【アニメ】旗揚げ!けものみち1話から12話(最終話)までの感想記事をまとめたものです。
このすばの暁なつめ先生の原作ということでちょっと最初のハードルを高く設定しすぎたかもしれません。
正直このすばレベルの面白さを求める人は肩透かしをくらうかも。
ただギャグアニメのレベルで考えれば十分標準以上の出来です。
お約束パターンが多過ぎてマンネリ気味に感じることもありましたが、キャラは十分立ってたと思います。
個人的にはシグレ、カーミラ、そして尻姫に注目して視聴することをお勧めします。
同じ作者のこのすば2の感想記事はこちらからどうぞ。
【アニメ】このすば2 第1話の感想「頼りになるのはやっぱり権力!」
- 旗揚!けものみち 1話の感想 「ケモノ大好き主人公の異世界ライフが始まる」
- 旗揚!けものみち 2話の感想 「ペットショップ開業のために仕事を受けまくる」
- 旗揚!けものみち 3話の感想 「行き倒れてた少女リンダブレアの正体は?」
- 旗揚!けものみち 4話の感想 「ストーリーの流れがパターン化してちょっとマンネリな気がしてきた」
- 旗揚!けものみち 5話の感想 「その人は魔王じゃなくてMAOだから」
- 旗揚!けものみち 6話の感想 「ポンコツ家臣の敵討ちも主人の役目」
- 旗揚!けものみち 7話の感想 「プロレス興行への道が開かれた」
- 旗揚!けものみち 8話の感想 「プロレス興行大成功!!でも最後にオチがついた?」
- 旗揚!けものみち 9話の感想 「尻姫の源蔵詣は続く」
- 旗揚!けものみち 10話の感想 「相棒行方不明で源蔵大パニック」
- 旗揚!けものみち 11話の感想 「源蔵に特訓してもらったカーミラの試合結果は?」
- 旗揚!けものみち 12話(最終話)の感想 「予定調和というか無難に終わった」
旗揚!けものみち 1話の感想 「ケモノ大好き主人公の異世界ライフが始まる」
正直「異世界転生モノ」と「プロレス」というワードに違和感を覚え視聴するかどうか迷ってましたが、素直に面白いです。
さすが「このすば」の作者暁なつめ先生。
異世界転生モノなのに「このすば」と全くタイプの違う作品を作り上げるなんて。
本作を簡単に説明すると、異世界転生したレスラーである主人公がケモノが大好き過ぎて、いろいろな出来事が起こるケモノファンタジーって感じの作品です。
そして異世界モノ特有のお約束を描く一方、それを全力で踏み抜いていくスタイル。
このスタイルがツボにハマれば、たぶん今期一番の作品であると思えてくるでしょう。
私は見事にツボにハマってしまいましたわ。
ケモノを侮辱する奴は王女であっても許さん
マカデミアンオーガ、略してMAOとのプロレスの試合中、突然異世界に召喚されてしまった柴田源蔵。
源蔵を召喚したのは異世界の王女様。
どうやら異世界モノ定番の魔王を倒すために勇者を召喚したようです。
旗揚!けものみち第1話より引用
お約束通り進むなら源蔵が王女様の願いを聞き入れて魔王討伐の決意をするところですけど、源蔵は王女の有る言動を聞き大激怒。
源蔵はケモノ大好きのケモナー。
そんな源蔵の前でケモノの悪口を言うなんて、死刑執行書にサインをしたようなもの。
当然源蔵は王女に鉄槌を下します。
王女にジャーマンスープレックスを食らわせた源蔵。
その後王女のパンツを隠すためにマントを王女に掛けてあげますが、これが逆に無礼を働いたと認識されて護衛の兵士たちの怒りを買ってしまいます。
源蔵は相棒のヒロユキ(雑種の犬)と共に城から逃亡を図ります。
上半身裸のままで。
まあ、試合途中に召喚されたから仕方ありませんわ。
善良な借金取りから犯罪者のケモノ(シグレ)を助けてしまう
王女にジャーマンスープレックスを食らわした源蔵は当然追われる羽目に。
自業自得ですけど、源蔵のケモナーとしての矜持が王女を許すことができなかったのでしょうね。
筋を通す源蔵カッコいいです(たぶん)。
さて街に出た源蔵はちょっかい出してきた猫獣人と狼獣人に大興奮。
まあ、ケモナーからすれば、本物のケモ耳なんて見たら大興奮するのも仕方ありません。
まさに猫にマタタビを与えるような物。
でも女の子の猫獣人より腹筋がしっかりしている狼獣人の方により興奮しているのはどうかと。
まあこれも好みなんでしょうけどね。
旗揚!けものみち第1話より引用
そして丁度借金取りがケモ耳娘を連行しようとするところに遭遇した源蔵はケモ耳娘を助けます。
異世界転生モノだったら、このケモ耳娘は可愛そうな境遇で助けられた源蔵に恩を感じ一緒に行動するというのがお約束。
しかし本作は王道やお約束を提示して潰すのがスタイルとなっており、当然このケモ耳娘もちょっと王道やお約束からズレてました。
このケモ耳娘、借金して返せなくなったのは自業自得であり、自分の体を借金の形にしたのは自分自身。
その上どこはかとなく残念感が漂ってます。
旗揚!けものみち第1話より引用
まあ、結局この後このケモ耳娘のシグレと行動を共にすることになりますが、いろいろ厄介ごとを背負い込みそうな気配です。
完全にこのすばのアクアと同じようなタイプだと思いますわ。
優秀な能力を持ってはいるけど、それが霞むぐらいのマイナスのことを引き起こすオーラが漂ってますわ。
ケルベロスだって源蔵に掛かれば尻尾をふってくる
ハンターギルドでケルベロス討伐を依頼された源蔵。
まあ、最初からケルベロスは結構ハードル高そうですが、源蔵に掛かればチョロいの一言。
もちろん額面通りに討伐なんてしませんよ。
それは源蔵のケモノ愛に背きますから。
ケルベロスの群れの中からリーダーを探し出した源蔵。
あとはスキンシップを取って仲良くなるのみ。
旗揚!けものみち第1話より引用
ケルベロスの後ろを取った源蔵はケルベロスに対してあることをやってしまいます。
これにはケルベロスも困惑、骨抜きとなっていき、最後はケルベロスのお腹を見せて恭順の姿勢を示します。
うん、これ普通の異世界転生モノと全然違う。
改めてそう思いました。
終わりに
今回はここで終了。
王女にジャーマンスープレックスをかまし、善良な借金取りから残念狼娘を助け、そして最後はケルベロスとスキンシップを取ってしまう。
源蔵は正真正銘のケモナーですな。
最後のシーンに出てきた巨大アリもケモノの範囲に入るかわかりませんが、少なくとも源蔵とヒロユキとシグレたちは一緒に行動するようですね。
たぶん王女に無礼を働いたということで、国からは追われる立場になっているでしょうし、また善良な借金取りたちともまだまだ絡みがありそうな予感。
本作は原作に手を出さず、このままアニメ組として楽しむ予定です。
次回が待ちどおしいですわ。
旗揚!けものみち 2話の感想 「ペットショップ開業のために仕事を受けまくる」
今回は金を貯めるためにギルドで依頼(クエスト)を受けることに。
ただ源蔵はブレません。
しっかり依頼と自分の物欲を両立させてしまいます。
一方シグレもその本性を少しづつ現し始めます。
やっぱりシグレ、屑ですわ。
ギルドの依頼をこなしてお金をケモノを両方ゲット
ペットショップの開業を決めた源蔵ですが、まずは先立つ物を用意しなければいけません。
そこで手っ取り早くお金を稼ぐためにギルドの依頼を受けることに。
旗揚げ!けものみち第2話より引用
この辺はこのすばを想起させますねえ。
同じ原作者さんだから当然と言えば当然ですが。
このすばと言えば、このすばでカズマを演じる福島潤さんとアクアを演じる雨宮天さんがモブキャラ役で出演されてました。
旗揚げ!けものみち第2話より引用
このすばのファンにも嬉しい起用だったと思いますわ。
ただすぐに退場しましたけどw
そしてこのモブキャラとの絡みのシーン。
冒険者がおとした剣をシグレがある意味堂々とパクりましたw
やっぱりシグレって屑なんじゃね?
