感想(ネタバレあり)
今回は善逸のメイン回。
善逸のカッコいいシーンは鳥肌ものです。
特に善逸の霹靂一閃六連で兄蜘蛛を倒すシーンは、動きまくりエフェクト使いまくりで凄いという言葉しか出てきません。
回想を通じて善逸と師匠であるじいちゃんの関係、そしていけ好かない兄弟子との関係が明らかになり善逸の性格を形成した過去がちょっとだけわかることに。
善逸ファンはなら絶対に視聴するべき回だと思います。
ただ人面蜘蛛はかなり気持ち悪いです。
その点は注意してください。
兄蜘蛛はそこまで嫌悪感なかったのですが、人面蜘蛛はあかん。
小さい蜘蛛の胴体に人間の頭が付いただけであそこまで気持ち悪くなるとは予想外でした。
前回の第16話の感想記事はこちらからどうぞ。
鬼滅の刃 16話「自分ではない誰かを前へ」の感想 「塁の母撃破でようやく1体終了」
前回は母蜘蛛(塁の母)を炭治郎が撃破したところで終了。
残りの鬼は4体です。
善逸が振り向くとそこには人面蜘蛛がいた
炭治郎や伊之助と合流できない善逸。
ずっと不満タラタラです。
不満を言って怖いのを誤魔化しているのかもしれませんね。
周りは薄気味悪いですので。
夜の山って静寂ですけど、同時に恐怖感をヒシヒシと感じるのですよね。
本作はそんな恐怖感まで伝わってくる気がします。
また善逸が不満を口にするのは、チュン太郎と話すネタにするためという可能性もあります。
チュン太郎と話している間は心細さがいくぶん和らぐかもしれませんので。
そして恐怖感が最高潮になる時がやってきます。
善逸の目に飛び込んできたもの。
それは蜘蛛の体に人間の頭がくっついている「人面蜘蛛」。
善逸でなくてもびっくりするわ、こんなもんを見たら。
気絶しなかっただけ善逸は凄いかもしれません。
まあ、どう見ても鬼かその手下でしょうから、鬼殺隊の隊員としてはすぐに成敗するのがベストな行動でしょう。
しかし善逸は逃亡という選択肢を選びます。
それも凄い早さで。
ただこの選択は悪くはありません。
敵の正体が知れない以上、一度距離を取って様子を見るというのもアリだと思います。
まあ、善逸は全力で逃亡してますけどw
善逸の足の速さにびっくりですが、その早さに付いていくチュン太郎凄いわ。
第15話では全力で走る善逸に追い付けなかったのに。
チュン太郎自身も人面蜘蛛に恐怖を覚えていつも以上に早く飛べたのかもしれません。
兄蜘蛛(塁の兄)から善逸へ恐怖の宣告が告げられる
人面蜘蛛から逃れた善逸は異様な場所に迷い込みます。
ここは兄蜘蛛(塁の兄)のアジト。
人面蜘蛛から逃亡してまさか一番来ちゃダメなところに飛びこんでしまうとは。
善逸も運が悪いですね。
蜘蛛糸でぶら下がる人間を見てさらなる恐怖を覚える善逸。
そしてその善逸の前にここアジトの主である兄蜘蛛が姿を現します。
兄蜘蛛はまさに蜘蛛そのもの。
そんな兄蜘蛛から善逸は怖い宣告を告げられます。
冒頭、チクッと善逸が感じたのは毒を打たれた痛み。
一定時間過ぎたらお前も人面蜘蛛になっちゃうよという宣告を受ける善逸。
あ~あ、入山する時に炭治郎たちと一緒に行動しないからこんな自体に。
ある意味自業自得とも言えますが、さすがにこの運命は可哀想。
特に髪の毛が抜けてツルツルになるのはキツイですわ。
爺ちゃんとの思い出「雷に撃たれて金髪に」
時間が経てば毒が体に回る。
それを聞きもう半ば諦めの境地に達した善逸ですが、ここから現実と回想が交互に映し出されます。
