感想(ネタバレあり)
今回のあらすじをまとめると以下のようになります。
- スイの反撃でリュージピンチ
- カナメとシュカがファーストキスをする
- 王がリングの数字に気付く
- スイがカナメたちの即席クランへ強制加入
- レインがリングの数字の謎を解く
- ホテルを舞台に花屋とエイスの死闘が始まる
カナメはシュカを救出。リュージを追い詰めたスイが改心しカナメ達の即席クランに加入。さらにレインがリングの謎を解くことに成功します。
一方、王が引きいるクラン「エイス」。
王がリングの数字に気付きます。
そして当初の予定通り、ホテルのリングを手中に収めるため、エイスのメンバーをホテルに派遣することに。
そういえばホテルを襲撃したエイスの中に王がいませんでしたねえ。
もしかして王もリングの数字の謎を解読した?
5話の感想記事を読みたい方はこちらのリンクからどうぞ。
【アニメ】ダーウィンズゲーム 5話「水葬(アクアリウム)」の感想 「シュカの大ピンチにカナメが動く」
5話はシュカからの救援要請に応えたカナメとリュージが謎の少女と出会うお話でした。
リュージがスイの反撃を食らう
「人を見た目で判断してはいけない」。
わかっているのですが、どうしても見た目で判断しがち。
リュージはスイをマシンガンで威嚇して炙り出そうとしますが、これはスイを見た目で判断した結果でしょう。
まあ、前回のスイの雰囲気を考慮すれば「脅せば出てくる」と考えたリュージ。
リュージの考え方は間違っているようには思えません。
でもその一方、スイはシュカを罠にハメた相手。もっと警戒すべきでしたね。
5話の最後で、「水もしくは氷を操れるシギルを持っている」のは容易に予想できたはずなので。
油断すべきではありませんでした。
スマホの着信音でコンビ二の中におびき出されたリュージ。
まさに飛んで火にいる夏の虫状態です。
案の定リュージは罠にハマり、コンビ二で売っているペットボトルの中の水分で行動不能にさせられることに。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
普通ならここでジエンド。ゲームオーバーになってもおかしくない場面です。
しかしリュージは運が良かった。
この時のスイは二つの人格がせめぎ合っている状態。スイとソータの主導権争いが勃発して助かりましたね。
仮にもう一つの人格であるソータをスイが抑え込まなければ、リュージはモザイクアートになっていたことでしょう。
まあ、OPやEDにリュージがスイと一緒に登場しているので、ここでリュージが死ぬと思った視聴者さんはいなかったでしょうけど。
カナメがシュカの救出!そして視聴者は二人のファーストキスを目撃する
素潜りでシュカの救出に向かったカナメ。
かなり無茶ですが、それだけシュカのことが心配なのでしょう。
カナメから見て、シュカは今のところ大事な恋人…というよりは、大事な仲間という意識が強いのでしょうけどね。
途中氷の壁などがありますが、シギルで創造した拳銃を用いてカナメは強行突破。
そしてギリギリのところでシュカの救出に成功します。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
しかしまだ安心はできません。
体が冷えて、水の底に沈んでいたシュカ。
このままでは呼吸が戻らず死ぬ可能性も。
そこでカナメは非常手段をとることにします。
カナメはシュカに人工呼吸を行い、またシュカを抱いてシュカの体を温めることに。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
躊躇なく行動に移せるのがカナメの良いところ。
一瞬でもカナメが躊躇すればシュカはヤバかったですね。
シュカは人工呼吸のおかげで目を覚ましますが何やら嬉しい様子。
カナメに人工呼吸されたことを喜んでいるのでしょう。
ただファーストキスが人工呼吸では味気ないと思ったのか、シュカはファーストキスのやり直しを。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
体冷えているのにそんなことする余裕はあるのですね。
キスすることで体が火照って、冷えがなくなるのかもしれませんけど。
視聴者に見せつけてくれますわ。
くそ~、イチャイチャしやがって。
羨ましい。
「親の仇討ち」それがシュカがダーウィンズゲームに参加した理由だった
カナメとファーストキスをして、カナメに対する信頼度が上がったのでしょうか?
