銀河英雄伝説【旧OVA版】第17話「嵐の前」の感想 「ヤンと因縁のある人物が祖国分裂工作のため同盟に帰還」

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感想(ネタバレあり)

大将に昇進し

イゼルローン要塞の司令官と駐留艦隊司令官を兼務することになったヤン。

帝国はこの2つの役職を兼務させなかったために大失敗しましたが、

同盟は同じ轍を踏まないようです。

しかしまあヤンも偉くなったものですね。

本人は自覚が無いようですけど。

そんなヤンがトントン拍子に出世したのも

エルファシルの脱出行を成功させたからです。

第1話から結構な頻度で語られていたエルファシル。

今回その詳細な内容がフレデリカとユリアンの会話の中で

明らかにされました。

上司であるリンチ少将に見捨てられたヤンが

そのリンチを囮にして逃げたというのが

エルファシルの脱出行だったみたいです。

軍としてはリンチがやった敵前逃亡という不名誉を薄めるため

ヤンを厚遇したと。

その一方リンチはヤンに囮にされた挙句帝国の捕虜に。

さらに敵前逃亡という不名誉のため

捕虜の中でも白眼視されている様子。

自暴自棄になっているみたいですね。

ハッキリ言って自業自得ですが

リンチ自身自分が悪いことをやったという自覚が無いようです。

まあ、他人に責任をなすり付けないと自我が保てないのかもしれません。

そんなリンチに帝国軍少将の地位を餌にして

ある指令を与えるラインハルトとオーベルシュタイン。

その内容は

同盟軍内の不穏分子を煽って同盟軍を分裂させること

こんな指令命懸けですから

普通ならもうちょっと考えると思いますけど、

失うものがないリンチはこれを受け入れます。

ホント御しやすい人物です。

そしてリンチを同盟に潜入させるために実施されたのが捕虜交換。

一応新帝即位による恩赦みたいですけど、

同盟はこれを受け入れます。

何といっても返ってくる捕虜には選挙権があります。

そして捕虜の家族にも。

選挙で勝たなきゃただの人である政治業者共は

この票の誘惑に勝てません。

ここまで考えて捕虜交換を申し出たのなら

ラインハルトはホント化け物です。

まだ20代なのに。

しかしヤンだけはこの捕虜交換に

きな臭いものを感じたようです。

何かあった時のためにヤンは

捕虜交換の式典に出席することを隠れ蓑にして、

宇宙艦隊司令長官になったビュッコックじいさんと会うことに。

そしてヤンはこの時、

「同盟内部で反乱がおこった時はこれを鎮圧せよ」

という正式の命令書を受領します。

ヤンの制度を逸脱しない性格には脱帽しますが

同時に物足りなさも感じます。

その頃同盟の某所では

リンチに踊らされた同盟軍の高級軍人による謀議が開かれています。

少なくともその謀議に参加している人2人は

声で誰だからわかるのですけどw

今回はここで終了。

タイトル通り嵐が起こる前って感じがしたお話でしたね。

次回は帝国側のお話。

リヒテンラーデ・ローエングラム枢軸に反対する

門閥貴族たちがやっと暴発するようです。

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今回のまとめ三行

・ラインハルトの廃物利用

・恩赦による捕虜交換

・同盟内でうごめく策謀

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