信長の忍びの第3期「姉川・石山篇」の感想記事をまとめたものです。
この姉川・石山篇は信長が最大のピンチを迎えた時お話で、千鳥も辛い別れも…。
1期2期とテイストは同じですが、それでも悲壮感が強いところもあるのでご注意を。
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第53話「沈黙の小谷城」の感想 「小谷城の兵力は実質50万?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第54話「磯野、発進!」の感想 「磯野隊の突撃が止まらない」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第55話「千鳥乱舞」の感想 「物は言いよう!磯野員昌ちょろ過ぎ」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第56話「キケンな二人」の感想 「豪の者同士の一騎打ちが続く」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第57話「武士の本分」の感想 「武士として見事な最期を遂げる」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第58話「特攻野郎遠藤さん」の感想 「直経が狙うのは信長の首のみ」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第59話「拙者の屍を越えてゆけ」の感想 「大事な者を守るためなら敵に情けを掛けるべきではない」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第60話「それぞれの姉川」の感想 「新キャラ登場で新章の幕開け?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第61話「本当の覚悟」の感想 「信長さん、それフラグです」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第62話「ちょっと森家まで」の感想 「森可成にフラグが立った」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第63話「さわらぬ仏にたたり無し」の感想 「王法為本の教えがあっても顕如さまはそろそろ限界」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第64話「光の射す方へ」の感想 「ツンデレの奥さんがいる顕如さまは羨ましい!!でも今回は助蔵がもっと羨ましい」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第65話「竜興は忘れた頃にやってくる」の感想 「狡賢い龍興の策略で石山本願寺が戦いに巻き込まれる?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第66話「きっかけは野田・福島」の感想 「織田と斎藤・三好の激突が迫る!!そして本願寺の決断の時も」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第67話「矢より鉄砲持って来い」の感想 「本願寺の檄文よりもかすてーらが気になる?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第68話「信者の行進」の感想 「負の連鎖が続くよどこまでも」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第69話「逆襲の将」の感想 「信長が動けない隙に姉川で破れた者たちが動き出す」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第70話「絶対死守領域」の感想 「浅井朝倉連合軍3万相手に森可成の戦いが始まった」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第71話「覚悟完了」の感想 「千鳥たちを逃がして森可成が最後の戦いに臨む」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第72話「受け継ぐ者たち」の感想 「可成の死が信長をダークサイドへ近づける?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第73話「天魔の御加護」の感想 「悪ガキだったころの経験と知識が信長を助ける」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第74話「聖域無き戦国乱世」の感想 「比叡山焼き討ちのフラグ立ちました」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第75話「悪夢の志賀の陣」の感想 「一向宗の蜂起で信長がピンチに」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第76話「比叡山の屈辱」の感想 「信長の土下座で歴史の流れが変わった?」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第77話「連鎖の終わり」の感想 「小休止の間に次の戦いの準備を」
- 信長の忍び ~姉川・石山篇~第78話「鉢巻きと再出発」の感想 「時が過ぎても千鳥は変わらない」
信長の忍び ~姉川・石山篇~第53話「沈黙の小谷城」の感想 「小谷城の兵力は実質50万?」
感想(ネタバレあり)
さあ信長の忍び第3期です。
この第3期で描かれる時代は
信長が浅井朝倉そして石山本願寺に
苦しめられる辛い時代。
この辛い時代、
千鳥はどのような立ち回るのでしょうか?
小谷城に立て籠もる兵は50万?
姉川の反対側にそびえる小谷城。
その小谷城を見ながら千鳥と助蔵は
どうするべきか話しています。
小谷城は守りやすい山城。
普通に攻めれば落とすのに
苦労するのは確実。
そのため助蔵は
小谷城に籠る浅井軍を何とかして
城からおびき出そうと
考えているようです。
そこでグッドアイディアを
ひねり出す千鳥。
筋肉自慢が趣味の浅井長政だったら
筋肉自慢大会を開催すれば
必ず城から出てくるとw
確かに確実に城から出てきるでしょうね。
下手すると
嫁さんであるお市さんと
同じぐらいに
長政は筋肉を愛しているのでw
冗談はこれぐらいにして
まず情報収集。
千鳥たちは
小谷城下に潜り込ませていた
間者のおじさんから
浅井軍に関する情報を
貰います。
城に籠る浅井軍の数は
およそ5000。
しかしお市さんの
笑顔があれば
100人力の力を発揮するとか。
つまり実質50万人の兵力が
籠っているのと同じということw
お市さんの笑顔って
ソーシャルゲーでいうところの
バフだったのですね。
これは助蔵でなくても
ヤバいと思いますわw
まあ兵力もヤバいですが
さらにヤバいのは浅井家の武将。
特にヤバいのは磯野員昌。
猛将と名高い武将で
突撃を始めたら止まらない、
例え目の前で
長政とお市さんがイチャイチャ
してても止まらないw
いや、そこは止まれよ。
つ~か、長政たちも
文句言えよw
覚悟を決める人達
一方小谷城の中。
白いノースリーブの衣装を着た
お市さんは長刀もって臨戦態勢。
兄である信長に反旗を翻した以上、
自分も兄と戦うという
意思表示なんでしょうね。
しかし何を着ても似合いますわ。
でも綺麗というより可愛いというのは
何とも。
ただ長政は
お市さんにいつもの格好で
待っていてくれと頼みます。
その方が励みなると
言ってますが
本音はお市さんにそんなことまで
やらせたくないということなんでしょう。
ただでさえ身内と戦うことを
強いているのですから。
突然やってきた
娘の茶々をあやしながら
お市さんと話を続ける長政。
信長と戦うのは怖い。
でも同時に喜びを感じる。
いくさ人にしかわからない感情ですね。
しかし理解できない訳ではありません。
現代でもありますからね。
負けるとわかっていても
勝負することで高揚感を
得るような機会が。
そこに織田軍がやってきたという
知らせが。
長政の号令の元、
籠城の準備を進めます。
数で劣る以上、
堅固な小谷城に籠るのは定石。
籠っていれば
いずれ朝倉軍が救援に来ますからね。
持ち場に行く前、
お市さんに一礼する遠藤直経。
元々反織田家だった人ですが
織田家の力を見て親織田家になった人
でしたね。
彼にとってこの現状は不本意なのでしょう。
そしてお市さんに悪いことをしたと
思っているかも。
もともとは反織田家として動いていたので。
でもこれって
フラグじゃね?
史実を知っている人間としては
複雑です。
気になる方は遠藤直経でググってください。
さて信長は
小谷城の近くになる
横山城に目を付けます。
信長が勝つには
小谷城から浅井軍を引っ張りださなければ
いけません。
もし小谷城に近い横山城を
信長が攻め落とせば、
信長は小谷城攻めの橋頭保を得ます。
そうなれば浅井家はさらに不利な状態に。
落とされないために浅井軍は
横山城の後詰に出撃するはず。
そして小谷城からノコノコ出てきた
浅井軍を野戦で撃滅する。
浅井軍に大打撃を与えれば
籠城策を用いることもできず、
降伏するはず。
そうなれば
お市さんも無事なまま。
たぶん信長はここまで
考えていると思います。
何やかんや言っても
お市さんは大事な妹ですから。
果たしてこの策は
成功するのでしょうか?
今回のまとめ三行
- 小谷城の兵力は実質50万
- 浅井家は籠城するつもり
- 横山城攻めで浅井軍をおびき出す
信長の忍び ~姉川・石山篇~第54話「磯野、発進!」の感想 「磯野隊の突撃が止まらない」
感想(ネタバレあり)
前回小谷城に籠る浅井軍を
釣り出すために
小谷城近くにある横山城に目を付けた信長。
今回はその続きからです。
援軍が到着していよいよ姉川の戦いが始まる
浅井軍を釣り出すために横山城を包囲した
織田軍。
そこに援軍として徳川軍が到着します。
当主である徳川家康自ら出陣してくるのですから、
家康も今回の戦いの重要性を認識しているのでしょう。
さて小谷城を眺める千鳥と助蔵の前に
顔馴染の服部半蔵がやってきます。
家康の付いてきたようです。
千鳥は嬉しそうな顔をしますが
助蔵は完全にジェラシーモードの顔w
うん、千鳥に近づく奴は全部自分の恋敵と
思ってそうですね。
さらにそこの現れた一人の大男。
彼の名前は本多忠勝。
後に徳川四天王の一人として
名をはせる御仁ですが
この当時はまだ駆け出しのはず。
でも態度と風貌だけは
一角の大将ですね。
そういえばこの忠勝、
戦で一回も傷を負わなかったと言われている
豪の者ですが
なぜか顔に傷がw
それを千鳥に指摘されて
言い訳する忠勝w
そこまで傷を負ったことがないことを
大事にするのか。
さて一方の浅井軍にも
朝倉軍の援軍8000が到着します。
これでようやく信長の軍勢と決戦ができる。
籠城策を取り続けた浅井軍ですが
籠城するだけでは勝てませんからね。
野戦で織田軍を撃破するため出撃する浅井軍。
さあ、決戦です!!
磯野員昌の狙いは信長の首
合戦が始まると
浅井家の先陣である磯野員昌の軍勢が
突撃を開始します。
鋒矢の陣で突撃する磯野勢の前に
織田軍の第1陣と第2陣は突破され、
第3陣の羽柴秀吉隊が矢面に立たされます。
しかし羽柴軍には
ドラえもんならぬ竹中半兵衛という
傑出した軍師がいるから大丈夫。
鋒矢の陣の弱点を知っている半兵衛は
早速その弱点を突いてきます。
これで普通なら崩れるはず。
と思ったら
磯野員昌が矢を受けても
突撃を止めません。
当然大将が突撃を続ける以上、
部下達も突撃を止めることをせず
そのまま突撃続行です。
あかん、
磯野員昌という突進しか能がないはずの
戦馬鹿を甘く見過ぎました。
おそらく磯野にしたら
この一戦で勝たなければ
浅井家の未来がないと感じているのでしょう。
だから突撃を止めることができない。
信長の首を取るまでは。
これは厄介です。
信長としては何か対策を講じないと。
まあこんな時に役立つのは
やっぱり・・・。
今回はここで終了。
次回は千鳥や助蔵たちが
活躍するかも。
今回のまとめ三行
- 服部半蔵にジェラシーを燃やす助蔵
- 姉川の戦いが始まる
- 磯野員昌隊の突撃を止められない
信長の忍び ~姉川・石山篇~第55話「千鳥乱舞」の感想 「物は言いよう!磯野員昌ちょろ過ぎ」
感想(ネタバレあり)
とうとう始まった姉川の合戦。
浅井軍の先鋒である
磯野員昌隊の突撃を止めることができない
織田軍は劣勢に立たされます。
さあ、千鳥と助蔵は
磯野隊を止めることができるのでしょうか?
ようやく止まった
突撃を止めない磯野員昌隊。
その意図に竹中半兵衛がようやく
気付きますが、
すでに半兵衛が属する羽柴隊が
突破された後。
もうどうすることもできません。
おそらくすぐに浅井家の第2陣が
襲ってくるでしょうから、
そっちへの対応をしなければいないでしょうから。
さて羽柴隊を突破した磯野隊ですが
さすがに3つの陣を突破したため
かなり満身創痍。
しかしここで止まる訳にはいきません。
狙いはただ一つ、
信長の首。
それを目指して突き進みます。
織田家の第4陣は柴田勝家隊。
織田家を代表する脳筋集団ですので
ここで止めることができるかも・・・
と思ったら、
員昌が何気に言った
「長政様とお市さまに顔向けできぬ」
という言葉に反応してしまい、
倒れてしまいます。
勝家にとって
お市さんは憧れの相手。
浅井長政に嫁いだ今でも
恋心を抱いているのでしょう。
諦めが悪いと言えばその通りですが
ある意味仕方ないかも。
ただ戦の中で
お市さんを思い出すのはいけませんわ。
磯野隊は続く
第5陣の森可成隊も突破。
ただし可成の槍が員昌にヒットして
員昌は負傷。
簡単に突破された柴田隊に比べたら
大金星ですわ。
でもやっぱり突撃を止めない
磯野隊はとうとう信長の本陣に到達します。
さあ、あとは
信長の馬回りを蹴散らすだけ。
と言いたいところですが
この信長の馬回りが一番厄介な相手なのです。
それりゃあ大名を守るのが
馬回りの役目。
織田軍の中でも精鋭が配属されているので
員昌といえどもこれを突破するのは
至難の業。
馬回りである前田利家の
一撃で一機に複数人吹き飛ばされるのを見た
員昌は苦し紛れに槍を信長目がけて投げますが
あとちょっと足りず。
つ~か、
あと数センチで信長に当たってるやん。
そんなところに槍が落ちても同様しない
信長って肝が据わっています。
まあこれがいくさ人なんでしょうね。
千鳥無双始まる
磯野隊が止まったところで
ようやく主人公の千鳥登場です。
まさか員昌の近く前までやってきてたとは。
第2期で新調した忍者刀の試し切りみたいな
感じでバッタバタと磯野隊の兵を切っていく千鳥。
磯野隊から見れば完全に
千鳥は死神に見えているでしょうね。
しかしこれもまだ肩慣らし。
本気を出した千鳥はさらにヤバい。
兵を切る速度がどんどん上がり、
磯野隊大損害。
さすがに耐えかねた磯野隊の兵が
員昌に撤退を進言。
しかし前に進むことに
拘りを持つ員昌は拒否します。
そこで兵は
「これは後退ではなく、いわば明日への前進です」
と員昌を諫めます。
こんな言葉で員昌が考えを変える訳が
ないだろうが・・・って
簡単に説得されやがった。
員昌チョロ過ぎだろw
ともかくこれで
信長は窮地を脱しました。
千鳥恐るべし。
あと助蔵どこ行った?
最強VS最強
織田軍と浅井軍が死闘を演じている頃、
両軍の援軍として参陣した
徳川軍と朝倉軍も死闘を演じてました。
特に朝倉軍の真柄直隆は多くの徳川勢を切り捨て
その存在感を示します。
これに危機感を覚える家康の元に
本多忠勝が直隆に当たるという知らせが。
徳川家と朝倉家が誇る
豪の者同士。
果たしてどちらが勝つのでしょうか?