さて最初の依頼をこなして以降、順調に仕事を続ける源蔵たち。
依頼には「退治」と書いているのにそれを拡大解釈。
ケモノたちを懐柔することで退治したとギルドに認めさせます。
まあ、悪さをしなければ退治でも懐柔でも良いのでしょうけど。
源蔵って意外に交渉上手いのかも。
ただ問題がない訳ではありません。
だって気付けばご覧の通り。
旗揚げ!けものみち第2話より引用
住居をまだ確保してないのに、ケモノ捕まえすぎだろ。
懐柔したケモノを全部確保するとは。
しかしまあ、これだけ見れば、ペットショップというよりは移動動物園みたいな感じになってますね。
あとケモノの世話は1話の最後に出ていたアリさんがやっている模様。
あのアリさん、出落ちキャラだと思ってたのに。
喋る機会はあるのですかねえ。
オークとプロレスして意気投合
住居をゲットするため、一攫千金を狙って受けたクエストは「オーク退治」。
ケモナーの源蔵でも喋れるという時点でオークは愛でる対象外のようで明らかにやる気がありません。
しかしペットショップ開業のためには仕方ありません。
そして始まるオークのキングVS源蔵のプロレス!!
結局拳をぶつけて語り合うというパターンかよ。
でもこれが上手く行くのですよねえ。
オークのキングをノックアウトし、手なづけることに成功する源蔵は、オークの砦をそのままキングに預けてギルドに戻ります。
旗揚げ!けものみち第2話より引用
でもギルドの依頼はオーク退治。
どうやってオークをてなづけたことをギルドに証明するのでしょうか?
まあ、その辺は深く考えてはダメなんでしょうね。
お金を貯めてやっと家を購入した源蔵とシグレ。
あとは国に収めるお金を借りるだけ。
と思ったら、頭金が足りなくてお金が借りられません。
結局まだまだギルドでクエスト受けなけばいけないようですね。
終わりに
今回はここで終了。
まだまだ資金集めが続きそうですね。
そして家出したドラゴンの女の子と源蔵たちが出会うことになりそうです。
旗揚げ!けものみち第2話より引用
サラマンダーにも興味を示した源蔵ですから、ドラゴンにも興味示すでしょうね。
果たしてどんな結果になるか。
次回が楽しみです。
旗揚!けものみち 3話の感想 「行き倒れてた少女リンダブレアの正体は?」
今回は腹ペコで倒れてたドラゴンの少女が何やかんやあって源蔵の家に居付くお話。
ケモノたちのエサ代で苦しいのに。
源蔵が運命の出会いを果たす?
旗揚!けものみち 3話より引用
結構な数に女性キャラがいるのにあんまり反応しない源蔵。
もしかして男好き?
1話では狼男の方に興奮してましたし。
しかし第3話を見て安心しました。
しっかりと女性キャラに反応してましたから。
まあ、モフモフに反応したのは確実ですが。
一方ケモノの奥さんの方もまんざらではない様子。
お隣さんみたいなのでこのままNTRものになる可能性も…さすがにそれはないか。
でも薄い本の題材としては面白いかもしれませんね。
源蔵とケモノの奥さん。
案外この設定で本作る同人作家さんいるかも。
源蔵がドラゴンハーフの少女を拾う
旗揚!けものみち 3話より引用
ペットショップを未だ開店できない源蔵。
エサ代だけでもバカになりません。
そんな源蔵は庭に倒れている少女を見つけます。
その少女の名前はリンダブレア。
一応ドラゴンハーフだと名乗ってますが、嘘の可能性大。
というか、前回どっかのお屋敷でオーク肉は飽きたと言ってた子でしょ。
自分の角を見て動じない源蔵に悪い感情を持ってないようですが。
まあ、源蔵はその角とか尻尾があるので、リンダブレアを助けたのですけどね。
リンダブレアはひろゆき狙い?
旗揚!けものみち 3話より引用
さてこのリンダブレア。
こともあろうにひろゆきを食べ物扱いします。
まあ、生魚の大盛とひろゆきだったらひろゆきの方が美味そうに見えても仕方ないかも。
ひろゆきって可愛い一方肉付きもいいので、ドラゴンからすればごちそうに見えるのでしょう。
ただこの一言のせいで源蔵はリンダブレアをある意味警戒したかも。
どう考えてもヤバい奴ですからねえ。
さてリンダブレアは源蔵が図鑑を持ってくると、取り乱したように源蔵の家を出て行きます。
そして入れ違いに帰宅したシグレは、部屋に残る臭いからドラゴンハーフではなくドラゴンがいたと疑うことに?
ドラゴンハーフとドラゴンってそんなに違うものなんでしょうか?
まあ、シグレの慌て具合からみて、ドラゴンってヤバいのでしょうね。
ギルドの仕事を引き受ける
旗揚!けものみち 3話より引用
ギルド長から「不審者の捕縛」の仕事の依頼を受けた源蔵。
最初は完全に乗り気じゃなかったはずなのに、ケモノが絡んでいる可能性があるとわかると乗り気モードへ。
ホントに源蔵ってケモノに目がないですねえ。
普通こんな犯人の正体がわからん事件って怖いものですが、源蔵の場合、まだ見ぬケモノに気持ちが高ぶっているのかも。
まあ事件を解決すれば報酬も入ってくるし、ケモノにも会えるし源蔵的には一石二鳥ですわ。
陽炎パーティ―はレギュラー?