今回の話を見れば善逸の生い立ちというか、良い師匠に出会ってここまで来れたことがわかります。そこまでの道は平たんではありませんけど。
つ~か、雷に打たれて髪の毛の色が黒から金髪に変わるって。
荒唐無稽な設定ですけど、雷の呼吸を使う善逸には良い設定なのかも。
それにしても善逸の師匠のCVが千葉繁さんですか。
ホント本作はキャスティングが神がかってますね。
千葉さんってギャグ系の演技も上手いですけど、同じくらい厳しいけど優しい系の演技も上手いんですよね。
銀魂の六転舞蔵なんかがそのタイプ。
今回の善逸の師匠も厳しさと善逸のことを想う気持ちが演技に現れていたと思います。
あと回想に出てきた善逸の兄弟子、何か感じ悪いですねえ。
言っていることは正論ですが言い方があるでしょうに。
あの手の奴はすぐに倒されてエンドになる可能性が高いと思いますが、CVが細谷佳正さんですからねえ。
記事書く段階でwiki見てしまい、この兄弟子がどうなるかわかっちゃったのですけどねw
そりゃあ細谷さんをキャスティングしますわ。
兄蜘蛛を善逸が撃破!!でも…
善逸が気絶し、ここから善逸の本気モードが始まりますが、善逸は雷の呼吸を撃てません。
兄蜘蛛がことごとく善逸の邪魔をしたからです。
善逸の動きから善逸が雷の呼吸を1種類しか使えないと看破しており、兄蜘蛛は善逸をそこまでの敵とは認識してない模様。
まあだからと言ってそこまで過小評価しているという訳でもありませんけどね。
ただ1種類しか使えなくても極めて極め抜いた善逸の雷の呼吸は強力。
雷光のごとき善逸の動きに付いていけない兄蜘蛛はアジトの中に逃げ込みますが時すでに遅し。
気付いた時には首と胴体が切り離されていた兄蜘蛛はここで退場です。
恐るべし霹靂一閃の六連。
1つの技しか使えなくても、それ極め応用すれば各上の敵だって撃破できる。
それが良く分かるシーンでした。
ただこの一撃で善逸も力を使い果たした模様です。
善逸はすでに虫の息状態。
兄蜘蛛を倒しても毒が消える訳ではありませんので。
ゲームだったら敵を倒して毒状態解除となるのが一般的なんですけど、残念ながらこれゲームじゃないからですね。
チュン太郎はすぐに救援を呼びに飛び立ちますが、善逸ヤバそうな気配です。
当然善逸は助かるでしょうけど、どうやって助かるのでしょうかねえ。
炭治郎も伊之助も善逸を助ける余裕がない状態なので気になります。
ありそうなのは鬼殺隊の増援か、村田が見つけるかのどちらかだと思うのですけど。
父蜘蛛との死闘が始まる
一緒に行動する炭治郎と伊之助の前に1体の鬼が現れます。
すぐにその鬼を狩ろうとする伊之助ですが、そんな伊之助の前にさらに大きい鬼が。
はい来ました次の相手、父蜘蛛が。
こいつですよね、母蜘蛛トラウマを植えつけたDV野郎は。
明らかに体力系のヤバい鬼って感じですが、そのヤバい鬼が伊之助に襲い掛かります。
いつもは伊之助の方が遅い掛かるのですけど。
そして伊之助を守るため炭治郎も水の呼吸で父蜘蛛の腕に切り掛かりますが…。
鬼滅の刃(1期)第17話を視聴し終わって
今回はここで終了。
傷ついた善逸も気になりますが、炭治郎と伊之助が出くわした父蜘蛛との戦いの行方はどうなるのでしょうか?
最後のシーンで炭治郎が父蜘蛛の腕に切り掛かりますが、話をまたぐのでたぶんダメージを与えていないのだと思います。
次回は父蜘蛛との戦いがメインになりそうな気配。
次回も楽しみです。
第18話の感想記事はこちらからどうぞ。