感想(ネタバレあり)
第3話の内容をまとめると以下のようになります。
- ギルドからヘスティア・ファミリアへミッションが命じられる
- ミッションの中身はウィーネと共に20階層に行くこと
- ベル君はエイナさんに相談できない
- イケロス・ファミリアが動き、それをヘルメス・ファミリアが監視することに
- フェルズの導きでヘスティアがウラノスの元へ
- ヘスティア・ファミリアは20階層でモンスターの集団に襲われる
- モンスター集団の攻撃はヘスティア・ファミリアを試すものだった
- モンスター集団に歓迎されるベル
- ウラノスの目的は人類とモンスターの共存?
ギルドの主神ウラノス。
今回そのウラノスの目的が明らかになります。
ウラノスの目的は「人類とモンスターの共存」。
そしてウィーネを匿ったヘスティア・ファミリアは自分達の意思と関係なくモンスターとの共存の架け橋に指名されることになります。
話が大きくなってきましたわ。
第2話の感想記事を読みたい方は下のリンクをご利用ください。
ダンまち3 第2話「片翼(モンスター)」の感想 「ウィーネと一緒に暮らすのは無理?」
第2話ではベルが喋るモンスターの手掛かりを求めて19階層へ。
ただその道中にイケロス・ファミリアの団長であるディックスに遭遇してしまい、疑われることに。
またウィーネがオラリオの街に飛び出し、モンスターと人類の共存は困難であるとベル君たちは改めて実感しました。
ギルドからの指令!ベル君はエイナさんに相談できない
モンスターがオラリオの街に出現して混乱している最中、ヘスティア・ファミリアへギルドからミッションが降る。
内容は「竜の娘を連れて20階層へ迎え」というもの。
ギルドにウィーネの存在を知られていることに驚愕するベルだったが。
ダンまち3 第3話より引用
第3期初めて喋ったエイナさん(セリフ無しで第1話にも登場してたけど)。
ベル君の担当でありベル君に少なからず入れこんでいるので、ベル君を助けたいという気持ちが強いのでしょう。
だからベル君に「相談して」と言ったのかと。
ただベル君の方は当然相談できません。
だってベル君が相談したらウィーネの存在をエイナに知らせることになりますからね。
また相談したらエイナも巻き込むことになります。
エイナに迷惑を掛ける訳にいかないとベル君は考えているでしょうから猶更相談するのは無理でしょう。
ただエイナ側とすれば「ベル君が相談してくれないのは自分が信用されてないから」と感じる訳で。
どっちにしろエイナとベル君の間に隙間風が吹く結果になったと思いますわ。
イケロス・ファミリアがヘスティア・ファミリアを監視し、イケロス・ファミリアをヘルメス・ファミリアが監視するという形に
ヘスティア・ファミリアが喋る竜のモンスターを匿っているかもしれない。
そう考えたイケロス・ファミリアの団長ディックスはヘスティア・ファミリアの動向を監視する。
その一方ヘスティア・ファミリアはイケロス・ファミリアを監視することに。
ダンまち3 第3話より引用
ヘルメスの言葉を聞くと、今回のギルドからのミッション。
単純にウィーネと異端児の顔合わせだけではなかったようですね。
ウラノスやヘルメスとしては喋るモンスターを狩っているイケロス・ファミリアの尻尾を掴みたいのでしょう。
だからある意味ベル君やウィーネを囮にイケロス・ファミリアを断罪するだけの証拠を掴もうと。
ダンまちではあんまりなかった権謀術数って感じですね。
ただディックスたちもかなりの手練れ。
簡単に尻尾を出すとは思えませんが。
喋るモンスター集団の襲撃を受けるベル君たち!モンスターたちの目的は?
20階層に到着したヘスティア・ファミリア。
そこから導かれるように未開拓領域へ進むがモンスター集団の襲撃を受ける。
モンスター集団の目的とは?
ダンまち3 第3話より引用
モンスター集団に襲われたベル君達は生きた心地はしなかったでしょう。
そしてあんだけたくさんのモンスターと戦ってどちらにも死傷者出なかったのは奇跡。
モンスター集団の方は手かげんしたのかも。
モンスター集団の目的はベル君達が信頼できるかどうか試すこと。
ウィーネの護りを放棄するような奴らだったら信頼できないと判断して本気でベル君達を殲滅したかも。
ベル君だけでなくリリも春姫もウィーネを助けようとして良かったですわ。
ダンまち3 第3話より引用
ベル君達我信頼できるとわかったら、友好モードへ。
喋るモンスターって結構社交的でもあるんですね。
ベル君と喋るモンスターの頭領格のリドとの握手。
これって結構凄いことです。
倒し倒される関係だった者たちの握手なんですから。
ウラノスの目的は人類とモンスターの共存
フェルズの案内でウラノスの元へやってきたヘスティア。
ウラノスは自分の目的をヘスティアに伝える。
ダンまち3 第3話より引用
ウラノスの目的。
それは人類とモンスターとの共存。
これは結構大変なことです。
だってこれまで人類はずっとモンスターと戦い、多くの犠牲を出してきました。
それにオラリオは冒険者がモンスターを倒すことによって経済が回っています。
人類とモンスターが共存するようになったらオラリオの経済はそのメイン処を失うことになるのです。
そりゃあ内密に物事進ませようとしますよ。
ただヘスティアにとってはかなり迷惑な話かも。
人類とモンスターとの共存という理念には共鳴するかもしれませんが、その方棒を担ぐとなったら話は別。
だってベル君達が矢面に立たされる可能性がありますからね。
ベル君が何より大事なヘスティアにとっては忌々しき事態です。
ダンまち3 第3話を視聴し終わって
今回はここで終了。
人類とモンスターとの共存。
ウィーネのことを考えれば願ったりかもしれませんが、それを実現するにはハードルがありすぎ。
ただでさえイケロス・ファミリアがベル君達に目星を付けて何をやってくるかわからない状態なのに。
ストーリーがほぼ原作通りに進むとホントにヘスティア・ファミリアは貧乏くじを引いた感じになってきます。
次回以降どのように描かれるか楽しみですわ。
第4話の感想記事はこちらから。