旗揚!けものみち 3話より引用
第2話に登場した陽炎パーティ―。
まさか今回も登場するとは思っておりませんでした。
もしかして準レギュラーぐらいか、レギュラーぐらいの扱いなんでしょうか。
しかし懲りませんねぇ陽炎は。
前回源蔵に酷い目に合わされたのに、まだ源蔵と友好的関係を結ぼうとしているなんて。
ケモノを尊重しない陽炎は源蔵的には一番嫌いな相手。
どんなに友好的に接しても源蔵は敵対視しかしないのに。
そして今回も案の定、前回と同じ運命を辿る陽炎。
たぶん次回以降登場する時はさらに陽炎の尺は短くなっていると思いますわ。
あと今回もシグレはドロップ品(陽炎所有の剣)をゲットw
ダインスレイブという剣らしいですけど、これもケモノのエサ代に消えるのでしょうかねぇ。
ケモナーマスクが仕掛けた罠に掛かったのは?
旗揚!けものみち 3話より引用
事件解決のため単純な罠をはる源蔵、いやケモナーマスク。
決意の正装と言ってましたが、マスクしたらヤバい奴にしか見えません。
シグレがその場にいたら絶対に止めたでしょうね。
さてケモナーマスクが作った罠は、ペットフードに釣られてケモノが檻に入ったら入り口が閉まる単純なもの。
こんな罠に今時掛かる奴は…っていたよ。
罠に掛かったのはリンダブレア。
ホント食い意地はってますねえ。
まあ今までオーク肉やゴブリン肉しか食べてなかったので、この街の食べ物は何でも美味しく感じるのかもしれませんけど。
それにしても事件の犯人ってリンダブレアなんでしょうか?
と思ったら、そんなことを考える余裕がなくなりました。
夜、マスクをつけた怪しい男と捕らえられている少女。
どう見ても怪しい組み合わせ。
そりゃあ追い掛けられますよ。
仮に源蔵が素顔だったらこんなことにならなかったかもしれませんけど、マスクしてたのが仇になりました。
カーミラ登場したけど返り討ち
旗揚!けものみち 3話より引用
逃亡中のケモナーマスクとリンダブレアの前に現れた女性。
名前はカーミラ。
どうやらリンダブレアの知り合いのようです。
見た目は結構な美形ですけど、人族を完全に舐めきってますね。
ケモナーマスク相手でもカーミラは自信満々。でもプロレスラーのケモナーマスク相手に敗北。
長い爪での攻撃とかカーミラも結構ヤバそうですが、ケモナーマスクからすれば以前戦った残忍レスラー「ジャック・ザ・ヒャッハー」よりはヤバくないようです。
一体どんなヤバい奴だったんだよ、ジャック・ザ・ヒャッハーってw
今回の戦い、仮にカーミラがケモ耳持っていたら、ケモナーマスクもカーミラをもっと丁重に扱ったでしょうね。
ケモナーマスクに取って、ケモノ以外はどうでもいいので。
マスクを被れば正体はバレない
旗揚!けものみち 3話より引用
これ以上関係ない奴に絡まれないため、ケモナーマスクは奥の手を繰り出します。
それはマスク。
リンダブレアもマスクで変装すれば、厄介ごとに巻き込まれることはないと踏んだようです。
まあね、顔隠せば確かにわからないでしょうけど、臭いまではマスクで消せませんので。
案の定、シグレにはバレバレ。
結局シグレの手引きで帰宅できた3人。
さあ、ここからが今回のクライマックスです。
リンダブレアの正体は魔王四天王の一人だった
旗揚!けものみち 3話より引用
リンダブレアの正体、実は彼女、魔王軍幹部の家系で、本当の名前はファフニール・メルドブラグ・リンダブレア。
毎日毎日人族を倒す練習とオーク肉ばかりに日常に嫌気がさして逃げてきたという訳。
そしてそこに現れるカーミラ。
当然源蔵の返り討ちにあい、第1話の王女さまと同じように痴態をさらす結果に。
まあ今回の場合は源蔵の力にプラスしてカーミラはバンパイアだと気付いて聖水やニンニク用意したシグレのお手柄ですけど。
シグレ結構有能ですねえ。
これで手癖が悪くなければいいのに。
さて正体をバラしたリンダブレアは何だかんだで源蔵の元に留まることに。
ただし名前だけで魔王軍の関係者とわかってしまうようなので、花子という偽名を名乗ることにします。
花子は源蔵ではなくひろゆきが気に入ったらしく、今後はひろゆきに構っていく気配。
ひろゆき、花子に食べられなければいいのですけど…。
終わりに
今回はここで終了。
リンダブレア改め花子はこのまま源蔵のところに居候しそうですね。
シグレはお給金ナシという申し出に反応してましたけど、花子の場合は食費が大変そうな気がします。
だって何でも食べてしまう勢いだったので。
そのうち売り物の魔獣を食べないか源蔵が心配することになるかも。
あとカーミラはどうするのでしょうか?
カーミラの仕事は花子の連れ戻し。
花子がこの源蔵のところにやっかいになる以上、花子だけを1人置いていけないし、やっぱりカーミラも源蔵ところに居付くパターン?
人を馬鹿にしてたので、家を借りて生活は無理そうですし。
ただ当主に報告すると言ってたのでそのまま帰る可能性もありますね。
次回も花子やカーミラがメインの話になるのでしょうか?
次回も楽しみです。
旗揚!けものみち 4話の感想 「ストーリーの流れがパターン化してちょっとマンネリな気がしてきた」
今回は目新しいことがほぼ無い通常回という感じ。ストーリーがちょっとマンネリ感じてきました。
そしてストーリーと同じように源蔵も魔獣に関すること以外、全く進歩してない状態。
それもマンネリ化に影響しているのかも。
現状、源蔵がそうやって魔獣に掛かりきりになれるのも全部シグレのおかげ。
でも逆を言えばシグレが金策してくれるから、源蔵が頼りっきりになっているとも言えます。
仮にシグレがいなくなったら数日で源蔵たちは破たんするでしょうね。
個人的にはシグレのありがたみを源蔵たちが身に染みて知るような話希望ですわ。
源蔵と夢を共有するシグレは今日も剣を拾う
旗揚!けものみち4話より引用
お金を稼ぐために内職に勤しむシグレ。
その一方、源蔵は魔獣やコボルト奥さんにご執心、花子は大食らい、花子の従者のカーミラは酒飲んで熟睡。
本当にここにはシグレ以外金食い虫しかいないのかよ(蟻さんは除く)。
さらに源蔵はコボルト奥さん(20匹の子持)にご執心だし。
というか、源蔵はペットショップを開きたい訳でしょ。
そして開くには国にお金を収めて開業の許可を貰う必要がある。
そのお金を銀行から借りるためには頭金を何とかしなければならない。
ちゃんと道筋があるのに、それに向けて頑張らない主人公って…。
ただシグレにも問題があるのですよ。
シグレが金策するので、源蔵たちは働かなくても食べていけるから。
源蔵たちを見捨てて逃げてもいいのに、それをしないシグレって、夢や大望がある貧乏ミュージシャンや貧乏芸人を養っている健気な女性にも見えてきます。
でもその金策もいろいろと…。
旗揚!けものみち4話より引用
だって金の源泉は陽炎が持っている貴重な剣ですからね。
陽炎が源蔵にお仕置きされる度に、陽炎の剣を拾ったと宣い、そのまま自分のものにして、それを売って金に換えているので。
仮に陽炎が源蔵たちに話掛けてこなくなれば、金策の手段がなくなり万策尽きそうな気がするのは私だけでしょうか?
