ソードアート・オンライン・プログレッシブの感想(ネタバレあり版)「アスナが大事だからこそ目を背けてしまった」
公開前に言われてたこと。
「ミトは死ぬ」。
これまでのTVアニメシリーズとの整合性を考えれば、TVアニメに出てない新キャラのミトは絶対に死ぬと思うのはある意味当たり前かと。
でも予想に反してミトは生き残りました。
ただし第1層のボス戦の時、ミトの横にはアスナはいませんでしたが。
ミトの想いや考えは伝わるけど正直同意できない
ミトはアスナが大事。
それは揺るぎない事実です。
しかしミトはアスナを見捨てました。
正確には見捨てたというよりアスナが死ぬ瞬間を見たくなかった。
ソードアート・オンライン・プログレッシブ「星なき夜のアリア」公開中PVより引用
モンスターに囲まれてHPも残りわずか。
自分が助けるのは不可能。
ただアスナのHPゲージが無くなるのを見ているだけしかできない。
そんな現実から目を背けかった。
だからアスナと組んでいたパーティ―から抜け逃亡した。
「アスナが死ぬ」という現実から逃避するために。
ソードアート・オンライン・プログレッシブ「星なき夜のアリア」公開中PVより引用
極限状態で取ったミトの行動。
アスナが「ミトに捨てられた」と誤解するのも当たり前です。
アスナもミトを信用していたので余計にショックだったことでしょう。
その結果自アスナは暴自棄になり、レベリングが進んでアスナが強くなったのは結果オーライと言えなくもないですが。
後のシーンでキリトは極限状態より日常の時の行動を重視した方がよいみたいなアドバイスをしてましたけど、人間の本性が出るのはやっぱり極限状態の時だと思います。
その極限状態でミトはやらかした。
そしてそれはミトもわかっているからこそ、アスナとは別と道を進むことを決めたのです。
やるせないような気もしなくはありませんが、仕方ありません。
ミトがアスナの横にいたいと願えば、アスナはそれを許した可能性も当然あります。
でもミトの罪悪感は払しょくできず、アスナもたぶん優しく接するでしょうから、余計にミトを苦しめていたかと。
さらにキリトの株が上がり過ぎて、ミトがキリトに嫉妬するのは確実だったかと。
すべてはミトがアスナにレア武器をプレゼントしたくてレアモンスターを追い掛けたのが始まりでした。
1層ボス戦でそのレア武器は役に立ちましたけど、あの時ミトがアスナの元を離れなければ違うストーリーになってたでしょうね。
ジョニー・ブラックさんが予想以上にセリフがあってびっくり
アリシゼ―ション編(アニメ3期)第1話で「ないよ、剣ないよお」のセリフでキリトさんより目立ってたジョニー・ブラック氏。
公開前にアリシ―ゼション編のキャラが出ているという情報がありましたけど、まさかキリトさんを追及する口火をきるセリフを吐く役だったとは。
さすがジョニー・ブラック氏。
性格の悪さはアインクラッドの時代から変わってないようです。
だからこそラフィン・コフィンに参加したのでしょうけど。
ある意味ビ―ターという言葉を道筋をつけたとも言える大事な役。
今後も出演するか楽しみなキャラかと。
2022年は続編が公開予定!プログレッシブは終わらない
映画の最後で2022年に続編の公開が発表されたプログレッシブ。
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冥き夕闇のスケルツォ
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— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) November 1, 2021
最後にちょっとだけ登場したアルゴ、アスナと別行動を取るミト、そしてジョニー・ブラック氏。
気になるキャラがいっぱいで次回作も楽しみですねえ。
来年はSAOテレビシリーズ開始から10周年であり、原作内でSAOのサービスが始まった年。
プログレッシブ以外にも何かあるかもしれませんし、いろいろ楽しみですわ。