感想(ネタバレあり)
今回はダークテリトリーでのお話。
CV石田彰さんの時点でヤバい奴だと思ってたガブリエル。
予想以上にヤバい奴でした。
魂に興味を持ち、その手を血に染めてきたガブリエルはアリスの魂(フラクトライト)に目を付けます。
合衆国からの依頼より自分の興味の方を優先させそうで怖いですわ。
3話の感想記事はこちらからどうぞ。
SAO アリシゼーションWoU 3話「最終負荷実験」の感想 「ガブリエル降臨!!そしてアンダーワールドがさらなる混沌へ」
アドミニストレータが死んだことでダークテリトリー側で人界との和平を望む者たちが出てきましたが…。
魂の魅了されたガブリエルはヤバい奴だった
SAO アリシゼーションWoU4話より引用
魂はどこに宿っているのか?
最初は興味本位だったのかもしれません。
しかし子供が一回興味を持つと結構厄介。知りたいことを確かめるためにカマキリの頭を潰そうとしたり、さらには幼馴染のアリシアを殺してみたり。
まあアリシアを殺した時点で何もなかったら、たぶんそこで興味が失せたかもしれません。
でもガブリエル少年は見てしまったのです。
死んだアリシアの頭から色の付いた煙のような靄のような物が出てくる瞬間を。
そしてそれを自分自身に取り込んだ後、アリシアの魂を通してアリシアの魂が見ているものを見てしまったのです。
たぶん常人にはわからない感覚。でもガブリエルは見入られてしまった。
うん、ヤバい。
一度味わった感覚をもう一度味わうため、ガブリエルはその後も同じようなことを繰り返したようです。
でもアリシアの時のような感覚を味わうことができなかった。
しかしあのアリシアの時のような感覚をこのアンダーワールドで味わってしまったのです。
自分を暗殺しようとしたリピアを返り討ちにして。
ガブリエルは自分の快楽のために人間さえ殺す奴。
アンダーワールドの住人を殺すことなんて躊躇しないでしょう。
そしてガブリエルはアリスの魂に目を付けます。
合衆国の依頼で引き受けた仕事ですが、ここで完全に目的は変わりました。
おそらくアリスのフラクトライトをゲットしたら、ガブリエルは何の迷いもなくアリスの魂を味わおうとするでしょう。
SAOには今までゲスい敵キャラはいっぱい出てきましたが、そいつらなんてまだまだ序の口だったようです。
たぶんここまで登場した敵キャラの中でこのガブリエルは一番ヤバいと思います。
リピアの亡骸を見てシャスター激おこ!!そのままベクタ暗殺を狙うが…
SAO アリシゼーションWoU4話より引用
人界に攻め込めば勝ったとしてもダークテリトリー側にも甚大な被害が出る。
ダークテリトリーを構成する五族の均衡が崩れ、そして次に待っているのはダークテリトリー側の内戦。
その結果ダークテリトリーは無法地帯になり、弱肉強食の鉄血の時代になってしまう。
それがシャスターの恐れた結末。
その結末にならないようにするためには皇帝であるベスタ(ガブリエル)をどうにかするしかない。
まあこう考えるのは良いのですよ。
でもこの考えをリピアに話したのがいけなかった。
SAO アリシゼーションWoU4話より引用
好きな男のために自分が何とかする。
そう考えたリピアは夜伽と偽りガブリエルを暗殺しようとして帰り討ちにされてしまい、最終的には首を晒されることに。
もはやここまで。
毒針を撃たれ自分に残された時間がないことを悟ったシャスターはガブリエルだけでも道連れにするため、最後の力を振り絞ります。
どう考えても異常な状態ですけど、フラクトライトが暴走すると火事場のクソ力みたいなものが発揮されるのでしょうか?
他の部族の長3人を倒し、ガブリエルに襲い掛かるシャスター。
SAO アリシゼーションWoU4話より引用
そして悟ります。
ガブリエルの魂は生きながらにして死んでいる。
だから魂を追い求める。
この男は殺意の剣では殺せないと。
最初は興味本位だと思ってましたが、自分の魂が死んでいるので他者のものを追い求めたのですね。
ただ魂が死んでいるから殺意の剣で殺せないというところはちょっと意味不明。
魂云々と関係なくガブリエルの肉体を潰せばそれで終わりような気がしますけどね。
そしてCパート。
ダークテリトリーとの境界を偵察にやってきたアリス(+キリト)が見たのはダークテリトリーの大軍。
次回は久しぶりに人界側の話になりそうですわ。
終わりに
今回はここで終了。
ガブリエルがヤバい奴過ぎて、ドン引きですわ。
普通の戦争狂じゃなくて魂に魅かれるイカレた男って…。
物腰が柔らかだからこそ狂気を感じます。
さすがCV石田彰さんですわ。
次回以降はダークテリトリーと人界の全面戦争に突入しそうですね。
次回も楽しみです。
5話の感想記事はこちらからどうぞ。
SAO アリシゼーションWoU 5話「開戦前夜」の感想 「大事なのは魂!!そして魂のあり様を決めるのは自分自身」