宇宙よりも遠い場所 第1話~第13話(最終話)の感想「女の子たち4人の成長物語」

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よりもい第1話~13話(最終話)の感想記事です。

ここ数年のオリジナル作品の中では最高レベルの内容の作品だと思います。

 

有料配信サイトなどで配信されているので、まだ見たことない方は是非。

 

 

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  1. 第1話「青春しゃくまんえん」の感想 「このまま目標に突き進む?」
    1. 平凡なJKであるキマリが旅に出る?
    2. 100万円の持主報瀬ちゃんの影響で南極に興味が出る
    3. ノゲファンにもしっかり媚びを売る
    4. 「よりもい」第1話を視聴し終わって
  2. 第2話「歌舞伎町フリーマントル」の感想 「日向ちゃん加入後いろいろあって報瀬ちゃん解任?」
    1. バイト先で日向ちゃんと出会う
    2. 歌舞伎町で色仕掛け
    3. 追記(1月10日19時40分)
    4. 「よりもい」2話のまとめ三行
  3. 第3話「フォローバックが止まらない」の感想 「結月ちゃんも仲間になってようやくメンバーが揃う?」
    1. まさかあの作戦が南極への道に繋がっているとは
    2. 最終的には4人で南極へ
    3. 「よりもい」第3話のまとめ三行
  4. 第4話「四匹のイモムシ」の感想 「行きたいのは南極」
    1. 最難関はキマリのお母さん?
    2. 南極行くための訓練は「大変で楽しい」
    3. 今回のノゲのダイレクトマーケティング
    4. 「よりもい」第4話を視聴し終わって
    5. 「よりもい」第4話のまとめ三行
  5. 第5話「Dear my friend」の感想 「出発当日にそれ言うのかよ」
    1. 南極への出発準備は大変
    2. 出発前日の壮行会みたいなカラオケ
    3. めぐみちゃんの告白「すべての元凶はめぐみちゃんだった」
    4. 「よりもい」第5話のまとめ三行
  6. 第6話「ようこそドリアンショーへ」の感想 「パスポート紛失で絆が深まった?」
    1. シンガポール観光で大はしゃぎ
    2. 日向ちゃんのパスポート紛失がバレる
    3. 罰ゲームはドリアン食い
    4. 「よりもい」第6話を視聴し終わって
    5. 「よりもい」第6話のまとめ三行
  7. 第7話「宇宙を見る船」の感想 「南極に行く目的は?」
    1. 報瀬ちゃんがポンコツ過ぎる
    2. この観測隊ヤバくね?
    3. 吟隊長たちが南極に行く本当の目的は?
    4. あの台本のセリフが歓迎会で繋がった
    5. 報瀬ちゃんのお母さんのCVはやっぱり茅野愛衣さんだった
    6. 「よりもい」第7話のまとめ三行
  8. 第8話「吠えて、狂って、絶叫して」の感想 「これほど船酔いシーンばかりのアニメって他にないんじゃね?」
    1. 南極チャレンジの仕事と船員としての仕事
    2. 観測隊員との体力差を実感
    3. 船酔い地獄がキマリたちを襲う
    4. 「よりもい」第8話を視聴し終わって
    5. 今回のまとめ三行
  9. 第9話「南極恋物語(ブリザード編)」の感想 「報瀬ちゃんが南極に来た理由」
    1. 敏夫の恋?そんなもんどうでもいい
    2. 報瀬ちゃんと吟さんは似ているかも
    3. 砕氷船の本領発揮
    4. 南極に降り立つ
    5. 「よりもい」第9話を視聴し終わって
    6. 「よりもい」第9話のまとめ三行
  10. 第10話「パーシャル友情」の感想 「初めて友達に祝ってもらった」
    1. 昭和基地に到着
    2. 結月が想像する「友達」って?
    3. 初めて友達に祝ってもらった
    4. 「よりもい」第10話を視聴し終わって
    5. 「よりもい」第10話のまとめ三行
  11. 第11話「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」の感想 「日向ちゃんの代わりに言ったった」
    1. 日向ちゃんが変
    2. 天文台の部品は届いたけど
    3. 日向ちゃんの過去の話
    4. 報瀬ちゃんの言葉が気持ちいい
    5. 「よりもい」第11話を視聴し終わって
    6. 「よりもい」第11話のまとめ三行
  12. 第12話「宇宙よりも遠い場所」の感想 「待ち続ける日常の終わり」
    1. ホントに終わるの?
    2. 揺れ動く報瀬ちゃん
    3. 雪上車で出発
    4. 永遠に続くと思われた日常の終わり
    5. 「よりもい」第12話のまとめ三行
  13. 第13話(最終話)「きっとまた旅に出る」の感想 「また旅に出よう、この4人で」
    1. 最後にみんなで遊ぶ
    2. みんなとの別れ、そして南極との別れ
    3. オーロラとメール
    4. 日本に帰還!そしてまた日常がやってくる
    5. 「よりもい」最終話を視聴し終わって
    6. 「よりもい」最終話のまとめ三行

第1話「青春しゃくまんえん」の感想 「このまま目標に突き進む?」

感想(ネタバレあり)

 

正式な放送は来年の1月2日からですが、昨日ニコ生で先行配信があった宇宙より遠い場所1話の感想です。

 

個人的には良い引きだったと思いますね。

ノゲファンにもしっかりと媚びを売る(?)ところもあったし。

 

 

平凡なJKであるキマリが旅に出る?

 

主人公は平凡なJKの玉木マリ。通称キマリ。

高校になったらいろいろしよう決めていたのに何もせず。

そして高校1年が終わってしまい今頃焦り出します。

 

その結果、学校さぼって宛のない旅をすることに。

一昔前の高校生なら考えそうなことですが今時の高校生はこんなこと考えますかね?

 

まあ準備を行い親友のめぐみちゃん(メガネっ子)にも協力を仰ぎ、いざ旅に出発!!と思ったら、いろいろ理由をつけて結局旅立つことはせず。

 

まあね、今のご時世、両親に何も言わず出てもすぐに捜索願出されて捕まる可能性大ですからね。

 

いくらめぐみちゃんの協力があってもたぶん数日が限度ですので。

 

 

また変わらない日々が続くと思ったら、駅で封筒を拾うキマリ。

 

中身は何と100万円。

 

さすがにこの金額ならば交番に届けると思いますけどね。

 

だってそのまま持っていても怖いだけですもん。

 

 

さて100万円拾ったことをめぐみちゃんに教えるキマリ。

どうやらこの封筒を落としたのが同じ学校の生徒だったようなので、二人で落とし主を探すことにします。

 

だからそんなことするより交番に(以下略)。

 

 

 

めぐみちゃんも落とし主を探すよりもっと強く警察に届けることを勧めればいいのにと思いますけどねえ。

 

100万円の持主報瀬ちゃんの影響で南極に興味が出る

 

 

さて運良く、落とし主を見つけるキマリ。

落とし主は黒髪長髪の美少女報瀬ちゃん。

 

普通はお金を持っていたキマリを疑ったりしそうなもんですが、報瀬ちゃんはキマリに感謝します。

 

そして報瀬ちゃんから報瀬ちゃんの夢を聞くキマリ。

 

報瀬ちゃんの夢は南極に行くこと。

 

報瀬ちゃんのお母さんは南極で行方不明になっており、その遺品だけでも回収するのが目的のようです。

 

さすがにSFやファンタジーでなければ南極で行方不明となった人間が生きている訳ありませんからね。

ここでお母さんが絶対に生きているとか言わせないあたりはリアルですわ。

 

報瀬ちゃんと南極に興味を持つキマリ。

そしてキマリは報瀬ちゃんに一緒に南極行きたいと伝えます。

 

同じ目的の仲間ができたと喜ぶ…と思ったら案外反応が鈍い報瀬ちゃん。

 

実は以前も同じようなことを言う人間がたくさんいましたが、誰も途中で消えていったと。

 

だからキマリの言葉を聞いても懐疑的なのです。

 

そのため報瀬ちゃんはキマリの覚悟を見るためにキマリを試すことになります。

 

そしてキマリは…。

 

 

 

1話の最後のシーン、地球儀を眺めるコンビ二店員。

レジ打ちの時に聞いた南極というワードが気になったのでしょうか?

 

このコンビ二店員、日向ちゃんはどうやってキマリたちと絡むようになるのかその点も見逃せないと思います。

 

 

ノゲファンにもしっかり媚びを売る

 

このアニメ、ノゲのスタッフが結集したという点でかなり話題となっていました。

YouTubeで放送された特番でもノゲのスタッフ陣というところを強調していましたし。

 

そしてこの1話の本編。ノゲファンとしては嬉しいシーンが。

 

それがこれ。

 

宇宙より遠い場所第1話より引用

 

キマリたちがコンビ二で買い物するシーン。

そこで映ったのがこれ。

 

ノーゲーム・ノーライフZ(ゼット)。

この冬、全国公開決定。

 

時間にすればほんの一瞬、でも多くのファンが目の当たりにしたはず。

 

ファンでなければどうでもいいシーンですが、ノゲのファンにとってはこれ以上のご褒美はありません。

 

しかしノゲZですか。

ニコ生のコメントにもありましたが、ノゲの続編が作られるとしたらこの名前になるのでしょうかねえ。

 

それともドラゴンボールから拝借しただけなのか。

 

これだけでもいろいろ考えることができますわ。

 

 

 

「よりもい」第1話を視聴し終わって

 

1話は継続して視聴するか判断する大事な指標となります。

 

前述した通り、個人的には掴みはOKだったと思いますね。

 

果たしてキマリと報瀬は南極に行くことができるのでしょうか?

 

またコンビニ店員のあの子はどう絡んでくるのでしょうか?

 

次回第2話も楽しみです。

 

 

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第2話「歌舞伎町フリーマントル」の感想 「日向ちゃん加入後いろいろあって報瀬ちゃん解任?」

感想(ネタバレあり)

 

よりもい第2話の感想です。

南極を目指す報瀬と意気投合したキマリ。

しかし南極に行くには当然先立つ物が必要ですよねえ。

 

そして南極行くための同行許可も。

金と許可のためにキマリ達が奮闘します。

 

 

バイト先で日向ちゃんと出会う

 

 

現在の観測隊はオーストラリアのフリーマントルで観測船「しらせ」に乗り込み、そこから南極を目指すことになります。

 

そのため少なくともフリーマントルに行くための旅費が必要。

 

当然直行便なんてないでしょうから、他の都市経由で行かなければならず、その旅費もかなりの高額になるはず。

 

問題はそれだけではありません。

観測隊員は原則自衛官であり、ただのJKが正規の観測隊員になるのはほぼ不可能。

 

しかしどうやら報瀬ちゃんには秘策があるようですね。

その秘策に関しては今回明らかになりますが酷すぎて呆れてしまう内容です。

 

 

さてお金を稼ぐには当然バイトをする必要があります。

 

バイト雑誌でバイト先を探すキマリ。

キマリは良いバイトを見つけてそれを親友のめぐみちゃんに教えますが…。

 

うん、それ完全にアウトだわ。

キマリみたいな子は1度やったら完全に抜け出せなくなるでしょうね。

 

たぶんこのバイトを題材にした薄い本がそのうち出版されそうですわ。

 

 

放課後、報瀬ちゃんと合流するキマリ。

どうやら報瀬ちゃんもキマリのためにバイトを探してくれてたらしく、そのバイトをキマリに教えますが、そのバイト、さっきキマリが見つけたやつと同じ。

 

