感想(ネタバレあり)
前回はレンリがメインでしたが、今回のメインはエルドリエ。
ディー・アイ・エルの大規模術式でアリスと人界軍の陽動部隊は危機に陥りますが、それを救ったのがエルドリエでした。
ただしその代償にエルドリエは…。
アリスのことでキリトに嫉妬のような感情を抱いていたエルドリエ。
正直嫌いな奴でしたが最期は見事でしたわ。
本人は本懐を遂げたと満足したようですが、痛い損失です。
今回のサブタイトル「血と命」。
これってエルドリエだけでなく、生贄にされたオーク族3000のことを含んでいたのですね。
両軍の血と命を散らして戦いは続く。
何かやるせないですわ。
7話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
SAO アリシゼーションWoU 7話「失格者の烙印」の感想 「失敗作の整合騎士レンリのトラウマ克服の切っ掛けを作ったのは?」
7話は整合騎士のレンリがメイン。
キリトの戦おうとする姿を見てレンリがトラウマを克服し、山ゴブリン族の族長を切り捨てます。
またアリスがようやく攻撃し、ダークテリトリー軍に大打撃を与えました。
ベクタの目的は光の巫女だとアリスが知ってある策を思い付く
ガブリエルことベクタの目的はアリスの魂。
それをオーガ族の生き残りから聞き出したアリスは一計を思い付きます。
それはアリス自身が囮となってダークテリトリー軍を分断するというもの。
まあ、ガブリエルの目的はアリスなので、兵を分割せず全軍でアリスを追いそうですけどね。
あとアリスはアドミニストレータとの死闘が終わった後、キリトと何者かが交信するのを聞いており、その交信で名前が出てた「ワールドエンドウォルター」に行くつもりのようです。
たぶんアリスはワールドエンドウォルターへ行けばキリトが元に戻るかもしれないと考えていそうな気がします。
ベクタはオーク3000名の犠牲で暗黒術式を生み出す
一方ダークテリトリー軍。
アリスの攻撃で大損害を出した弁明のためにディー・アイ・エルがベクタに謁見します。
ディー・アイ・エルは生きた心地がしなかったでしょうね。
人界軍を殲滅する策を失敗させたのですから、ベクタが激怒して命を奪うかもしれませんので。
でもベクタは案外冷静。
たぶんダークテリトリー軍の損害なんて眼中にないのでしょう。
アリスさえゲットできればそれでいいのですから。
そしてベクタはディー・アイ・エルから大規模術式に必要な空間暗黒力の貯め方を聞きあることを思い付きます。
それは自軍のオークから3000の生贄を供出させて命を奪い、それを源にして大規模術式で人界軍を攻撃する。
さすがベクタ。
ダークテリトリーの者たちの命なんて何とも思っておりませんわ。
オークの族長リルピリンは拒否しようとしますが結局受けいれることに。
SAO アリシゼーションWoU 8話より引用
生贄に志願したこの女オーク。
名前はレンジュというのですけど、まさかCV大西沙織さんだとは。
正直こういうモブ役に大西さんを配役するの勿体ない気がしますわ。
オーク族3000の犠牲で膨大な空間暗黒力を得たディー・アイ・エル。
至福の表情を隠そうとしません。
SAO アリシゼーションWoU 8話より引用
生贄にされたオークに同情せず、得られた力に完全に心を奪われてる。
これくらい性格が歪んでないと高い地位を維持できないのかも。
ただ今回の生贄の件でリルピリンはベクタだけでなく、人族全体に不信感を持ったようです。
これは裏切るフラグでしょうかねえ。
エルドリエの命を懸けた献身が人界軍を救う
アリスは陽動作戦を開始しますが、すぐにディー・アイ・エルの大規模術式による攻撃を受けます。
アリス危機一髪。
でもここでアリスが死んだらベクタが怒り狂うような気もしますけどね。
ベクタがアリスの魂を味わえないので。
そんなアリスの危機に駆けつけたエルドリエ。
今回の冒頭ではアリスの前で意気消沈していたのに。
エルドリエはアリスや遊撃(陽動)部隊を助けるためにディー・アイ・エルの大規模術式を一手に引き受けます。
みるみるうちに減っていくエルドリエの天命。
そりゃあ、オーク3000人の命と引き換えに得た空間暗黒力を元に攻撃しているのですから、いくら整合騎士でも一人では…。
SAO アリシゼーションWoU 8話より引用
最終的に天命がマイナスになってしまったエルドリエ。
アリスの胸でその最期を迎えたエルドリエは満足顔です。
最期の最期でアリスのために頑張れた。
それが誇らしいと思ったでしょう。アリスの弟子として立派に勤めを果たしたと。
でもまさかエルドリエってアリスに母親を重ねていたとは。
愛とか言ってたので普通にアリスを女性として好きだったと思ってましたが。
ともかくエルドリエは整合騎士として立派な最期を遂げました。
キリトを疎ましく思っていた嫌な奴でしたが、最期が立派だとキリトに対する態度ぐらいは些細なことだと思えてきますわ。
エルドリエの死に激おこのアリス。
ダークテリトリー軍に対してしっかりと落とし前を付けます。
激おこアリスの攻撃をまともに食らった暗黒魔術師部隊は壊滅状態に。
ただしディー・アイ・エルは部下を犠牲にして難を逃れた模様。
まだ何かやりそうな気がします。
しぶとそうなので。
終わりに
今回はここで終了です。
ベクタもアリスを視認し、アリスを捕らえるためにベクタが前に出てきそうな感じですね。
エルドリエを失ってお怒りモードのアリスですが、ベクタに対抗できるのでしょうか?
それはそうとアスナっていつ出てくるのでしょうか?
そろそろアリスがヤバそうなで出てきて欲しいのですけどね。
9話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。
SAO アリシゼーションWoU 9話「剣と拳」の感想 「キリトの正妻さん降臨!!そして圧倒的な力を見せつける」