おそ松さん(第2期)第18話「イヤミはひとり風の中」の感想 「少女のために頑張るイヤミの話」

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感想(ネタバレあり)

 

出番はあるけど

ガッツリした出演が

最近なかったイヤミ。

 

今回はそんなイヤミが

メインとしてガッツリと

出演するストーリーとなります。

 

というか、

イヤミが良い奴過ぎるし、

オチがない。

 

今回に関しては

笑うところはありません。

普通に良い話です。

 

 

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一人の少女がイヤミの人生を変える

 

たぶん戦後間もない日本。

今日もイヤミは働かず

お店の商品をかっぱらって

お腹を満たす生活。

恥も外聞も気にしない

街の嫌われ者って感じでしょうか。

 

そんなイヤミは

花を売っている少女と出会います。

少女の名前はお菊ちゃん。

両親を失い盲目になってしまった

可哀想な少女。

 

イヤミも同情し

どっかからか拾ったお金で

花を1本買ってあげます。

 

しかしさすがはイヤミ、

お菊ちゃんの目が見えないのをいいことに

5円玉を50円玉と言い張り

おつりを要求するとは。

まあ、お菊ちゃんがおつりを持ってなかったので

未遂でしたが。

 

その後、

車に轢かれそうになった

お菊ちゃんを見たイヤミは

お菊ちゃんに一緒に暮そうと提案します。

 

おそ松さん(第2期)第18話より引用

 

現代でこれやったら確実に

「事案」扱いですけど、

この時代は普通に親がいない孤児が

たくさんいたんでしょうねえ。

 

 

イヤミは馴染のデカパン先生のところに

お菊ちゃんを連れていき

診てもらいます。

 

デカパン先生曰く、

アメリカから日本にやってきている

カーショー先生ならば

お菊ちゃんの目を治せるかもしれないと。

 

でもカーショー先生に治療してもらうには

大金が必要。

 

これを聞いたイヤミは

生活態度を改めて必死に働き始めます。

もちろんお菊ちゃんの目を治すために。

 

見違えるように必死に働くイヤミ。

でもそれくらいでは全然足りません。

 

お菊ちゃんに一目ぼれした

チビ太がお金を持ってきたりもしましたが

それを受け取らないお菊ちゃん。

お菊ちゃんはイヤミを信じているのでしょうね。

 

そういうお菊ちゃんの気持ちが

視聴者を辛くさせます。

だってイヤミ1人必死に働いたところで。

 

デカパン先生から

全然足りないと宣告されて慟哭するイヤミ。

そして街の人々にお金を貸して欲しいと

叫びます。

 

おそ松さん(第2期)第18話より引用

 

しかし・・・。

誰だって助けてやりたいとは思いますけど、

まずは自分達の生活ですからね。

薄情と言われようがこればっかりは。

 

 

見かねたチビ太は一計を講じます。

手下の六つ子に

チビ太が大金を持って

街に遊びに行くという噂を流させて

イヤミの耳にもそれが入る様に。

 

お菊ちゃんが拒絶している以上、

チビ太が貸すと言っても

受け取らない。

だったら切羽詰まったイヤミに

チビ太を襲撃させて

お金がイヤミに渡るようにすればいい。

おそらくイヤミはそのお金で

お菊ちゃんの目を治すはずだから。

 

普通にイヤミに貸せばいいのに

策士策に溺れるではありませんが

この策のためにイヤミは警察に追われることに。

 

駅でイヤミを待つ

お菊ちゃんたち。

 

街の人々の助けもあって

何とか駅へ。

お菊ちゃんにお金を渡すために

駅へ。

そして・・・。

 

 

 

目が治った少女を見届けそして風と共に去っていく

 

刑務所に収監されて数年後。

イヤミがようやく出所します。

そしてそれに合わせて

絵が白黒からカラーへ。

このような演出結構好きかも。

 

おそらく高度成長期に入った日本、

この数年で何もかも

変わってしまいました。

冒頭で作りかけだった

東京タワーも完成しているし。

 

 

歩みを止めない

イヤミが辿りた先には

1軒の花屋。

 

その花屋の店先で

1人の少女が必死に働いています。

背が伸びて美人さんになってますが

あの髪型、

間違いなくお菊ちゃんです。

 

どうやら目も見えている様子。

あのお金を使って目を治したのですね。

 

それにしても

花屋の名前がイヤミの花屋って。

 

おそ松さん(第2期)第18話より引用

 

 

お菊ちゃんの姿を見て

満足したのか

イヤミは去っていきます。

 

花屋の名前からして

イヤミの帰りを待っているはずなのに。

 

おそらくイヤミも

それくらいは気付いているはず。

 

でも自分がお菊ちゃんの近くに

居てはいけないと思って

あえて会わずに去ったのでしょうね。

それがイヤミの美学なんでしょう。

 

ここのところは

意見が分かれると思いますね。

個人的にはお菊ちゃんに

会うべきだったと思います。

別に再会するだけなら問題ないはず。

お菊ちゃんだって

一言イヤミにお礼を言いたい

はずでしょうから。

 

そしてここで今回は終了です。

 

最初に書きましたが

今回オチがありません。

ホントにこれで終わりです。

 

ギャグアニメを期待している人には

期待外れだと思いますけど、

こういう話も偶にはいいですね。

 

つ~か、

私の子供の頃に放送していた

前作のおそ松くんの時は

こういう良い話も結構あったと

記憶してます。

 

途中でこういうオチなしの話を挟むから

他のギャグオンリー回とか映えるのですよね。

 

ネットで調べてわかったのですけど、

今回のストーリーは

チャップリンの「街の灯」を題材にした

漫画「おそ松くん」が原案に

なっているそうです。

 

興味がある方は

「街の灯」も是非。

 

今回のまとめ三行

・イヤミが盲目の少女と出会う

・少女の目を治すお金のために必死に働くイヤミ

・目が治った少女を確認しイヤミは去っていく