案外、キマリと報瀬ちゃんは似ているのかもしれませんね。

だからこそ通じ合えたのかも。

 

 

ただキマリと報瀬ちゃん。

キマリが南極観測隊についてネガティブな話題を持ちだしたので報瀬ちゃんがご機嫌斜めに。

 

まあ心配になるのが普通ですよ。

南極なんて簡単に行けるわけないし、それより肝心の南極観測隊が資金不足なんてかなりショックな情報なはずだから。

 

でも結局仲直りする二人。

やっぱり相性が良いのでしょうね。

 

仲違いしてそれで終わりになることなんてザラにあるので。

 

 

 

さてバイトを探さなければいけないキマリですが、運よくバイト募集を張り紙を見つけます。

そのバイトはコンビ二の店員。

 

すぐに採用されるキマリですが、そのコンビ二である少女と出会います。

名前は日向ちゃん。

そうです。第1話にも出ていた南極に興味を持っていた子です。

 

すぐに意気投合する二人、そして日向ちゃんも南極に行きたいと言い出します。

 

 

早速日向ちゃんを報瀬ちゃんに紹介するキマリ。

 

「絶対反対しそう」と思っていたらすんなり受け入れる報瀬ちゃん。

 

ここで日向ちゃんのことが少し明らかになります。

日向ちゃんは高校に行っておらず、高卒認定経由で大学を目指す頑張り屋さんみたいです。

 

それだったら報瀬ちゃんが言う通り、勉強に集中すべきでしょうけど、受験勉強を本格化する前に何かやってみたかったようです。

 

だからこそ南極というキーワードに魅かれたのでしょうね。

 

 

宇宙よりも遠い場所第2話より引用

 

ただ普通は南極なんて非現実的な存在であり、そんなところに行けるなんて本気で考えないはずですけどね。

 

 

歌舞伎町で色仕掛け

 

東京の歌舞伎町にやってきた3人。

ようやくここで南極に行くための報瀬ちゃんの秘策が披露されます。

 

その秘策とは歌舞伎町の居酒屋で観測隊員の親睦会があるので色仕掛けで南極観測隊員に近づき、その伝手を伝って民間観測隊員になるというもの。

 

もうこの秘策がわかったところで口あんぐりですよ。

何この酷い秘策。

 

それで潜り込めるなら誰も苦労しませんわ。

 

しかし大真面目な報瀬ちゃん。

でも色仕掛けを実行するのは他の二人にお任せ。

 

おい、普通はリーダーが率先してやるもんだろ。

 

しかし報瀬ちゃんが実行役になれない理由があったのです。

それは顔が割れているから。

 

そりゃあそうです。

だってお母さんが観測隊員だったのですから。

知り合いはたくさんいるはず。

 

案の定、旧知の隊員に見つかり追いかけられることに。

 

この追跡劇、キマリだけは物凄く楽しそう。

 

「これこそ青春」とでも思っているにたいです。

 

確かにこんな経験できませんからね、普通は。

それを青春の1ページと考えるのはどうかとも思いますが、本人が楽しいのなら別にいいかと。

 

宇宙よりも遠い場所第2話より引用

 

それにしてもこの追跡劇でより実感しましたけど、絵がきれいですねえ。

 

それにキャラがよく動く。

 

絵がきれいで躍動感があるアニメは見ている方も嬉しく感じますわ。

 

 

さて結局捕まり、お説教食らった3人ですが報瀬ちゃんは全然懲りていません。

 

しかしここで驚愕の事態が発生します。

なんと日向ちゃんが報瀬ちゃんのリーダー解任動議を提案したのです。

 

宇宙よりも遠い場所第2話より引用

 

すぐに挙手で多数決を取る日向ちゃん。

この動議にキマリも賛成して報瀬ちゃんまさかのリーダー解任決定です。

 

おいおい、最後の最後でクーデターが勃発するとは。

この流れは読めませんでしたわ。

 

まあ、思い詰める報瀬ちゃんを見て少し楽にさせようとする日向ちゃんの心遣いだと思いますけど、このリーダー解任がどう影響するのでしょうか?

 

あとこの電車に乗り合わせていた女の子。

一体誰?

 

 

追記(1月10日19時40分)

 

ノゲの作者である榎宮祐先生の呟き見るまでこれ気付かんかったです。

 

宇宙よりも遠い場所第2話より引用

 

キマリの後ろの掲示版に貼ってある掲示物、ノゲに出てくるキャラ「初瀬いづな」ではないですか。

 

これに気付かないなんて私、ノゲファン失格だわ。

 

「よりもい」2話のまとめ三行

  • 南極観測隊は資金不足
  • 日向ちゃん加入
  • 報瀬ちゃん、リーダー解任される

 

 

 

第3話「フォローバックが止まらない」の感想 「結月ちゃんも仲間になってようやくメンバーが揃う?」

感想(ネタバレあり)

 

前回報瀬ちゃんが考案した色仕掛け作戦が見事に失敗し、南極行きが怪しくなったキマリたち。

 

せっかく日向ちゃんが仲間になったのに、このまま南極に行けないのでしょうか?

 

そして前回ちょっとだけ登場した美少女の正体は?

 

 

まさかあの作戦が南極への道に繋がっているとは

 

南極行きの方法を再び考えるため、リーダー解任された報瀬ちゃんの家に集まるいつもの面々。

 

日向ちゃんもキマリも報瀬ちゃんを顎で使いやりたい放題です。

 

前回のリーダー解任って報瀬ちゃんを発奮させるためわざと仕組んだと思っていたのに、どうやら完全に私欲でリーダー奪った感じですわ。

 

さて肝心の南極に行く方法ですが日向ちゃんがネットである情報を見つけます。

 

それは北海道の女子高生タレントが民間観測隊員となって南極に行くという企画。

 

そしてタレントの名前は白石結月ちゃん。

 

宇宙より遠い場所第2話WEB予告より引用

 

 

 

 

報瀬ちゃんみたいに南極に行きたくてたまらない子がいる一方、仕事で南極に行くことになる子がいる。

 

世の中無常ですわ。

 

この情報を知った報瀬ちゃん。

早速結月ちゃんの事務所に電話しようと試み、同行できないか交渉を…日向ちゃんかキマリに任せようとします。

 

コミュ障の報瀬ちゃん、今回も他人頼みかよ。

 

誰が交渉するか騒動になっている時、一人の少女が報瀬ちゃんの家にやってきます。

 

このタイミングでやってくるはたぶん。

 

はい、やっぱり結月ちゃんでした。

この辺の展開はアニメの王道ですね。

 

宇宙より遠い場所第2話WEB予告より引用

 

 

 

ちなみに結月ちゃん、前回歌舞伎町で開催された南極観測会の親睦会に参加していたようで、そこで報瀬ちゃんたちを目撃したりいろいろ聞いたりしたようです。

 

日向ちゃんとキマリからボロクソに言われたあの色仕掛け作戦。

まさかこんなルートに進むキーとなるとは。

ホント展開読めませんわ。

 

さて、結月ちゃんがやってきた理由。

それはズバリ、南極行きを代わって欲しいというもの。

 

結月ちゃん、南極に行きたくないみたいですね。

 

一応寒いのが嫌という理由を話しますが、他に理由があるはず。

 

 

この申し出、報瀬ちゃんたちには願ったり叶ったりです。

 

宇宙より遠い場所第2話WEB予告より引用

 

当然報瀬ちゃんたちは受け入れることにしますが、ここに邪魔が入ります。

 

邪魔したきたのは結月ちゃんのマネージャである結月ちゃんママ。

 

もちろん結月ちゃんの一存では南極行きの交代なんて決めることができず、マネージャーである結月ちゃんママの承諾が必要。

 

早速報瀬ちゃんを売りこむ日向ちゃんとキマリ。

しかしルックスは良くてもコミュ障で人見知りの報瀬ちゃんは上手くしゃべれません。

 

一瞬で報瀬ちゃんのコミュ障を見抜き、そこを突いてくる結月ちゃんママ、できますわ。

 

次は日向ちゃんがどこでも物怖じしない性格を武器に売りこみますが、結月ちゃんママの容赦ない一言に撃沈。

 

ちなみにこの時言われたことはしばらく日向ちゃんは引きずるみたいです。

 

 

最終的には4人で南極へ

 

南極行きを渋る結月ちゃんに業を煮やした結月ちゃんママ。

報瀬ちゃんたちにある条件を提示します。

 

それは結月ちゃんを説得して南極行きを承諾させたら、付き添いとして報瀬ちゃんたちを南極行きに同行させることを推薦するというもの。

 

当然報瀬ちゃんたちはこれを承諾します。

まあ、推薦するとしか言ってないので説得しても一波乱確実にあるでしょうけど。

 

 

ファミレスで結月ちゃんの説得を行いますが、ここで結月ちゃんが南極に行きたくないホントの理由が明らかに。

 

実は結月ちゃん、高校の友達と一緒に過ごす時間を失いたくなかったのです。

 

子役あがりの結月ちゃん、常に仕事があるので学校にまともに通う時間がなく、当然損な状況で友達ができる訳ありません。

 

高校に進学した結月ちゃん、自分から話掛けてやっと友達を作りますが仕事のために一緒に過ごす時間がないのです。

 

南極に行けば数か月は戻ってこれませんから、ますます友達と過ごす時間がなくなる。

 

結月ちゃんママは受験に合わせて時間を確保してくれると言ってますが、それでは遅いのです。

結月ちゃんは今友達と一緒にいたいのですから。

 

これを聞いた3人。

まあ説得なんてできませんよね。

 

でも3人とも納得したようです。

諦めるのが早いような気もしますが3人とも良い子ですわ。

 

そういえばメイン4人を演じる声優さんたち、良く考えればみなさん、子役出身だったり、デビューがかなり早い人たちばっかりですね。

皆さん結月ちゃんの心情良く分かるかもしれませんわ。

 

 

次の日の朝、現実か夢か判断が付きにくい夢を見た結月ちゃんの部屋にやってくる3人。

 

3人が来た理由、それは東京で一緒に行きたいところがあるから。

 

その場所は南極・北極科学館。

展示物に大はしゃぎの4人。

 

宇宙より遠い場所第2話WEB予告より引用

 

もうこれ見たら3人と結月ちゃん立派な友達ですわ。

 

まあ3人だってほんの数週間前までお互いを知らなかったのですから、別に結月ちゃんがポンとその輪に入っても問題ありません。

 

これで何とか南極に行く目途が経ちました。

ただこのまますんなりとはいかないでしょうね。

 

次はどんな困難に直面するのでしょう。

次回が楽しみです。

 

ちなみに今回もノゲのダイレクトマーケティングが実施されました。

 

宇宙よりも遠い場所第3話より引用

 

 

 

コンビ二の垂れ幕とのぼりが完全にノゲ。

 

こんだけ宣伝するのだから4月にノゲのイベントで大きな発表あるかも。

 

4月のノゲのイベントでは新しい発表は何一つありませんでした。

 

 

 

「よりもい」第3話のまとめ三行

  • 女子高生アイドル南極へ
  • 結月ちゃんの説得失敗
  • 結月ちゃんと友達になって南極への道が開く

 

 

 

 

第4話「四匹のイモムシ」の感想 「行きたいのは南極」

感想(ネタバレあり)

 

前回結月ちゃんを説得し、結月ちゃんママとの約束を達成したキマリたち。

これで結月ちゃんママがキマリたち3人を推薦する手筈に。

 

うん?推薦?