今回はここで終了。
いいところで終わりますが
実質3分アニメなので仕方ありません。
次回はこの二人の対決からとなりそう。
次回も楽しみですわ。
今回のまとめ三行
- 磯野隊の前進が止まらない
- 止まったから千鳥が本気出した
- 直隆VS忠勝は次回
信長の忍び ~姉川・石山篇~第56話「キケンな二人」の感想 「豪の者同士の一騎打ちが続く」
感想(ネタバレあり)
前回は主人公である千鳥が
大暴れしましたが
今回はちょっとだけしか出てきません。
今回のメインは
真柄直隆と本多忠勝。
豪の者と知られた二人の
一騎打ちが始まります。
真柄直隆に押されっぱなし
太郎太刀を振り回し、
徳川軍の軍勢をバッタバタと
倒していく真柄直隆。
さすが朝倉軍随一の豪の者。
でも刀について血を舐めようとするのは
どうかと思いますよ。
ナイフとかに付いた
肉汁とか舐めようとする人
現実世界でも結構いますけど、
あれって危険なんですよ。
できれば止めたほうがいいでしょう。
って直隆も案の定、舌切っているしw
徳川軍が押されているという知らせは
織田軍の本陣にも伝わります。
織田軍は浅井軍と死闘を演じており、
徳川軍の援軍に向かう余力はありません。
やはり兵力が少ない徳川軍では
朝倉軍を抑えることは無理か。
そう宣う明智光秀でしたが
それを信長は否定します。
信長は、
最終的に勝敗を決するのは
兵力ではないと思っているようです。
それなのに兵力不足を指摘する
光秀の言動がよほど
気に入らなかったのでしょう。
光秀をアホ光呼びしてしまいます。
まあこういうことの積み重ねが
たぶん本能寺の変に繋がるのでしょうけど、
光秀は馬鹿にされたことより
勝敗を決するのは何か?ということに方に
興味があるようです。
ちなみに千鳥は
勝敗を決するのは忍びの数だと
思ってるようです。
まあね、
忍びの数は多い方がいいでしょうけど、
勝敗を決するとまでは言えないでしょうね。
そして答え合わせ。
信長曰く、
勝敗を決するのは「戦術」と「士気」
らしいです。
確かに信長言う通りだと思いますけど、
兵力差が大きすぎると
戦術を駆使しても無理なような気がします。
これを聞いた千鳥は
「戦術と士気」を「仙術と死期」
と認識したようです。
うん、千鳥って案外残念な子
だったみたい。
一騎打ちが始まる
真柄直隆の元に
1人の武者が到着します。
徳川軍随一の豪傑、
本多平八郎忠勝です。
しかしこの当時はまだまだ
名前が知られておらず、
直隆も忠勝のことをちっとも知りません。
そのために
一騎打ちをする前から
精神的ダメージを受けた忠勝。
まあ、ここで直隆に勝てば
名前が天下に轟ますから
頑張るしかありません。
そして一騎打ちの開始です。
共に一歩も譲らない展開。
さすが豪の者同士と言ったところでしょうか?
でもあまりに衝突のエネルギーが強すぎて
周りからは全く見えなくなる演出は
やり過ぎのようなw
ちなみに両者とも
武器が長い方が強いと考える
単細胞のようです。
案外戦場の外で会えば
良い友達になったかもしれませんね。
朝倉軍が撤退!そして直隆の足に異変が
朝倉軍の攻勢が限界点を突破したのを
見切った家康は
逆襲に転じます。
徳川軍の軍勢が側面攻撃を始めると
朝倉軍の士気が崩壊。
ここで総代将である
朝倉景建が有効な手を打てば
まだ踏みとどまれたかもしれません。
しかし景建は何ら手を打てず、
退却することを選びます。
もともとこの戦は
浅井家の援軍で戦ってるもの。
別に破れたとしても
それで朝倉軍が直接的な
ダメージを負う訳ではありません。
そういう意識も影響したのかも。
朝倉軍は撤退を始めますが
直隆は戦場から離れようとしません。
実は金ヶ崎の戦いの時、
千鳥にやられた古傷が開いて
動けなくなってしまったのです。
もう撤退は絶望的。
こうなったら・・・。
今回はここで終了。
果たして直隆は
どうやって自分の最期を飾るのでしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 朝倉軍の真柄直隆が大暴れ
- 勝敗を決するのは戦術と士気
- 一騎打ちは続く
信長の忍び ~姉川・石山篇~第57話「武士の本分」の感想 「武士として見事な最期を遂げる」
感想(ネタバレあり)
朝倉軍が崩れ、
全面撤退することになりますが
本多忠勝と一騎打ちを演じていた
真柄直隆は敵中に孤立してしまいます。
運悪く
以前千鳥と戦ったときに古傷が開いてしまい、
満身創痍の状態の直隆。
果たしてどんな決断をするのでしょうか?
武士として戦場に死す
姉川の合戦の2か月前。
真柄直隆の元を訪問する山崎吉家。
この二人は
金ヶ崎の撤退戦の折り、
千鳥と戦って痛い目に合った人たち
でしたね。
千鳥との戦いで負った傷も
ようやく癒えた直隆。
どうやら傷口に唾を付けたのが
よかったようです。
さすが唾の消毒効果・・・
ってそんなことあるかよ。
吉家でなくても
ツッコミ入れたくなりますわ。
そんな直隆の望みは
畳の上でなく、
戦場で死ぬこと。
できれば後世に語り継がれるような
大きな戦場で。
そして時間が戻り現在、
敵中に孤立した直隆。
古傷が開き満身創痍です。
とても撤退できそうにありません。
まさかさっき立てたフラグが
すぐに回収されそうになるとは。
覚悟を決めた直隆は
一人出も道連れにすべく
奮戦します。
まさに猛将らしい
思考方法ですね。
敵からすれば
さっさと諦めて欲しいところでしょうけど。
死を覚悟して
窮鼠となったのか、
今まで互角の戦いだった
本多忠勝を圧倒。
忠勝自慢の兜の角を
切り落とし、
そのショックで忠勝の首が
変な方向に曲がらせることに
成功します。
生涯一度も傷を負ったことがない
と言われている本多忠勝。
首が変な方向に曲がるのは
傷に入らないのでセーフ扱いなんでしょうね。
忠勝がまともに戦えなくなった以上、
後は忠勝の部下達がどうにかするしか
ありません。
遠くから矢を放ち、
ダメージを蓄積させる。
この攻撃で
直隆を追い詰める本多軍。
武士は犬畜生になっても
勝たなければならない。
朝倉宗滴が残した言葉を思い出し
戦い続ける直隆でしたが
とうとう最後の時が訪れます。
立ったまま絶命した直隆(しばらくして倒れたけど)。
まさに戦人(いくさびと)に
相応しい最期です。
忠勝でなくても
敬意を表すは当然ですね。
遠藤直経の決断
直隆の死によって
朝倉軍の重圧がなくなった徳川軍は
織田軍と戦い続ける浅井軍の
横に食らいつきます。
2方向から攻撃を受けることになった
浅井軍は敗戦濃厚。
もう小谷城に撤退するしかありません。
ここで浅井家の武将遠藤直経は
部下に別れを告げて
逃げるように言い渡します。
そして自分は信長を倒すため
信長の本陣に潜り込むつもりのようです。
終わりに
今回はここで終了。
姉川の合戦はほぼ終わり、
織田徳川連合軍の勝利は決まったようなもの。
しかし最後の最後で
勝者と敗者が入れ替わった戦いが
あったのも事実です。
浅井家の遠藤直経は
最後のワンチャンに掛けることに。
反織田家だったのが
親織田家に鞍替えした直経。
そんな直経が浅井家のために
信長を討つために
命を掛けることになるんて。
ホント歴史に皮肉ですね。
次回のタイトルは
「特効野郎!遠藤さん」。
さすがに古すぎだろ。
特効野郎Aチームのことを
知っている視聴者どんくらい
いるのでしょうか?
私と同年代か
その上世代しかわからんと
思いますけどね。
今回のまとめ三行
- 覚悟を決める真柄直隆
- 戦闘は織田徳川軍が優勢に
- 遠藤直経が信長の首を狙うために織田軍の陣へ
信長の忍び ~姉川・石山篇~第58話「特攻野郎遠藤さん」の感想 「直経が狙うのは信長の首のみ」
感想(ネタバレあり)
姉川の合戦も終盤、
大勢を決しましたが
まだ諦めてない武将が1人。
それは浅井家の重臣遠藤直経。
浅井家の将来のため、
長政とお市さんのため、
直経は一世一代の大勝負に出ます。
果たして成功するのでしょうか?
家臣より筋肉に言うことを聞く
朝倉軍が撤退したことにより、
徳川軍の相手も
しなくてはいけなくなった
浅井軍。
敗色濃厚。
家臣たちは撤退を進言しますが
長政は聞き入れません。
もしここで負けたら
後がないのです。
もちろん小谷城に籠れば
時間稼ぎはできるでしょうけど、
援軍の当てがない籠城ほど
意味がないものはありませんから。
それに城に籠れば
大事なお市さんや茶々を
危険に晒すことに。
猶更撤退なんてできません。
と思ったら、
自分の左腕の筋肉が
強張ります。
どうやら筋肉も撤退を勧めているらしく、
長政はこの筋肉の意思表示に
あっさり従うことに。
長政的には、
家臣<筋肉
なんでしょうね。
長政とお市さんのために
敗走を始める浅井軍。
その様子は小谷城からも見え、
お市さんは夫である長政の身を案じます。
まあ奥さんなら当たり前ですね。
そして涙を目に溜めるお市さんに気付いた
娘の茶々は
泣いてはダメだと自分の母親を叱ります。
この歳にして
そんなことを言うとは。
さすが未来の淀君。
肝が据わってます・・・
と言いたいところですが
まさかそんなオチがw
一方浅井家の武将遠藤直経の陣では
直経が自分の家臣たちに
今から単身信長の本陣に乗り込むことを
伝えます。
当然無茶だと直経を止めようとする
家臣達。
でも直経の決意は
揺るぎません。
おそらく直経自身、
成功するとは思ってはいないでしょう。
でももうこんなことでも
成功しなければ
浅井家の未来はないと
考えたのでしょうね。
主家のために
命を捨てて最期のご奉公をする。
日本人が大好きなシチュですわ。
ただ直経は
長政よりも
お市さんのために
命を捨てるという気持ちが強いそうです。
結局、
女のためかよw
信長は目の前…しかし
織田軍の武者の振りをして
信長の本陣に向かう直経。
手には浅井家の者の首が。
直経は浅井家の武将を討ち取ったと
嘘をついて
信長の本陣に潜入、
そして隙を見て信長の首を取ろうと
計画したのです。
織田軍は勝ち戦で
気が緩んでるでしょうから
この作戦、
案外上手くいくかも。
本陣の前に到着した直経は
大声で
浅井家の武将を討ち取り、
首を持ってきたことを伝えます。
これを聞いた光秀。
直経は味方と誤解して
本陣の中に直経を招き入れてしまいます。
もし信長を討ち取れたら、
光秀は最大の功労者ですね。
まあ織田家からは
直経が思ったように「うつけ」という
評価になって、
たぶん死罪になるでしょうけど。
光秀に案内されて
信長を確認した直経は
信長に襲い掛かります。
直経に気付いた千鳥。
直経の行動のビックリ仰天の光秀。
さあこの後は・・・。
終わりに
今回はここで終了。
あと少しというところで
千鳥に気付かれてしまいましたね。
せっかく味方の首まで利用して
本陣に乗り込んで来たのに、
千鳥に気付かれてしまっては
たぶん失敗濃厚。
次回直経はどうするのでしょうか?
続きが楽しみです。
今回のまとめ三行
- 筋肉の言うことを聞き撤退する
- 味方の振りして信長の本陣へ
- 千鳥に気付かれてしまう。
信長の忍び ~姉川・石山篇~第59話「拙者の屍を越えてゆけ」の感想 「大事な者を守るためなら敵に情けを掛けるべきではない」
感想(ネタバレあり)
信長を倒すため
一人信長の本陣に潜入した遠藤直経。
信長を見つけて
槍を突き刺しますが・・・。
今回はこの続きからです。
光秀の責任は重い
信長の胸目がけて槍を突き刺す直経。
槍は信長の鎧に突き刺さり、
信長を討ち取った?
これを見た瞬間、
光秀は自害しようと刀を自分の首に
添えます。
味方だと思って信長のところに
案内した武者が敵だった。
さらにこの武者が信長を突き刺したのですから
光秀の責任は重大。
まあ信長が助かっても
責任とって切腹が普通でしょう。
下手すると怒った信長に
残忍な方法で処刑される可能性だって
ゼロではありません。
史実の信長は自分を暗殺しようとした
ある男をノコギリ引きの刑にしたことが
あるくらいですからね。
自分で死のうとした光秀の気持ちも
わからん訳ではありませんが
それやる時間あるなら
まずは直経を何とかしろよ。
千鳥のおかげで信長は命拾い
信長が討ち死に?
