感想(ネタバレあり)
多くの視聴者が心待ちにしていたシーンがようやくやってきました。
アスナとアリス、キリトを想う二人による争い、正妻戦争のシーンが。
案外早く終わりましたけど。
そして正妻の座を狙うのはアスナやアリスだけではありませんでした。
ロニエはともかくリ―ナ先輩まで。
まあ、リ―ナ先輩は正妻の座を狙っているとまではまだ言えないかもしれませんが、キリトに何かしらの感情があったからこそ情報交換会に参加したのでしょうね。
「戦いが終わるまでは」と言っていたので、アスナが出現しなければその想いを明らかにするのはまだまだ先だったのかもしれませんが。
ちなみにアスナ、アリス、ロニエ、リ―ナ先輩たちとキリトが一緒にいた期間はこうなっているようです。
- アスナ:相棒として戦ったのが二年間、お付き合いが一年半(うち2週間は一緒に暮らしていた)
- アリス:肩を並べて一緒に戦ったの一晩、一つ屋根の下で一緒に生活が半年(付きっきりでキリトの世話)
- ロニエ:キリトの部屋の掃除二か月くらい(その間に剣技をキリトから習い、またハチミツパイを何度か奢ってもらう)
- リーナ先輩:1年間キリトに身の回りの世話をしてもらう(その間にキリトへいくつかの剣技を教える)
期間はアスナが一番長く、一番接した生活を送ったのはアリスという感じでしょうか。
9話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
SAO アリシゼーションWoU 9話「剣と拳」の感想 「キリトの正妻さん降臨!!そして圧倒的な力を見せつける」
9話では最後の最後でアスナが降臨し、ロニエのピンチを救って終わりました。
創世神ステイシアのアカウントでアンダーワールドへ降臨
9話の最後のシーンからちょっと遡り、アスナがアンダーワールドへ降臨する直前。
ガブリエルたちと同じくアスナも既存のアカウントでアンダーワールドへ降臨することになります。
アカウントは創世神ステイシア。
名前でわかるようにチートアカウントです。
神様だから地形を勝手に変える力を持っているとのこと。
ただし使い過ぎるとフラクトライトに負荷が掛かり過ぎるらしいので使いすぎはご法度。
でもいきなり使っちゃったんですよね。
まあ、おかげでロニエは助かりましたのでOKですわ。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
アスナがキリトと再会!!
ロニエたちの案内でキリトと再会するアスナ。
アスナは覚悟していたとはいえ、このキリトの状態を見てショックを受けたことでしょう。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
そしてキリトに抱き付くアスナ。
そしたら何とキリトの目から涙が。
キリトも相手がアスナだと認識したのでしょうか?
アリス相手ではほとんど反応がなかったのに。
この時点ですでにアスナ>アリスなのかも。
アスナVSアリスの正妻戦争勃発
キリトと再会した後、いろんな説明をするため馬車を出たアスナ。
そのアスナを攻撃する者が。
もしやヴァサゴが地底から戻ってきた?
と思ったら、攻撃してきたのはアリス!!
どうやらキリトに近づいたという一点だけで激怒して攻撃してきたようです。
アリスってこんなに嫉妬深かったのかよ。
あと手が出るのが早すぎ。
この後ベルク―イの仲裁で戦いは一時休戦となりますが、アリスとアスナの敵対心はそのまま。
先が思いやられます。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
この二人はベクタに対抗するために協力しなければいけないのに。
まあ、両人ともキリトは自分のものと考えているのでどっちかが折れなければ仲良くなるのは無理そうですが。
あと何気にロニエが張り合おうとしているところも良かったです。
「私の先輩なんだもん」
アリスがいるので諦めたと思ってましたが、アスナの登場で自分も狙っていいと考えなおしたのでしょうかねえ。
もちろん最初から諦めるつもりはなかったのかも。
自分は恋愛感情を抱く資格はないとか言ってましたが、アリスに諭されていましたので。
アスナが裏切り者がいることに勘付く
ベルク―イなど遊撃部隊に配属された整合騎士などにリアルワールドと自分がアンダーワールドにやってきた理由を説明するアスナ。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
そしてベルク―イやアリスと会話するうちにラースに裏切り者(内通者)がいることに気付きます。
これだけの情報で裏切り者がいると確信するアスナは鋭すぎですわ。
あと話が少しそれますが、このシーンでシェータがヤバい奴だということも明らかになります。
シェータの破壊衝動怖いです。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
あんな涼しそうな顔してそんなことを考えていたとは。
アスナ、アリス、ロニエ、リ―ナの4人による正妻会議が始まる(キリトのいる部屋の中で)
今回の最後のシーン。
アスナに敵対心を燃やすアリスですが、アスナとキリトの過去が気に掛かる様子。
そこでアスナに直接キリトの話を聞くことにします。
「情報を制する者が戦いを制す」という言葉がこのシーンに当てはまるかどうかはわかりませんが、アスナとの恩讐を超えて情報を得ようとするアリスは偉いですわ。
ただキリトの情報が欲しいのはアリスだけではなかったようで、ロニエ、そしてなぜかリ―ナ先輩までキリトの情報を得るためアスナとアリスの情報交換会に参加することになります。
SAO アリシゼーションWoU 10話より引用
ロニエはともかく、リ―ナ先輩もかよ。
こっちの世界でも知らないうちにハーレムを形勢してるなんてさすがキリトさんです。
ただその代わり、キリトが寝ている部屋でアスナやアリスたちの情報交換会が開催されるのですけどね。
アスナに抱擁されて涙を流したキリト。
たぶん外の状況もある程度わかっていそう。
つまり…。
これ、キリト生き地獄じゃね?
終わりに
今回はここで終了。
殺伐とした回になると思ってましたが、最後は和気藹々な感じで終わりましたね。
アスナはリアルワールドと同じくアリスたちを篭絡してキリトから手を引かせる(二番手以下で納得させる)ことができるでしょうか?
まあ、アリスは結構難敵になりそうですけど。
次回のタイトルは「非情の選択」。
次回はシリアスな回になりそうですね。
次回も楽しみです。
11話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。