はめふら1期の感想記事です。
正直ここまで面白い作品だとは予想しておりませんでした。
原作の面白さに加えて製作陣の優秀さ、声優陣の演技の上手さ、そして同クール放送の他の作品が昨今の事情のせいで延期などなど。
いろんな要因が重なって大ヒットしたと思います。
- 【アニメ】はめふら1期 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」の感想 「ゲームの世界(?)に転生したカタリナの運命修正活動が始まる」
- 【アニメ】はめふら1期 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」の感想 「アランとメアリの攻略完了?」
- 【アニメ】はめふら1期 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」の感想 「ソフィアとメアリの差は予想以上に大きい」
- 【アニメ】はめふら1期 第4話「魔法学園に入学してしまった…」の感想 「本来の主人公マリアをカタリナが助けて懐かれた?」
- 【アニメ】はめふら1期 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」の感想 「カタリナがマリアをほぼ攻略しちゃった」
- 【アニメ】はめふら1期 第6話の感想 「カタリナが夏休みを満喫する間にフラグが立った?」
- 【アニメ】はめふら1期 第7話の感想 「カタリナの前世の友人あっちゃんの願いは叶った?」
- 【アニメ】はめふら1期 第8話の感想 「カタリナを巡る欲望を見せつけられてメアリの心はボロボロ?」
- 【アニメ】はめふら1期 第9話の感想 「カタリナさまが道具から人間に変えてくれた」
- 【アニメ】はめふら1期 第10話の感想 「カタリナを破滅に誘う人物とは?」
- 【アニメ】はめふら1期 第11話の感想 「あっちゃんのアシストでカタリナ再始動」
- 【アニメ】はめふら1期 第12話(最終話)の感想 「カタリナの破滅フラグはどうなった?」
【アニメ】はめふら1期 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」の感想 「ゲームの世界(?)に転生したカタリナの運命修正活動が始まる」
感想(ネタバレあり)
昨今の事情で放送延期や休止になるアニメが多数ある中、今年2月の時点で完パケしている本作。
最終回まで安心して視聴できる点は結構なアドバンテージですね。
ストーリー的にもなろう原作とは思えないくらいしっかりできているし、本当に今期覇権が狙える作品だと思います。
さて1話はカタリナが転生前の記憶を思い出す話と義弟キースに関わる話がメイン。
これまでのような我がまま放題生活すれば、ゲームのような破滅的な運命しか待ってないカタリナ。
そんな運命を変えるため、カタリナの運命修正が今始まります。
額を石畳に打ちつけて転生前の記憶が蘇った
典型的な貴族の娘であるカタリナ。
今日もメイドたちにわがまま放題言いたい放題です。
そんなカタリナですが、王族たるジオルドの前では猫を数百匹被るような豹変ぶり。
まだ8歳のはずですが、そういうところはしっかりと身についているのですね。
はめふら第1話より引用
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」 - ニコニコ動画乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」 動画一覧はこちら第2話 watch/1587013686カタリナ・クラエスは、頭をぶつけた衝撃で女子高生だった前世...
ジオルドと庭の散歩をしていたカタリナ。
そんなカタリナに悲劇が訪れます。
石畳につまづいて盛大に転んでしまったのです。
そして額が割れてしまう大けがを負ってしまうカタリナ。
しかしこの怪我のおかげで大きな幸運を手にすることにも。
何と怪我の責任を取ってジオルドが婚約してくれることに。
災い転じて福となす。
本当にそんな感じですね。
ただ本当の幸運は別のモノでした。
本当の幸運、それはカタリナ自身が転生者であり、この世界がゲーム「フォーチュンラバー」の世界観そっくりということです。
転生前にフォーチュンラバーをプレーしていたカタリナ。
ゲームの中では主人公の邪魔をする敵役であり、その最期は悲惨そのもの。
そういう事情まで思い出したカタリナは慌てます。
だって今のような生活を送れば、最高な展開で国外追放、最悪な展開だとジオルドに殺されてしまうのですから。
もちろんゲーム通りに進むとか限りません。
でもゲーム通りにならない確証もないのです。
それだったら、少しでも破滅フラグを回避するために行動すべき。
そう結論付けたカタリナは行動に移すことに。
以上が第1話前半の展開です。
破滅を回避するために行動する。
それ自体は正しいと思いますが、その行動はあってるかどうか微妙(この時点では)。
だって剣術のけいこはともかく、土魔法強化するため(土と対話するため)に畑仕事するなんて。
はめふら第1話より引用
しかしこの畑仕事をすることで、ジオルドに面白い女の子という印象を与えることに成功し、後にメアリと仲良くなる切っ掛けになりました。
結果論ですがこの畑仕事を始めたことは間違いなく破滅フラグを折る契機になったは確か。
カタリナは畑仕事を始める切っ掛けとなったお婆ちゃんにもっと感謝しなければいけませんね。
カタリナ自身既に死んでいるのでお婆ちゃんに直接感謝の言葉を言うことができないのは残念ですけど。
キースの運命を変えるためにカタリナ奮闘す
カタリナの義弟キース。
ゲームのカタリナはキースを虐め、その結果キースはチャラ男になってしまい、ゲームの主人公マリアと恋中へ。
そして邪魔者であるカタリナはキースに殺されるという最悪展開になってしまいます。
当然カタリナはこの運命を変えなければなりません。
そこでカタリナはキースを可愛がり、寂しい思いをさせないようにする作戦を実行に移します。
安易な方法ですが、この方法も見事に成功。
カタリナ運が良いです。
実家で兄たちに虐められていたキース。
そんなキースを破滅フラグを折るためとはいえ、優しくしてくれるカタリナにキースがなびかない訳ありません。
特にキースが部屋に閉じこもった時、斧を使ってドアを壊してまでキースに謝ろうとしたカタリナを見たら、そりゃあ慕うようになりますよ。
はめふら第1話より引用
結果、チャラ男になるというキースの運命が大きく変わり、シスコンルートを歩むようになったキース。
キース本人のことを考えればどっちの方が良かったのでしょうかねぇ。
チャラ男ルートはマリアと結ばれなければ寂しいままでしょうけど、シスコンルートもいばらの道ですからね。
すでにカタリナにはジオルドという婚約者がおり、この婚約を反故にさせた上で、キース自身がクラエス家との養子縁組を解消させなければカタリナと結ばれないのですから。
カタリナってどっちにしても罪深いですわ。
はめふら1期 第1話を視聴し終わって
今回はここで終了。
転生前の記憶を思い出したことでカタリナは運命を変える契機を得ました。
そして今回ジオルドとキースの破滅フラグを一応へし折った(?)感じですが、破滅フラグを立てるキャラはまだいるのです。
次回第2話はジオルドの弟のアラン、そしてある意味カタリナへの執着心が一番強くなってしまうメアリが登場します。
次回も楽しみですわ。
【アニメ】はめふら1期 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」の感想 「アランとメアリの攻略完了?」
感想(ネタバレあり)
今回は前半がメアリ、そして後半はアランがメインのお話。
アランはともかく、後にカタリナガチ勢となるメアリを攻略したのはマズかったかもしれませんね。
まあ登場時にあれだけ弱々しい感じだったメアリがあんなふうになるなんてカタリナも予想できなかったでしょうけど。
というか、カタリナ自身は攻略したという認識自体ないでしょうから、攻略云々言っても仕方ないかも。
ジオルドとキースは仲良し?
はめふら第2話より引用
野菜が思うように育たず落胆するカタリナを元気づけようとするキースとジオルド。
このシーンでカタリナはジオルドとキースが仲が良いと判断したようですが、カタリナの見る目の無さがよくわかりましたね。
カタリナ自身が鈍感というのもありますが、カタリナの自分自身への評価が低いことも大きな原因だと思います。
カタリナの中では自分は悪役令嬢。
そしてジオルドもキースも自分を殺すかもしれない存在。
そんなジオルドとキースが自分に惚れて取りあう訳がない。
そういう先入観がカタリナをより鈍感にさせていると思いますわ。
第5話でマリアに誰が好きか聞くシーンがありますが、あれもマリアがカタリナのことを好きと言っているのに、カタリナはマリアが自分に惚れる訳ないという先入観でマリアの気持ちを見誤っていました。
そういえば第3話でキースがジオルドをライバル視するシーンが出てきます。
キースは確実にシスコンへの道を進んでいるようですね。
またジオルドもキースを厄介思っているシーンが4話で出てきます。
まあ、ジオルドもキースも相手を潰して自分が優位に立とうと思わないだけまだマシですが。
女子勢で一番厄介なメアリとの出会い!この出会いがなければメアリがそっちに目覚めることはなかったのに
今回の第2話前半パートのメイン。
それはカタリナとメアリの出会いです。
植物が二人の間を取り持った形であり、1話での土との対話(畑仕事)は無駄ではなかったということになります。
ただその一方、メアリはカタリナと出会ったばっかりにその運命が大きく変わったとも言えます。
だって後に婚約するアランをそっちのけでカタリナにゾッコンとなってしまうのですから。
はめふら2話より引用
まあ、カタリナが本来アランが言うはずだった「緑の手」というキーワードを言ってしまったのが原因と言えば原因。
異母姉たちと上手く行ってなかったメアリにとって、カタリナは自分をしっかりと認識してくれる救世主みたいな存在になってしまったのでしょう。
そしてそれがカタリナを独占したいという気持ちに行ってしまったと。
まさに「人たらし」カタリナの本領発揮ですわ。
まあそれによってメアリが本当に面倒臭い存在になってしまうですが。
アランとカタリナの急接近にジオルドが焼きもち?
