『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第6話「イゼルローン攻略(前編)」の感想 「難攻不落の要塞に対する攻略戦が始まる」

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感想(ネタバレあり)

 

少将への昇進、

そして第13艦隊の艦隊司令就任が

ほぼ決まったヤン。

 

ただその代わりに

難攻不落と言われた

イゼルローン要塞の攻略を

命じられてしまいます。

 

銀河英雄伝説第5話より引用

 

 

 

シトレ元帥の前で

「微力を尽くします」

と言葉を濁したヤン。

 

何か攻略を成功させる秘策が

あるのでしょうか?

 

 

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ユリアンの意見を尊重する

 

第13艦隊司令官の内示を受けてヤンは

キャゼルヌと共に艦隊幕僚の人事に

取り掛かります。

 

人事部の人間でもないキャゼルヌが

どうしてヤンの艦隊編成の手伝いをするのか

ちょっと意味わかりませんが、

たぶん第13艦隊の編成は

統合作戦本部長シトレ元帥の直接的な命令。

 

だからシトレの次席副官である

キャゼルヌがヤンの手伝いをしている。

辻褄を合わせるなら

こんな感じでしょうか?

 

まあこれでもかなり苦しいですよねえ。

 

それは置いておくとして。

人事以外でも

ヤンはキャゼルヌに頼み事をします。

 

1つ目は帝国軍の巡航艦と

帝国の軍服40着を用意すること。

 

まあ何に使うかは

後でのお楽しみということで。

 

そして2つ目はユリアンに関してです。

 

憂国騎士団に一度襲われた以上、

奴らがヤン不在の時を狙って

またヤンの家を襲撃する恐れがあります。

 

そのため自宅周辺のMPの巡回を

キャゼルヌに頼むことにしたのです。

 

旧OVA版の時は

ヤンがトリューニヒトに直談判した描写が

ありましたが、

こっちではそんなシーンなかったので

再襲撃の可能性は否定できません。

 

そのためヤンは当初、

自分が不在の間

ユリアンをどこかに預けることを

考えたのですが

ユリアンはそれを拒絶。

 

結局ヤンが折れて

ユリアンに好きにさせることに

しました。

 

ヤンとしては後顧の憂いなく

イゼルローン要塞攻略に取り組みたい

ところですが

ユリアンのプライドというか意地も

尊重しなければいけないと

思ったのでしょうねえ。

 

何せこの年代の男の子は

傷つきやすいので

細心の注意しなければ

後々面倒ですから。

 

ヤンも大変ですね。

 

 

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第13艦隊幕僚の人事ほぼ終了

 

副官以外の人事が終わり、

第13艦隊の幕僚に任命された者たちが

ヤンの執務室に出頭してきます。

 

まず艦隊副司令官はフィッシャー准将。

 

 

フィッシャー准将は第2艦隊の

分艦隊司令として、

ヤンの命令を忠実に実行した人物。

 

艦隊運動の指揮に定評があり、

第4、第6艦隊の生き残りと新兵の

寄せ集めで統制が取りにくい

第13艦隊の動かすにはモッテコイ。

 

だから必要な戦力と考え、

副艦隊司令にしたみたいです。

 

次に参謀長はムライ准将。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

旧OVA版とキャラデザが

変わり過ぎてびっくり。

 

このムライ准将は

エコニアの収容所の一件で

知り合った人物。

 

今ヤンがこうして

軍人やっているのも

あの時ムライが公正に処理したおかげです。

もしムライが無能だったら、

今頃ヤンは囚人やっていたかもしれません。

 

まあこの辺は

原作の外伝2巻を読むか、

旧OVA版の外伝を視聴してください。

 

丁度ヤンがエル・ファシルの英雄になった

直後のお話になるので。

 

 

そして最後の副参謀長に任命されたのが

パトリチョフ大佐。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

微妙に旧OVA版のイメージを

踏襲しています。

 

このパトリチョフ大佐も

エコニアで知り合った仲。

 

ヤンより3次元チェスが弱いので

ヤンとしてはそっちの面も考慮して

幕僚に任命したのかもしれませんね。

 

 

 

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副官は記憶力抜群

 

さて残りは副官人事。

副官人事はキャゼルヌに丸投げして

ヤンは関知しません。

 

副官に関しては

それほど期待していないのかも。

 

そんなヤンの元を訪れる

1人の女性士官。

 

彼女の名前は

フレデリカ・グリーンヒル中尉。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

 

キャゼルヌによって

選出されたヤンの副官です。

 

実はこの子、

ある場所で一度ヤンに会っているのですが、

ヤンはそれを全く思い出さず、

グリーンヒルという苗字に方に

反応してしまいます。

 

実はフレデリカの父である

ドワイト・グリーンヒルは

同盟軍の大将であり、

総参謀長という高級幹部でもあるのです。

 

