『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE』第4話「不敗の魔術師」の感想 「手ぶらのヤンからエルファシルの英雄へ」

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感想(ネタバレあり)

 

前回帝国サイドのお話で

ラインハルトとキルヒアイスが

なぜ高みを目指しているのかが

明らかになりました。

 

奪われた自分達の一番大事なものを

奪還するため。

そりゃあ一生懸命頑張って

上に行こうとしますよ。

 

さて今回は同盟サイドのお話。

ヤンの過去が明らかになります。

 

 

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父親の考え方がヤンに大きな影響を与えた?

 

どんな書物を読んでも

ルドルフは悪党とした書いていない。

でもルドルフが悪党だったら

どうして民衆はルドルフに従ったのか?

 

まだ子供であるヤン・ウェンリーには

その答えがわかりません。

 

そこでヤンは父親である

ヤンタイロンに質問してみます。

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

 

こんな面倒な質問、

普通の親だったら

「悪党だったから民衆が騙された」

とか言うのでしょうけど、

ヤンタイロンは違います。

 

彼の答えは

「民衆が楽をしたかったから」

 

誰でも面倒なことを嫌います。

だからこそ、

何でも簡単に解決してくれる英雄を

待ち望むのです。

 

そして英雄が現れたら

英雄に権限を与えて

面倒事を全部押し付ける。

 

でもその英雄が悪党だったら?

 

つまり民衆はルドルフを

英雄だと思って権力を与えたら、

ルドルフは悪党だったから

その権力を使って悪党になった

ということ。

 

結局ルドルフ=悪党という図式は

変わりませんが、

いきなりルドルフは悪党だったからと

説明されるよりは理解しやすいですね。

 

 

ヤンタイロンのこういう考え方が

ヤン・ウェンリーにもかなり影響を

与えたと思います。

 

まあ、16歳になるまで

ずっと宇宙船でヤンタイロンと

一緒に生活していたので

嫌でも影響を受けているでしょうけどね。

 

 

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「手ぶらのヤン」がジェシカと出会う

 

成長したヤンは士官候補生となって

士官学校に入学します。

 

本当は大学で歴史を学びたかったのですが、

父親が死んで学費が工面できず、

タダで学ぶことができる士官学校に

入学したという訳。

もちろん軍人にならなくてはいけませんが。

 

何か日本の防衛大学校の制度に

似てますね。

 

さて士官候補生になったヤンは

読書するために図書館へ。

 

そこの屋上から聞こえてくる

バイオリンの音を魅かれ

屋上に上がるとそこには1人の女性が。

 

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

そして彼女はなぜかヤンをことを知っています。

ヤンが手荷物無しで寮に入ったことから付けられた

「手ぶらのヤン」という異名まで。

 

実は彼女はヤンの親友である

ラップの幼馴染だったのです。

名前はジェシカエドワーズ。

 

すぐにヤンと打ち解けると

ラップを含めて3人で遊ぶ仲に。

 

16歳までほぼ宇宙船暮らしだった

ヤンにとっては

いろいろと新鮮だったことでしょうね。

 

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楽しい学生生活の終わり

 

士官学校では

艦隊を指揮するシミュレーションの講義があり、

今回ヤンも講義の中で艦隊を指揮することに。

 

相手は学年主席のワイドボーン。

下馬評ではワイドボーン圧倒的有利でしたが

ヤンはワイドボーン艦隊の補給部隊を潰して

後は自滅するを待つ戦法を用いて

簡単に勝利します。

 

まあ戦闘って正面から殴り合うだけ

ではありませんからね。

 

補給部隊を潰して

相手を行動不能にするのが

一番こちらの被害が少なくて済むし

効果は絶大。

さすがはヤンと言ったところでしょう。

 

しかしこの勝利が

ヤンには不本意なことを

呼び込むことになります。

 

士官学校の事務次長である

キャゼルヌ大尉から呼び出しを受けるヤン。

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

出頭したヤンは

戦略研究科への転科を命じられます。

 

学年の首席の勝つぐらいの逸材を

腐らせるのは勿体ないということなんでしょう。

 

歴史を学ぶため

士官学校に入ったのに。

まさか勝利がこんな結果を呼び込むなんて。

 

でもヤンが勝利して不本意な結果を呼びこむのは

これだけではありませんからね。

 

 

さて年末、みんな帰省する中、

一人寮に残るヤン。

 

そして図書館で同じく

帰省しなかったジェシカと再会します。

 

そこでジェシカはヤンにこう言います。

 

「私は未来を見つめていたい」

 

いろいろ意味がありそうな言葉です。

 

 

そして時が経過して

ヤンとラップが士官学校を卒業します。

 

 

最後の思い出に

3人で写真を取ることに。

 

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

 

この写真は第2話で登場したものですよね。

晴れ晴れとした写真なのに

なぜか悲しく見えてきます。

 

現在の時間軸(アスターテ会戦終結後)だと

もうラップはいないので。

 

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エルフェシルの英雄爆誕

士官学校を卒業して1年後、

ヤンは前線勤務を命じられ、

エルファシル星系の駐留艦隊の配属されます。

 

そして運悪く、

エルファシル星系の駐留艦隊は

銀河帝国の艦隊と交戦して敗北。

 

エルファシル本星に逃げ帰ります。

この機に乗じてエルファシル星系を

銀河帝国の版図に組み入れるべく、

帝国艦隊もエルファシル本星へ。

 

エルファシル本星の住民は300万人。

当然この住民たちを安全なところに

避難させる義務が軍にあります。

 

そこで避難計画の責任者に任命されたのが

この人、

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

ヤン・ウェンリー中尉です。

 

え?マジ?

