2018年4月からテレビ放送が開始される「銀河英雄伝説」。
この記事は帝国側のキャラクター紹介集です。
内容はアニメ2期23話までのものとなります。
またフェザーンも一応形式的には帝国の自治領なのでこの記事内に含めております。
同盟側キャラクターについては別に記事を作っているので、そちらをご参照ください。
キャラの階級表(第23話終了時点)
元帥 |
ラインハルト(帝国軍最高司令官)
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上級大将 |
メルカッツ(リップシュタット貴族連合軍総司令官 同盟へ亡命)
|
大将 |
ロイエンタール
ミッターマイヤー シュターデン(アスターテ会戦の功績で昇進)
|
中将 |
オーベルシュタイン(宇宙艦隊参謀長 ローエングラム元帥府事務総長)
ビッテンフェルト ケンプ ルッツ ワーレン メックリンガー ファーレンハイト(アスターテ会戦の功績で昇進) フォーゲル |
少将 |
エルラッハ |
准将 |
大佐 |
ベルゲングリューン(キルヒアイス艦隊幕僚)
ビューロー(キルヒアイス艦隊幕僚) オイゲン(ビッテンフェルト艦隊首席副官) |
中佐 |
少佐 |
シュナイダー(メルカッツの副官) |
大尉 |
ルビッチ(ケンプの首席副官) |
中尉 |
リュッケ |
少尉 |
名前に横線が引いてあるキャラは既に死亡また退役している。
銀河帝国
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムを開祖とするゴールデンバウム朝銀河帝国。
人類社会唯一の政体であることを主張し、自由惑星同盟を対等の相手だと認めていない。
そのため同盟を叛徒または叛乱軍と呼ぶ。
なおフェザーンは銀河帝国から自治権を認められた自治領という位置付けである。
銀河帝国軍は過去に何度も同盟に鉄槌を下すべく同盟領に出兵しているが、同盟に致命傷を与えるまでの成果を得ていない。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』PVより引用
逆にダゴン星域会戦のように同盟軍に大敗北を喫したこともある。
原作では同盟と異なり、艦隊にナンバーを振っている描写もなく、艦隊を呼ぶ場合は艦隊司令の名前で呼ぶことが多い。
ローエングラム陣営
ラインハルトが元帥府を開設するのと同時に所属することになった提督たち。
全員ラインハルトに忠誠を誓う。
下級貴族や平民出身者が多いのが特徴。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
銀河英雄伝説第3話より引用
本作の主人公。
元々貧乏貴族息子だったが、姉が皇帝フリードリヒ4世の寵愛を受けたため、とんとん拍子に出世した・・・と貴族たちは考えている。
しかし実際はシスコンだったため、皇帝に奪われた姉を奪還すべく、努力した結果、今の地位を得たと考えるのが妥当。
もちろん周りの人間が忖度したことも多少は出世に影響しているだろうが。
少なくとも姉であるアンネローゼが皇帝などにラインハルトの出世を働き掛けたような描写は原作にはない。
箔を付けるためにローエングラム伯爵家の門地を継ぐ。
そしてアスターテ会戦の勝利を経て元帥に昇進し、宇宙艦隊副司令長官に就任。
これにより宇宙艦隊の半分を手中に収める。
ジークフリード・キルヒアイス
銀河英雄伝説第8話より引用
ラインハルトの親友。
平民出身だったが、隣にラインハルト一家が越してきたことで運命が変わる。
ラインハルトの姉であるアンネローゼに恋し、そのアンネローゼが皇帝の後宮に入れられると、ラインハルトと共にアンネローゼを救うため軍人になることを決意。
その後ずっとラインハルト行動を共にし、平民出身でありながら、20代で大佐にまで昇進。
帝国軍の中でラインハルトが唯一心許せる人物となる。
第3話で2階級昇進を果たし少将になることが明らかになる。
第8話でカストロプの動乱鎮圧の功績で中将に昇進し、ローエングラム陣営ナンバー2へ。
オーベルシュタインの登用には否定的。
リップシュタット戦役では別動隊を率いて辺境地域を平定。
