感想(ネタバレあり)
ダーウィンズゲーム第8話の内容を簡単にまとめると以下の通り。
- カナメの投降宣言は王の油断を誘うためだった
- 宝の在処はコインロッカーの中
- 宝探しゲームの勝者はカナメ
- カナメはDゲーム運営から特権を貰う
- レインが花屋の娘スズネと会う
- カナメはダンジョウ拳闘倶楽部と同盟を模索
- カナメの親友シノヅカがケーイチ君と遭遇
宝探しゲーム終了。カナメは王をペテンにハメて宝探しゲームで勝者となります。
ただしエイスから恨みを買うことになってしまい、そのことがカナメを苦しめることになりますが、それは次回以降のお話。
今回の8話後半は宝探しゲームが終わりカナメ達に平穏が訪れますが、あくまで次の戦いの間のインターミッション。
見た目は平穏でも全然平穏ではないと思いますわ。
第7話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
【アニメ】ダーウィンズゲーム 7話「圧砕(エイス)」の感想(ネタバレあり) 「捕まったレインを救出したのは?」
第7話では一時的にレインが王に捕まり拷問されてしまいます。
原作よりは結構マイルドになりましたが、それでも腕を折られて痛そうでした。
ただレイン以上に大変だったのがリュージ。
ちょっとした油断のせいで腕を切り落とされてしまいます。
このアニメ、味方も結構痛い目に合いますねぇ。
宝探しゲームの呆気ない結末!最後の数字はコインロッカーの番号だった
レインが解いた最後の数字の謎。
コインロッカーの暗証番号の数字でした。
チャールズ・ダ―ウィンの種の起源を発表した年と月。きっとすごい謎があるだろうと思ったのに。
大事だったのは6桁だったということ。
コインロッカーの数字だと推測するレインも凄いですが、何だかなぁという気分ですわ。
まあ、6桁の数字を使うものがシブヤ駅周辺ではコインロッカーしかなかったので推測できたのですが「仮に外れていたら?」と考えると怖いですね。
ハッタリかましたカナメは王に殺害されたでしょうし、リュージも確実に殺されていたでしょう。
シュカとスイはそのまま逃亡できたかもしれませんが、シブヤ駅の中に隠れていたレインは捕まり、第7話で王が言ってた通りに手足が落とされて舌だけになってたかも。
ホント恐ろしいですわ。
あと、カナメってよくあそこまで口から出まかせが言えましたね。
リュージのシギルを通して見ると、嘘しか言ってないことが丸わかり。
カナメはペテン師の才能あるかもしれません。
また王の方も口で言っていることが虚勢であることがリュージのシギルのおかげでよくわかります。
格好はあれだけど、王さんしっかり考えて行動しているのですね。
ダーウィンズゲーム 8話より引用
まあ、考えすぎて「テイク&テイク」というエイス流の交渉術を貫き通さなかったことが今回仇となりましたが。
Dゲームマスターから貰ったカナメの特権は何?
宝探しゲームの優勝者特典としてDゲームのゲームマスターから特権を得たカナメ。
今回特権の内容が明らかになることはありませんでしたが、この特権がエイスとの戦いの決着に役立つことになります。
仮にこの特権を貰ってなければ、エイスとの戦いは長引いたかもしれません。
カナメが得た特権、ネタバレすると「勝者総取り」の特権になります(原作8巻参照)。
ここから下(宣伝が出る方は宣伝の下)は本当にネタバレなので、知りたくない人はここから下は読まないようにしましょう。
クラン戦に勝利しても、ポイントが残っている限り、ゲームオーバーになりません。
でもクラン戦で勝った側が負けた側のポイントを総取りすればどうなるか?
