銀河英雄伝説【旧OVA版】第61話「歌劇への招待」の感想 「交渉すると見せかけて実力で奪い返す」

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感想(ネタバレあり)

 

ヤンの逮捕。

この出来事がいろいろな人物の人生を狂わせることになります。

まあ大半の人は自業自得ですけど(特にレベロとレンネンカンプは)。

 

第60話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第60話「魔術師捕らわる」の感想 「死んで国家の役にたってくれ」

 

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レベロの弁明

 

逮捕され拘留されているヤン。

そのヤンの元へレベロ議長がやってきます。

 

わざわざ何のためにやってきたのかと思えば、「ヤンに対して弁明して、ヤンに死を受け入れてくれ」と言いに来ただけのようですね。

 

帝国からの介入を防ぐためにはヤンが生きていては都合が悪い。

だから死んでくれ。

国家の存続のために個人に犠牲を強いるって民主国家のやることはではありませんわ。

 

利権とは無縁で良心的な政治家としてこれまで活動してきたジョアンレベロ。

そんな人物であっても一個人より国家の利益を優先させる決断をすることになるなんて。

 

ヤンもレベロに少しだけ同情します。

でもだからと言ってヤン自身国家のために死ぬ気はゼロですけどね。

 

 

ローゼンリッタ―が同盟に反逆

 

前回の60話の最後のシーン。

警察を装った同盟軍の特殊部隊がシェーンコップとアッテンボローを捕らえようとしたのですけど、見事に失敗。

 

たった二人相手に失敗するなんて特殊部隊の名が泣きますわ。

二人の拘束を命じた統合作戦本部長のロックウェル大将でなくても失望するのは当たり前です。

 

しかし相手が二人だけではなかったとしたら?

 

シェーンコップはもともとローゼンリッタ―の連隊長だった男。

そしてローゼンリッタ―は帝国の亡命者によって構成されている部隊です。

帝国の属国になった同盟に味方するより元の連隊長に協力して帝国の属国状態の同盟を変革しようと考えるのが普通でしょう。

 

つ~か、何でローゼンリッタ―連隊を首都星に置いておくんだよ。

こんな危ない部隊は辺境の惑星に左遷しておけば良かったのに。

完全に統合作戦本部の怠慢ですね。

 

シェーンコップとアッテンボローの誘拐作戦はこの二人の闘志に火をつける結果となりました。

完全に墓穴掘ったとしか言えませんわ。

 

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ローゼンリッタ―によるレベロ誘拐

フレデリカやバクダッシュと合流したシェ―ンコップはすぐに行動に移ります。

 

目的はレベロの誘拐。

 

レベロを誘拐して同盟政府と交渉するつもりなのです。

 

高速道路を車で移動しているレベロ一行を強襲するシェーンコップたち。

レベロには護衛が付いてましたが、帝国相手に激戦を繰り返してきたローゼンリッタ―に敵う訳ありません。

目的通り、レベロの誘拐に成功します。

 

誘拐される時、レベロはシェーンコップに皮肉をぶつけますが、役者としてはシェーンコップの方が一枚も二枚も上手。

シェ―ンコップは全く動じません。

案外シェーンコップって政治家に向いているかもしれませんね。

 

 

レベロを誘拐したシェーンコップは、レベロの身柄をエサにロックウェル大将と交渉を開始します。

 

ロックウェルを挑発するシェーンコップ。

レベロでも歯が立たなかったのにロックウェル如きが口で対抗できる訳ありません。

交渉はシェーンコップのペースで終了。

 

でもシェーンコップもロックウェルを甘く見過ぎましたね。

追い詰められた愚者って予想外の手を打ってくる可能性があることをシェーンコップも認識しておくべきだったですわ。

 

帝国も動き出す

レベロと一緒にオペラ鑑賞する予定だったレンネンカンプ。

そのレンネンカンプの元にレベロが誘拐されたという情報が入ってきます。

 

そりゃあ、シェーンコップがわざと帝国側にも伝わるように仕組んでたのですから当たり前です。

当然同盟への介入を画策するレンネンカンプにとってこの自体は願ったり叶ったり。

すぐさま惑星ハイネセンに駐屯する帝国軍部隊に命令を出し、すぐに動けるようにします。

 

 

レンネンカンプはこれを好機と考えているでしょうけど、少しはラインハルトが今回のレンネンカンプの動きをどう評するかそっちの方を優先して考えるべきだと思いますわ。

 

レンネンカンプが正しいと思ってもラインハルトがそれを評価するとは限りませんので。

ヴァ―ミリオン会戦の後、ラインハルトはヤンを捕らえようとしませんでしたし、抹殺しようともしませんでした。それどころか旗下に加えたいと思ってましたからね。

それを考えたら今回のレンネンカンプの言いがかりはラインハルトの不興を買いそうなんですけど。

 

 

ヤンの救出に成功

街が騒がしいことに気付いたヤン。

何の情報もないのにシェーンコップたちが暴れていると予測するヤンはさすがに鋭いです。

 

そんなヤンの部屋に一人の軍人がやってきます。

この軍人、目が完全におかしい。

 

こんな目をしているのですからヤンでなくても何しに来たか想像できます。

 

そう、こいつの目的はヤンの暗殺。レベロ議長の救出は無理と判断したロックウェルがヤンだけでも暗殺してこれ以上シェーンコップたちが好き勝手にやらないようにしたのです。

 

シェーンコップもそれなりに名声はあるでしょう。

しかし残念ながらシェーンコップでは反帝国派を糾合する旗印にはなれません。

 

そのため旗印になることができるヤンをさっさと暗殺して、反帝国の機運が高まらないようにしようとしたのです。

 

まあヤンの謀殺自体は自治大学のオリベイラがレベロ議長に提案した内容だったのですが、そのレベロがシェーンコップに捕まったのでロックウェルが計画の実行を早めただけなんですがね。

 

時間稼ぎをしようとするヤン。

傍目からは見苦しいかもしれませんが、自分の命が掛かっているのですから見苦しくても努力を怠る訳にはいきません。

 

 

でも、もう後がない。

ヤン自身も諦めかけたその時、ヤンを殺そうとしていた軍人の額を撃ち抜く一筋の光が。

 

軍人を射殺したフレデリカがヤンに抱き付きます。

 

ホントにヒヤヒヤものですわ。

1分来るのが遅ければヤンは確実に殺害されていたでしょう。

 

直後に現れたシェーンコップ曰く、ロックウェルと人質の交渉をすると見せかけて力づくでヤンを救出するつもりだったそうです。

 

確かに交渉している間は実力行使に出る訳ないと普通は考えますよね。

 

もちろんそんな約束していないのだから信じる方が馬鹿なんですけど。

 

でも今回の場合、シェーンコップだけでなくロックウェルの方も実力行使に出たのですから少なくともロックウェルは馬鹿ではないということになりますわ。

 

ヤンの救出に成功したことでシェーンコップも安心して暴れることができますね。

 

今回は傍観者となっていた帝国軍ですが次回は当事者になることに。

これで夢の年金生活は本当に夢となりました。

ヤン可哀想。

 

第62話の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第62話「血の流血階段」の感想 「プライドを守るためには他に手段がなかった」

 

 

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今回のまとめ三行

  • ローゼンリッターが同盟に反逆
  • レベロ議長誘拐
  • ヤンの奥さんと部下達がヤンの救出に成功