 

そうまだ行けると決まった訳ではありません。

 

結月ちゃんママは結月ちゃんを説得したら推薦すると言っただけですから。

 

果たしてキマリたちは今回こそ南極行きを本決まりにすることができるのでしょうか?

 

 

最難関はキマリのお母さん?

 

まだ南極行けるかわからないと思っていたら、今回の冒頭の時点で南極に行くことが決定しています。

 

結月ちゃんのママの推薦って結構強い力があったみたいですね。

 

正直、あと1話か2話ぐらい南極に行けるかどうかの話が続くと思ってましたので、この展開は意外ですわ。

 

ただ南極に行く前にはまだハードルがあります。

その1つが学校を休む許可。

 

そして許可を貰うための書類を提出する場合は保護者の承諾が必要。

 

既に保護者(第3話に出たお婆ちゃん?)の承諾を貰っている報瀬ちゃんに対して、キマリは…。

 

その晩、意を決してお母さんに承諾を貰おうとするキマリ。

 

宇宙よりも遠い場所第4話WEB予告より引用

 

しかしすでにご近所さんのお話でキマリの南極行の話はお母さんの耳に届いており、お母さんかなりのご立腹のようです。

 

さらに保護者の承諾を偽造した文書をお母さんに見られてしまうキマリ。

 

後はもうテンプレです。

 

お母さんの怒りはすさまじく、キマリに協力的だったキマリの妹はもちろん、キマリのお父さんまでキマリを見捨てることに。

 

そして最終的に「赤点取ったらダメ」という条件をキマリは飲まされることになります。

 

これぐらいの条件で済んだのはかなりラッキーかもしれませんね。

 

バイトなど時間がないキマリには地獄かもしれませんが。

 

南極行くための訓練は「大変で楽しい」

 

4日間の訓練に参加するキマリ、報瀬ちゃん、日向ちゃん、そして結月ちゃん。

 

ところが約束の場所に来たのは、オンボロのワゴンとその運転手である前川かなえさん。

歌舞伎町でキマリたちを追跡した人ですね。

 

訓練所に向かう車の中で前川さんからいろいろ話を聞きますが、どこまで信用できるか。

だってオンボロのワゴンを使っている時点で説得力がイマイチな感じがしますもん。

 

前川かなえのCVは日笠陽子さん。日笠さんの明るい声が何かうさん臭さを増しているような気がします。そういう演技でやっているのでしょうね。

 

そして訓練所に到着。早速座学が始まりますがここでまさかの隊長からの挨拶が。

 

南極観測隊の隊長である藤堂吟さん。

仕事ができそうだけど性格キツそうな美人さんから挨拶とありがたい訓示を貰う4人。

 

宇宙よりも遠い場所第4話WEB予告より引用

 

しかし藤堂さんが出てきてから報瀬ちゃんの様子が。

 

実はこの藤堂隊長、報瀬ちゃんのお母さんの高校の同級生であり、一緒に南極に行った人物なのです。

 

でもこの藤堂さんが帰ってきたのに報瀬ちゃんのお母さんは帰ってこなかった。

そのために複雑な感情を持っているようなのです。

 

将来的にこの二人の関係は火種になるかもしれませんね。

 

座学が終わったら次は屋外訓練です。

 

訓練の内容はルート工作。

決められた場所に旗を立てていき、安全なルートを作成するのが目的です。

 

一見簡単そうですが、旗を立てる場所はきっちり決まっており、コンパスや緯度計を使って正確に慎重にやり遂げる必要があるのです。

 

見てるだけで面倒臭そうですが、南極ではこういう仕事をきっちりしないと死に直結しますからね。

 

 

そしてこの訓練は一日では終わらずにまさかの日またぎに。

そのためテントを張ってそこで寝ることに。

 

寝袋のくるまった姿はまさに四匹のイモムシ。

今回のタイトル通りです。

 

でもJK4人揃ってすぐに寝れる訳ありません。

結月ちゃんの言い間違いで大爆笑するキマリと日向ちゃん。

ホント楽しそうですわ。

 

翌朝、外に出たキマリは藤堂隊長を見つけ話をすることに。

 

藤堂隊長に促されて岩の上に登るキマリ。

そこで見たのは見事な雲海。

 

綺麗ですねえ。

それとかなり高いところで訓練しているのですね。

 

体に負荷をかけて訓練するためなんでしょう。

 

そして藤堂隊長からなぜ南極に行きたいかを問われたキマリ。

この質問に対するキマリの返答が今回一番のメインでしょうね。

 

ここじゃないどこかに行きたいと思ったキマリ。

 

でも報瀬ちゃんや日向ちゃんや結月ちゃんと知り合い、そしていろいろな話を聞くうちに「どこかじゃない南極という場所に行きたい」と強く思うようになったと答えます。

 

その後、キマリは他の3人を起こして岩の上に連れて行きます。

 

宇宙よりも遠い場所第4話WEB予告より引用

 

そこで見たのは日の出の模様。

こっちはこっちで良い景色ですわ。

 

 

 

 

今回のノゲのダイレクトマーケティング

前回まで連続して行われたノゲのダイレクトマーケティング。

そろそろ終わってもよさそうなところですが、今回もしっかりノゲ登場しました。

それも冒頭のシーン、コンビ二の控室の掲示。

 

 

宇宙よりも遠い場所第4話より引用

 

一瞬だったので気付かなかった人もいるかも。

 

 

 

「よりもい」第4話を視聴し終わって

 

4人の団結が強固になっていく一方、キマリの親友のめぐみちゃんとの距離がどんどん開くようになっていってますね。

 

めぐみちゃんって友達を独占したいタイプに見えませんけど、キマリが報瀬ちゃんたちと仲良くなるのは面白く思っていないかも。

 

第2話から南極観測隊に関する否定的な情報をどんどんキマリに伝えてますから。

 

もちろんキマリが大事だからこそ、心配して情報を教えているのでしょうけど。

 

キマリとめぐみちゃんの関係もどうなるか気になりますわ。

 

 

「よりもい」第4話のまとめ三行

  • 南極行きの承諾をお母さんに貰う
  • 訓練開始
  • 行きたいのはどこでもない南極

 

 

第5話「Dear my friend」の感想 「出発当日にそれ言うのかよ」

感想(ネタバレあり)

 

南極に行くために悪戦苦闘する物語。

最初そんな風に思っていたのですけど、まさか5話でもう南極行きになるとは。

 

今回はキマリの親友、めぐみちゃんがメインのお話。

キマリを報瀬ちゃんたちに奪われたような感じのめぐみちゃん。

 

キマリの南極行きを前にトンデモナイ告白をやっちゃいます。

 

 

 

南極への出発準備は大変

 

3か月の南極行きが公表され朝礼で挨拶するキマリと報瀬ちゃん。

報瀬ちゃん、気持ちいいでしょうねえ。

 

これまで事あるごとに「南極」と言われて馬鹿にされてきましたから。

 

でもそれもこれで終わり。

自分は南極に行くことができる。

これほど嬉しく胸がすく思いになることは二度とないでしょうねえ。

 

そんなキマリや報瀬ちゃんを見て複雑な気分になっている生徒が1人。

キマリの親友であるめぐみちゃんです。

 

キマリとめぐみちゃんは幼馴染。

 

宇宙よりも遠い場所第5話より引用

 

キマリちゃんの世話をしてきためぐみちゃんからすれば、キマリちゃんの南極行きは誇らしいはず。

でもめぐみちゃんの中には、それ以上に違う感情が沸いているようです。

 

さて、南極チャレンジという企画で南極に行くキマリたち4人ですが当然これは仕事。

しっかりとリポートしなければいけません。

 

カメラ操作まで自分達でやるようで予想以上に大変そうです。

 

それとこのシーンで観測船の名前が「ペンギン饅頭号」になったことが明らかになります。

 

これネーミングライツで名前の権利売ったのでしょうねぇ。

資金集めのために名前まで売るとは。

 

 

南極行くための荷物の準備を始めるキマリ。

自分の体重と合わせて100キロ以内の荷物しか観測船に持ち込めません。

 

何を持っていくべきか悩むキマリ。

当然何を持っていくは個人の選択。

ただキマリだけで決めるとダメそうなので妹に手伝ってもらうことに。

 

このシーン見ていると妹がどれだけしっかりしているかよくわかりますわ。

 

そんな中、無くしたと思っていたゲーム機とゲームを見つけるキマリ。

 

キマリはそれらを本当の持主の元へ持っていきます。

 

で、その持主というのがめぐみちゃん。

何と3年間も借りっぱなしだったようです。

 

そしてなぜかめぐみちゃんの家でゲームを始めるキマリ。

 

宇宙よりも遠い場所第5話より引用

 

そんなキマリを見ているうちにめぐみちゃんは…。

 

ちょっとしたことですけど、めぐみちゃんって結構腹黒いかも。

影でいろいろ暗躍するタイプですわ。

 

 

出発前日の壮行会みたいなカラオケ

 

出発前日、キマリに南極のマイナス情報や噂を吹き込むめぐみちゃん。

 

しかしこれまでと違ってキマリはそれを聞いても感情がブレません。

 

南極行きを目指して頑張っているうちにキマリも良い方に変わったようですね。

 

南極行きがキマリを成長させたみたい。

 

そしてキマリたちに報瀬ちゃんと日向ちゃんが合流し、この二人も悪い噂が出ていることを聞かされます。

 

これに対して対照的な反応を示す二人。

 

報瀬ちゃんが大激怒する一方、日向ちゃんは捨ておけという態度。

 

 

宇宙よりも遠い場所第5話より引用

 

まあ出発前日ですからね。

何かできる訳ではありませんので怒るだけ無駄。

 

やっぱり日向ちゃんの態度の方が正解なんでしょうねえ。

 

私だったらたぶん、報瀬ちゃんみたいに怒ると思いますけど。

 

なぜか自棄ジュースからの壮行会みたいなカラオケに突入する4人(めぐみちゃんを含む)。

めぐみちゃんの居心地の悪さが伝わってきますわ。

 

めぐみちゃんの告白「すべての元凶はめぐみちゃんだった」

 

出発当日。

家族と別れ、いざ南極へ…と思ったら家の前にめぐみちゃんの姿が。

 

視聴者の誰もがめぐみちゃんがキマリを元気づけるような言葉を掛けて見送るのだろうなと思ったはず。

 

ところがどっこい、めぐみちゃんがここに来た理由。

それは絶交するため

 

これまで南極に関するマイナスな情報をキマリに吹き込んで来ためぐみちゃん。

 

まあそれはキマリちゃんと離れたくないという気持ちから来るもので、ある意味仕方がないと思えることでした。

 

しかし現実はさらに残酷というか、醜いというか。

 

キマリや報瀬ちゃんに対するバッシングなどの原因を作っていた人物。

それがめぐみちゃんだったのです。

 

キマリちゃんの世話を焼くお姉さんを演じていたけど、実際は自分に何もないからキマリにも何もさせたくないだけ。

 

うん、結構どころか、かなり酷い。

 

さらにそれを出発当日のこのタイミングで告白するかよ。

 

これで本当に絶交したらキマリはモヤモヤするだろうし、許したとしてもキマリは報瀬ちゃんたちにどう言えばいいか悩むはず。

 

めぐみちゃん、これ自分のことしか考えませんわ。

 

ただね、めぐみちゃんの気持ちも分からなくはありません。

だってやっぱり知り合いが何か凄い事しようとしたら嫉妬しますもん。

 

その嫉妬にどう向き合うかは人によって違いますけどね。

 

めぐみちゃんの場合はちょっと悪い方に向かってしまいましたが。

 

 

めぐみちゃんの告白に涙を流すキマリ。

そしてキマリは…。

 

まあそうなりますわ、キマリの性格では。

 

次に再会するのは3か月後。

 

果たしてめぐみちゃんはどう変わっているのかそれも注目です。

 

 

宇宙よりも遠い場所第5話より引用

 

 

まあこのまま最終回まで進んでもめぐみちゃんが出てこない可能性もありますけどね。

 

めぐみちゃんは第13話で再登場します。まさか最後の最後で美味しいところを全部持って行くは。おそるべし〇極勢。

 

 

それと最後、Cパートに移ったマーライオン。

あれ確かシンガポールですよね?