もちろん負けたクランはポイント全損でゲームオーバー。あのモザイク画になってしまいます。
結構エグイ特権ですわ。
もっと詳しく説明すると、カナメはクラン戦でいくらのポイントを掛けるか設定できます。
そしてカナメの所属するクランが勝利した場合、カナメは自分が掛けたポイントと同じポイントを相手から徴収できるのです。
例えばカナメが1万ポイント掛けたなら、負けたクランから強制的に1万ポイント徴収できるという訳。
カナメの掛けポイント次第では1回で相手クランを殲滅することも可能。
こんなイカれた特権持っている相手と普通のクランは戦いたくないですよね。
いわばこの特権が抑止力になるのです。
これを見越して特権貰ったカナメ頭良いですわ。
Dゲームから抜ける方法は2つだけ
カナメ自体、Dゲームから抜けたいと考えています。
一攫千金を狙える一方、ポイントを失えば命もなくなりますからね。
今回カナメはDゲームのゲームマスターからDゲームから抜ける方法を2つ教えてもらいました。
- Dゲームを完全クリアする
- Dゲームのゲームマスターを殺害し、Dゲームのシステムを破壊する
どちらも厳しい方法と言えます。
まず1のDゲームの完全クリア。
Dゲームのクリア条件が明らかになっていない以上、クリア云々の話ではありません。
次に2のゲームマスターを殺害してDゲームのシステムを破壊する方法。
こっちも難題です。
だって真昼間のシブヤで一般人を排除して宝探しゲームを実施するくらいの奴らですよ。
それにポイント全損で人間をモザイク画にできるくらいの科学力持っているし。
いくらカナメでもゲームマスターの殺害は無理。
ただストーリー的には絶対に2の方が盛り上がるでしょうね。
エイスのお礼参りに備えてカナメはダンジョウ拳闘倶楽部との同盟を模索する
エイスを出し抜き宝探しゲームに勝利したカナメ。
しかし同時にエイスから恨みを買ってしまいます。
このままだとエイスがカナメや仲間たちにお礼参り(復讐)するのは確実でしょう。
そこでカナメは即席ではなく、本当のクランを設立してエイスに対抗することにします。
そしてカナメはダンジョウ拳闘倶楽部との同盟を模索することに。
ダンジョウ拳闘倶楽部は2話でカナメを襲撃したイヌカイが所属するクラン。たぶんイヌカイを通じて渡りをつけたのでしょう。
2か月間カナメたちはダンジョウ拳闘倶楽部に匿ってもらい、カナメは鍛錬、リュージは腕の治療をしてもらいます。
この辺はちょっとご都合主義的ですが、これぐらいしないとエイスに対抗できないと原作者さんは思ったのかも。
ダーウィンズゲーム 8話より引用
まあ、ダンジョウ拳闘倶楽部と同盟するためにはリーダーであるダンジョウと手合わせしなければいけませんけど。
1対1なら戦車とも戦えると豪語したダンジョウ。
カナメも特訓で少しは強くなったと思いますが、カナメはどこまでダンジョウと戦えるのでしょうか?
レインが花屋の娘と会う
宝探しゲームで散った花屋。
その花屋の娘であるスズネにレインは会うことになります。
レインがスズネの病院を訪問した目的は、スズネに花屋の保険金が渡されるか確認することです。
花屋から依頼されていたようです。
嫌な役目ですね。
カネヒラ保険組合のリーダーカネヒラがスズネに保険金の小切手を渡したのを確認したのレイン。これでお役御免になるはずでしたが、スズネと遭遇してしまい、ちょっとだけ話すことになります。
ダーウィンズゲーム 8話より引用
後々の話になりますが、ここでレインとスズネが遭遇したことで、スズネの運命は変わってしまいます。
まあ、レインと会わなければ、そのまま心臓の病気で呆気なく死んでたかもしれませんけどね。
ケーイチ君がシノヅカを拉致?
特殊EDの後、カナメの部屋を訪れた親友のシノヅカ。
しかしこれが命取りになりました。
カナメの部屋ではエイスのケーイチ君が待っていたのです。
これはアカン。
ダーウィンズゲーム 8話より引用
カナメの友達ということでシノヅカが人質になるのはほぼ確定。
そして王さんのことだから…。
シノヅカの運命は如何に?
ちなみにシノヅカが拉致されるシーンは原作と異なっております。
原作ではケーイチ君が学校を訪問(襲撃)し、補習を受けていたシノヅカを拉致していたので。
ダーウィンズゲーム 8話の視聴を終えて
今回はここで終了です。
宝探しゲームは終わりましたが、カナメ達とエイスの戦いは終わりません。
ここからが本番と言っても過言ではないと思います。
また花屋の娘のスズネの方も見逃せません。
一応エイスとの戦いが終わった後、原作ではこのスズネがメインになるお話になるので。
別の記事で原作8巻の感想記事を作っているので興味がある方はどうぞ。
ただしエイスとの戦いの結末をネタバレとして書いているのでご注意ください。
あと原作でそれなりに活躍している刑事のおっさん。
アニメ版では一切出てこないと思ってたら一瞬だけ登場しました。
ダーウィンズゲーム 8話より引用
ほぼモブ扱い。
アニメでの出番はもうないでしょうね。
次回はカナメとダンジョウとの決闘。
そして原作通りだとあのDゲームプレイヤーが動くことに。
次回も楽しみです。
9話の感想記事はこちらからどうぞ。
【アニメ】ダーウィンズゲーム 9話「決闘(ヘッズアップ)」の感想(ネタバレあり) 「カナメ奪還作戦の成否は?」