【漫画】ヴィンランド・サガ第1巻の感想(ネタバレあり) 「父の仇との決闘と過去の話」

感想(ネタバレあり)

ちょっと前に

キンドルで無料配布されていた本作。

すっかり読むの忘れていましたが

今日の記事のネタがないので

読んでみることに。

構成的には

掴みで迫力ある戦闘シーンを描き、

そこから主人公の過去(幼少期)を描くことで

主人公の境遇を読者に知ってもらうように

なっています。

この構成って結構

他の作品でも採用されていますよね?

主人公の境遇を知るシーンって

大事なシーンですけど、

それで人気が出ることはありませんから。

だからまず読者を掴むために

読者が引き込まれる戦闘シーンを描くのだと

思います。

本作もこの構成を採用してますが

戦闘シーンがなく、

最初から主人公の幼少時代の話を

描かれたら続き読もうと考えたか疑問です。

幼少期から丹念に

描くことが許されるのは

たぶん大河ドラマや朝の連ドラぐらいでしょうねえ。

父の仇の部下として

主人公であるトルフィンは

アシェラッド兵団の下っ端。

頭であるアシェラッドは

フランク族同士の戦闘に介入して

おこぼれに預かろうとします。

そして攻め手側に加担することを決めた

アシェラッドは共闘を申し込むための使者として

トルフィンを指名します。

攻め手側は攻めあぐいており、

ストレスがマックス状態。

そんなところに

「味方するから

攻めてる都市のお宝半分よこせ」

北の蛮族たちが言って来たら・・・。

まあ運が悪いと斬首でしょうね。

だからこそ、

アシェラッドは失っても惜しくない

トルフィンを使者にしたのです。

まあ、アシェラッドは口ではそう

言ってますけど、

トルフィンを使者に選んだのは

たぶんトルフィンだったら成功させるという

確信があったのだと思います。

トルフィンとの交渉に乗り気ではなかった

攻め手側の司令官ですが、

最終的にこの話を受け入れます。

もちろんお宝半分という約束は

守る気ないですけどね。

キリスト教ではない北の蛮族との約束なんて

守る必要はない。

こういうことが

まかり通り時代なんでしょうねえ。

交渉が成立したことで

アシェラッドは予定通り行動を開始します。

表から攻めてもダメなら

後ろから攻めよという訳で

都市の後背から攻め寄せ、

都市に侵入するアシェラッドたち。

一方攻めて側の本陣に留め置かれていた

トルフィンは父の形見の短剣を

持って城壁に取り付き、

一気に中へ。

そして城壁にいた

守り手の司令官の討ち取りに成功。

これで戦いは攻めて側の勝利。

攻め手側のフランク族としては

後は邪魔者となったアシェラッドたちを

始末するだけ。

と思ったら・・・。

見事に攻め手側の司令官を出し抜いた

アシェラッドたち。

交渉を成功させ、

それ加えて敵の司令官を討ち取った

トルフィンの功績は大。

トルフィンは恩賞として

あることをアシェラッドに求めます。

それは父の仇である

アシュラッドとの決闘。

いいですねえ、

この辺は読んでいてゾクゾクしてきました。

どうして父の仇の下で働いているの?

どうしてアシェラッドは仇として

狙われているトルフィンを部下にしているの?

謎はいろいろありますが

それは置いて。

恩賞として

アシェラッドとの決闘にありつくトルフィン。

しかし戦士としての格が違います。

別にアシェラッドが

めっぽう強い訳ではありません。

幾多の戦場を潜り抜けてきた

アシェラッドの方が

駆け引きが上手いというか

相手の弱点を見極めてそれを

突くのが上手いということなのです。

決闘で敗北するトルフィン。

でも命は取られません。

そのままアシェラッドの部下として

仕事をするトルフィン。

そんなトルフィンは過去の自分を

思い出します。

さあ、ここからトルフィンの

幼少時代の話の始まりです。

アイスランドの厳しい環境の中で

今みたいに擦れていないトルフィン。

父と母と姉とアイスランドで

生活していました。

しかし過酷な環境は辛く、

トルフィンはグリーンランドから来た

レイフの話を聞いて、

見たことないヴィンランドに思いをはせます。

そんな時、

イングランドで騒乱が勃発。

実は名の知れた戦士だった

トルフィンの父トールズを迎えに

ヨーム戦士団のフローキがやってきます。

そこで明かされるトールズの正体。

さあ、ここからどうなる?というところで

1巻は終了となります。

いいところで終わるのは

コミックスあるあるで仕方ありませんが

普通に話に引き込まれますねぇ。

今のところ、

トルフィンよりアシェラッドの方が

個人的には好きですかねぇ。

どこか影がある

食えないおっさんって

ホント格好いいですわ。

この後、

アシェラッドとトルフィンの関係は

どうなるのか気になります。

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