 

ペンギン饅頭号に乗船するのオーストラリアのはずなんですけど、何か意味があるのでしょうかねえ。

意味ないとCパートに出さないでしょうけど。

 

「よりもい」第5話のまとめ三行

  • 南極行く準備
  • みんなでカラオケ
  • めぐみちゃんの告白

 

 

 

第6話「ようこそドリアンショーへ」の感想 「パスポート紛失で絆が深まった?」

 

感想(ネタバレあり)

 

出発当日、めぐみちゃんから今までの悪行について告白されたキマリ。

しかしそれを許して絶交しなかったキマリは南極へ向けて出発します。

 

と言いたいところですが、今回まだ南極には行きません。

 

ペンギン饅頭号に乗り込むオーストラリアにいくために立ち寄ったシンガポールでのお話になります。

 

まさかあんな大事が

起きるとは。

 

 

シンガポール観光で大はしゃぎ

 

キマリたちがペンギン饅頭号に乗り込むのはオーストラリア。

 

そのためキマリたちもオーストラリアへ…と思ったら、乗り継ぎで行くらしく、まずはシンガポールに向かいます。

 

宇宙よりも遠い場所第6話WEB予告より引用

 

 

初めての飛行機に大興奮するキマリですが、なぜか日向ちゃん、あるJKの集団を見ると隠れるようなそぶりを。

 

何か意味深ですね。

 

JK集団と日向ちゃんの因縁は11話で明らかになります。

 

 

国際便を大いに満喫した4人はシンガポールに降り立ちます。

オーストラリアに向かう便が出るのは明後日。

それまではシンガポールの観光です。

 

異国情緒というか、近代的なビルが立ち並ぶシンガポールに大はしゃぎの3人。

 

結月ちゃんだけは何度が来ているので落ち着いていますが、結月ちゃんって友達と思い出作りたいので南極行きに消極的だったのですよね?

 

キマリたちと遊べるチャンスなんですから一緒にはしゃげばいいのに思ってしまいます。

 

でも結月ちゃんには罪はありません。

こういう機会自体が今までなかったはずなので。

 

 

宇宙よりも遠い場所第6話WEB予告より引用

 

 

観光を楽しむ一行。

しかしこの後、大はしゃぎしている場合ではないことが。

 

 

日向ちゃんのパスポート紛失がバレる

 

結月ちゃんの尋問により日向ちゃんがパスポートを紛失したことが明らかになります。

 

まあね、所々で日向ちゃんが挙動不審になるシーンがありましたから、視聴者からすればバレバレでしたけど。

 

しかし日向ちゃん凄いですねえ。

異国でパスポート無くしてもそれほど慌てないのですから。

 

まあ、パスポート無くしても再発行してもらえば大丈夫。

結月ちゃんが調べた結果、最短半日で再発行してもらえます。

 

さすが日本のお役人、仕事が早い。

 

でも大使館って日曜祝日は休業。

そして明日は日曜日…。

 

これだから日本のお役所は(手のひら返し)。

 

このままだと明日に飛行機に間に合いません。

 

そこで飛行機の予約を変更してオーストラリア行の延期を結月ちゃんが提案します。

 

不幸中の幸いというか、ペンギン饅頭号がオーストラリアを出港するまで時間がありますので、飛行機の予約を変更しても時間的には間に合う計算です。

 

しかしここで報瀬ちゃんが反対というか不安を口にしてしまいます。

 

もしペンギン饅頭号が予定より早く出港していれば?

もしチケットを無くすような奴は隊員として相応しくないと判断されて解任されたら?

 

次々にネガティブな考えばかり頭に浮かぶ報瀬ちゃん。

 

こんな報瀬ちゃんの様子を見たら日向ちゃんでなくても無理は言えません。

 

明日改めて話し合うことを提案する日向ちゃん。

 

でも日向ちゃんはたぶん予定通り3人だけでもオーストラリアに行くように話すつもりでしょうね。

 

心細いと思いますけどそれを表に出さないが日向ちゃんの良いところだと思います。

 

キマリと結月ちゃんと別れ、二人きりで話をする

日向ちゃんと報瀬ちゃん。

 

今回のメインはここからのシーンです。

 

これまで自分の本心というか内心を表に出さなかった日向ちゃん。

どうして高校に行かなかったのかその一端がこのシーンでわかります。

 

結局誰かに気を使わせたくないのですね。

 

日向ちゃんの場合がそれが人一倍強い感じ。

誰かに気を使わせるくらいなら自分が犠牲になればいい。

おそらくそんな風に考えているのでしょう。

 

一方報瀬ちゃんもさっきの自分の言動を後悔し、日向ちゃんに謝ります。

 

 

そして次の日、日向ちゃんが起きた時、報瀬ちゃんがいません。

それどころかキマリや結月ちゃんも。

 

宇宙よりも遠い場所第6話WEB予告より引用

 

 

慌てて日向ちゃんは3人が行った空港へ。

 

何と3人で話が付いてやっぱり飛行機の予約を変更することにしたのです。

 

ここでも結月ちゃん任せの残り2人。

 

キマリと報瀬ちゃん、使えないですねぇ。

 

しかしここで問題発生。

激安チケットだったために予約の変更ができないのです。

 

万事休す?

いえ、報瀬ちゃんは諦めません。

何と報瀬ちゃん、日本から持ってきた100万円の札束を空港のカウンターに出して予約の変更を求めたのです

 

おいおい、そんな大金を人前に出すなよ。

それにそのお金、入国する時に申告したのかよ。

 

 

いろいろ言いたい事はありますが、このシーンを見て素直にこう思いました。

 

「4人で一緒に行く、それが最優先」と言い放った報瀬ちゃん、カッコいい。

 

 

罰ゲームはドリアン食い

 

100万円使ってビジネスクラス4人分のチケットを確保した報瀬ちゃん。

 

いつもは頼りないのに時々頼もしくなるのですよね、この子は。

 

これで日向ちゃんの脱落はなくまりました。

 

一件落着ではありませんが、4人組の解散という最悪の事態だけは免れましたね。

 

報瀬ちゃんの目的は行方不明のお母さんの探索と遺品の回収。

南極に行けなくなるというリスク回避のため日向ちゃんを見捨てるという選択肢も当然あったはずです。

 

でも一度4人組になった以上、一人欠けたらそのままバラバラになる可能性が大きいですからね。

 

 

そんなことになったらお母さんの探索や遺品回収に支障が出るのは確実でしょうから。

 

もちろん報瀬ちゃんはそんな打算的なことは考えていないでしょうけど。

 

 

さて、4人はご飯を食べることにしますが、チケットを鞄に入れようとした報瀬ちゃん。

鞄の中に入っていたあるものに気付きます。

 

それは日向ちゃんのパスポート。

 

実は入国手続きの後、日向ちゃんが靴紐を結ぶために手に持っていた自分のパスポートを報瀬ちゃんに預けていたのです。

 

そして二人ともそのまま忘れてしまったと。

 

今更私が持ってましたと言えない報瀬ちゃんですが、あからさまに様子がおかしくなったら当然あの人が気付きます。

 

日向ちゃんの時と同じく、報瀬ちゃんの様子がおかしいことに気付いた結月ちゃん。

 

そして…。

 

ビジネスクラスのチケットをキャンセルし、当初の予定通りオーストラリアに向かうことになった4人。

 

でもここまで大事にした責任は取ってもらわなければいけません。

 

パスポートを預けたことを忘れた日向ちゃん、パスポートを預かったことを忘れていた報瀬ちゃんの二人はドリアンを食べることになります。

 

生のドリアンを食べるなんてかなりの拷問ですわ。

味はともかくあの臭いを我慢してまで食べるものではありませんよ。

 

食べるのを回避しようとする日向ちゃんと報瀬ちゃんですが、キマリも結月ちゃんも容赦しません。

 

宇宙よりも遠い場所第6話WEB予告より引用

 

 

結局ドリアンを食べる日向・報瀬コンビ。

 

これに懲りたら今度からは持ち物チェックはしっかりとするようにしましょうね。

 

最後はCパート。

ペンギン饅頭号の甲板に佇む二人の女性。

このシーン、どんな意味があるのでしょうか?

 

「よりもい」第6話を視聴し終わって

 

今回はここで終了です。

まさか乗り継ぎのために立ち寄ったシンガポールで丸々1話分費やすとは思いもしませんでしたわ。

 

でもこの話のおかげで日向ちゃんと報瀬ちゃんの人物像というか、性格がかなり視聴者が認識できたと思います。

 

この二人に関しては深く掘り下げるシーンが今回までありませんでしたから。

 

次回はたぶんオーストラリアに行ってペンギン饅頭号に乗り込むと思います。

次回ぐらいから特番で発表になった新キャラも登場してくるかもしれませんね。

 

次回も楽しみです。

 

「よりもい」第6話のまとめ三行

  • 乗り継ぎのためにシンガポールへ
  • 日向ちゃんがパスポートを紛失
  • 罰ゲームはドリアン食い

 

 

 

第7話「宇宙を見る船」の感想 「南極に行く目的は?」

感想(ネタバレあり)

 

前回経由地のシンガポールで一騒動あった4人。

 

オーストラリアのフリーマントルに到着して観測船「ペンギン饅頭号」に乗り込みます。

 

観測隊員として活動を始める4人にどんな出来事が起こるのでしょうか?

 

 

報瀬ちゃんがポンコツ過ぎる

 

フリーマントルに到着したキマリたち。

まずは南極チャレンジのレポーターの仕事から。

 

東京で撮ったVTRに合わせるためにジャンプする結月ちゃんと報瀬ちゃん。

 

宇宙よりも遠い場所第7話より引用

 

でもご覧の通り。

プロと素人の差では片づけることができないくらいポンコツの報瀬ちゃん。

 

この後、1人でコメント読みをしますが、台本ガン見でたどたどしい読み方。

ホント使えねえ。

 

日向ちゃんが書いた台本も寒すぎるということもありますが、やっぱり一番の問題はすぐに上がってしまう報瀬ちゃんですね。

 

ペンギン饅頭号に乗り込む4人。

 

かなえさんに連れられてキマリたちに割り当てられた部屋へ。

すぐに次の行動に移るべきなんでしょうけど、何をやればいいかわかりません。

 

かなえさんからは「大人として扱うから何をすべきか自分で考えろ」と言われてしまいますが、JK相手にそれは無茶ですわ。

 

最初は何をすべきか教えてあげないと。

 

でも彼女たちには観測隊員としての仕事と一緒に南極チャレンジのレポーターの仕事がありますからね(2回目)。

 

ブリッジの登って隊長である吟さんにインタビューする結月ちゃん。

この仕事は報瀬ちゃんの仕事のはずなんですが…ポンコツ過ぎて結月ちゃんが代役ということなんでしょう。

 

吟さんへのインタビューで、今回の観測隊の目的が昭和基地の復旧だと判明します。

 

昭和基地は3年ぐらい放置しているので復旧するのも大変そうですね。

たぶん機器とか劣化してそうだし、メンテナンスだけでもどれだけ時間が掛かるか。

それに金が掛かりそう。

 

そういえば今回の観測隊。

人員が不足しているし、積みこむ雪上車なども中古品みたいですね。

 

国が行う観測隊より民間の方が最新機器を使ってそうなイメージありましたが。

 

そういえば吟さんはキマリたちの部屋がかつて報瀬ちゃんのお母さんが使っていた部屋だと教えてくれます。

 

報瀬ちゃんが南極に行く目的の1つはお母さんの遺品探し。

もしかしてお母さんの痕跡があるかもと探しますが何もありません。

 

そりゃあそうでしょうね。

船の整備する時に荷物は運び出し、落書きとか消すでしょうから。

 

この観測隊ヤバくね?

