ダンまち3 第8話「愚者」の感想 「悲しい結果と奇跡」

スポンサーリンク
この記事は約7分で読めます。

 

感想(ネタバレあり)

 

第8話の内容をまとめると以下のようになります。

  • ミノタウロスのゼノスがディックスを殺害
  • ウィーネを守るためベルがウィーネを自分の獲物と主張する
  • フィンはベルの主張を無視しウィーネを攻撃するように命令
  • ウィーネが死亡
  • フェルズがウィーネを蘇生させる
  • ベルがエイナにビンタされる

 

ウィーネを守るため愚者になる覚悟をしたベル君。

しかしウィーネはディックスの仲間に殺されてしまいます。

 

でもここで奇跡が起こります。

フェルズの魔法でウィーネは復活したのです。

まあ、ご都合主義と言われればその通りですが、ここでウィーネが死ぬとホントに誰も救われませんからね。

 

ただこれでめでたしめでたしという訳ではありません。

ゼノス達はダンジョンに帰れず、ベル君の汚名はそのまま。

 

ベル君を姉のように見守っていたエイナさんに本当のことを言えずビンタされてしまう始末。

ここからベル君の名声を復活させるの至難の業としか言えませんわ。

 

 

第7話の感想記事を読みたい方は下のリンクをご利用ください。

ダンまち3 第7話「獣の夢」の感想 「幻影を追い掛けて舞台は地上へ」

 

ディックスとの戦いはリドの加勢もありベル君優勢となりましたが、ディックスの計略で暴走したウィーネが地上へ。

ベル君はウィーネを守るために決断したところで終わりました。

 

 

スポンサーリンク

ミノタウロスの攻撃でディックス退場

ウィーネを暴走させることでベルやゼノスの追撃をかわしたディックス。

しかしディックスの元にミノタウロスのゼノスが迫る。

 

ダンまち3 第8話より引用

 

おいおい瞬殺だよ」というセリフが相応しいアバンでしたね。

第7話でベル君が大苦戦したディックス。

そのデイックスが文字通り瞬殺されてしまったのですから。

 

もちろんベル君やリドとの戦いで負傷していたとは思いますが、それでもレベル5の冒険者だったはず。

そのデイックスがあっという間に倒されたということから、このミノタウロスのゼノス「アステリオス」の強さはレベル5以上ということがわかります。

 

まあ、この後のシーンでティオナやベート相手に優勢に戦いを進めてたので、少なくともベル君よりは遥かに強いでしょうね。

 

スポンサーリンク

ベル君の愚者宣言(獲物を横取りするな)

ウィーネを守るため、自分の獲物宣言をするベル。

ダンジョンにおいて獲物を横取りするのはルール違反とされており、そのルールを逆手に取ってウィーネを守ろうとする。

しかしフィンはベルの言葉を無視し、ロキ・ファミリアの主力にウィーネを始末を命じる。

 

ダンまち3 第8話より引用

 

 

前回ウィーネを前に立って、ヤバい顔をしたベル君。

いろいろ考えた結果が今回のセリフでした。

 

ダンジョンでは他人の獲物を横取りしてはいけない。

そのルールを逆手にとってウィーネを守ろうとしたのです。

 

ただベートが言ってた通り、ここはダンジョンではなく地上(オラリオ)。

一般市民がいないダンジョンと異なり、地上で冒険者たちがダンジョンルールを厳格適用して一般市民の生命や財産に損害が出たらマズいですからね。

 

額の宝石が取られ暴走状態のウィーネを見れば、フィンでなくてもベル君の宣言無視してウィーネを始末しようと考えるのが普通です。

 

ただ結果としてロキ・ファミリアはウィーネに構っていられなくなります。

ディックスを殺害したあいつが地上に出てきたのです。

 