と思ったら、
槍は鎧にちょっと刺さったところで
直経に気付いた千鳥の機転で
槍が真っ二つに折られた模様。
信長命拾いしましたね。
信長を倒すことに失敗した直経目がけて
信長の兵が殺到します。
特に竹中半兵衛の弟である竹中久作は
直経に切り掛かり、
深手を負わせるのに成功。
そしてようやく正気に戻った光秀が
直経にトドメを刺そうとした時、
それを止める人物が。
止めた人物は千鳥。
その千鳥の一喝にビビった光秀は
粗相をしてしまいます。
信長の側近の明智光秀ともあろう者が
何たる失態だよ。
さて千鳥は
直経の話掛けます。
小谷城で一度直経に命を救われた千鳥は
直経が信長に降伏するなら
自分の力で直経の安全を保証させると
言い出したのです。
現状直経がこの申し出を受けなければ
討たれるの確実です。
だから直経も・・・。
敵に情けを掛けてはダメ
命が助かるには他に手がない。
でも千鳥の言葉に
直経は従う訳にはいかないのです。
直経の目的は信長を討つこと。
そうしなければ直経の大事なもの、
浅井家の人々を守ることができませんから。
戦国の世、
親兄弟であっても
敵となったならば容赦なく
討たなければならない。
直経はそう言うと、
信長を探し求めます。
一見すると
これは甘ちゃんである千鳥を
罵倒しているようにも見えますが
おそらく直経なりのアドバイスなんでしょう。
千鳥のように
敵であっても情けをかけるのは
大事なことかもしれないが
そんな考え方ばかりしていると
大事な者は守れないと。
最終的に千鳥が
直経のトドメを刺します。
悲しいけど、
大事な信長を守るには仕方がない。
直経の教えに従った千鳥。
直経も本望だったかも。
終わりに
今回はここで終了です。
遠藤直経の命を掛けた大勝負は失敗に終わりました。
ただ最後、
千鳥に戦国の世の生き方というか
教訓を与えることができたのですから
まだマシだったかもしれませんね。
自分のような者の命乞いを
してくれとうした千鳥に対する
これは直経流の
恩返しなんでしょう。
次回のタイトルは「それぞれの姉川」。
姉川の合戦の結果が
そえぞれのキャラにどういう影響を与えたかを
描くのかもしれません。
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 信長を倒せず
- 千鳥が直経を助けようとする
- 千鳥が直経を倒す
信長の忍び ~姉川・石山篇~第60話「それぞれの姉川」の感想 「新キャラ登場で新章の幕開け?」
遠藤直経を味方と誤認し、
信長の元まで案内した光秀は
直経が信長に刀を向けてビックリ仰天。
間一髪千鳥のおかげで
信長は命拾いし、
同時に光秀も首が繋がりました。
直経と対峙した千鳥は
直経の降伏を呼び掛けますが
直経はこれを拒否。
千鳥に
戦国の世、
親兄弟であっても
敵となったならば容赦なく
討たなければならない、
という言葉を残して
千鳥にトドメを刺されます。
今回はこの続きから。
姉川の合戦が
どのような影響を人々に
与えたが描かれます。
姉川の合戦が与えた影響
遠藤直経にトドメを刺した千鳥は
その場にへたり込みます。
そして信長の前で
直経にかつて命を救われたことを話します。
おそらく聞こえているでしょうけど
何も言わないで
信長はその場を立ち去ります。
信長は千鳥が
別に自分に聞かせるために話のではないと
考えたのでしょう。
それにどんな言葉を掛ければいいのか
迷ったのかもしれません。
直経は自分の命を狙ったのですから、
直経を良く言うのも変ですからね。
信長の立ち去った後、
千鳥に話掛ける助蔵。
直経の心情を
千鳥に伝えます。
ホントはどう思っていたかは
わかりませんが
助蔵の予想が当たっていると
思います。
そうでなければ
あんな説教というか
教訓を千鳥に話す訳ありませんから。
でも助蔵よ、
お前は戦の間どこにいやがった。
ちゃんと千鳥みたいに
戦働きしろよ。
浅井長政の慟哭
数千の犠牲を出して敗退した
浅井浅倉連合軍。
浅井長政は何とか小谷城に辿り着きますが、
お市さんの前で慟哭します。
多くの側近多くの兵を死なせてしまったと。
そして穴があったら入りたいとも。
まあ、穴は床をたたいた時に
自分で作ってしまったのですけどね。
そんな長政を慰めるお市さん。
信長のことをあえて兄と呼ばず、
他人行儀に「さん」付けするところが
長政の心情を慮っているなぁと感じます。
そして戦は始まったばかりであることを
長政に話し、
長政を奮い立たせます。
夫をコントロールする良い妻ですね。
ただやる気を出させたために
今後も信長との死闘が続くことになるのですけど。
羽柴秀吉の出世
姉川の合戦の発端は
小谷城の近くになる浅井家の城である
横山城を織田軍が取り囲んだからです。
姉川の決戦の結果、
城兵は逃げ出して、
横山城は織田家のものとなります。
この横山城は
小谷攻めに重要な城であり、
この城を任されるということは
それだけ信長から信頼されている証。
耳目が集まる中、
信長は横山城を秀吉に任せます。
つまり現状秀吉が
一番信頼されているということに
なるのですが、
それに全く気付かない秀吉。
秀吉は単身赴任となって
ねねさんと会えなくことばかり
考えているようです。
ホント女房想いですねえ。
後年はいろんな女性に手を出して
ねねさんを泣かせるのですけど。
濃姫の同情
岐阜城で姉川の合戦の結果を聞いた濃姫。
これでお市ちゃんも自分と同じように
肉親で争う姿を見なければならない
戦国大名の妻になってしまったと同情します。
濃姫の場合は
父の兄が殺し合う後、
今度は旦那と兄が争い、
最終的には旦那がい甥っ子
追放するのを間の当たりにしてますからね。
だから現状だと
お市さんより辛い思いを
したことになりますが、
お市さんが濃姫よりさらに
辛い思いをすることになるとは
この時は考えもしなかったでしょうね。
万福丸の件、
この作品で描かれるのでしょうかねえ。
朝倉家では一向一揆の話が
姉川の決戦で猛将真柄直隆を失った朝倉家。
帰国した真柄の同僚の山崎吉家は
出陣しなかった当主朝倉義景を詰問します。
家臣が主君を怒鳴りつけていいのかしらと
思いますけど、
義景は一向一揆のために出陣できなかったと
弁明します。
確かに朝倉家が治める越前国は
一向一揆が治める加賀国と国境を接しています。
歴代の浅倉家の当主は
一向一揆と死闘を演じており、
義景の言い訳にも説得力があります。
ただここで一向一揆の話が
出てくるのはあきらかにフラグでしょうねえ。
一向一揆、
今は朝倉家と敵対してますが・・・。
新キャラキタ――(゚∀゚)――!!
岐阜城の帰る信長の軍勢を見つめる
女性が一人。
この女性、
信長も織田軍も大したことないと
呟きます。
この凄い跳躍力の女性は一体?
新キャラが最後に出たことで
新章の幕開けを予感させます。
終わりに
今回はここで終了。
姉川の合戦は織田徳川連合軍の勝利に終わり、
信長は勝利を噛み染みているかもしれませんが
これ以降信長には次々と試練が訪れます。
信長が直面する試練に
千鳥はどんなアシストをするのでしょうか?
次回以降も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 姉川の合戦が終わる
- 姉川の合戦は多くの人々に影響を与える
- 新キャラは何者?
信長の忍び ~姉川・石山篇~第61話「本当の覚悟」の感想 「信長さん、それフラグです」
姉川の合戦が終わり、
今回から新章が始まります。
そして今回は久しぶりに
将軍様の登場です。
細川藤孝の憂鬱
信長は光秀を引きれて
京の都ののぼります。
目的は姉川の合戦勝利の報告を
将軍足利義昭にするためです。
すでに両者の間には隙間風が
吹いており、
一触即発の気配すらありますが
未だ信長は将軍を利用しようと考えており、
一応礼を尽くす所存なんでしょう。
一方の義昭。
将軍として自分の好きなように
政治を行えると思ったら
何でもかんでも信長が口を出すので
信長への感謝の気持ちが消え去り、
早く信長死なないかなぁとか思っている感じです。
義昭に謁見する信長。
姉川の合戦勝利を報告しますが
義昭はそれを聞いた途端「ちッ」
聞こえるような舌打ちをしてしまいます。
これに慌てたのが
義昭の側近である細川藤孝。
常識人である藤孝は
将軍家とその家臣達が京の都で
好き勝手できるのは信長のおかげだと
しっかりと気付いています。
もしここで信長と義昭が仲違いすれば
自分の安穏とした生活も失ってしまう。
そのため藤孝は
「ちッ」という音は
自分が鳥の鳴き真似をした音だと
誤魔化そうとします。
当代きっての教養人とも名高い
藤孝にしたは下手すぎる誤魔化し方w
でも藤孝の苦労に全く気付かない義昭は
今回の合戦で信長が苦労したところばかり
指摘してあきらかに信長を愚弄します。
そして極め付けとして
信長を見送ってやれと藤孝に命じた後、
「黄泉まで」とぼそりと言う義昭。
黄泉というのはあの世のこと。
ホントこの将軍様は
信長を全く恐れていないようですわ。
木下秀吉の苦難
一方小谷城攻めの最前線となるであろう
横山城。
この城を任された秀吉は
小谷城にいるお市さんと
同じ地域の空気が吸えるご満悦状態です。
そしてそれが大層嬉しいのか、
半兵衛がこの城を守るということは
ずっと危険な状態が続くと言っているのに
あんまり気にしていない様子。
そんな危険な状態が以後3年続くことに
なるのですけどね。
まあこれくらいポジティブだったからこそ
秀吉は横山城を死守できたのかもしれませんが。
さてこの横山城へ
千鳥と助蔵がやってきます。
前々回遠藤直経を討って
落ち込んでいたようですが
ようやく元の状態に戻ったようですね。
秀吉はここで
千鳥をさらに元気づけようと
信長に関する逸話を一つ披露します。
それは桶狭間の合戦直前、
熱田神宮で勝利の祈願をした際、
近くにいた加藤という家臣に
「戦に勝とう(加藤)」と言ったとか。
うん、
わざとじゃないよね。
きっと偶々そうなっただけだよ。
たぶん。
そういえば千鳥が横山城にやってきた理由は
信長がこの城を訪問することを伝えるため。
そして秀吉の発言は
すべて信長が聞いており・・・。
後は言う必要ありませんね。
ホント口は災いの元ですわ。
さて横山城にやってきた信長は
千鳥にこう問います。
「親しき者が敵に回っても切る覚悟はあるか?」と。
そして例示として光秀が謀反を起こしてもか?とも。
おいおい、
信長さんよ、
それ完全にフラグだよ。
それに千鳥は少しぐらい考えろ。
即答は光秀が可哀想だわw
終わりに
今回はここで終了。
こんなにわかりやすいフラグも
最近では珍しいかも。
後10数年後にこのフラグが
現実のものになるとは
さすがにこの時の信長も
思っていなかったでしょうねえ。
さて次回のタイトルは
「ちょっと森家まで」。
どうやら森家の子供が登場するようです。
森家といえば、
あの出来事まであと少し。
ある意味次回の当番回こそ
でかいフラグになるかもしれません。
今回のまとめ三行
- 義昭の行いに細川藤孝が苦悩する
- 千鳥復活
- 信長が本能寺の変のフラグを立てた
信長の忍び ~姉川・石山篇~第62話「ちょっと森家まで」の感想 「森可成にフラグが立った」
感想(ネタバレあり)
今回のメインは
タイトルからもわかる通り、
森可成一家。
可成の息子である
長可や蘭丸、
そして可成の奥方のえいさんまで。
ここまで森家を優遇するのは
あと少しで可成が・・・。
千鳥が森家にやってきた
夏。
岐阜城の縁側に座る信長と帰蝶さん。
久しぶりにのんびり過ごしています。
この当時はクーラーや扇風機がありませんので、
縁側で風邪にあたるのが暑さしのぎの
方法だったんでしょうね。
遠くからセミの声も聞こえて
風流…と思ったら、
女性が慟哭することが
信長の耳に聞こえてきます。
泣き叫んでいたのは
秀吉の妻のねねさん。
夫の秀吉は横山城の城代に任命されたのは
大出世なので嬉しいけど、
事実上の単身赴任となり、
秀吉がいない生活が寂しいようです。
ここまで想われているなんて
秀吉も果報者ですねえ。
これでねねさんの料理が上手ければ
文句の付けようがないのに…。
さて帰蝶さん、
信長に次の敵はどこになるか聞いてみます。
信長は次は西の敵とぶつかると
睨んでいるようです。
四国から摂津に掛けて勢力を張る
三好三人衆がきな臭い動きをしているとか。
まあ三好三人衆だけなら
そこまで怖くはないでしょう。
問題は摂津国の石山を本拠地としている
あの宗教組織の方。
あいつらが三好三人衆と手を組んだら
厄介ですからね。
さてその頃千鳥は
信長の使いとして森家を訪問します。
現代において
森可成は秀吉や勝家に比べると
知名度の点で劣りますが、
信長初期の家臣としてこの当時は
秀吉や勝家よりも信頼を得ていましたからね。
森家の門をくぐった千鳥と助蔵。
この二人の前に単細胞で生意気そうなガキが
現れます。
このガキの名前は森長可。
可成の息子であり、
後に鬼武蔵と称されるようになる
バーサーカー野郎です。
千鳥に喧嘩を吹っ掛ける長可。
これには千鳥もオカンムリ。
まあ、いきなり襲い掛かってきたよりも
「チビ」と長可に言われたことの方に
怒っているようですけど。
あ~あ、
千鳥にコテンパにされるな。
そう思った瞬間、
千鳥ではなく、
長可より幼少の子供が
長可を後ろから攻撃します。
このショタこそ、
本能寺の変の時、
信長と運命を共にした
森蘭丸その人。
さすがにこの時はまだショタ。
しかし粗暴な長可を一発で
ノックアウトするとは侮れませんわ。
騒ぎを聞き付けて
外に出た来た可成とその妻のえいさん。
長可のことを謝罪してもらった千鳥は
信長が可成夫婦を呼んでいると伝えます。
それを聞いていた長可は
自分の岐阜城に行って
信長と決闘するといきり立ちますが
また後ろから蘭丸に叩かれてノックアウト。
これ以降、
長可が変なことを言ったら
蘭丸が後ろから叩くってパターンが
続きそうな気がします。
信長が森可成夫婦を呼んだ本当の理由
翌日岐阜城の参上した可成夫婦。
奥さんのえいさんも来たことで
帰蝶さんも大喜びです。