 

 

忙しくしている弓子さんから

買いだしのお使いを頼まれます。

 

下っ端の仕事の定番であり、新人が達成感を得るには良い仕事ですね。

 

でも弓子さんの場合、そんな考える余裕がないくらい忙しく、手が空いているキマリたちに頼むしかなかったようです。

 

早速フリーマントルの町に行ってみる4人。

 

言葉の壁があるのですんなりいかないだろうと思っていたら、何と店の人が日本語話している。

 

このフリーマントルからは民間観測隊だけでなく、国直轄の観測隊も出発地点にしているようで店の人も日本語を覚えたのでしょうね。

 

お店の人から民間観測隊の方は物資が少ないという言葉を聞き、いろいろ考え始める結月ちゃん。

 

物資が少ない、人手が足りてない、観測車が動くかわからない。

 

そういう情報を総合すると「この民間観測隊、結構ヤバいんじゃね?」という結論に。

 

結月ちゃんでなくてもそう思いますよね。

 

南極観測を民間でやってどういう利益が生じるかイマイチわかりません。

スポンサーだって大金は出さないでしょうし。

 

もしかしてこの民間観測隊、南極行けないんじゃね?

結月ちゃん、どんどん悪い方に思考が行っています。

 

結月ちゃんは一番まともだと思っていましたが、かなりの悲観主義者みたいで後々他の3人に迷惑かけそうな気がします。

 

でも今回は結月ちゃんだけでなく他の3人もそう思ったようです。

 

 

いろいろ考えても仕方がない。

 

そこでキマリたちは疑問をかなえさんにぶつけてみます。

 

結月ちゃんたちの推理を一部肯定するかなえさん。

でも南極に行かないという選択肢はないと断言します。

 

そして南極に行く目的についてこう言います。

 

「宇宙(そら)を見るためかなぁ?」。

 

 

ますます怪しむ4人。そしてこの4人が取った行動は?

 

 

吟隊長たちが南極に行く本当の目的は?

 

4人が取った行動。

それは情報収集でした。

 

他の観測隊員が何か隠しているそう確信した4人は、情報収集を行って情報を仕入れようとします。

 

 

宇宙よりも遠い場所第7話より引用

 

でもこの格好はないですわ。

 

で、観測隊を尾行して情報を集めようとしますが、わかったことは観測隊員たちには何か目的があるということ。

 

 

結局肝心なことは分からずじまい。

 

自室に帰って寝ることにする4人。

そしたら2段ベッドの1段目の上のところに星空を模した失光塗料が塗ってあることに気付きます。

 

もしかして報瀬ちゃんのお母さんが残したものなんでしょうか?

 

その塗料で作られた星空を見た報瀬ちゃんはかなえさんが言った言葉を思い出します。

そして次に報瀬ちゃんのお母さんが書いた本を読んでみると…。。

 

甲板に出て一人空を眺めている報瀬ちゃん。

そこに吟さんがやってきます。

 

報瀬ちゃんへ報瀬ちゃんのお母さんのことを話し始める吟さん。

 

 

南極に天文台を作って宇宙を見る。

 

それが吟さん、かなえさん、そして報瀬ちゃんのお母さんの目的であったのです。

でもそのために無理をし過ぎて…。

 

 

もう一度絶対に南極に行かなければないない。

 

吟さんやかなえさんだけでなく、この観測隊に参加した隊員たちの気持ちは一つみたいです。

 

これがわかれば4人も不安になることはないでしょうね。

 

表向きの理由は3年間放置されている昭和基地の復旧だけど。

 

あの台本のセリフが歓迎会で繋がった

 

いよいろ出港という前に歓迎会が開催され、キマリたちも自己紹介することに。

 

宇宙よりも遠い場所第7話より引用

 

 

キマリ、結月ちゃん、日向ちゃんは無難にこなしますが、問題は最後の報瀬ちゃん。

 

やっぱり緊張して上手くいかず…と思ったら。

 

日向ちゃんが書いた台本の一部を引用し、あれだけ盛り上がるようなことを言うとは。

 

報瀬ちゃんって通常はポンコツだけどやる時はやる子ですね。

 

4人の中で一番頼りになりそうですわ。

 

報瀬ちゃんのお母さんのCVはやっぱり茅野愛衣さんだった

 

さてこの第7話では回想で報瀬ちゃんのお母さんが出てきますが、これまでCVは明らかになっていませんでした。

 

ネットなどでは本作を作っているのがノゲのスタッフ陣でああること。

ノゲで主役を演じた松岡禎丞さんがキャスティングされている。

だからノゲ繋がりで茅野さんもキャスティングされているはず。

 

もし茅野さんがキャスティングされるなら報瀬ちゃんのお母さんしかいないと、多くのファンが予想しておりました。

 

そして結果は大正解。

報瀬ちゃんのお母さんのCVは茅野さんでしたわ。

 

 

 

これでノゲのメイン二人が揃い踏み。

ノゲファンとしては物凄く嬉しいです。

 

それとノゲと言えば、本作とのコラボキャンペーンが開始されました(現在は終了しております)。

 

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さて次回は南極向けてペンギン饅頭号が出港。

ただしCパートの大波を見ると次回は船酔いとの戦いになりそうです。

 

「よりもい」第7話のまとめ三行

・観測隊員として働き始める

・この観測隊ヤバくね?

・目的は宇宙を見ること

 

 

第8話「吠えて、狂って、絶叫して」の感想 「これほど船酔いシーンばかりのアニメって他にないんじゃね?」

感想(ネタバレあり)

 

ホントに南極に行けるのか不安になったキマリたち4人。

大人たちが本気で南極に行く覚悟を持っていることを知り、4人も決意を新たにします。

 

そして今回、ペンギン饅頭号が出港。

でも目の前には荒れ狂う海が…。

 

南極行くのって大変なんですね。

 

 

南極チャレンジの仕事と船員としての仕事

 

フリーマントルを出港するペンギン饅頭号。

ようやく南極に向けて出発です。

 

あとは南極につくまでゆっくり船旅を楽しむ…なんて悠長なことをしている訳にはいきません。

 

キマリたちはあくまで「南極チャレンジの一環」で乗船しているのです。

しっかりと撮影しなければいけません。

 

この日は天文学者の夢さん(メガネ美人)、微生物学者の保奈美さん(前回べろべろに酔ってた人)のインタビューのお仕事。

 

南極よりも遠い場所第8話WEB予告より引用

 

インタビュアーは報瀬ちゃん。

もう失敗する予感しかありません。

 

一応インタビューはできたのですけど、インタビューの中身より報瀬ちゃんの緊張した姿の方に気が取られるような映像に。

 

これはこれで人気を博しそうですが、南極チャレンジの仕事としてはどうなんでしょうかねえ。

 

ようやくインタビュー終了。

でも今度は乗組員としての仕事が待っています。

 

予算不足で人手が足りないのです。

 

キマリたちをお客さんとして扱う余裕はありません。

できることはやってもらう。そんなスタンスなんでしょうね。

 

キマリたちは食堂に向かい、そこで弓子さんからジャガイモの皮むきの仕事が与えられます。

 

もちろん皮むき機なんてありませんからナイフで一つ一つ丁寧にむくことに。

少しづつ揺れている中、神経を集中させるのは辛そう。

 

これからもこんな雑用ばっかりやらされるのでしょうね。

 

 

観測隊員との体力差を実感

 

 

さて、キマリたちは甲板にやってきます。

目的は運動。

 

船旅の間、何もしなければ運動不足になってしまうので適度に運動する時間が設けられているのです。

 

観測隊員は体が資本。

これも大事な仕事のうちなんでしょう。

 

早速ペースを考えず走り始めるキマリ。

しかしすぐにバテてしまいます。

別にキマリのペースが速すぎた訳ではありません。

 

キマリは他の観測隊員のペースに合わせて走ったのですけど、そのペースに付いていけなくなったのです。

 

これが本物の観測隊員とJkの差ということなんでしょう。

 

ちなみに天文学専門の夢さんもキマリたちより早いペースで走ってました。

 

その後は入浴、食事、洗濯と続きようやく就寝。

 

でも次の日、起きたらびっくり全員船酔い状態に。

 

事前に飲んでいた船酔いの薬が切れたようですね。

船酔いに薬って結構効き目長いですがさすがに1日は持ちません。

 

というか、まだ出港したばかりでまだまだ船旅は続きます。

こんなところでへばっていたは南極行く前に点滴のお世話になってしまうかも。

 

そうならないため、がっつり食べる4人ですがやっぱり食べたものをすべて吐くことに。

 

2度目の甲板での運動時間。

走る元気もない4人。

キマリだけは海上に現れたクジラを見ようとしますが、双眼鏡を覗いている途中で吐き気が。

 

普通なら楽しいホエールウオッチングもそれをやるどころではないですね。

 

 

甲板でグロッキー状態の4人に保奈美さんが話をしてきます。

 

どうやら荷物の準備が終わってなかったので、保奈美さんが心配になって声を掛けたようです。

 

準備というのは荷物の固定。

そう、これから、

 

  • 吠える40度(南緯40度)
  • 狂う50度(南緯50度)
  • そして叫ぶ60度(南緯60度)

 

を突破しなければいけないのです。

 

海洋には海流が流れており、北半球など大陸があるところはその大陸のおかげで海流の勢いがそがれて波も比較的穏やかになります。

 

しかし大陸がほとんどない南半球は遮蔽物がないので海流の勢いが衰えず、海流が真横に流れているのです。

 

南極に行くためにはその海流を突き抜けて行くしかありません。

 

当然波を高く、それを耐えるだけでも大変。

 

おそらくキマリたちは南極についた後のことばかり考えていたはず。

 

まさかその途中で大変な目に合うとは思っていなかったでしょうね。

 

そしてその夜から本当の船酔い地獄の始まったのです。

 

 

船酔い地獄がキマリたちを襲う

 

 

ずっと揺れ続けるペンギン饅頭号。

安らぐ時間はありません。

 

再び食べては吐き、食べては吐きで顔色が悪くなっていく4人。

最後まで行くのを嫌がった結月ちゃんとか後悔しているかも。

 

波がどんどん高くなってき、まるで嵐の中を進んでいくペンギン饅頭号。

 

キマリたちは船酔いで苦しむ一方、大人たちはこの状況を楽しんでいるようにも見えますね。

特に隊長の吟さんは。

 

南極よりも遠い場所第8話WEB予告より引用

 

これが慣れというやつなんでしょうね。

 

でもキマリたちも少しづつこの状況になれてきたようです。

若いので適応能力もそれなりにあるのでしょう。

 

今回の南極行はそれぞれがたくさんある選択肢の中から自分が選んだもの。

今更泣き言を言っても仕方ありません。

 

何だか楽しくなってきた4人。

でもこれだけ揺れる中、甲板に出るのは如何かと思いますわ。

 

南極よりも遠い場所第8話WEB予告より引用

 

いくらフィクションであってもこのシーンはやり過ぎ。

 

このアニメがポプテピピックやおそ松さんのようなギャグアニメだったら海が荒れる中、甲板に出ても別に気にしないでしょうけど。

 

非難が集まりそうなことはあんまりしない方が良いかと。

 

できればこのシーンの後、大人たちにこっぴどく叱られるシーンを入れれば、バランスが取れてよかったのですけどね。

 

 

南緯60度を超え、揺れもだいぶんマシになったころ、体がようやく適応してキマリたちは甲板で走って体力づくりを行います。

 

キマリたちも一段階逞しくなったのでしょうね。

ただ波に慣れてしまったので陸に上がったら今度は陸酔いに苦しむみたいです。

 

そしてキマリたちの目の前には大きい流氷が。

ようやく南極の海域にやってきたようです。

 

南極よりも遠い場所第8話WEB予告より引用

 

でもまだ上陸した訳ではありません。

この後も苦難が続きくのでしょうね。

 

最後にCパート。

南極の海域に入ったところで花束を手に持つ吟さんの姿が。

 

報瀬ちゃんの母親である貴子さんのために持ってきたのでしょうか?