まあ、ヤンも一応軍人。

自分の上司にあたる人の苗字に敏感なのは

仕方ありませんね。

 

 

さてヤンはフレデリカに

今回の作戦が成功するか聞いてみます。

 

自分の作った作戦案に対する

率直な意見を聞きかったのと、

たぶんどういう意見を言うかで

フレデリカの値踏みを

するつもりだったのでしょうね。

 

士官学校の成績が優秀な人物であっても、

実戦で役立つような人物でないと

意味ありませんので。

 

ヤンの質問に対し、

フレデリカは成功すると断言します。

 

その根拠を尋ねるヤン。

 

フレデリカ曰く、

ヤンはエル・ファシルの時も成功したからと。

 

この答えに

ヤンはかなり失望したことでしょう。

 

前回成功したから

次も成功するなんて

そんな法則存在しません。

 

こんなこと言う奴を

副官にする訳にはいかない。

ここまで考えてもおかしくはないでしょう。

 

しかしその後、

フレデリカが言ったことで

ヤンは考えを改めることに。

 

実はフレデリカ、

あの時エル・ファシルにいたのです。

 

そしてヤンを近くで見ていて、

ヤンがサンドイッチを喉に詰まらせると

コーヒーをヤンに手渡しました。

 

そう、第4話に出てきたあの少女こそ、

フレデリカだったのです。

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

 

あの時のことを正確に話す

フレデリカ。

 

このことでヤンは

フレデリカに対する評価を変えることに

なったみたいです。

 

8年前のことをここまで

正確に話せるということは

凄い記憶力の持主だということ。

 

おそらく軍事に関するいろいろな情報を

記憶しているはず。

つまり自分が作戦を立案する時に

フレデリカの記憶力は

大いに役立つはずなのです。

 

まあ、パソコンがあれば

いいと思いますけど、

断片だけで

答えを出す場合は

パソコンよりも人間の記憶力の方が

使いやすいので。

 

これで副官の人事も終了。

残りは出撃だけ・・・と思ったら、

まだ実行部隊の人事が残ってました。

 

 

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実行部隊のスカウトへ

 

ヤンの作戦の肝となるのは

作戦を実際に行う実行部隊です。

 

ヤンはある部隊に目星をつけます。

それが「薔薇の騎士(ローゼンリッタ―)」連隊です。

 

帝国からの亡命者の子弟で

編成された陸戦部隊であり、

その戦闘能力は

同盟軍の陸戦部隊の中でもトップクラス。

 

ただしある噂が流れており、

どこの艦隊も使おうとしないそうです。

 

その噂というのが

第13代目の連隊長が

裏切るかもしれないというもの。

 

まあ確かに戦闘中に裏切られたら

まずいですからね。

他の艦隊が使わないのも頷けます。

 

でもローゼンリッタ―の

戦闘能力は捨てがたい。

 

そこでヤンはフレデリカを連れて

ローゼンリッタ―の連隊長である

シェーンコップ大佐に会うことにします。

 

 

 

ローゼンリッタ―連隊の本部にやってきた二人。

そこでは訓練の真っ最中。

ヤンとフレデリカの場違い感がハンパありません。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

 

そしてこんな男の集団の中に

女性士官がくれば・・・。

 

チョッカイ出す奴はいるとは思いましたが

フレデリカ強いw

 

まさかローゼンリッタ―の隊員を

投げ飛ばすなんて。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

まあフレデリカの反応を見るための

演技だったようですけど、

それでも投げ飛ばしたフレデリカは

やっぱり怖いですわ。

 

 

さてヤンと話すことになった

シェーンコップ。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

シェーンコップ自身は

この作戦に肯定的なようですが

どうしてイゼルローン要塞攻略という

難しい作戦を引き受けたのか

ヤンに尋ねてみます。

 

ヤンの答え次第では

この作戦の参加を取りやめるつもりかも。

 

しかしヤンの答えに

シェーンコップは驚愕します。

だって答えが予想の斜め上だったからです。

 

ヤンが求めるのは

たかだか数十年の平和。

それを実現するために

イゼルローン要塞を攻略するのです。

 

イゼルローン要塞を落とせば

帝国軍は同盟領内に

攻めてこれなくなります。

 

そしてこれを好機として

同盟は帝国と和平条約を結べるかもしれない。

 

もちろんこれが恒久的続くとは限りません。

しかし少なくとも数十年は平和が続くはず。

そうなればユリアンが兵士として戦場に立つ姿を

見ずに済む。

 

とても軍人が言うようなことではありません。

でもシェーンコップはこの話を気に入ったらしく、

ヤンに協力することを決めます。

 

 

後日、

フレデリカとシェーンコップ以外の幕僚に

今回の作戦案を説明するヤン。

 

