銀河英雄伝説(旧OVA版)第68話「エル・ファシルへ」の感想 「金を借りる担保になりうるのは?」

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感想(ネタバレあり)

 

同盟領への再侵攻を開始した帝国軍。

もう時間がありません。

 

ヤン一党はどういう決断をするのでしょうか?

まあ、タイトル見れば

どうするかは一目瞭然ですけどね。

 

 

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観光旅行の終わり

 

ワーレン艦隊と一緒に帝国の旧帝都である

オーディンにやってきたユリアン一行。

 

帝国の内情を探ろうという目的も

あったでしょうけど、

すでに帝都機能はフェザーンの遷都済。

 

さらに地球でコピーしたフロッピディスクが

空き巣に盗まれるわ、

ポプランが帝国軍人の奥さんと

一夜を共にしようとして

旦那に見つかり命からがら逃げ出すは

ロクなことがありません。

 

もしかして地球教潰すのに

手を貸したので

地球教に呪われてる?

 

 

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ヤンは決断すべきだった

帝国軍の侵攻に対抗すべく、

準備を進めるチュン大将。

 

この日はある人物たちと面談です。

相手はフィッシャー、ムライ、パトリチョフという

旧ヤン艦隊の幕僚だった人達。

 

ヤンの退役後、

バラバラにされた旧ヤン艦隊の幕僚達。

 

まさか自分達の元上官が

逃亡中なんて夢にも思っていなかったでしょう。

 

そして自分達もどうなるかと

不安に思っているでしょうね。

 

だってヤンと共に

常勝不敗を実現してきた軍人たちです。

同盟政府が元上官同様

危険視しても不思議ではありません。

 

現に自治大学の学長である

オリベイラが作った計画だと、

アッテンボローやシェーンコップを

ヤンと一緒に葬ろうとしてましたから。

 

さて今回この3人にチュン大将が

面談を行った理由。

それはヤンの元に

書類と商品を届ける役目を与えるためです。

 

書類はヤンに対する譲渡契約書、

そして賞品は同盟軍の艦艇5560隻。

 

戦力かき集めて

帝国軍の侵攻に対処しなければいけないのに

貴重な戦力を譲渡するなんて。

 

まあ、帝国軍は10万隻以上を

動員できるのに対して、

同盟軍はどんなに頑張っても

3万隻がやっと。

 

まだ帝国軍の提督たちが

無能だったら勝てるかもしれませんけど、

どう考えても

同盟軍の提督たちより

優秀ですからね。

 

戦力でも指揮する提督の質でも

負けている以上、

勝てる可能性はほぼゼロ。

 

だったらパトリチョフが言ったように

チュン大将もヤンの元に行けばいいのですけど、

総参謀長という地位があるので

それができないのでしょうね。

 

もし総参謀長が逃げだしたと

知れたら、

その時点で帝国軍の迎撃なんて

できなくなりますから。

 

しかし譲渡するとして

わざわざ契約書を作るなんて

手が込んでますよね。

 

ヤンが勝手に同盟軍の艦艇を

メルカッツに渡して逮捕されたので、

今度はしっかりと形式を整えたのでしょう。

そしておそらく

そんな謀略を使った同盟政府への

意趣返しのつもりで契約書を作ったのだと

思います。

 

さてフィッシャーたちは

チュン大将のお願いを聞き入れ、

この任務を受諾します。

 

そのことをビュコックに伝える

チュン大将。

 

この時ビュコックは

民主国家の軍人らしからぬ

ことを口にします。

 

バーミリオン会戦の時、

ヤンはラインハルトを

倒すべきだったと。

 

ヤンは政府の命令に従い、

停戦しました。

これはシビリアンコントロールが

しっかりと機能している証拠であり、

当然の話です。

 

しかしその後のヤンの窮状を考えれば

この選択は間違っていたと

ビュコックは思ったのでしょうね。

 

民主国家の軍人であることを

誇りにしているビュコックでさえ

こんな風に思ったですから、

どれだけ政府のヤンに対する仕打ちが

酷かったか表していると思います。

 

そしてビュコックは予言のようなことを

口にします。

 

ヤンは破れるとしたら

それはラインハルトに負けるのではなく、

ヤンの拘りによって破れるだろうと。

 

現実主義者に見えて

実は理想を現実化させているヤン。

彼なりのこだわりがあるのでしょうけど、

それが彼自身の足を引っ張ると。

 

まあ先を知っている人間からすれば

それはある意味当たってますからね。

 

交渉するにしても

自分で行くべきではなかったのに・・・。

 

 

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ルビンスキーの暗躍

前回ミッターマイヤーの説得に失敗した

同盟政府の特使であるオーデッツ。

 

フェザーンまでやってきたのはいいけど、

ラインハルトはオーデッツと

会おうともしません。

 

おそらく時間の無駄と

思われているのでしょう。

 

焦燥感が募っていたオーデッツの元に

ある人物からメモが届きます。

 

そのある人物というのは

前フェザーンの自治領主であった

ルビンスキー。

 

どうやらルビンスキーは

このオーデッツを道具にして

帝国をかく乱するようです。

 

次から次へと

いろいろ考えますね、

このフェザーンの黒キツネは。

 

 

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エル・ファシルに来たけどうんざりすることばかり

 

金も物資もない。

二進も三進も行かなくなったヤンに

キャゼルヌは旧フェザーンの独立商人から

金を借りるのはどうか?と相談されます。

 

でも金を借りるとしても

何か担保が必要です。

 

フェザーン商人だって

ヤンたちが帝国に勝てると

判断できるだけの担保がないと。

 

そこでヤンが目を付けたのは

イゼルローン要塞。

 

確かに難攻不落の要塞を担保にすれば

帝国軍にも勝てるんじゃね?

と少しは思えることでしょう。

 

そしてイゼルローンを落とすには

橋頭保が必要。

 

という訳で

ようやくヤンは

エル・ファシル星系に行くことを

決定します。

 

エル・ファシルに着いたヤン一行を

出迎えたのは

エル・ファシル政府の代表である

ロムスキーです。

 

実はこの人、

ヤンがエル・ファシル星系の民衆を

脱出する計画を練ったときに

ヤンに会っているのですけど、

当然ヤンはそんなこと忘れています。

 

この時のロムスキーの落胆した顔は

何か可哀想ですわ。

 

まあ奥さんのフレデリカは

しっかりと覚えていたようで

何とか場を保たせることに成功してよかったです。

 

これで後は

イゼルローン要塞の攻略を始めるだけと

思ったら、

エル・ファシル政府はヤンの名声を

最大限利用するために

ヤンを客寄せパンダか広告塔のように

こき使います。

 

まあ、ヤンの存在をアピールすることによって

帝国にも同盟にも

手出しさせないようにするつもりなんでしょう。

 

その必要性はわかりますけど、

既にヤンは飽き飽きしてますからね。

 

ヤンほどこの手の仕事に向かない人は

いないと思いますが

これも大事の前の小事って

ことなんでしょう。

 

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終わりに

今回はここで終了。

 

さあ、いよいよ

帝国軍に明け渡したイゼルローン要塞を

返してもらう時が来ました。

 

帝国軍としても簡単に返すつもりは

ないでしょうけど、

どうやって返して貰うつもりなんでしょうか?

 

次回も楽しみです。

 

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今回のまとめ三行

・旧帝都の観光旅行が終了

・イゼルローンを担保に金を借りる?

・広告塔は辛いよ