銀河英雄伝説【旧OVA版】第60話「魔術師捕らわる」の感想 「死んで国家の役にたってくれ」

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感想(ネタバレあり)

 

いろんな人物の思惑がぶつかり「ヤンが国家に準じるシナリオ」が始まります。

当然ヤンはそんなシナリオに沿って死ぬ必要はありません。

というか、ヤンが望んでも奥さんや部下は黙ってませんよ。

 

第59話の感想記事を読みたい方は以下のリンクをご利用ください。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第59話「過去と現在と未来と」の感想 「レンネンカンプの偏見は実は正解だった」

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戦艦強奪成功したけど面倒な噂が広がってしまいヤンがピンチに

 

 

ヤンからの伝言をユリアンから聞いたメルカッツ。

すぐに行動しました。

 

バーラトの和約に基づき自由惑星同盟は戦艦と宇宙母艦(空母)の保有することを禁止されて、それを廃棄しなければならなったのです。

 

そして廃棄の一環として戦艦や宇宙母艦の一部が爆破処理されることになったのですが、メルカッツたちはそれを襲撃して、全部で500隻あまりの戦艦と90隻あまりの宇宙母艦をゲットします。

 

ただ奪取されただけだったら、廃棄処分の担当者たちは口裏合わせて爆破処理したと言えば処罰されなかったでしょう。

 

しかし艦艇の奪取と同時に4000名にのぼる軍人がメルカッツ達に付いて行ったらそりゃあ誤魔化すことはできませんわ。

 

結局爆破処理の司令官は査問会に掛けられえることに。

これでこの司令官の出世はなくなりましたね。

ホント運が悪いとしか言えませんわ。

まあ、同盟もいつまで存続するかわかりませんけどね。

 

 

今回の一件、戦艦を奪取した艦隊の指揮を誰が取っていたのか?

当然その点に関心が集まります。

 

同盟軍の正規の軍人がそんな事する訳ないし、帝国軍だってする訳ありません。

帝国軍は戦艦や宇宙母艦欲しいなら同盟に引き渡せと命令すればいいだけですからね。

 

という訳で「メルカッツが生きていてヤンがメルカッツと組んで今回の強奪をさせたのではないか?」という噂が広がり始めます。

 

こんな噂、普通ならすぐに消えるのでしょうけど、この噂を流しているのが以前ヤンを査問した旧トリューニヒト派の残党たち。

 

あの時ヤンにコテンパにやられた恨みが残っているのでしょうね。

ホント小さい奴らですわ。

 

でもこれがヤンの窮地に陥らせることになるなんて。

 

 

噂を利用してレンネンカンプは私憤を晴らす

 

メルカッツとヤンの噂はレンネンカンプの耳にも入ります。

 

レンネンカンプはすぐにヤンの監視をしているラッツェル大佐にこの真偽を尋ねることに。

 

身近でヤンを見ていたラッツェルはこの噂を否定しますが、レンネンカンプはこの噂を信じて同盟政府にヤンの逮捕を勧告することにします。

 

レンネンカンプだってこの噂が本当だとは信じていません。

でもこれはヤンを捕らえる絶好の機会、「嘘だとわかっていてこの機会を利用しようとした」のです。

 

おそらくレンネンカンプ自身、ヤンを捕らえることが帝国の利益になると考えたのでしょうね。

しかし誰が見てもヤンに艦隊戦で2度も負けて恥をかかされたことの逆恨みだとした思いませんよ。

 

そしてその点をオーベルシュタインに突かれていましたしね。

オーベルシュタイン自身、今回の件を利用する気満々のようです。

そしてその途中でレンネンカンプが害されればなおよろしいと思っているみたい。

 

レンネンカンプが害されればそえは帝国に対する挑戦です。

つまり帝国は同盟を叩く大義名分をゲットできるということ。

 

レンネンカンプは生きていても元帥にはなれない男。

だったら死んで国家の役に立てばよい。

そうすれば元帥号は貰えるかもしれないのだから。

 

オーベルシュタインって他人を道具としか思っていない感がハンパありません。

ただオーベルシュタインは自分自身さえ道具としか見てませんからねえ。

 

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ヤン夫人が無抵抗で従うと思った?

 

反和平活動防止法違反容疑でヤンを逮捕しろ。

そう帝国から勧告された同盟の最高評議会議長ジョアン・レベロはこれを受け入れるかどうか思案します。

 

親友のホワン・ルイは反対しますが帝国のさらなる介入を避けたいレベロは悩むことに。

レベロは同盟の政治家の中では優れた部類でしたが政治権力を握って変わってしまいましたね。

 

現実の政治家でもいますよね、

批判する能力は優れているけど、批判される側に立つと無能になる奴。

レベロってそんなタイプだと思いますわ。

 

悩みに悩んだレベロはある人物に相談することにします。

それが自治大学のオリベイラ学長。

 

おいおい、そいつはヤンやメルカッツの噂を流した張本人なのに。

 

ヤンに恨みを持つオリベイラですから当然ヤンに有利になるようなことはいう訳もなく、レベロはオリベイラの意見を取り入れヤンを逮捕することにします。

 

 

逮捕状が執行されて逮捕されるヤン。

かなり不満そうですが逮捕状は正規のものですからヤンもそれに従うことに。

 

これがシェーンコップとかだったら力づくで抵抗するでしょうけど。

 

ヤンが連行された後、妻であるフレデリカは久しぶりに同盟軍の制服を着用してブラスターを握りしめます。

もうこの奥さん、やる気満々ですわ。

でもあんたはそんなことをするよりまずは弁護士探す方が先じゃないの?

 

 

政府のシナリオ通りに進む…訳ないじゃん

 

 

同盟政府としては帝国の口実を与えないためにヤンをどうにかしないといけません。

 

そこで政府はヤンを自分たちで始末して帝国軍の介入を防ぐことを思いつきます。

 

でも抹殺しては当然政府は非難されますよね。

そこでヤンの旧部下たちが暴発したことにして、その混乱の中でヤンを始末するというシナリオを考えつきます。

 

そして政府からその大役を与えられたのがシェーンコップとアッテンボロー。

 

アニメでは描かれていませんがこの二人、原作では反帝国の活動に手を染めていますからね。

だから同盟政府としてはヤンと一緒にこいつらも一緒に始末できて一石二鳥なのです。

 

 

でも百戦錬磨のこの二人が政府が用意したシナリオ通りに動く訳ありません。

さあ二人はどう出る?というところで今回は終了です。

 

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銀河英雄伝説【旧OVA版】第60話を視聴し終わって

ホントどいつもこいつも呆れますね。

噂を流してヤンを陥れようとする奴、噂を信じて私憤を晴らそうとする奴、そして噂だけで逮捕する政府。

まあこいつらは全員その罪を贖うことになりますから。

噂を流した奴らに罰が当たるのはもうちょっと先ですが、それ以外はすぐに罰を受けますのでこうご期待です。

 

 

第61話の感想記事はこちらからどうぞ。

銀河英雄伝説【旧OVA版】第61話「歌劇への招待」の感想 「交渉すると見せかけて実力で奪い返す」

今回のまとめ三行

  • メルカッツたちが戦艦や宇宙母艦げっと
  • ヤンが逮捕される
  • 政府のシナリオ通りには進みませんよ