カタリナとメアリの関係で影響を受けた人物。それがアランです。
メアリはアランの婚約者なのに、メアリの口から出るのはカタリナのことばかり。
それどころかカタリナと会うことを優先させるのですがから、アランは面白くありません。
アランがカタリナに文句を言いに行ったことはある意味正しい行動でしょう。
ただアランにとって誤算だったのは、アラン自身もカタリナの「人たらし」能力の餌食になったこと。
はめふら第2話より引用
カタリナと一緒にいることの楽しさをアランは自覚なく体が覚えてしまったのです。
そしてそれを知ったジオルドはアランに釘を刺すような真似をします。
本来のゲームだったら、カタリナに何の感情もなかったジオルド。
しかしこの世界のカタリナはまさにジオルドも目が離せない存在となっており、カタリナとアランが仲良くすることに我慢ができなかったのでしょう。
だってジオルドはカタリナとキースが仲良くすることにも眉を顰めるくらいになってますからね。
でもアランがカタリナと仲良くなった結果、アランとジオルドがよりお互いを知る切っ掛けとなりました。
本来ならばゲームの主人公であるマリアの役目をカタリナがやってしまった感じですね。
というかこの世界自体、ゲームと違いカタリナ中心で動いているようですので、今後もカタリナ中心の展開ばかりになります。
そうじゃないとイベントの発生のタイミングとかおかしいですからね。
例えば4話や5話でカタリナがマリアが虐められている場面に間に合うとか。
はめふら1期 第2話を視聴し終わって
第2話はここで終了。
メアリとアランを攻略し、カタリナ自身の認識とは関係なくカタリナハーレムが拡大しましたね。
またカタリナ自身が破滅フラグと認識している4人の男性キャラのうち3人と出会ったことになります。
残りは宰相の息子であるニコルのみ。
次回はニコルとその妹であるソフィアが登場し、さらに時間が進んでいよいよ魔法学院入学直前まで描かれます。
男性キャラが一斉に声変わりしてしまい、女性声優さんのショタ声とお別れするのは残念ですが、声変わりしたキャラを演じる男性声優さんの声も魅力的なので、多くの方は満足するのではないかと。
次回も楽しみですね(この記事を書いている時点ではもう視聴しているけど、末尾として一応書いておきます)。
【アニメ】はめふら1期 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」の感想 「ソフィアとメアリの差は予想以上に大きい」
感想(ネタバレあり)
今回は前半がソフィア・ニコル兄妹との出会い、そして後半は時間が経過し魔法学園入学直前のお話となっております。
ニコルと出会ったことでカタリナが認識していた4つの破滅フラグすべてと接点を持ったことになります。
ただ個人的に目が行ったのはソフィアとメアリについて。
ソフィアとメアリの二人はカタリナに執着している点で同じですが、残念ながらカタリナとの距離は大きく差が着いているように思えます。
何かメアリが可哀想に思えてきました。
「ソフィアとメアリの差」それは前世を想起させるかどうか
カタリナに執着する女性キャラ。
それがソフィアとカタリナの共通項ですが、残念ながらソフィアとメアリには大きな差があります。
それはカタリナの前世の記憶を想起させる存在かどうか。
おそらく執着心ではメアリの方がソフィアを上回ります。
でもメアリの存在はカタリナに影響を与えるようなシーンがこれまで皆無なのです。
カタリナがアランのセリフをパクって、メアリの執着心を強くしたことはありましたけどね。
その一方、ソフィアの方。
ソフィアにカタリナは前世での親友「あっちゃん」を重ねています。
ソフィアが階段を駆け上がるシーンなんかはその典型です。
はめふら第3話より引用
また引用したこのシーンの姿形は今現在のカタリナとソフィア。
しかし周りはカタリナの前世の世界ですよね。
つまりソフィアとは前世のような時代であっても、ソフィアと仲良くなれるとカタリナ自身が考えているのです。
セリフでもそういう類のこと言ってましたけど。
このソフィアとカタリナの関係は今後ストーリーの重要なキーとなるものですから、書くのはこれぐらいにしておきます。
本当にメアリ可哀想。
そう思わざるを得ません。
この世界でカタリナと先に出会ったのはメアリなのに。
カタリナは無意識にニコルまで攻略してしまった
前世のカタリナはジオルド、キース、アランの3ルートはプレー済ですが、ニコルルートは未プレー。
だから親友のあっちゃんの言葉だけが手がかりとなります。
はめふら第3話より引用
あっちゃんのCV。
EDのクレジットには載ってませんけど、声優ファンならば声を聞いただけで誰だかわかることでしょう。
本作の主要女性キャラと兼役ですし、そのキャラとあっちゃんが重なるような演出もされているので。
さて知らず知らずのうちにニコルルートのキーパーソンとなるソフィアと知り合ったカタリナは、そこからニコル攻略ルートに入ってしまうことに。
そしてソフィアと仲良くなってニコルの周りの人たちを褒めたことにより、ニコルも攻略してしまう結果になります。
はめふら第3話より引用
これまで同様、カタリナ自身はニコルを攻略したという認識は皆無ですけどね。
どこまでカタリナって鈍感なんでしょうか。
鈍感どころかなぜかキースとニコルの禁断の愛を想像してしまっているし。
キースとニコルの禁断の愛を想像してしまうのはロマンス小説の読み過ぎの弊害なんでしょうかねえ。
15歳となったカタリナとその仲間たちの現状
時間が経過し、魔法学園入学直前。
15歳になったカタリナは自身の誕生パーティ―に参加し、仲間たちとダンスを楽しみます。
このシーンはカタリナとハーレム要員達の位置関係を知ることができる大事なものだったと思いますね。
まずはジオルド。
カタリナへの興味はさらに強くなり、絶対に自分のものにする気満々です。
次はキース。
見事なまでのシスコンに成長し、ジオルドを危険視しております。
ジオルドがカタリナの首元にキスし、そのキス跡をハンカチでごしごし消そうとするシーンは「シスコンを拗らせ過ぎ」という認識を視聴者の多くにに植えつけたことでしょう。
3人目はアラン。
他の男性キャラに比べて不遇。
話しただけでカタリナとのシーン終了。
ま、まあ、アランはメアリがいますからね。
そのメアリはカタリナしか眼中になさそうですけど。
4人目はニコル。
他のキャラ達のシーンでは周りは全くカタリナ達に目線を向けてなかったのに、なぜかニコルとカタリナのシーンでは周りの目が二人に釘付け。
それだけニコルが魅力的なんでしょうねえ。
そしてニコルは好きな人がいることをカタリナに伝えますが、カタリナは誰だかわかっていない様子。
15歳になっても鈍感力はそのままのようです。
5人目はメアリ。
カタリナと踊るためにダンスの男性パートをマスターする辺り、カタリナに対する執着は健在。
というかさらに悪化した可能性も。
最後はソフィア。
こっちはこっちでロマンス小説にご執心で、それをカタリナとソフィア自身に重ねる辺り、メアリとは別の意味で悪化しているようですわ。
こうやって確認するとカタリナの周りはヤバい奴しかいません。
この中だとアランとニコルがまだマシ。
後の4人は…。
第4話以降もう一人ヤバい奴が加わるのですけど、カタリナハーレム本当に大丈夫?
カタリナが誰か一人を選んだら血を見るようなことにならないか心配です。
はめふら第3話より引用
はめふら1期 第3話を視聴し終わって
今回はここで終了。
次回から舞台が魔法学園に移動します。
そして二人の新キャラが登場しますが、その一人はゲームの主人公であるマリア。
破滅フラグを回避するため、カタリナはマリアとの関係をどうするのか?
