【ラノベ】グランクレスト戦記第3巻の感想(ネタバレあり) 「道がないなら作ればいい」

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感想(ネタバレあり)

 

前巻では

大講堂の惨劇の首謀者が判明し、

あの惨劇の裏にパンドラという

秘密組織が絡んでいることが

明らかになりました。

 

今巻ではパンドラに関する

話が進むと思ったら、

今回のメインは会議。

 

ヴィラールは会議に出席しなければ

いけませんが、

会議の開催地に行くには

同盟側の君主の領地か

海路を船で行くかしなければなりません。

 

そこでヴィラールが取った策とは?

 

そして会議後、

アルトゥーク伯領に侵攻してきた

マリーネの思惑は?

 

ファンタジー色が強かった

第2巻とはまた趣が変わって

これぞ戦記物って

感じの第3巻です。

 

 

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道を作りながら会議の地へ

 

外交魔法師が行き交い、

意思疎通に勤めている同盟に対し、

ヴィラール以外ほぼ動いていない連合。

 

ここに来てようやく

連合も会議を開き、

同盟にどう対処するか決めることになります。

 

当然ヴィラールにも出席要請が来ますが、

会議が開かれるハルーシアに行くには

同盟側であるクロ―ヴィスとフォーヴィスを

通過しなければいけません。

 

もちろん同盟所属の奴らが

会議あるから通してくださいと

言っても通す訳ありません。

 

船で行くという手もあることは

ありますが、

海には魔物が出没し

最悪船が沈められる危険性もあります。

 

そこでヴィラールが取った策が

「道がないなら作ればよい」というもの。

 

つまり道中、

クロ―ヴィスとフォーヴィスが邪魔なら

攻め込んで降伏させればいい。

 

会議に行くために陸路を使えて、

連合所属の君主も増える

まさに一石二鳥。

 

まあ、クロ―ヴィスとフォーヴィスの君主たちは

とんでもなく災難ですけどね。

 

 

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25歳になったからバイバイ

 

女性の将来を考えて

契約魔法師が25歳になったら

契約を解除する。

これがヴィラールが決めた掟です。

 

そしてとうとう

ヴィラールの魔法師長である

マルグレットが25歳を迎えてしまいました。

 

傍から見てもお似合いの二人。

でもヴィラールは例外は認めません。

 

マルグレットの誕生日パーティ―の日。

意を決してマルグレットさんが

とうとう告白。

 

でも・・・。

 

マザコンであるヴィラールの過去。

壮絶というか

凄いというか、

ヴィラールってどこか考え方が

変わっていますが

よくこれぐらいで済んだなというのが

読んだ感想ですわ。

 

ああいう壮絶な体験をすれば

人格がもっと歪んで

悪政敷してもおかしくありません。

 

その話を聞き涙するマルグレット。

 

そして別れ。

 

ヴィラールの本当の気持ちは

どうなんでしょうかねえ。

 

マザコンということも

本当は女性を近づけさせないために

ワザと装っているような気がしますわ。

 

さてこのパーティ―の途中、

なぜかテオとミルザーの一騎打ちが発生。

世界の混乱終息を願うテオとミルザーですが

用いる手法が違う。

だからこそミルザーはテオを脅威に感じ

気に食わないようです。

でも同じことを願っている以上、

どこか期待する気持ちもある。

 

こういう心情って

なかなか文字に現すの難しいのですが

それがすぐに浮かぶような書き方が

できるって。

やっぱりベテラン作家は違いますわ。

 

 

 

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簡単に道ができたわ

 

会議に出席するため

手始めにフォーヴィスに侵攻する

アルトゥーク伯軍総勢3万。

 

ここでもテオとミルザーは

違うアプローチ法で

勝利に貢献していきます。

 

簡単に言えば

ミルザーは武と恐怖、

テオは説得と信頼。

 

以前シルーカは

領地や聖印を失っても

名声は残ると言いました。

まさに今回その名声が

テオの大きな武器になったと言って

過言ではないでしょう。

 

最後はラシックがフォーヴィス王を一騎打ちで

倒してフォ―ヴィスの征服完了。

 

それを知ったクローヴィスは簡単に降伏。

これで会議場への道完成しましたw

 

 

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会議は権謀術数

 

会議が開催されるハルーシアに

到着したアルトゥーク伯軍。

 

さあここからは外交交渉の場です。

同じ連合所属でも

君主たちの思惑はそれぞれ。

 

ここでテオはヴィラールの紹介で

二人の人物と顔合わせをします。

 

まず一人が連合の盟主たる

アルクシオス。

未だにマリーネとの結婚を望んでいる

ちょっと頼りない貴公子。

 

もう1人は

システィナ島を支配する

ぺデリコ・ロッシーニ子爵。

将来的にテオが倒さなければいけない

相手です。

 

 

まあ顔合わせする必要があったかは

どうかはちょっと疑問が残りますが

結果的にはこの対面が

プラスに作用しそうです。

 

まあそのおかげで

テオとシルーカが襲撃を

受けたのですけどね。

これがどうしてプラスに働くかは

購入して確認してください。

 

 

さて会議の方は

劣勢を跳ねのけたヴィラールの独壇場に。

そしてもう勝利は目前・・・

というところで

意外な人物の意外な発言で

まさかのヴィラール敗北。

 

まさかヴィラールの過去の話、

あれがフラグだったとは。

これは予想できませんでしたわ。

 

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ヴァルドリンド騎士団侵攻!そして・・・

 

 

会議終了から3か月、

アルトゥーク伯領に

マリーネ率いるヴァルドリンド騎士団が

侵攻を開始します。

 

そしてそれに合わせて

ある船団がアルトゥーク伯領へ。

 

これについては

ある程度わかりやすいフラグが立っていたので

予想できましたが

実際こうなると辛いですねえ。

 

前門の虎後門の狼。

まさにそんな感じでしょうか。

 

でも不幸中の幸いか、

マルグレットさんが戻ってきて

ヴィラールに協力する模様。

 

 

さあこの後どうなるか?

いいところで第3巻終了です。

 

第2巻はかなりボリュームがあって

理解するのに結構時間が必要でしたが

この第3巻は第2巻に比べると読みやすかったです。

 

個人的にはファンタジー色より

戦記色の方が好きなので

第3巻の方が好みですわ。

 

次は従兄妹同士の死闘と

かつての同志(?)の死闘

どっちがメインになるのでしょうか?

 

早く第4巻を読みたいですわ。