貴族連合の副盟主リッテンハイム侯をキフォイザー星域で撃破する。
ヴェスターラントの件でラインハルトとの間に亀裂が入るが、アンスバッハがラインハルトを暗殺しようとした際にそれを阻止。
アンスバッハの凶弾に倒れ、一生を終える。
死後、帝国元帥号を与えられる。
アクセル・フォン・ビューロー
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。キルヒアイス艦隊の幕僚。階級は大佐。
キルヒアイスの補佐役として指揮官初陣であるキルヒアイスを支える。
リップシュタット戦役でもキルヒアイス艦隊の幕僚として参戦。
ある事件の後、ミッターマイヤー艦隊へ配属替え。
若い軍人の多いミッターマイヤー艦隊では年長者として一目置かれる。
ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。キルヒアイス艦隊の幕僚。階級は大佐。
キルヒアイスの幕僚としてキルヒアイスを補佐する。
旧OVA版と違い、最初から従順な様子。
リップシュタット戦役後の事件の後、ロイエンタール艦隊に配属替えとなり、参謀長に就任する。
危ない言動が多いロイエンタールのために気苦労が多くなる。
ウォルフガング・ミッターマイヤー
銀河英雄伝説第8話より引用
第2話から登場。
ロイエンタールと共に帝国の双璧と呼ばれる軍人。階級は中将。
アスターテ会戦直前までラインハルトの旗下に配属されており、第4次ティヤマト会戦で武功をあげる。
詳しく知りたい方は原作の外伝1巻参照。
後にローエングラム元帥府に所属することになり、ラインハルトを支えることになる。
オスカー・フォン・ロイエンタール
銀河英雄伝説第2話より引用
第2話から登場。
ミッタマイヤーと共に帝国の双璧と呼ばれ称賛されている。階級は中将。
アスターテ会戦直前までラインハルトの旗下に配属されており、第4次ティヤマト会戦で戦果をあげて、中将に昇進。
詳しく知りたい方は原作の外伝1巻参照。
後にローエングラム元帥府に所属し、ミッターマイヤーやキルヒアイスと共のラインハルトを盛り立てる。
ただし野心が強く、その野心が後に仇となる(意味深)。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
銀河英雄伝説第3話より引用
第3話から登場。
元イゼルローン要塞駐留艦隊幕僚。ラインハルトの旗下に加わるとローエングラム元帥府の事務総長。さらに宇宙艦隊参謀長に就任。
階級は大佐だったが、アムリッツァ会戦の後に中将に昇進する。
ラインハルトの影の部分を担う人物。
ルドルフ大帝を憎んでいる節がある。
ゼークトに何度も進言するが認められず。
最終的にはゼークトを見放し、自分だけ逃亡する。
第8話でローエングラム元帥府への転属が決まり、ラインハルトの旗下となる。
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。ラインハルト旗下の提督。階級は中将。
戦艦の艦長時代にラインハルトの目にとまり、ラインハルトが元帥府を開いた時に招かれた。猛将としてその攻撃力は帝国軍でも屈指だが、猪突猛進する傾向にある。
アムリツァ会戦では功にはやり大失敗をしてしまう。
自分の艦隊を黒一色に塗装している。
オイゲン
銀河英雄伝説第12話より引用
第12話から登場。ビッテンフェルトの首席副官?階級は大佐。
中将であるビッテンフェルトの副官が大佐というのはおかしくない?
旧OVA版あとビッテンフェルト艦隊の幕僚だったはずだが?
ビッテンフェルト艦隊唯一の冷静な軍人。
ビッテンフェルトを事あるごとに諫めている。
カール・グスタフ・ケンプ
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。ラインハルト旗下の提督。階級は中将。
元々は戦闘艇であるワルキューレのパイロット。
ロイエンタールやミッターマイヤーと同い年だが、彼らより出世が遅れていることに焦りを感じている。
後にガイエスブルク移動要塞をもって、イゼルローン回廊で要塞戦を仕掛ける。
ルビッチ
銀河英雄伝説第12話より引用
第12話に登場。ケンプの首席副官。階級は大尉。
こんな人いたっけ?
