感想(ネタバレあり)
今期一番期待していた作品が始まりました。どうしてもキャラや声優さんばかりに注目がいきがちですが、本作はストーリーも秀逸。
ラブコメの大事なところを押さえており、その点からも期待できます。
第1話は主人公とヒロインたちの出会い、そして簡単なキャラ紹介がメイン。この1話を見ればどんな性格かはある程度わかったことでしょう。
あと最後どうなるかもしっかりと描かれていました。
最終的にフータローは5つ子の中の誰かと結婚することに(ハーレムエンドの可能性もあるけど)。
ただ相手は誰だかわからない。この辺はまだ原作が続いているので相手についてアニメでも明らかにされないでしょうね。
声がつけばわかったかもしれませんが、そこは字幕で誤魔化されましたし。
なお原作コミックスの感想を別サイトで書いているので、興味がある方はどうぞ。
一か所を除き、ほとんど原作通りだったと思います。30分という尺でここまで入れ込めたのは意外でした。
五つ子との最悪の出会い
成績優秀な貧乏高校生上杉風太郎。学食で知らない学校の制服を着た少女と出会う。そして新たに家庭教師のバイトをすることになるが。
五等分の花嫁第1話より引用
ラブコメの王道。ヒロインとの出会いが最悪。本作もその王道パターンを踏襲しております。
まあ、普通ああなったらどちらかが引くのが普通ですけど、そこで引かないのがフータローと五月。
で、結局相席で食べることに。
この時点で相手への印象最悪。ただまだこの時点では和解できる可能性がありました。しかしこの後のフータローが言った言葉、あれで最悪の印象が定着することになりましたね。
フータローとしては五月のことを、「自分の縄張りを犯してきた余所者」という風に認識し、ちょっとムカついていたのでしょう。
だからあのセリフを吐いたのだと思います。でもあれはダメですよ。
「太るぞ」
ってセリフ、女性に一番言ってはいけない台詞ですから。
フータローとしては今後五月と関わることはないだろうと思ってたのでしょう。しかし残念なことにフータローの新しいバイトはこの五月の家庭教師。
まあこうなったらフータローでなくても頭抱えますよね。そして謝るのも当然です。でもいざ謝ろうとしたら邪魔が入るし、肝心の言葉が言えない。これもラブコメの王道パターンですね。
そしてやっとこさ、五月とサシで話せたところでさらに厄介な話に。
フータローは家庭教師として勉強を教えるのは五月だけという認識でしたが、実際は五月とその姉妹全員、つまり5人に勉強を教えなければいけなかったのです。
フータローが絶句するのも当然ですわ。
一方五月としてもこの事態は予想できなかったでしょう。まさか家庭教師が自分の同級生で、それも自分に失礼なことを言った相手だったとは。
そりゃあショック顔になりますよ。
また五月が拒絶しようとするのもよくわかりますわ。
5つ子に勉強を教えようとするけど
5つ子の勉強を教えようとするが友好的なのは4女の四葉だけ。風太郎は四葉と一緒に一人ずつ説得しようとするが。
五等分の花嫁第1話より引用
バイトとして家庭教師をする以上、しっかり教えなければいけません。
でも教える相手は同級生です。普通は躊躇するものですが、勉強ができるフータローはある程度自信があったのかもしれません。
でもフータローがやる気満々でも生徒たちがフータローの指導を受けてくれなければどうにもならないのです。
しかし現状、指導を受けれくれそうなのは4女の四葉だけ。仕方がないので他の4人の説得に赴きますが完全に失敗。
まあ一花はフータローに興味がありそうなので指導を受けてくれそうな気配がありますが、他の3人は…。
特の二乃と五月。
五月は初対面の時のことが尾を引き、説得は容易ではありません。そして二乃。暴力的な言動や声を聞くと某作品の桐乃を思い出しますわ。
それはともかく、水に睡眠薬を盛って強制的にフータローを追い出すなんて。五月以上にフータローを嫌っていそうですね。
まあ原作通りだと、今後二乃はどんどんデレていくのでそれはそれで期待ですけど。
発想の転換!!でも…
風太郎の妹らいはの勧めでご飯をごちそうになる五月。そこで五月は上杉家の内情を知ることに。
五等分の花嫁第1話より引用
目覚めたフータローはタクシーの中。料金4800円は痛い。と思ったら、まさか五月も一緒に乗っているとは。
初対面が最悪でも放っておくことができなかったのでしょうね。本当は優しい五月の性格が分かるシーンだと思います。
ホント初対面のことがなければ、たぶん四葉と並んでフータローの強い味方になってくれたはずなのに。まあフータローの自業自得ですけどね。
さて五月はフータローの妹らいはの勧めでご飯をごちそうになることに。まあ、あのらいはにお願いされたら誰だって従いますよ。
そしてそのおかげでフータローの置かれた現状を五月はちょっとだけ理解することに。五月のフータローへ対する嫌悪感は簡単に消えないでしょうけど、同情する余地が生まれたことは良かったと思います。
あとこのシーンでの五月が可愛い。
このシーンを見ればメインヒロイン=五月と思うはず。私も原作を読んでいる時はそうでした。しかし次回、以外な人物が五月の地位を脅かす…というか、メインヒロインの地位を掻っ攫っていくことになります。
さて五月の言葉であることに気付くフータロー。フータローが家庭教師としてやるべきことは5人を卒業させること。
もちろん5つ子と言えども頭の良さは違うはず。できる子は無視してできない子をだけに勉強を教えて卒業させればいいのです。
現在のところ頭が悪いのがわかっているのは、0点の答案を持ってた四葉のみ。そして幸いなことに四葉はフータローに友好的。
フータロー、この時光明が見えたのことでしょうね。でも現実は残酷です。だって頭が残念なのは全員なのですから。
フータローの苦難の始まりですわ。
終わりに
今回はここで終了です。概ね原作第2話までの話でしたね。原作のストーリーと違うところは、5つ子のパパとの電話がなくなったくらい。たぶん5つ子パパは効果的に登場させるつもりなんでしょう。
まあここで声を明らかにしたら林間学校後の病院のシーンでわかっちゃいますからね。
さて、1人だけでも大変なのに5人に教えなければならず、全員赤点取るぐらいの子たちだからこの先フータローが苦労するの確定です。
でもこの中の誰かと(1人とは限らずハーレムエンドの可能性もありますが)結婚できるなら苦労してもいいと思う人多そうですが。
原作通りだと次回は三女の三玖のメイン回。たぶん1話時点で五月派が多いと思いますけど、三玖派に寝返る人が続出すると思いますよ。
次回も楽しみです。
第2話の感想を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。
2話は三女の三玖のメイン回。放課後の屋上に呼び出されたフータローに三玖が告げたのは?