グランクレスト戦記第8話「会議は踊る」の感想 「ヴィラール大勝利と思ったらアレクシスが余計なことを」

 

感想(ネタバレあり)

 

連合の君主会議に出席するため

ヴィラール達とハルーシアにやってきた

テオとシルーカ。

そこでアレクシスと親友になり、

仇敵ぺデリコ・ロッシーニと初対面を

果たします。

 

今回はその続き。

タイトル見ると会議が

メインになりそうですけど、

WEB予告ではアレクシスとマリーネの

過去がメインのよう作りに。

 

一体どっちがメインの回に

なるの?と思ったら

二つともメイン扱いでしたわ。

 

スポンサーリンク

アレクシスとマリーネの出会いについて

 

アレクシスが襲撃される。

その報はヴァルどりンドにも伝わります。

当然アレクシスの元婚約者である

マリーネの耳にも。

 

グランクレスト戦記第8話より引用

 

報告を聞いたマリーネは

大講堂の惨劇直後のことを思い出します。

 

自分達の結婚を望まぬ者がいる。

結婚しようとしたために自分の父は死んだ。

再び結婚しようとしても・・・。

 

現状、アレクシスと結婚はできない。

そう思ったのかもしれませんね。

 

二人の馴れ初め

 

 

一方、ハルーシア。

テオとシルーカは襲撃されたことを

ヴィラールに報告します。

 

そしてその報告を聞き、

アレクシスはまだマリーネとの

結婚を諦めていないことを確信した

ようです。

 

ここでヴィラールは

アレクシスとマリーネの馴れ初めを

テオとシルーカに話すことに。

 

 

二人の出会いは偶然でした。

マリーネを乗せた馬車の前を

遮る一人の男性。

 

男性が石畳にはめ込まれた

光を反射する石に見とれていたのです。

 

男性にどいてもらうため

声を掛けるマリーネ。

 

その男性はマリーネを見た瞬間、

すぐに恋に落ちます。

 

そう、この男性こそ

アレクシスその人、

そしてこれが二人の出会いだったのです。

 

それから毎日のように

恋文をマリーネに送ってくる

アレクシス。

 

その筆まめさには呆れますけど

そこまでしても

自分の想いを伝えたいのでしょうね。

 

恋をしたら人間って一生懸命になりますから。

 

グランクレスト戦記第8話より引用

 

 

侍従のレイラに勧められて

さすがに1通ぐらい読んでやるかと

思い読み始めたら

何と全部読んでしまうことに。

 

そして最後の手紙に書かれていた、

「今宵あなたに花を届けます」という

言葉を気にするマリーネ。

 

翌朝、

庭を見たら・・・。

 

グランクレスト戦記第8話より引用

 

まさか花を庭いっぱい使って

表現するなんて。

 

そしてこれをすべて

アレクシス1人でやってしまったのです。

さすがにひ弱なお坊ちゃんには

無理だろ

と思いますけど、

恋をしたら人間って(以下略)。

 

この出来事で

アレクシスの興味を持つマリーネ。

 

夜会でアレクシスに救われて

興味が愛に変わりますが

二人は対立する同盟と連合の盟主の子息。

決して結ばれることはないのです。

 

だから身を引く決心をするマリーネ。

最後にキスをして別れます。

 

でも一度火が付いた以上、

簡単に恋の炎は消えません。

 

やる気を失ったマリーネ。

それを心配したレイラは

一計を講じます。

 

再会するアレクシスとマリーネ。

そしてアレクシスの解く

「心を満たす統治」という理想を聞いた

マリーネは再び決心します。

 

その理想を実現するために

自分はアレクシスの妃になる。

そしてアレクシスを迎えに行く。

 

アレクシスに迎いに来てではなく、

自分が迎えに行くという当たり

マリーネの性格を現していますわ。

 

以上がヴィラールが知っている2人の馴れ初め。

政略結婚だったらぶっ壊すつもりだったが

ガチの恋愛ですから

それを邪魔するのは無粋だと

ヴィラールも思ったのでしょう。

 

それに二人が結婚したら

周りをぐるりと同盟領に囲まれていた

アルトゥーク伯領も安全になりますからね。

 

でも結局結婚はできなかった。

大講堂の惨劇はヴィラールにとっても

誤算だったのかもしれませんね。

 

 

会議はヴィラールのペースになると思ったら・・・

 

ようやく連合の君主会議が始まります。

主な議題は2つ。

連合に対して戦うのか?それとも和平を結ぶのか?