先に教えておいて二人と比較すると

煮え切れないような感じですが、

それでも反対意見は出ず、

この作戦で行くことになります。

 

これで準備が整いました。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

 

第13艦隊の出撃です。

目標はイゼルローン要塞。

 

同盟軍にとって

実に7度目となる攻略戦の開始です。

 

 

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攻略作戦開始

帝国軍が誇るイゼルローン要塞。

この要塞ある限り、

同盟軍は帝国領に侵攻できません。

 

イゼルローン要塞には

二人の司令官がいます。

 

1人は要塞の防御を担当する

要塞司令官であるシュトックハウゼン大将。

 

そしてもう一人は

要塞に駐留している艦隊を率いる

駐留艦隊司令官のゼークト大将。

 

同じ職場に同じ階級の人間が2人。

普通なら協力しなければ

いけないのですけど

この二人仲が最悪で、

ことあるごとに対立するのです。

 

でもなぜか同盟軍が攻めてくると

相手に負けないよう頑張るため、

予想以上に戦果をあげてしまう。

 

犬猿の仲であることが

この時は上手く作用するのです。

切磋琢磨ということなんでしょうかねえ。

 

ただこういう関係だと

連携しなければいけない場面でも

連携できずに各個撃破される恐れが

あります。

 

戦果に目をくれず、

さっさと司令官職を一本化しておけば

今回のイゼルローン攻略戦も

違いった展開になっていたかもしれません。

 

 

さてイゼルローン要塞内でも

ここ数日、

異変を察知しているようです。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

宇宙人が攻めてくる訳ないので

おそらく同盟軍が侵攻しているのでは?

 

このことに関しては

シュトックハウゼンも

ゼークトも異論ないでしょう。

 

でもどう対処するかで

意見が対立します。

 

出撃を主張するゼークトと

様子を見るべきと主張するシュトックハウゼン。

 

そこにある通信が入ってきます。

 

同盟領内でスパイ活動をしていた

帝国軍の巡航艦が攻撃を受け、

イゼルローン要塞に退却中であると。

 

 

救援のためにも出撃すると

さらにボルテージを上げるゼークトに対し、

彼の幕僚であるオーベルシュタイン大佐は

敵の罠であると主張し、

出撃に反対します。

 

さらにシュトックハウゼンが

オーベルシュタインの肩をもったことで

ゼークトが意固地に。

 

そして出撃する駐留艦隊。

 

シュトックハウゼンが見送りますが

味方に痛い目にあえばいいとまで言うのかよw

同じ帝国軍なのに。

 

ほどなくして同盟領内から逃げてきた

巡航艦がイゼルローン要塞の近くまでやってきます。

 

おい、さっき出撃した

駐留艦隊と出会わなかったのかよ。

捜索が雑すぎるわ。

 

シュトックハウゼンは

要塞の攻撃準備を整えますが

同盟軍は要塞の攻撃範囲内に

入ってきません。

 

そのため巡航艦は

安全圏に逃げ込むことに成功します。

 

そこで巡航艦の艦長から

シュトックハウゼンに通信が入ります。

 

銀河英雄伝説第6話より引用

 

あれ?

この艦長の声、

さっきどこかで聞いたような気が・・・。

 

 

 

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終わりに

 

今回はここで終了。

タイトルに(前編)と付いていたので

良いところで終わるのが

わかってましたが。

 

今回の話、

原作読んだことある人なら

わかると思いますけど、

原作でいえば

たった15ページぐらいの内容を

丸々1話使ったことになります。

 

ここまで丁寧に描くのかと

ちょっとびっくりです。

 

さすがにすべて原作通りに

描くと尺が余るので

オリジナル要素も結構

入ってました。

 

ヤンとフレデリカが

ローゼンリッタ―連隊の

本部に行く件は、

原作にも

旧OVA版にもなかったですからね。

 

あと巡航艦が来る方向に関しても

しっかりとフォローされていました。

 

原作や旧OVA版では

帝国本土からやってきたはずなのに

どうして同盟軍に追撃されるの?

同盟軍はイゼルローン要塞があるから

帝国領内に入れない設定だろと

容赦ないツッコミが入ったところです。

 

そこで本作では

帝国本土からやってきたという設定を変えて

同盟領内でスパイ活動をしていたというもの

に変えたのです。

この変更はグッジョブと言いたいですね。

 

 

さて次回のタイトルは

「イゼルローン攻略(後編)」。

 

原作通り、

シェーンコップが手際よく、

要塞を占領するのか?

 

旧OVA版のように

要塞中心部を占拠するため白兵戦をするのか?

 

はたまた

オリジナルになるのか?

 

次回も楽しみですわ。

 

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今回のまとめ三行

・第13艦隊の幕僚人事終了

・副官はエル・ファシルで出会ったあの少女

・イゼルローン攻略が始まる