たぶん旧OVA版には登場せず。
コルネリアス・ルッツ
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。ラインハルト旗下の提督。階級は中将。
リップシュタット戦役ではワーレンと共にキルヒアイスの副将となり、キフォイザー星域でリッテンハイム侯の艦隊と戦う。
アウグスト・ザムエル・ワーレン
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。ラインハルト旗下の提督。階級は中将。
リップシュタット戦役ではルッツと共にキルヒアイスの副将となり、キフォイザー星域でリッテンハイム侯の艦隊と戦う。
妻と死別しており、息子が1人いる。
エルネスト・メックリンガー
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。ラインハルト旗下の提督。階級は中将。
芸術に対する造詣が深く、芸術家提督の2つ名を持つ。
温和な性格だが、怒らせると粗暴な口癖になることも(原作10巻参照)。
リップシュタット貴族連合
ラインハルトを金髪の孺子(こぞう)と侮り、その出世と権力の増大を快く思っていない軍人や貴族たち。
ラインハルトとリヒテンラーデ公を排除するためリップシュタット盟約を結び、帝国を二分する内乱を起こす。
参加した貴族は3740名に及ぶ。
盟主はブラウンシュバイク公オットー、副盟主はリッテンハイム侯ウィルヘルム。
戦力ではローエングラム=リヒテンラーデ枢軸を凌駕していたが、敗北。
盟主も副盟主も死亡し連合は消滅した。
ブラウンシュバイク公オットー
銀河英雄伝説第14話より引用
第2話から登場。フリードリヒ4世の娘婿。爵位は公爵。帝国元帥の称号も持つ。
典型的な門閥貴族。
娘のエリザベートを女帝にすべく宮廷工作を行うが失敗。
リヒテンラーデ公とラインハルトを憎悪するようになり、内戦を起こす。
しかしラインハルトの前に敗北し、腹心であるアンスバッハの手を借りて自裁した(意味深)。
エリザベート
銀河英雄伝説第14話より引用
第14話から登場。ブラウンシュバイク公の娘。
フリードリヒ4世の孫にあたる。
父ブラウンシュバイク公が女帝にしようと画策するが失敗。
内戦後の消息は不明。
フレ―ゲル男爵
銀河英雄伝説第14話より引用
第2話から登場。ブラウンシュバイク公の甥っ子。爵位は男爵。
下級貴族出身のラインハルトを目の仇にしている。
旧OVA版では謀略を用いてラインハルトを失脚させようとしたが失敗している。
リップシュタット連合に参加しラインハルト陣営と戦うが敗北。
最後は部下に殺害された。
アンスバッハ
銀河英雄伝説第3話より引用
第3話から登場。
銀河帝国最大の門閥貴族ブラウンシュバイク公の私臣。
階級は准将。
自分自身はラインハルトやキルヒアイスに対して何とも思っていないようだが、ブラウンシュバイク公の敵となるため、敵対することになる。
キルヒアイスの運命に大きな影響を与えるキーパーソン。
リッテンハイム侯ウィルヘルム
銀河英雄伝説第14話より引用
第2話から登場。フリードリヒ4世の娘婿。爵位は侯爵。
娘のサビーネを帝位に就けようと画策するが失敗。
ラインハルトとリヒテンラーデ侯を倒すためにブラウンシュバイク公と手を結ぶ。
しかしブラウンシュバイク公との軋轢のためキフォイザー星域へ進軍。
そこでキルヒアイス率いるラインハルト陣営の別動隊に敗北しガルミッシュ要塞に逃げ込む。
そして見捨てた部下に自爆に巻き込まれて死亡。
サビーネ
第14話から登場。リッテンハイム侯の娘であり、フリードリヒ4世の孫のあたる。
父リッテンハイム侯はサビーネを女帝にすべく努力するが失敗。
内戦の後の消息はエリザベートと同じく不明。
ランズベルク伯アルフレット