まあ、陽炎は完璧なアホなので、これからも源蔵に話掛けてその度にシグレが剣を拾うことになりそうですけどね。
源蔵たちはまったく進歩なし!!その一方邪悪そうな姫さまが…
銀行に頭金を入れる約束をすっかり忘れていた源蔵はギルドの仕事を引き受けることに、
依頼内容はグリフォン討伐。
当然結果は失敗。
旗揚!けものみち4話より引用
そして助けたグリフォンは大きく成長し、そのエサ代で源蔵たちの財政はさらに圧迫と。
ここでシグレは怒った方がよかったと思いますけどね。
魔獣にご執心で緩みきった源蔵にカツを入れるためにも。
たぶん今後も同じこと繰り返しますよ源蔵は。
さすがにこのパターンばかり毎回見せられると視聴者はちょっと飽きてくるというか、呆れますよ。
ただマンネリパターンが脱出するかもしれない可能性がアバンとCパートに。
まずはアバンの方。
旗揚!けものみち4話より引用
1話以来の登場となるアルテナ姫。
ただ1話の一件のため、周りからは尻姫という不名誉なあだ名がつけられた模様。
源蔵を探しているようですが、源蔵を探し出してどうするのでしょうか?
そしてCパート。
旗揚!けものみち4話より引用
ダークな感じとダメそうな感じの匂いがするキャラが出てきましたね。
格好つけてますが、CVのために残念キャラにしか見てきません。
たぶんそれも狙いなんでしょうけど。
終わりに
今回はここで終了。
そろそろ新しい展開が欲しいですね。
マンネリ化してきて、視聴者もそろそろこのパターンに飽きてくるころだと思います。
そのためのアバンの尻姫とCパートの新キャラなんでしょうけど、果たしてマンネリ打破をしてくるのか?
次回が楽しみです。
旗揚!けものみち 5話の感想 「その人は魔王じゃなくてMAOだから」
今回は現代世界でケモナーマスクのライバルだったMAOがメインのお話。
まさかMAOまで異世界に召喚されてしまうとは。
MAOはただのプロレスラーであって魔王ではないのに。
MAOまで召喚されたのは異世界でプロレス興行する流れか?
今回別の場面で源蔵がプロレスの技を繰り出して、それを銀行の人が見ていたし。
魔王と間違われてMAOも異世界へ
旗揚げけものみち5話より引用
正直MAOより後ろのAbemaTVの壁紙の方に目がいきますが。
本作ってAbemaTVの関連会社も制作委員会に入っているのでその縁でこの壁紙になったのでしょうねえ。
まあそれはどうでもいいですけど。
現実世界で源蔵ことケモナーマスクのライバルだったマカダミアンオーガことMAO。
これまで何度もケモナーマスクにプロレスで敗北し、ケモナーマスクに勝つことだけが生きがいだったのですが、試合中に源蔵が異世界召喚されたため、ケモナーマスクに勝つことができず。
いきがっていますが、見てて可哀想になってきますね。
編み物してもケモナーマスクの模様を編み込むぐらいですし。
それだけケモナーマスクの存在はMAOの中で大きかったのでしょう。
でもそんなMAOを天は見捨ててませんでした。
何とMAOも異世界召喚されてしまったのです。
その代わり魔王軍側にですけど。
前回の最後に出てきたCV雨宮天さんのキャラって魔王軍側の奴だったのですね。
これは花子と因縁がありそうな感じがします。
旗揚げけものみち5話より引用
さて、現実世界の魔王と勘違いされて異世界召喚されてしまったMAO。
まあでもケモナーマスクがいる世界にやってこれたのはまさに僥倖。
そのうち源蔵と再会することになりそうですね。
ただ問題はMAOがケモナーマスク=源蔵ということを知っているかどうか。
たぶん知らないでしょうねぇ。
ひろゆきの可愛さは万国共通!!そしてアリさんは多芸過ぎる
さて源蔵たちが家を離れている間、1話に出てきた狼人の兄ちゃんと猫人が源蔵に仕返しするためにひろゆきの誘拐を企てます。
旗揚げけものみち5話より引用
もちろん失敗しますが、誘拐を阻止したのはお手伝いさんばりに頑張るアリさん。
旗揚げけものみち5話より引用
アリさんって喧嘩も強かったのですね。
ホントに万能過ぎます。
1話の最後に出てきてから毎回出演しているアリさん。
本当に何者なんでしょうか?
まあたぶん正体は凄い奴だったというパターンなんでしょうけど。
アニメの中で正体がわかるようなシーンが描かれるのでしょうか?
