銀河英雄伝説(旧OVA版)第68話「エル・ファシルへ」の感想 「金を借りる担保になりうるのは?」

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感想(ネタバレあり)

 

同盟領への再侵攻を開始した帝国軍。

もう時間がありません。

 

ヤン一党はどういう決断をするのでしょうか?

まあ、タイトル見ればどうするかは一目瞭然ですけどね。

 

第67話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第67話「『神々の黄昏』ふたたび」の感想 「弁舌では帝国軍を止めることはできません」

 

 

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ユリアン一行の観光旅行終了

 

ワーレン艦隊と一緒に帝国の旧帝都であるオーディンにやってきたユリアン一行。

帝国の内情を探ろうという目的もあったでしょうけど、すでに帝都機能はフェザーンの遷都済。

 

さらに地球でコピーしたフロッピディスクが空き巣に盗まれるわ、ポプランが帝国軍人の奥さんと一夜を共にしようとしてその奥さんの旦那に見つかり命からがら逃げ出すわ、ロクなことがありません。

 

もしかして地球教潰すのに手を貸したので地球教に呪われてる?

それくらいユリアン一行は運に見放されていますわ。

 

 

ヤンはラインハルト抹殺を決断すべきだった

帝国軍の侵攻に対抗すべく、準備を進めるチュン大将。

 

この日はある人物たちと面談です。

相手はフィッシャー、ムライ、パトリチョフという旧ヤン艦隊の幕僚だった人達。

 

ヤンの退役後、バラバラにされた旧ヤン艦隊の幕僚達。

まさか自分達の元上官が逃亡する羽目になるなんて夢にも思っていなかったでしょう。

 

そして自分達もどうなるかと不安に思っているでしょうね。

だってヤンと共に常勝不敗を実現してきた軍人たちです。

同盟政府が元上官同様危険視しても不思議ではありません。

 

現に自治大学の学長であるオリベイラが作った計画だと、アッテンボローやシェーンコップをヤンと一緒に葬ろうとしてましたから。

 

さて今回この3人にチュン大将が面談を行った理由。

それはヤンの元に書類と商品を届ける役目を与えるためです。

 

書類はヤンに対する譲渡契約書、そして商品は同盟軍の艦艇5560隻。

 

戦力かき集めて帝国軍の侵攻に対処しなければいけないのに貴重な戦力を譲渡するなんて。

 

まあ、帝国軍は10万隻以上を動員できるのに対して、同盟軍はどんなに頑張っても3万隻がやっと。

 

まだ帝国軍の提督たちが無能だったら勝てるかもしれませんけど、どう考えても同盟軍の提督たちより優秀ですからね。

 

戦力でも指揮する提督の質でも負けている以上、勝てる可能性はほぼゼロ。

 

だったらパトリチョフが言ったようにチュン大将もヤンの元に行けばいいのですけど、総参謀長という地位にあるのでそれができないのでしょうね。

 

もし総参謀長が逃げだしたと知れたら、その時点で帝国軍の迎撃なんてできなくなりますから。

 

しかし譲渡するとしてわざわざ契約書を作るなんて手が込んでますよね。

 

ヤンが勝手に同盟軍の艦艇をメルカッツに渡して逮捕されたので、今度はしっかりと形式を整えたのでしょう。

そしておそらくそんな謀略を使った同盟政府への意趣返しのつもりで契約書を作ったのだと思います。

 

さてフィッシャーたちはチュン大将のお願いを聞き入れ、この任務を受諾します。

 

そのことをビュコックに伝えるチュン大将。

 

この時ビュコックは「民主国家の軍人らしからぬこと」を口にします。

 

バーミリオン会戦の時、ヤンはラインハルトを倒すべきだったと。

 

ヤンは政府の命令に従い、停戦しました。

これはシビリアンコントロールがしっかりと機能している証拠であり、当然の話です。

 

