精霊幻想記PV第1弾より引用
感想(ネタバレあり)
さあ、始まりました精霊幻想記。
異世界転生作品の中でもその王道パターンを進む作品の一つです。
まあ、最近の異世界転生作品って奇をてらうモノが多くなっているので、逆に本作みたいな王道パターンの作品の方がより楽しめるかもしれません。
1話は主人公のリオの体に天川春人の記憶が出現し、フローラを救出した功績で王様に謁見するまでのお話。
それにしてもこの作品、本当に絵が綺麗です。
やっぱりアニメは時間と金掛けてナンボだと思います。
それを満たしてようやくストーリーの善し悪しの話ができるかと。
まあギャグ寄りの作品は作画が悪くても内容よければ挽回できますけどね(このすば等)。
精霊幻想記の人物相関図とキャラの紹介記事を作りました。
興味がある方は下のリンクをご利用ください。
交通事故で春人死亡
バスの中で想い人である美春のことを考える春人。
そんな時、バスが踏切に進入し、電車と衝突してしまう。
精霊幻想記第1話より引用
異世界に行く方法。
たぶん1番多いのは事故だと思います。
例えば「ナイト&マジック」とか、「このすば」とか、「無職転生」とか。
本作もその例に漏れず、主人公天川春人は事故で異世界転生することになります。
ただ事故の規模が大きいですよね。
この事故で死亡したのは春人以外に2人。
その2人は今後ストーリーに大きく関わってくることになります。
リオとセリアの出会い
春人の記憶が融合したリオ。
リオは体を洗いに外に行くが、そこで女性たち4人の一行に呼び留められる。
精霊幻想記第1話より引用
転生したら孤児だった。
一番悲惨なパターンですよね。
今期別の異世界モノでは、異世界に付いたら王様の位を譲られて、皇女との結婚が決まった作品もあるのに。
そして混乱している最中に呼び止められ、身なりの良い幼女から臭いと言われる始末。
ここで自暴自棄になってキレてもおかしくありません。
でも幼女と行動を共にしてたセリアの優しい対応で一応気を落ち付けることに。
これでメインヒロインの1人であるセリアとの最初に出会い。
メインヒロインとの出会いが最悪な作品も多い中、こんな良い出会いだったらすぐに懐くのも頷けますわ。
リオが小屋に戻ったらいきなり戦闘突入
セリアたちと別れ小屋に戻ったリオ。
そこでいきなり襲われることに。
そして戦闘中、リオの前に戦い方を教える美少女が出現する。
精霊幻想記第1話より引用
小屋に戻ったらいきなり戦闘って。
まだ異世界転生してそれほど時間たってないのに。
さらに異世界転生者特有の特殊能力があるかどうかわからない状態なのに。
でも心配ご無用。
美少女が現れて戦い方をリオに教えてくれました。
まさにご都合主義。
なろう作品らしい展開ですが、ここでリオが死んじゃったらすべて終わりますからね。
この作品、転生に神様とかが介在しているか不明であり、この異世界で死んだらそこで終了の可能性もある訳ですので。
その辺はどっかの死に戻りできる作品の主人公に比べてシビアかも。
まあ、何とか勝つことができました。
美少女さまさまですわ。
王女さまを助けたら拷問された
捕まっていたフローラを助けるリオ。
しかしフローラを運ぶ最中、クリスティーナと遭遇。
そしてリオはクリスティーナにビンタを食らう。
さらに事情聴取として王城に連行されるがそこで待ってたのは自白を強要するための拷問だった。
精霊幻想記1話より引用
フローラを助けたリオ。
その結果リオが受けた仕打ち。
- クリスティーナ(幼女)からビンタ&嘘つき呼ばわり
- 王城への連行
- 拷問
酷い話ですよねえ。
でも孤児のリオがお姫様を運んでいたのです。
疑いの目を持つのはある意味普通かと。
ただし拷問はやり過ぎですけどね。
そこまで拷問したシャルルが追い込まれていたということです。
シャルルがリオを拷問した理由は汚名返上のためです。
王女であるフローラを誘拐された時にフローラの護衛をしたのが近衛騎士団でした。
当然フローラが見つかっても、近衛騎士団、特に直接護衛の指揮をしてたシャルルの責任が重大。
下手すれば失脚する恐れもありますからね。
いくらシャルルがアルボー公爵の息子でも、王女が誘拐されてしまったのです。責任回避まではさすがに無理ですから。
精霊幻想記第1話を視聴し終わって
拷問から生還したリオが王様に謁見したところで今回は終了です。
リオのハードモードはまだ終わりません。
次回以降、今度は身分差による差別を一身に受けることになるリオ。
ざまぁを早く見たい方は多いと思いますが、もうちょっと待ちましょう。
精霊幻想記第2話の感想記事はこちらから。