さてアリさんから誘拐未遂の話を聞いた源蔵は大激怒。
狼人や猫人の根城に殴り込み、しっかりとお仕置やっちゃいます。
まあ、お仕置きというよりは源蔵が溜まった鬱憤を晴らしているとしか見えませんけど。
街中で豪快にプロレス技を披露した源蔵に住民たちは大喝采。
そしてそんな様子を見てたが源蔵担当の銀行員。
これだけ盛り上がるのだったらプロレスで金策できるかも?と銀行員が考えても不思議ではありません。
これは源蔵がプロレスで金を稼ぐフラグでしょうかねえ。
丁度良い具合にMAOも召喚されて相手もいることですし。
終わりに
今回はここで終了。
これまでのワンパターンを抜け出してストーリーに展開が生まれて良かったです。
あとはケモナーマスクとMAOの再会が望まれますけど、しばらくは源蔵=ケモナーマスクということをMAOが気付かずに仲良くするというパターンになりそうな気がします。
次回以降も楽しみに視聴するつもりです。
旗揚!けものみち 6話の感想 「ポンコツ家臣の敵討ちも主人の役目」
今回はMAOを召喚したイオアナと花子の因縁がメイン。
結構ガッツリ過去の話をしましたね。
それだけイオアナと花子の因縁がストーリーで重要なんでしょう。
たぶん。
それにしてもポンコツ家臣持つと主人も大変です。
ただポンコツでも忠誠心だけは誰にも負けないので、花子もカーミラが可愛いのでしょうねぇ。
まあ食べ物とカーミラだったら食べ物の方を優先しそうな気もしますが。
イオアナがMAOを召喚した理由
MAOを召喚したイオアナ。
その形式的な目的はケモナーマスクを倒すこと。
至極真っ当な話に聞こえますが、ケモナーマスクを倒すことは真の目的ではありません。
イオアナの本当目的。
それはケモナーマスクを倒して花子を出し抜くこと。
何をやっても花子に勝てなかったイオアナはケモナーマスクを倒すという結果を残すことで花子の鼻を明かしたいだけなのです。
ホント小っちゃい奴ですねえ、イオアナ。
でもこれまでの経緯を知れば、イオアナに少し同情したくなるかも。
ポンコツ家臣カーミラの敵討ちは主人の花子がやっちゃった
小さい頃から努力してきたイオアナ。
旗揚げ!けものみち6話より引用
そんなイオアナが勝てない相手が出現します。
それが花子。
当然そのころはまだリンダブレアという名前を名乗ってましたが。
喰い気しかない花子に勝てない。
その事実はイオアナのプライドをズタズタに傷つけたことでしょう。
イオアナは花子を目の仇にするようになります。
そしてイオアナは花子の家臣でるカーミラに注目。
レッサーヴァンパイアという一番下級の吸血鬼でるカーミラに対して罵詈雑言を浴びせ、いつの間にかイオアナの家臣ローゼとカーミラが決闘する方向に持っていくイオアナ。
旗揚げ!けものみち6話より引用
当然決闘はローゼの勝利。
そしてカーミラを手放したくない花子はイオアナに土下座。
この瞬間がイオアナ最高の歓喜の時だったでしょう。
しかし歓喜が終われば絶望が待っているのが世の定め。
旗揚げ!けものみち6話より引用
家の威信とか理由を付けてましたが花子はカーミラの無念を晴らそうとしたのでしょうね。
花子はカーミラの敵討ちをイオアナとローゼに挑み、見事にそれに成功します。
ポンコツ家臣のために敵討ちまでやってくれる。
花子良い奴ですわ。
その一方イオアナの屈辱は最高潮へ。
そりゃあ花子に強い憎しみもちますわ。
終わりに
今回はここで終了。
ストーリー的はほぼ進まず、イオアナと花子の因縁にスポットを当てただけとも言えます。
それにしてもカーミラはポンコツの癖に花子の愛されていますね。
そして花子強い。
その一方イオアナの悔しさも伝わってきます。
変にプライドが高いので花子の負けたことが我慢できないのですねえ。
ケモナーマスクを倒すためMAOを召喚したのも花子より先に手柄を立てるためですし。
次回こそはケモナーマスク VS MAOの試合が描かれるのでしょうか?
次回が待ちどおしいです。
旗揚!けものみち 7話の感想 「プロレス興行への道が開かれた」
さて今回は源蔵が弟子をとって、弟子を鍛えるお話…と思ったら、弟子(リザードマンの女性)に無理やり復讐させて、それを見てた銀行員のクラウスから興行への出演のオファーがきたお話となります。
クラウスが興行をやりそうな伏線があったのでいずれはやるだろうなと思ってましたが。
たぶんMAOが相手になるのでしょうけど、どうやってMAOと再会するのでしょうか?
そっちも気になります。
リザードマンの身体的特徴を持つセリスの弟子の入門を認める
源蔵の元にやってきた1人の冒険者の女性セリス。
旗揚!けものみち 7話より引用
どうやら源蔵への弟子入り志望のようですが、源蔵は当然拒絶。
しかしこのセリスの腹や背中がリザードマンの鱗の仕様となっていることを知ると事態は急変。
源蔵はセリスの弟子入りを認めます。
弟子入りを認めた理由は言うまでもありませんね。
源蔵の動物好きには困ったものです。
そして始まる特訓の日々。
特訓にはシグレや花子、そしてカーミラも参加。
それぞれ得意分野の技をセリスに伝授しますが、花子とカーミラいらないですよねえ。
特にカーミラ、できる女性キャラの雰囲気がありますが、完全なる見た目だけのヘタレですので。たぶん逆にセリスが弱くなると思いますわ。
まあ、その通りだったのですけどね。
セリスに舐めた態度とった冒険者に復讐を
セリスが源蔵の弟子になった理由。
それは亜人だと自分を侮った他の冒険者を見返すため。
強くなればセリスをバカにした奴らも見直すだろうという軽い気持ちだったようですが、他の冒険者がセリスをバカにしたことに反応した源蔵。
すぐに冒険者ギルドに乗り込み、多くの冒険者をボコボコにしてしまいます。
動物愛護主義者の源蔵にとって、獣の特徴を持つセリスをバカにする奴は自分に喧嘩を売ったのと同様と考えているようです。
冒険者ギルドのギルド長や冒険者たちはセリスに謝罪しますが、なぜか源蔵だけ納得せず。
そしてセリスと冒険者の1人が一騎打ちをすることに。
そこでセリスは源蔵たちとの特訓の成果を示しますが、カーミラの教えたことが足を引っ張ることに。
ホントにカーミラだけは使えねえ。
見た目はできるクールビューティなのにどうしてここまでポンコツなのか。
最終的に源蔵が伝授したジャーマンスープレックスを決めてセリスが勝利。
そしてこれが源蔵たちの次のチャンスに繋がることになります。
ちなみにセリスをバカにした冒険者たち。
クエストが上手くいかないストレスをセリスにぶつけていたようです。
そしてそのクレストが上手くいかない理由を作っていたのは…。
結局原因はケモナーマスクかよw
プロレス興行への道が開けた
ペットショップ開業の話で源蔵たちの担当となった銀行員のクラウス。
以前源蔵がプロレス技を決めるシーンにもいました、今回もセリスがジャーマンスープレックスを決める場面に遭遇。
そしてクラウスは源蔵たちに興業を持ちかけます。
プロレスという名前は使ってませんが、内容的にはモロにプロレスの興業。
旗揚!けものみち 7話より引用
源蔵はそこまで乗り気ではありませんでしたが、最終的には承諾。
源蔵の筋肉がプロレスを求めているようですから仕方ありません。
何か良いように話が進みましたねえ。
ただまだまだ紆余曲折がありそうですけど。