士官学校出て1年しか経ってないぺーぺーに

避難計画の責任者にするなんて。

 

ヤンは住民を避難させるべく

一生懸命努力します。

 

その頑張りが通じたのか、

一人の少女がヤンに差し入れとして

コーヒーを持ってきます。

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

ヤンはありがたくコーヒーを貰います。

まあ、ここで終われば良かったのですけど、

コーヒーは嫌いだから

紅茶の方が良かったと言ってしまうヤン。

 

それ言ってはいけないセリフ。

 

たぶん疲れていて

頭が回ってなかったのでしょう。

そうだ、

そう思いたい。

 

 

さてヤンの元に悲報が飛びこみます。

何とヤンの上司である

エルファシル駐留艦隊の司令官である

リンチ少将が

住民を見捨てて自分達だけで

脱出を図ったのです。

 

軍人が住民を見捨てる。

軍人としてはやってはいけない行為。

 

でもヤンはこれを待っていました。

 

帝国軍としては

戦力で劣るエルファシル駐留艦隊は

住民を護衛しながら撤退を図るはず。

 

だからエルファシル星系から

脱出しようとするのを待ち構えて

いたのです。

 

その一方、

まさか住民を見捨てて

軍人たちだけで逃げるんて

予想していないから、

駐留艦隊相手で手一杯ですし、

そもそも

エルファシル星系に対する警戒が

緩んだのでしょう。

 

ヤンはこの機に乗じて

300万人の住民の避難を成功させます。

 

この功績を高く評価されたヤンは

大尉に昇進、

そして数時間後には少佐に昇進させます。

 

それぐらいヤンのやったことは

凄いことだったのです。

 

まあ、駐留艦隊の司令官が

住民置いて逃亡しようとしたことを

隠すためにも

ヤンの功績を大々的に認めなければ

いけないという事情もあったのですけどね。

 

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独身なのに養子ができた

少佐に昇進したヤンは引っ越しをします。

そこは士官学校で事務次長をしていたキャゼルヌが

住んでいるところの近く。

 

久しぶりに再会する二人ですが、

ヤンはキャゼルヌからトラバース法の

話を聞きます。

 

トラバース法とは

戦争で親を亡くした孤児を

軍人の家庭に預け養育させる

法律のこと。

 

孤児は路頭に迷うことがなく、

国としても軍人の家庭で

孤児を養育させることで

軍人に憧れを抱かせ、

あわよくば未来の軍人となる

人材を確保できる。

 

まさに一石二鳥の法律です。

 

まあ、養育に使ったお金は

奨学金のようなもので

孤児が軍人にならない場合は

返済しなければいけません。

 

そのため

孤児の未来を縛る酷い法律とも

言えなくはありませんが。

 

ちなみに養親には

独身でもなれるそうです。

 

つまりキャゼルヌがこんな話を

したということは・・・。

 

 

その日の夜、

テレビ電話でラップと話すヤン。

そこでラップから

ジェシカと婚約することを聞かされます。

 

ヤンにハッパを掛けられ

再度チャレンジしてようやく

OKを貰ったのですね。

 

一人酒を飲みながら

物思いにふけるヤン。

一体何を思っているのでしょうか?

 

 

 

しばらくして

ヤンの家を1人の少年が訪問します。

 

 

銀河英雄伝説第4話より引用

 

 

タイミング的にこの少年が

ヤンの家を訪問したのは丸わかりですね。

 

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終わりに

 

今回はここで終了です。

おいおい、まさか過去の話だけで

1話分使ってしまうとは。

 

今回は最低でも第十三艦隊の誕生まで

ストーリーが進むと思ってましたが

見事に予想が外れましたよ。

 

このペースで進むと

第1期はアムリツァ会戦終わって、

ラインハルトとヤンが新しい地位に

就くところで終わりそうな気がします。

 

 

丁寧に描いてくれるのは

ファンとして嬉しいですけど、

これだと原作全部消化するには

10年以上掛かるかもしれませんね。

 

 

次回のタイトルは「第十三艦隊誕生」。

ヤンがその能力に相応しい役職に就き、

ある人物と再会することになります。

まあある人物って今回出てましたけどね。

エルファシルの場面で。

 

次回も楽しみです。

 

 

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今回のまとめ三行

・ルドルフが皇帝になった理由

・手ぶらのヤンがジェシカと出会う

・エルファシルの英雄となる