ダンまち2のOPより引用
感想(ネタバレあり)
今回の内容を三行でまとめると以下のようになります。
- ベル君のDT喪失危機
- 春姫の魔法と殺生石は戦争のための道具
- アイシャの本音はベル君に春姫を助けてほしい?
話の展開が早いですね。
前回出てきた殺生石の秘密が今回明らかになります。
そして殺生石と春姫の秘密も。
春姫の魔法(妖術)を詠唱なしで使うために春姫の魂を閉じ込める道具が殺生石。
そして春姫の魔法はレベルブーストであり、発動中は魔法を掛けた相手のレベルを上昇させるというトンデモナイ魔法だったのです。
そりゃあ詠唱なしですぐに発動させたいですわ。
レベルが上がった状態ならば、フリュネでもオッタルと五分の戦いができるかもしれないので。
ただその一方アイシャはあんまり乗り気ではない様子でしたね。
あえてベル君を煽って、春姫を救って欲しいという感じがアリアリでした。
まあ、ベル君は決断できず、春姫を助けることができませんでしたが。
第7話の感想記事はこちらからどうぞ。
ダンまち2 第7話の感想 「ダンジョンは男を捕らえる絶好の場所」
第7話はダンジョン内でベル君がイシュタル・ファミリアに襲われたところで終わりました。
殺生石とは?アイシャさんに魔法を掛けた人物は?またあの魔法の効果は?謎がたくさん出た回でもあったと思います。
アイシャにバフを掛けたのは春姫だった
バフが掛かったアイシャは強すぎですね。
アイシャはベル君とさらにベル君を助けに来た命を蹴散らし、二人を捕らえることに成功します。
まあ命の方は捕まえる必要はないように思いますが、ベル君誘拐を知られた以上情報秘匿のために一緒に捕まえたのでしょうね。
さて前回アイシャにバフを掛けた人物が早くも明らかになります。
バフを掛けたのは春姫でした。
ダンまち2 第8話より引用
前回の時点でバレバレでしたが、春姫って魔法を使えたのですね。
ちなみに魔法の効果は後で明らかになります。
まさにチート級の魔法の威力。
そりゃあ男の鎖骨を見ただけで気絶するような娼婦でも、こんなにすごい魔法を使えるなら優遇するでしょうねえ。
正直「異世界チート魔術師」の主人公太一よりこの春姫の方がチートだと思いますわ(言い過ぎ)。
既視感があると思ったらリゼロ15話で似たようなシチュ見たわ
イシュタル・ファミリアの主神たるイシュタルの命令はベル君を捕らえること。
そしてベル君を最初に食べるのは自分であること。
この二つのことをイシュタルは厳命してましたが、その命令を無視すつ奴が1人出てしまいました。
それはフリュネ。
あれだけイシュタルが念を押したのに。
イシュタルに逆らって怖くないのでしょうかねえ。
たぶんイシュタル・ファミリア唯一のレベル6なので、イシュタルは自分を罰したりすることはないと踏んでいるんでしょう。
特にフレイヤ・ファミリアと戦うにはフリュネの力は必要不可欠ですので。
それはともかくベル君はDT喪失の危機到来です。
ダンまち2 第8話より引用
鎖で手を繋がれ、目の前には化け物。
DTの危機どころか、命を危機を感じそうなシチュエーション。
あれ?このシチュどっかで見たような?