終わりに
今回はここで終了。
プロレス興行への道が開けましたがそこがゴールではありませんからね。
源蔵の夢はペットショップの開業。
プロレス興行はその資金を作る手段ですので。
ただプロレス興行が上手く行って、それがペットショップを開く障害になりそうな気もします。
正直源蔵以外ペットショップの開業を望んでいませんからね。
相棒のシグレもプロレス興行の方が儲かるとわかったら、ペットショップの開業を邪魔しそうですし。
次回以降どういう展開を迎えるか。
次回も楽しみです。
旗揚!けものみち 8話の感想 「プロレス興行大成功!!でも最後にオチがついた?」
てっきりMAOが乱入してきて源蔵とプロレスすると思ったら、MAOの出番ほとんどなし。
源蔵は普通に獣人たちとプロレス興行するだけで終わりました。
そして最後の最後オチがついて。
この辺は流石このすばと同じ作者さんだと思います。
カズマさんがベルディア倒した後の壮大な借金オチを彷彿とさせられましたわ。
プロレス興行に参加させる獣人たちを集める
プロレスするには相手が必要。
という訳で源蔵とシグレはプロレスができそうな奴らをどんどんスカウト(一部物理的に)していきます。
これまで源蔵やシグレと親交があったキャラだけでなく、初対面の相手をスカウトすることに。
その1人がコボルト奥さんの旦那さん。
正直2話か3話ぐらいから毎回のように登場していたコボルト奥さんって何のために登場していたのかイマイチわからなかったのですが、その旦那さんがプロレスに参戦するようことになるようにするための伏線だったのですね。
ガタイが良く、性格も荒い。
これはプロレスに向いてます。
旗揚!けものみち 8話より引用
源蔵はコボルト旦那をプロレスにスカウトするために肉体をぶつけ合うことに。
まさに昔のアニメでよくあった、殴り合ってあとに仲良くなるというパターンです。
令和の時代にこの手のシーンを見ることになるとは。
そして源蔵の魔の手はヴォルフガングにも。
獣人で結構良い体しているので、源蔵がスカウトするのはおかしくありません。
ただこいつは源蔵一派にトラウマがあり、ちょっと無理そう。
まあ、ヴォルフガングは無理でしたがミーシャをスカウトできたので今回は満足できる結果と言えるでしょう。
プロレスに大事なのは因縁!!そして最後にオチが
プロレス興行本番。
最初は武器を使ったり、ボクシングみたいなことしたり、全くプロレスを理解してなかった源蔵がスカウトしたメンバーたち。
しかし源蔵の熱血指導のおかげで本番ではちゃんとしたプロレスを観衆に披露することができました。
会場の盛り上がりに当然興行を企画したクラウスはウハウハ。
というかクラウス自体がプロレスに魅了されてきたような気がします。
まあ、魅了されてないとプロレス興行なんて思いつかないでしょうけど。
そして最後の試合、源蔵・カーミラのコンビVS陽炎・ミーシャコンビの戦いが始まりますが、戦力差は歴然。
源蔵とカーミラは仲間割れしながらも陽炎とミーシャが攻撃してくれば応戦し、簡単に撃破してしまいます。
案外源蔵とカーミラって相性いいんじゃね?
陽炎・ミーシャペアの敗北間近。
ここはもう一展開が欲しいところ。
そんな時に現れた(ミーシャにセコンドに付いてたエドガーに見つかった)のは…。
旗揚!けものみち 8話より引用
ヴォルフガングの兄貴がキタ――(゚∀゚)――!!
でもこれ完全にヴォルフガングはとばっちりでしょ。
ただ見てただけなのにリングに引っ張り上げられて。
でも源蔵とヴォルフガングの因縁は街の人達も知るところ。
因縁はプロレスをさらに熱狂させるスパイスですからね。
勝負は呆気なく終了。
ヴォルフガングはさらにトラウマが強くなったと思います。
試合中ずっと源蔵にモフモフされてましたから。
シグレに指摘されたように最後の試合は問題アリアリでしたが、プロレス興行自体は大成功。
ファイトマネーと露店の売り上げで源蔵たちは大金ゲットのはずだったのですが。
旗揚!けものみち 8話より引用
はい、壮大なオチがつきました。
まあ、途中でそうなるんじゃないかと思わせるシーンあったから、意外ではなかったのですけどね。
パン屋がパン持ってきて追加は料金頂くよと言ってたの覚えてましたし。
結局お金はスッカラカン。
ペットショップ開業までに道のりはまだまだ長いようです。
つ~か、ペットショップ作るつもりだったら、花子とカーミラの生活費を自分達で稼がせるようにしないと無理なような気がしますわ。
終わりに
今回はここで終了。
オチを付いて今回は上手く終わることができましたね。
ただ早く本当の因縁の対決である源蔵VSMAOの戦いをみたいですわ。
でもMAOってケモナーマスクの源蔵しか知らなそうですし、まだまだ紆余曲折あるでしょうね。
旗揚!けものみち 9話の感想 「尻姫の源蔵詣は続く」
守りたいこの笑顔。
旗揚!けものみち 9話より引用
そう言いたくなるような笑顔です。
でもこんなに綺麗な人でも源蔵のせいであだ名は「尻姫」。
今までは城の中だけの知る人ぞ知るあだ名でしたが、今回公衆の面前で尻を晒したために、今や誰でも知っているあだ名に。
それで吹っ切れたのでしょうか、ほぼ源蔵の元へ日参することに。
ここまでやっても姫になびかない源蔵はある意味凄いです。
尻姫が源蔵の元へ日参!!でも源蔵は今日も尻姫にお仕置きを
唐突に源蔵の元を訪問した尻姫。
やって来た目的は源蔵に魔王討伐をしてもらうこと。
まあそのために姫は源蔵を召喚したのですからね。
現在のところ、源蔵に逃げられ、魔王討伐は達成できず、そして自分は源蔵のせいで尻姫という屈辱的なあだ名を付けれる始末。
姫としては何としても源蔵に魔王討伐してもらわなければ立つ瀬がありません。
しかし源蔵は魔王を討伐する気持ちはナッシング!!
それどころかやってきた尻姫に再び尻丸出しの屈辱を味あわせることに。
さすがに尻姫の尻丸出しのシーンの画像を貼る訳にはいきませんので、興味がある方はAbemaビデオなどで視聴しましょう。
しかし源蔵に尻丸出しの屈辱を再び味あわされたことで吹っ切れたのでしょうか?
源蔵の元へ日参するようになった尻姫。
旗揚!けものみち 9話より引用
源蔵に惚れた?
というか、源蔵から尻丸出しの屈辱を受けることが快感になったのような感じに見えますね。
たぶんこれまで王族として甘やかされて生きてきて、源蔵から始めて屈辱を受けた。
そしてそれに体が反応して、何度も屈辱を求めるようになった。
案外尻姫ってこのすばのダグネスポジションなのかもしれませんね。
作者さん同じですし。
今後尻姫にMっ気が目覚めるか注目しなければいけませんわ。
そういえば尻姫さん、シグレとは融和的な関係を築きますが、源蔵のところの厄介者カーミラとは完全に敵対関係となります。
旗揚!けものみち 9話より引用
まあ、花子が魔王軍の幹部で、カーミラはそのお付の者なので、魔王討伐を目指す尻姫と仲良くなれる訳ありませんけどね。
一方カーミラの主人である花子はカーミラにも尻姫にも組せず、自分には関係ないという立場を維持するようです。
下手にどちらかの肩を持つと面倒なだけですからね。
ただ尻姫が食べ物とかで釣ったら、すぐに尻姫側に立ちそうな気もしますが。
MAOの蠢動が始まり、源蔵との決戦が迫る?
