ダンまち4 第22話(最終話)の感想「決戦と帰還」

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アニメの感想記事という性質上ネタバレを含ます。22話を視聴されてない方はご注意ください。

 

 

第22話(最終話)の大雑把な流れをまとめるとこんな感じ。

  • リューさんと一緒に地上へ帰るためにジャガーノートとの最終決戦開始
  • 三途の川でリューさんがアストレア・ファミリアの幻想たちと再会
  • 叱咤激励されてリューさんがジャガーノート戦へ参戦
  • ジャガーノートをリューさんが撃破
  • ウィーネたちがベル君たちを発見しマリィの生き血を飲ませる
  • ゼノス達が退散してリリ達がベル君たちと合流
  • バベルの治療院でリューさんが目を覚ます
  • リューさんのあられもない姿をベル君が見てしまい天罰が下る
  • へスティアやヴェルフたちからいろんな情報を聞く
  • ベル君とリューさんが外出(デート?)
  • リューさんが自分の気持ちに気付きどうすればいいか混乱する
  • ダンまち4終了

 

 

 

分割2クールという長いスパンで続いたダンまち4。

今回が最終話となります。

 

20話から濃いエピソード連続でしたが、最終話も濃いですよ。

そして熱い。

 

 

ジャガーノートとの決戦。

リューさんにとってはリベンジ戦でもあり、過去の戦いの戦訓や経験でジャガーノート追い詰めていくところは胸が熱くなりました。

 

リューさんが参戦する直前、アストレア・ファミリアのメンバーたちとの幻想シーンがあったおかげでさらに熱くなったのだと思います。

 

ここら辺は原作と同じですが、やっぱりいいですわ。

 

 

決戦を終え、地上に戻った二人。

そこからのトドメ、恋する乙女リューさん。

 

 

ダンまち4第22話より引用

 

リューさんファン、更に増えてしまいますわ。

 

 

作画も動きも問題なし。

と言いたいところですが、ちょっとだけ崩れ気味のシーンもありました。

でも肝心のジャガーノート戦とリューさんの顔は崩れてなかったので個人的にはOKです。

 

 

 

第21話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

ダンまち4 第21話の感想「温め合う」

 

 

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ベル君VSジャガーノートの死闘が始まる

ダンまち4第22話WEB予告より引用

 

原作ではジャガーノートの心情のような描写もありましたが、アニメでは描かれませんでした。

ベル君に反応しているようなシーンはありましたけど。

 

まあ、強化種の時もモンスターの心情のシーンは描かれなかったし、ゼノスとの差別のためもあってカットしたのかもしれませんね。

 

戦いはベル君健闘している感じ。

他のモンスターを吸収して攻撃力は増したけど、スピードは落ちたジャガーノート相手に一歩も引きません。

 

ただ今のベル君は「リューさんと一緒に地上へ帰る」という気持ちだけで戦っている状態。

少しでも崩れたらそのままヤバい感じも。

 

原作でここら辺を読んでる時「早く援軍来いよ」と何度も思った記憶がありますわ。

 

 

 

 

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アストレア・ファミリアの幻想がリューさんを奮い立たせる

ダンまち4第22話WEB予告より引用

 

仲間たちが夢に現れて叱咤激励。

そして戦いに挑む。

 

よくある王道パターンですが、この展開熱いのですよね。

普段強いリューさんが弱さを見せてからの復活ですので、胸熱の度合いはより高くなっているのかも。

 

 

リューさんが言っている通り、これは幻想であり、自分が都合が良い感じになっているのは確かです。

でもこういう展開の幻想を見るということは叱咤激励されてベル君を助けたいというのがリューさんの本心であるともいえます。

 

ベルと一緒に地上へ帰りたい。

 

それが今のリューさんの正義。

その気持ちが幻想を生み出し、バトル参加への道を開く。

 

やっぱりいいですわ、この展開。

 

 

 

 

 

これまでの成長と過去の経験がジャガーノートを追い詰める

ダンまち4第22話WEB予告より引用

 

リューさん参戦で戦いの結果はほぼ決まりました。

主人公とヒロインが一緒に戦うのです。

これで負ける訳がありません。

というかこれで負けて物語終了になったらある意味伝説となるでしょうけど。

 

最後のジャガーノート戦。

ベル君にとっては今回のダンジョン遠征の成果の発表であり、リューさんにとっては過去の戦いの経験を生かす機会となりました。

 

アリーゼ達と一緒だったジャガーノート戦ではアリーゼ達を犠牲にして助かったリューさんですが、今回はベル君と一緒にジャガーノート倒して助かる。

 

この対比、リューさんの成長を感じさせる一方でリューさんのやるせなさみたいなものも感じられてきました。

 

でも過去に囚われていては先に進めないですからね。

 