えいさんは元々帰蝶さんの侍女と
務めており、
帰蝶さんの大事な味方なのです。
信長は可成と昔話をした後、
宇佐山城のことを改めて頼みます。
宇佐山城は近江方面から
京の都を守る大事な城の一つ。
だからこそ気心知れた可成に任せるのです。
でも重要な城、お前にしか任せれられる者がいない、
そういう言葉はフラグとしか…。
さらに
えいさんもフラグを立てる立てる。
まあ歴史的事実は変えられませんからね。
終わりに
今回はここで終了。
上手い繋げ方ですよね。
宇佐山城の城代が
森可成である話と、
可成の奥さんである
えいさんの口から
次の敵となる石山本願寺のことを
喋らせるなんて。
次回は石山本願寺の説明が
メインになりそうです。
武田上杉毛利などよりも
織田家を苦しめた石山本願寺。
どんな風な紹介のされた方をするのでしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 夫(秀吉)の単身赴任にねねさんが慟哭する
- 森可成一家総登場
- 可成が宇佐山城の城代に任命される(フラグ)
信長の忍び ~姉川・石山篇~第63話「さわらぬ仏にたたり無し」の感想 「王法為本の教えがあっても顕如さまはそろそろ限界」
感想(ネタバレあり)
今回は全編通して本願寺(一向宗)の宗主である顕如さまの説明回。
どうしても頭の光の方に目が行き、茶かしたような内容ですが、この後信長は顕如さまの恐ろしさをその身を持って知ることになります。
顕如さまは日本有数の大金持ち
森可成の奥さんであるえいさんから、信長たちは本願寺の宗主である顕如さまの話を聞くことになります。
本願寺は数十万の門徒を抱え、その門徒からのお布施で財政的にも安定。
さらに宗主である顕如さまは多くの門徒から人望を集める人物。
あとその見事な頭の光が神々しく、一度対面したことがあるえいさんも信長も直視できなかったとかw
やっぱりそこギャグにするのねw
一応今のところ信長に友好的ですが、最近は他の大名と仲良くなっているという報告もあるので、信長は警戒を始めたようです。
確かに本願寺は敵に回すと厄介ですからねえ。
門徒は至るところにいるし、農民だけでなく武士にも本願寺の教えに従う人間がたくさんいますので。
例えば三河国の徳川家康も本願寺(一向宗)に苦しめられた一人として有名です。
何しろ一向宗と対立したために三河国は家康派と一向宗派に分かれて内戦状態になってしまい、家康の家臣団も真っ二つ。
有名どころで言えば、本多正信が一向宗側に付いて出奔してますからね。
ともかく本願寺と敵対すると、ろくなことがないのです。
王法為本の教えがプラスに働いている
現状本願寺は信長と敵対していません。
それは顕如さまは王法為本の教えを守っているから。
王法為本というのは統治者を助けるという意味。
現在の統治者は室町幕府であり、その幕府を牛耳る信長こそが統治者と顕如さまは考えているようです。
そのため顕如さまは信長から5000貫の資金提供を求められても嫌な顔をせず従ったのです。
まあ大金持ちの本願寺からすれば5000貫なんてはした金なんでしょうけど。
えいさんは信長に「本願寺と戦っては行けない」と繰り返し信長に伝えます。
おそらく信長もこの時点で本願寺と敵対するつもりはなかったのでしょう。
朝倉や浅井など本願寺以外の敵がいっぱいいるので。
ただ警戒だけは緩めないようにし、その一環で千鳥に本願寺の動きを探るように命じます。
王法為本の教えもそろそろ限界のようです
一方その頃石山本願寺。
顕如さまは側近の下間頼廉に内々に自分の気持ちを伝えます。
これまでは王法為本の教えに従い、信長の要求を呑んで来た。でもさすがに石山本願寺を明け渡せという要求にはムカついたと。
信長は顕如さまにその本拠地を寄こせと言ってきたのです。
さすがにこれは横暴ですわ。
顕如さまがムカつくのもわかります。
ただ石山本願寺の場所は摂津国を治め、さらに西国の睨むにはこれ以上の場所はありませんからね。
石山本願寺の跡地には秀吉が大坂城を築いたくらいですし。
たぶん信長も顕如さまが要求を呑んでくれれば儲けもんぐらいの気持ちだったのかもしれませんが。
普段穏やかな人ほど怒らせたら怖いですからねえ。
普段聖人君主のような顕如さまもたぶん…。
終わりに
今回はここで終了。
今後のストーリー上の重要人物となる顕如さまと本願寺の説明が随所にされてその資金力と門徒の数に驚かされましたね。
ただ今回もフラグを立ててしまい、信長と顕如さまの対立は避けらないようです。
前々回は信長がフラグを立て、前回は森可成がフラグを立て、今回は信長がフラグを立てる。
どんだけフラグを立てれば気が済むのでしょうか?
さて次回は千鳥が石山本願寺に行く様ですが絶対に何か起こるでしょうね。
そうじゃないと主人公が行く意味ありませんので。
次回も目が離せませんわ。
今回のまとめ三行
- 顕如さまはまぶしい(物理的にも)
- 顕如さまはお金持ち
- 顕如さまの我慢もそろそろ限界
信長の忍び ~姉川・石山篇~第64話「光の射す方へ」の感想 「ツンデレの奥さんがいる顕如さまは羨ましい!!でも今回は助蔵がもっと羨ましい」
感想(ネタバレあり)
今回は千鳥と助蔵が
石山本願寺へ潜入し、
顕如さまのありがたい説法を聞くことに。
さすが数十万の門徒を束ねる
顕如さまです。
説法を聞いた千鳥は…。
ちなみに今回のタイトルになる光って
やっぱり顕如さまの頭の光を指しているのでしょうかねぇ。
顕如さまの奥さんはツンデレ
信長が石山本願寺の土地の明け渡しを求めている。
それを聞き付け、
一人の女性が顕如さまのところに怒鳴り込んできます。
この女性の名前は如春尼さん。
ピンクの髪にダブルツインの気の強いこの方、
実は顕如さんの奥さんなのです。
一見すると性格悪そうな女性ですが
実はこの人ツンデレのようで、
素直になれないだけのようです。
現に顕如さまの言葉ですぐにデレるしw
あとツッコミの腕も一流。
顕如さんの冷静なボケに
しっかりとツッコみます。
ちなみに如春尼さんは
三条家出身の公家の娘。
姉は武田信玄の奥さんであり、
こんなところからも本願寺は
反織田家と繋がっていたという訳です。
顕如さまの説法に魅せられる千鳥
石山本願寺にやってきた千鳥と助蔵。
丁度今日は顕如さまが説法をする日ということで
境内に簡単に入れます。
多くの門徒を前に説法を始める顕如さま。
頭の光もあって神々しく見えてきます。
顕如さまを見て涙を流す門徒たち。
さすがにこれには千鳥たちも唖然呆然としますが
説法を聞いた途端、
千鳥の様子がおかしくなってしまいます。
顕如さまはこう説きました。
南無阿弥陀仏と唱えるだけで良い、
そうすれば、戦でたくさん人を殺めていても
極楽浄土に行けると。
忍びとしてたくさんの人を殺めてきた千鳥。
たぶん助蔵が言うように
後ろめたい気持ちがあったのでしょう。
いくら信長が目指す戦のない世の中を
作るためとは言え、
敵を殺めたことが気持ちいい訳ないので。
目の色彩がなくなり、
顕如さまに魅せられてしまった千鳥。
あれ?
もしかしてこのまま本願寺に寝返るの?
千鳥を正気に戻すために助蔵は自分を犠牲に!!
まさに木乃伊取りが木乃伊になるって
感じなってしまい、
慌てふためく助蔵。
助蔵は顕如さまの言葉が
刺さらなかったようですね。
まあ、千鳥と違って
肝心な時に姿を消している
助蔵はあんまり敵を倒していないのかも。
だから顕如さまの教えに何の反応も
しなかったとも考えられます。
さてまずいことになりました。
このままだと本当に千鳥が本願寺へ
寝返るかもしれません。
助蔵の言葉を受け付けない千鳥に対し、
助蔵は非常手段を用いることにします。
それはパイ掴みw
助蔵のこの行為で正気に戻る千鳥。
助蔵は千鳥から大ビンタを貰い
2つの意味で良かったと宣います。
ちなみに2つの良かったの意味は
- 千鳥が正気に戻って良かった
- 千鳥の胸を揉めて良かった
以上の2つだと思いますが、
個人的にはあと1つ、
ビンタを貰って良かったもあるから、
全部で3つだろ!!と言いたいですわ。
千鳥を助けるためとは言え、
あんなことしやがって。
助蔵は世界に数十万数百万はいるであろう
本作のファンの多くを敵に回しましたね。
終わりに
今回はここで終了。
さすが一向宗を束ねる
お方の説法は違います。
あの千鳥さえ
簡単に篭絡されてしまうのですから。
まあ千鳥の心に隙間があったのが
一番の原因ですが、
それを突いてくる顕如さま恐るべし。
あと助蔵はナイスだったと
思いますが
前述したように
たくさんの千鳥ファンを
また敵に回しましたねw
他に手はなかったとはいえ、
女性にあんなことをするとは。
さて次回は久々に
信長の甥っ子にあたる人物
(信長の義理の兄の息子)が
登場するようです。
また三好三人衆を使って
何かしでかすのでしょうかねえ。
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 顕如さまの奥さんはたぶんツンデレ
- 顕如さまの説法で千鳥はメロメロ
- 助蔵の策で千鳥が正気に戻る
信長の忍び ~姉川・石山篇~第65話「竜興は忘れた頃にやってくる」の感想 「狡賢い龍興の策略で石山本願寺が戦いに巻き込まれる?」
感想(ネタバレあり)
今回はタイトル通り、
前の美濃の領主斎藤龍興が
久しぶりに登場します。
最初ほぼニートのような生活していた
あの龍興が、
今は男前の面構えになり、
さらに一角の大将として
信長と対峙しているのですからねえ。
結局信長に美濃を追い出されたことは
龍興が真人間になるのを助けたようにしか
見えないのですけどね。
さてそんな龍興ですが
その狡賢い頭脳を使って
石山本願寺と信長が戦うように
仕向けてきます。
龍興はどんな方法で
石山本願寺と信長が戦うように
したのでしょうか?
石山本願寺の近くに砦を築いた理由
如春尼が自分を褒めたのを
聞きもらさず、
満面の笑みで如春尼の近くにやってきた
顕如さま。
ホント奥さんが大好きなようですねえ。
夫婦仲がのいいのは良いことですので。
さて前回その顕如さまの説法で
篭絡一歩前だった千鳥は
助蔵と一緒に信長から頼まれた
もう一つの命令を実行することにします。
その命令とは
三好三人衆と斎藤龍興の動向を探ること。
美濃を追い出された斎藤龍興は
三好三人衆を使嗾して
足利義昭を攻撃しました。
それ以来、
全くストーリーに登場してませんので。
そのためほとんどの視聴者は
その存在自体忘れていたはず。
さてその龍興は
信長に美濃を奪われた恨みを忘れていません。
そして性懲りもなく、
また信長に戦を挑むつもりのようです。
しかし何の策もなく
信長と戦うのは無謀だと
龍興自身わかっており、
そのためいくつかの準備を
しておりました。
まず1つ目は石山本願寺の近くに
砦を築くことです。
以前龍興は信長打倒のため、
石山本願寺に協力を要請しましたが
石山本願寺はこれを拒否しました。
石山本願寺からすれば、
信長と協力する方が
対立するより利益が大きいと
理解していたのでしょう。
しかしその一方、
石山本願寺は信長から
寺のある土地を引き渡せという
命令を受けています。
それを知った龍興は
石山本願寺を戦に巻き込むため、
わざと本願寺の近くに砦を
作ったという訳。
本願寺自体は要塞化されており、
近くで戦になっても問題ないでしょう。
しかし本願寺の周辺に居住する信徒は違います。
下手をすれば戦火に巻き込まれるかも
しれませんし、
信長軍の足軽に乱暴狼藉を受けるかも
しれないのです。
もし信徒が戦に巻き込まれたら
顕如さまも傍観する訳にはいきません。
信徒を守るために嫌々ながらも
信長と戦うことになる可能性があるのです。
また信長の方も
三好三人衆や龍興を倒すだけだったら
それほど苦労はしないでしょう。
しかしわざわざ兵を動員した以上、
できる限り利益を得たいと思うのは
当然の話です。
石山本願寺の近くまで
出張って来てる以上、
以前から欲しかった石山本願寺の土地を
この機に乗じて接収しようとしても
不思議ではありません。
いや、合理主義の塊のような
信長だったら絶対にそれを実行するでしょう。
当然そうなれば
石山本願寺も自衛のために
戦うしかありません。
う~ん、見事です。
あの元ニートがここまで
見事な策を考えるとは。
腐っても斎藤道三の孫。
侮れません。
さて砦に
石山本願寺の軍事責任者である
下間頼廉が文句を言いにやってきます。
そして龍興からその真意を聞く頼廉。
頼廉も本音では信長のやり方が気に食わない様子。
それを見透かしたように扇動する龍興は
優秀ですわ。
頼廉は顕如さまに
龍興の真意を報告します。
そして考え始める顕如さま。
この事態、
顕如さまはどうするつもりなんでしょうか?
用兵集団を雇って準備万端
龍興はもう一つ準備しておりました。
それが用兵集団雑賀衆を雇い入れることです。
紀伊国の雑賀衆は
雑賀孫一以下鉄砲のスペシャリスト集団。
鉄砲の質も狙撃手の腕も
間違いなく日本でも指折りの集団です。
兵の数では
信長に勝てないかもしれませんが、
籠城して雑賀衆が一心不乱に
銃撃すれば
数に優る織田軍といえども
簡単には砦を落とせないでしょう。
でもよく雑賀衆なんで
雇えましたよね。
契約料絶対に高いはずなのに。
信長はカステーラを食べそこなう
三好三人衆と斎藤龍興の動向を
信長に報告する千鳥たち。
しかし信長の奥さんである帰蝶さんは
そんな話に興味ありません。
帰蝶さんは甘いお菓子のお土産は
ないか?と千鳥に聞いてきます。
千鳥は港町で甘い甘いカステーラを
見つけたそうですが、
信長に報告することを優先して
買ってこなかったことを伝えます。
それを聞き、
トンデモナイ行動に出る信長。
やっぱり甘いもの期待してたんじゃね~か。
ホント甘いものに目がありませんね。
終わりに
今回はここで終了。
わざと石山本願寺に近くに
砦を築き、
そこを信長に攻めさせることによって
石山本願寺も戦闘に巻き込まれるような
状況を作り出そうとするとは。
龍興もよく思い付きましたねえ。
結局すべて龍興の手のひらで
動いているような感じがするのは
私だけでしょうか?