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第18話より引用
18話から登場。リップシュタット貴族連合に参加した貴族。
趣味は詩を書くことであり、ヘボ詩人と呼ばれる。
後にシューマッハ大佐と共に大事件の実行犯となる。
ヒルデスハイム伯爵
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第18話より引用
第18話に登場。リップシュタット貴族連合に参加した貴族の一人。
シュターデンと組み出撃するがアルテナ星域でミッターマイヤーに撃破される。
戦死したものと思われる。
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第2弾PVより引用
帝国軍の宿将。
階級は上級大将。
軍歴と功績を考えればとっくに元帥になっていてもおかしくはないが、その性格が祟って未だに大将止まり。
それどころか厄介払い同然でラインハルト旗下に配属される。
アスターテ会戦の功績により上級大将に昇進。
リップシュタット戦役では半ば脅迫されて貴族連合軍の総司令官に就任するも、ブラウンシュバイク公との間に確執が起こる。
内戦終結後は同盟へ亡命。
イゼルローン駐留艦隊の客員提督となる。
ベルンハルト・フォン・シュナイダー
銀河英雄伝説第2話より引用(後ろの金髪の方)
第1話から登場。メルカッツの副官。階級は少佐。
メルカッツの副官としてメルカッツにずっと付いていく。
リップシュタット戦役後のメルカッツの行動はすべてこのシュナイダーの具申が大きい。
最後の最後まで生き残る数少ないキャラの1人。
ファーレンハイト
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第2弾PVより引用
階級は少将。
帝国艦隊の司令官の中で唯一、ラインハルトの作戦に好意的な顔をしたため、第4艦隊との戦闘では先鋒を命じられる。
オフレッサー
銀河英雄伝説第3話より引用
第3話から登場。
帝国の装甲擲弾兵総監。階級は大将。
陸戦専門の職業軍人。
ラインハルト嫌いの急先鋒で、どこでも憚らずラインハルトを罵る。
単純な馬鹿だが陸戦の指揮能力と攻撃力はずば抜けている。
レンテンブルク要塞で勇戦するがロイエンタールとミッターマイヤーの罠に掛かり捕らわれる。
そしてオーベルシュタインの策で解放され、最後は裏切り者としてアンスバッハに射殺された。
シュターデン
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第2弾PVより引用
階級は中将。
理論と実践が対立すると理論を優先させる学者肌の軍人。
士官学校で教鞭をとっていたこともあるが、学生からは「理屈倒れのシュターデン」と言われて馬鹿にされていた。
アスターテ会戦では味方の不利を悟り、ラインハルトに撤退を進言する。
帝国を二分した内戦では貴族連合軍に参加。
アルテナ星域でミッターマイヤーと対峙するが敗北。
レンテンブルク要塞へ逃げ込んだ。
反ラインハルト派だがリップシュタット貴族連合に不参加または参加したか不明の軍人
フォーゲル
階級は中将。
旧OVA版では完全に空気だった人物。
原作でもいつの間にか消えていた。
エルラッハ
階級は少将。
無能者。その言葉ですべてが事足りる。
原作ではアスターテ会戦でラインハルトの命令を無視し、戦死するが、なぜか新銀英伝ではそのシーンがカットされた。
そのため生死は不明。
中立派
ラインハルトに無関心、または無関心を装っている軍人たち。
エーレンベルク
銀河英雄伝説第8話より引用
第2話から登場。軍務尚書。階級は元帥。
帝国軍の軍政の最高責任者。
単眼の眼鏡がトレードマーク?
