感想(ネタバレあり)
今回もバトルなしの日常回。
炭治郎たち3人のリハビリがメインだと思ってましたが、後半で結構重い話題が来ました。
蟲柱の胡蝶しのぶさん。
彼女は鬼と人間は仲良くするべきという考え方なのですが、その考え方のせいでかなり苦悩しているようです。
まあ、元々この考え方はしのぶさんのお姉さんの考え方だったもの。
その考え方をお姉さんを鬼に殺されたしのぶさんが継承しているのですから、そりゃあ苦悩しますし、いつも怒っているような匂いを出しますよ。
第23話の感想記事はこちらのリンクからどうぞ。
鬼滅の刃 23話「柱合会議」の感想 「炭治郎も禰豆子もこれまで通り」
第23話は禰豆子が風柱の血の誘惑に勝ち、炭治郎と禰豆子はお咎めなしに。そして善逸と伊之助との再会もありましたね。
伊之助は自信喪失して性格が180度変わってましたけど。
村田さんがやってきた理由は愚痴りたかったから?
炭治郎の元を那田蜘蛛山で一緒に戦った村田さんが訪れます。
一応お見舞いの体ですが、実際は愚痴りたいだけだったみたいですねえ。
那田蜘蛛山の説明で柱合会議に出席させられた村田さんは柱達からいろいろ言われたようです。
まあ、村田さん自身に対することというよりは今の若い隊士に対するお話を。
よく老人が「今の若者は」という愚痴と同じ感じなんでしょうね。
それを聞かされた村田さんも大変だったと思いますし、愚痴りたい気持ちもわかります。
ただ後ろに柱(しのぶさん)がいるのに気付かず愚痴を言い続けるのはどうかと。
やっぱり若い隊士の質劣化してるんじゃね~の?
善逸でさえ心が折れた
今回のメインである機能回復訓練。
いわゆる病人のリハビリのようなものです。
入院生活で衰えた筋力や感を取り戻すための訓練(ゲーム形式)で、サポートをしのぶさん配下の女性隊士たちが務めてくれる模様。
それを聞き一人やる気を出す善逸。
先に機能回復訓練を始めた炭治郎と伊之助が摩耗した姿で戻ってくるのを見てかなり怖がってましたが、内容を知って逆に伊之助たちにブチギレます。
機能回復訓練中は女の子に触っても合法、いわば触り放題(いやそうじゃないけど)。
女の子大好きな善逸にとってそれはパラダイス。
そして機能回復訓練を利用して女の子に触りまくる善逸。
完全にセクハラです。
でもそんな善逸の悪行三昧も長続きしません。
女の子相手に連戦連勝である善逸をしても、カナヲだけには勝てないのです。
さすがしのぶさんの継子。
他の女性隊士とは違うようですね。
さすがに負けが続いて善逸も意気消沈。
先にプライドがズタズタになっていた伊之助同様、機能回復訓練をすることを拒否することに。
訓練続けないと困るの自分なのに。
しのぶさんの過去を炭治郎が聞くことに
他の二人が脱落する中、一つ訓練を続ける炭治郎。
全く勝てないカナヲを意識してか、他の女性隊士から聞いた全集中の呼吸を常に行い続けるように意識します。
そして屋敷の屋根でそれを行っている時、気付けば横にしのぶさんが。
そこから一気に重い話モードへ。
しのぶさんのお姉さんの話を聞く炭治郎。
途中でしのぶさんがいつも怒っているような匂いを出していると話してしまいます。
ある意味失礼なセリフですが、しのぶさん、それについては怒りません。
自分でもそんな風に感じていたのでしょうね。
しのぶさんのお姉さんは鬼と人との共存を考えてた人。
でもそんなお姉さんは鬼に殺された。
姉の考え方を継いで鬼と人との共存を模索するしのぶさんですが、お姉さんを殺された恨みは簡単に消えない。
そして鬼は身勝手すぎる。
だからしのぶさんは人知れず苦悩する。
そんな感じでしょうか。
今回はただの日常回と思って気楽に視聴してましたが後半重い過ぎ。
でもこれも後々意味あるシーンとなってくるのでしょうねえ。
それとしのぶさんのセリフ、結構フラグになってそうで怖いです。
終わりに
今回はここで終了。
今回のしのぶさんのお話がストーリーにどのような影響を与えるのでしょうか?
ただ残りの話数でそれが描かれるのはちょっときついかもしれませんね。
やっぱり2期作ってもらわなきゃいけませんわ。
第25話の感想記事はこちらからどうぞ。