満身創痍の体がさらに満身創痍となって感じですが、アストレア・ファミリアの仲間たちの幻想に助けられながらジャガーノートとの戦いに勝利。

 

やっと終わったと同時にベル君もリューさんも立ち上がることができません。

この後モンスターが出現しなくて良かったですわ。

 

 

ウィーネとの再会とベル君たちが助かった理由

ジャガーノートに勝利することは最終目標ではありません。

 

最終目標はあくまで地上へ帰還すること。

 

その点から言えばベル君もリューさんも「目的達成ならず」になる危険がありました。

ジャガノート戦で全力出し過ぎて、36階層との連絡通路まで行く余力が残ってませんでしたから。

 

でもベル君たちは運が良かったです。

ゼノス達に見つけてもらい、その後リリたちと合流できたのですから。

 

そしてベル君は久しぶりのウィーネとの再会。

3期で別れてから初めての顔合わせですよね。

 

昔のウィーネだったらベル君に飛びついてもおかしくありませんでしたが、空気を読んだのでしょう。あと精神的に成長もしたのかも。

 

 

そんなウィーネは今回のベル君捜索のMVPと言っても過言ではないでしょう。

ベル君たちとジャガーノートの戦いの音に気付き、ベル君たちを見つけたのですから。

 

 

またベル君たちが命を繋いだMVPはマリィ。

 

マリィの生き血を飲ませてもらったおかげで地上に帰還するまで命を繋いだのです。

最終回で出番無かったのは残念ですが、マリィの存在も大きかったですわ。

 

 

 

帰還と外出とポンコツエルフの本領発揮

無事帰還したベル君とリューさん。

ここからは4期のエピローグとなります。

 

3日間眠り続けて起きたと思ったらベル君を心配し、ベル君のもとへ。

自分の今の格好にも気づかずに。

そしてベル君の前でこんな顔になるリューさん。

 

 

ダンまち4第22話より引用

 

まさにポンコツ。

恋するポンコツエルフ爆誕です。

 

このシーン、ベル君は一ミリも悪くないのにヘスティアさまとリリの同時攻撃受けるのホント可哀想でしたわ。

 

このシーンにアミットも出てましたけど、OVA除けばアミットがダンまち本編に出るの初めてだったのかも(ソード・オラトリアには出たことあるけど)。

 

 

ベル君やリューさんが戦いの後のことをヘスティアやヴェルフから聞くシーンがありましたけど、そこで桜花や堕ダフネたちが自分たちのファミリアへ帰還する絵が挿入されてました。

 

ベル君たちだけでなく派閥連合の仲間たちのシーンがちょっとだけでも入ったところは個人的に嬉しかったです。

 

ベル君たちにスポットライト当たるのはわかりますけど、今回ダンジョン遠征は全員がそれぞれの役目を果たしたことも大きかったはず。

だから最後まで描いて欲しいと思ったので。

 

 

すべてが終わり二人で外出するベル君とリューさん。

これってデートとかいう奴では?

 

 

ダンまち4第22話より引用

 

 

ダンまち3の最後はアイズとのシーンでしたが、ダンまち4はリューさんとのシーンで終了です。

 

ダンまち4第22話より引用

 

 

最後はアリーゼの幻想の言葉と共に。

 

「逃がしたちゃダメよ」

 

 

アリーゼの幻想はリューさんが望んだものの反映みたいなこと言ってませんでしたっけ?

ということはこの言葉もリューさん本人が望んだものかと。

 

ニヤニヤが止まりせんわ。

 

 

 

ダンまち4第22話(最終話)を視聴し終わって

 

ダンまち4はこれで終了。

お疲れさまでした。

 

正直途中の展開にイライラ感が結構貯まりましたが、最終話に近づくにつれて目まぐるしきう変わる展開に一喜一憂するようになってましたわ。

 

 

 

原作15巻は個別エピソードみたいな構成なので、原作8巻みたいにアニメ化されない可能性あるかもしれません。

原作15巻の感想記事はこちらからどうぞ。

【ラノベ】ダンまち15巻の感想「ベル君たちの日常と過去」
ベル君たちの日常と過去が上手く描かれており、キャラたちのバッグボーンが掘り下げられたと思います。

 

 

まあ、15巻は仕方ないとしても、16巻から始まるシルさんやフレイヤ・ファミリアとのストーリーはアニメ化して欲しいですね。

 

ダンまちほど王道に近い展開で熱くなる作品はありませんから。

是非原作の続きもアニメ化して欲しいですわ。

 

地上波放送後に何か情報解禁されれば良いのですけど(何もありませんでした)。

 

 

最後に。

ダンまち4を作ったスタッフの皆さん、そして原作の大森先生。

面白い作品を作って頂きありがとうございました。