次回も楽しみです。
【アニメ】はめふら1期 第4話「魔法学園に入学してしまった…」の感想 「本来の主人公マリアをカタリナが助けて懐かれた?」
感想(ネタバレあり)
今回はカタリナたちが魔法学園に入学して、本来のゲームの主人公マリアと出会うお話。
カタリナは過度にマリアを意識し焦りまくりますが、カタリナの思惑と異なり、ジオルドやキースはマリアに魅かれることが全くない感じ。
まあ、この魔法学園に入学するまでに破滅フラグを潰しまくって、ジオルドたちはカタリナへの好感度マックス状態になってますからね。
ただ破滅フラグって意外なところで立っていることがあります。
まだまだ先の話になりますが、そのことをカタリナは肌で感じることに。
破滅フラグはジオルドたちだけではありませんので。
シスコンキースのガードは固い
カタリナにゾッコン状態のジオルド。
魔法学園に入学した後もカタリナへのアプローチに余念がありません。
しかしそんなジオルドを邪魔する者が。
それはカタリナの弟であるキース。
カタリナの教育(?)で立派なシスコンに成長したキースはジオルドを危険視しており、カタリナのガードとしてジオルドの前に立ちはだかります。
はめふら第4話より引用
第3話ではジオルドがカタリナの首筋にキスし、それをゴシゴシしてたのもキースでしたね。
まあ、ジオルドとキースの冷戦は2話の時点で始まっていたので、今更これを止める術はないでしょう。
はめふら2話より引用
ただジオルドはカタリナの正式な婚約者。
どれだけキースがガードしても後数年経てば…。
それまでにキースはもっと踏み込んだ行動を取らなければなりませんが、キースには勝算あるのですかねえ。
破滅フラグは全く立たず
本来のゲームは魔法学園に入学したところから始まります。
当然イベントが発生し、フラグが乱立するはずなんですが、この世界ではフラグが全然立たない状態に。
その理由はもちろんカタリナ。
カタリナがこの7年の間に他のキャラとの好感度をマックス状態にしてしまった結果、前提条件が狂いまくり。
男性キャラとゲーム本来の主人公マリアとの間にイベントが発生してもフラグが立たないのです。
はめふら4話より引用
例えばキース。
カタリナによりシスコンになってしまったキースはマリアとの出会いイベントが発生してもマリアに何の感情を持ちません。
それどころかカタリナにマリアとの仲を詰問され、さらにメガトン級のダメージを食らうことに。
こんなの見れば、もうカタリナが破滅する可能性ゼロと思いますけどね、普通は。
ニコルの魅力に耐えた生徒会長は凄い?
マリアと共に第4話から登場した新キャラの生徒会長シリウス。
はめふら第4話より引用
全身から良い人オーラしか出ておりません。
まさに善人中の善人という感じですね。
ただこのシリウス、善人というだけではありません。
何とニコルの魔性の魅力に負けなかったのです。
現在の生徒会役員で2年生なのはニコルとこのシリウスだけ。
他の2年生の役員たちはニコルを巡って対立して生徒会を出ていったようなのです。
逆に言うとシリウスだけはニコル争奪戦に加わらなかったということになりますよね。
カタリナでさえニコルの魔性の魅力に負けそうになる時があるのに、ニコルの魅力に抗しているシリウス凄すぎ。
まあ、このシリウスに関しては後々いろいろあるので(意味深)。
カタリナ自身がマリアとのフラグ立てちゃった
マリアと男性キャラの間にイベントが発生してもフラグが全く立たない状態。
しかし今回マリアとカタリナの間にイベントが発生して、何とマリアとカタリナの間にフラグが立っちゃいました。
はめふら第4話より引用
破滅を回避するならマリアに近寄らないのが一番なはずですが、お菓子の匂いと正義感に抗することができなかったようです。
つ~か、地面に落ちたお菓子をすべて食べるってどんだけ食い物に目がないんだよ。
第2話で3秒ルールの話がありましたが、もしかしてこのシーンの前振りだったのでしょうか?
このイベント、本来はカタリナではなくジオルドとマリアの間に発生するもの。
つまりまたカタリナがイベントを横取りした感じですが、仮にジオルドとマリアの間に発生してもそこまで大きな影響はなかったような気がします。
マリアのジオルドに対する好感度は上がるでしょうけど、ジオルドの愛情はカタリナの方へ向いてますからね。
ジオルドとしてはマリアと仲良くなってカタリナにそっぽを向かれたらシャレになりません。
そういう可能性がゼロではない以上、ジオルドはマリアと普通の友人以上の関係にはならないと思います。
はめふら1期 第4話を視聴し終わって
今回はここで終了。
マリアのカタリナへの好感度が上がっただけな感じの今回。
ただマリアの好感度はまだマックスではありません。
しかし次回第5話ではマリアのカタリナへの好感度がさらに上がるイベントが。
カタリナとマリアの百合エンドルートまっしぐらに見えるの私だけ?
【アニメ】はめふら1期 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」の感想 「カタリナがマリアをほぼ攻略しちゃった」
感想(ネタバレあり)
今回はマリアのメイン回。
フォーチュンラバーの本来の主人公であるマリアはカタリナを破滅に追いやるトリガーみたいなもの。
今回カタリナが攻略してしまったためにカタリナが破滅する可能性はかなり低くなったようにも思えます。
👑#はめふら 第5話の振り返りイラストを公開🐍
学園でマリアを助けたカタリナ✨
そして農地見学の途中でマリアの実家へ‼
マリアだけでなく、マリアのお母さんの心の傷も癒やしてしまうカタリナパワーは必見です👀‼
本日はAT-Xの放送もございますので、ぜひ、ご覧ください📺⚡ pic.twitter.com/IOKcwGTpQK
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) May 3, 2020
ただね、マリアを攻略してもカタリナの破滅フラグってまだ残っているのですよね。
まあそれは今後のお楽しみですが。
ニコル以上の傑物?生徒会長は凄い人だけど
いつもニコニコでカタリナと接する生徒会長。
まさに人畜無害の典型みたいなタイプですが、生徒会長は凄い人でした。
成績はニコルを上回り、さらにファンクラブのようなものも存在。
そして何よりニコルの魔性の魅力に屈してませんから。
本当にスーパーマンみたいな生徒会長ですが、当然この人にも秘密があります。
この生徒会長は後々カタリナの破滅フラグに大きく関わることになるので、生徒会長の言動には注意しましょう。
呼び方でわかるカタリナとマリアの距離感
生徒会に入りびたりのカタリナ。
普通なら他の生徒から嫉妬されてもおかしくないはずですが、その家柄とジオルドの婚約者という地位のおかげで陰口叩かれずに済んでいるのかもしれません。
いいですねえ、貴族って。
その一方実力で生徒会に入ったのに身分のせいで陰口叩かれたり嫌がらせを受けているのがマリアです。
カタリナは元日本人の転生者なので、マリアと仲良くしても何にも感じないでしょうけど、マリアからすればカタリナは雲の上の存在のようなもの。
話すだけでも畏れ多いと思っているのでしょう。
それにカタリナと話しているところを他の生徒に見られたら、さらにバッシング受ける可能性あるし、カタリナにも迷惑が掛かると思っていそうな感じがします。
マリアがカタリナに話掛けるのを畏れ多いと思っている以上、マリアとさらに仲良くなるにはカタリナの努力が必要。
ただそのカタリナももう一歩踏み出せてないのですよね。
それが分かるのがマリアに対する呼び方。
マリアと呼ばず「キャンベルさん」という苗字で呼んでます。
少なくともマリア呼びしなければさらに仲良くなることはないですよね。
そう思っていたら自然と名前呼びに移行できるイベントが発生です。
まさか土ボコが役に立つ日がくるとは。
はめふら第5話より引用
マリアを助けたことで自然と名前呼びに移行できたカタリナ。
一方マリアの方も「クラエスさん」呼びからもう一歩踏み込んだ「カタリナさま」呼びへ。
ようやく距離が縮まったマリアとカタリナ。
そしてさらに距離が近づくイベントが発生します。
マリアはメアリやソフィアのライバルになる?
