感想(ネタバレあり)
今回は総集編でした。
ダーウィンズゲーム公式サイトより引用
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総集編なのでタイトルが「記憶(ログライン)」なんでしょうね。
この辺のネーミングセンスは個人的に好きですわ。
今回の総集編、カナメのダーウィンズゲームにおける軌跡がコンパクトにまとめられたと思います。
普通の総集編としては出来が良い方だと思いますね。
ダ―ウィンズゲームに興味がある方でまだ視聴したことない方にはお勧めです。
まだ4話までしか放送してないので、有料配信サイトなどを使えば十分間に合いますが、今回の総集編見れば30分掛からずストーリーの骨格は理解できるので。
ただその一方不満もありますよ。
だって今回の総集編は何の捻りもありませんでしたから。
これまでずっと追い掛けてきた視聴者のためにもうちょっと工夫して欲しかったですわ。
4話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。
ダーウィンズゲーム 4話「火花(ファイアーワークス)」の感想 「カナメ・レインVS花屋の戦いの勝者は?」
4話ではレインが囮になっている間にカナメが花屋の元に到達。そして鍛冶屋と思われる謎の男のアドバイスで花屋に勝利したところで終わりました。
今回の総集編の良かったところ
総集編はシーンがぶつ切りにされるので、これまで視聴してない方にはチンプンカンプンになる可能性が高いです。
しかし今回4.5話はカナメにフォーカスして他を極力排除することで、ストーリー的の繋がりがわかりやすかったと思います。
もちろんレインのナレーションがないとダメですけど。
今回の総集編の悪かったところ
総集編として普通過ぎた。
これが悪かった点だと思います。
既存のシーンにレインのナレーションが付いただけですからね。
まだ視聴したことない方には良かったでしょうけど、これまで欠かさず見てきた視聴者にはちょっと残念だったと思います。
5話以降は王率いるエイスとの死闘になりますが、王のシーンがほぼカットし、王の残虐性がわかりずらくなっていたのも残念でした。
この総集編だとどうしてエイスに対抗するために即席のクランを組むのか動機がわかりづらい(説得力が弱い)と思います。
正直イヌカイのシーンをもっとカットして、王の残虐シーンを入れるべきだったと思いますわ。
個人的に総集編はこうやって欲しかった
では総集編はどうすれば良かったのか?
個人的には原作の巻末で大暴れしている4000度ちゃん(2話の最後に王に殺された女の子)とバンダ君(1話でカナメを襲った着ぐるみ男)が、好き勝手カナメのことを話す体でやるのがよかったと思いますわ。
普通の総集編って主人公を持ちあがるパターンが多いですが、逆に主人公カナメに負けたバンダ君がカナメをディスりにディスって、それを4000度ちゃんが嗜めるという形だったらきっと既存の視聴者も楽しめたと思いますわ。
4000度ちゃんは出演シーンがほとんどない割には、配信サイトのコメントなどで大人気ですからね。
総集編なので冒頭と最後にバンダ君と4000度ちゃんの新規絵を作って、後は2人のナレーションを流せばそれで十分だったかと。
終わりに
原作通りに進むなら馬次回以降はスイが登場したり、王の悪知恵が働くところが描かれると思います。
ここからが宝探しゲームの一番面白いところなので、是非視聴しましょう。
今後の宝探しゲームの展開を知りたい方は原作の感想記事を別のブログで書いているのでそちらをご覧ください。
一応ネタバレを含みますのでご注意を。
5話の感想記事はこちらからどうぞ。