ソードアート・オンライン・プログレッシブ「星なき夜のアリア」公開中PVより引用
ソードアート・オンライン・プログレッシブを近場の劇場で見てきました。
平日だったこともあり、周りを気にする必要もなく見ることができて良かったです。
今回も「ネタバレなし版」と「ネタバレあり版」の感想を書くことにします。
ネタバレあり版を見たい方はこの記事下方の「次へ」のボタンをクリックして次のページに飛んでください。
ネタバレなし版はこのページに記載しております。
ソードアート・オンライン・プログレッシブの感想(ネタバレなし版)「キリトもミトもアスナを大切に思う気持ちは同じだけど」
ストーリー的にはアナウンスされているようにTVアニメ版SAO1期の1話2話をアスナ視点で描かれております。
そのため大まかなストーリー的には変化はなく、その点では目新しさはありません。
ただアスナ視点であるため、
- なぜアスナはSAOをプレーすることになったのか?
- キリトと出会うまでのアスナはどんなだったの?
- アスナがキリトと出会う時点でヤサグレてた理由
がわかるようになっているのは既存のファンにも嬉しいところかと。
そして今回新キャラとして登場するミト。
彼女とアスナの関係も描かれています。
このミトというキャラ。
アスナに大きな影響を与えることになります。
良い面でも悪い面でも。
キリトとミトの似ている点と違う点
個人的な意見ですが、キリトとミトって結構似ているように思いました。
「アスナを守りたい」と思う部分で。
ただその一方、キリトとミトが大きく違う面も。
それが「アスナに対する覚悟」。
ミトにキリトぐらいの「自分を失っても絶対に守る覚悟」があれば、アスナの横にいるキャラは変わっていたかもしれません。
ミトってキリトと対比させるために生まれたキャラかも。
そう考えるとミトがちょっと可哀想に思えてきますけどね。
アスナを想う気持ちはたぶんキリトにも負けないのに。
あれもアスナのためを思ってのことだったのに。
運が悪かったと言えばそれまでですけど、同じ状態になった場合、ミトと一緒の行動を取る人は多いと思います。
極限状態での行動がすべてをわけた。
何を言っても遅いですけどね。
内容的にはスイッチの説明が欲しかった
内容的には問題ないレベルで、初めてSAOを見る方も楽しめると思います。
絵も動きも良かったですし、さすが劇場版かと。
ただ1か所だけちょっと残念だったところも。
それが「スイッチ」。
今回の劇場版でも頻繁に出てくる「スイッチ」。
その割に説明が全くないのですよ。
まあ、初見さんでも何となく「スイッチ」って「ゲームの仕様とか戦術みたいなものなんでしょ」理解できると思います。
でもできれば説明入れて欲しかったですね。
昔のアニメだったらそれでも良かったかもしれませんけど、最近のアニメ作品ってそういう説明端折るとすぐに文句が出るので。
劇場版公開後にSAOの原作者である川原礫先生がツイッターで「スイッチ」の解説やってましたけど、説明が欲しいという要望が多かったのかもしれません。
ソードアート・オンライン・プログレッシブを見終わって
SAOファンも初見さんも楽しめる出来だったと思います。
あっさりし過ぎているようにも感じましたが、くど過ぎたり癖が強すぎるよりは良いかと。
見るかどうか迷っている方は見た方が良いと思います。