旗揚!けものみち 9話より引用
イオアナに召喚されたMAO。
源蔵との決着を付けるため、源蔵の居場所を探します。
その過程で源蔵の友であるオークキングと戦ったりしますが、未だ源蔵の居場所を特定できず。
ただその過程でMAOの元に集まった魔物は結構な数に。
どいつもこいつもMAO=魔王と勘違いしているのでしょうね。
MAOにとって大事なのは源蔵と決着を付けること。
それ以外はどうでもいいのですから。
圧倒的な強さを見せるMAOですが、今回苦手なものが明らかになります。
それは子犬。
ひろゆきそっくりの子犬のような魔物に懐かれて、顔色が変わるMAO。
これ、源蔵に勝ってもひろゆきが出てきたらMAOがひろゆきに負けるというフラグでしょうか?
本作はひろゆき推しで制作されていますからね。
案外最後にひろゆきがMAOを倒すような展開になっても不思議ではないと思いますわ。
終わりに
今回はここ終了。
オークの似顔絵でMAOがこの異世界に召喚されたことを知った源蔵。
自分から行動するようなことないかもしれませんね。
だってMAOはケモノではないので。
魔王が獣ということで興味を少しもった源蔵ですけど、魔王=MAOだと思ったら絶対興味無くすと思いますわ。
所詮獣以外はそういう感じなので。
今回は尻姫メインだったと思いますが、ストーリー的にはMAOの話の方が重要だったような気がします。
次回は源蔵とMAOが再会するのでしょうか?
次回も楽しみです。
旗揚!けものみち 10話の感想 「相棒行方不明で源蔵大パニック」
今回はひろゆきが行方不明になり源蔵が大パニックになった話とMAOとの再戦が決まりその過程でカーミラが頑張ろうとるお話の2本立て。
最近イメージ悪化に歯止めが掛からなかったカーミラですが、今回の話で少しは挽回できたかも。
その一方尻姫はギャグ要員となってしまった感じがしますけどね。
ひろゆきが行方不明で源蔵大パニック!!仲間たちと一緒にヒロユキ捜索へ
いつもの3人組がひろゆきを誘拐。
ひろゆきがいなくなったを知って源蔵が大パニックになったお話です。
こんな時に頼りになるのは仲間たち。
カーミラはともかく、他のメンバーたちはいろいろな方法でひろゆきの行方を探します。
旗揚!けものみち 10話より引用
一番効率が良さそうなのはこのアリさんの方法。
チラシを作るってその発想が斬新ですわ。
この異世界だとコストも馬鹿にならないと思いますが。
結局タレコミでひろゆきの居場所がわかり、無駄になったようですが。
旗揚!けものみち 10話より引用
ひろゆきは3人組によって貴族の家に売られてました。
そして何不自由なく暮らすひろゆき。
この様子だとひろゆきはこのままの状態が一番良かったと思います。
ひろゆきも源蔵より貴族の家で出されるエサの方を選びましたし。
ただ源蔵のヒロユキを思う心に打たれたのか、貴族の娘さんはひろゆきの返還を申し出ます。
まあ、娘さんの父親である貴族がごねて最終的にはひろゆきを買い戻すことになりますが、それでも大金。
しかしシグレのヘソクリのおかげで買い戻しに成功。
こういうのが内助の功っていうのですよね。
やっぱり正ヒロインはしっかりしてます。
この点は同じ作者さんの「このすば」との大きな違いだと思います。
まあ、このシグレのへそくりの原資はたぶん陽炎が落とした剣を拾って換金したものでしょうから、その点を重視するとあんまり褒められるお金じゃないのですけどね。
そういえば尻姫さん。
ひろゆき買戻しの資金を出して源蔵に恩を売ろうとしますが、時すでに遅し。
良いアイデアでしたがあと一歩遅かったです。
旗揚!けものみち 10話より引用
つ~か、この異世界には紙幣ないのかよ。
花子のためならカーミラも本気になる
とうとう再会を果たした源蔵とMAO。
丁度クラウスも2回目の闘技大会(プロレス興行)をやろうと考えており、またシグレも大儲けするために闘技大会の開催を熱望します。
シグレのへそくりでひろゆきを買い戻せたこともあり、源蔵も承諾。
これで2回目の闘技大会の開催が決定しました。
メインは当然源蔵とMAOの試合ですが、さらにもう一つ、カーミラもイオアナやローゼと戦うことになりそうです。
闘技大会の開催が決まった夜、源蔵にカーミラがプロレスを教えてくれと頭を下げてきます。
旗揚!けものみち 10話より引用
源蔵を嫌っているカーミラ。
普通なら源蔵に頭を下げるようなことは絶対にしないでしょう。
しかしイオアナたちとの再戦は花子の名誉も掛かっているのです。
以前1度敗北したカーミラ。
その際花子はイオアナたちに頭を下げました。
大事な主人のために二度と同じようなことをさせる訳にはいかない。
その気持ちが恥も外聞も捨てて源蔵にカーミラが頭を下げてプロレスを教えてくれと頼んだ心意でしょう。
そしてそれを理解した源蔵。
源蔵はカーミラにプロレスを教えることに。
こういう展開いいですねえ。
普通のスポ根アニメだったら、カーミラが努力の末勝利するというストーリーになるでしょうけど、このアニメ、ギャグ作品ですからねえ。
すんなりと良い話にはならないような気がします。
終わりに
今回はここで終了。
次回は源蔵とMAOの対決が今度こそ見れそうです。
まあその前にカーミラの特訓回が1回入るかもしれませんが。
次回も楽しみです。
旗揚!けものみち 11話の感想 「源蔵に特訓してもらったカーミラの試合結果は?」
今回2回目の闘技大会が始まります。
花子の名誉のため、二度と負けられないカーミラは源蔵の特訓を受けますが結果は敗北。
ただ途中までは完全に勝利ペースでした。
爪が甘いのはカーミラらしいですけど。
カーミラの特訓!!そして出場者集め
前回源蔵に頭を下げて特訓してもらうことになったカーミラ。
一度ローゼに完敗し、花子に恥をかかせてしまったと思っているカーミラは二度と負ける訳にはいきません。
だから天敵ともいうべき源蔵に頭を下げたのだと思います。
今度こそはカーミラも一生懸命頑張るはず。
多くの視聴者はそう思ったことでしょう。
でもね、人間も魔物も簡単にはその性根は変わらないようです。
それでも源蔵に技を掛けれて嫌々特訓することにはなったんですけどね。
その一方シグレやクラウスたちは闘技大会を行うためのスタジアム建設について話し合ってます。
そしてクラウスからスタジアムの概要を聞いた後のシグレのこの顔。
旗揚!けものみち 11話より引用
清々しいまでのゲスい顔w
