感想(ネタバレあり)
本作の見どころはダンまち本編とのリンク。
今回はダンまち本編7話をアイズ視点で描かれるものです。
ベル君視点ではないので本編ではわからなかったアイズの心情やベル君に嫉妬するあのエルフのことも描かれています。
warnerbrosanimeチャンネル TVアニメ「ソード・オラトリア」第9話WEB予告より引用
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果たしてアイズはあの時どんな心境だったのでしょうか?
あとレフィーヤはダブルスタンダード過ぎるだろ。
第8話の感想記事を読みたい方は以下のリンクください。
ダンまち外伝ソード・オラトリア第8話「穢れと少女」の感想 「原作の悲壮感と絶望感どこいった?」
ようやくアイズがベル君へ謝罪できた
ロキの口から10日後遠征を開始することが宣言されます。
ロキ・ファミリアの団員たちは大喜び。
そりゃあみんな冒険者ですからねえ。
喜ぶのは当然です。
そんな中、浮かない顔のアイズ。
まだベル君に謝罪できてないことを気に病んでいるのです。
そこでギルドのエイナさんに相談することに。
ベル君のアドバイザーであるエイナさんはアイズを見ただけで逃げ出すベル君に激怒。
アイズに協力することを申し出ます。
エイナさんはベル君を個別ブースに連れ込んで逃げ出せないようにすることを計画しますが、その相談をしているところにまさかのベル君出現。
アイズの姿を視認したベル君はまた奇声を上げて逃げようとしますが筋肉ムキムキの冒険者にぶつかり、さらにアイズの尻に阻まれ逃亡失敗の憂き目に。
この辺は本編の7話そのままでしたね。
セリフが少し変わってましたが。
そしてアイズはようやくミノタンの一件を謝罪できました。
warnerbrosanimeチャンネル TVアニメ「ソード・オラトリア」第9話WEB予告より引用
アイズはかなり悔いてましたからねえ。
謝罪を終えてようやく憂いがなくなったアイズですが、短期間で10階層まで到達したベル君の成長の早さに興味を持ちます。
そしてベル君の戦闘の指導役がいないことを知ると遠征開始まで自分が指導すると申し出ることに。
本編ではアイズがどうして指導役を買って出たかわかりませんでしたが、本作ではしっかりとアイズの本音が描かれていました。
アイズはベル君の成長の秘密を知りたかったのです。
そしてそれを知って自分の成長にフィードバックできないかと考えたみたい。
本編だけだと親切心でベル君を指導したと考えてしまいますが、アイズの本音はちょっと違っていたのですね。
もちろん親切心も半分くらいはあったのかもしれませんが。
某エルフさん、アイズを脅迫する
遠征開始までに並行詠唱をマスターしたいレフィーヤはアイズに稽古を付けて貰おうと早朝からアイズのことを待っています。
アイズは毎日の日課で早朝から鍛錬をしているので、その時間帯に鍛えて欲しいとアイズへ頼むつもりだったのでしょう。
しかしアイズは鍛錬をせず、どこかに出かけてしまいます。
密かに追跡するレフィーヤ。
オラリオの城壁付近でアイズを見失ったレフィーヤですがそこで白い髪の冒険者とぶつかります。
その冒険者にアイズを見なかったか聞いてみるレフィーヤ。
そしたら途端に挙動不審になる冒険者。
あからさま過ぎるわベル君。
当然レフィーヤもベル君が何か知っていると判断してさらに締め上げようとしますが、ベル君、危険を察知したのかたまらず逃亡します。
ベル君逃げることだけどんどん上手くなっていく。
レフィーヤとの追いかけっこの末、何とかレフィーヤを巻いてアイズの前に到着するベル君。
さあ、特訓開始です。
一方のレフィーヤ。運悪く(?)アイズがベル君に肩を貸しているのを目撃することに。
warnerbrosanimeチャンネル TVアニメ「ソード・オラトリア」第9話WEB予告より引用
まあこの画像はレフィーヤの頭の中で勝手に改変されたやつですけど、どっちにしろレフィーヤには大ショック。
そのショックのため、明らかにやさぐれてしまったレフィーヤはこの件をネタにアイズを脅迫するという暴挙に打って出ます。
ベル君との特訓を黙っておく代わりに自分にも稽古を付けて欲しいと。
たぶんレフィーヤが普通に頼んでもアイズは承諾したでしょうけどねえ。
レフィーヤはこんなことしてアイズの心証が悪くなると考えなかったのでしょうか?