さて次回からは野田・福島の戦いが
始まります。
泥沼の戦いの始まりと言われるこの戦い、
千鳥はどんな活躍をするのでしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 石山本願寺の近くに砦を築く龍興
- 龍興の狙いは本願寺を信長との戦いに巻き込むこと
- 龍興と三好三人衆討伐のため信長出陣
信長の忍び ~姉川・石山篇~第66話「きっかけは野田・福島」の感想 「織田と斎藤・三好の激突が迫る!!そして本願寺の決断の時も」
感想(ネタバレあり)
今回から
姉川・石山篇の後半に突入です。
そしてそれに合わせて新OPと
なりましたが、
明らかに森可成のシーンが
多くなりましたね。
まあある意味、
今回のキーパーソンというか
貧乏くじを引くことになった人ですから
OPで目立っても
誰も文句は言わないでしょう。
帰蝶さんの願いは信長と130歳まで生きること
斎藤龍興と三好三人衆を討伐するため、
摂津国へ向けて出発す信長。
奥さんの帰蝶さんは
信長のためにマントを新調しますが、
なぜか嫌な予感がする信長。
帰蝶さんのことだから
マントに
何か細工してるかもしれないと
警戒しているようです。
別に悪戯じゃなくて
信長への愛の証だから
そこまで神経質に調べること
ないじゃんと思いますが、
自分のクールなイメージを守るため
信長も必死なんでしょう。
まあ、マントの内側に
裁縫されていた
「帰蝶命」という刺繍を
信長は気付かなかったようですがw
さて帰蝶さんは
信長に
「ご武運をお祈りしています」
と言葉を掛けて見送りますが、
その意味を千鳥だけに話します。
本当は勝ってといいたいけど、
戦略上は負けたほうが良い合戦がある。
そして死なないでとも言えない。
だって武士は死にざまを気にするから。
武家の嫁もいろいろ大変ですね。
仮に旦那が戦死しても気丈に振る舞わなければ
いけませんし。
そんな帰蝶さんの言葉に
千鳥は信長を守ると宣言。
死にざまを作る状況すら作らせないと
帰蝶さんに約束します。
大言壮語のようにも聞こえますが、
千鳥なら本当にこの約束を守りそう。
帰蝶さんは
信長さんと130歳まで生きるのが夢。
だから今回の千鳥の言葉を
心強く思ったでしょうね。
うん、人間50年の時代に
130歳まで生きるのが夢とは…。
帰蝶さんの夢大きすぎるわ。
ねねさんからの伝言を信長が秀吉へ伝えたけれど
さて信長は出陣に当たり、
秀吉の妻であるねねさんへ、
秀吉への伝言はあるか?と話掛けます。
信長の命令で
横山城へ単身赴任中の秀吉。
姉川の合戦の後、
岐阜に帰ることなくその任務を
任せたので、
信長もねねさんに悪いと思っているのかも
しれません。
しかしいきなり言われて
伝言が思いつくありません。
そこでねねさん、
直観的に頭に浮かんだことを
伝言にすることに。
ちなみにその内容は
「会いたい。抱きしめて。温もりが欲しいの」
言葉がストレート過ぎるわ。
これを伝えるって
どんだけ罰ゲームだよ。
でも約束した手前、
それを破れない信長は
しっかりとこの伝言を
秀吉に伝えます。
ここはもうちょっと
秀吉のリアクションが欲しかったですが
3分アニメだと
あれぐらいが限度なんでしょうねえ。
そういえば秀吉さん、
横山城で単身赴任をしている間、
胃の調子がよくなったそうです。
うん、千鳥と助蔵が
想像したのが正解でしょうねえw
信長と斎藤・三好連合軍の激突間近!!その時本願寺の決断は?
野田・福島の陣を張る
斎藤・三好連合軍の前に
織田軍が出現します。
その数4万。
斎藤・三好連合軍が
全部で1万2000ですから、
数で言えばおよそ3倍強。
装備や練度だって織田軍は
あの時代トップクラス。
負ける要素はほぼありません。
一方三好軍は
三好政勝や三好康長がやってきて
三好5人衆になってますが
それだけでは心細いです。
斎藤龍興としては
石山本願寺を巻き込みたいところですが
今のところ策はないようです。
雑賀衆の鉄砲で粘れるだけ
粘って、
石山本願寺の心代わりを
待つしかないでしょうね。
さて信長軍には
大和国を治める松永久秀も参陣しております。
久秀と言えば
かつて千鳥にエロいことした
じいさん。
当然千鳥も警戒しますが、
やはりエロ爺は一枚も二枚も上手。
まさになすがままの千鳥。
そしてそれを見守る助蔵。
お前は千鳥を助けろよ。
顔を真っ赤にして見守るなw
織田軍と斎藤・三好連合軍の激突は間近。
石山本願寺の顕如は
どうするべきか思案しています。
もし織田軍が勝てば
その軍勢を石山本願寺へ向けるかもしれない。
王道為本を貫くべきか、
門徒のために織田軍に対抗するか?
それともすべてを捨てて如春尼と逃避行を
するか?
どれを選んでも
苦労しそうですね。
終わりに
今回はここで終了。
石山篇の最初の掴みはOKって
感じですね。
顕如がどういう決断をするかで
織田軍の運命が変わりそうです。
まあ、史実通りになるでしょうから
今後いろいろ大変ですが。
次回のタイトルは
「矢より鉄砲持って来い」。
とうとう合戦が始まるようです。
次回も楽しみですわ。
今回のまとめ三行
- マントの内側には「帰蝶命」の刺繍
- 伝言を正確に伝える信長
- 久秀のセクハラは健在
信長の忍び ~姉川・石山篇~第67話「矢より鉄砲持って来い」の感想 「本願寺の檄文よりもかすてーらが気になる?」
感想(ネタバレあり)
斎藤龍興と三好三人衆を討つために
摂津国へ兵を進めた信長。
当然これは石山本願寺を
警戒させることに。
そして…。
信長の天下統一を10年遅らせたと言われる
石山本願寺との抗争が今始まります。
信長の目は石山本願寺へ
斎藤・三好軍に対抗するため、
櫓と柵を作り始める織田軍。
そして鉄砲の撃ち合いが始まります。
当然高い櫓の上から銃撃すれば、
下の兵士たちをよく狙って撃てるので
戦果が高くなります。
また柵があるので
斎藤・三好軍は
足軽や騎馬兵を繰りだしても
止められてしまいます。
斎藤・三好軍を360度ぐるりと取り囲んだ
状態での銃撃戦。
もう勝ちは見えています。
そして信長はこの戦いが終わった後のことに
思案を巡らすことに。
信長はどうやら次の狙いを
石山本願寺に定めてみたいですね。
わざわざ摂津国まで大軍率いてやってきたのです。
得られる物はとこんとん得るつもりのようですが、
それは慢心とも言えなくはありません。
信長は本願寺を甘く見過ぎですわ。
王法為本に逆らうことなく挙兵できる名分
時の権力者に逆らうことなく
共存するという教えである王法為本。
顕如さんはこれを守ることを第一と
考えます。
そのため信長との対立はできるだけ
避けようとしてきたのです。
この顕如さんの考えに対して、
顕如さんの奥さんで如春尼や
本願寺きっての武闘派である下間頼廉は
不満を募らせています。
だってこっちが下手に出ても
信長を増長させるだけ。
とうとう一向宗の総本山である
この石山本願寺の明け渡しを
求めてきているのですから。
ただ顕如さんだって信長に
不満を募らせているという点は一緒。
そのため半分は信長との非戦を考え、
あと半分は信長との対決も覚悟しているのです。
そんな時、
顕如さんの元に
京の都の情勢が伝えられます。
将軍足利義昭と信長の対立は避けられず。
この情報を聞き、
顕如さんの腹は決まります。
王法為本は権力者と争わないという教え。
現在の実質上の権力者は信長です。
しかし形式上、
最高権力者の地位にいるのは
あくまで将軍である足利義昭。
つまり足利義昭と信長が対立する場合、
信長の権力を支えていた将軍の後見役とおいう
権威を失うことになるのです。
それはすなわち、
信長=権力者という立場が崩れたと
考えることもできるはず。
まあ、詭弁の類ですが
これで王法為本に逆らわない
大義名分ができたのには代わりありません。
顕如さんはすぐに檄文を発します。
内容は信長討つべし。
信長は一番敵に回してはいけない人物を
敵に回してしまったことになります。
本願寺のことよりカステーラの方が気になる?
斎藤・三好軍相手に
有利に戦闘を進めていた織田軍。
そんな織田軍の元へ
石山本願寺に宗徒たちが集まっているという
情報が伝わります。
信長はすぐに千鳥を呼び、
石山本願寺の動向を探る様に命令を出します。
その一方自分は
光秀からの献上品である
かすてーらを食べようとします。
が、そこの顕如さんが各地に
送った檄文の1枚が届けられます。
そしてその内容に激高する光秀。
あまりの激高のため、
手に持っていたかすてーらは
無残な姿にw
あ~あ。
信長は本願寺の挙兵より
かすてーらが潰れた方に
驚愕している感じですわw
戦場に鳴り響く鐘の声。
それは本願寺の戦の合図。
後の世、
石山合戦と呼ばれる
信長を苦しめた戦いの開幕です。
終わりに
今回はここで終了。
我が世の春を謳歌していた信長ですが、
この後しばらくは苦しい戦いが続きます。
まあ、信長が石山本願寺を甘く見た結果ですが、
宗教権力を嫌う信長は、
油断しなかったにしても
いずれ本願寺と対決することに
なったでしょうね。
次回のタイトルは
「信者の後進」。
極楽浄土に行けると考える
信者たちに怖いものはありません。
その一向宗の信者たちの恐ろしさを
織田軍は存分に味わうことになりそうです。
今回のまとめ三行
- 戦いは織田軍が優勢
- 顕如が織田家打倒の檄文を発する
- かすてーらがグチャリ
信長の忍び ~姉川・石山篇~第68話「信者の行進」の感想 「負の連鎖が続くよどこまでも」
感想(ネタバレあり)
運も味方に付けていた織田軍ですが、
前回本願寺が挙兵したことにより、
すべての運を失ったかのように
ツキに見放されてしまいます。
また本願寺の挙兵が導火線となって
負の連鎖も始まってしまい、
織田軍良いこと無しの状態へ。
まさに驕れるものは久からずですわ。
まずは前田・佐々隊が苦境へ
三好三人衆と斎藤龍興の挙兵から始まった
野田・福島の戦い。
有利に戦いを進めていた織田軍でしたが、
本願寺の挙兵で形勢が逆転します。
王道為本の教えがある限り、
本願寺は挙兵しない。
おそらくそう思い込んでいた信長は
本願寺に対する備えをしてなかったのでしょうね。
挙兵した本願寺軍は
まず織田軍のうち、
石山本願寺の川向うに陣を敷いていた
佐々成政と前田利家の軍勢に襲い掛かります。
佐々・前田両人とも
信長の親衛隊である母衣衆出身の豪の者。
ですが、死を恐れない
本願寺の信者の前に押され始めます。
知り合いである利家の危機。
たまらず千鳥も加勢しますが、
切っても切っても進撃を止めない
本願寺の信者たち相手に
さすがの千鳥もどうにもなりません。
とうとう最後は信者たちに捕まり
危機一髪…というところまで追い込まれますが
利家のおかげで何とか危機を脱出。
全く、
こんな時こそ助蔵が助けなきゃいけないのに。
そういえば利家の作画が
いつもと違うと思ったら、
目が大きく開いてる!!
通常は細目だったのに。
どうやら利家は
超本気で戦う時と、
妻であるまつさんと愛を確かめ合う時は
目が大きくなるようです。
まあ、つまり、
興奮したら目が大きくなるということですね。
この話を聞いた千鳥は
顔が真っ赤w
愛を確かめ合うというワードに
反応したようです。
千鳥もまだまだお子ちゃまですねw
でもこの反応で
多くのファンが安心したことでしょう(意味深)。
石山本願寺が勝つためなら堤も壊す
本願寺の奇襲で
織田軍が混乱したことを確認した
顕如さま。
すぐさま次の作戦を実行するため
前線司令官である
下間頼廉と連絡を取ります。
ちなみに連絡方法を
顕如様の頭の光を利用した
モールス信号w
スキンヘッドって
こんな使い方もできるのですね(そんな訳ない)。
本願寺が次の作戦のため
軍勢を引きあげる一方、
本願寺の挙兵で三好軍に協力していた
雑賀衆の士気が一気に上がり、
織田軍めがけて鉄砲を乱射します。
もともと雑賀衆は
本願寺(一向宗)の信者が多いのです。
だから本願寺が自分達の味方となった時点で
士気が上がるのは当然。
さらに今回この戦いに参加していない
雑賀衆も
本願寺が挙兵したと聞いたら、
我先にとぞくぞくと戦闘に参加してくることでしょう。
まさに斎藤・三好連合軍からすれば
正の連鎖に入ったようなもの。
こうなることを画策していた斎藤龍興も
笑いが止まらないでしょう。
雑賀衆の鉄砲攻撃に
手も足も出ない織田軍。
千鳥の手裏剣も
鉄砲の射程にはかなわず、
千鳥も何もできない状態。
そんな時、
本願寺の次の手が実行に移されます。
なんと本願寺は
淀川の堤防を決壊させて
織田軍を水没させようとしたのです。
水の力には無力。
織田軍の陣は水没し、
泳げない千鳥も危機一髪。
確か0話でも泳げず、
信長に助けてもらったのでしたよね。
結局千鳥は助かったようですけど、
それをちょっと残念に思う助蔵。
助蔵は溺れた千鳥を助けるため
人工呼吸することを狙っていたのです。
あ~あ、また助蔵に対する
視聴者のヘイトが溜まったわ。
終わりに
今回はここで終了。
織田軍の苦境は始まったばかり。
負の連鎖はさらに続き、
織田軍はますます苦境に
陥ることになります。
次回のタイトルは
「逆襲の将」。
一体誰が逆襲するのでしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 本願寺挙兵で前田勢の危機
- 雑賀衆のやる気マックスへ
- 堤防決壊で織田軍水没
信長の忍び ~姉川・石山篇~第69話「逆襲の将」の感想 「信長が動けない隙に姉川で破れた者たちが動き出す」
感想(ネタバレあり)
石山本願寺の蜂起により
一気に劣勢に立たされた信長軍。
今回は本願寺・三好斎藤連合軍に加えて
姉川の戦いで信長に煮え湯を飲まされた
2人の大名が動き出します。
だから今回のタイトルが「逆襲の将」
なんでしょうね。
結構ヤバくなってきた信長ですが
起死回生の策はあるのでしょうか?