マリアとカタリナが仲良くなると当然ながらメアリやソフィアとも仲良くなります。
まあ、マリアとカタリナがさらに仲良くなる前からマリアとメアリたちは仲がよかったかもしれませんけど、カタリナを媒介にもっと仲良くなったのは確実でしょう。
そのうちソフィアの影響を受けたメアリのようにロマンス小説にハマるという可能性だってありますからね。
と思ったら、素でマリアは百合の気を出してきます。
カタリナは他の男性キャラとマリアの関係を知るためにマリアたちに好きな人は誰と聞いてますが、まさかマリアがカタリナの名前を挙げるなんて。
これを聞いたカタリナさん。
マリアは「仲良くしたい」という意味でお慕い申し上げると言ったと思っているようですが、すでに「好き」という意味で使っていそうな気がします。
まあ、マリアに関してはまだ「仲良くしたい」と意味があるかもしれませんけど、メアリについては確実に「好き」という意味で使っていると思います。
第3話でソフィアと話したいカタリナの腕を引っ張って連れて帰るシーンや、同じく第3話でカタリナとダンスを踊るために男性パートの踊りをマスターしてたり。
メアリは確実にヤバい道を進み始めていると考えて間違いないでしょう。
はめふら第5話より引用
マリアの過去とマリアの現在
光の魔法を使える。
平民であるマリアにとって光の魔法を使えるというのは凄いアドバンテージのように思えます。
ただその一方凄い能力を持っているものは嫉妬されることに。
この世界、魔法を使えるのは貴族のみ。
両親が平民であるマリアが魔法を使えるということは…。
アニメ版ではマイルドになってましたけど、人々のそういう誹謗中傷でマリアの家はほぼ崩壊しているのですよね。
マリアにとっては辛い話でしょうけど、それでも母親のために実家に帰ってくるマリアは健気ですわ。
そして今回そんなマリアを訪ねてカタリナとキースがマリアの実家を訪れますが、マリアの母親は楽しそうなマリアを見て安心したと思います。
一度はお菓子作りを止めてマリア。
そのマリアが自分からカタリナのためにお菓子作りを始めて、さらに嬉しそうにしているのですから。
娘を想う親だったらこんなに嬉しいことはないでしょう。
光の魔法を使えるために辛い体験をしてきた過去のマリア。
そして自分の努力(学業で凄い成績を残し生徒会に入った)のおかげでカタリナとの接点を作り、楽しそうな現在のマリア。
この対比は本当に良かったと思います。
マリアのこの楽しい日々が一日でも長く続いてほしいですわ。
はめふら第5話より引用
あと最後の最後でオチが付きました。
学園に畑を作ったらそりゃあ噂になりますよ。
基本魔法使えるのは貴族だけだから、魔法学園で畑を作る変わり者なんてこれまでいなかったでしょうから。
カタリナママはさぞかし恥ずかしかったことでしょう。
カタリナママに少し同情しますわ。
はめふら1期 第5話を視聴し終わって
今回はここで終了。
マリアを実質攻略したことで「破滅フラグはほぼなくなったはず」と思いたいところですが、ここからが本作の本番。
理不尽なことでカタリナが追い込まれていきますので。
次回以降も楽しみですわ。
【アニメ】はめふら1期 第6話の感想 「カタリナが夏休みを満喫する間にフラグが立った?」
感想(ネタバレあり)
今回はカタリナが夏休みを満喫するお話。
ただその最中たくさんのフラグが立ちました。
今後に繋がる重要な回だったと思います。
特にソフィアとシリウス関連のやつは要注意です。
トムさん、メイド長、アン、そしてカタリナママ、みんなカタリナに救われた
蛇の玩具をカタリナに手渡した庭師のトムさん。
カタリナにお菓子を作ってあげたメイド長。
日々カタリナの世話に忙しいアン。
そしてカタリナママ。
4人に共通するにはカタリナに救われたということです。
カタリナとこの3人のストーリーはアニメではこれ以上詳しく描かれないでしょうから、知りたい方は原作を購入するか、なろう版のサイトで該当箇所を読みましょう。
トムさんのお話は「クラエス家の庭師として仕えて」。
メイド長のお話は「クラエス家にメイド頭として仕えて」。
アンのお話は「クラエス家のメイドとして仕えて」。
カタリナママのお話は「義弟と交流しました」。
以上はリンクを貼ったなろう小説のサイトで読むことができます(もちろん無料です)。
アンのお話が意外とシリアスなので、アニメ版しか見てない方はびっくりするかもしれませんね。
シスコンのキースもカタリナに救われた
カタリナの義弟キース。
このキースもカタリナに救われた一人です。
そのお話はアニメ版第1話でも描かれていました。
第6話では大きな木の下で昼寝をするカタリナを見てキースが小さい時のカタリナとのエピソードを思い出すような構成。
そしてキースがカタリナに懐いている理由がまた1つ明らかになりました。
まあ、どちらかというとカタリナがやったことは姉というより母がやることですね。
カタリナとしてはキースのチャラ男になることを阻止し、破滅フラグを折るためにやったのかもしれませんが、カタリナの行動でキースは立派なシスコンになってしまいました。
義弟の癖に寝ているカタリナにキスしようと考えるまでのシスコンに。
まあキースのシスコンのおかげでジオルドはカタリナに手を出せず、カタリナ一派のバランスが崩れないのですから、結果カタリナの行動は正しかったのかもしれません。
ジオルドの周りは敵だらけ
カタリナの正式な婚約者ジオルド。
ゲームの時とは異なり、カタリナに興味深々のジオルドですが、いつもキースにカタリナとの仲を邪魔されることになってしまいます。
さすがにジオルドも今回は考えました。
キースが不在の時を狙ってカタリナをデートに誘い出したのです。
これはジオルドの作戦勝ち。
誰もがそう思った瞬間、キースがジオルドの馬車に追い付きジオルドの野望は潰えました。
それどころかカタリナが他の友人たちも呼んで二人きりのデートのはずがいつもの集団行動になってしまいます。
その後もジオルド包囲網は崩せず、ジオルドが一人負けの様相。
カタリナの婚約者ということで他のキャラから警戒と憎悪を引き付けるジオルド。
まあ抜け駆けしようとしたのですから自業自得ですが。
ニコルに指摘されますがカタリナに会う前はいつも退屈していたジオルド。
でも今は違います。
カタリナと出会ったおかげで退屈とは縁遠い生活をするようになったのですから。
ジオルドが本気出すのはもうちょっと後から。
たぶんアニメ版の範囲外になると思うので興味がある方は是非原作3巻以降を読みましょう。
原作3巻以降のエピソードはなろう版には無いお話なので(番外編は除く)。
カタリナ会議に侵入者「魔性の伯爵さま」が現る!でも大事な箇所はそこじゃない
カタリナの脳内で開催されるカタリナ会議。
これまでは5人のカタリナによる会議形式でしたが、夏休みということもあり真面目カタリナ意外はダラけております。
そしてそこに奴が現れました。
魔性の伯爵さまが。
はめふら第6話より引用
今回ソフィアと魔性の伯爵シリーズの新刊を買いに行くというタイミングだったので、魔性の伯爵さまがカタリナ会議に現れたのでしょう。
ただ魔性の伯爵さまがニコルと瓜二つだったとは。
確か3話でソフィアが魔性の伯爵さまはニコルに似ていると言ってましたけど、あれがフラグだったのですね。
魔性の伯爵さまは真面目カタリナを篭絡。
これで破滅フラグを考えるカタリナ会議のメンバーはいなくなったというオチ。
もちろん夏休み期間中だけでしょうけど。
さてソフィアとカタリナの買い物には当然ニコルも同伴。
三人で買い物を楽しみますが、その途中ソフィアがフラグを立てることに。
カタリナと一緒に買い物したことないのに、以前一緒に買い物したことあるような?
ここは今回の最重要箇所の一つと言っていいと思います。
カタリナと一緒に買い物したことないのに、買い物した記憶のようなものがある。
それは何かの因縁?
それとも前世で一緒に買い物したことあるの?
この箇所に比べたらカタリナ会議に魔性の伯爵さまが出現したことやニコルの魅力にカタリナがメロメロになったことなんて些細なことです。
どうせニコルはジオルドとカタリナの婚約が解消されなければ一歩踏み出すことはないでしょうから。
そう考えるとアランと同様に紳士と言えますね。
義弟や緑の手は積極的にジオルドとカタリナの婚約を潰す気満々なので。
アランのようやく自分の気持ちに気付く?
舞踏会のプログラムとして組まれていたアランのピアノ演奏。
アランが弾いた曲の名前は「愛しい君に捧ぐ」。
曲名を聞いたカタリナはアランが誰かに恋していることを察知しますが、まさかその相手はカタリナ自身であるとは考えてもない様子。
さすがのアランもようやく自分の気持ちに気付いたのでしょう。
ただこの展開に納得できない人物が1人。
それがメアリ。
はめふら第6話より引用
メアリはカタリナを狙うライバルを増やさないためアランにあることないこと吹き込んで、アランがカタリナに恋していることを認識させないように暗躍してたのです。
アランはメアリの婚約者なのに酷いことしやがる。
まあ、メアリはカタリナのことだけしか考えてませんからね。
仕方がないと言えば仕方がないのですけど。
生徒会長ルートの扉が開いた?
アランがピアノ演奏した舞踏会。
そこでカタリナは生徒会長であるシリウスと久しぶりに会うことになります。
他愛のない会話をするカタリナとシリウス。
その後なぜか複数の令嬢たちから黒いオーラのようなものが立ち、誰かを憎んでいるような顔を。
その令嬢たちはさっきシリウスを取り囲んでいた人達。
シリウスって人畜無害のような様相ですが実は…。
まあOPも一人だけ演出が違うので最重要人物であることはバレバレなんですけどね。
今回カタリナとシリウスが会話したことで新しい破滅フラグのルートが出現した?
宿題に終われるカタリナが見た夢は重要なヒント?
夏休みを最終日前日まで満喫したカタリナですが、宿題をほぼやっておらず、最終日は宿題に追われることに。
そして居眠りしてしまったカタリナは前世の夢を見たのです。
夢に出てきたのは親友のあっちゃん。
本編での顔出しは今回が初めて。
まあ、OPで顔出てますけどね。
はめふら第6話より引用
前世のカタリナとあっちゃんの話題はフォーチュンラバー。
全ルートクリアしたあっちゃんは「すごっく大変なルートがあってね。それはねえ…」というあっちゃん。
夢はここで終わりでしたが、その大変なルートってどのルートなんでしょうか?