お金の魔力に魅入られた顔しとります。
まあね、前回より収容人数増やしたり、特別シート作ったり、金儲けの施策の数々を聞けば、金に目がないシグレがこんな顔になっても仕方ありませんわ。
またカーミラが源蔵に技を掛けられて悲鳴を上げているのにそれを無視してこの顔になっているは、さすがシグレとしか言えません。
もう慣れているのでしょうねぇ。
さて試合を行うためにはまだまだ数が足りないと考える源蔵。
そこで源蔵は知り合いを試合に引っ張り出すことを考え、こいつらに白羽の矢を立てます。
旗揚!けものみち 11話より引用
いつもの3人組はまだわかりますが、まさか尻姫にまで声を掛けるなんて。
まあチョロそうなので、言いくるめるのが楽だったんでしょうね。
でも尻姫をプロレスに引き入れてしまったことで、尻姫の性癖を開花させることになるとは流石の源蔵も予想だにしなかったことでしょう。
尻姫がドMに目覚めてしまった
そして第2回闘技大会当日。
この日のために建設されたスタジアムは人間と魔物で超満員。
そして特別シートもしっかり埋まっています。
これにはシグレもウハウハ。
すでに試合後に貰う分配金のことでウハウハ状態なんでしょう。
一方尻姫。
旗揚!けものみち 11話より引用
試合前はちょっと不安そうな雰囲気だったのですが、観客の視線と歓声を受けてハイテンションへ。
そしてドMに目覚めてしまいます。
うん、全部源蔵が悪いんだよ。
事ある毎に尻丸出しにさせて尻姫に快感を覚えさせた上にプロレスの試合に引っ張り出したから。
でもこれで尻姫はこのすばのダグネスと被ってしまいましたね。
まあ、同じ原作者なので最初からこうなる運命だったのかもしれませんが。
カーミラ敗北!!ホント惜しかった
試合が進み第4試合。
とうとうカーミラVSローゼの因縁の対決が始まります。
この日のために特訓してきたカーミラはやはり強かった。
前回はローゼに手も足も出なかったのに、筋力がついたおかげかほとんどダメージを食らっていません。
それどころかローゼの動きを観察する余裕さえあります。
そして…。
見事ローゼをマットに沈めたカーミラ。
やったぜ!!
多くの視聴者もそう思ったはず。
でも忘れていけません、これはプロレスの試合。
フォールしないと勝ったことにはならないのです。
結局復活したローゼに技を掛けられフォールされてしまったカーミラ。
爪が甘いのはカーミラらしいですね。
でもローゼを苦しめたのは確か。
これには花子も関心したようで、何と自分の食べ物をカーミラにあげちゃいます。
旗揚!けものみち 11話より引用
喰い物に汚い花子が食べ物をあげるなんて…。
それだけカーミラのファイトに満足したのでしょうねえ。
終わりに
今回はここで終了。
残りは源蔵対MAOの最終試合のみ。
旗揚!けものみち 11話より引用
次回は最終回であり、盛り上がるのは確実。
源蔵はMAOに勝利してペットショップの開店にこぎつけることができるのでしょうか?
次回も楽しみです。
旗揚!けものみち 12話(最終話)の感想 「予定調和というか無難に終わった」
本作も今回で最終回。
正直無難な「俺たたエンド」で終わりました。
もうちょっとどんでん返し的なことがあればもっと盛り上がったのですが、上手くまとめ過ぎて逆に心に何にも残らなかった感じですわ。
ケモナーマスクとMAOの戦いの勝者は?
今回のメインはやはり源蔵とMAOの戦いの行方。
マスクをつけケモナーマスクとしてMAOと戦った源蔵ですが、結構苦戦してましたね。
一瞬で源蔵が勝つと思っていたのに。
まあ、途中でいろいろ邪魔が入ったり、観客巻き込んでの大乱戦になったりしましたからね。
ただイオアナたちがひろゆきを誘拐しようとするシーンはいらなかったかも。
あれは既に三人組が別の回でやってますからね。
もう一度三人組がやるのなら、三人組が際立って良かったのですが。
個人的には三人組にもっと活躍の機会を与えてほしかったですねえ。
ヤッターマンとかのドロンジョ一味みたいに毎回源蔵たちにチョッカイ出して痛い目に合うキャラだと期待していたのに、あんまり出番がなかったので。
さて試合自体は源蔵ことケモナーマスクが勝利。
旗揚!けものみち 12話より引用
二人が戦うシーンは良かったです。
止め絵も多かったですが、見せ場では絵がだいぶん動いてたので。
プロレスで人間と魔物は融和できる
戦い終わったらノーサイド。
源蔵とMAOだけでなく、人間と魔物も仲良く打ち上げです。
もう勇者なんていらないかもしれませんね。
プロレスを通して人間と魔物は融和できるのですから。
案外この作品のテーマってその辺だったのかもしれませんね。
さてその一方、今回の闘技大会で大儲けすることを企んでいたシグレさん。
クラウスの手元に集まったお金を見てこんな顔に。
旗揚!けものみち 12話より引用
お金の前では本当に素直な顔になりますね。
ただ源蔵たちの大乱闘で発生した修理費、花子の食った飯代、そしてカーミラの酒代でシグレの取り分はマイナスへ。
うん、知ってた。
大乱闘になった時点でこの結末は。
旗揚!けものみち 12話より引用
源蔵たちを〆るために源蔵たちの元へやってくるシグレ。
たぶんここの飲食費もシグレが負担することになるんでしょうねえ。
でもシグレも本望でしょう。
人間と魔物の合同打ち上げをしている姿を見れたのですから。
何やかんや言ってシグレは源蔵の理想に損得抜きで共鳴するところがありましたからねえ。
ペットショップは実現しませんでしたが、人間と魔物の融和に関しては達成できたので。
終わりに
今回はここで終了です。
もっと弾けた内容を期待してましたが、最後まで無難で終わってしまったのが残念ですね。
同じ作者さんということでこのすば的な笑いの箇所が設けれられたいたのが良い点であり悪い点であったのかも。
このすばを見ていたので、本作を見てもインパクトに欠けたという感じですね。
ただ最後まで落とさず12話を最後まで放送できた点。
そしてヒロインたちに若手声優さんをたくさん起用したところは十分評価できると思います。
最近は同じ女性声優ばかり起用する作品が多いですからね。
脇を売れっ子声優さんで固めるのはいいですが、メインヒロインなどはどんどん新人さんを起用して育ててほしいですわ。
最後になりますが、12話興味深く視聴できました。
製作に携わったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。