感想(ネタバレあり)
いつものオチャラケを入れつつ、色恋沙汰に発展するかもしれないようなフラグを立てた今回。
そして今回はいつも以上にケバ子視点が多いように思えましたね。
ケバ子は所属していたテニスサークルで完全に浮いていて青春を謳歌できませんでした。
それが影響しているか誰にも迷惑を掛けたくないという気持ちが後半のエアの残量を誤魔化そうとする話に繋がったのでしょう。
あの辺を見ているとちょっと切なくなってきます。
伊織がそれに気付いたのかどうかはわかりません。
まあ予想通り気付いていないでしょうけど、伊織はケバ子にここがケバ子の居場所と認識させる手出すけを。
ぐらんぶる第10話より引用
こりゃあケバ子でなくても惚れるわ。
ただ伊織はそんなことやっている場合ではありませんでしたけどね。
なお前回の話を思い出したい方は前回の感想記事をご覧ください。
金のために王様ゲームでイカサマとしようとするゲスな伊織を見ることができます。
ホント今回の伊織と同一人物とは思えませんわ。
ダイビング前に沖縄を満喫だ!!
やってきました沖縄。
沖縄についただけで大はしゃぎのケバ子。
ぐらんぶる第10話より引用
でも気持ちはわかります。
沖縄に着くと何か解放感でいっぱいになるのですよねえ。
やっぱりあの沖縄の雰囲気がそうさせるのでしょうか?
まあ、ケバ子はまだマシな方で他のメンバーは千紗ちゃんが他人の振りをしたいと言いたくなるくらいのはっちゃっけぶり。
下には下がいますねえ。
そして宿に荷物を置いたらさっそくビーチへ。
ここでもやっぱりはしゃぐケバ子。
ぐらんぶる第10話より引用
う~ん青春ですねえ。
でも現実は厳しいです。
だってケバ子の周りはすっぽんぽんのがたいのいい奴が一緒に走ってますので。
さすがにあれのSSはブログに掲載できんわ。
さて宿に関して1つ問題がありました。
それはベッドが狭いということ。
何せ男性部員4人で2人用のベッドを使うのです。
先輩二人はただでさえ大きい体ですからねえ。
そのため伊織か耕平のどちらかが床に寝ることに。
どっちが床で寝るか水上バイクに括りつけたボートに乗ってどっちが先に振り落とされるかで決めることになります。
あれはしっかり掴んでおけば振り落とされることはないはずですがそこは伊織と耕平です。
サンオイルを使って滑りやすくしてそれで振り落とす作戦を実行します。
しかしまあ、同じことを考えているとは。
ホント思考形態が同じですねえこいつ等。
千紗ちゃんも乗っているのに互いに振り落とそうといろいろやる二人。
でもそんな状態なのにケバ子視点で見ればこの通り。
ぐらんぶる第10話より引用
3人で楽しんでいるようにしか見えません。
でも現実はこっち。
ぐらんぶる第10話より引用
本当に本作って時々某アニメの巨人みたいな作画になりますねえ。
最終的には自滅の形でボートから振り落とされた伊織と耕平。
これでは決着が付かないと思ったら伊織の方が先に海面に接触したという判定で伊織の敗北決定です。
ビデオ判定みたいな微妙な差ですがそれをしっかり見ている先輩たち凄いわ。
ちなみにケバ子もボート体験しましたよ。
時田パイセンと寿パイセンと一緒に。
ふたりの重量でボートは安定。
まったく振り落とされる心配なし。
でもなぜかケバ子はあんまり楽しそうでなかったですけど。
ケバ子の居場所はピーカーブ―
次の日の朝、ほぼ眠れなかった伊織。
そりゃあそうです。
床では眠れないだろうとすことになり、奈々華さんと梓さんの部屋で寝ることになったのですから。
ぐらんぶる第10話より引用
これは天国と男性だったら思うかもしれませんが、仮に手を出そうとして無事に終わる訳ありません。
奈々華さんや梓さん相手だと大変な目にあいそうですからね。
結局眠らず、ずっと教本を読んでいた伊織。
そのおかげかダイビング講習の筆記は合格します。
まあドイツ語のテストで伊織より3点低かった耕平も合格しましたからね。
あの勉強がどこまで役に立ったかはわかりませんが。
さて筆記が終わったら次は実技。
実際に海に潜ることに。
ダイビングは場合によっては死の危険がありますので講師である奈々華さんはエアの残量に注意するようにしっかりと伊織、耕平、ケバ子に伝えます。
集団で潜る場合、エアの残量が少なくなった人に合わせて浮上するのがお約束。
これは安全のためなんですけど、エアの使い方が下手な奴のために他の人に迷惑を掛けていると考えられなくもありません。
ケバ子もそんな風に考えてしまい、もうエアの残量が少ないのにそれを誤魔化そうとします。
別に見栄を張るためではありません。
ただ単に自分のせいで他の部員の楽しい時間を邪魔したくないから。
本当にケバ子は良い子ですねえ。
そして同時にテニスサークルで邪険にされたトラウマでもあるのです。
テニスサークルで足を引っ張っていた(と思い込んでいる)ケバ子。
このピーカーブ―では誰の足も引っ張りたくないと思うのは仕方ありません。
でもエアは命に関わること。
ここで嘘をついたらそっちの方が迷惑を掛けるのに。
まあ結局伊織に気付かれてエアの残量を誤魔化すことを止めたケバ子。
その後の流れはまさに青春アニメの王道。
いいですねえこの展開。
とてもギャグアニメとは思えん。
ここで終わればキレイだったのにやっぱり本作はギャグアニメなので。
そしてさらにダメ押しと言うか伊織が奈落の底に落ちそうな話に。
え?
伊織だけこのままだと不合格?
終わりに
今回はここで終了。
最後の最後で衝撃的な一言で終わりましたね。
このままだと伊織だけが落第なんて。
耕平やケバ子とやっていることはほとんど同じように見えたのに。
でもまあ、伊織なら次回挽回してくれるでしょう。
さすがに主役が落ちるなんてこと…。
ただこのアニメのノリだとありそうで怖い。
次回も見逃せませんわ。
第11話の感想記事はこちらからどうぞ。
ぐらんぶる第11話「誤解なんだが」の感想 「勘違いの連続の末、衝撃の事実が発覚!!」
今回のまとめ三行
- ベッドで寝る権利を掛けて対決
- 眠れない
- 真面目なダイビング講習