感想(ネタバレあり)
第22話の内容をまとめると以下のようになります。
- 真正汎用人工知能であるアリスが記者会見の出席
- アリスはある一人のリアルワールド人を好きなことを言っちゃう
- ガブリエルたちに情報を流していたのは防衛事務次官だった
- キリトの目覚めをアリスが見守る
- キリトがアリスの妹セルカがアリスの帰りを待っているこをアリスに伝える
- キリトが200年分の記憶の消去を菊岡に頼む
- 菊岡がアンダーワールド保全のために動き始める
- 比嘉がキリトのフラクトライトをコピーし、家で会話を試みる
- キリトのフラクトライトはアンダーワールドのために戦うことを宣言
- キリトと茅場が手を組む?
- ユージオとの思い出を直葉に話す
アンダーワールドでの戦いが終わり一段落…と思ってたらいろいろあるのですね。
アンダーワールド人に人権を与えるかどうかも大きい問題ですが、それ以前にアンダーワールドの存在が脅かされない様にしなければならないなんて。
比嘉がやったことは完全にアウトですが、アンダーワールドにとっては良かったのかもしれません。
キリトと茅場の共闘。
現実に成立するかどうかはわかりませんけど、アインクラッド編からずっと視聴している者にとっては胸アツ展開ですわ。
あと最後の最後のシーンでキリトと同居する(妹だから当たり前だけど)直葉が美味しい役どころ持って行ったところは笑いました。
ユージオとの思い出を聞くのはメインヒロインのアスナの役目なのに。
第21話の感想記事を読みたい方は下のリンクをご利用ください。
SAO アリシゼーションWoU 21話「時の彼方」の感想 「ラブとホラー!カップルたちがそれぞれ決着をつけた?」
第21話ではいろいろありました。
まずガブリエルがアリシアの亡霊に連行されてしまいジエンド。
また茅場がニエモンに乗り移ってオーシャンタートルの危機を救います。
そして最後にキリトはアスナと共に…。
アリスが記者会見に参加した目的は?
SAO アリシゼーションWoU 22話より引用
凛子さんが設定した記者会見に参加し応答するアリス。
記者会見しその存在をアピールすることによって、アリスやアンダーワールドを闇に葬り去ろうとしたり利用しようとしたりする勢力を牽制しようとする意図なんでしょう。
存在を隠したままの方だとアメリカとかがまだチョッカイ出してくるかもしれませんからね。
そして同時にアンダーワールド人が人権を勝ち取るための布石という側面もあるのでしょう。
しかしアリスに質問する記者たちのレベル低すぎ。
アリスじゃなくても飽きれ怒りますよ。
この会見、視聴者として見るべきところがあるとすればそれは1つだけ。
アリスが1人のリアルワールド人のことを好きと告白したところ。
本当にキリトって何人の女性キャラを垂らし込むのでしょうかねぇ。
キリトが200年の記憶の消去を頼む
目を覚ましたキリトとアスナ。
キリトの目覚めると直感で気付いたアリスが記者会見を途中で抜け出しキリトの元に駆けつけたのはさすがとしか言えません。
そして目覚めたキリトから最初にアリスが聞かされたのは妹のセルカのこと。
SAO アリシゼーションWoU 22話より引用
リアルワールドへ行ったアリスの帰りを待つために冷凍睡眠モードに入ったと。
セルカってそんなに姉であるアリスのことが好きだったんですねえ。
それにしてもこの話、アリスにちゃんと届いて良かったです。
キリトは自分とアスナの200年分の記憶を消去して欲しいと菊岡に頼んでましたからね。
目を覚ました時にアリスがいなかったとしても、セルカのことはアリスへの言伝として残してたでしょうけど、仮にアリスへ伝わらなかったらセリフが不憫すぎるので。
さて精神的脳的には200年アンダーワールドで過ごしたキリト。
声はキリトでしたが、結構歳を取り疲れたような感じでしたね。
キリトのCVである松岡禎丞さんがSAOのラジオであるソードアート・オンエアーで、22話のAパート終わり前の声をどうするか迷ったと話していましたがたぶんこのシーンの声だったんですね。
ジョニーブラックに毒武器で負傷させられてからたぶん肉体的にはそんなに日数経ってないとは思います。
ただ精神的脳的には200年経過している以上、声的に普通のキリトではおかしいですからね。
この辺はしっかりと考えられていて良かったですわ。
アンダーワールドを守るためにキリトと茅場が手を組む?
SAO アリシゼーションWoU 22話より引用
消したはずのキリト200年の記憶。
でも比嘉はフラクトライトをコピーし、家に持ち帰っていました。
200年自我崩壊しなかったフラクトライト。
研究者として消してしまうのは勿体ないと考えるのは仕方ないでしょうね。
ただアンダーワールドで200年過ごしたキリトのフラクトライト、結構ヤバそうな感じです。
アンダーワールドの王として君臨したため、アンダーワールドを守るためだったら何でもやりそうな気配。
リアルワールドとアンダーワールドの利益が対立したら、アンダーワールド側に立ちそうですね。
それがアンダーワールドのために戦うという言葉を使ったのでしょう。
しかし戦うにはキリトのフラクトライトだけでは力不足。
そこでキリトのフラクトライトが頼ろうとしたのが茅場です。
SAO アリシゼーションWoU 22話より引用
成立するかどうかはわかりません。
でもキリトと茅場の共闘ってそれだけで胸アツになりますね。
キリトと茅場って味方のような敵のようなよくわからない存在ですが、手を組んだら無敵のような気がします。
ただキリトと茅場が手を組み暴走したら誰も抑えることができないような感じもしますが。
妹である直葉が美味しいところを持っていく
アンダーワールドでの200年の記憶を消去したキリト。
ただ消去したのはガブリエルを倒した以降の記憶だけであり、ユージオとの記憶はそのままだったようです。
ユージオと過ごした記憶は貴重で尊いもの。
しかしだからこそ、その記憶はキリトに圧し掛かってくるのです。
キリトは精神的にもタフなところがありますが、この手の話を一人で抱え込むのはキツイ。
だったら誰かにユージオとの大事な記憶を話して精神的に楽になりたい。
そんな時にキリトの前に現れたのは妹である直葉。
妹である以上同居するのは当たり前。
そして同居しているということを最大限利用して、本来ならアスナ辺りが担う役を得たのです。
直葉、ちゃっかりしてますねえ。
もちろん直葉の気持ちとしてはキリトの心の重荷を少しでも減らしてあげたいという気持ちなんでしょうけど。
SAO アリシゼーションWoU 22話を視聴し終わって
今回はここで終了。
ガブリエルとの戦いが終わり、人界とダークテリトリーが和解しても問題山積。
特にリアルワールドではまだまだいろいろありそうな気配です。
まあ、リアルワールドからすればアンダーワールドの存在って金の成る木になるかもしれなかったり、リアルワールドを脅かす存在になるかもしれないし、いろいろ問題ありますからねえ。
いくら菊岡でもすべての問題を解決するのは不可能。
ただ消去されなかったキリトのフラクトライトは不気味ですし、ちょっと過激的な感じがして怖いです。
残り話数もわずか。
どんな結末を迎えるのでしょうか?
次回が気になって仕方がありませんわ。
第23話の感想記事はこちらからどうぞ。
SAO アリシゼーションWoU 23話(最終話)「ニューワールド」の感想 「キリト達が見た200年のアンダーワールドは?」