シュカは自分がダーウィンズゲームに参加した理由を話し始めます。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
シュカの目的、それは敵討ち。
シュカが小さい頃、シュカの目の前でシュカの両親は殺害されます。
そしてシュカは両親の仇を取るため、ダーウィンズゲームに参加したようです。
壮絶な過去、そりゃあ言いたくはないですわ。
シュカは同時に、こんな殺人ゲームを作り出した運営にも恨みをもっている様子。その点でカナメと意気投合することになります。
カナメは仲間の要請でダーウィンズゲームし、仲間を失い、やりたくもないデスゲームに巻き込まれたのですからね。
運営には人一倍恨みを持ってもおかしくはありません。
シュカとカナメ。
参加した理由で意気投合するって、どんだけ相性いいだよw
王がリングの数字に気付く
宝探しゲームに参加してないメンバーも到着し、総勢30人強となったクラン「エイス」。
武器を調達する一方、王はリングに刻まれた数字に気付いたようです。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
見た目は粗暴そのものですが、意外と王って頭良いですよね。
リングに刻まれた数字から宝探しゲームの勝利条件にまで思考を広げてますし。
部下のケーイチが残念な頭なので、余計に王の頭の良さが際立ちます。
「他のプレイヤーがケー君並みの頭の良さだったら楽だったのに」って皮肉以外の何者でもないのに、頭の良さという部分にだけ気を取られて、言葉全体を見てないケーイチ君は本当に残念ですわ。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
ホテル襲撃を実行に移すエイス。
悪役っぷりがハマり過ぎですわ。
スイが即席クランへ強制加入させられる
リュージと合流したカナメとシュカ。
シュカはその場にいたスイを吊し上げます。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
下手をすれば水の中で命を失っていたのですから当然ですね。
しかしその一方、スイに感謝するシュカ。
水の中で命の危機に陥ったおかげで、カナメと2回もキスしてカナメとの仲が進展したのですから。
功罪を比較し、スイの命を奪わないことにしたシュカ。
そして水を操るスイのシギルを確認し、シュカはスイを即席クランに強制加入させます。
口では雑用させる気満々ですが、実際のところはどうなんでしょうね。
やっぱり自分を苦しめたスイの実力を認め、カナメや自分の役に立つと思ったから強制加入させたのだと思いますが。
ダイヤのリングが出現したのはホテルだった
原作では警察署内に出現したダイヤのリング。
アニメでは警察関係の描写がごっそり削除されているため、ダイヤのリングはレインと花屋が立て籠もるホテル内に出現しました。
ここら辺はちょっと安易すぎない?と思わざるをえません。
カナメたちに有利すぎます。
ホテルは多くのDゲーマーが激戦を繰り広げた場所です。そこにダイヤのリングも出現させてさらに激戦を引き起こそうと運営が考えたのかもしれませんけど。
ホテルを舞台に花屋とエイスの死闘が始まる
ホテルを包囲するエイスのメンバー。
王がいないことが気になりますが、王がいなくても戦力は十分。
特に炎を自由自在に操るシギルを持つ王の片腕のシグは、植物を操る花屋には厄介な相手です。
植物を火で燃やされたら攻撃のしようがありませんからね。
たぶんシグの情報もレインから得たのだと思います。
相性が悪い相手にどうするか?
花屋が導き出した答えはシグと他のメンバーの各個撃破。
リングをエサにシグを最上階に誘い出す間に、花屋自身は下の階に待機していたシグ以外のエイスのメンバーを奇襲し全滅させることに成功します。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
正直ここでシグを放っておいて、そのまま逃亡すればいいのにと思いましたが、花屋はポイントをゲットできるリングを放棄することができませんからねえ。
花屋は大事な娘の治療のためにお金が必要。
億単位のお金に換金できるポイントをみすみす捨てることができなかったのです。
ただ先に脱出したレインの言う通り、娘のためを思うのならば命を大事にして欲しかったですわ。
ダーウィンズゲーム 6話より引用
原作でレインは花屋の娘と対面することになりますが、アニメではそこまで描かれるのでしょうかねえ。
レインと会ったため、花屋の娘さんの運命もだいぶ変わることになるのですが。
レインがリングの謎を解くことに成功し、宝の在処へ
ダーウィンズゲーム 6話より引用
花屋がシグと戦っている頃、ホテルから脱出したレインはリングの数字の謎について考察し、その謎を解き明かします。
リングに刻まれた数字。
それはモース硬度を現すものであり、硬度順に並べてできる数字は座標。
そしてその座標が指す場所は渋谷駅だったのです。
宝はこの渋谷駅のどこかに。
そしてその宝をゲットすれば、宝探しゲームに勝利できます。
勝利の目が出たからカナメはリングを捨てるように指示したのでしょうねえ。
それにリングを持っていればアプリで探知されてしまい、宝の在処が渋谷駅だと察知される可能性もあるので。
ただリングはポイントになるので、捨てるのは結構勇気が必要です。
現に花屋はリングを捨てることができませんでしたからね。
普通はお金に執着して捨てることができないと思いますわ。
簡単にリングを諦めることができるカナメはかなり凄いと思います。
終わりに
今回はここで終了。
移動中のカナメ達、ホテルでエイス相手に死闘を演じる花屋、そして宝が隠されている渋谷駅に着いたレイン。
エイスに対抗するために結成した即席クランですが、見事なまでにバラバラ行動しております。
まあ、この宝探しゲームを終わらせることが結果的にエイスから見を守ることに繋がるので仕方ありません。
次回は渋谷駅を舞台にカナメ達がいろいろ苦労することになります。
ホテル襲撃に王がいなかったことで、原作未読の方もある程度予想は付いていると思いますが。
次回も楽しみです。
7話の感想記事はこちらからどうぞ。
【アニメ】ダーウィンズゲーム 7話「圧砕(エイス)」の感想(ネタバレあり) 「捕まったレインを救出したのは?」