 

「よりもい」第8話を視聴し終わって

 

今回はここで終了。

今回は船酔いしか印象に残らなかった感じです。

たぶん日本のアニメでここまで船酔いを正面から描いたものは他のないかもしれません。

 

次回はいよいよ南極大陸に上陸…と行くのでしょうか?

次回も楽しみです。

 

今回のまとめ三行

  • 仕事をこなす4人
  • 船酔いでグロッキー状態
  • 南極の海域へ

 

 

 

第9話「南極恋物語(ブリザード編)」の感想 「報瀬ちゃんが南極に来た理由」

感想(ネタバレあり)

 

船酔いと大波に悪戦苦闘の4人。

ようやくキツイ状態を脱しましたが今回はまた厄介事が。

 

これに関しては4人が悪い訳ではありませんけどね。

他人の恋愛事ほど面倒なことはありません。

 

敏夫の恋?そんなもんどうでもいい

艦上体育の時間、必死に縄跳びの練習をする4人。

 

実は縄跳び大会でビリとなり、思いっきり屈辱を味わったのです。

 

優勝チームがステーキを食べる横で魚肉ソーセージをほうばる4人。

 

宇宙よりも遠い場所第9話WEB予告より引用

 

惨めです。

惨めすぎて泣けてきます。

 

でもこういうことをバネにしてリベンジを図ろうとするのはこの4人のいいところです。

 

4人の中で一番足を引っ張りそうなのが報瀬ちゃん。

ポンコツガールの名前に相応しくきっと縄跳びも全然ダメなはず…と思ったら、4人の中で一番うまいじゃん。

 

小さい時に必死に努力したのでこのように上手いのですけどね。

 

 

縄跳びをする報瀬ちゃんの前にやってくる観測隊員の敏夫。

 

何をやるかと思ったら報瀬ちゃんへの告白をしやがった。

 

宇宙よりも遠い場所第9話WEB予告より引用

 

 

おい、壮行会の時、かなえさんから名指しで釘を刺されたのに…と言いたいところですけど、敏夫の想い人は実は吟さん。

 

4人のところにやってきて好きなんですと言ったのは「吟隊長のことが好きなんです。だからその情報が欲しい」と意味だったみたいです。

 

誤解生むような言い方するなよと言いたいですわ。

 

そしてなぜか弓子さんもやってきたみんなで作戦会議。

 

別に敏夫の恋を助けてやろうという気持ちは微塵もありません。

敏夫のために一肌脱ぐ義理はありませんからね。

 

最近アップしている南極チャレンジの動画の再生数が下落気味。

そこで少しパンチがある動画のネタを探していた日向ちゃんと結月ちゃん。

 

吟隊長の色恋話ならパンチのある動画にできるかもしれないと考えたのです。

 

ネタだけ得られればもう敏夫は用無し。

 

哀れ敏夫、自分でなんとかするしかなさそうですね。

 

ちなみに話が前後しますけど、結局吟さんに告白できずに恋が終わった敏夫。

 

慰めてくれた弓子さんにターゲットを変えたようです。

 

こんな風に軽い男が一番嫌われるのに。

 

もしかして敏夫は一生独身となるかも。

 

この敏夫のターンは今回シリアス目な話があるので暗くなり過ぎるのに歯止めを掛けるために入ったような感じがします。

 

報瀬ちゃんと吟さんは似ているかも

 

吟さんを避けるようにしている報瀬ちゃんに対し、吟さんの方もどう接するべきか悩んでいる様子。

 

親友である貴子さんの娘で小さい時から知っているけど、貴子さんを南極に置き去りにした自分を憎んでいるはず。

 

そう思うなら徹底的に嫌われるようにして報瀬ちゃんを奮起させるという手もあるのですけど、吟さんは性格的にそういう方法は取れないでしょうね。

 

この第9話、結構過去の話が出てきて、報瀬ちゃんと吟さんのぎこちない関係が実は報瀬ちゃんが小さい時から続いていることがわかります。

 

結局貴子さんのこと云々よりもこういう距離感なんですね。

 

そして二人で会話する機会が。

 

何だか二人の会話をしていると報瀬ちゃんの方が冷静で大人のような感じがします。

 

報瀬ちゃんは吟さんのことを恨んでいない。

南極は危険なところであり、貴子さんが帰ってこないことも覚悟していたから。

 

でも貴子さんが帰ってこないとわかっていてもなぜかずっと待ち続けている日常が続く。

 

いつまで経っても終わりがない。

そういうことにけりをつけるために南極にやってきた。

 

悲しいけど強い決意。

報瀬ちゃんを見直しましたわ。

 

砕氷船の本領発揮

 

ペンギン饅頭号は砕氷船。

なぜ砕氷船という名前が付いているかと言えば、文字通り氷を粉砕して進むから。

 

いよいよペンギン饅頭号の本領発揮です。

ごりごり氷を押しつぶしなら進むペンギン饅頭号。

 

当時の日本人が一丸となって作った砕氷船は伊達ではありません。

 

宇宙よりも遠い場所第9話WEB予告より引用

 

 

不可能を可能にした過去の日本人、凄いとしか言えませんわ。

 

南極に降り立つ

かなえさんから上陸許可を貰った4人。

勇んでタラップを降りていきます。

 

そして4人で一緒にジャンプ。

所謂きららジャンプと一線を画すため後ろ向きの描写にするところに拘りを感じます。

 

南極に降り立った報瀬ちゃん。

さぞかし感無量と思ったら出てきた言葉は「ざまぁみろ」。

 

これまで南極なんて無理と言われ続けた報瀬ちゃん。

ずっと根に持っていたのですね。

 

普通ならそんなこと、自分が南極行くことが決まった時点で上から目線で忘れる人が多いのに。

 

まあこういうマイナスの強い執念がある意味報瀬ちゃんを精神的に強くしているのかもしれませんが。

 

そしてこの「ざまぁみろ」というセリフ、みんなで言うことになりますがいろんな物に対する「ざまぁみろ」が含まれていて興味深いですわ。

 

 

「よりもい」第9話を視聴し終わって

 

今回完全にタイトル詐欺ですわ。

恋物語全然メインじゃないじゃん。

 

報瀬ちゃん親子と吟さんがメインでしたわ。

 

報瀬ちゃんが南極に行きたかった本当の訳は「自分の気持ちに決着を付けたかったから」。

そして「お母さんを待ち続けるという日常を終わらせるため」。

 

ポンコツポンコツとネットなどで言われ続けてますけど、4人の中で一番精神的に強いかもしれませんね。

 

本当なら真実に目をつぶって同じ日常を続けることだって選択できたのにそれをしなかったのですから。

 

さてCパートで結月ちゃんのパソコンに結月ちゃんのママから1通のメールが届きます。

 

ここ最近、Cパートは不穏なシーンが多いのですけど、このメール一体どんな内容なんでしょうか?

 

次回も楽しみです。

 

「よりもい」第9話のまとめ三行

  • 敏夫の恋に協力する?
  • 報瀬ちゃんと吟さんは似たもの同士
  • 報瀬ちゃんが南極に来た本当の目的とは?

 

 

 

 

第10話「パーシャル友情」の感想 「初めて友達に祝ってもらった」

感想(ネタバレあり)

 

盛大なタイトル詐欺だった前回。

報瀬ちゃんが南極を目指した真の理由が判明し、なかなか良い話だったと思います。

 

ただCパートの「結月ママからのメール」。

あれが不穏な雰囲気を醸し出していました。

一体どんな内容だったのでしょうか?

 

 

昭和基地に到着

 

ペンギン饅頭号からヘリコプターに乗り移って昭和基地へ。

昭和基地に直接接岸できないのですね。

 

でも人員や物資のほとんどを全部ヘリで運ぶとなるとヘリの燃料代だけでも莫大になりそう。

 

そりゃあ削れるところの予算をできるだけ削る訳ですわ。

 

しかしようやく来ましたね。

昭和基地に着いたことでやっと南極に来たという実感が沸きますわ。

 

宇宙よりも遠い場所第10話WEB予告より引用

 

さて、キマリたちはかなえさんに昭和基地を案内してもらった後、いろんなことの手伝いでてんてこ舞い。

 

JKだからと言って楽はできません。

というか、こき使えてかなえさんや弓子さんからすると結構ありがたい存在かもしれませんね。

 

 

結月が想像する「友達」って?

 

仕事に明け暮れる4人。

そんな最中、結月ちゃんは3人にあることを話します。

 

実は結月ちゃん、ドラマの仕事が決まったのです。

それも朝ドラの。

 

これは女優としてステップアップするにはモッテコイの仕事。

でも結月ちゃん的には「仕事が忙しくなるとキマリたち3人と疎遠になる」と考えている模様。

そりゃあ嫌がりますよ。

 

別に忙しくなって疎遠になっても「親友なんだからそれほど気にすることはない」と思うのですけど、ここで重大なことが明らかになります。

 

実は結月ちゃん「まだキマリたちと友達になっていない」と考えていたのです。

 

え?

 

一緒に訓練して、一緒に船酔いと戦ったのにまだ友達と思っていなかったの?

