮権を渡すにはかなりの勇気が必要でしょう。

でもキャゼルヌは躊躇することなくメルカッツに艦隊の指揮権を渡します。

メルカッツのこれまでの行動が信頼を作り上げたのでしょうけど、キャゼルヌの決断力を褒めるべきだと思います。

 

普通の軍官僚ならば自分が責任を取らなければいけないようなことは絶対に認めないでしょうから。

その点、キャゼルヌは肝が座っています。

ヤンは司令官代理に適任者を選んでいたことになりますね。

 

さて帝国艦隊の隙をついて出撃したメルカッツ指揮するヤン艦隊。

帝国艦隊を指揮するミュラーを捻ってこの最大の危機を脱します。

さすがはメルカッツと言ったところでしょう。

 

その一方、敗北したミュラーにケンプは叱責。

ミュラーとしては面白くありませんけど、失敗した身ですので後方に下がって艦隊の再編をすることに。

 

そしてその後ミュラーはある情報を得ます。捕虜にした同盟軍の軍人曰く、「要塞にヤン提督は不在である」と。

 

果たしてこの情報をどう判断するのか、

ミュラーが思案するところで今回は終了。

 

 

第33話を視聴し終わって

 

もう文句なく神回です。

見せ場しかない回と言っても過言ではないと思います。

 

銀英伝好きな人なら「アニメはちょっと」と思っている原作ファンでも絶対に見るべきです。

それぐらいの良い回です。

 

さて次回はヤンが帰還します。

果たしてガイエスブルク要塞はどうなってしまうのか?

 

まあイゼルローンはどうなってしまうのかと書かない時点で察しが付くかもしれませんけどね。

次回も楽しみです。

 

 

34話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第34話「帰還」の感想 「ヤンとラインハルト、考えることは一緒です」

 

今回のまとめ三行

  • 戦闘のフルコース
  • 受け身のイゼルローン要塞側
  • メルカッツは老練で優秀な用兵家です