ミノタウロスVSロキ・ファミリア

ウィーネとベルを援護するためロキ・ファミリアと戦うゼノスたち。

そしてそこにディックスを殺害したアステリオスの姿を現す。

アステリオスの圧倒的な攻撃力の前にフィンはアイズを戦線に投入する。

 

ダンまち3 第8話より引用

 

アステリオス強い。

でもアイズも強い。

 

現状アステリオスとアイズはほぼ互角ぐらいの強さかもしれませんね。

アイズはアステリオスの片手を切り落とすことに成功しますが、一方でアステリオスの攻撃で負傷してしまい、フィン達も援護しなければならなくなりましたから。

 

ただフィンをはじめとするロキ・ファミリアの最高幹部たちが戦いに加わったことで、今回の戦いの帰趨はほぼ決しました。

アステリオスが強いと言っても、さすがにロキ・ファミリアの最高幹部たち3人相手は荷が重すぎます。

 

煙幕がなければアステリオスはこの場で倒され、後の熱い展開がなかったでしょう。

それ考えると煙幕を張ることを命じたヘルメスグッジョブですわ。

 

 

ウィーネの死と復活

ウィーネを追い掛けるベル。

しかしウィーネはディックスの部下で殺されてしまう。

灰となり消滅したウィーネの体。

そこに現れたフェルズは800年成功したことがない魔法を使用する。

 

ダンまち3 第8話より引用

 

ここは賛否両論あるでしょうね。

このままウィーネが死んで復活がなければストーリー的には綺麗だったでしょう。

後味の悪さは残りますが。

 

その一方現実はフェルズの魔法でウィーネは復活。

まさにご都合主義と言われることでしょう。

 

まあ、フェルズが凄い賢者だったという伏線は張られていたので、ご都合主義だけど突飛なご都合主義という訳ではありませんけどね。

 

 

地に落ちたベル君の名声

ウィーネは復活できたが、地上に取り残されたゼノスたち。

また身勝手な主張をしてオラリオに損害をもたらしたベルにエイナはビンタする。

 

ダンまち3 第8話より引用

 

エイナさんとしてはベル君の行動が解せなかったのでしょう。

きっとベル君の行動には理由があるはず。

でもベル君はエイナさんに何も言わない。

だからエイナさんはベル君にビンタしたのです。

 

アニメではちょっと端折り過ぎてその辺がわかりづらかったかも。

 

ベル君を信じていたのに。

そしてベル君から信用されていると思ってたのに。

二重の意味でエイナさんは辛いと思います。

 

でもベル君の立場では相手がエイナさんでも言えませんよね。

下手にゼノスのことを話したらエイナさんを巻き込むことになりかねませんので。

 

エイナさん同様、ベルくんも辛いでしょうね。

 

ダンまち3 第8話を視聴し終わって

これで原作第10巻の内容が終了。

ウィーネは復活できたけど、難題山積です。

 

ゼノス達のダンジョンへの帰還、ベル君の復権、そしてミノタウロスのゼノス「アステリオス」のこと。

 

次回から原作第11巻の内容に入りますが、3期の残り4話分で全部消化できるのでしょうか?

原作第10巻の内容も盛りだくさんでしたが、第11巻はそれに輪を掛けて盛りだくさんですからねえ。

 

次回以降も目が離せませんわ。

 

 

原作第11巻の内容は別のブログに書いた感想記事でサラッと触れているので、ネタバレOKという方はそちらをご覧ください。

【ラノベ】ダンまち第11巻の感想 「ベルとアステリオスの死闘も見どころだけど、各キャラの思惑と駆け引きも面白い」
見どころ満載の巻です。第10巻の鬱展開やモヤモヤが全部消えてくれると思います(個人差はあるでしょうけど)。熱い戦い、各キャラ想いと思惑。ホントよく1つの巻にまとめたなぁと思いますわ。

 

第9話の感想記事はこちらから。

ダンまち3 第9話「零落」の感想 「目標はゼノス達のダンジョン帰還?」