 

結月ちゃん的には「友達となって」と言われてないので友達になったと思ってなかったそうです。

 

結月ちゃんはこれまで芸能活動ばかり。

そのため友達とはどんなものなのかイマイチ理解してないのでしょうね。

 

そしてとうとう最後は友達契約書みたいなものを作ってキマリたちに署名させようとしますし。

 

不憫になったのでしょう。

キマリは結月ちゃんを思いっきりハグ。

 

 

宇宙よりも遠い場所第10話WEB予告より引用

 

 

キマリに同情されるとは。

これは敏夫並みに残念だという証拠かと。

 

 

初めて友達に祝ってもらった

 

自室で一人考える結月ちゃん。

そこにキマリがやってきます。

 

結月ちゃんは結構気まずいですよねえ。

結月ちゃん的にはキマリを怒らせたと考えているので。

 

結月ちゃんの気持ちを知ってか知らずかキマリは親友の恵ちゃんの話を始めます

 

出発の日、今までのことをすべて話し、絶交してくれと言ってきた恵ちゃん。

キマリはその恵ちゃんにずっとLINEを送っていたみたいです。

 

そのLINEを読み、そっけない返事をする恵ちゃん。

 

恵ちゃんのことをあまり知らない人だったら恵ちゃんのことを誤解するかもしれません。

 

でもキマリは違います。

だって恵ちゃんのことを知っているから。

だからわかるのです。

恵ちゃんがどう思っているか、どう考えているか。

 

だって友達だから。

 

これがキマリが考える友達というもの。

言葉ではないのです。

何だか感覚でわかる相手。

それが友達というもの。

 

これを聞いて結月ちゃんも

友達に関して少し理解したようです。

 

そこで響く部屋をノックする音。

ノックしたのは報瀬ちゃんと日向ちゃん。

 

実は航海中に結月ちゃんの誕生日を迎えたのですが、丁度その時船酔いが一番キツイ時。

当然誕生日を祝う状態ではありません。

 

だから結月ちゃんを除く3人で昭和基地に着いてから祝うことを考えていたみたいなのです。

 

そういえばキマリが結月ちゃんに一つだけ秘密があると言ってましたが、おそらくこの事だったのでしょうね。

 

結月ちゃんが初めて友達に祝ってもらう誕生日。

 

結月ちゃん的にこんなに嬉しいことはないでしょう。

そして結月ちゃん、いつの間にか3人を友達と言っているし。

 

気付かないうちになっているもの、それが友達なんでしょうね。

 

そしてその頃、昭和基地の外では。

 

宇宙よりも遠い場所第10話WEB予告より引用

 

3年ぶりに帰ってきた南極。

吟さんもかなえさんもいろいろ思うところがあるのでしょうね。

 

 

「よりもい」第10話を視聴し終わって

 

今回はここで終了です。

 

前回のCパートがかなり不穏だったので物凄く心配でしたが、何やかんやで良かったですわ。

 

でも今回もCパートがちょっと…。

日向ちゃん宛に羽生第三高校陸上部からのメッセージって。

 

次回は日向ちゃんが過去と向き合う回になりそうですね。

 

次回も目が離せませんわ。

 

 

「よりもい」第10話のまとめ三行

  • 昭和基地に到着
  • 結月ちゃんは心配
  • 結月ちゃんの誕生日を祝う

 

 

 

第11話「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」の感想 「日向ちゃんの代わりに言ったった」

感想(ネタバレあり)

 

前回のCパート。

日本との中継の予定に聞きなれない高校の陸上部の名前が。

 

実はこの高校、日向ちゃんが中退した高校の名前だったのです。

 

今回は日向ちゃんが過去と向き合うお話となります…と思ったら、日向ちゃんのために報瀬ちゃんが頑張るお話です。

 

 

日向ちゃんが変

 

中継のテストのため集まっているキマリたち。

 

郵便局強盗ゴッコをするくらいリラックスしてます。

でもある人達が中継のカメラの前に現れて雰囲気が一変することに。

 

現れたのは日向ちゃんの友達を自称する人達。

 

その人達を見た途端、日向ちゃんの様子がおかしくなってしまいます。

 

まあ、何かあったのは確実かと。

 

 

天文台の部品は届いたけど

 

飛行機である部品が届きます。

それは天文台設置のための部品。

 

でも天文観測を行える場所は報瀬ちゃんのお母さんの貴子さんが行方不明になった場所です。

吟隊長は今一つ踏ん切りがつかないようですね。

 

もちろん貴子さんが遭難したくらい危ない場所であるということもあるでしょう。

しかしそれだけが理由ではありません。

 

あの場所に行くと「貴子さんが遭難した事実と正面から向き合う必要がある」のです。

 

 

宇宙よりも遠い場所第11話より引用

 

 

貴子さんの娘である報瀬ちゃんは第9話の会話から考えると十分覚悟はできているようですけど、吟隊長の方は…。

 

 

日本への年賀状を書いている最中、ちょっと一人だけ席を離れる日向ちゃん。

向かった先は外。

 

そこで雪に当たり散らす日向ちゃん。

明らかにいつもの日向ちゃんではありませんね。

 

ここまで感情を爆発させた日向ちゃん見たことありませんわ。

 

よっぽどさっきの子たちが気に触るようです。

 

 

それを見ている報瀬ちゃん。

これはもうお節介するパターンですよね。

そしてそれで日向ちゃんが激おこするところまで読めますわ。

 

たぶん報瀬ちゃんは日向ちゃんを親友と思っているから何とかしたいと考えたのでしょう。

 

でも親友でも踏み入ってはいけないものもあるのですよ。

 

そんなものに下手に首を突っ込むとこれまで築き上げてきたものがすべて台無しになるかもしれません。

 

 

海氷と地表の調査に同行する4人。

保奈美さんから3年前、今報瀬ちゃんたちがやっていることを貴子さんもやっていたことを聞きます。

 

報瀬ちゃん、感慨深いでしょうねえ。

南極に来たことによって貴子さんがやったことを自分も経験できるのですなら。

 

貴子さんが帰って来るのを待つだけの日常はとは違う、貴子さんを感じることができる日常」をどんどん体験して欲しいですわ。

 

 

ふとしたことで日向ちゃんにメールが来ていることを知る報瀬ちゃん。

そして最終的に盗み見てしまいます。

 

こりゃあ、やり過ぎで日向ちゃんが報瀬ちゃんに

ブチギレるパターンくる?

 

日向ちゃんの過去の話

 

報瀬ちゃんに迫られてしぶしぶ過去の話を始める日向ちゃん。

 

報瀬ちゃんをメールの件で攻めるよりも経緯をすべて話せと言わんばかりの報瀬ちゃんのプレッシャーに負けた感じ?

 

過去の話と元同級生たちがメールを送ってきた理由をまとめるとこんな感じ。

 

日向ちゃんの同級生が日向ちゃんを焚き付けた癖に先輩たちに詰問されると全部日向ちゃんに責任押し付けたいうよくある話。

 

宇宙よりも遠い場所第11話より引用

 

そして日向ちゃんが高校を中退すると今度はあることないこと言って日向ちゃんを悪者に。

それなのに日向ちゃんが南極に行ったと知って、すり寄ってきたという訳

 

だからアバンでああいう行動をしたのですね。

 

おそらくあの同級生たちは日向ちゃんが南極に行ったことで気分が高揚して、今だったら過去のことを許してもらえるかもと考えているような気がします。

 

一方の日向ちゃん。

日向ちゃんは表面上何とも思っていないように振るまいます。

 

でもそれはカラ元気みたいなもの。

 

そりゃあそうです。

あの過去のことで、人間不信になって学校を辞めたのですから。

 

許す許さない以前に怖いのです。

 

それを報瀬ちゃんに伝える日向ちゃん。

 

大事な親友を悲しませた奴は私の敵でもある。

 

この時、報瀬ちゃんの腹が据わったのかもしれませんね。

 

 

報瀬ちゃんの言葉が気持ちいい

 

そして大晦日の中継本番。

報瀬ちゃんが日向ちゃんの同級生たちに思っていることを全部ぶつけます。

 

おいおい、そこまでやるか。

自分のことじゃないのに。

 

でも報瀬ちゃん、よく言った。

そう思った人が多いはず。

 

日向ちゃんは報瀬ちゃんの親友。

その親友を傷つけた奴らは自分の敵。

だから容赦しない。

 

「敵には容赦しない」という報瀬ちゃんの設定がここでも生きてくるとは。

このシーンから逆算して報瀬ちゃんの性格設定したのかも。

 

日向ちゃんが受けた仕打ちを倍返しして、日向ちゃんの同級生たちの思惑をすべて潰した報瀬ちゃん。

 

こりゃあまた報瀬ちゃんの株が高騰しそうですね。

 

吟隊長とかなえさん。

さっきの報瀬ちゃんが日向ちゃんの同級生たちに話していることを聞いて吟隊長も腹を据えたようです。

 

貴子さんと向き合うため、貴子さんが行方不明になった場所へ。

 

 

Bパート最後のシーン。

煩悩を落とすためにドラム缶の鐘を除夜の鐘に見立てて4人でつくことに。

これが今回のタイトルの由来なんですね。

 

 

「よりもい」第11話を視聴し終わって

 

 

ED後のCパート。

机の上に置いてある貴子さんが書いたあの本。

 

これは次回が貴子さん絡みの話になるという暗示なんでしょうね。

 

次回も見逃せませんわ。

 

「よりもい」第11話のまとめ三行

  • 日向ちゃんがいつもと違う
  • 日向ちゃんの過去
  • 報瀬ちゃんよく言った

 

 

 

 

第12話「宇宙よりも遠い場所」の感想 「待ち続ける日常の終わり」

感想(ネタバレあり)

 

報瀬ちゃんが南極に来た理由。

それは「母親である貴子さんを待ち続ける日常とさよならするため」です。

 

今回貴子さんが消息を絶った場所に行くことになる報瀬ちゃん。

報瀬ちゃんは気持ちに踏ん切りを付けることができたのでしょうか?

 

 

ホントに終わるの?

 

いよいよあの場所に向かうことに。

天文台の建設予定地であると共に貴子さんが消息を絶った場所。

 

吟さんとかなえさんは報瀬ちゃんたちにも声を掛けます。

 

でもなぜかそれに飛びつかない報瀬ちゃん。

 

ずっと待ち続ける日常を終わらせるために南極にやってきたはずの報瀬ちゃん。

 

南極に来れば、夢のようにずっと続いているこの日常も終わるはず。

そう思っていたのに、南極に来ても何ら変わりません。

 

だからこそ、貴子さんが消息を絶った場所に行って何も変わらなかったら?

 

終わらせるつもりだった待ち続ける日常がさらに続く。

 

そりゃあ報瀬ちゃんじゃなくても怖くなりますし、躊躇しますよ。

こういう細かい心理描写もしっかり描かれるのがこの作品の良い点かと。

 

 

揺れ動く報瀬ちゃん

 

悩む報瀬ちゃんに対して、キマリたちはほっとく決断をします。

 

こればっかりは報瀬ちゃんが決めることですからね。

そしておそらく、キマリたちは報瀬ちゃんの決定を尊重するつもりなんでしょう。

 

冷たいと思う人もいるでしょうけど、友人だからこそほっとけるのでしょうね。

弓子さんが言ったように。

 

 

その報瀬ちゃんは吟さんと二人きりで話します。

 

宇宙よりも遠い場所第12話より引用

 

 

貴子さんが死んだ事実は変わらない。

そう報瀬ちゃんに話す吟さん。

 

そして吟さんは報瀬ちゃんに人に委ねず自分で決めるように話します。

 

自室で100万円を封筒から出して、バイトしてその100万円を稼いだ軌跡を思い出す報瀬ちゃん。

 

南極に行きたいという一心で貯めた100万円。

その稼いだ軌跡を思い出すことで報瀬ちゃんは決意します。

 

貴子さんの最期の地「宇宙(そら)よりも遠いその場所」に行くことを。

 

 

雪上車で出発

ヘリで物資を運び、それを雪上車に積みこむといよいよ出発です。

 

 

雪上車の遅さにびっくりですが、南極ですからね。

冒頭でかなえさんが言ってた通り、クレパスなど危険な場所だらけなので。

 

そして昭和基地周辺より低い気温に悪戦苦闘のキマリたち。

 

