銀河英雄伝説【旧OVA版】第60話「魔術師捕らわる」の感想 「死んで国家の役にたってくれ」

感想(ネタバレあり)

いろんな人物の思惑がぶつかり、

ヤンが一人犠牲になることに。

まあヤン自身、

真っ白ではありませんから。

でもさすがに

証拠なしの逮捕はねえ。

戦艦強奪成功したが・・・

ヤンからの伝言をユリアンから

聞いたメルカッツは行動に移ります。

バーラトの和約に基づき

自由惑星同盟は

戦艦と宇宙母艦(空母)の保有することを

禁止されて、

それを廃棄しなければならなくなりました。

そして廃棄の一環として

その一部が爆破処理されることに

なったのですが、

メルカッツたちはそれを襲撃して、

全部で500隻あまりの戦艦と

90隻あまりの宇宙母艦を

ゲットします。

ただ奪取されただけだったら、

廃棄処分の担当者たちは

口裏合わせて爆破処理したと

言えば処罰されなかったのですが、

同時に4000名にのぼる軍人が

メルカッツ達に付いて行ったら

そりゃあ誤魔化すことはできませんわ。

結局爆破処理の司令官は

査問会に掛けられえることに。

これでこの司令官の出世は

なくなりましたね。

ホント運が悪いとしか言えませんわ。

しかし今回の一件、

戦艦を奪取した艦隊の指揮を

誰が取っていたのか?

当然その点に関心が集まります。

同盟軍の正規の軍人が

そんな事する訳ないし、

帝国軍だってする訳ありません。

戦艦や宇宙母艦欲しいなら

同盟に引き渡せと命令すれば

いいだけですからね。

という訳で

メルカッツが生きていて

ヤンがメルカッツと組んで

今回の強奪をさせたのではないか?

という噂が広がり始めます。

まあこんな噂、

普通ならすぐに消えるのでしょうけど、

この噂を流しているのが

ヤンを査問した

旧トリューニヒト派の残党たち。

あの時ヤンにコテンパにやられた

恨みが残っているのでしょうね。

ホント小さい奴らですわ。

でもこれがヤンの窮地に

陥らせることになるなんて。

噂を利用して私憤を晴らす

メルカッツとヤンの噂は

当然レンネンカンプの耳にも入ってきます。

レンネンカンプは

ヤンの監視をしている

ラッツェル大佐にこの真偽を

尋ねます。

身近でヤンを見ていたラッツェルは

この噂を否定しますが

レンネンカンプはこの噂を信じて

同盟政府に

ヤンの逮捕を勧告することにします。

レンネンカンプだって

この噂が本当だとは信じていません。

でもこれはヤンを捕らえる絶好の機会、

嘘だとわかっていてこの機会を利用しようと

したのです。

おそらくレンネンカンプ自身、

ヤンを捕らえることが帝国の利益に

なると考えたのでしょうね。

でも実際のところ

誰が見てもヤンに艦隊戦で2度も負けて

恥をかかされたことの逆恨みだとした

思いませんよ。

そしてその点をオーベルシュタインに

突かれていましたしね。

オーベルシュタイン自身、

今回の件を利用する気満々のようです。

そしてその途中で

レンネンカンプが害されれば

なおよろしいと思っているみたい。

そうすれば同盟を再び叩く

大義名分を得られますから。

レンネンカンプは生きていても

元帥にはなれない男。

だったら死んで国家の役に立てばよい。

そうすれば元帥号は貰えるかもしれないのだから。

オーベルシュタインって

他人を道具としか

思っていない感じがしますわ。

無抵抗で従うと思った?

反和平活動防止法違反容疑で

ヤンを逮捕しろ。

そう帝国から勧告された

同盟の最高評議会議長ジョアン・レベロは

これを受け入れるかどうか思案します。

親友のホワン・ルイは反対しますが

帝国のさらなる介入を避けたい

レベロは悩みます。

もともとレベロは

同盟の政治家の中では優れた部類でしたが

政治権力を握って

変わってしまいましたね。

現実の政治家でもいますよね、

批判する能力は優れているけど、

批判される側に立つと無能になる奴。

レベロってそんなタイプだと

思いますわ。

悩みに悩んだレベロは

ある人物に相談することにします。

それが自治大学のオリベイラ学長。

おいおい、

そいつがヤンやメルカッツの噂を

流した張本人なのに。

ヤンに恨みを持つオリベイラですから

当然ヤンに有利になるようなことは

いう訳もなく、

レベロはオリベイラの意見を取り入れ

ヤンを逮捕することにします。

逮捕状が執行されて逮捕されるヤン。

かなり不満そうですが

逮捕状は正規のものですから

ヤンもそれに従うことに。

これがシェーンコップとかだったら

力づくで抵抗するでしょうけど。

ヤンが連行された後、

妻であるフレデリカは

久しぶりに同盟軍の制服を着用して

ブラスターを握りしめます。

もうこの奥さん、

やる気満々ですわ。

でもあんたはそんなことをするより

まずは弁護士探す方が先じゃないの?

政府のシナリオ通りに進む・・・訳ないじゃん

同盟政府としては

帝国の口実を与えないために

ヤンをどうにかしないと

いけません。

そこで政府は

ヤンを自分たちで始末して

帝国軍の介入を防ぐことを

思いつきます。

でも抹殺しては

当然政府は非難されます。

そこでヤンの旧部下たちが

暴発したことにして

その混乱の中でヤンを始末することにしたのです。

そして政府から

その大役を与えられたのが

シェーンコップとアッテンボロー。

アニメでは描かれていませんが

この二人、

原作では

反帝国の活動に手を染めていますからね。

だから同盟政府としては

こいつらも一緒に始末できて

一石二鳥なのです。

でも百戦錬磨のこの二人が

政府が用意したシナリオ通りに

動く訳ありません。

さあ二人はどう出る?

というところで今回は終了です。

ホントどいつもこいつも

呆れますね。

噂を流してヤンを陥れようとする奴、

噂を信じて私憤を晴らそうとする奴、

そして噂だけで逮捕する政府。

まあこいつらは

全員その罪を贖うことになりますから。

噂を流した奴らに罰が当たるのは

もうちょっと先ですが

それ以外はすぐに罰を受けますので

こうご期待ですw

今回のまとめ三行

・メルカッツたちが戦艦や宇宙母艦げっと

・ヤンが逮捕される

・政府のシナリオ通りには進みませんよ

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