前世のカタリナは俺様王子ルートとちゃら男ルートは攻略済。そして腹黒王子ルートに手こずっていると話していました。
そして第3話でニコルルートについてあっちゃんからアドバイスを貰ったという話がありましたね。
あっちゃんが手こずったルートというのはたぶんこれら以外のルートのことでしょう。
ということはそのルートってまだカタリナが認識してないルートの可能性大。
そして今回フラグが立ったルートって…。
はめふら1期 第6話を視聴し終わって
夏休みの箸休め回と思ったら今後のストーリーに大きく関わるフラグがたくさん立ったお話でしたわ。
今後の展開に大きく関わるフラグはこちら。
- カタリナとソフィアが一緒に買い物したことあるという記憶
- シリウスとの何気ない会話
- あっちゃんがすっごく手こずったルートの存在
アニメ版のラストに掛けての話の重要なフラグになるものばかりですから忘れないようにしましょう。
破滅フラグはジオルドたち4人だけではありません。
残った1つの破滅フラグを折らなければ…。
そういえばマリアの出番が他のキャラに比べて少なかったですが、今度重要な位置を占めるのであえて出番を少なくしたのかもしれません。
次回以降はこの残った破滅フラグの話がキーとなることでしょう。
アニメ版ではどのように描かれるか?
今から楽しみですわ。
【アニメ】はめふら1期 第7話の感想 「カタリナの前世の友人あっちゃんの願いは叶った?」
感想(ネタバレあり)
今回は魔法学園の試験の一環としてカタリナたちはダンジョン探索を行います。
ただダンジョン探索はそこまで重要ではありません。
今回のメインはカタリナの前世の友人であるあっちゃんの話。
あっちゃんの願いが叶ってよかったです。
ただ願いが叶ったことをカタリナもあっちゃんが転生したキャラも認識できないのは歯がゆい感じもしますが。
あっちゃんの願いはある意味叶った
フォーチュンラバーを前世のカタリナに勧めたあっちゃん。
今回そのあっちゃんと前世のカタリナの出会いと別れについて描かれています。
これは原作にも描かれているお話ですね。
佐々木敦子(あっちゃん)。
大人しい彼女は友達を作れないでいました。
ところが下校中木の上から落ちてきたある少女と出会い、仲良くなります。
その少女が前世のカタリナ。
仲良くなる二人。
高校受験を揃って突破し、一緒にフォーチュンラバーを楽しんでいたのに。
はめふら第7話より引用
前世のカタリナが自動車事故で亡くなり、独りぼっちになったあっちゃん。
あっちゃんは願います。
「もしこの命が尽きて新しい命に生まれ変わることができるなら、その時はもう一度あの子と友達になりたい」。
あっちゃんの願い。
その願いはある意味叶いました。
ただしあっちゃんが転生した人物はそれを認識してませんが。
メインキャラの一人とあっちゃんのCVが同じ理由、それが今回わかりましたね。
カタリナだって前世と転生後のCV一緒なのですから、あっちゃんの方も揃えるべきでしょうから。
はめふら第7話より引用
本が大好き。
ソフィアの趣味ってあっちゃんのものを引き継いでいたのでしょうね。
それにしても歯がゆいですね。
あっちゃんがソフィアに転生したのに、ソフィアがそれを認識していないし、カタリナもあっちゃんがソフィアにて転生したことに気付いてないのですから。
まあ、カタリナの方は3話でソフィアにあっちゃんの姿を重ねるような描写がありましたけどね。
ちなみにソフィア(あっちゃん)は後にカタリナのピンチを救うことになります。
たぶんそこら辺がアニメ版のクライマックスになると思いますわ。
ダンジョン要素は無理に入れる必要なかったかも
ソフィア=あっちゃんだったという話が終わったところで重要なところはほぼ終了。
あとは蛇足と言ってもいいかもしれませんでした。
カタリナを狙う黒い靄の存在がハッキリとわかったこと、そしてカタリナに対する不満が渦巻いていることが描かれたこと。
以上の2点は大事だったのかもしれませんが、ダンジョン要素を入れる必要はなかったと思いますわ。
まあね、魔法学園という名前の学校なので、魔法に関連したような試験があってもおかしくありません。
ただダンジョンで試験する必要ないでしょう。
だって魔法学園に火曜生徒のほとんどは貴族の子息という設定だったはず。
そんな連中を試験とはいえ危険なところに連れて行ったら責任問題になるでしょうに。
また一緒に探索するグループの人数。
どうしてカタリナ達が4人でメアリたちは3人?
こういう試験って人数は揃えるものでしょうに。
メインキャラが8人しかいなくて、そのうちニコルは2年生だから試験に入れることができない。
だから4人と3人に分けなければいけなかったというのはわかりますが、そういう場合はモブキャラでも入れるべきたったかと。
何か不自然に見えてきます。
はめふら1期 第7話を視聴し終わって
前回のオリジナルがよかったので今回も期待しましたが、ちょっとハードルが高くなっていたのかもしれませんね。
はめふらでなければダンジョン要素もたぶん評価してたと思います。
今回言及しなかった点で重要なのはカタリナとソフィアを竜巻で救った人物の存在。
風魔法を使うようですが、ニコルではなさそうですし、それ以外のキャラになると…。
原作通りに進むならば今後は破滅フラグが顕在化し、カタリナの受難が続くことになります。
まあ、カタリナが思っている破滅フラグとは違いますけどね。
その破滅フラグは隠しルートで前世のカタリナはプレーしてませんので。
今後原作通りに進むのか?それともオリジナル要素をさらに含みつつ進むのか?
今後も目が離せませんわ。
【アニメ】はめふら1期 第8話の感想 「カタリナを巡る欲望を見せつけられてメアリの心はボロボロ?」
感想(ネタバレあり)
今回は「欲望という名の物語」という本の中に閉じ込められたカタリナたちが自分達の欲望に忠実に行動するというお話。
正直欲望にひた走るカタリナ達よりも、カタリナ達の行動を外から注視しているメアリのリアクションの方が面白かったかも。
メアリの心はボロボロになったと思いますわ。
自分がやりたいことを他のキャラがやっているのですから。
ある意味NTRに近い感覚になっている可能性も。
結果的にカタリナの欲望に本が耐えきることができず、カタリナ達は本から脱出することに成功。
めでたしめでたし…と思ったら、Cパートで某キャラの救済シーンが。
そして某キャラの救済シーンを見てメアリがまた発狂するというパターンとなってました。
何かメアリだけ可哀想に思えてきましたわ。
シリウス会長もカタリナが気になっている?
生徒会の役員でもないのに生徒会室に入り浸っているカタリナ。
もちろん生徒会役員のほとんどがカタリナ大好き人間ばかりということが大きいですが、同時に生徒会長であるシリウスがカタリナの入室を認めているからこそ。
当初は無自覚にカタリナをもてなしていたシリウスですが、第6話あたりからカタリナの行動に反応するようになってきました。
今回もカタリナの言葉に反応してましたし。
これはシリウスルートが始まったのかもしれませんね。
シリウスはカタリナを巡るジオルド達のライバルとなるか、それとも…。
まあ、今後のストーリーで中心となるキャラなので、その行動はしっかりと注視しなければいけませんね。
ジオルド達の欲望を見せられメアリの苦悩が続く
運良く本に吸収されなかったメアリとマリア。
だが吸収されなかったことがメアリに苦痛を与えることになります。
カタリナ達が吸収された本の名前は「欲望という名の物語」。
魔法学園の七不思議の1つに数えられる不思議な本で、欲望を吸収する性質を持つとか。
そしてその本から脱出するためには閉じ込めれたキャラ達の欲望を達成する必要があるのです。
ここからは各キャラの要望をメアリとマリアが見せられることに。
マリナはカタリナを慕っているはずなのに案外冷静。
発狂しているようなメアリとは対照的でした。
カタリナ愛が足りないというよりは性格がそのまま出ているのでしょうかねえ。
ジオルドの欲望:「カタリナと結婚して一夜を共にしたい」
ジオルドの欲望はある意味ストレートですね。
カタリナを独占したいという欲望なので。
でも他のキャラに比べるとアダルティ感満載なのがジオルドらしいです。
さすがにカタリナと二人きりになった部屋にベッドがなかったのは健全と言えば健全ですけど、ジオルドはやることやろうという気持ちだったのではないでしょうか?