ラインハルトに関してはそれほど興味はない。
シュタインホフ
銀河英雄伝説第8話より引用
第2話から登場。統帥本部総長。階級は元帥。
帝国軍の軍令を掌る存在。
実際に軍を指揮する描写がないので有能なのか無能なのかわからない。
グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー(退役)
銀河英雄伝説第3話より引用
第2話Cパートから登場。
前帝国軍宇宙艦隊司令長官。階級は元帥。
宇宙艦隊を率いてきたが、ラインハルトに宇宙艦隊の半分を奪われる。
忸怩たる思いだと思うが、表面上はラインハルトの能力を称賛する。
第14話で宇宙艦隊司令長官の席をラインハルトに奪われるが後悔はない模様。
トーマ・フォン・シュトックハウゼン
銀河英雄伝説第6話より引用
第6話から登場。イゼルローン要塞司令官。階級は大将。
イゼルローン要塞の防御を指揮する要塞司令官。
駐留艦隊司令官のゼークトとは犬猿の仲。
しかし同盟軍の攻撃があると、ゼークトとの手柄争いがプラスに作用し、膨大な戦果をあげてきた。
第7話で同盟軍の捕虜になって以降、ストーリーに登場しなくなった。
レムラー
銀河英雄伝説第7話より引用
第7話に登場。イゼルローン要塞指令室警護主任。階級は少佐。
機密情報をゲットしたというフォン・ラーケンに疑いの目を向け、必要以上にボディチェックやIDチェックを行う。
フォン・ラーケン少佐の正体がシェーンコップであり、シェーンコップがシュトックハウゼン目がけて走り出すとそれを阻止しようとするが失敗し肩を万年筆で刺された。
なお旧OVA版ではシェーンコップたちの隙をついて、要塞をロックアウトし時間を稼ごうとしたが、あれは旧OVA版のオリジナルであり原作にはない。
マン
銀河英雄伝説第7話より引用
第7話に登場。イゼルローン守備隊の軍人。階級は大尉。
イゼルローンに来たフォン・ラーケン少佐一行を指令室まで案内する。
ハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト
銀河英雄伝説第6話より引用
第6話から登場(そして第7話で退場予定)。
イゼルローン要塞駐留艦隊司令官。階級は大将。
要塞司令官であるシュトックハウゼンとは確執があり、お互い毛嫌いしているが、同盟軍の攻撃があると功を競って譲らず膨大な戦果を挙げてきた。
しかしシュトックハウゼンとの確執が結果的に戦略的ミスを犯す原因となる。
ヤンからの降伏勧告と逃げていいよという提案を拒否し、玉砕する道を選ぶ。
宮廷
皇帝や貴族たち。
一部の者に政治権力が集中しており、権謀術数が乱れ飛んでいる。
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム
銀河英雄伝説第3話より引用
ゴールデンバウム朝の開祖。銀河帝国初代皇帝。
原作の記述を元にすると
元は銀河連邦の軍人だったが、政界に転じ着々と勢力を伸ばす。
そして首相と国家元首の兼任が明文で禁止されていないことに目をつけ、両者を兼任して権力を掌握。
神聖不可侵な銀河帝国皇帝を名乗り、銀河帝国の成立を宣言する。
権力の握り方が完全にヒトラーと重なる。
フリードリヒ4世
銀河英雄伝説第2話より引用
銀河帝国第36代皇帝。
原作によれば、皇位に就く前は放蕩の限りを尽くし、彼を嫌う貴族も多かったらしい。
兄2人が皇位を巡り共倒れしたあと、皇帝となる。
皇帝に就いた後は凡庸の一言。
政治は国務尚書のリヒテンラーデ侯に任せる。
ある意味ラインハルトに一番恨まれている人物。
本人もそれに気付いているような記述も。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
銀河英雄伝説第3話より引用
第3話から登場。
皇帝フリードリヒ4世の側室であり、グリューネワルト伯爵夫人の称号を得ている。
ラインハルトの姉であり、キルヒアイスの想い人。
現時点でキルヒアイスのことをどう思っているかは不明。
フリードリヒ4世に見初めれて後宮に入る。
門閥貴族・官僚など
銀河帝国を事実上動かしている者たち。
ルドルフ大帝の意向により、門閥貴族のほとんどはゲルマン風の家名を与えられ、人種は白人が多い。
クラウス・フォン・リヒテンラーデ
銀河英雄伝説第2話より引用
第2話から登場。銀河帝国の国務尚書及び帝国宰相代理。爵位は侯爵。
帝国宰相代理として皇帝フリードリヒ4世に代わり政治を掌る。
一応侯爵の爵位を持っているが、フリードリヒ4世の娘婿であるブランシュバイク公やリッテンハイム侯に比べると弱小。
