なぜソーマ3期(餐ノ皿)で「お食事処まつおか」が制作されなかったか真面目に考えてみた

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序論

 

2017年秋クールで放送中の食戟のソーマ餐ノ皿(3期)。

ジャンプの作品は高確率でアニメの続編が制作されるが、さすがに3期まで制作される作品はそれほど多くはない。

おそらくアニメ3期を期待した熱狂的なファンが多かったのであろう。

 

しかしこの3期、1期や2期と異なる点がある。

それはアニメを盛り上げる特別番組、特に多くの声優ファンを魅了した「お食事処まつおか」が制作されていない点だ。

 

これまで1期2期と制作されてきた「お食事処まつおか」。

ではなぜ3期では制作されなかったのだろうか?推測の域を出ないが個人的に理由を考察したので以下に記す。

 

 

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推測その1:宣伝広告費が削減された

 

アニメを一人でも多くの者に視聴してもらうにはある程度の宣伝活動が必要となる。

「お食事処まつおか」も声優ファンに対して、作品を知ってもらうための宣伝活動の一環と考えて間違いないだろう。

 

ただ宣伝広告費は無尽蔵に使える訳ではない。

 

特にソーマの場合、製作費回収の主要手段であるBD&DVD販売がそれほど伸びていないのだ。

だからアニメ3期が制作されるにあたり、それを宣伝するための費用(お食事処まつおかの制作できるだけの費用)の捻出ができなくなったという可能性も少なからずある。

 

しかし同時にソーマは海外、特に中国での配信事業が好調だったという話も存在する。

 

海外配信が好調ならば製作費が一気に削減されたとは考えにくい。

ただ中国市場を重視する場合、製作費とは別の理由でお食事処の制作が中止となった可能性もあるがそれは次の章で記す。

 

宣伝広告費に関してはもう一つ減らされそうな理由が考えられる。

 

ソーマも既に3期。

3期も放送されれば、ソーマの名前はアニメファンや声優ファンの間に十分浸透しているはずである。

そのためアニメファンや声優ファンに知名度を上げる必要がなくなり、宣伝広告費が削減されたとも考えることができる。

 

推測その2:中国市場重視で余計なものの制作を止めた

中国市場重視でアニメ制作をする場合、日本の制作会社は広報活動に資金を割く必要はなく、アニメ製作に多くの資金を投入するだけでよくなる。

 

中国市場でのアニメ配信は現地の配信会社が行うものであり、当然中国市場での広報活動は配信会社の領分となるからである。

 

そうなると声優のスケジュールを確保したり、調理できるスタジオを用意するのに少なくない費用が掛かる広報番組なんて一番に廃止されてもおかしくないはず。

 

ただその一方中国市場での日本の声優人気は絶大である。

 

作品が違うが、ソーマで主人公の創真を演じる松岡禎丞氏が劇場版ソード・アートオンラインの広報活動のため、中国のビリビリ動画の生配信に出演したのだが、その時の視聴者数が累計で20万を超えていたのだ。

 

単純に比較はできないが、声優が出演する1時間のニコ生番組の場合、視聴者数が1万を超えれば十分なヒットとなるはず。

それを考えれば20万という数字の大きさが理解できるはずである。

 

またYouTube等ではお食事処の動画に中国語字幕が付けられたものがアップされており、PVは凄い数となっている。

これらから考えるとお食事処のについては中国でも一定の認知度と人気があると見て間違いない。

 

人気のあるコンテンツを中国の配信会社が放っておく訳はないはず。

当然中国の配信会社が働き掛けて日本の制作会社にお食事処まつおかの制作を打診しているはずだ。

 

それにも関わらず制作されないということは別の理由があると考えるべきであろう。

 

推測その3:声優側の事情で制作されなかった

 

松岡禎丞氏のファンから絶大な人気があるお食事処まつおか。

しかし同時にファンからすれば心配の種でもある。

 

その理由は1期と2期、お食事処の収録が終わったと考えれられる秋口から松岡氏の体型がふくやかになったからだ。

 

もちろんふくやかになったのは別の理由があるのかもしれない。

一説には体を鍛え過ぎた結果という話もあるし、声を維持するためにわざと体重を増やしたという話もある。

 

だがその一方松岡氏のファンの多くは、松岡氏が凝り性ということを知っている。

 

お食事処で完璧を期すために、仕事が終わった深夜、お食事処の撮影に備えて、料理の練習と味見を繰り返してその結果、ふくやかになったというという噂がファンの中でまことしやかに囁かれていた。

 

当然ファンの噂や意見は本人や事務所の耳にも入っているはず。

さらに来年2月には松岡氏が声優になって初めてオーディションで獲得した役であるサイドMのツアーが控えている。

 

以上のことから、松岡氏か事務所から制作に難色を示され、結果制作されなかったという可能性も考えられるのだ。

 

だが同時に松岡氏はできる限りオファーされた仕事は断らないことをラジオ等で匂わせている。

そんな松岡氏がオファーを受けて本当に断ったのかどうか疑問が残る。

 

では他に理由はないのだろうか?

 

推測その4:ニコニコ動画との契約終了が影響した

 

ソーマの1期と2期について動画配信していたニコニコ動画。

ところが3期の配信を行っていない。

それどころかこれまで有料配信されていた1期の2期も今年(2017年)10月で配信終了となったということを知っているだろうか。

 

実はこれはソーマだけでなく、ワーナーブラザースジャパンが制作したアニメ全般のニコニコ動画の配信が終了したのである。

 

どうやらニコニコとワーナーの契約期間が終わったことが影響していると考えて間違いないだろう。

そして12月からニコニコはDアニメストアとの提携を発表したことが関係しているのかもしれない。

 

でもこれとお食事処が制作されないこととどういう関連があるのだろうか?

 

覚えている方も多いだろうが、「お食事処まつおか」はニコニコ動画で配信されていたのだ。つまりお食事処の制作はニコニコが大きくかかわってい可能性がある。

だからニコニコとの関係が切れたことで、お食事処の制作がなくなったと考えることができるだ。

 

さらに「お食事処まつおか」の制作にはもう1社関わっている企業がある。

それが音泉を運営するタブリエである。

 

 

推測その5:売り上げが右肩下がりだから制作されなかった

 

「お食事処まつおか」のDVDを販売したのがタブリエである。

そこから考えるとタブリエが「お食事処まつおか」の制作に金を出していたのは確実であろう。

 

もちろん自社の資金だけでなく、ソーマの制作委員会から宣伝広告費として製作費の一部が出ているだろうが、DVDの販売権利を得るためにそれなりの製作費をタブリエが支出していると考えるのが普通である。

 

だがどんなに面白い番組でも長く続くとDVDの売り上げもどんどん下がってくるもの。

「お食事処まつおか」もその例に漏れない。

 

某サイトで確認すると見事な右肩下がり。

アニメより製作費は低いかもしれないがもちろんただで作ることはできない。

 

この流れだと3期を制作してもおそらく急激な改善はされないはず。そ

れならば3期は作らないという結論に達しても不思議ではないだろう。

 

結び

 

繰り返すがこれは個人的な推測であり、当たっているかどうかはわからない。

 

ただ個人的には推測その1とその5が一番可能性があると考える。

やはり製作費がないと作れないし、売れないのならば積極的に作ろうとは思わないだろう。

 

明日(2017年12月16日)はジャンプフェスタでソーマのステージイベントが開催される。長々と駄文を書いたがこんな考察すべて的外れで、実は「お食事処まつおか餐ノ皿」完成しましたというサプライズ発表があることを望む。