感想(ネタバレあり)
前回から始まった3ndバウト。
今回は田所VSもも先輩、そしてタクミVS叡山先輩の決着がつきます。
正直タクミと叡山先輩の方がもうちょっと長くなると思ってましたが、あっさり終わらせましたね。
まあ、叡山先輩の顔芸を楽しめたので満足は満足ですけど。
食戟のソーマ神ノ皿5話より引用
それにしても今回のサブタイトル。
いろいろ狙いすぎでしょ。
「終わったぜ、お前」って。
叡山先輩が勝利を確信してこんなこと言ったんでしょうけど、結果はタクミの圧勝。
ホント叡山先輩は自分の役割をしっかりと認識してますね。
小者感満載のセリフを吐き、そして負ける。
叡山先輩ホントいいですわ。
4話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。
食戟のソーマ神ノ皿 4話の感想 「田所が四宮先輩の教えを吸収できるようになった理由とは?」
リンゴのタルトを作って審査員を魅了したもも先輩に対して四宮先輩の特訓でパワーアップした田所はどら焼きで勝負に出ますが。
田所がもも先輩から一票もぎ取った
食戟のソーマ神ノ皿5話より引用
後攻有利の本作。
もも先輩VS田所の勝負では田所が後攻なので「もしかして?」があるかもと期待しましたが、やっぱりもも先輩が勝利。
ただし田所は3票のうち1票をもぎ取ることに成功します。
十分善戦したと言えるでしょう。
そしてその証拠にもも先輩は田所のことを「田所恵」とフルネームで呼びましたので。
3話で一色先輩が言ってた通り、自分より弱いと判断した相手をあだ名呼びする癖があるもも先輩。
そのもも先輩があだ名呼びを辞止めたということは、もも先輩が田所の実力を認めたということ。
四宮先輩の指導で田所はさらに良い料理人になりましたね。
今後が楽しみですわ。
まあ負けちゃったので、この連帯食戟で田所が料理を作ることはもうありませんけど。
反則じゃないけどやること汚い叡山先輩
叡山先輩と言えば顔芸と汚い手。
今回タクミと勝負するに当たりその両方を存分に使ってくれます。
まずは顔芸。
食戟のソーマ神ノ皿5話より引用
いいですねえ、相手を煽るこの顔w
通常のアニメでは嫌われキャラになってもおかしくない叡山先輩。
でもこの顔芸のおかげか、それほど嫌われていないような気がします。
まあ、これは叡山先輩のCVである杉田智和さんの声の影響も大きいかもしれませんが。
次は汚い手。
タクミが時雨煮を作ると確信した叡山先輩。
それならばということでタクミの作る時雨煮の味を台無しにすることを決め、そのためにアーティチョークを料理に使用します。
アーティチョークはシナリンという成分を含んでおり、そのアーティチョークを食べた後時雨煮を食べたら甘ったるい味に大変身。
当然時雨煮の味は評価されないという訳。
さすが叡山先輩、やることが汚い。
でも反則にならないスレスレなんですよね。
この叡山先輩の小者感がいいんですよねえ。
叡山先輩の手なんてすべて想定済!!
タクミ万事休す。
と思ったら、全くの逆でした。
食戟のソーマ神ノ皿5話より引用
タクミは叡山先輩の手のうちを読んで、それを逆に利用することを考えていたのです。
アーティチョークで味覚が変わった舌でも絶妙の味を味わえるピザを作り出したタクミ。
まさに叡山先輩は飛んで火にいる夏の虫状態。
策士策に溺れるとなってしまったのです。
昔のプライドだけが高く、周りを見てなかったタクミだったらあっさり負けたことでしょう。
しかし秋の選抜で美作に負けたこと、そしてスタジエールで研鑽を積んだことでタクミはパワーアップしたのです。
まあ、料理の腕が上がったのと同時に性格がひん曲がったと言えなくもないですけどねw
勝負の結果は当然タクミの勝利。
叡山先輩さようなら~。
終わりに
今回はここで終了。
タクミのシーンはもうちょっとねネチッコくなるかと思ってましたが案外あっさりでしたねえ。
まあタクミは次の戦いでさらに見せ場があるのでネチッコイはそっちで披露することになるのでしょう。
3ndバウトの残り1つ。
創真VS斎藤先輩の勝負を残すのみ。
原作では料理漫画とは思えないシーンがありますけど、アニメではどうなることやら。
まあそのまま表現するんでしょうねえ。
次回も楽しみですわ。
6話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。
食戟のソーマ神ノ皿 6話の感想 「創真の強さの源泉はこれまでの研鑽と勝負のすべて」