松永久秀がセクハラしないくらいヤバい状態
本願寺と三好斎藤連合軍の攻撃を
何とか防いだ織田軍。
しかし兵の消耗は激しく、
そう何日も持ちそうにありません。
そんな時、
松永久秀が信長の本陣にやってきます。
その直前、
久秀は千鳥と助蔵に会いますが、
何かいつもと違う。
ああ、久秀がセクハラしてない!!
いつもは千鳥と出会う度に
お尻触ってたのに。
つまりそんなセクハラをする
余裕がにくらい
切羽詰まった状態ということ。
でもセクハラの有無で
状況を読むのは
何だかなぁって感じですわ。
さて本陣にやってきた久秀は
信長に和睦するべきと進言します。
久秀が和睦を勧める理由は兵の士気。
本願寺の門徒は信長軍の兵士たちにも
たくさんいます。
だって本願寺を総本山とする一向宗は
日本でポピュラーな宗教ですからね。
日本各地津々浦々まで
門徒がいっぱいいるのです。
信長軍に属する
門徒たちは本願寺と戦うのは嫌はず。
当然士気も下がります。
士気が下がるいうことは
兵士たちの戦闘力の低下に繋がり、
戦いどころではなくなってしまうのです。
だからそうなる前に和睦するべき。
久秀の進言は理にかなっていたので
信長はその進言を受けいれて
すぐに和睦しようとします。
しかし顕如さまはそれを拒否。
そりゃあそうです。
今まで好き勝手に
無理な要求をしてきたのです。
顕如さまが簡単に受け入れる訳ありませんわ。
浅井朝倉軍の目標は京の都
信長との和睦を蹴る一方、
いろんなところに根回しをしていた顕如さま。
姉川の戦いで信長に破れた
浅井長政と朝倉義景にも
しっかり手を回していました。
信長の戦いに破れ
意気消沈していた長政でしたが
今回は千載一遇のチャンス。
まあ、奥さんのお市さんは
まだ信長に肉親の情がありそうですけど、
今は戦国の世。
奥さんの気持ちを酌んで
戦う訳にはいきません。
それに愛する愛娘
茶~ちゃんのためにも。
一方越前国の朝倉義景。
姉川の戦いの時は
すべて部下に任せて
自分は本拠地の一乗谷から
動きませんでしたが
今回は国元が安全なため
心置きなく自分が出撃することできます。
まあ本人はあんまり
出撃したくなさそうですが
山崎吉家などの家臣が
出撃を催促している以上、
出撃しない訳にはいきませんからね。
でもさすがに鎧にカビがするくらい
出撃してないなんて、
いくらなんでもヤバいだろw
浅井軍と朝倉軍は琵琶湖西岸から
一気に南下を開始します。
浅井朝倉軍の目標は京の都。
京が落ちれば
将軍という錦の御旗を失うだけでなく、
本拠地である岐阜との連絡線が途絶え、
信長が袋にネズミになってしまいますからね。
また琵琶湖西岸を通るのは
比叡山延暦寺の援助を求めることもでき、
琵琶湖東岸から攻めるより
都合が良いからでしょう。
誰が考えたかは知りませんが
上手い作戦を考えたものですわ。
一方浅井朝倉軍の目の前には
信長軍の要衝宇佐山城が。
宇佐山城の指揮官は森可成。
味方は3000、
敵は3万という劣勢ですが
可成に悲壮感はありません。
京の都を守るため、
森可成の死闘が始まります。
終わりに
今回はここで終了。
信長が摂津国から動けないところに
京の都を目指して
浅井浅倉連合軍が動き出すという
最悪の展開。
すべては宇佐山城の攻防が
信長の生死を決すると言っても
過言ではないかも。
果たして森可成は
宇佐山城を守り切ることが
できるのでしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 久秀がセクハラしないくらいヤバい状況
- 浅井朝倉軍が動き出す
- 宇佐山城の森可成は戦う気満々
信長の忍び ~姉川・石山篇~第70話「絶対死守領域」の感想 「浅井朝倉連合軍3万相手に森可成の戦いが始まった」
感想(ネタバレあり)
今回から
宇佐山城を巡る戦いが
本格的に始まります。
宇佐山城にやってきた千鳥は
城将である森可成の手助けが
できるのでしょうか?
わずか1000で連合軍3万に勝利したちゃった
浅井朝倉連合軍3万を
相手にしなければいけない
森可成。
可成は城を出て
迎撃する作戦を採用しますが、
さすがに1000では
キツイんじゃね?
まあ普通なら籠城するべきなんでしょうけど、
繰り返しますが相手は3万。
一部の兵で宇佐山城を囲んで、
残りで一気に京の都になだれ込むことだって
不可能ではないのです。
信長から京の都の防衛を
期待されている可成にとって
京を守るためには
他の方法がない。
ホント厳しいですわ。
さて信長の命令で
宇佐山城に向かっていた千鳥。
途中で逃げてきた農民たちと遭遇。
戦いが始まったことを知ります。
千鳥は当然すぐに向かおうとしますが
農民たちに髪の毛を引っ張られて
行くのを止められることに。
忍びである千鳥の動きを
一瞬で止めるなんて
この農民たち凄すぎるわ。
まあ、3万対1000の戦いですので、
農民たちの忠告に従って
行かない方がいいのですけどね。
でも森可成と顔馴染の千鳥は
当然止められても行くことに。
戦場に到着すると
どこからともなく、
赤いタスキが飛んできます。
これはいつも可成が
頭に付けているタスキ。
ということは…。
やっぱり1000ではダメだったかと
思ったら、
可成勝ってるじゃんw
つ~か、
1000で3万に勝つなんて
可成優秀過ぎるだろ。
まあ、可成が優秀なだけでなく、
敵が無能だったのでしょうけどね。
たぶん長旅だったことに加えて
まさか1000の兵で攻撃してくるなんて
予想してなかっただろうし、
1000と聞いて侮ったのでしょう。
可成自身持たないことを理解している
宇佐山城の中で
千鳥と改めて会見する可成。
戦いに勝利したことによって
可成も部下達も
戦意旺盛。
この分だと簡単には
この城落ちそうにありませんね。
自信満々の可成は
千鳥にさっさと信長の元へ
帰る様に伝えます。
それに従い、
可成の前から消える千鳥。
千鳥がいなくなったことを確認すると
可成は表情を変えます。
可成は今回の戦いは
あくまで小手調べであり、
浅井朝倉連合軍が本気で
攻めてきたら防ぐことは
たぶん無理だろうと思っている様子。
でも自信満々の姿を見せないと
千鳥は帰ろうとしなかったでしょうからねえ。
可成はおそらくここを死に場所と
考えているでしょう。
そしてこんなところで
千鳥を死なせる訳にはいかないと。
でもこんなことは
すべて千鳥にも御見通し。
千鳥は屋根裏で全部聞いており、
自分も城に残って一緒に戦うと
駄々をこね始めます。
全くこういうところは
ホント子供ですねえ。
せっかく可成が
千鳥だけでも生きてほしいと
思っているのに。
ただやっぱり年の功か、
口が達者な可成の理屈攻めに
千鳥はどんどんやり込められていきます。
この分だと
千鳥は次の戦いの前に
城を追い出されそうですわ。
一方浅井朝倉連合軍は
準備を整え、
再戦の機会を待っている様子。
前回と違い、
こっちもやる気満々。
可成と言えども
次はヤバそうですわ。
終わりに
今回はここで終了。
お市さんがかつて可成を
褒めたことを思い出し、
嫉妬丸出しとなる浅井長政や
千鳥にビンタしようとして
かわされてしまう可成など
クスっとする場面もありましたが
全編シリアスでしたね。
絶対死守を命じられている以上、
城を守りながら
京の都への侵攻を防がなければ
いけない可成の苦悩は
想像を絶することでしょう。
中間管理職はホント辛いですわ。
戦国の世の中間管理職は
命を掛けなければいけませんので。
さて、
次回のタイトルは
「覚悟完了」。
いろいろなことが想像でいる
タイトルですね。
宇佐山城を巡る攻防も残りわずか、
千鳥はどのように行動するのでしょうか?
ストーリーがどう進むか、
次回も見逃せませんわ。
今回のまとめ三行
- わずか1000の兵で森可成軍が勝利
- 千鳥に嘘を言って帰らせようとする
- 浅井朝倉軍の再侵攻が始まる
信長の忍び ~姉川・石山篇~第71話「覚悟完了」の感想 「千鳥たちを逃がして森可成が最後の戦いに臨む」
感想(ネタバレあり)
最初に書いておきます。
宇佐山城の攻防戦はまだ終わりせん。
てっきりタイトルから
今回で終わると思っていたのに。
ただもう残りわずかなのは確か。
次々と家臣を失いながらも
森可成の抵抗は続きます。
助蔵をけし掛けるけど、現状助蔵が救われているので
再び侵攻を開始した
浅井浅倉連合軍。
京の都を守るためには
城を素通りされないため
城外に布陣し、
戦いを挑むしかありません。
信長からの命令である
京の都の防衛が可成の戦術の幅を
縛ったとも言えますね。
もし宇佐山城の防衛なり、
敵軍の侵攻を遅らせるなりの
命令ならば、
宇佐山城に籠城したり、
山に逃げ込みゲリラ戦を仕掛けたり
他の方法もあったのですけど。
信長の命令は絶対。
可成は命令に従い、
その範囲で頑張るしかないのです。
城外に布陣する可成は
千鳥に命令を出します。
信長へ浅井浅倉連合軍3万が
再び侵攻を始めたことを伝えてくれと。
もちろんこれは
千鳥をこの戦いに
巻き込みたくないという
可成なりの配慮です。
可成は人ができてますねえ。
子育てには失敗気味なのに(特に次男の長可は)。
そして可成は助蔵に、
「千鳥は良い女だ。
一生かけて守ってやれよ」
と激励します。
まあこれを聞いたら
千鳥を命掛けで守らなければ
いけないという気持ちになるはず。
普通は。
でも現状、
助蔵が千鳥に助けられている
状態ですからねえ。
せっかく発破を掛けたのに
不発だったようですw
朝倉義景がやっと本気を出した…と思ったけど
一方攻める側の朝倉軍。
久しぶりに前線に出てきた
朝倉義景ですが、
なぜかやる気満々で
全軍に進軍を命じます。
その姿を見た山崎吉家は大喜び。
まあね、
いろいろ陰口を叩かれ続けた主君が
ようやく本気を出したのですから、
家臣として嬉しくない訳ありません。
でもやっぱり義景は義景でした。
ふくろうが泣いただけで
迷信を信じて進軍を止めてしまう
体たらく。
やっぱり人間って
簡単には変わらないようです。
山崎吉家の苦悩もまだまだ続きそう。
追い詰めれた可成
城の外に陣を敷いた可成。
そこに浅井浅倉連合軍が襲い掛かります。
前回の戦いは
戦意不足と準備不足、
そして行軍の疲れのため
森可成軍が圧勝しましたが、
今回は敵もしっかりと準備をしており、
数が少ない可成軍は最初から苦戦することに。
特に浅井軍は
接近戦を避け、
弓による長距離攻撃を仕掛けてきたため、
数が少ない可成軍は効果的な対抗策を取れず、
次々に討ち死にしていきます。
しかしそれでも可成は闘志を失いません。
そして気付けば可成1人。
可成にどうして抵抗を止めないか
聞いてくる山崎吉家。
当然可成の答えは
信長に命じられたから。
他の誰でもない信長の命令、
それに違えることはできないのです。
信長の家臣として、
信長を信じて疑わない者として。
終わりに
今回はここで終了。
ホント良いところで終わります。
森可成の最期を盛り上げるために
溜めに溜めてる感じですね。
まあ、OPで森可成を
あれだけフォーカスしているので
当然といえば当然ですけど。
さて次回のタイトルは
「受け継ぐ者たち」。
次回予告の画像には
森可成のシルエットが映ってますが、
もう次回の内容はバレバレです。
果たしてどんな最期となるのか、
またどんな言葉を最期に残すのか、
次回も見逃せませんわ。
今回のまとめ三行
- 千鳥へ命令を出す森可成
- 浅井朝倉軍との戦闘開始
- 味方がいなくなりただ一人となる可成
信長の忍び ~姉川・石山篇~第72話「受け継ぐ者たち」の感想 「可成の死が信長をダークサイドへ近づける?」
感想(ネタバレあり)
浅井朝倉連合軍3万の前に
敗北寸前の森可成。
可成は
自分の最期をどのように飾るのでしょうか?
また彼の死は
他の者へどんな影響を与えるのでしょうか?