まあ、そんな余裕なかったのでしょうね。
恋のライバル?(ベル君のこと)と対等になるためには。
嫉妬する一方自分を優遇して欲しいと考えるレフィーヤのダブルスタンダード的な心情
自分もアイズと特訓できることになり機嫌が良くなるレフィーヤさん。
でもやっぱりアイズとベル君の特訓が気になるようで、また密かに覗きにいきます。
しかし覗いたタイミングが最悪。
何と丁度アイズがベル君に膝枕していることを目撃することに。
これにまた嫉妬の炎を燃やすレフィーヤ。
さらに次の日は1日ベル君の特訓をすることになってレフィーヤの特訓が強制的に休みになるとわかるとベル君に対する憎悪がどんどん増していきます。
そのうち、レフィーヤがベル君を闇討ちしそうな気がしてきたわ。
レフィーヤのベル君に対する被害妄想も悪化の一途出し。
ホントにレフィーヤのダブルスタンダードはどうにかできないのでしょうかねえ。
でもひょんなことからレフィーヤはフィルヴィスに特訓してもらえることになり幾分か機嫌が良くなります。
warnerbrosanimeチャンネル TVアニメ「ソード・オラトリア」第9話WEB予告より引用
おいおい、アイズ命じゃなかったのかよ。
自分はフィルヴィスと浮気するんじゃね~か、と思わずにはいられません。
まあ誰だって自分勝手ですからね。
他人から見ればダブルスタンダードですけど、自分の中ではそうは考えませんので。
ただこの特訓、レフィーヤにはだいぶんプラスになったようです。
フィルヴィスのアドバイスのおかげで並行詠唱を身につけ、さらにフィルヴィスの防除魔法も使えることになったのですから。
この防御魔法をここで知ることがなかったなら、後の59階層ではかなりヤバかったですからね。
一方のアイズとベル君の特訓。夜遅くになってようやく終了です。
しかしなぜかそこには紐神ことヘスティアの姿が。
どうしてここにいるの?
ちょっと唐突過ぎるだろ。
実はここに至る過程が原作にはしっかりと書いてあるのですけどアニメではカットしたのでちょっと分かりにくくなったのです。
この9話は他の話と比較してものすごく良い出来だったですが、このヘスティアのところだけ唯一残念だったと思いますわ。
特訓を終えて岐路につくアイズとベル君とヘスティア。
その3人の前に刺客たちが出現します。
こいつらの目的は一体?
ダンまち外伝ソード・オラトリア第9話を視聴し終わって
今回はここで終了です。
前述した通り、これまでのお話の中で一番出来が良かったです。
やっぱりベル君関連の話は面白いですし、今回はメリハリの付け方も良かったですね。
奇声がウザいベル君と存在がウザいレフィーヤの対比も良かったと思います。
次回はベル君がミノタンと戦うあの話ですね。
リリは喋るのかしら。
そっちの方に興味がありますわ。
第10話の感想記事はこちらからどうぞ。
ダンまち外伝ソード・オラトリア第10話「少年と英雄」の感想 「ベル君VSミノたんの死闘!!そしてその裏側」
今回のまとめ三行
- アイズがベル君と特訓
- 嫉妬するエルフ
- レフィーヤが並行詠唱と防御魔法をゲット