そして連合の通達に反して

勝手に同盟と戦端を開いたヴィラールの責任問題に

ついてです。

 

アルトゥークの巨大化を危険視する

ドーソン侯はここぞとばかりに

ヴィラールの責任を追及します。

 

同盟との和平を考えるドーソン侯としては

ヴィラールの発言力を低下させて

会議の主導権を握り

同盟との和平を結びたいと考えているからです。

 

戦争なんてするより

少し譲歩してでも和平を結ぶ方がマシ。

おそらくドーソン侯は

そう考えているのでしょう。

 

確かに戦争するよりはマシですけど

今回の場合、和平を求めても同盟が

それを受け入れるとは限りませんからね。

 

ヴィラールの攻撃で

元々同盟領だった

セーヴィス、クロ―ヴィス、そしてフォーヴィスが

連合のものとなり、

さらにヴァルドリンドの隣国スタルクも

何やら怪しい動きをしていますから。

 

ヴァルドリンドの領主でもある

マリーネが和平を受け入れるとは

普通は考えないはずですが

和平を結ぶという自分の案に酔いしれている

ドーソン侯はそれに気付いていないのでしょうね。

 

ドーソン侯の口撃に対して

ヴィラールは

戦争は同盟が仕掛けてきたこと、

そしてなぜ連合が設立されたのかという点

を強調して君主たちを説得します。

 

連合はもともと

鉄血伯と呼ばれた

同盟の創始者ユルゲン・クライシェ

に対抗するために作られた組織。

 

当然同盟が攻めてきたら一致団結して

戦うのが本来の目的なのです。

 

そのことを会議に出席している君主たちに

再認識させるヴィラール。

 

これで会議の主導権は

ヴィラールのものに。

 

後は同盟との戦争継続を

決議して仕上げをするだけ

・・・のはずだったのですが、

ここで盟主であるアレクシスが

余計な一言を。

 

会議の流れが戦争継続になっていることを

アレクシスも認識し、

戦争継続に同意しますけど、

自分には盟主には重すぎる。

 

だから連合の盟主の座を

ヴィラールに渡すと。

 

一見するとこれはヴィラールには

好ましいことのように思えます。

 

しかし前述したように連合は

同盟の創始者ユルゲン・クライシェ

に対抗するために設立された組織。

 

そしてヴィラールにとって

ユルゲンは祖父に当たります。

祖父の作った同盟に対抗する

連合の盟主にユルゲンの血を引く人物が就く。

 

これほど滑稽なことはありません。

もしヴィラールを盟主にしたら

連合を設立した意義が揺らぐのです。

 

ヴィラールは理想を追い求める君主。

だからこそ、

そういう滑稽なことを受け入れることは

できないのです。

 

盟主の座を辞退するヴィラール。

これで会議の主導権はドーソン侯に。

 

そして最終的に

連合は同盟との和平を結ぶことに決します。

 

 

同盟との和平を求める。

その知らせはマリーネの元にも。

 

しかしマリーネは和平を結ぶ気なんて

これっぽっちもありません。

 

アルトゥーク伯領侵攻のため、

恭順しないスタルクへの攻撃を準備させる

マリーネ。

 

結局戦いは終わらないようです。

 

 

ああ、そうそう、

前回テオとアレクシスを襲撃した

ペデリコ・ロッシーニは連合を除名されました。

まあ当然ですね。

終わりに

今回前半はアレクシスとマリーネの馴れ初め、

後半が君主会議という構成でした。

 

正直ここでアレクシスとマリーネの馴れ初めを

入れなくてもいいんじゃね?

と思ってましたが、

二人の互いを思いやる気持ちが

変わってないことを強調するためには

良かったのかもしれません。

 

マリーネの場合、

表面上はアレクシスを切って

大陸統一を目指しているように見えます。

 

しかし本音はたぶん違いますからね。

大講堂の惨劇の結果、

自分たちの結婚を望まぬ勢力がある。

というか、大陸が統一されて

皇帝聖印の出現を邪魔したい勢力が。

 

もし再び結婚しようとしても

再び妨害してくるのは確実。

そしたらアレクシスの命が危ない。

 

だったらまずは自分の力で

大陸を統一する。

そうすればアレクシスは危険に晒されない。

それが今回の最後のシーンでマリーネが言った

「さようならアレクシス」というセリフに

現れていると思います。

 

マリーネの考えはこんなところでしょうかねえ。

 

もちろん大講堂の惨劇後も

普通に結婚しようと考える

アレクシスの警戒感のなさに

呆れているところも少しはあるでしょうけど。

 

一方のアレクシスは

結婚して二人で困難に立ち向かえばいい

と考えているのかもしれません。

 

相手を思いやる気持ちは一緒だけど、

順序というか方法が違う二人。

 

ただこのズレが

いろいろ大事になっていくのですけどね。

 

次回は原作4巻の内容に入ります。

問題はあの人物を味方に付ける場面。

あそこは改変するのか?

それとも原作通りに行くのか?

 

原作読んでいる者としては

気になります。

 

原作呼んでないアニメ組の方は

原作通りに進めば

マリーネはそこまでするか!!

と驚愕するかもしれませんが。

 

次回も楽しみです。

 

今回のまとめ三行

・アレクシスとマリーネの馴れ初め

・会議はヴィラールが優勢だったけど・・・

・連合は同盟との和平を求めることに