山崎吉家に信長の凄さを教えて可成は黄泉の国へ旅立つ
周りに味方はなく、
自分自身も満身創痍の森可成。
その可成へ朝倉家の山崎吉家が
槍を向けます。
織田軍の重臣である可成の名誉のため、
一軍の将である自分でトドメを刺すべきだと
吉家は思ったかもしれません。
さすがに吉家ぐらいの武将が自分の手柄のために
討とうとはしないでしょうから。
吉家の槍は可成の胴体に命中。
しかし可成も最後の力を振り絞って
槍が胴体にめり込むのとほぼ同時に
吉家の髪の毛の一部を頭から切り取ります。
これで吉家は俗に言う落ち武者スタイルに。
ちょうどモブサイコでモブと戦った花沢が
髪の毛をスパッと失った状態と同じですわ。
さてもはや死を免れぬことができない可成。
最期に信長の凄さを
吉家たちに教えてあげます。
信長は他の大名とは違う。
他の大名は自分の領地を守ることしか
考えていない。
でも信長は違う。
天下布武を目指して戦っている。
だからお前たちでは
絶対に信長を倒すことはできないと。
たぶん可成はそうなることを
確信しているからこそ、
自分がここで戦死しても大丈夫だと
考えているでしょう。
そして最期の言葉を吐くと
槍で串刺しとなってその生涯を閉じます。
可成の死が信長をさらにダークサイドへ追いやる?
浅井浅倉連合軍が
宇佐山城を襲っているという情報を
信長の元へ持ってきた千鳥。
そして千鳥が信長へ報告を終えると
それを待っていたかのように
宇佐山城から伝令がやってきます。
森可成討死。
セリフがないの演出が
その死の大きさを表しているかのようです。
しかしそこに間が悪い奴が。
伝令の報告に
千鳥は泣き、
信長呆然としているところに
カステーラが手に入ったと
喜び勇んでやってきた光秀w
おいおい、空気読めよ。
よくこんな重苦しい空気の時に
持ってこれたな。
でも案外、
この空気を変えるために
わざと光秀が空気を読めない振りを
した可能性も…。
やっぱそれはないか。
信長はカステーラを一口で食べてしまうと
すぐに退却命令を全軍に出します。
浅井朝倉軍が京を落とす前に
戻らなければいけません。
そして可成を討ち取った
浅井と朝倉に復讐するために。
また信長こう断言します。
浅井長政と朝倉義景のドクロで
ハチミツを飲むと。
まあこの時は誰も
本気にしなかったことでしょう。
でも信長は有言実行の人。
そしてこの時の言葉は
ほぼ実現することに。
可成の死。
その大きさのために
信長はダークサイドの方へ
少し移動した感じですね。
簡単に退却はできません
織田軍が撤退を開始。
その情報は本願寺にも伝わります。
ここは戦果拡大の大チャンス。
逃げる敵を倒すことほど
たやすいことはありませんから。
しかし門徒たちの動きが鈍い。
実は顕如さま。
頭が永久脱毛してなかったせいで
髪の毛がうっすらと生えてきていたのです。
当然髪の毛が生えると
光の反射が悪くなり、
神々しい雰囲気がゼロに。
これはまずいとすぐに
髪の毛を剃ってもらいますが
その時に悲劇が。
まあ、顕如さまの悲劇は置いとくとして、
顕如さまに抜かりはありません。
退却させないように
川の渡し船を隠させたのです。
大きい川は船がないと渡れません。
森可成の敵討ちと勇んだのは良いけれど
すぐにピンチになるなんて。
終わりに
今回はここで終了。
可成さんがようやく退場。
かなり粘りましたね。
やはりOPで
可成をあれだけ押していたので
十分な見せ場を作ってあげたのでしょう。
さて次回のタイトルは
「天魔の御加護」。
第六天魔王の本領発揮でしょうか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 可成討死
- 光秀は空気を読めない
- 織田軍退却できず
信長の忍び ~姉川・石山篇~第73話「天魔の御加護」の感想 「悪ガキだったころの経験と知識が信長を助ける」
感想(ネタバレあり)
森可成の戦死。
信長にとってそれは
大きな損失でした。
しかし森可成が命を課して
稼いだ時間のおかげで
最悪の事態だけは避けられます。
ただまだまだキツイ状況が
続きますが。
悪ガキだったころの経験が生きる
本願寺の策略で
川を渡れない織田軍。
このままだと
川と本願寺軍に挟まれて
壊滅する危機に。
凡将ならば
ここで考え時間を浪費することでしょう。
しかし信長は違います。
悪ガキだったころ、
遊び回った経験から
大きな川であっても
渡河できる地点があることを
知っていたようです。
信長は自ら川の上流や下流を調べ、
渡河できる地点を見つけだします。
まあ、光秀を川に落として
渡河できるかどうか
調べる方法は効率がいいとは
思いませんけどw
でもホント光秀って
信長に酷い仕打ちされているのに
全く気付きませんねぇ。
まあ光秀も空気読めない性格で
いろいろ失態もしてますから
どっちもどっちかもしれませんが。
当然本願寺軍も
さらに織田軍を追撃しようとしますが
水が増大して追撃打ち切りに。
信長って要所要所で
運に助けられますよねぇ。
これが天魔の御加護という訳なんでしょうか?
助蔵が最後の最後でへたれた
さて渡河を始める織田軍。
ただここで問題が。
実は千鳥は水が苦手。
そういえば第0話で溺れているのを
信長に助けられていましたね。
まあ、渡河できる地点だから
たぶん大丈夫でしょうけど、
水への恐怖で右往左往する千鳥。
そんな千鳥を見て
助蔵が千鳥にアドバイスします。
「服を脱げばいいよ」と。
普通の状態の千鳥だったら
こんなアドバイスを聞き入れることは
ないでしょう。
しかし水への恐怖から
助蔵のこのアドバイスを受けいれてしまう千鳥。
まさか本当に服を脱ぐなんて。
サラシだけの姿が色っぽい…
ということはなく、
ほんと平坦。
別のアニメの言葉を借りれば
関東さやか平野状態だわw
さすがに良心が咎めたのか
助蔵は近くにいた前田利家に
千鳥を馬で運んでほしいと依頼します。
ヘタレるなら最初から
そんなアドバイスするなよと言いたいですわ。
ギリギリで京の都の防衛に間に合う
森可成を討ち取った
浅井浅倉連合軍。
その勢いのまま
宇佐山城を攻撃しますが、
可成の戦死で逆に士気が上がった
宇佐山城の守備隊は徹底抗戦して
城を死守します。
普通は大将が死んだ時点で
士気がダダ下がって、
そのまま崩壊するものですが、
宇佐山城の場合は
可成の弔い合戦と位置付けて
見事に士気を上げることに成功したようです。
そういう風になるよう
可成が生前手を打っていたのかもしれません。
そして時間を浪費した
浅井浅倉連合軍の元に
織田軍の本隊3万が向かってきているとの
情報が舞い込みます。
まあ織田軍も
三好軍や本願寺との交戦で
かなり消耗しているでしょうけど、
森可成の弔い合戦のため、
京の都を防衛するため、
意外と士気は高いようです。
その一方浅井朝倉軍は
森可成を討ち取って
士気が一時的に上がりましたが、
宇佐山城を落とせず、
さらに織田の大軍が向かって来ている
ことを知って士気が下がってきています。
だいたい総代将の朝倉義景が
すでに燃え尽きている状態ですからね。
まあ普通なら撤退するべきでしょうけど、
下手に撤退すると追撃を受ける恐れが
あるようです。
逃げることもできず、
戦うにも士気が下がり過ぎて
まともに戦えるかわからない。
そんな絶望的な状況の中で
朝倉義景はある策を思いつきます。
それは比叡山に立て籠もること。
一種の聖地扱いで
政治権力が手を出せない比叡山。
そこに立て籠もれば
いくら信長でも
攻撃できないだろう。
そして時間を稼げば
いずれ本願寺軍が織田軍の後背を襲うかも。
暗愚な義景にしては
良いアイデアですわ。
森可成の幽霊に守って欲しいことを言う千鳥って…
京の都を一望できる丘で
森可成の働きを褒める信長。
そして可成との約束を守ったと
泣きながら告げる千鳥。
良い場面です。
でも本作の場合、
良い場面の後
すぐにギャグを入れるのが定番。
せっかくいいシーンだったのにw
まあ、しんみりし過ぎるも
このアニメらしくありませんからね。
それにしても可成の幽霊に
守って欲しいことをしっかりと告げる
千鳥ってホント豪胆というか
肝が据わってますわw
終わりに
今回はここで終了。
可成のおかげで
最大の危機は脱したようにも見えますが
根本的に辛い状態が
終わった訳ではありませんからね。
さて次回のタイトルは
「聖域無き戦国乱世」。
さらに比叡山の焼き討ちはまだ先と
わかるように教えるような記述も。
スタッフさん、
親切丁寧ですわ。
ただロープウェイの絵はさすがに
いらんかったと思いますわ。
今回のまとめ三行
- 過去の経験が信長を助ける
- 宇佐山城落ちず
- 森可成の幽霊と話す千鳥
信長の忍び ~姉川・石山篇~第74話「聖域無き戦国乱世」の感想 「比叡山焼き討ちのフラグ立ちました」
感想(ネタバレあり)
今回は比叡山と信長の交渉回。
比叡山に逃げ込んだ浅井朝倉軍を巡り、
両者が交渉をしますが、
信長に敵対的な比叡山は
信長への返答を無視することに。
これが後の比叡山焼き討ちのフラグなるなんて
比叡山の首脳部は思いもしなかったでしょうね。
比叡山との交渉開始
比叡山を望む位置に陣を敷いた信長軍。
ただし比叡山に手出しできません。
何しろ長い間
京の都を守ってきた由緒正しき場所なので。
さてどうするか?
思案する信長の元に一人の僧がやってきます。
僧の名前は真雄。
比叡山の麓の聖衆来迎寺の住職を務める人物です。
実はこの真雄。
森可成の遺体を浅井朝倉軍から引き取り、
遺体を丁重に葬っていたのです。
聖衆来迎寺は本来比叡山と同じ
天台宗のお寺。
敵方である可成を葬うことは
結構不味いことなんですけどね。
まあちょっとネタバレになりますが
可成を葬ったことで
比叡山焼き討ちの時、
この聖衆来迎寺は信長軍に見逃されることに
なります。
僧侶として亡骸を葬うのは当然の仕事。
そしてその仕事をやったおかげで
難を逃れることになるとは。
さて信長は真雄に仲立ちを頼み、
比叡山の僧を自分の陣へ連れてきてもらいます。
その目的は
比叡山と交渉すること。
信長としては
可成の仇である浅井朝倉軍を
叩きたいのですけど、
比叡山が邪魔。
そこで味方すれば
信長軍が占領している
比叡山の領地を返還する。
また味方しなくても中立を
守って欲しいと要請します。
そして仮に信長軍と敵対する道を選べば
焼き討ちを行うと宣告。
それも「ふっくらこんがり焼き上げる」と。
助蔵がツッコんだように
完全に表現がおかしいですけど、
信長は大真面目のようです。
この人なら本気でやりかねませんから
怖いですわ。
それに信長軍には
東大寺の大仏殿を焼いた
寺焼きのスペシャリストもいますし
やろうと思えば簡単にできそう。
なお表現に関しては
「カリッと香ばしく」の方が
良かったか?と
佐久間信盛に聞いてましたが
どっちもどっちかと。
比叡山の決定がそのまま焼き討ちのフラグへ
信長の脅迫はそのまま
比叡山の座主である覚恕は
信長の言葉を一笑に付します。
比叡山は尊き山。
信長ごときが手出しする訳ない。
そういう先入観があっての
発言でしょう。
そして信長軍に返答しないことを
決めます。
いわゆる無視するということです。
無視というのは
拒否するよりも無礼な振るまい。
完全に信長を馬鹿にしてますね。
あ~あ、フラグを自分で立てやがった。
もう知らね。
終わりに
この後森可成の幽霊が
千鳥の前に出てきたところで
今回は終了。
森可成の幽霊は
完全にギャグ担当になりつつありますね。
直前に可成の家族が
可成討死の報を受けて
嘆き悲しんでいるシーンがあったのに
すべて台無し。
ただ可成の幽霊のおかげで
幾分か重たい空気を中和しているのですけどね。
本作は
ギャグとシリアスの微妙な塩梅が
作品を面白くしているので
シリアスに傾き過ぎると
敬遠する層が出てくるでしょうから。
さて次回のタイトルは
「悪夢の志賀の陣」。
悪夢になるのは信長軍か?
それとも浅井朝倉軍なのか?
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 信長と比叡山延暦寺との交渉開始
- 延暦寺は答えを出さないことを決定
- 比叡山焼き討ちの見事なフラグが立った
信長の忍び ~姉川・石山篇~第75話「悪夢の志賀の陣」の感想 「一向宗の蜂起で信長がピンチに」
感想(ネタバレあり)
比叡山に逃げ込んだ
浅井朝倉軍と対峙する信長でしたが
その間に大きく情勢が動きます。
まさに本願寺というか
顕如さま恐るべしです。
一向宗を各地で蜂起させて
信長を追い込む戦略。
坊さんなのに
これだけの戦略眼持っているなんて。
ハッキリ言って
天下を狙うなら
簡単に天下とれるんじゃね?
とも思いますわ。
もう浅井朝倉に構っている時間は
ありません。
信長はある決断をすることになりますが…。
本願寺が将軍さまと交渉を始める?
比叡山に籠ったまま
動こうとしない浅井朝倉軍。
前回比叡山の僧侶たちを動かそうとして
失敗している以上、
浅井朝倉軍自体を挑発して
出てこさせるしかありません。
信長は浅井朝倉軍との決戦を望みますが、
浅倉義景は5年後決戦に及ぶと言う始末。
つまり現状戦うつもりはないという
意思表示です。
そして信長が
比叡山付近で動けない間に
本願寺は将軍さまの元へ使者を送ります。
使者としてやってきたのは
顕如さまの側近下間頼竜。
頼竜は将軍さまに敵対するつもりが
ないことを伝えます。
あくまで討つのは信長だけということを
言いたいのでしょう。
信長の絶対的な力の源は
その軍事力と
将軍家を庇護しているという権威です。
顕如さまは
将軍と信長を仲違いさせて
信長の力の源泉の一方を奪い取ろうとする
算段なんでしょうねえ。
さすが顕如さまですわ。
四面楚歌の状態の信長の決断は?