そう、このシチュってリゼロの15話にそっくりです。
リゼロの15話はペテ公の初登場回。
スバルを薄暗い場所に監禁してスバルの顔(目ん玉)を舐める。
やっぱり意識して作ってるのでしょうかねぇ。
似ているといえば、春姫に助けられた命が使った「ヤタノシロガラス」。
あれは鬼滅の刃で伊之助が使った空間色覚にそっくり。
どんだけCV松岡禎丞さんの他作品を意識してるんだよと言いたいです。
もちろん似たのは偶然で、原作通りに作ったら似ただけなんでしょうけどね。
殺生石の秘密!!それは狐人の魂を閉じ込めて魔法を詠唱なしで発動させる道具だった
ベル君と命が行方不明。
ファミリアのホームでヘスティア・ファミリアとタケミカヅチ・ファミリアのメンバーが善後策を協議します。
命はタケミカヅチ・ファミリアから預かっているような状態なので、ヘスティアが命が行方不明であることを知らせて一緒にどうするか協議するつもりだったのでしょうね。
そこで殺生石の話になり、タケミカヅチが顔色を変えてます。
ダンまち2 第8話より引用
殺生石。
それは狐人の魂を封じ込めることができる道具。
そして封じ込められた狐人の魔法を詠唱なしで使うことができるようになるのです。
後のシーンでアイシャがベル君に説明しますが、春姫の魔法の効果は「レベルブースト」。
魔法を掛けた相手のレベルを1上げることができる魔法。
ダンまちでのレベル差って他の作品に比べて大きいですからね。
レベルを上げた状態なら各上の相手だって勝負できる。
イシュタルがフレイヤ・ファミリアに勝てると思っている自信の源泉は、この春姫の魔法と殺生石だったようです。
殺生石に春姫の魂を閉じ込めて、それを砕けば、その破片を持っている冒険者は全員レベルブーストできるのですから、そりゃあ強気になれますわ。
ただ魂を閉じ込めた後で殺生石が砕かれてしまえば、閉じ込められた魂は元に戻らない。
つまり春姫は魂のないまま今後過ごすことになるということ。
もうそれは春姫であって春姫ではありませんわ。
狐人の魂を殺生石を閉じ込めるのはいつでもできる訳ではなく、満月の夜のみ。
そしてその満月の夜は何と今日。
ご都合主義とは言え、早すぎるだろ。
アイシャの本音は春姫を助けてほしい?
春姫の助けのおかげでフリュネの元から逃亡できたベル君。
ベル君は春姫に身請けするために頑張っていることを伝えます。
それに感謝する春姫。
しかし…。
春姫を奪還したアイシャ。
そしてアイシャは一人の娼婦の話を始めます。
ダンまち2 第8話より引用
まあ、映像見る限り、アイシャ本人のことなんですけどね。
アイシャは以前春姫を守るために殺生石を壊したことがある。
でもそれがバレてイシュタルやフリュネから折檻を浮け、二度と逆らえない体になってしまったと。
どうしてこんなことをアイシャはベル君へ話したのか?まあ、普通に考えてベル君の覚悟を確かめたかったのでしょう。
春姫を救うならそれなりの覚悟をする必要がある。
それこそヘスティア・ファミリアへ迷惑を掛けても春姫を守る覚悟が。
アイシャの本音はおそらくベル君に春姫を助けてほしい。
もう自分は春姫を救うことができないので。
でも生半可な気持ちでは春姫をゆだねられない。
そういう訳だと思います。
ではベル君の方はどうか?
残念ながら現時点ではダメだったようです。
情報が多過ぎて頭がパニックになっているのかもしれませんが、アイシャでなくても現状のベル君に春姫を渡すことはできませんわ。
終わりに
今回はここで終了。
さあ、盛り上がって参りました。
と言ってもまだベル君が腑抜け状態なので、一度覚醒する必要があるでしょうけど。
ただ時間がありませんからね。
殺生石の儀式は今夜。
今度はアイシャも邪魔できません。
早くベル君には覚醒してもらわないと春姫はジエンドとなってしまうので。
話変わりますが、今回話の途中で出てきたこのキャラ。
ダンまち2 第8話より引用
誰?
実はソード・オラトリアには1度だけ出てきたのです。
覚えてますか?
ソード・オラトリアでアイズとベル君がオラリオの城壁で特訓を終えた後、襲撃してきた奴らを。
その中の一人がこいつ。
そして某キャラの兄にあたる人物であり、所属はフレイヤ・ファミリア。
イシュタル・ファミリアはフレイヤ・ファミリアに監視されているようです。
前回ヘルメスがミアやシルに話したことがフレイヤにしっかりと伝わったようですね。
次回以降フレイヤ・ファミリアにも動きがあるかもしれませんわ。
次回も楽しみです。
第9話の感想記事は以下のリンクからどうぞ。
ダンまち2 第9話の感想 「ベル君の決断の理由が原作と違う?」