途中でメアリが本を閉じたので、その先どうなったかは不明。
カタリナは押しに弱いのでジ、オルドに根負けしてジオルドの欲望は成就したかもしれませんし、ダメだったかもしれません。
この辺は視聴者が勝手に想像してくださいということなのかも。
キースの欲望:「カタリナにあ~んをしたい」
キースの欲望、それはカタリナに「あ~ん」で食べ物を食べさせたい。
ジオルドの欲望と比べたらまだ健全です。
ただキースのCVの柿原徹也さんの演技がいつも以上に色っぽくてネチッコイ感じ。
シスコンのキースって感じではなく、チャラ男って感じの方が強かったです。
ゲームの中のキースってこんな感じなのかもしれませんね。
演技の仕方で雰囲気がまるっきり変わるというのが改めてわかりましたわ。
ソフィアの欲望:「カタリナと一緒にいたい」
カタリナと一緒にいたい。
それがソフィアの欲望であり、なぜかカタリナに対して壁ドンまでやってしまいます。
メアリと違って自分の欲望を抑え気味だったのに、ここで欲望を爆発させるなんて。
やはり前世での記憶が少し影響しているのでしょうかねえ。
ずっと一緒にいたかった前世のソフィア(あっちゃん)。
前世ではその願いが叶わなかったので、せめてこっちの世界では…って感じに。
ニコルの欲望:「カタリナを連れ去りたい」
ニコルの欲望はカタリナを連れ去りたいというので間違いないでしょう。
現実世界ではカタリナはジオルドの婚約者。
生真面目なニコルはカタリナに横恋慕するわけにはいきません。
しかしここは本の中の世界で自分の欲望に忠実にできる場所。
当然ニコルは止まりません。
このニコルのシーンだけ、他のキャラのシーンと比べて空想の度合いが強い感じですね。
もしかしてニコルもソフィア所有のロマンス小説を読んでいるのでしょうか?
ニコルの格好は第6話に登場した魔性の伯爵に似てましたし、ロマンス小説を読んでないとあのような格好と欲望にはならいないと思いますけど。
あとdアニメストアのコメントでは、仮面をつけたニコルが「タキシード仮面」みたいというものが複数ありました。
確かに仮面にタキシード、そしてシルクハットってセーラームーンのタキシード仮面のまんま。
はめふら第8話より引用
ニコルのCVである松岡禎丞さんがセーラームーンの劇場版に出演するというニュースが先月くらいに発表されましたが、それとは関係…ある訳ないか。
アランの欲望:「カタリナに自分の演奏を聴いてもらいたい?」
次はアラン。
アランの欲望のシーンはピアノを引こうとするアランの横にカタリナが立っているところからスタート。
しかしアランとカタリナの存在を確認したところでメアリは本を閉じてしまいます。
はめふら第8話より引用
これまでの展開を見て、先の展開が読めたのでしょうね。
それか形式的には自分の婚約者であるアランとカタリナのイチャイチャを見たくなかっただけかも。
まあ、普通にカタリナと自分じゃ無いキャラのイチャイチャをこれ以上見たくなかっただけでしょうけど。
カタリナの欲望:「お菓子を食べるというシンプルでいつまでの満たされない欲望」
他のキャラの欲望には漏れなく登場したカタリナ。
そんなカタリナ自身の欲望は「お菓子をたくさん食べること」。
目の前に登場したお菓子の家を食べ始め、最後は掃除機のようにお菓子を食べつくすカタリナの姿はカービィや魔人ブウを彷彿とさせます。
つ~か、他のキャラは色恋の欲望ばかりだったのに、カタリナは食欲かよ。
ただ本の中なのでお菓子を食べても食べても欲望は達成できず、最後は本の方が根負けしてカタリナ達は本からの脱出に成功します。
結局カタリナの食い気がカタリナ達を救ったという形になりました。
カタリナは他のキャラの欲望をすべて見たので、そこで色恋の欲望をすべて果たしたのかもしれませんけどね。
Cパートでアランの救済されメアリが発狂?
メアリに本を閉じられて、アランのみ欲望の全容がわからない状態でしたが、そんなアランの救済というか、カタリナとイチャイチャするシーンがCパートで描かれます。
これは原作の短編を改修したような感じですね。
原作の短編ではお昼休みに満腹となったカタリナとアランが出くわすシーンだったので。
カタリナと二人きりの時間を過ごすアラン。
8歳の頃カタリナと一緒に過ごした楽しい日々のことを思い出したのかもしれません。
そしてアランはカタリナへの想いが愛だと気付き始める?
カタリナとイチャイチャされるだけではらわた煮えくり返るような顔をするメアリなのに、よりにもよってアランがカタリナへの愛情に気付くなんて悪夢以外の何者でもありませんからね。
せっかく言葉巧みにアランを洗脳してたのがすべておじゃんになり、カタリナを巡るライバルが増えてしまいますからね。
はめふら第8話より引用
メアリが狼狽し発狂したかのようにカタリナたちへ向かって変わったジャンプをするのは、メアリの焦る気持ちがよく現れていて良かったと思います。
はめふら1期 第8話を視聴し終わって
今回はここで終了。
まさにメアリ受難回と呼んでもよい内容でした。
メアリ完全に貧乏くじ引いてますわ。
最初はカタリナと二人きりで勉強できると大喜びだったのに、他のキャラとカタリナのイチャイチャを見せつけられた上に最後は現実でアランとカタリナのイチャイチャを見せつけられるとは。
次回以降メアリの救済シーンを入れて欲しいところですが、そろそろメインストーリーが動き出すでしょうから無理でしょうねえ。
原作通りだとそろそろ眠っていた破滅フラグが再始動するはず。
次回以降も楽しみです。
【アニメ】はめふら1期 第9話の感想 「カタリナさまが道具から人間に変えてくれた」
感想(ネタバレあり)
今回もオリジナル回…というよりは原作の短編などを繋ぎ合わせて尺を埋めた感じですね。
今回のメインはカタリナ付のメイドであるアン。
アニメ組の方たちはアンの過去について衝撃を受けたのと同時に、アンがカタリナに落とされていることを確認したことと思います。
アンは何気に一番カタリナに近く、そしてカタリナにずっと付き従うつもりですからね。
カタリナ争奪戦のダークホースどころが本命と言っても過言ではないかも。
まあ、カタリナに対する愛情をカタリナに気付いてもらえないところはアンも他のキャラと同じですから、アンの場合はそれを超越しているところは強いと思います。
そのメアリに注目した記事も作っているのでよかったらどうぞ。
【はめふら】メアリの「カタリナへ向けたヤバい愛の軌跡」まとめ
アン視点でのカタリナの友人たちの現状
カタリナ付のメイドであるアン。
カタリナのような鈍感ではないアンは、カタリナの友人たちがカタリナのことをどう思っているか気付いております。
そんなアンの目を通したカタリナの友人たちの現状が語られていました。
その内容をまとめると以下のようになります。
- ジオルド:婚約破棄に応じず。カタリナを愛しているけどカタリナは気付かず
- キース:自分から色気が出ても姉であるカタリナに効かず落胆
- アラン:アラン自身はカタリナが好きということに気付いてさえいない。当然カタリナも
- ニコル:カタリナへは表情が変わる。ただしそれだけ。カタリナを想っていることは確か
- メアリ:同時婚約破棄&国外逃亡&カタリナとの二人きりの生活を画策
- ソフィア:ニコルとカタリナをくっつけようとする。
- マリア:お菓子でカタリナを餌付け
これを見ると相対的にアランとニコルがマシに思えます。
逆にヤバいのはダントツでメアリ。
はめふら第9話より引用
ソフィアみたいに間接的にカタリナとの接点を作ろうとせず、カタリナを自分のモノにしようと画策するとは。
この後のパジャマパーティ―のシーンでもジオルド以上の権力が欲しいとか言ってたし、権力を握ったらカタリナを自分のモノにするため権力使いそうで怖いですわ。
パジャマパーティ―で破滅フラグが立ってないかチェック
原作ではカタリナ達が卒業した後に開催されたパジャマパーティ―。
アニメ版ではストーリーが佳境を迎える前に入れられた感じですね。
まあ、アンの過去の話に繋げるには丁度良いエピソードだったのでしょう。
妙齢の女性が集まれば結婚の話になるのはある意味当然。
そしてアンがいれば、アンに結婚の話が振られるのも自然な流れですけど。
このパジャマパーティ―でカタリナの目的はやっぱり「破滅フラグが立ってないか確認する」という点だったと思います。
マリアと他の男性キャラのフラグが立てば、それがそのままカタリナの破滅フラグに繋がることになりますからね。
カタリナとしては定期的にマリアと他の男性キャラのフラグが立ってないか確認しないと安心できないのでしょう。
まあ、マリアがカタリナLOVEになっている時点で、マリアと男性キャラを起点とする破滅フラグは立ちようがないのですけどね。
ただ破滅フラグは別の形で立つのですが。
アンを道具から人間に変えたのはカタリナだった
アンはシェリー男爵家の娘。
ただし母親が身分が低い存在だったため、アンは政略結婚用の道具としか見られてなかったそうです。
しかしアンが火事で腕にやけどを負ってしまい、政略結婚の道具として使えなくなったと判断されて捨てられてしまい、遠縁であるクラエス侯爵家でメイドをすることになったという訳。
後はお決まりのコースです。
自分を道具としか思ってなかったかアンは、前世の記憶を取り戻したカタリナに仕えるうちに自分の意思で行動したり意見したりできる人間になった。
そしてアンの縁談を壊してカタリナの近くに仕えるようにしてくれてのもカタリナ。
そりゃあ、アンでなくてもずっとカタリナに付いて行くと決意してもおかしくはありません。
はめふら第9話より引用
カタリナと結ばれることがなくてもカタリナの元を離れない。
ある意味メイドだからこそできること。
アンは頭が良いですわ。
カタリナを喜ばすために考えることは一緒
カタリナ主催の収穫パーティ―。
きっとどのキャラも自分だけが選ばれたと思ったことでしょう。
そしてカタリナを喜ばすためにカタリナのためにプレゼントを用意したのですが、まさか被るなんて。
どのキャラもカタリナの好みはしっかりと熟知しているようですね。
ただ性格を読むという点ではまだまだという感じです。
だって自分もお呼ばれされたということは他のキャラもお呼ばれされているかもという想像力がないですから。
色恋沙汰に疎いカタリナが二人きりで会うなんて可能性低いのに。
まあ、カタリナが豹変したのかもという可能性に掛けたのかもしれませんけど。
正直このエピソード、ED前のオチとして入れられたのでしょうねぇ。
そして破滅フラグのストーリーが再開する
EDが終わった後のCパート。
日常の平和な日々が終わり、再び破滅エンドへストーリーが動き出します。
はめふら第9話より引用
知らないうちに生じていたカタリナへの反感。
それが吹き出し、カタリナがピンチになることに。
一体誰がこんなことを仕組んだのでしょうか?