顕如さまの号令で
各地の一向宗が一斉蜂起します。
特に信長に取って痛かったのは
織田家の本領である尾張国近辺の蜂起。
長島願証寺を拠点とした蜂起で
信長は弟を失い、
さらに尾張国の防衛に兵を割かなければ
いけません。
摂津では三好三人衆と斎藤龍興、
さらに本願寺も健在であり、
兵力に余裕がない信長にとって
まさに四面楚歌。
これに加えて将軍さまも
信長包囲網を作りたいなぁと
言い出す始末。
まあ、将軍さまにとって
雪だるまより優先度は低いようですけど、
信長包囲網が本当に作られてしまっては
万事休すとなってしまいます。
このままだとマズい。
せめて比叡山に籠る浅井朝倉軍を
何とかして、
志賀に動員している3万の兵を有効活用したいと
考えるのは当然です。
しかし怒りに任せて
比叡山に攻め込んでいいのか?
自問自答する信長。
すぐに行動せず
少し考える信長って結構珍しいかも。
しかしそれぐらい慎重に考えるべき
ことなんですよね。
そして信長は決断します。
浅井朝倉と和睦すると。
和睦のためには
帝や将軍に取りなしを頼むとも。
仲が良くない
将軍の手まで借りようとすると。
信長も本気のようですね。
まあ将軍や帝の仲立ちがないと
浅井朝倉も取り合ってくれないという
ことなんでしょうけど。
終わりに
今回はここで終わります。
信長は大きな決断を下しましたね。
浅井朝倉は森可成の仇です。
さらに今回書きませんでしたが
比叡山から出てきた浅井朝倉軍の別動隊の
補足撃滅に失敗し、
逆に重臣の坂井政尚を失って
しまいましたからね。
信長にとって浅井朝倉は
一番倒したい相手のはず。
しかし現状自分の感情だけで動けば
確実に織田家が滅んでしまいます。
そうなれば可成の仇を討てないばかりか
可成が命を落としたこと自体が
無駄になってしまいますから。
まあ、帝や将軍に仲立ちを
頼むようですけど、
果たして上手く行くのでしょうか?
さて次回のタイトルは「比叡山の屈辱」。
たぶん「カノッサの屈辱」のオマージュ的な
タイトルだと思いますけど、
歴史を知っている者からすると
案外悪くないタイトルのネーミングだと
思います。
今回のまとめ三行
- 浅井朝倉は信長との決戦を断る
- 将軍と本願寺が交渉を始める?
- 一向宗が各地で蜂起し信長はピンチに
信長の忍び ~姉川・石山篇~第76話「比叡山の屈辱」の感想 「信長の土下座で歴史の流れが変わった?」
感想(ネタバレあり)
カノッサの屈辱をもじったとしか
思えないこのタイトル。
プライドが高そうな信長にすれば
今回のことは悔しくて悔しくて
たまらなかったことでしょう。
でも自分のため、
家臣のためにはこうするしかありません。
しかし信長が頭を下げたことで
信長に逆流状態だった歴史の流れが
変わったと思います。
頭を下げる信長、喜色満面の義景、そして後悔する長政
将軍足利義昭の調停により
一堂に会した仇敵同士。
そして信長は朝倉義景と浅井長政に
頭を下げます。
前日土下座の名人たる
明智光秀に伝授して貰った土下座は見事。
さらに天下の政治を義景に任せるとまで
リップサービスしたため、
義景は喜色満面。
まさにここが義景の絶頂なんでしょうねえ。
まあ絶頂が来れば、
後は落ちるだけですけど。
一方浅井長政は後悔している感じです。
あの信長が頭を下げる。
義弟として信長の性格を熟知している
長政にとってはそれは信じられない事態なのです。
つまりそれだけ信長が追い詰められている
ということ。
まあ、各地で本願寺に使嗾された
一向宗が蜂起しているので
実際信長は大ピンチ。
借りのここで和睦が成立しなければ
織田家は滅亡していたかも
しれませんからねえ。
長政が義景を説得して
和睦をしなければ
本当に歴史が変わっていたかもしれません。
でも長政には拒絶できませんでした。
何せ将軍の斡旋であり、
また義景が乗り気ですからねえ。
浅井と朝倉は同格ではなく、
どうして勢力がデカい浅倉が各上。
浅井家は朝倉家の意向に逆らえませんから。
そういえば調子に乗った義景は
自分の元を去った光秀にも
土下座を強要します。
それに対して光秀は
見事としか言えない土下座を披露することに。
いろんなところで頭を下げている
光秀にとって土下座をすることなんて
何とも思っていないのでしょうねえ。
久しぶりのあの女忍者が登場
和睦が無事成立し、
織田軍は撤収準備にはいります。
浅井朝倉軍との和睦は成立しましたが
まだ一向宗との戦いが続きますので。
撤退準備をしている千鳥の元へ
細川藤孝がやってきます。
将軍足利義昭が信長包囲網を
築こうとしていることを伝えるために。
室町幕府が何とか運営できているのは
信長のおかげ。
仮に信長包囲網が成立して
織田家が滅んでしまっては
室町幕府が成り立たないと
思っているのでしょう。
しかし藤孝は義昭の家臣、
家臣が主君を裏切るようなことを
していいのか?
苦悩する藤孝は
信長包囲網のことを伝えるのを
止めようとしますが、
ここで千鳥が奥の手を発動。
でも寸でのところで耐えた藤孝は
逃げるように千鳥の前からいなくなります。
まあ、でも何かが起こっていると
千鳥も認識したことでしょう。
この出来事がどのように歴史に
絡んでくるのでしょうかねえ。
さて撤退する織田軍を見守る
一人の女性が。
あれ?
この人はたしか以前に1回だけ
出た人やん。
確か谷をひとっとびした人w
まあ、OPで望月千代女って
名前わかっているのですけどね。
千代女の視線に気付く千鳥。
さすがは千鳥と言いたいところですが
秀吉と助蔵も千代女に気付きます。
まあこっちの二人は
千代女が美人さんだったので気付いたようですけど。
ホントこの二人はw
終わりに
今回はここで終了。
信長は最大の窮地を脱しましたね。
でも戦いはまだ続きます。
次回のタイトルは「連鎖の終わり」。
本願寺挙兵に始まる負の連鎖がようやく
終息するようです。
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 信長が頭を下げる
- 義景は喜び長政は後悔する
- 女忍者の視線に気付く千鳥
信長の忍び ~姉川・石山篇~第77話「連鎖の終わり」の感想 「小休止の間に次の戦いの準備を」
感想(ネタバレあり)
前回浅井朝倉と和睦が
成立したことで
本願寺の顕如が仕掛けた
負の連鎖が終わることに。
しかしこれで戦いが終わった訳では
ありません。
次の戦いに備えて
準備を始める。
今回はそんなお話です。
本願寺は次の戦いを見据えて雑賀衆を抱き込む
浅井朝倉と織田の和睦。
その事態に本願寺の坊官たちは
苛立ちます。
そりゃあそうです。
顕如さまの策謀で
信長を負の連鎖に落とし入れ、
あと一歩というところまで
追い詰めたのですから。
でも当の顕如さまは至って冷静。
まあ、帝と将軍が和睦を斡旋したのです。
これらの権威に逆らうだけの力を
浅井も朝倉も持っていないと
わかっているので。
それに今回の和睦は一時の方便。
すぐに戦いが再開されると
顕如さまは睨んでいるのでしょう。
当然次の戦いに備えなければなりません。
そこで顕如さまが
目を付けたのが雑賀衆です。
元々本願寺とは友好関係にあり、
また金さえ出せば何でもやってくれる
傭兵集団ですからね。
そこで顕如さまは本願寺の財力を使って
雑賀衆の統領である雑賀孫一を
味方に引き込むことに成功します。
孫一は賽銭をくすねた酷い奴ですが、
鉄砲の腕とその指揮能力は一流ですから。
さて信長をおびき出し、
勝利することに成功した三好三人衆と斎藤龍興。
このまま連携を強めると思ったら、
斎藤龍興は三好の元を離れるようです。
まあ、斎藤龍興の目的は織田家の打倒。
三好家ではそれが難しいと思ったのかも
しれませんね。
一応愛想が尽きたと言ってますが。
でもこれは正しい選択だったようです。
だってこのまま残ったら、
三好三人衆みたいな顔になったらしいのでw
そうなったら完全にモブ落ちw
まあ、それはそれで見てみたいですけどw
信長は可成の家族の元へ行くことを決める
岐阜に帰還した信長。
その信長を帰蝶さんが出迎えます。
そしてアニメの奥さんが言う定番の
「お風呂にしますか、お食事にしますか、それとも…」
ってやつを言うかと思ったら…。
さすが帰蝶さん、
信長の操縦法を心得ています。
そして信長のやる気を引き出す方法も。
信長も次の戦いの備えて
準備をしなければいけませんが
その前に可成の家族の元へ行くことに。
次の戦いの前に
今回の戦いのけじめをつけるのですね。
一方信長と一緒に岐阜に帰ってきた千鳥。
千鳥は千鳥で不完全燃焼状態。
十分活躍したと思いますが
やっぱり可成が戦死したことが
意外と影響を与えているのかもしれません。
見知った人間が死んだら
忍びだって落ち込むということでしょう。
次回は信長と一緒に
可成の家族に会う流れになりそうですね。
終わりに
今回はここで終了。
本願寺は雑賀衆を手なづけ、
斎藤龍興は打倒信長のため
三好家を離れる。
戦いの準備は進みます。
その一方信長は戦死した
可成の親族の元へ。
次回のタイトルは
「鉢巻きと再出発」。
次回も楽しみです。
今回のまとめ三行
- 本願寺が雑賀衆を引き込む
- 千鳥は不完全燃焼気味
- 可成の家族の元へ
信長の忍び ~姉川・石山篇~第78話「鉢巻きと再出発」の感想 「時が過ぎても千鳥は変わらない」
感想(ネタバレあり)
信長の忍び第3期も今回で最終回。
最後の最後で信長が
千鳥に褒美を与えることになりますが。
つ~か、
これだけ頑張っている千鳥への
褒美を忘れていた信長って…。
同じく頭を下げているのに、なぜかこっちは心がこもっている気がする
信長がやってくる。
当然のその知らせは
森家へ伝えられます。
それを聞いて大慌ての森家。
しかしそんな中、
一人いきり立つ男が。
その男の名前は森長可。
可成の息子で
後に鬼武蔵と呼ばれることになる男です。
しかしその一方粗暴だったという話も。
本作ではその粗暴だったという説で
行く様ですね。
長可は父可成の死に納得できない様子。
そのため信長に直に聞くつもりのようです。
まあ、その気持ちはわからなくも
ありません。
だって傍から見たら
信長が見殺しにしたようにも
思えますからね。
もちろん実際は
信長はどうすることもできず、
信長自身、
可成の死を知って呆然自失と
なってましたから。
そして森家に到着する
信長。
すぐに長可が信長と
話そうとしますが、
それを阻止しようと弟蘭丸が暴挙にw
おいおい、
蘭丸の方が酷いわ。
信長はある程度責められるを
覚悟してやってきたのでしょう。
長可の話を聞いてやることにします。
でもその途中で邪魔が。
邪魔したのは可成の
奥さんである「えいさん」。
そりゃあ、息子の粗相を
止めるのは親の役目。
主君に文句を言うのを
止めるのは当然です。
えいさんは剃髪しており、
可成の喪に服しているようですね。
この時代は夫が死んだら
他の家に嫁ぐのも珍しくないんですけど、
えいさんはそのつもりがないようです。
人払いをした信長は
えいさんに頭を下げて謝ります。
まあ、えいさんが大声で
そのことを実況(?)してしまったので
信長が頭を下げたのが
他の家臣などにも丸わかりに
なってしまいましたが。
信長が頭を下げるのは、
浅井朝倉と和睦した時以来。
あの時は嫌々頭を下げている感が
はっきりとわかりましたが、
今回は心から謝罪している雰囲気が
伝わってきます。
絵はほとんど変わらないに。
やっぱりそれまでの演出と
声優さんの演技のおかげかも
しれませんね。
千鳥が貰ったご褒美はある意味最高のもの?
森家の家督を長可に継がせて
森家へ来た用事をすべて終えた信長は
帰途につきます。
その途中、
最近千鳥に褒美を
与えていなかったことに気付く信長。
あれだけこき使っていたのに
無報酬だったのかよ。
織田家って意外と
ブラック企業の気質あるかも。
気付いた以上、
さすがに信長も気が引けたのか
千鳥に欲しいものを聞くことに。
信長の問いに千鳥が強請ったのは、
「頭なでなで」。
小さい時に頭なでなでされた時のことが
かなり嬉しかったのでしょう。
時が過ぎても千鳥は変わりませんねぇ。
でもさすがに無欲すぎるんじゃね?
まあ、千鳥は信長が大好きだから
信長のために仕事するのが
最高のご褒美なのかもしれませんけど。
終わりに
これで第3期も終了です。
まさに俺達の戦いはこれからだ!!
的な終わり方ですね。
この3期は信長が一番キツイ時の
お話であり、
特に石山篇になってからは、
辛い展開だったですね。
まあ、武田家や上杉家などとの
戦いが残ってますが、
今よりはまだマシかも。
しかし続きが気になりますよね。
まだ某女忍者さんが活躍してないし。
まだ原作はちょっとしか買ってませんが
購入して応援しようと思います。
興味深い作品を作って頂き
ありがとうございました。
今回のまとめ三行
- 森家へ赴く信長
- えいさんへの謝罪
- 褒美は頭なでなで