今まではどちらかというと南極が過酷という描写がほぼありませんでしたが、

今回はまさに南極が極寒の地であるというのがよくわかる描写が多いです。

 

夜、外はブリザードが吹き続ける中、雪上車の中で寝ているキマリたち。

でも報瀬ちゃんだけは眠れません。

 

丁度目を覚ましたキマリは報瀬ちゃんに話掛けます。

 

みんなと一緒だから南極が好き。

報瀬ちゃんと一緒に南極に来たことで青春することができた。

 

感謝で一杯のキマリ。

だからこそキマリは報瀬ちゃんのために頑張るつもりなんでしょうね。

 

報瀬ちゃんが南極に来た目的を達成させるために。

 

永遠に続くと思われた日常の終わり

 

ようやく目的地に到着します。

 

宇宙よりも遠い場所第12話より引用

 

吟さんとかなえさんは感慨深いものがあるようですね。

 

貴子さんの希望だった天文台、小淵沢天文台の建設。

 

このために戻ってきたのです。

 

その一方、何か冷めている報瀬ちゃん。

 

今一つ実感が沸かないのかもしれません。

泣いている吟さんを冷静に見てるし。

 

しかしキマリたちは違います。

報瀬ちゃんのために貴子さんの残したものがないか探し始めます。

それも必死な形相で。

 

キマリたちもわかっているのです。

終わらない日常を終わらせるためには切っ掛けというか報瀬ちゃんが夢から覚めるためのものが必要なことに

 

そして日向ちゃんと結月ちゃんが見つけます。

1台のノートパソコンを。

 

でもこれだけでは貴子さんのものかどうかわかりません。

 

と思ったら、パソコンの裏に1枚の写真が。

紛れもなく、貴子さんと小さい報瀬ちゃんの写真。

 

宇宙よりも遠い場所第12話より引用

 

パソコンを受け取った報瀬ちゃんは自室でそのパソコンのスイッチを入れます。

 

パスワードを入力しログインするとメールソフトに報瀬ちゃんが送ったたくさんのメールが。

 

メールを受信するのを見ていた報瀬ちゃんは泣きじゃくります。

 

自分が送り続けていたメールは貴子さんに届いていなかった。

 

それを目の当たりにしたことでようやく貴子さんがいないということを実感できたのです。

 

宇宙よりも遠い場所第12話より引用

 

悲しい現実。

そしてこれこそが報瀬ちゃんが望んだものなのです。

 

悲しいけど、ずっと続いていた日常の終わり。

これでようやく報瀬ちゃんは一歩進めるのです。

 

部屋の外でキマリたちも泣きじゃくります。

 

宇宙よりも遠い場所第12話より引用

 

キマリたちもいろいろ思うところがあるのでしょうね。

 

自分達が正しことをしたか確信持てないのかもしれません。

 

自分達が貴子さんのパソコンを見つけたことで報瀬ちゃんに辛い思いをさせたと思っているかもしれません。

 

これで報瀬ちゃんの待ち続ける日常を終わらせることができて報瀬ちゃんが前に進めると考えているのかもしれません。

 

このキマリたちの涙はたくさんの意味を含んでいるのだと思います。

 

 

今回はここで終了。

 

今回はヤバい。

毎回ヤバい、でも今回は特にいしづか監督、泣ける話作る上手過ぎですわ。

 

さあいよいよ次回が最終回。

どういう〆方をするか物凄く気になります。

 

「よりもい」第12話のまとめ三行

  • 天文台建設へ
  • 貴子さんのパソコン発見
  • 終わらない日常の終わり

 

 

第13話(最終話)「きっとまた旅に出る」の感想 「また旅に出よう、この4人で」

 

感想(ネタバレあり)

 

待つだけの日常が終わり、ようやく止まっていた時間が動き出す報瀬ちゃん。

そして目的を達成した4人は日本に帰国することに。

 

とうとう本作も最終回。

どういう終わり方をするのでしょうか?

 

 

最後にみんなで遊ぶ

 

今日は日向ちゃんとキマリが当直。

朝から食事の準備、カルピスが薄いというどうでもいいクレームを聞きたら、今度は掃除。

 

何でもかんでもやること多過ぎ。

 

でもそんな日々も残りわずか。

キマリたち4人の帰還が迫ってます。

 

キマリたちはアイスオペレーションに同行することに。

アイスオペレーションの内容は簡単に言うと氷掘り。

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

 

何にもない南極で唯一持って帰れるものが氷なのです。

 

その氷を使ったカキ氷をみんなで食べます。

 

夏期とは言え、こんなところで食べる氷ってどんな味するのでしょうかねえ。

 

まあ、まだカキ氷は序の口、後ろの方では敏夫たちが流しそうめんやろうとしてますし。

 

カキ氷を食べるのは夏の終わりの風物詩。

 

この後南極は昼間がほぼない極夜になります。

 

そんな話をかなえさんから聞いたキマリ。

 

4人だけになったところで越冬しないかと提案します。

 

おいおい本気かよ。

 

残りわずかになったので南極から帰りたくなくなったのでしょうか?

その気持ちはわからんことありませんが、残り3人から総ツッコミを浴びます。

 

でも実際のところ、残り3人も気持ち的には同じみたいですけどね。

 

みんなとの別れ、そして南極との別れ

 

キマリたち4人が帰還するに当たり、最後のやりたいことをやらせてもらえることになります。

 

そして選んだのはみんなで遊ぶこと

 

馴染の隊員たちとソフトボールをしますが、ピッチャーの吟さんがノーコン過ぎて怖い。

まあ、あだ名が「縦縞ナインティ―ン」ですからノーコンでも仕方ありません(阪神ファンのみなさんすみません)。

 

まだ吟さんを諦めてなかった敏夫がそのノーコンの犠牲に。

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

完全に可哀想な状況ですが、なぜか「ざまぁ」という言葉が頭に浮かびましたわ。

大人しく弓子さん狙いへ方向転換しとけばいいのに。

 

そんな吟さんと対峙する報瀬ちゃん。

何でも貴子さんは吟さんのノーコンボールを打ち返した実績があるとか。

さあ、勝負の行方は…?

 

 

隊員たちがお別れ会を開いてくれることになり、それに出席する4人。

実はこの直前にばっさり紙を切った報瀬ちゃん。

その姿は貴子さんの雰囲気そっくり。

やっぱり親子なんですね。

 

さてお別れ会は4人たちよりも隊員たちが涙目に。

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

 

まあ大人でも悲しい時は悲しいですからね。

こればっかりは仕方ありません。

 

吟さんのスピーチが終わると、次はその返礼のスピーチを報瀬ちゃんがすることに。

 

南極に対する想いを自分の言葉で話す報瀬ちゃん。

報瀬ちゃん、ホントにカメラがないとあがりませんね。

 

南極に来たことで「なぜ貴子さんが南極に行きたかったのか」理解した報瀬ちゃん。

 

南極での日々と出来事が報瀬ちゃんを立派に成長させたのは間違いないようですね。

 

そしてスピーチの最後、「必ずまた来ます」という言葉で締めくくります。

 

それを聞いて吟隊長までもボロボロ泣き出すことに。

 

 

 

帰還直前、報瀬ちゃんは貴子さんのノートパソコンを吟隊長に渡します。

 

もう報瀬ちゃんには必要ないので。

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

逆に考えると「吟隊長にはまだ必要」ということなんでしょうかねえ。

 

報瀬ちゃんは貴子さんのことを吹っ切れたけど、吟隊長はまだ…。

だからこそノートパソコンを渡したのかも。

 

オーロラとメール

ヘリでペンギン饅頭号に再び乗船した4人。

 

しかし4人が帰還するだけのためにこんなデッカイ船を航行させるなんてちょっと勿体ない気もしますが、他に手段がないのでしょうね。

 

夜、甲板で最後の撮影に望みます。

そして何と空にはオーロラが。

 

あれだけキマリが見たいと思っていたオーロラまで見えるなんて。

 

南極に戻ってきたい理由が1つ減ったわ。

 

そして4人でオーロラを見ていると吟隊長から1通のメールが転送されてきます。

その内容は…。

 

貴子さんも見たオーロラ。

画像の1万倍素晴らしいオーロラを親友たちと見ている報瀬ちゃん。

 

まさか最終回まで泣き要素あるとは思ってませんでしたわ。

 

ホントこの作品、ガチで泣かせようとし過ぎ。

 

日本に帰還!そしてまた日常がやってくる

 

日本に帰ってきた4人。

でも成田空港で別れます。

 

もちろん喧嘩などのネガティブな意味で別れた訳ではありません。

 

各自これからやらなければいけないことがたくさんあります。

 

でもそれを全部終わらせたら…。

発展的な別れ、そんな感じですね。

 

 

「一緒にいられなくても一緒にいられる。

だってもう私たちは私たちだもん」。

 

 

キマリのこの名言、13話ずっと見てきたら何だかその意味がわかるような気がします。

 

さてこの時びっくりするような事実が明らかに。

 

何と報瀬ちゃん、100万円を南極に置いてきたのです。

金に執着しなさすぎだろ。

 

100万円はお母さんがいる南極に行くために貯めたもの。

目的を達成した以上、いらないのはわかりますけど。

 

まあ、こんなところが報瀬ちゃんらしいですね。

 

さてその後の4人について。

 

結月ちゃんは北海道に帰ってお母さんに再会。

 

日向ちゃんはバイト先のコンビニに行って店長に再会。

なぜかコンビ二の窓には日向ちゃんたちの画像がいっぱい。

まあ客寄せというよりは「この店のバイトが南極で頑張ってます」ということをアピールしたかったのでしょうね。

 

報瀬ちゃんは自宅に帰りお婆ちゃんと再会。

南極から持ち帰った氷をグラスに入れて貴子さんの仏壇の前に備えます。

 

最後にキマリ。

家族と再会した後、親友のめぐっちゃんにLINEを。

 

無事帰ってきたことを報告しますが、そのめぐっちゃんが意外な返事が。

 

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

 

 

え?

北極?

 

最後の最後でめぐっちゃんやってくれました。

 

キマリの親友でいるためにはキマリに嫉妬しないようにしなければならない。

 

そのために北極に行って、キマリと同格…とまでは言えませんが、少なくともキマリに嫉妬しないようにしようと考えたのでしょうか?

 

実際どんな気持ちで北極行ったのかわかりませんが、めぐっちゃんの北極行は予想できませんでしたわ。

 

 

 

「よりもい」最終話を視聴し終わって

 

これで本作も終了。

お疲れさまです。

 

正直始まる前はそれほど期待してませんでした。

 

ただノゲのスタッフ陣が作るというキャッチコピーに引かれて見始めただけ。

それがこんなにハマるなんて。

 

こんなに次回が楽しみだった作品は近年あまりありません。

この作品を1話から視聴できて良かったです。

 

あと最終話のED。

メイン4人の声優さんだけ一人ずつクレジットしていく演出、鳥肌ものでした。

 

 

宇宙よりも遠い場所第13話より引用

 

メイン4人の声優さんの演技が本作をさらに素晴らしいものにしたのは間違いありません。

その4人をリスペクトするためとも思えるこの演出。

繰り返しますが、ホント鳥肌ものでしたわ。

 

 

続編を見たいような気もしますが、しばらくはこの最終回の余韻をたっぷり味わいたいと思います。

 

スタッフの皆さん、素晴らしい作品

本当にありがとうございました。

 

「よりもい」最終話のまとめ三行

  • 南極からの帰還
  • 100万円の行方
  • めぐっちゃん大勝利!!