自分が持っていない武力を補うため、ラインハルトに近づくことになる。
ワイツ
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話に登場。リヒテンラーデ侯の政務秘書官。
ラインハルトの腹心であるキルヒアイスに勅命が下ったことと、ラインハルトが自分の元帥府に下級貴族や平民出身者ばかり登用したことについて疑念を抱いていた。
原作ではラインハルトから賄賂を受け取り、ワイツ自身がキルヒアイスに勅命が下る様に工作していた。
ゲルラッハ
銀河英雄伝説第10より引用
第10話から登場。帝国の財務省書。爵位は子爵。
国務尚書リヒテンラーデ侯の側近として国政を担っている。
同盟軍の帝国領侵攻に際し、ラインハルトに迎撃を任せた際のメリットをリヒテンラーデに話す。
ヨッフェン・フォン・レムシャイド
銀河英雄伝説第10より引用
第10話から登場。フェザーン駐在にする帝国の高等弁務官。爵位は伯爵。
フェザーンに駐在して、情報収集やフェザーンの交渉に当たっており、ルビンスキーから同盟軍の侵攻の情報を得る。
後に銀河帝国正統政府が樹立されると首相に就任する。
マクシミリアン・フォン・カストロプ
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話に登場。財務省書を15年に渡り務めたカストロプ公オイゲンの息子。爵位は公爵。
父が死んだ途端、横領の調査官を派遣した帝国に立腹。帝国へ対して反旗を翻す。
動乱鎮圧に来たキルヒアイス艦隊を迎撃するが、部下の裏切りにあい、射殺される。
フランツ・フォン・マリーンドルフ
銀河英雄伝説第8話より引用
第8話から登場。爵位は伯爵。
冒頭にマクシミリアンに捕縛される。
原作では一応マクシミリアンとは縁続きであり、マクシミリアンの説得ためにやってきたが逆に囚われることになる。
この辺の事情が全カットされたため、この人が何のためにやってきて捕らえられたのかわからない視聴者が続出したようだ。
後に銀河帝国(ゴールデンバウム朝ではない方)の国務尚書となる。
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
銀河英雄伝説第16話より引用
16話から登場。
マリーンドルフ伯爵家の令嬢。通称ヒルダ。
いち早くラインハルト陣営の勝利を確信し、ラインハルト陣営に味方する。
内戦終結後はラインハルトの首席秘書官に就任することに。
ハンス
銀河英雄伝説第16話より引用
第16話に登場。マリードルフ伯爵家の使用人。
下級貴族・臣民など
帝国で一番人口が多い階級。
大貴族などの搾取の対象となっている。
ラインハルトの父
銀河英雄伝説第3話より引用
ラインハルトとアンネローゼの父親。
アル中。没落してキルヒアイスの家の隣に引っ越してきた。
アンネローゼを後宮に入れたいという皇帝の意向に逆らわなかったため、ラインハルトから目の仇にされる。
キルヒアイスの父
銀河英雄伝説第3話より引用
キルヒアイスの父。
原作では帝国の下級官吏を務め、蘭の栽培を生きがいにしていた。
キルヒアイスの母
銀河英雄伝説第3話より引用
キルヒアイスの母。
フェザーン自治領
銀河英雄伝説第7話より引用
帝国から自治を与えられているが、同盟とも貿易を行っており、帝国と同盟双方に顔が聞く。
実は経済力を使って帝国同盟フェザーン3者の三すくみの状態を維持させようとしています。
アドリアン・ルビンスキー
銀河英雄伝説第7話より引用
第7話から登場。フェザーンのトップである自治領主(ランデスヘル)。
見るからに胡散臭そうな男であり、フェザーンの黒狐という2つ名を持つ。
陰謀を巡らして、帝国と同盟の勢力が拮抗し、フェザーンが漁夫の利を得る形を維持させようとしている。
ニコラス・ボルテック
銀河英雄伝説第7話より引用
第7話から登場。ルビンスキーの補佐官。
補佐官としては優秀だが、上に立つカリスマ性はない。
ラインハルトが権力を握ると、帝国駐在の高等弁務官としてラインハルトとある交渉をすることになるが・・・。
ドミニク・サン・ピエール
銀河英雄伝説第9話より引用
第9話から登場。ルビンスキーの愛人。職業は歌手。
ルビンスキーの愛人になった後も、舞台で歌うことを止めない。
ルビンスキーに最後まで付き従う女性。
ボリス・コーネフ
銀河英雄伝説第18話より引用
18話から登場。フェザーンの独立商人でベリョースカ号の船長。
同盟のイワン・コーネフの従兄弟であり、同盟の某キャラとは幼馴染。
後にユリアンの地球訪問に同行する。
マリネスク
銀河英雄伝説第18話より引用
第18話から登場。独立商船ベリョースカ号の事務長。