次回以降はストーリーがシリアス気味になっていきます。
次回以降も楽しみです。
【アニメ】はめふら1期 第10話の感想 「カタリナを破滅に誘う人物とは?」
感想(ネタバレあり)
さあ、今回からメインストーリーに戻って破滅フラグのお話です。
カタリナへの弾劾、マリアの失踪、そしてカタリナを破滅に誘うラスボスの出現。
前回までの平和な日々が嘘のような感じになってきましたわ。
👑次回予告🐍
第10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」をカタリナファイブがご紹介✨
カタリナは破滅エンドを迎えてしまうのか…
カタリナファイブも大慌て💦
ぜひ、御覧ください!
👇あらすじはこちら👇https://t.co/rLQvs6LKR4#はめふら #hamehura pic.twitter.com/MXkpcYd26k
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) June 3, 2020
カタリナを断崖から救ったのは仲間達!でも微妙にカタリナをディスってる
前回のCパート。
妬まれていた令嬢たちから弾劾されたカタリナ。
はめふら第9話より引用
今回はその続きからですが、結果的にこの断崖は失敗することになります。
その理由はカタリナを守る仲間たちの存在。
弾劾の原因は「カタリナがマリアを虐めたというもの」でしたが、虐められたと名指しされたマリアが否定したら弾劾が成立する訳ありません。
さらにカタリナの周りに集ういつものメンバーがこぞって証拠を否定したことも大きかったですね。
ただその過程でカタリナ結構ディスられていました。
ジオルドたちはカタリナを守るために本当のことを言ったのですけど、全員が全員、カタリナを単純で難しいことができない奴と思ってたなんて。
はめふら第10話より引用
本来のゲームならばカタリナが弾劾されて死or国外追放になってしまうイベントなのですが、これまでのカタリナの努力のおかげで回避成功しました。
めでたしめでたし…で終わったらよかったのですけど。
マリア失踪!そしてカタリナ弾劾の意外な事実が発覚
カタリナ弾劾が失敗に終わった直後。
マリアが失踪してしまいます。
当然カタリナ達は心配しますが、マリアの行方は全くわからず。
そんな時カタリナを元をジオルドが訪れ、ある事実を伝えます。
カタリナの弾劾を仕組んだのはあの令嬢たちではなさそうだと。
カタリナを弾劾した令嬢は何者かに操られていた可能性があり、操っていた人物は闇の魔法を使える人物かも。
そして闇の魔法は後天的に身に付けるものであり、その過程で命を奪う必要があるとのこと。
こういう話を聞けばカタリナでなくても怖くなりますよ。
マリア本当に大丈夫?
これまではのほほんとしたストーリーだったのに、ガラッと変わり過ぎ。
隠しルートの攻略対象を思い出すの遅すぎ!
元来のゲームに存在した隠しルート。
その存在をあっちゃんから聞いていた前世のカタリナ。
その隠しルートの存在と攻略キャラの容姿をカタリナを思いだしましたが、思い出したのがその攻略対象キャラの目の前。
間が悪いとしか言えません。
もちろんそのキャラと会話をしてそのキャラの容姿に注目したからこそ思い出したのですけど。
はめふら第10話より引用
隠しルートの攻略キャラ、それは生徒会長のシリウスでした。
そしてシリウスは黒い霧でカタリナを包みます。
優しくほっこりしたシリアスの雰囲気がガラッと変わるところよかったですね。
雰囲気が変わるところでゾクッときましたわ。
考えてみればカタリナがシリウスを褒めたりするうちに隠しルートのフラグが立っていたのでしょうね。
カタリナがシリウスに「優しい」という言葉を掛けるたびにシリウスが反応してたので。
さてこのシリウスの隠しルート。
元来のゲームでは選択肢を間違えると主人公とその仲間たちが全員死んでしまうというかなりハードなルートだったようですが、その場合カタリナはどうなるのでしょうか?
元来のゲームならばカタリナは主人公マリアの敵キャラであり、仲間じゃないのでシリウスに殺されないような感じもするのですけど。
ただ現在はカタリナ自身が主人公のようなものなので、シリウスルートで選択肢間違えるとカタリナもたぶん死んじゃうでしょう。
つ~か、その前に今現在が絶対絶命なんですけどね。
はめふら1期 第10話を視聴し終わって
今回はここで終了。
盛り上がって参りました。
シリウスが本性を現し、カタリナ絶対絶命の大ピンチ。
ここの大ピンチをカタリナはどうやって切り抜けるのか?
まあ、原作通りだとカタリナだけでは切り抜けることができないのですけどね。
カタリナとマリアはシリウスの魔の手から逃れることができるのか?
次回も楽しみです。
【アニメ】はめふら1期 第11話の感想 「あっちゃんのアシストでカタリナ再始動」
感想(ネタバレあり)
今回はカタリナが夢の中から脱出する話とマリア奪還してシリウスと対峙する話がメイン。
ただ明らかに前者の方に力が入ってましたね。
仲間達がカタリナの帰還を願い、そして親友がカタリナを連れ戻しに赴き、本人が決断するという王道パターンの1つですが、挿入歌や声優さんの演技、そして演出で、泣かせるシーンになってたと想います。
👑次回予告🐍
第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」をカタリナファイブがご紹介…。
このままでは「破滅エンド」まっしぐら…💧
カタリナの運命は如何に⁉
ぜひ、御覧ください!
👇あらすじはこちら👇https://t.co/rLQvs73lIC#はめふら #hamehura pic.twitter.com/NpwTMYK2bX
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) June 10, 2020
再び異世界転生?カタリナが元の世界のような場所へ
第10話でシリウスの闇魔法で闇に包まれたはずのカタリナ。
でも目を覚ますとそこはいつもの日常。
はめふら第11話より引用
口うるさいけど大好きな家族。学校。そしてオタク友達がいる世界。
すべていつもの通り。
流石にパンではなくきゅうりを口にくわえて登校するのはちょっとどうかと思いますが、日常は日常です。
って、どうしてこうなった。
何かカタリナが前世に戻っとる。
もしかして異世界転生したカタリナがシリウスの闇魔法で元の世界に送り戻されたの?
これまでは顔の全容がわからなかった前世のカタリナ。
今回は初めて顔がハッキリとわかる仕様に。
これまではカタリナの回想やソフィアの夢の中だけだったのであえて顔の全容がわからない状態でした。
でも今回はある意味カタリナの現実なので顔をハッキリさせるという演出なのかも。
フォーチュンラバーのような世界と元の日常。
カタリナにとってどっちの世界にいるのが幸せなんでしょうか?