しかしその後のヤンの窮状を考えれば、この選択は間違っていたとビュコックは思ったのでしょうね。

 

民主国家の軍人であることを誇りにしているビュコックでさえこんな風に思ったですから、どれだけ政府のヤンに対する仕打ちが酷かったかを表していると思います。

 

そして同時にビュコックは予言のようなことを喋ることに。

 

ヤンは破れるとしたらそれはラインハルトに負けるのではなく、ヤンの拘りによって破れるだろうと。

 

現実主義者に見えて実は理想を現実化させているヤン。

彼なりのこだわりがあるのでしょうけど、それが彼自身の足を引っ張ると。

 

まあ先を知っている人間からすればそれはある意味当たってますからね。

 

交渉するにしても自分で行くべきではなかったのに…。

 

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ルビンスキーの道具箱にオーデッツが加わった

前回ミッターマイヤーの説得に失敗した同盟政府の特使であるオーデッツ。

フェザーンまでやってきたのはいいけど、ラインハルトはオーデッツと会おうともしません。

 

ラインハルトは会うだけ無駄と思ったのでしょう。

 

同盟の特使なのにラインハルトに拝謁できない。

焦燥感が募っていたオーデッツの元にある人物からメモが届きます。

 

そのある人物というのは前フェザーンの自治領主であったルビンスキー。

 

どうやらルビンスキーはこのオーデッツを道具にして帝国をかく乱するようです。

 

次から次へといろいろ考えますね、このフェザーンの黒キツネは。

 

 

エル・ファシルに来たけどうんざりすることばかり

 

金も物資もない。

二進も三進も行かなくなったヤン。

そんなヤンに対してキャゼルヌは「旧フェザーンの独立商人から金を借りるのはどうか?」と進言します。

 

でも金を借りるとしても何か担保が必要です。

フェザーン商人だってヤンたちが帝国に勝てると判断できるだけの担保がないと。

 

そこでヤンが目を付けたのはイゼルローン要塞。

 

確かに難攻不落の要塞を担保にすれば帝国軍にも勝てるんじゃね?と少しは思えることでしょう。

 

そしてイゼルローンを落とすには橋頭保が必要。

という訳でようやくヤンはエル・ファシル星系に行くことを決定します。

 

エル・ファシルに着いたヤン一行を出迎えたのはエル・ファシル政府の代表であるロムスキー。

 

実はこの人、ヤンがエル・ファシル星系の民衆を脱出する計画を練ったときにヤンに会っているのですけど、当然ヤンはそんなこと忘れています。

この時のロムスキーの落胆した顔は何か可哀想ですわ。

 

まあ奥さんのフレデリカはしっかりと覚えていたようで、何とか場を保たせることに成功してよかったです。

 

これで後はイゼルローン要塞の攻略を始めるだけと思ったら、エル・ファシル政府はヤンの名声を最大限利用するためにヤンを客寄せパンダか広告塔のようにこき使います。

 

まあ、ヤンの存在をアピールすることによって帝国にも同盟にも手出しさせないようにするつもりなんでしょう。

 

その必要性はわかりますけど、既にヤンは飽き飽きしてますからね。

 

ヤンほどこの手の仕事に向かない人はいないと思いますが、これも大事の前の小事ってことなんでしょう。

 

 

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銀河英雄伝説(旧OVA版)第68話を視聴し終わって

今回はここで終了。

ヤンが帝国軍に明け渡したイゼルローン要塞。

そのイゼルローンを返してもらう時が来ました。

帝国軍としても簡単に返すつもりはないでしょうけど、どうやって返して貰うつもりなんでしょうか?

 

次回も楽しみです。

 

次回第69話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説(旧OVA版)第69話「イゼルローン再奪取作戦」の感想 「見どころはED前の90秒間」

今回のまとめ三行

  • 旧帝都の観光旅行が終了
  • イゼルローンを担保に金を借りる?
  • 広告塔は辛いよ