ここのシーンを見てそう思わずにはいられませんでした。
カタリナを想う仲間たちが行動開始
カタリナが眠り続けて2日あまり。
ジオルド達は生きた心地がしなかったことでしょう。
自暴自棄になってもおかしくないのに。
まあ自暴自棄になってもカタリナは目を覚ましませんからね。
仲間達が想うのはカタリナとの過去。
何かどさくさに紛れて水分の口移しやっている奴が一人いましたけど、そんなことするから一人だけ光を纏わなかったのでしょうね。
多かれ少なかれみんなカタリナに救われた過去を持ちます。
そして今度は自分がカタリナを救いたい。
そういう気持ちが仲間たちを行動に移します。
どこまで力になれるかわからないけど、カタリナの近くにいたい。
まあ、それがカタリナを救う原動力の一つになったのは間違いありません。
もちろんカタリナを夢の世界から連れ戻す一番の原動力となったのはソフィアの中に眠っていたあっちゃんですけど。
夢の中から出ることができたのはあっちゃんのアシストとカタリナの決断
夢の中で楽しい生活を送るカタリナ。
でもあっちゃんと話した時、すべてを思い出します。
そして自分がいるべき世界はどこかということを。
元の世界の家族や親友も大事。
でもそれよりも今はフォーチュンラバーのような世界で知り合った仲間たちの方が大切ということなんでしょうね。
マリアは失踪したままですし。
あっちゃんに促される形でしたが、決めたのはカタリナです。
夢の中の楽しい時間よりも仲間を救う方を。
もうあっちゃんとは会えないかもしれない。
それでも行かなきゃいけない。
カタリナ強いです。
同じ選択肢を提示されたらカタリナと同じような選択はなかなかできませんよ。
はまふら第11話より引用
このあっちゃんとカタリナのシーン、力の入れようがハンパないですね。
挿入歌に声優さんの演技に泣かせる演出。
アニメが持つメリットを最大限生かしたシーンだったと思います。
マリアの救出成功!そしてカタリナとシリウスが対峙へ
カタリナが夢から帰還したところで今回のメインが終了…って感じがして、残りは付けたしのような感じしかしませんでした。
でもストーリー的にはこっちがメインにならなければいけないのですけどね。
「あっちゃんのアドバイス」を「夢のお告げ」と称し、マリア奪還に成功するカタリナたち。
後は今回の首謀者である生徒会長シリウスを懲らしめるだけ。
と言いたいところがですが、シリウスにはシリウスなりの事情があるのです。
そして現在のシリウスは優しい生徒会長の人格と恨みを晴らすために行動する人格に挟まれて情緒不安定な様子。
さあ、ここからはカタリナの出番です。
正直仲間たちが守っているとはいえ、シリウスに対峙するカタリナは結構勇敢です。
夢の中に数日閉じ込められたのに。
しかしそれでもシリウスを救いたいと言う気持ちが大きいのでしょう。
次回はシリウスの過去とその救済がメインとなりそうです。
はめふら1期 第11話を視聴し終わって
今回はここで終了。
結構感動巨編になってましたね。
確かに原作読むと感動しなくもありませんが、挿入歌と声優さんたちの演技、そしてカタリナとあっちゃんの別れのシーンの演出などの威力がハンパありません。
ラノベや漫画をアニメ化する大きなメリットを今回堪能できましたわ。
ラノベや漫画を読んで自分で想像だけではここまで感動的なイメージはできませんので。
次回はいよいよ最終回。
生徒会長シリウスと対峙するカタリナ。
果たしてどのように終わるのでしょうか?
次回も楽しみです。
【アニメ】はめふら1期 第12話(最終話)の感想 「カタリナの破滅フラグはどうなった?」
感想(ネタバレあり)
結論を先に書くと「カタリナの破滅フラグは消滅」しました。
マリアに意中の男性が現れずその結果カタリナが返り討ちにあったり国外追放になったりしなかったのです。
カタリナ自身はそれを「友情エンド」だと思い込んでいるようですが、マリアに現れなかったのは意中の男性であって、意中の女性はいるのですよね。
だから友情エンドはなく、カタリナエンドと言うのが正確だと思います。
これでカタリナは安泰…と言いたいところですがそうは問屋が卸しません。
何と2期の製作が発表されて、原作3巻以降のエピソードもアニメ化されてしまうのです(まあ、原作通りのアニメになるかどうかは今のところわかりませんが)。
#はめふら は、まだまだ終わらない!!
✨✨ 2 0 2 1 年 第 2 期 制 作 決 定 ✨✨
カタリナの悪役顔が極まっている?告知CMを大公開⚡
これからも「はめふら」をよろしくお願いいたします🐍
▼YouTubeはコチラ▼https://t.co/JH4hO7PUMd pic.twitter.com/vIwUb7Y99M
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) June 20, 2020
原作通りだと学園祭、そして就職というストーリーになりますが、さらに破滅フラグ候補(新しい男性キャラ)が現れますからね。
今から楽しみですわ。
シリウスの過去!そしてカタリナによる救済
シリウスの過去。
それは悲しいものでした。
シリウスはデイーク侯爵の隠し子として生まれ、メイドだった母親と幸せに生活してました。
しかしデイーク侯爵家の本妻の息子が病弱だったことがシリウスの運命を変えることになります。
デイーク侯爵夫人(EDの表記では伯爵夫人)は闇魔法を使って自分の息子の記憶をシリウスの体に乗り移りさせようと計画。
そしてシリウスの母親は術者が闇魔法を使えるようになるための生贄にさせられ、そしてシリウスは体はデイーク侯爵夫人の息子のものに…なりませんでした。
はめふら第11話より引用
計画は失敗。
記憶は移動しましたけど、シリウスの意識はそのまま生き続けることになったのです。
そしてシリウスは母が残した最後の言葉に従い復讐しようと今まで生きてきたという訳。
なぜか闇魔法も使えるようになってましたし。
まあ実際はシリウスの記憶は改ざんされており、シリウスの母親の最後の言葉は「仇をとって」ではなく、「生きて幸せになって」。
普通の母親だったら息子の幸せを願いますからねえ。
記憶を改ざんしたのはシリウスの体に乗り移っていた術者の男のしわざ。
デイーク侯爵夫人に口封じのために殺された術者の男が侯爵夫人に復讐するためにシリウスを利用してたという訳です。
シリウスが闇魔法を使えるようになったのも術者の男が乗り移ってたからなんでしょうね。
さあ、カタリナはどうする?
当然シリウスを放っておくことはできませんでした。
カタリナは(ゲームの)主人公ではありません。
ただの悪役令嬢です。
だから一緒にいることしかできない。
でもそれで十分でした。
カタリナの言った言葉と母親が過去に言った言葉がかさなり、最後はダメ押しでシリウスの本当の名前をカタリナが呼びます。
前回あっちゃんから教えてもらったシリウスの本当の名前。
それがシリウスルート攻略の重要キーワードだったんでしょうね。
これでシリウス陥落。
そしてシリウスの中に入り込んでいた術者の男の怨念を追い払って一件落着です。
たぶんゲームではマリアがやったであろうことをまたカタリナが横取りしたことになるんでしょうね。
ともかくこれでシリウスルートも終了。
シリウス改めラファエルもカタリナに惚れたようです。
ホント罪作りなカタリナですわ。
カタリナの破滅フラグはどうなった?
2年生の卒業式パーティ―。
ゲームでは最後のシーンとなります。
ゲームではマリアが意中の男性とパーティ―を抜け出し、告白するという流れになりますが。
この時のために脳内会議を1万9800回を行ったカタリナに死角はありません。
ジオルドを怯ませるための蛇の玩具を準備し、国外追放になってもいいように荷物の整理もできている。
破滅フラグが炸裂してもこれならば大丈夫。
まあ、アンの前で声に出して言うのはどうかと思いますが、それをスル―するアンはさすがです。
そしてパーティ―本番。
マリアはパーティ―を抜け出さず、さらに意中の男性に告白することはありませんでした。
はめふら第12話より引用
カタリナは破滅フラグ回避に成功したのです。
まあ、カタリナ自身は友情エンドと思っているようですがマリアの意中の人物はカタリナ。
そしてしっかりカタリナに告白しているのですよね。
それにカタリナを狙っているのはマリアだけでなく、仲間たちも全員カタリナを狙ってますから。
ついでに言うとカタリナに救われたラファエルも。
カタリナが前世の記録が蘇ってから破滅エンド回避のために努力を続けてきました。
そしてそれが報われたという訳。
まあ、努力の方向がおかしいような気もしなくもありませんが、破滅エンドを迎えることなく終わったのはカタリナ自身のおかげ。
何やかんや言って努力は大事なんですねぇ。
最終回を見ながらそう思いましたわ。
アニメ終了後のはめふらのストーリーは?
破滅エンドを回避できたカタリナ。
アニメはここで終了ですが、原作小説はその後も描かれております。
はめふら第12話より引用
アニメ終了後のはめふらのストーリーについては別のブログで原作の感想記事を作ってますので、そちらをご覧ください。
ある程度はストーリーの流れがわかるようになってます。
学園祭関連でジオルドとアランの兄たち、さらにその婚約者、そして新しい破滅フラグ候補?が出てきたり、ジオルドやキースが一気に勝負に出たりしております。
はめふら1期 第12話(最終話)を視聴し終わって
今回ではめふらは終了です。
正直ここまで面白くなるとは思ってませんでした。
原作を生かし、アニメの特性を生かした演出が良かったです。
特に11話のカタリナとあっちゃんのシーンの盛り上がりは今期のアニメの中では随一の出来だったと思いますわ。
興味深い作品に出会えて良かったです。
原作者さま、アニメスタッフの皆さんありがとうございました。
2期も楽しみです。
2期第1話の感想記事はこちらから。